コンバーチブルでおすすめの国産車・輸入車をピックアップ!
コンバーチブル(オープンカー)の車の良さは何といっても普通の車では味わえない爽快感。天気の良い日に心地よい日差しを浴びながらのドライブは最高です。また、ドライバーの所有欲を刺激するかっこいいデザインも大きな魅力でしょう。
車好きなら一度は乗ってみたいコンバーチブルのおすすめ車種を、国産車・輸入車を問わずまとめました。
レクサスLC500 コンバーチブル
レクサスLC500 コンバーチブルのエクステリア
レクサスLC500 コンバーチブルは2019年にワールドプレミアされた新型モデル。発売時期については、レクサスLCのマイナーチェンジのタイミングと予想されています。
レクサスLC500コンバーチブルのボディサイズは全長4,760mm、全幅1,920mm、全高1,350mmで、現行型LCと比較すると全長が10mm低く、全高が5mm高い数値です。季節を問わず快適に過ごせるよう、車内のエアコンは自動で調整されます。ソフトトップは4層構造で、開閉操作はオープン時15秒、クローズ時16秒で行えます。
ダイハツ・コペン GR SPORT
ダイハツ・コペンGR SPORTのエクステリア
2019年10月に発売したコペン GRスポーツは、ダイハツがTOYOTA GAZOO Racingの協力のもと開発した軽オープンカーです。GRブランドで初のOEMモデルで、足回りやボディ剛性を強化し、専用アイテムを用いた特別な一台となっています。
コペン GR SPORTのパワートレインはツインカムDVVT3気筒12バルブインタークーラーターボ付エンジンに7速スーパーアクティブシフト付CVTまたは5速マニュアルトランスミッションの組み合わせ。CVT車にはパドルシフト、5MT車にはフロントスーパーLSDが搭載されます。
ボディカラーは8色がラインナップし、インテリアは精悍なブラックカラーを設定。レカロシートやステアリングには「GR」のロゴが散りばめられています。
BMW Z4
BMW Z4のエクステリア
BMW Z4は2シーターのスポーツカーで、2019年のフルモデルチェンジで第3世代を迎えています。トヨタ・スープラとはプラットフォームを共有した兄弟車の関係にあたり、エントリーグレードの「BMW Z4 Sport」、「BMW Z4 M Sport」、よりスポーティーな「BMW Z4 M40i」の3グレードがラインナップします。
「BMW Z4 M40i」の場合、3L直列6気筒ツインパワーターボガソリンエンジンに8 速スポーツ・オートマチック・トランスミッションを組み合わせ、最高出力は250kW(340ps)、最大トルクは500Nmに到達。車内にはMスポーツ・シートやharman/kardonサラウンド・サウンド・システム、アンビエントライトなどプレミアムな装備が充実しています。
マツダ・ロードスター
マツダ・ロードスターのエクステリア
1989年に「ユーノス・ロードスター」の名前で登場したマツダ・ロードスター。2019年にはロードスターRF誕生30周年を迎え、「ロードスター30周年記念車」が販売されました。FR専用設計の「SKYACTIV-G」1.5 Lエンジンを搭載し、6速ATまたはSKYACTIV-MTを組み合わせます。
ドライバー中心の設計としたコックピットは、スポーツ走行に適した運転環境です。また、セーフティ・サポートカーSワイドに該当し、AT誤発進抑制制御やスマート・シティ・ブレーキ・サポート、アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポートなどの安全装備を備えます。
ルノー・トゥインゴ
ルノー・トゥインゴEDC Canvas topのエクステリア
ルノーの小型車トゥインゴにはキャンバストップがラインナップしています。最高出力68kW(92ps)、最大トルク135Nmを発生する897cc直列3気筒ターボチャージャーに6速EDCを設定。ワンタッチで開閉操作が行える電動ルーフを備え、標準仕様と同じボディカラーが選択可能です。
スマートフォンと連携できる「ミラーリング機能」やマルチメディア「イージーリンク」を搭載し、車内でのエンターテインメントの幅がより広がります。トゥインゴの持ち味であるキビキビとした走りはそのままに、爽快なドライブを心行くまで楽しむことができます。
ポルシェ・718ボクスター
ポルシェ・718ボクスターのエクステリア
