シボレー コルベットのモデルチェンジ情報:2026年改良モデルとアメリカ建国250周年記念車が登場
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2026年5月21日、ハイパフォーマンス・スポーツカー「シボレー コルベット」の一部仕様変更および価格改定を発表し、同日より全国の正規ディーラーネットワークで販売を開始しました。今回の改良では、8世代目となる現行モデルのコックピットデザインを大幅に刷新し、最新テクノロジーの導入によって利便性とドライビング体験がさらに高められています。あわせて、アメリカ独立宣言から250年を記念した特別限定車「シボレー コルベット America Anniversary Edition」が国内20台限定で同時発売されました。本記事では、最新モデルの進化ポイントと特別限定車の魅力を詳しく解説します。
シボレー コルベット最新モデルとアメリカ建国250周年記念の特別限定車が登場
シボレーコルベット
シボレーコルベット
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2026年5月21日、ハイパフォーマンス・スポーツカー「シボレー コルベット」の一部仕様変更および価格改定を発表し、同日より全国の正規ディーラーネットワークで販売を開始しました。今回の改良では、8世代目となる現行モデルのコックピットデザインを大幅に刷新し、最新のテクノロジーを導入することで利便性とエキサイティングなドライビング体験がさらに高められています。あわせて、1776年のアメリカ独立宣言から250年を記念した特別限定車「シボレー コルベット America Anniversary Edition(アメリカ アニバーサリー エディション)」が、国内20台限定で同時発売されました。
新型モデルの大きな特徴は、ドライバーを中心にレイアウトされた3つのディスプレイによる一新されたインテリアで、14インチのドライバーインフォメーションセンター、12.7インチのセンタースクリーン、そして新たに6.6インチの補助タッチスクリーンが採用されています。テクノロジー面では「Google ビルトイン」が搭載され、音声によるエアコン調整やナビ操作、音楽再生などが可能になったほか、走行データを高画質で記録する「パフォーマンスデータレコーダー」の機能も強化されました。安全性能においても、歩行者や自転車に対応した自動ブレーキやレーンキープアシストなどの先進装備が新たに導入されています。
同時発表された特別限定車は「クーペ 3LT」をベースとし、ホワイトのボディカラーにレッドとブラックのフルレングスデュアルレーシングストライプを配した精悍なエクステリアが特徴です。エンジンルームにはエッジレッドのエンジンカバーが特別装備され、インテリアには日本独自の専用オーナメントが配置されています。
メーカー希望小売価格(税込)は、標準モデルの「クーペ 2LT」が15,350,000円、「クーペ 3LT」が17,950,000円、「コンバーチブル 3LT」が19,600,000円となっており、全車右ハンドル仕様です。20台限定の特別限定車「America Anniversary Edition」は19,850,000円に設定されています。なお、2026年6月6日と7日の両日には、全国のディーラーで「新型コルベット デビューフェア」が開催される予定です。
伝統を継承しつつ大胆に深化した、新型シボレー コルベットのエクステリア
シボレーコルベット
1953年の誕生から数えて8代目となる最新の「シボレー コルベット」は、歴代のスピリットを継承しながら、その歴史上初めてとなるミッドエンジンレイアウトを採用しました。この大きな転換により、エクステリアはスポーツカーとしての理想的なプロポーションと、一目で心を奪う大胆な進化を遂げています。機能美を追求した彫刻的なフォルムは、走行性能を予感させるだけでなく、日々のドライブを特別なものに変える圧倒的な存在感を放っています。
フロントノーズは低く抑えられ、シャープな三角形を基調としたヘッドライトが鋭く切れ込み、その下にはL字状の大型ロワーエアインテークが左右に張り出しています。ボンネット中央には縦長のエアアウトレットが穿たれ、その両脇からフェンダーアーチへと続く面が抑揚を伴いながら緩やかに盛り上がり、ボディサイドへとつながっています。リアエンドではコルベット伝統の四連テールランプが横一線に並び、その下に四本出しのエキゾーストパイプがセンターに集約されています。リアスポイラーは小ぶりながらも切り立った造形で、リアデッキ上に鋭角的なアクセントを刻んでいます。
機能美とエアロダイナミクスを融合した造形
シボレーコルベット
シボレーコルベット
シボレーコルベット
