高性能エンジンを搭載させた「IS F」の復活・レクサスISが2026年にフルモデルチェンジ?
LEXUS ISがV型8気筒5.0Lエンジンを搭載した高性能バージョンの「IS F」の限定発売を2022年8月25日に開始しました。
またレクサスの4ドアスポーツセダン「IS」のフルモデルチェンジが、2026年に実施されるという噂があります。
新型「IS」が導入予定のレクサスの新プラットフォーム「GA‐L(Global Architecture-Luxury)」の魅力や、搭載が確実視される「レクサスセーフティシステム+A」の性能面等に関する情報をお届けします。
次期ISは2026年予想で新型モデルHZとしてセダンだけでなくステーションワゴン(シューティングブレーク)を追加するという噂
レクサスISの次期型は既存のセダンタイプだけでなく、ステーションワゴンを追加したBEV(電気自動車)になるという噂。
カローラシリーズや新型クラウンシリーズと同様に、ボディタイプを多角化して、販売台数を伸ばす計画のようです。
ISを多角化する理由として、欧州プレミアムブランドのBMW3シリーズやメルセデスのCクラスのように様々なボディタイプを用意したいトヨタの思惑も。
既に新たなFRプラットフォームも開発中とのこと。
次期ISで注目されるのがパワートレインで、セダンとシューティングブレーク(ステーションワゴン)どちらも純ガソリンエンジンを廃止(ガソリングレードのIS300、IS350を廃止)して、100%電気で走るBEVになり新型モデルのHZとして登場するとのこと。
コンセプトモデルは2021年にレクサスが発表したエレクトリファイドセダンで、2022年にフルモデルチェンジしたRXと同じ次世代デザインのスピンドルボディを採用するという予想があります。
レクサスISの一部改良と特別仕様車の「F SPORT Mode Black III」を2022年8月25日に発表
F SPORT Mode Black III
レクサスは2022年8月25日にレクサスISの一部改良と、特別仕様車の「F SPORT Mode Black III」(IS350/IS300h/IS300)を発表しました。
一部改良ではエクステリアに改良を加え、センタークラスターメッキをダークシルバーに変更し専用色のブラック&チタニウムカーバイドグレーを用意。
オプションでアルミホイールは専用のBBS製マットブラック塗装の鍛造アルミホイールを用意。
また特別仕様車のエクステリアでは三眼フルLEDヘッドライト(ロー・ハイビーム)&LEDフロントターンシグナルランプにブラック塗装の専用ドアミラー、ブラックステンレスのウィンドウモールも装備。インテリアではスポーティーを演出する特別仕様車専用のアッシュ(オープンフィニッシュ/銀墨)ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)&ディンプル本革シフトノブを用意し、専用シート、専用メーター、専用アッシュなども装備されています。
新しいレクサスISの特別仕様車では全体的にブラックを基調にしたシックな装いでレクサスISの高級感とスポーティさに磨きがかかっています。
改良後のレクサスISの価格は4,810,000円~6,510,000円からで、レクサスISの特別仕様車「F SPORT Mode Black III」(IS350/IS300h/IS300)の価格は5,860,000円~7,010,000円となっています。
LEXUS IS500 「F SPORT Performance First Edition」 V型8気筒5.0Lエンジン搭載で500台限定販売
LEXUS ISが2022年8月25日に、V型8気筒5.0Lエンジンを搭載したLEXUS IS500 F SPORT Performanceを設定。パフォーマンスモデル販売を記念する特別仕様車 「F SPORT Performance First Edition」も限定500台で販売します。
LEXUS IS500 「F SPORT Performance First Edition」
IS500Fスポーツの特徴は5.0LのV型8気筒エンジンで、最高出力481ps、最大トルク535Nmを発生する運動性能は強烈。カーボンフリー推進の世の中で、このエンジン性能は希少性も高いため注目が集まりそうです。
レクサスIS特別仕様車 F SPORT Performance First Editionの装備