ポルシェ・718ボクスターは、ボクスターの4代目にあたるロードスターです。2.0Lフラット4ターボエンジン搭載の「718ボクスター」と、フラット4ターボを搭載する高性能モデルの「718ボクスターS」がラインナップ。718ボクスターSではスポーツクロノパッケージ装着時の0 – 100 km/h加速は4.6 秒、最高速度は285 km/hに達します。
なお、2020年1月にはドイツ市場で6気筒NAモデルの「718ボクスターGTS 4.0」が登場。4.0L水平対向6気筒ガソリンエンジンに6速MTが組み合わされ、0~100km/h加速は4.5秒、最高速は293km/hに到達します。インテリアはダークカラーのアルカンターラを採用し、プレミアムスポーツらしいエレガントさが追求されています。
MINI MINIコンバーチブル
MINI MINIコンバーチブルのエクステリア
2004年に追加され、2013年のフルモデルチェンジで3代目を迎えたMINIコンバーチブルは、おしゃれなエクステリアが目をひく4シーターのオープンモデル。シートについても自分好みのデザインをセレクト可能です。
車内はヘッドアップディスプレイやMINI パーキング・アシスト、Bluetoothハンズフリーなど、快適なドライブをサポートする先進機能が充実。荷室容量は最大215Lで、オープン時には160Lが確保されます。リヤシート50/50分割可倒式なので、長尺物の積載もできます。
シボレー・コルベット
シボレー・コルベット(C8)のエクステリア
東京オートサロン2020で日本初公開された8世代目シボレー・コルベット。国内導入時にはミドルレンジの「2LT」と最上グレードの「3LT」が導入される予定です。
C8のボディサイズは先代モデルより大型化され、コルベットブランド初となるミッドシップを採用。重量配分が最適化され、乗り心地やサーキット・直線でのパフォーマンスをアップしています。パワートレインは自然吸気V8に8速DCTを組み合わせ、最高出力495ps、最大トルク637Nmを発揮します。
ホンダ・S2000
ホンダ・S2000のエクステリア
1999年から2009年に、ホンダがS800以来29年ぶりのFR車として販売していたS2000。2020年の東京オートサロンではS2000誕生20周年を祝し、専用の純正アクセサリーを装着した「S2000 20th Anniversary Prototype」が発表されるなど、生産終了後も多くのドライバーに愛され続けています。
最終型では最高出力178kW[242PS]/7,800rpm、最大トルク221N・m[22.5kg・m]/6,500rpm~7,500rpmを発揮する直列4気筒 2.2L DOHC VTECエンジンを搭載。トランスミッションは6速MTを組み合わせます。
トヨタ MR-S
トヨタ MR-Sのエクステリア
手動ソフトトップを搭載するトヨタのミッドシップスポーツカー「MR-S」は、MR2の後継モデルとして1999年から2007年まで販売されました。実質的な後継車種はトヨタ・86となります。
MR-Sのコンポーネントは初代ヴィッツなどにも採用されたトヨタ・NBCプラットフォーム。パワーは控えめですが、その分軽量化に力を入れることでキビキビとした走りが楽しめる一台に。未だに人気の衰えないオープンスポーツモデルです。
フィアット500C(チンクエチェントシー)
フィアット500Cのエクステリア
フィアット500Cはスイッチ一つで開け閉めできる電動オープントップを搭載したカブリオレモデル。オープントップはアイボリーとレッドがラインナップしていて、オープン・クローズに関わらずどの状態でもおしゃれなエクステリアが特徴です。
フィアット500Cのインパネはボディカラーと同色を採用し、統一感のあるデザインに。7インチタッチパネルモニター採用の総合インフォテインメントシステム「Uconnect」搭載でApple Car PlayやAndroid Autoにも対応します。
アウディ・TT ロードスター
アウディ・TT ロードスターのエクステリア
アウディ・TTは1998年に発売し、2000年には電動ソフトトップを備える「TTロードスター」が追加されました。初代モデルからの意匠を受け継いだ外観はトラディショナルなスタイルで、コックピットは先進装備が充実しています。
2.0 TFSIエンジンに6速 Sトロニックトランスミッションを組み合わせ、最高出力は169(230)/4,500-6,200kW(PS)/rpm、最大トルクは370(37.7)/1,600-4,300 Nm(kgm)/rpmに到達します。
