レクサスLMのモデルチェンジ

レクサスLM日本市場投入決定 48インチディスプレイ搭載で2,000万円

レクサスLMは日本で販売するプレミアムミニバンのアルファードやヴェルファイアベースのレクサスフラッグシップミニバンです。レクサスLMのエクステリア・インテリア・販売価格、台湾や中国などアジア地域で先行発売するレクサスLMは2代目になり2023年12月に日本導入。

レクサスLM日本市場投入決定 48インチディスプレイ搭載で2,000万円

レクサスLMに2代目モデルが登場 日本市場でも発売決定した究極のショーファーカーに

レクサスLMは2019年に初代が誕生、日本市場には導入されず海外専売車として発売していましたが、2023年に実施した2代目LMのフルモデルチェンジから日本市場で導入することがレクサスから公式発表されました。

2023年の10月19日のレクサスプレスリリースにて、同日からレクサスLMの日本正式発表と予約開始のアナウンスがあり、2023年12月下旬の発売を発表。
トヨタのアルファード・ヴェルファイアをベースするLMは究極のショーファーモデルとしてレクサス最高額の2,000万円のプライスを設定するほどのプレミアムモデルです。
初代LM・2代目LMのエクステリア、世界で屈指のラグジュアリーを体験できるインテリアなど詳細スペックを紹介。

レクサスLMの日本発売が2023年12月に決定 後列は48インチ大型ワイドディスプレイ搭載の超豪華仕様のミニバンに

2023年日本でも発売するレクサスLMのエクステリア2代目LMはスピンドルボディでバンパー・グリルを一体化することでより強い塊感に

レクサスのラグジュアリームーバーLMが上海モーターショー2023でワールドプレミア、日本のレクサス公式ニュースリリースにより、2023年10月19日から予約が開始され2023年12月下旬に日本市場で発売することを発表。
2代目のLMはフロントグリルやフロントバンパーをボディと一体化するレクサスの新世代デザインアイコンのスピンドルボディを採用。
スピンドルボディはRXやBEVのRZに採用する流麗なデザインで、今までの華やかなイメージをもつスピンドルグリルから、塊感のあるスマートで先進的なイメージに刷新しています。

レクサスLM 500h EXECTIVEのスペック
全長 5,125mm
全幅 1,890mm
全高 1,955mm
ホイールベース 3,000mm
車両重量 2,460kg
エンジン型式 T24A-FTS
エンジン種類 2.4L直列4気筒 ターボ
エンジン最高出力 202kW(275PS)/6000rpm
エンジン最大トルク 460Nm(46.9kgm)/2000~3000rpm
モーター最高出力 フロント:64kW(87PS)
リヤ:75.9kW(103.2PS)
モーター最大トルク フロント:292Nm(29.8kgm)
リヤ:168.5Nm(17.2kgm)
システム最高出力 273kW(371PS)
0-100km/h加速 8.2秒
タイヤサイズ 17/19インチ
駆動方式 AWD
WLTCモード燃費 13.5km/L
乗車定員 4名
販売価格 20,000,000円

LMのボディサイズは全長5,125mm、全幅1,890mm、全高1,955mmで、先代LMと比較すると全長+85mm、全幅+40mm、全高+10mmと全てのサイズで大型化。
レクサスLXが全長5,100mm、全幅1,990mm、全高1,885から1,895mmなので、LX並みのボディサイズから更に全高を上げた大迫力のサイズ感になります。

LMはインテリアの質感・装備も豪華絢爛で、後席で目を惹く48インチ大型ディスプレイ搭載のパーテーション、ソリスホワイトの広がりあるシートカラー、ドライブモードセレクトも後席のユーザーを優先するRear Comfortモードをレクサスで初採用。2枚のガラスの間に遮音膜を挟むアコースティックガラスも採用して車内の騒音も極限まで抑えます。