- BBS製マットブラック塗装 専用19インチ鍛造アルミホイール
- 専用ブラック塗装 ドアミラー
- 専用アッシュ+専用ディンプル本革ステアリング
- 専用オーナメントパネル
- 専用ブラック×ブラウンパーフォレーションシート
- F SPORT Performance First Edition 専用プレート
LEXUS IS500 「F SPORT Performance First Edition」 は500台限定の抽選販売で2022年8月25日から2022年9月15日までの約3週間、レクサスの販売店で抽選申し込みをし、9月下旬より順次商談開始します。
レクサス新型ISがBEVになり2026年にフルモデルチェンジか
レクサスISのモデルチェンジが2026年に実施されるという噂。
パワートレインはガソリンエンジンでもハイブリッドシステムでもない、BEV(ピュアEV)になり、コンセプトモデルは2021年末にトヨタが発表したLexus Electrified Sedan(レクサスエレクトリファイドセダン)になるようです。
また現行ISのようなセダンタイプのほか、シューティングブレーク(ステーションワゴン)をラインナップするという噂もあります。レクサスのBEVラインナップでは、2020年に発売したクロスオーバーSUVのUX300e、2022年に投入したRZに次ぐ、BEV第三弾として発売するでしょう。
次期型レクサスISでの「IS F」復活はなしの可能性が濃厚か
レクサス・オーストラリアの最高責任者スコット・トンプソン氏が雑誌のインタビューで、「現在開発中の新型レクサスISでは「IS F」を発売する計画はなく、別モデルを登場させる予定」と言及したことが明らかとなりました。
ISには「F」ではない別のハイパフォーマンスモデルが設定される、あるいはIS以外の別モデルに「F」を設定する可能性があります。新型モデルのパワートレインには3.5L V型6気筒のダウンサイジングツインターボエンジンを採用するとの噂も浮上していますが、2022年10月に新型IS Fを発表するという噂もあるようです。
新型ISには2.0L直列4気筒ターボエンジンや、2.5L直列4気筒「Dynamic Force Engine」と電気モーターによるハイブリッドモデルが搭載されると予想します。ワールドプレミアは2026年頃となるでしょう。
新型ISの一部改良モデルが2021年9月に発売 特別仕様車モードブラックSとモードグリッターの2種類も設定
デザインと走りを追求したISの特別仕様車モードブラックS
ブラックの輝きをテーマにしたISの特別仕様車モードグリッター
新型ISが2021年モデルにアップデート。同時にFスポーツに特別仕様車モードブラックS(Mode Black S)とモードグリッター(Mode Glitter)が追加されました。
ISの一部改良後の2021年モデルは、IS300hに100V/1,500Wのアクセサリーコンセントをオプション設定すること、レーントレーシングアシスト(LTA)の制御の見直しなどで、エクステリアやインテリアに変更はありません。
IS特別仕様車モードブラックSの特別装備
- BBS製マットブラック塗装 鍛造アルミホイール
- オート電動格納式ドアミラー
- 三眼フルLEDヘッドランプ+LEDフロントターンシグナルランプ
- ブラックステンレス ウインドゥモール
- 専用ウルトラスエード スポーツシート
- 専用8インチTFT液晶式メーター
- 後席SRSサイドエアバッグ
- パワーイージーアクセスシステム
IS特別仕様車モードグリッターの特別装備
- ブラックスパッタリング塗装 専用19インチアルミホイール
- オート電動格納式ドアミラー
- ブラックステンレス ウインドゥモール
- アッシュ+専用ディンプル本革ステアリング
- アッシュオーナメントパネル
- 専用Ltexスポーツシート
- 専用8インチTFT液晶式メーター
- 後席SRSサイドエアバッグ
- パワーイージーアクセスシステム
ISの特別仕様車IS300モードブラックSの販売価格は5,850,000円、IS300hモードブラックS 2WDの販売価格は6,300,000円で4WDは6,720,000円、IS350モードブラックSの販売価格は7,000,000円です。