新型モデルの造形は、すべてが重要な機能を果たしています。フロントにはエンジンを冷却するための大型エアインレットが配され、ボディサイドには高い冷却効率を実現する彫刻的なデザインのエアインテークが備わっています。サイドのデザインを損なわないよう、ドアハンドルはこのインテーク内部に隠されるように配置されました。
また、コックピットを大幅に前進させたことで実現した低いボンネットから、リアデッキへと長く優雅なカーブを描くラインは、ミッドシップモデルならではの美しさを表現しています。一方で、シャープな印象のテールライトやツインエキゾーストパイプといったディテールには、歴代コルベットの伝統が息づいています。
クーペとコンバーチブル、2つの異なるルーフスタイル
新型コルベットは、クーペとコンバーチブルの両モデルで洗練されたルーフ構造を持っています。
- クーペ:軽量なルーフパネルは容易に脱着が可能で、リアトランク内に収納することができます。3LTグレードではヴィジブルカーボン製のルーフパネルが採用され、より精悍な印象を強めています。
- コンバーチブル:コルベット史上初となるリトラクタブルハードトップを採用しました。スイッチひとつでエンジンコンパートメント上に収納され、時速約48km以下であれば走行中の開閉も可能です。ルーフを閉じた状態のフォルムはクーペ同様に美しく、エアロダイナミクス性能も同等レベルが確保されています。
足元を彩るホイールとブレーキキャリパー
シボレーコルベット
グレードやボディタイプによって、足元の装備も差別化されています。鍛造アルミホイールはディープコンケイブ形状のブラック仕上げで、リム外周には「CORVETTE」「FORGED」の白文字ロゴと、スポーク中央にはコルベットのクロスフラッグエンブレムが配されています。その奥にはイエローに塗装されたブレンボ製モノブロックキャリパーがブラックのスポーク越しに鮮やかに浮かび上がり、ドリルドタイプの大径カーボンセラミックブレーキローターが格納されています。
- クーペ 2LT:5スプリットスポーク パールニッケル鍛造アルミホイールに、ブラックのブレーキキャリパーが標準装備されます。
- クーペ 3LT:20スポーク ミッドナイトグレー鍛造アルミホイール(レッドストライプ付)と、ブライトレッドのキャリパーが組み合わされます。
- コンバーチブル:3LTクーペと同様のホイールに、エッジレッドのキャリパーが採用されています。
多彩なボディカラーバリエーション
ボディカラーは、コルベットの情熱を象徴するトーチレッドを筆頭に、洗練された印象を与えるオプションカラーが用意されています。トーチレッドは鮮烈な赤の単色で塗られ、光の当たり方によってボディ面の抑揚を強く際立たせています。アークティックホワイトは透明感のある純白で、ルーフパネルやリアスポイラー、サイドミラー、ロワー部のエアロパーツがグロスブラックで塗り分けられ、白と黒のコントラストがフォルムの輪郭を引き締めています。リップタイドブルー メタリックは深みのある鮮やかな青で、メタリック粒子が光に応じて表情を変えます。ブラックはピアノブラックに近い艶やかな黒で、ボディの彫刻的な面構成が反射光によって浮かび上がります。
コルベットのボディカラー・トーチレッド
コルベットのボディカラー・リップタイドブルー メタリック
コルベットのボディカラー・ブラック
コルベットのボディカラー・アークティックホワイト
- トーチレッド(標準設定)
- アークティックホワイト(オプション)
- ブラック(オプション)
- リップタイドブルー メタリック(オプション)
なお、これら3色のオプションカラーを選択する場合は、別途200,000円(税込)が必要となります。エクステリア各部にはカーボンフラッシュのアクセントが施され、ワイドトレッドによるダイナミックなプロポーションをさらに引き立てています。
ドライバーを圧倒的な没入感へ誘う、新型シボレー コルベットの革新的インテリア
シボレーコルベット
これまでにモデルチェンジを重ねてきた「シボレー コルベット」の最新8世代目は、コックピットデザインを大幅に刷新し、最新テクノロジーを導入することで大きな進化を遂げました。歴代モデルが受け継いできたコルベットのスピリットを継承しつつ、卓越した走行性能にふさわしい洗練されたデザインと、日々のドライブを快適にする先進装備を備えています。新たに刷新されたインテリアは、ミッドシップ・コルベットならではのコックピット感覚をさらに進化させ、上質な素材と直感的なレイアウトにより、走りへの没入感と快適性を高次元で両立させたワンランク上のドライビング体験を提供します。
3つのディスプレイが包み込む「深化」したコックピット
シボレーコルベット
シボレーコルベット
シボレーコルベット