2代目レクサスLMのインテリア後席ユーザー満足度を最重要視した2代目LMのインテリア

2023年に発表したレクサスLMの日本導入時期は2023年12月で、最初に導入するのは2.4Lの直列4気筒ターボエンジン(T24A-FTS)+モーターのハイブリッドシステム搭載モデルに。レクサスではアルファベットのモデル名の始めにLが付くモデルが各ボディタイプのフラッグシップになり、LSはセダンタイプのフラッグシップ、LXはSUVタイプのフラッグシップ、LCはクーペタイプのフラッグシップにあたります。

新型LMはミニバンタイプのフラッグシップに加え、最大級の大画面モニターなど世界でも類のないラグジュアリー仕様のため、販売価格はレクサスで最も高額な20,000,000円に。

プロトタイプのLMの乗車定員は3列シートの6人乗り、3列シートの7人乗り、2列シートの4人乗りの3タイプを設定していましたが、2023年に導入するのは2列4人乗りのみ。2024年には待望の6人乗りモデル「レクサスLM version L」を追加。
2列4人乗りタイプはショーファードリブン(専属ドライバーが運転する車)を想定していて、後席はシートヒーター付きオットマン・アームレスト、室温を最適な温度に一括コントロールする温熱感IRマトリクスセンサー、タブレットやノートPCを収納できる大型格納テーブルなど、至れる尽くせりの装備です。
また、LMの派生モデルとしてショーファードリブンを追求した派生モデルを今後設定するという嬉しい噂もあるようです。

2代目LMのボディカラーは個人ユーザーを見据えたレッド系のソニックアゲートを設定

LMはショーファーカーとして法人需要が高いと予想されていて、定番のソニッククォーツとグラファイトブラックガラスフレークの、ホワイト系とブラック系のボディカラーのみ設定されるのではないかという噂がありました。 日本で発表された2代目LMは白黒カラー以外にもソニックアゲートというレッド系カラーも設定していることから、個人ユーザーもしっかりフォローしていることがわかります。

2代目レクサスLMのボディカラー

  • ソニッククォーツ
  • ソニックチタニウム
  • グラファイトブラックガラスフレーク
  • ソニックアゲート
  • ソニックアゲートのレクサスLMレクサスLM ソニックアゲート
  • ソニックチタニウムのレクサスLMレクサスLM ソニックチタニウム
  • グラファイトブラックガラスフレークのレクサスLMレクサスLM グラファイトブラックガラスフレーク
  • ソニックアゲートのレクサスLMレクサスLM ソニックアゲート

LMのボディカラーの特徴に、全てのカラーが無償となっていることが挙げられます。 ソニッククォーツ、グラファイトブラックガラスフレークはもちろん、グレー系のソニックチタニウムなど、設定するどのカラーもグリルが同色になるLMのスピンドルボディと相性の良いカラーになっています。

2代目レクサスLMのグレードはLM500h EXECUTIVEと2024年2月発表のLM500h

2代目レクサスLM日本仕様のグレードは、2列4人乗りLM500h EXECUTIVEのみの1グレード展開で販売スタート。
LMはドライバースカーというよりも運転手付きで移動するためのショーファーカーとしてラインナップしているため、大きなボディサイズでも3列シートを搭載していませんでした。

しかし2024年2月には3列シートを搭載する6人乗りのLM500hを追加設定、2024年5月に販売開始。
空間効率を最大限生かしたシートレイアウトの普及モデルを投入することで、ショーファードリブンでありながらファミリーでも使いやすいモデルになります。

レクサスLMの日本発売決定 初代LMのスペックや2代目発売前の噂などをまとめ

2代目レクサスLMが上海モーターショー2023で発表、2023年日本市場投入の嬉しいサプライズもありました。
初代LMも日本で発売するという噂がありましたが、海外専売モデルとして販売され続けたため待ちに待った日本のユーザーも多いのではないでしょうか。
初代LMの噂やスペックなどをまとめました。

2代目レクサスLMが上海モーターショー2023でワールドプレミア

上海モーターショー2023でアンベールするレクサスLM次期アルファードのデザインも見えてくるレクサスLMのティザーイメージ

レクサスLMは2020年から中国市場で発売しているレクサスのフラッグシップミニバン(MPV)で、日本で販売するアルファード・ヴェルファイアと同じプラットフォームを持つモデル。
今回2代目の新型LMを2023年4月18日から2023年4月27日まで開催する中国の上海モーターショー2023で世界初公開します。