ISの特別仕様車IS300モードグリッターの販売価格は5,650,000円、IS300hモードグリッター 2WDの販売価格は6,100,000円で4WDは6,520,000円、IS350モードグリッターの販売価格は6,800,000円です。
レクサス新型ISがワールドプレミア 日本市場は2020年11月5日発売
ビッグマイナーチェンジでエクステリアを一新した新型IS
レクサスISのビッグマイナーチェンジが2020年6月16日に発表、2020年11月5日に発売しました。スピンドルグリルが大型化、「L」のデイタイムランニングライトが三眼LEDヘッドライトの上部に移行、先進性を感じられるデザインに変更されました。また特別仕様車のFスポーツ Mode Black(モード ブラック)も同時に投入されました。
サイドのプレスラインはNXのような、より立体的なプレスラインに変更されたことで、スポーティーでありながらラグジュアリーな雰囲気も感じるスタイリッシュなスタイリングになっています。F SPORTにはBBS製の19インチ鍛造ホイールを標準装備することで足元もグッと引き締まっています。
リヤバンパーは光沢のあるグロス塗装で、マイナーチェンジ前のモデルより質感は大きく向上しています。
発表された北米仕様の新型ISに搭載するパワートレインはマイチェン前のモデルと変更がなく、日本市場で発売する新型ISのパワートレインも変更はありません。
2020年新型レクサスISに搭載するパワートレイン
- 直列4気筒2.0L直噴ターボ
- 直列4気筒2.5Lハイブリッドシステム
- V型6気筒3.5L
新型ISのボディサイズは従来モデルよりも、全長は30mm伸びて4,710mm、全幅も30mm広がり1,840mm、全高は5mm高くなり1435mmに大型化。ホイールサイズは従来モデルと同じ2,800mmになっています。
全長 | 4,710mm |
---|---|
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,435mm |
ホイールベース | 2,800mm |
タイヤサイズ | 18/19インチ |
新型ISはブレーキホールドやタッチ式ナビゲーションディスプレイを採用してユーザビリティが向上
インテリアの変更点は、遂に電動パーキングブレーキとブレーキホールドが追加したこと、アナログクロックがGPS連動になったこと、10.3インチのナビゲーションディスプレイがタッチ式に対応したことがトピックで、その他は大きな変更点はありません。
安全装備のレクサスセーフティシステムは2.5にバージョンアップされ、歩行者や自転車に対応しています。
グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
IS350 Fスポーツ | 2WD(FR) | 6,500,000円~ |
IS350 モードブラック | 2WD(FR) | 7,000,000円~ |
IS300h | 2WD(FR) | 5,260,000円~ |
AWD | 5,680,000円~ | |
IS300h バージョン | 2WD(FR) | 6,000,000円~ |
AWD | 6,420,000円~ | |
IS300h Fスポーツ | 2WD(FR) | 5,800,000円~ |
AWD | 6,220,000円~ | |
IS300 | 2WD(FR) | 4,800,000円~ |
IS300 バージョンL | 2WD(FR) | 5,550,000円~ |
IS300 Fスポーツ | 2WD(FR) | 5,350,000円~ |
IS300 モードブラック | 2WD(FR) | 5,850,000円~ |
レクサスISのテールランプは一文字に 2020年6月18日8時にオンラインでワールドプレミア
一文字のテールランプが光る新型ISのティザーイメージ
レクサスの新型ISの最新イメージが公式サイトで公開されました。
コンパクトSUVのUXや新型ハリアーのような一文字のテールランプが特徴で、スピンドルグリルは通常モデルでもメッシュグリルを採用するなど、期待の高まるモデルです。
新型ISのワールドプレミアは、当初2020年6月10日水曜日の午前8時にオンライン配信を予定していましたが、延期することを公式発表しています。その後正式日程が発表され「2020年6月18日8時にオンラインで実施」することを発表しています。
日程発表と同時に、新型ISの一文字テールランプの動画も公開されています。