新型モデルのインテリアにおいて最も特徴的なのは、ドライバーを中心にレイアウトされた3つのディスプレイです。運転席の正面には14インチの「ドライバーインフォメーションセンター」が配置され、中央には12.7インチの「センタースクリーン」、そして新たに6.6インチの「補助タッチスクリーン」が採用されました。ステアリングは上下がフラットにカットされたD字型で、リム部にはカーボンファイバーが組み込まれ、中央にはコルベットのクロスフラッグエンブレムが据えられています。インストルメントパネル上には液晶メーターが横長に広がり、デジタルタコメーターと走行情報がブルー基調のグラフィックで表示されます。センターディスプレイは横長レイアウトで、画面右側には「Vehicle」「Audio」「Google」「Maps」「Camera」などのアイコンが縦に並んでいます。これらのディスプレイはドライバーを包み込むように配置されており、視線をほとんど動かすことなく、走行距離やパフォーマンストラクションマネジメント(PTM)などの重要な情報を瞬時に確認することが可能です。計器類はより精巧なグラフィックデザインと洗練されたアニメーションへとアップデートされており、スピードメーターやタコメーターが鮮やかに映し出されます。
直感的な操作を追求したレイアウトと細部へのこだわり
シボレーコルベット
シボレーコルベット
シボレーコルベット
コックピットは運転中の操作性をさらに高めるため、各種操作系ボタンがよりドライバー寄りに再配置され、センターコンソールの形状も最適化されました。ワイヤレスチャージングトレイは、携帯端末の落下や置き忘れを防止するために空調スイッチ下の視認性の高い場所へ移設され、端末を挟み込むような構造に改良されています。
センターコンソールは助手席との間を高く隔てる縦長の壁状構造を持ち、その側面に空調スイッチが縦一列に並んでいます。コンソール上面にはシフトセレクター、ドライブモードダイヤル、そしてカップホルダーが配置され、カップホルダーの底面にはコルベットのクロスフラッグロゴが刻まれています。助手席側には新たにグラブハンドルが追加され、エキサイティングな走りへの期待感を醸成しています。インテリア部門のマネージャーは、ステッチの一針に至るまで本物へのこだわりが息づいており、レザー、スエード、アルミニウムなどが完璧な調和のもとで組み合わされていると述べています。
「Google ビルトイン」と最新コネクティビティによる利便性の向上
新型コルベットは、車両が常にインターネットとつながる「Google ビルトイン」を新たに搭載しました。これにより「Google マップ」によるナビゲーションや「Google アシスタント」を通じた音声操作が可能になり、ステアリングから手を離さずにエアコンの温度調整、音楽再生、メッセージ送信などが行えます。また「Google プレイストア」からアプリをダウンロードすることで、駐車中に動画視聴やウェブ閲覧を楽しむことも可能です。
さらに、専用の「myChevrolet アプリ」をスマートフォンに導入することで、離れた場所からドアのロック解除や空調の事前設定、走行データの確認、車両位置の検索などがリモートで行えるようになり、利便性が飛躍的に向上しています。
走りの質を高める先進テクノロジーと至高の音響
シボレーコルベット
ドライビングをよりエキサイティングにする機能も強化されています。すべての走行セッションを高画質で記録する「パフォーマンスデータレコーダー(PDR)」は、記録したデータをサイド・バイ・サイドで比較・分析できる機能や、走行データに基づいた自動コーチング機能が追加されました。また、これまで「E-Ray」などの上位モデルに搭載されていた「パフォーマンスアプリ」が標準装備となり、出力やトルクの流れをリアルタイムで可視化できます。センタースクリーン上には「Electric hp」「Combined hp」「Engine hp」の3つのゲージが円形グラフで並び、中央に車両のシルエットが立体的に描かれ、画面下部にはバッテリー残量、パワーとトルクのバーグラフが表示されます。
音響面では、コルベット史上最高の音響空間を実現する「Bose 14スピーカー パフォーマンスシリーズ サウンドシステム」を搭載しています。このシステムにはアクティブノイズキャンセレーション機能も備わっており、キャビン内を極上のリスニングルームへと変貌させます。
走りの情熱を支える多彩なシートとカラーバリエーション
シートは、グレードに応じて2つのタイプが用意されています。「クーペ 2LT」には、ナパレザー張りとカーボンファイバートリムを組み合わせ、快適性とスポーツ性を両立させた「GT2 バケットシート」が採用されています。一方、「クーペ 3LT」および「コンバーチブル」には、サーキット走行に最適な優れたサイドサポートを持つ「コンペティション スポーツ バケットシート」が標準装備されます。アドレナリンレッド内装ではシート座面・背もたれ・ドアトリム・センターコンソール・ダッシュボード下部が鮮やかな赤のレザーで張られ、シート中央のスエード部とヘッドレストはブラックで切り替えられています。ダッシュボード上面とインパネ上部はブラックで統一され、赤と黒の明確なツートーン構成となっています。ステアリングのトップ部には赤いセンターマーカーが配され、走行中のステア角を視認しやすくしています。