2代目LMの特徴はアルファベットのZを逆にしたボディサイドのデザイン、ヘッドライトもZを模したデザインになるという予想もあります。フロントデザインはスピンドルグリルを継承するのか、スピンドルボディに刷新するのかは不明です。

LMの日本導入の可能性について、今回のワールドプレミアを日本のレクサス公式が日本市場向けに発表したこと、日本の商標権で「LM500h」が登録済みなことを考えると、日本市場導入はほぼ間違いないでしょう。
レクサスLM発売時期についても、兄弟モデルのアルファード・ヴェルファイアのフルモデルチェンジを2023年6月に実施するため、2023年10月に行われるジャパンモビリティショー2023でレクサスLMを発表し2024年発売すると予想します。

次期アルファードをベースにしたレクサスLMを2023年後半に日本市場でも発表か

レクサスのラグジュアリーミニバンLMは、中国市場で発売しているアルファードベースのミニバンです。日本国内でも導入してほしいというユーザーの声も多かったですが、海外専売車として、導入は見送られていました。

ところが2023年6月頃にフルモデルチェンジする可能性の高い新型アルファードをベースにした、フルモデルチェンジ版の新型LMを日本市場に導入する、という噂がでています。
新型LMの販売価格は、レクサスのフラッグシップSUVのLXに迫る1,500万円オーバーという予測も。
発表時期は2023年後半になるという噂が有力で、発売は2024年になるとのことです。

レクサスLMに豊田合成の大型スピンドルグリルを採用!

レクサスLMに採用されたスピンドルグリルレクサスLMに採用されたスピンドルグリル

現在中国で販売されているラグジュアリーミニバン「レクサスLM」に、豊田合成が開発した超大型スピンドルグリルが採用されました。
豊田合成はこれまでもレクサス車のスピンドルグリルを多数開発しており、今回は従来比およそ1.5倍の大きさのスピンドルグリルに仕上がっています。フラッグシップミニバンらしい迫力のあるエクステリアを演出します。

レクサスLMが上海モーターショー2019で世界初公開 大型スピンドルグリルが特徴のフラッグシップミニバン

新型レクサスLMのフロントビューレクサスのデザインアイコン「スピンドルグリル」を大きく使った大胆なデザインが特徴のレクサスLM

レクサスLMが2019年4月に行われた上海モーターショー2019でワールドプレミアしました。登場まではコンパクトカーになるのか、ミニバンになるのか、様々な噂がありましたが、登場したのはトヨタのアルファードやヴェルファイアをベースにしたプレミアムミニバンでした。

新型レクサスLMのリヤビューレクサスLMのリヤコンビネーションランプはレクサスUXにも採用する左右のライプが直線で繋がるデザインを採用

レクサスLMは「L」を頭文字に置くレクサスのフラッグシップモデルに位置します。SUVのフラッグシップはLX、スポーツクーペのフラッグシップはLC、セダンのフラッグシップはLSなど、レクサスLMも「L」を持つためミニバンモデルの旗艦車種に位置付けています。

レクサスLMのエクステリアレクサスLMのエクステリア

レクサスLMのフロントマスクレクサスLMのフロントマスク

レクサスLMのエクステリアは、スピンドルグリルのクロームがインパクトを与えるアクセントになっており、デュアルアローヘッドクロームオーナメントがあしらわれたセンターピラーでサイドビューに高級感を与えています。
ボディカラーはブラックとホワイトパールクリスタルシャインのカラーオプションがあります。

レクサスLMのヘッドランプレクサスLMのヘッドランプ

スタイリッシュな形のヘッドランプにはLEDを採用し、後ろ全体に広がるような形状のワイドレンズを設置。フロントウインカーとリヤウインカーはシームレスな光が美しいシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)を採用しています。