豊田合成が新開発したラジエータグリルをレクサスIS特別仕様車「IS I Blue」に採用
豊田合成のラジエータグリル
2019年11月21日、豊田合成がスポーティーな黒色光輝塗装ラジエータグリルを開発したと公表しました。新開発の黒色光輝塗装ラジエータグリルは、レクサスISの特別仕様車「IS I Blue」に採用されており、正面と奥行きの明度差を従来よりも40%アップ。レクサスISのエクステリアをよりスタイリッシュに印象づけます。
レクサスISに特別仕様車“I Blue”が新設定!発売は2019年10月1日から
レクサスIS特別仕様車「I Blue」のエクステリア
レクサスは2019年10月1日よりレクサスISの特別仕様車「I Blue」を発売します。I Blueでは内外装に数あるうちの藍色のひとつ「搗色(かちいろ)」を取り入れ、洗練されたジャパニーズスタイルの一台を作り上げました。
ボディカラーは「ホワイトノーヴァガラスフレーク」「マーキュリーグレーマイカ」「マーキュリーグレーマイカ」「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」「ヒートブルーコントラストレイヤリング」など全部で5色。このうち「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」と「ヒートブルーコントラストレイヤリング」はメーカーオプション色で、プラス165,000円となります。
ドアミラーとスピンドルグリルはブラック塗装で、落ち着きのあるカラーリングです。
ツヤ感のある黒アルミは18インチサイズ
足回りにはブラックスパッタリング塗装18インチアルミホイールを装着。レクサスISの印象がより引き締まった印象になります。
特別仕様車I Blue専用ブラックandアクセントグレー・ブルーグレーステッチのインテリア
パドルシフトつき特別仕様車専用藍本杢+ディンプル本革ステアリング
特別仕様車専用ブルーグレーステッチ
特別仕様車専用L texスポーツシート
特別仕様車専用藍色フィルムを施したオーナメントパネル
レクサスIS I Blueには専用のインテリアデザインを採用。特に注目すべきは猟銃メーカーと共同開発した藍本杢ステアリングです。滑らかなウォールナットの本杢と搗色が組み合わさったステアリングは、まるで工芸品のような仕上がりに。
シートやオーナメントパネルにも藍色を採用し、統一感のあるインテリアとしました。価格は5,416,000円~となっています。
グレード | IS350″F SPORT” | IS350 |
---|---|---|
全長 | 4,680mm | |
全幅 | 1,810mm | |
全高 | 1,430mm | |
ホイールベース | 2,800mm | |
JC08モード走行燃料消費率 | 10.4km/L | |
エンジン | V型6気筒 | |
総排気量 | 3.456L | |
最高出力 | 234kW (318PS) / 6,600 r.p.m. | |
最大トルク | 380 N・m (38.7 kgf・m) / 4,800 r.p.m. | |
駆動方式 | 後輪駆動 | |
トランスミッション | 8-Speed SPDS (電子制御8速オートマチック) | |
メーカー希望小売価格 | 6,557,000円 |
グレード | IS300h”F SPORT” | IS350 |
---|---|---|
全長 | 4,680mm | |
全幅 | 1,810mm | |
全高 | 1,430mm | |
ホイールベース | 2,800mm | |
JC08モード走行燃料消費率 | 2WD:23.2km/L AWD:20.4 km/L |
|
エンジン | 直列4気筒 | |
総排気量 | 2.493 L | |
最高出力 | 131 kW (178 PS) / 6,000 r.p.m. | |
最大トルク | 221 N・m (22.5 kgf・m) / 4,200~4,800 r.p.m. | |
駆動方式 | 2WD:後輪駆動 AWD:4輪駆動 |
|
トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
メーカー希望小売価格 | 2WD:5,901,000円 AWD:6,365,000円 |
グレード | IS350″F SPORT” | IS350 |
---|---|---|
全長 | 4,680mm | |
