レクサスLMが上海モーターショー2019で世界初公開!アルファードベースのラグジュアリーミニバンが誕生
レクサスのラグジュアリーモデルであるLを冠した商標がアメリカで登録となりました。モデル名は「Lexus LM」で、350と300hがラインナップしています。
Lがつく車種といえば、LSやLXでトヨタでいうところのセルシオやランドクルーザーなど大型車種がベースとなっていますが、上海モーターショー2019で世界初公開されたのはアルファードやヴェルファイアをベースにしたプレミアムミニバンでした。
2018年6月には日本でもLM300hとLM350を登録、2019年4月に台湾のレクサスではラグジュアリーなモデルに見える車両のイメージを公開、これがレクサスのフラッグシップミニバンになる「レクサスLM」でした。シティコミューターサイズではなくミニバン(Mini van)とした誕生した新型レクサスLMのエクステリアやインテリアやスペックなどを解説します。
次期アルファードをベースにしたレクサスLMを2023年後半に日本市場でも発表か
レクサスのラグジュアリーミニバンLMは、中国市場で発売しているアルファードベースのミニバンです。日本国内でも導入してほしいというユーザーの声も多かったですが、海外専売車として、導入は見送られていました。
ところが2023年5月頃にフルモデルチェンジする可能性の高い新型アルファードをベースにした、フルモデルチェンジ版の新型LMを日本市場に導入する、という噂がでています。
新型LMの販売価格は、レクサスのフラッグシップSUVのLXを超える2,000万円オーバーという予測も。
発表時期は2023年後半になるという噂が有力で、発売は2024年になるとのことです。
レクサスLMに豊田合成の大型スピンドルグリルを採用!
レクサスLMに採用されたスピンドルグリル
現在中国で販売されているラグジュアリーミニバン「レクサスLM」に、豊田合成が開発した超大型スピンドルグリルが採用されました。
豊田合成はこれまでもレクサス車のスピンドルグリルを多数開発しており、今回は従来比およそ1.5倍の大きさのスピンドルグリルに仕上がっています。フラッグシップミニバンらしい迫力のあるエクステリアを演出します。
レクサスLMが上海モーターショー2019で世界初公開 大型スピンドルグリルが特徴のフラッグシップミニバン
レクサスのデザインアイコン「スピンドルグリル」を大きく使った大胆なデザインが特徴のレクサスLM
レクサスLMが2019年4月に行われた上海モーターショー2019でワールドプレミアしました。登場まではコンパクトカーになるのか、ミニバンになるのか、様々な噂がありましたが、登場したのはトヨタのアルファードやヴェルファイアをベースにしたプレミアムミニバンでした。
レクサスLMのリヤコンビネーションランプはレクサスUXにも採用する左右のライプが直線で繋がるデザインを採用
レクサスLMは「L」を頭文字に置くレクサスのフラッグシップモデルに位置します。SUVのフラッグシップはLX、スポーツクーペのフラッグシップはLC、セダンのフラッグシップはLSなど、レクサスLMも「L」を持つためミニバンモデルの旗艦車種に位置付けています。
レクサスLMのエクステリア
レクサスLMのフロントマスク
レクサスLMのエクステリアは、スピンドルグリルのクロームがインパクトを与えるアクセントになっており、デュアルアローヘッドクロームオーナメントがあしらわれたセンターピラーでサイドビューに高級感を与えています。
ボディカラーはブラックとホワイトパールクリスタルシャインのカラーオプションがあります。
レクサスLMのヘッドランプ
スタイリッシュな形のヘッドランプにはLEDを採用し、後ろ全体に広がるような形状のワイドレンズを設置。フロントウインカーとリヤウインカーはシームレスな光が美しいシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)を採用しています。
アルファードのロイヤルラウンジにも似たプレミアムな室内空間
完全に独立した後部座席はプライベートな空間
レクサスLMのベースになるのはトヨタのアルファードで、トヨタが用意するカスタマイズカー「アルファード ロイヤルラウンジ」に似たインテリアを採用しており、2列シートを採用することで後部座席が広々としていて、豪華で落ち着いた空間を作り出している、最上級のモデルです。
シートはソファーのようなすわり心地でリラックスして過ごすことができる
大型ディスプレイの下には冷蔵庫を完備
前席と後部座席の間は26インチ大型ディスプレイを壁として完全に仕切られており、シートもソファーを思わせるようなすわり心地で、まるでロールスロイスのような独立したリッチな空間になっています。ディスプレイの下には小型の冷蔵庫が完備されており、いつでも冷たいドリンクを飲むことができる、贅沢な車での移動を可能にしました。
手元のタッチコントロールパネルでさらに快適空間に
ゆったりとしたシートの間にはエアコンのスイッチやタッチコントロールパネルが設置されたセンターコンソールが備わっており、手元で操作が可能となっています。タッチコントロールパネルでは、後部座席の前後の位置移動やマッサージ機能、室温調整などを調節できます。休みたいときには座席をリクライニングにできるため、体を横にすることも可能です。
アルファード ロイヤルラウンジは日本国内でもトップクラスの高額車両で、ベースグレードのエグゼクティブラウンジの2WDモデルでも15,305,760円の価格になっていますが、一方のレクサスLMの販売価格は、ロイヤルラウンジの価格を超える16,000,000円以上の販売価格になるでしょう。
中国市場で2020年に先行発売され、日本では2020年後半から2021年秋頃に発売すると考えます。
世界規模のSUVブームですが、中国を含むアジア圏ではミニバンブームが起きつつあります。
レクサスLMがミニバンブームの火付け役になる可能性があるので世界中から注目されています。
レクサスLMはアルファードやヴェルファイアをベースにするプレミアムミニバン
レクサスLF-SAは2015年のジュネーブモーターショーに登場したコンセプトモデルで、レクサスLMはその市販モデルになるのではないかと噂されていました。アメリカで商標が登録されただけで、他の詳細は一切判明していませんでしたが、2019年4月の上海モーターショー2019で世界初公開されたのはコンパクトカーではなく、大胆な大型スピンドルグリルやプレミアムなインテリアが特徴的なプレミアムミニバンでした。
搭載される予想されるエンジンは3.5LのV型6気筒と直列4気筒の2.5Lハイブリッドの2種類で、ベースになるアルファードやヴェルファイアと同じくスポーティーな運転かつ燃費がいいモデルとなるでしょう。レクサスLMは台湾や中国で販売後日本にも導入する可能性があるため、新情報があり次第随時紹介します。