セットオプションのコンフォートパッケージには、車線変更をサポートする「アウディサイドアシスト」、電子制御式パーキングブレーキ「アウディホールドアシスト」、車載ディスプレイに死角を映し出して駐車や発進時の運転をアシストする「リヤビューカメラ」などの装備が用意されます。
BMW 2シリーズ カブリオレ
BMW 2シリーズ カブリオレのエクステリア
BMW 2シリーズ カブリオレは、遮音性の高いフルオートマチック・ソフトトップを搭載する4シーターのオープンカー。「220i カブリオレ Luxury」と「220i カブリオレ M Sport」の2グレード展開で、力強くエレガントなスタイルが印象的です。BMW 2シリーズはカブリオレのほかにクーペ、アクティブツアラー、グランツアラーがラインナップしています。
BMW 2シリーズ カブリオレのパワートレインは2.0L直列4気筒BMWツインタワー・ターボ・エンジンに8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションで、パワフルな走りと燃費性能を擁立。最高出力は135 kW〔184 ps〕、最大トルクは270 Nm〔27.5kgm〕を発揮します。
フォルクスワーゲン・T-Roc カブリオレ
フォルクスワーゲン・T-Rocカブリオレのエクステリア
T-Rocは、2020年から日本に導入されるフォルクスワーゲンのコンパクトSUVです。ティグアンよりも小さく取り回しの良いサイズ感で、標準仕様だけでなく、オープンモデルの「T-Rocカブリオレ」も2020年内に発売される予定です。
SUVにオープンモデル特有のスポーティーな魅力がプラスされたT-Rocカブリオレ。電動式ソフトトップは9秒程度で開閉操作が可能です。オプションでは、内外装をシックに演出するブラックスタイルデザインパッケージも用意されています。
マセラティ・グランカブリオ
マセラティ・グランカブリオのエクステリア
マセラティ・グラントゥーリズモのオープンモデルとして2009年に発表されたマセラティ・グランカブリオは、「Sport」と「MC」の2種類がラインナップ。最高出力460ps、最大トルク520Nm を発揮する4.7リッターV8エンジンを搭載し、Sportは最高速度288km/h、MCは最高速度291km/hに到達します。
なお、2020年1月現在、マセラティ・グランカブリオの新規オーダーは受け付けていませんが、中古車市場では旧年式のモデルが数台販売されています。
スマート・フォーツー カブリオ
スマート・フォーツー カブリオのエクステリア
2ドアコンバーチブルモデルのスマート・フォーツー カブリオは、コンパクトでおしゃれな小型オープンカー。取り回し性能が高く運転しやすい一台で、車内にはシートヒーターやオートエアコンなどの快適装備も充実しています。
なお、smartのガソリンモデルの国内販売は2019年で終了となり、次期型からはEV専用ブランドとなることが決定しています。EVモデル「スマートEQ」は東京モーターショー2019で発表されましたが、日本導入時の変更点やカブリオの情報についても気になるところです。
ジープ・ラングラー
ジープ・ラングラーのエクステリア
2018年で4代目を迎えたジープ・ラングラーは、悪路走破性に長けた本格クロカンモデル。ジープ特有の7スロットグリルに丸目のヘッドライトが特徴です。脱着が簡単なフリーダムトップ3ピースモジュラーハードトップを搭載しており、大自然の中でのドライブを満喫できます。
「Unlimited Sport」は最高出力272ps、最大トルク400N・mの2.0L直列4気筒DOHCターボエンジン、その他グレードは最高出力285ps、最大トルク347N・mを発揮する3.6LペンタスターV型6気筒DOHCエンジンを搭載。トランスミッションは8速ATが組み合わされます。
ロータス・エラン
ロータス・エラン(2代目)のエクステリア
1962年から1975年(初代)、1990年から1995年(2代目)に販売されたロータス・エラン。初代エランはシリーズ1からシリーズ4まであり、シリーズ3では「ファミリーカーとして使えるロータス」というコンセプトの「エラン+2(プラスツー)」が設定されました。
初代エランの駆動方式はFRでしたが、2代目はFFです。2代目エランのパワートレインには、いすゞ・ジェミニの4XE1型直列4気筒DOHC16バルブエンジンにいすゞ製5MTを採用しています。
アバルト・124スパイダー
アバルト・124スパイダーのエクステリア