全幅 | 1,810mm | |
全高 | 1,430mm | |
ホイールベース | 2,800mm | |
JC08モード走行燃料消費率 | 12.8km/L | |
エンジン | 直列4気筒インタークーラー付ターボ | |
総排気量 | 3.456L | |
最高出力 | 180 kW (245 PS) / 5,800 r.p.m. | |
最大トルク | 350 N・m (35.7 kgf・m) / 1,650~4,400 r.p.m. | |
駆動方式 | 後輪駆動 | |
トランスミッション | 8-Speed SPDS (電子制御8速オートマチック) | |
メーカー希望小売価格 | 5,416,000円 |
次期レクサスISはTNGA(LNGA)思想によって開発した新プラットフォームと新エンジンが採用予定
次期レクサスISは、トヨタの新システム「TNGA(Toyota New Global Architecture)」(レクサス車では「LNGA)とも呼ばれる)」の設計思想をもとに開発された、新プラットフォーム「GA-L」と、新エンジン「Dynamic Force Engine」を採用する見込みです。
「GA-L」は、FR車専用プラットフォームであり、レクサスでは2017年発売のLCとフルモデルチェンジした5代目LS、トヨタでは2018年に発売された現行型クラウンに採用されています。
次期ISのハイブリッドモデルは、既にクラウンにも設定されているハイブリッド車専用2.5L直列4気筒直射エンジン「Dynamic Force Engine 2.5(型式A25A-FXS)」を搭載する可能性が高いです。
また、現行型では3.5L V型6気筒エンジンを搭載している上位グレードは、新開発の2.4L直列4気筒ダウンサイジングターボに変更するという噂もあります。トヨタ社はハイブリッド優先で、ダウンサイジングターボを採用した車種は珍しく、もし搭載されれば大きな関心を集めるでしょう。
次期レクサスISはプラットフォームを変更せずEV(電気自動車)化する可能性も
一方で、次期ISはモデルチェンジでも次世代TNGAプラットフォームを採用せず、現在のプラットフォームを採用、パワートレインのエンジンを廃止して完全EV(電気自動車)として生まれ変わる、という情報もあります。
ISはクーペタイプのスポーツセダンで、走る楽しみを感じられるのが特徴です。EVになってもFF(フロントエンジン・前輪駆動)を採用せずに、FR(フロントエンジン・後輪駆動)を採用。走りを極めたプロフェッショナルなモデルになるでしょう。
レクサスISから「IS FSPORT」がベースの特別仕様車「Black Line Special Edition」登場!世界限定900台のみ2019年3月から生産販売
レクサスISの特別仕様車「Black Line Special Edition」のエクステリア
レクサスのスポーツセダン「IS F SPOET」をベースとしたガソリン仕様の特別仕様車「Black Line Special Edition」が、世界限定900台で3月初旬より製造販売されます。
「Black Line Special Edition」は、「IS300 F SPORT」とハイエンドモデルの「IS350 F SPORT」の2モデルで、サイドミラーのほか、18インチのデュアルスポークホイールにレクサスのセダン「LS」と同じ、ブラックベーパークロム仕上げが採用されています。
ボディカラーは3色あり、オブシディアン・ブラックとウルトラ・ホワイト、アトミックシルバーになります。
レクサスISの特別仕様車「Black Line Special Edition」のインテリア
インテリアはブラックを基調とした本革シートで、アクセントにレッドのさし色が随所に施されています。
エンジン | 直列4気筒ターボエンジン |
---|---|
最大出力 | 244ps |
排気量 | 2.0L |
価格 | FR 約470万円~:AWD 約493万円~ |
エンジン | V型6気筒自然吸気エンジン |
---|---|
最大出力 | 264ps |
排気量 | 3.5L |
価格 | 未定 |
次期フルモデルチェンジが行われて4代目「IS」が発売されるのは生誕20周年から少し遅れた2026年と予想
過去2度のフルモデルチェンジが行われたレクサスIS 4代目へ移行する3度目のフルモデルチェンジは2026年以降になると考える