コルベットの内装
コルベットの内装
コルベットの内装
インテリアカラーは、以下の3つのバリエーションが展開されています。
- ジェットブラック
- アドレナリンレッド
- スカイクールグレー
これらはボディカラーに応じて最適な組み合わせが設定されており、シートベルトのカラー(ブラックまたはレッド)とともに、スポーツカーらしい精悍な空間を彩ります。
新次元のミッドシップ・パフォーマンスを実現する、新型シボレー コルベットの走行性能
シボレーコルベット
1953年の誕生以来、アメリカン・スーパースポーツの象徴であり続けてきた「シボレー コルベット」は、現行の第8世代において歴史上初めてとなるミッドエンジンレイアウトを採用しました。この劇的な転換は、歴代のチーフエンジニアたちが追い求めてきた理想のスポーツカー像を具現化したものであり、卓越したトラクション性能と理想的な重量バランスをもたらしています。これまでのモデルチェンジで培われた走りの哲学を最新世代でも継承し、その圧倒的なパワーユニットに加え、走りを可視化する先進のデジタルテクノロジーを融合させることで、サーキットから日常のドライブまで、あらゆるシーンで新次元のドライビング体験を提供します。
魂を揺さぶる「LT2」6.2L V8エンジンと電光石火の8速DCT
コルベットの心臓部には、最新の「LT2」6.2L アルミスモールブロックV8エンジンが搭載されています。この5代目となるエンジンは先代よりもパワフルに進化しており、最高出力502PS(369kW)、最大トルク637Nm(65.0kg-m)という強大なパフォーマンスを発揮します。吸気系の見直しや低抵抗化された排気マニフォールド、そして低重心化に貢献するドライサンプ方式の採用により、静止状態から時速97kmまでわずか3秒以下で到達する驚異的な加速性能を実現しています。
この強大なパワーを路面へ伝えるのが、歴代コルベットで最高レベルの変速スピードを誇る8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)です。マニュアルトランスミッションのコントロール性とオートマチックの滑らかさを両立したこのシステムは、2つのクラッチを介してコンピューターが制御することでトルク損失ゼロの変速を可能にし、パドルシフトによるハイレベルなスポーツ走行にも対応します。
理想的な重量配分と高剛性アーキテクチャー
ミッドエンジン化の最大の恩恵は、スポーツカーとしての理想的なプロポーションと運動性能の両立にあります。新型コルベットは、フロントエンジンの後輪駆動車で一般的とされる50:50ではなく、旋回性能とトラクションを重視した「40:60」の前後重量配分を採用しました。これにより、ブレーキングからコーナー進入、そして加速へと続く一連の動きが極めてリニアかつ安定したものとなっています。
また、ボディ構造にも徹底したこだわりが貫かれています。センタートンネルを形成する箱型断面のバックボーンとアルミパーツを多用したシャシー、さらにリアのバンパービームにはカーボンファイバーを採用することで、世界のライバルを凌ぐ高い剛性と軽量化を実現しました。
あらゆる走行シーンに応える先進のシャシー制御
日本仕様のコルベットには、走りの質をさらに高める「Z51パフォーマンスパッケージ」が標準装備されています。これにはブレンボ社製4ピストンモノブロックキャリパーや大径ブレーキローター、専用パフォーマンスサスペンション、電子制御LSD(eLSD)などが含まれ、サーキット走行にも耐えうる強力な制動力と旋回性能を発揮します。
さらに、路面状況をリアルタイムで感知し、磁性流体を使用してダンパーの減衰力を瞬時に調整する「マグネティックセレクティブライドコントロール」を採用しています。これにより、ハードなスポーツ走行から日常の快適な乗り心地までを幅広くカバーしています。また、立体駐車場などでの車底の擦れを防止するため、時速約40km以下であれば走行中でも3秒以内に前方の車高を約40mm上げることができる「フロントリフトハイトアジャスター」も備わっています。
走りを最適化し可視化するデジタルテクノロジー
ドライバーは、6つのドライブモード(ツアー、ウェザー、スポーツ、トラック、マイモード、Zモード)を通じて、ステアリングフィールやエンジンサウンド、ブレーキフィールを路面状況や好みに合わせて瞬時に切り替えることが可能です。ステアリング上の「Zボタン」を押せば、あらかじめ詳細にパーソナライズされた設定を即座に呼び出すことができます。