新型レクサスLMのインテリアアルファードのロイヤルラウンジにも似たプレミアムな室内空間

新型レクサスLMのインテリア完全に独立した後部座席はプライベートな空間

レクサスLMのベースになるのはトヨタのアルファードで、トヨタが用意するカスタマイズカー「アルファード ロイヤルラウンジ」に似たインテリアを採用しており、2列シートを採用することで後部座席が広々としていて、豪華で落ち着いた空間を作り出している、最上級のモデルです。

新型レクサスLMのインテリアシートはソファーのようなすわり心地でリラックスして過ごすことができる

新型レクサスLMのインテリア大型ディスプレイの下には冷蔵庫を完備

前席と後部座席の間は26インチ大型ディスプレイを壁として完全に仕切られており、シートもソファーを思わせるようなすわり心地で、まるでロールスロイスのような独立したリッチな空間になっています。ディスプレイの下には小型の冷蔵庫が完備されており、いつでも冷たいドリンクを飲むことができる、贅沢な車での移動を可能にしました。

新型レクサスLMのインテリア手元のタッチコントロールパネルでさらに快適空間に

ゆったりとしたシートの間にはエアコンのスイッチやタッチコントロールパネルが設置されたセンターコンソールが備わっており、手元で操作が可能となっています。タッチコントロールパネルでは、後部座席の前後の位置移動やマッサージ機能、室温調整などを調節できます。休みたいときには座席をリクライニングにできるため、体を横にすることも可能です。

アルファード ロイヤルラウンジは日本国内でもトップクラスの高額車両で、ベースグレードのエグゼクティブラウンジの2WDモデルでも15,305,760円の価格になっていますが、一方のレクサスLMの販売価格は、ロイヤルラウンジの価格を超える15,000,000円以上の販売価格になるでしょう。

初代LMは中国市場で2020年に先行発売されましたが日本市場には投入されず、2023年に発表した2代目LMが日本市場で2023年に発売することが決定。
世界規模のSUVブームですが、中国を含むアジア圏ではミニバンブームが起きつつあります。
レクサスLMがミニバンブームの火付け役になる可能性があるので世界中から注目されています。

高級ミニバン レクサスLMのモデルチェンジ遍歴

レクサスLMはトヨタが展開している高級車ブランドのレクサスが販売しているFセグメントの高級ミニバンで、インドやインドネシア、中国、台湾、香港で展開しており、2代目からは日本にも導入されているフラッグシップモデルです。

レクサスLM 初代 AH30型/2020年~2023年

2019年4月の上海モーターショーでワールドプレミアされたレクサスLMは、2020年2月に中国で販売を開始しました。グレードは「LM350」「LM300h」が発表されていますが、中国で販売されているので「LM300h」です。4人乗りと7人乗りの設定があり、外観は同じでインテリアで差別化されています。

レクサスLM 2代目 AW10型/2023年~

2023年の上海モーターショーでプロトタイプが発表されm10月、日本仕様や正式発表され、12月に発売開始。日本仕様は4人乗り仕様の「LM500h“EXECUTIVE”」のみとなります。48インチの大型ディスプレイが前席とのパーテーションとして装備されており、冷蔵庫が完備されているなど、ショーファーカーとしても活躍できるモデルになっています。

レクサスLMのモデルチェンジ遍歴
レクサスLMのモデル 販売年表
初代 AH30型 2020年~2023年
2代目 AW10型 2023年~

レクサスLMはアルファードやヴェルファイアをベースにするプレミアムミニバン

レクサスLM

レクサスLF-SAは2015年のジュネーブモーターショーに登場したコンセプトモデルで、レクサスLMはその市販モデル。アメリカで商標が登録されただけで、他の詳細は一切判明していませんでしたが、2019年4月の上海モーターショー2019で世界初公開されたのはコンパクトカーではなく、大胆な大型スピンドルグリルやプレミアムなインテリアが特徴的なプレミアムミニバンでした。

搭載するパワートレインは3.5LのV型6気筒と直列4気筒の2.5Lハイブリッドの2種類で、ベースになるアルファードやヴェルファイアと同じくスポーティーな運転かつ燃費がいいモデルになっています。初代LMは海外専売モデルでしたが2023年にフルモデルチェンジした2代目モデルから日本市場でも販売開始します。