ISのフルモデルチェンジは、過去2回行われました。トヨタブランドで「アルテッツァ」として日本市場で販売されていた車を、レクサスブランドから「IS」としてヨーロッパ市場で販売したのが初代モデルです。
初代ISが誕生してから2代目モデルが誕生するまで期間は約5年です。2005年9月に誕生した2代目ISのフルモデルチェンジが行われて、3代目ISが誕生するまでの期間は約7年です。
前回のフルモデルチェンジは、マイナーチェンジが行われてから約3年後に実施されました。その周期から次期フルモデルチェンジのタイミングを推測すると、2016年にマイナーチェンジが行われた3代目から4代目ISへと移行するタイミングは2019年ですがフルモデルチェンジは少し遅れて2026年になると予想します。
1999年 | IS誕生 |
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2005年9月 | 2代目ISが誕生 |
2010年8月 | マイナーチェンジが行われて後期型へ |
2013年5月 | 3代目ISが誕生 |
2016年10月 | マイナーチェンジが行われて後期型へ |
2026年 | フルモデルチェンジで4代目へ? |
次期フルモデルチェンジで誕生する4代目ISはレクサスの新プラットフォーム「GA‐L」を導入する可能性が高い
次期フルモデルチェンジが行われて誕生する4代目ISは、新型LSやLCに採用されたレクサスの新プラットフォーム「GA-L(Global Architecture for Luxury)」を導入する可能性が高いと判断します。
GA‐Lを採用すれば、使用されるパーツが見直され、スポット溶接に代わって構造用接着剤を用いる等の効果によって、車体の軽量化・高剛性化が達成されます。また空力性能はアップし、ボディのねじり剛性が大幅に強化されることで、新型ISにはラグジュアリースポーツセダンに相応しい更なる魅力的な走行性能が与えられます。
2018年に発売する新型ESに採用される「デジタルアウターミラー」を新型ISにも採用するかもしれない
市販車では世界初の技術になるデジタルアウターミラーは新型ESから採用 2026年以降にフルモデルチェンジの噂がある新型ISには進化したデジタルアウターミラーが採用されるかもしれない
2018年に日本に導入予定の新型セダンESには、サイドミラーを廃止する替わりにカメラを取り付けたデジタルアウターミラーをオプション装備しています。これはサイドミラーでは見られない死角や表示域を拡大して車内から確認でき、より安全にドライブできる先進技術です。
市販車では世界で初めて搭載するESから発売が2026年以降になる新型ISには、より使いやすくコンパクトに進化したデジタルアウターミラーが設定されると考えられます。
2026年のフルモデルチェンジのタイミングに合わせて「IS F」を復活させる可能性もある
2026年に噂される次期フルモデルチェンジのタイミングに合わせて、2014年5月より日本国内での販売を終了した「IS F」を復活させる可能性が高まってきました。
ISの現行モデルでは、レクサスがサーキットシーンで培ってきた技術を取り入れた専用のエアロパーツを搭載し、スポーツサスペンションを装備した「F SPORT」をラインナップしています。
2026年以降の復活が期待される「IS F」は、ベース車に更なる高性能エンジンを搭載させて、内外装に専用装備を多数設置して、オーナーに走る歓びを堪能させる「F」ブランドの上位に位置するプレミアムスポーツカーとなる見込みです。
初代「IS F」は、LS600hに搭載されていたV型8気筒「2UR‐FSE」型エンジンをベースに、ヤマハとの共同開発を行って完成させた「2UR‐GSE」型を導入させて、最高出力423ps、最大トルク505Nmの高出力・ハイパワーを実現しました。
2026年以降の復活が噂される新型「IS F」は、現行モデルのLSが搭載する3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジンを改良したもの、あるいは新開発の4.0L V8ツインターボエンジンを導入する可能性があります。
2026年誕生予定の4代目ISのハイブリッドモデルは新型カムリと同様に「ダイナミックフォース」にTHS2を組み合わせる可能性が高い