さらに最新モデルでは、走行データを高画質で記録する「パフォーマンスデータレコーダー(PDR)」の機能が強化され、大型スクリーンでの映像のサイド・バイ・サイド比較や自動コーチング機能が追加されました。また、これまで上位モデルのみに搭載されていた「パフォーマンスアプリ」が標準装備となり、出力やトルクの流れをリアルタイムで数値化・可視化することで、自らの走りを深く分析・追及することが可能になっています。
最先端のテクノロジーで走りの安心を支える、新型シボレー コルベットの安全性能
シボレーコルベット
最新の8世代目「シボレー コルベット」は、スーパースポーツカーとしての卓越した走行性能を追求する一方で、日々のドライブをより安全かつ快適に楽しむための先進的な安全装備を数多く導入しています。今回の改良では、最新のデジタル技術とセンサーを融合させることで、事故の未然防止や衝突時の被害軽減を図るアクティブ・セーフティがさらに強化されました。これにより、サーキットでのエキサイティングな走りだけでなく、市街地や高速道路といった日常のあらゆるシーンにおいて、ドライバーに高い安心感を提供しています。
衝突回避と被害軽減を追求したアクティブ・セーフティ
新型コルベットには、最新の衝突回避支援システムが搭載されています。「フロントオートマチックエマージェンシーブレーキ」は、一定の速度で走行中に前方の車両や歩行者との衝突の危険性を感知し、自動的にブレーキをかけて衝撃の軽減や回避を図ります。このシステムは歩行者だけでなく自転車にも対応しており、時速8kmから80kmの範囲で前方約40mまで検知する能力を備えています。
また、前方の車両との車間距離を監視し、衝突の危険が迫った際に警告を発する「フォワードコリジョンアラート(前方衝突事前警告機能)」も備わっており、ドライバーの素早い回避操作をサポートします。
ドライバーの運転負荷を軽減する車線維持支援
高速道路などでの走行をより安全にするため、車線維持を支援する機能も充実しています。「レーンキープアシスト」は、カメラで車線を認識し、ドライバーの不注意によって車両が車線を逸脱しそうになった際に、電動パワーステアリングの制御を通じて車線内に戻るようアシストを行います。
あわせて搭載されている「レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告機能)」は、意図しない車線の逸脱を検知した際にドライバーへ警告を行い、安全な走行を促します。これらの機能は、長距離ドライブにおけるドライバーの疲労軽減と安全性の向上に大きく貢献しています。
周囲の死角を補い、全方位の安全をサポート
ミッドシップモデル特有の視界特性を考慮し、車両周囲の死角をカバーする監視システムも標準装備されています。
- サイドブラインドゾーンアラート:走行中、隣接する車線の死角に車両を検知するとドアミラー上のインジケーターで警告します。
- リアクロストラフィックアラート:駐車場から後退して出庫する際など、左右から接近してくる車両を検知してドライバーに注意を促します。
- リアパークアシスト:後退時に障害物との距離を感知し、警告音などで知らせます。
さらに、狭い場所での取り回しをサポートする「フロント & リアカーブビュー HD パーキングカメラ」も搭載され、高精細な映像で車両周辺の状況を把握することが可能です。
視認性を高める先進のライティングとデジタルミラー
夜間の視認性向上と、他車への配慮を両立させるライティングテクノロジーも採用されています。「インテリビーム」は、対向車のヘッドライトや先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替える機能です。また、オートマチックヘッドランプレベリングシステムにより、常に最適な照射範囲を維持します。
後方の視界確保については、通常のルームミラーとしての機能に加え、後方のカメラ映像を映し出すことができる「リアカメラミラー」を装備しています。これにより、車内の乗員や荷物に遮られることなく、より広い視野で後方状況を確認することができます。
パッシブ・セーフティと高度な制御
万が一の衝突に備え、車内にはフロントおよびサイドエアバッグが装備されています。また、車両の挙動を安定させる「トラクションコントロール」や「アクティブハンドリング」、そして高い制動力を誇るブレンボ社製ブレーキシステムとABSが、あらゆる路面状況下で確実な車両制御を支えています。
最新のコルベットは、これらの先進装備を統合することで、ハイパフォーマンス・スポーツカーでありながら、日常の移動手段としても極めて高い安全水準を実現しています。
アメリカ建国250周年を祝う、20台限定の特別仕様車「シボレー コルベット America Anniversary Edition」が登場