アバルト・124スパイダーはマツダのロードスター(ND型)をベースとしたオープンカー。同じくND型ロードスターがベースの姉妹車の「フィアット・124スパイダー」をチューンアップしたモデルです。
なお、アバルト・124スパイダーの初代にあたる「フィアット・アバルト・124ラリー」は1972年に登場し、WRCベース車両としておよそ1000台生産されました。
1.4L直列4気筒マルチエア 16バルブ インタークーラー付ターボエンジンを搭載し、トランスミッションは6速MTと6速ATの2タイプを用意。内外装デザインはロードスターと差別化されていて、アグレッシブなスタイリングとなっています。
ホンダ・NSX タイプT
ホンダ・NSX タイプTのエクステリア
ホンダ・NSX タイプTは、1990年から2005年まで販売された初代NSXのタルガトップ仕様です。初代NSXはI型からIII型までが登場しており、当時の日本のスポーツカーでは最高額のフラッグシップモデル。販売を終了した現在も中古車市場では値崩れすることなく、プレミア価格がついています。
なお、2021年6月ごろ、次期型NSXにスパイダーモデルが登場するという噂もあるので期待したいところ。パワートレインは現行型NSXと同じく3.5L V型6気筒DOHCエンジンを搭載し、9速オートマチック+パドルシフトを組み合わせると考えられます。
アストンマーティン V12 Speedster
アストンマーティンV12 Speedsterのエクステリア
新型オープン2シーターのアストンマーティンV12 Speedsterは88台限定で生産され、2021年の第1四半期よりデリバリーが開始されます。
フロントウィンドウやルーフを取り払い、背骨のような形をしたコンポーネントが特徴的です。個性的なデザインでありながらもアストンマーティンらしい品を感じさせます。
V12 SpeedsterのパワートレインはV型12気筒DOHC 5.2リッターツインターボエンジンとZF製8速ATを組み合わせ、最高出力700HP、最大トルク735Nmを発揮。ボディカラーは米国などで採用されている戦闘機からインスパイアされた「スカイフォール・シルバー」です。
ベントレー コンチネンタルGTコンバーチブル
ベントレー コンチネンタルGTコンバーチブルのエクステリア
ベントレーが販売するコンチネンタルGTコンバーチブルは、GTをベースとしたコンバーチブルモデルです。2020年3月6日には欧州市場でコンチネンタルGTコンバーチブルの「乗馬」をテーマとしたカスタムモデル「Equestrian Edition」が発表されました。
パワートレインは最高出力635 PS、最大トルク900 Nmに到達する6.0L W12 TSIエンジンに8速デュアルクラッチトランスミッションの組み合わせ。0-100 km/hは3.8秒、最高速度は333 km / hと圧倒的なパフォーマンスを発揮します。ウッドパネルが回転し、アナログメーターや12.3型タッチスクリーンが現れるベントレーローテーションディスプレイや、フロントシート用のネックウォーマーなど、多彩な装備を用意しています。
ロールスロイス ドーン
ロールスロイス ドーンのエクステリア
ロールスロイスのドーンは2015年から販売されている4人乗りの2ドアオープンカーです。2020年3月には、1920年代のロードスターを意識した2シーターモデル「シルバー・バレット・コレクション」を、世界50台限定で販売すると発表しています。
最大出力570ps、最大トルク79.5kgmを発揮する直噴6.6L V型12気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。リミッター作動時に最高速250km/h、0~100km/h加速4.9秒に到達します。
グリルには赤外線暗視カメラを搭載しており、最大で300m先にある障害物を検知します。キャビンはアナログ時計を装備し木目パネルを採用するなどクラシカルなデザインが特徴ですが、ヘッドアップディスプレイなど先進装備も充実しています。
コンバーチブルの車だからこそ楽しめる走りがある
コンバーチブルはおしゃれで爽快な走りが楽しめるおすすめのタイプです。年々各メーカーが改良を重ね、開閉操作が簡単で素早く行える電動式ルーフを備えていたり、オープン時の空調やオーディオにこだわる車が増えています。また、年式にこだわらなければ、中古車市場でもおしゃれで手頃な価格のコンバーチブルモデルを見つけられるでしょう。