2026年誕生予定の4代目ISのハイブリッドモデルは、新型カムリと同様に世界トップレベルの熱効率を実現する「ダイナミックフォースエンジン」に、トヨタの先進のハイブリッドシステム「THS2」を組み合わせて、高い環境性能と圧倒的な走行性能を両立する見込みです。
次期ISはGS廃止に伴いボディサイズをワイド化する見込み
2026年に誕生予定の次期ISは、GSを廃止する等の影響を受けてボディサイズをワイド化する見込みです。
海外市場において、販売台数が低調に推移し続けるGSの廃止が噂されています。GSが廃止となれば、ミドルサイズのスポーツセダンがレクサスからはラインナップされなくなってしまいます。そういった状況を考慮して、次期ISは現行モデルよりもボディサイズをワイド化すると思われます。
新型IS(予想) | 現行GS | 現行IS | |
---|---|---|---|
全長 | 4,750mm | 4,880mm | 4,680mm |
全幅 | 1,820mm | 1,840mm | 1,810mm |
全高 | 1,435mm | 1,455mm | 1,430mm |
ホイールベース | 2,820mm | 2,850mm | 2,800mm |
次期フルモデルチェンジで誕生するは最新の予防安全装備「レクサスセーフティシステム+A」を搭載する可能性が高い
次期フルモデルチェンジで誕生予定の4代目ISは「Lexus Safety System+A(レクサスセーフティシステム+A)」を装備させて、安全性を強化するものと思われます。
ISの現行モデルは歩行者検知機能付きPCSや、レーダークルーズコントロール等をパッケージングした安全装備「Lexus Safety System+(レクサスセーフティシステム+)」を全車が標準装備します。
レクサスのフラッグシップセダンのLSが装備する「レクサスセーフティシステム+A」では、それらの予防安全機能に加えて、ドライバー異常時停車支援システムやアクティブ操舵回避支援などの新機能が加わります。
2021年誕生予定の新型「IS」が、LSと同様のパッケージング内容で「レクサスセーフティシステム+A」を搭載するかは不明ですが、同システムを導入すればISの現行モデルよりもよりも確実に安全性は向上します。
新型ISの価格帯は現行モデルよりも40万円ほどアップして510万円~600万円となると予想
次期フルモデルチェンジによって誕生する新型ISの価格帯は、現行モデルに40万円を加算した510万円~600万円台になると予想します。
ISの現行モデルのエントリーグレードの販売価格は約470万円で、最上級グレードの販売価格は約560万円です。
新プラットフォームGA‐Lを採用し、現行モデルよりもバージョンアップされた安全システム「レクサスセーフティ+A」等を装備するとすれば、40万円ほどの価格上昇が見込まれます。そのため、次期モデルの価格帯は現行モデルに40万円をプラスした510万円~600万円台になると予想しました。
欧州展開を見据えて開発されたレクサスISのモデルチェンジ遍歴
レクサスISはスポーツ4ドアセダンで、トヨタが展開する高級車ブランドのレクサスが販売しています。初代のモデルは日本国内ではトヨタの「アルテッツァ」として販売されていました。
レクサスIS初代 CXE/JCE10L型(1999年~2005年)
1999年、ヨーロッパで前年に発売されたトヨタの「アルテッツァ」のレクサスブランドとして発売された後、北米でも展開され、レクサスのエントリーモデルとして人気がありました。アルテッツァとの違いは、スポーツモデルの設定がないこと、全車直列6気筒エンジンを搭載していること、2JZ-GE搭載車の設定があること、高級ブランドレクサスの基準を満たすため、インテリアの品質がISの方が上質であることが挙げられます。
レクサスIS 2代目 GSE2#型(2005年~2013年)
2005年8月に日本でもレクサスブランドを展開したことにより、9月に2代目となるISを発売開始します。3.5Lの「IS350」と2.5Lの「IS250」が設定され、「標準仕様」とスポーティな「version S」、最上級仕様の「version L」のグレードが用意されました。
2006年11月、年次改良で2007年モデルに。「version I」が新たに設定されました。
2007年9月、年次改良で2008年モデルに。12月には700台限定の特別仕様車「Elegant white Interior」を発表。また、プレミアムスポーツブランド「F」を冠した「IS F」が専用開発のV型8気筒5Lエンジンを搭載してラインナップに追加されました。