シボレーコルベット
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、1776年のアメリカ独立宣言から250周年を迎えることを記念した特別限定車「シボレー コルベット America Anniversary Edition(アメリカ アニバーサリー エディション)」を発売しました。世界中の人々を魅了し、モータースポーツの舞台で数々の伝説を刻んできたコルベットの歴史と、アメリカの情熱とパワーを体現したこのモデルは、国内わずか20台のみが販売される極めて希少な日本限定モデルです。
星条旗を彷彿とさせる、白・赤・黒の精悍なエクステリア
特別限定車のエクステリアは、自由を象徴する「アークティックホワイト」のボディカラーをベースとしています。最大の特徴は、日本初採用となる「フルレングスデュアルレーシングストライプ」です。情熱を象徴するレッドと揺るぎない強さを示すブラックの2本のストライプが平行に走り、フロントノーズ先端からボンネット中央、ルーフ、リアデッキ、リアバンパー下端まで車体の前後を貫通するように配されています。ストライプは中央寄りに左右二本ずつ配置され、レッドが内側、ブラックが外側に並んでいます。リアスポイラーの翼端板はブラックで塗り分けられ、サイドエアインテーク後端にも同色のアクセントが施されています。サーキットでの輝かしい勝利を予感させるデザインとなっています。
また、サイドビューを引き締める足元には、輝きを放つ「20スポークブライトマシーンドフェイス鍛造アルミホイール」を採用しています。スポークはY字状に分岐する繊細なメッシュ形状で、リムとスポーク表面は切削加工によるシルバーの輝きを放ち、奥側はダークグレーで塗り分けられています。その内側には、ストライプの色調と呼応する「エッジレッド」のブレーキキャリパーが装備され、ディテールに至るまでカラーコーディネートが貫かれています。リアエンドには中央左右に二本ずつのエキゾーストパイプが並び、その上にはモデル名「CORVETTE」のレターロゴと、リアスポイラーの黒い翼端板が車体後方を引き締めています。
日本独自の専用オーナメントが彩る、上質なインテリア
シボレーコルベット
インテリアは、鮮やかな「アドレナリンレッド」のカラーリングを基調とした、エキサイティングな空間に仕上げられています。スピーカーグリルやエアベント、コンソールトリムプレートをダークカラーで引き締める「ステルスインテリアトリムパッケージ」が特別装備され、スポーティかつ洗練された印象を強めています。
さらに、日本限定モデルであることを証明する特別なディテールとして、日本独自の「専用オーナメント」が用意されました。これはフロアマット、スカッフプレート、そしてパッセンジャー側のダッシュボードにさりげなく配置され、オーナーに限定車としての深い所有欲と歓びを提供します。助手席前のダッシュボードには横長のシルバープレートが埋め込まれ、左側にレッドとブラックのストライプモチーフ、中央にコルベットのクロスフラッグエンブレム、その下に「1776-2026 America Anniversary Edition」の文字が刻印されています。シートベルトには「トーチレッド」が採用されており、細部にわたってアメリカン・スーパースポーツの情熱が表現されています。
心臓部に輝く専用エンジンカバーと、革新のテクノロジー
この特別仕様車は、同時に仕様変更が発表された最新の「クーペ 3LT」をベースとしています。透明なリアウィンドウ越しに確認できる「LT2」6.2L V8エンジンの心臓部には、特別な「エッジレッド」のエンジンカバーが装着されました。このエンジンは、最高出力502PS、最大トルク637Nmを発揮し、0-97km/h加速わずか2.9秒という驚異的なパフォーマンスを誇ります。
コックピットには最新のテクノロジーが凝縮されており、新たに刷新された12.7インチのセンタースクリーン、14インチのドライバーインフォメーションセンター、そして6.6インチの補助タッチスクリーンという3つのディスプレイを搭載しています。さらに「Google ビルトイン」の採用により、音声によるナビ操作やエアコン調整、音楽再生などが可能になるなど、利便性も飛躍的に向上しています。
希少な限定台数と販売価格
「シボレー コルベット America Anniversary Edition」は、右ハンドル仕様のみの設定で、国内販売台数は限定20台です。メーカー希望小売価格(税込)は、19,850,000円となっています。なお、全国のシボレー正規ディーラーネットワークでは、2026年6月6日(土)と7日(日)の2日間、この特別仕様車を含む最新モデルの登場を祝う「新型コルベット デビューフェア」が開催される予定です。