2008年9月、年次改良で2009年モデルになり、大きく変更が実施されると同時に、「version I」が廃止に。2ドアコンバーチブルクーペの「IS C」を新たに追加設定しました。「IS C」は当初「IS250C」のみでした。
2009年7月、年次改良で2010年モデルに。スポーティ仕様の「version F」が日本専用グレードとして追加されました。同年12月、特別仕様車「X-Edition」を発表。
2010年8月、マイナーチェンジが実施され、2011年モデルに。フロント周辺やリヤコンビネーションランプなどを変更し、洗練された印象に。ヘッドライトはL字型のLEDポジショニングライトに。「version F」を廃止して「F SPORT」を新たに設定しました。同時にレクサスの日本での開業5周年を記念した特別仕様車「Art Works」を発売しました。
レクサスIS 3代目 ASE30/GSE3#/AVE3#/USE30型(2013年~)
「New Chapter LEXUS」の集大成として、「LEXUSスポーツセダン」の象徴になるべく開発され、2013年5月、フルモデルチェンジで3代目に。「IS250」「IS350」にハイブリッドシステム搭載の「IS300h」を新たに設定。「標準仕様」「F SPORT」「version L」が各モデルに設定されました。
2014年7月、一部改良で全車に自動防眩、鏡面リバース連動ラストメモリー付チルトダウン機能を標準装備しました。
2015年1月、レクサス日本改行10周年を記念した特別仕様車「F SPORT X Line」を発売。7月には一部改良と共に、レクサス初のターボエンジン搭載車「IS200t」を追加設定。フロントパフォーマンスダンパーが「IS350」と「IS200t」に標準装備となりました。
2016年1月、特別仕様車「F SPORT Mode Plus」を発売。10月にはマイナーチェンジを実施。「IS250」が廃止となりました。
2017年10月、仕様変更で「IS200t」から「IS300」に名称を変更。
2018年8月、一部改良でボディカラーとインテリアカラーの変更と共に、特別仕様車「Black Sequence」を発売。
2019年8月、特別仕様車「I Blue」を発表。
2020年11月、マイナーチェンジと共に特別仕様車「F SPORT Mode Black」を発売。3.5Lガソリンモデルの「IS350」は「F SPORT」のみの展開になりました。
2021年2月、北米で「IS500」を発表。追加モデル扱いとなるため、「IS500 F SPORT Performance」の名称になっています。9月、一部改良でLTAの制御内容が変更されたと共に、特別仕様車「F SPORT Mode Black S」と「F SPORT Mode Glitter」が発表されました。
2022年7月、北米で展開している「IS500」を日本に「IS500”F SPORT Performance”」として導入することを発表。これを記念して特別仕様車「IS500”F SPORT Performance First Edition”」を発売。8月、一部改良と特別仕様車「F SPORT Mode Black Ⅲ」を発売しました。
レクサスISのモデル | 販売年表 |
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初代 CXE/JCE10L型 | 1999年~2005年 |
2代目 GSE2#型 | 2005年~2013年 |
3代目 ASE30/GSE3#/AVE3#/USE30型 | 2013年~ |
次期フルモデルチェンジによって誕生するISはBMW M3などのライバル車に対抗できる魅力を備える
レクサスISが分類される4ドアスポーツセダンには、BMW「M3」やVW「パサートGTE」、アルファロメオ「ジュリア・クアドリフォリオ」などの強力なライバル車が揃います。
他のレクサスの車種と同様に外国市場を意識するISにとっては、海外の自動車メーカーが販売する同一系統の車がライバルとなります。
次期フルモデルチェンジによって誕生する新型ISは、新プラットフォーム「GA‐L」を採用し、「レクサスセーフティシステム+A」などを導入する事で、全方向において進化を遂げてライバル車に十分に対抗できる魅力を備えます。