新型シボレー コルベットの価格と主要諸元
シボレーコルベット
2026年モデルとして一部仕様変更が行われた「シボレー コルベット」は、歴代のスピリットを継承しつつ、コックピットデザインの刷新や最新テクノロジーの導入により、さらなる進化を遂げました。コルベット史上初となるミッドシップエンジンレイアウトを採用し、卓越した走行性能と快適性を高い次元で両立させています。これまで複数回のモデルチェンジを経て磨かれてきた完成度に、今回の改良がさらに価値を加えました。また、今回の改良にあわせて、アメリカ建国250周年を記念した日本独自の特別限定車「America Anniversary Edition」も発売されました。以下に、最新モデルの価格ラインアップと主要諸元をまとめます。
車種ラインアップとメーカー希望小売価格(税込)
| モデル名 | メーカー希望小売価格 | 備考 |
|---|---|---|
| シボレー コルベット クーペ 2LT | 15,350,000円 | 右ハンドル仕様 |
| シボレー コルベット クーペ 3LT | 17,950,000円 | 右ハンドル仕様 |
| シボレー コルベット コンバーチブル 3LT | 19,600,000円 | 右ハンドル仕様 |
| シボレー コルベット America Anniversary Edition | 19,850,000円 | 国内20台限定(クーペ 3LTベース) |
主要諸元
| 項目 | 仕様内容 |
|---|---|
| ハンドル位置 | 右 |
| 全長 × 全幅 × 全高 | 4,630 mm × 1,940 mm × 1,225 mm |
| ホイールベース | 2,725 mm |
| 車両重量 | 1,670 kg(クーペ) / 1,700 kg(コンバーチブル) |
| 乗車定員 | 2名 |
| エンジン種類 / 型式 | V型8気筒 OHV / LT2 |
| 総排気量 | 6,156 cc |
| 最高出力 | 369 kW(502 PS) / 6,450 rpm |
| 最大トルク | 637 N・m(65.0 kg・m) / 5,150 rpm |
| トランスミッション | 8速デュアルクラッチ |
| タイヤサイズ(フロント) | 245/35ZR19 (89Y) |
| タイヤサイズ(リア) | 305/30ZR20 (99Y) |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| 燃料タンク容量 | 70 ℓ |
歴代モデルチェンジを通じて積み重ねられてきたコルベットの設計思想は、今回の一部仕様変更によって新世代のテクノロジーと結びつき、ミッドシップ・スーパースポーツとしての完成度をさらに高めています。
シボレー・コルベットのモデルチェンジ遍歴

コルベットはゼネラルモーターズ(GM)のシボレーブランドから販売されているスポーツカーです。GMデザイン部門の初代副社長ハーリー・アールが、ヨーロッパ製のスポーツカーに感化されて、GMもスポーツカーを制作する必要性があると認識したことからコルベットの誕生につながりました。1953年6月30日にミシガン州フリントの工場で最初の1台が誕生して以来、現在まで途切れることなく生産が続けられており、アメリカン・スポーツカーの代名詞として世界中で愛され続けています。
コルベット 初代 C1型/1953年~1962年
初代のコルベットは、シボレー初の2シーターオープンスポーツカーとして1953年に登場しました。当初は1953年1月のニューヨーク・モトラマでショーカーとして公開されたものが、大きな反響を呼んだことから市販化が決定しました。1953年型は手作業で300台のみが生産され、ボディカラーはポロホワイト、内装はレッドの組み合わせに統一されていました。世界初の量産FRPボディを採用したことも特筆すべき特徴です。
当初のエンジンは「ブルーフレーム」と呼ばれる3.9L直列6気筒エンジン(150hp)と2速ATの組み合わせでしたが、販売は予想を下回りました。1955年にはシボレーセダン用の4.3L (265 cu in) 水冷V8 OHVエンジンに専用チューンを施した仕様が追加され、3速MT(ボルグワーナー製)の選択も可能となり、本格的なスポーツカーとして認められるようになりました。1956年にはボディが一新され、テールフィンが廃止されました。1957年には史上初となるラムジェット燃料噴射システムがオプション設定され、1962年には排気量を5.4L (327 cu in) まで拡大、最高出力360hpを実現しました。
コルベット 2代目 C2型/1963年~1967年
2代目のコルベットは、コルベットの代名詞ともなる「スティングレイ(Sting Ray)」のサブネームが初めて採用された世代です。初代と違い、新たに2ドアクーペが追加され、エッジの効いたシャープなエクステリアへと大きく刷新されました。デザイナーのラリー・シノダが、ビル・ミッチェル指揮のもとで手掛けたこの世代で、コルベット史上初となるリトラクタブル(ポップアップ)・ヘッドライトが採用され、これは2004年のC5最終型まで続くアイコンとなりました。1963年型クーペには「スプリットウィンドウ」と呼ばれる中央分割式のリアガラスが採用されたことでも知られています。
シャシーには独立式リアサスペンションを採用し、運動性能が飛躍的に向上しました。エンジンは5.4L (327 cu in) 水冷V8 OHVで、250、300、340hp、そして燃料噴射仕様の360hpが用意されました。1965年には7.0L (427 cu in) ビッグブロックV8が追加され、最高出力425hpを実現しました。さらに1967年型ではL88(427 cu in)が登場しました。トランスミッションは標準の3速MTに加え、パワーグライドAT、クロスレシオの4速MTがオプションで選択可能でした。ブレーキも1965年からは4輪ディスクブレーキに改められ、シボレーのフラッグシップとしての地位を確固たるものにしました。
コルベット 3代目 C3型/1968年~1982年
1968年に登場した3代目コルベットは、ビル・ミッチェルが釣り上げたマコシャークから着想を得たコンセプトカーをベースとし、そのエクステリアデザインから「コークボトル」あるいは「シャーク」の愛称で親しまれました。マイナーチェンジとフルモデルチェンジを繰り返しながら15年間という歴代最長の生産期間を誇り、累計生産台数は542,741台にのぼります。脱着可能な2ピースのTトップルーフが初採用され、3速ターボハイドラマチックATも新たに導入されました。1969年には「Stingray」エンブレムが復活しています。
1969年にはビッグブロックエンジンが7.0L (427 cu in) のまま継続され、標準のスモールブロックも5.4L (327 cu in) から5.7L (350 cu in) に拡大されました。同年には市販車には2台のみ搭載されたという幻のレーシングエンジン「ZL1」(427 cu in オールアルミ)が追加されています。1970年にはビッグブロックが7.4L (454 cu in) へと拡大、最高出力は最大465hpに達しました。しかし1970年代の排ガス規制と石油危機の影響で出力は年々低下し、1975年にはコンバーチブルが廃止されました。1978年にはファストバックタイプのリアウィンドウやウラサウンドバンパーなど大幅なマイナーチェンジが実施され、生誕25周年を記念したシルバーアニバーサリーモデルや、インディ500ペースカーレプリカも発売されました。1982年には次期型の発売遅延もあり、コレクターズエディションが特別仕様として用意されました。
コルベット 4代目 C4型/1984年~1996年
新型は1983年型をスキップして1984年モデルイヤーから販売を開始しました。エンジン以外を全て新設計した洗練されたスタイルへと路線変更され、ハイドロフォームされたバックボーンフレームと複合材バネを用いた前後独立懸架サスペンションを採用しました。デジタル液晶メーターも新時代を象徴する装備として話題を呼びました。デビュー時のエンジンはL83型 5.7L V8(205hp)と4速ATまたは4+3速MT(ダグ・ナッシュ製)の組み合わせとなっていました。1985年にはTPI(チューンドポートインジェクション)仕様のL98型エンジンに変更され、最高出力は230PSにアップしました。1986年にはコンバーチブルタイプが11年ぶりに復活しています。1989年にはZF製6速MTが採用されました。
1990年には、ロータスとの共同開発による4.5L V8 DOHC「LT5」エンジンを搭載した究極のハイパフォーマンスモデル「ZR-1」が登場し、当初の375hpから1993年には405hpに引き上げられ、「King of the Hill」の異名を取りました。1992年にはアルミヘッドを採用したLT1エンジンに換装され、標準モデルも300hpへとパワーアップしました。1993年には「ZR-1」「LT-1」に40周年記念モデルが設定されました。1996年には特別仕様車「コレクターズエディション」と、LT4エンジン(330hp)を搭載した「グランドスポーツ」が発売されました。
コルベット 5代目 C5型/1997年~2004年
1997年、フルモデルチェンジで5代目へと進化しました。流線形のデザインへと刷新され、シャシーは「ハイドロフォーミング・スチール・フレーム」と呼ばれる新構造を採用、剛性と居住性、快適性が大きく向上しました。エンジンは新世代の「LS1」5.7L オールアルミV8 (345hp) を搭載し、トランスミッションはリアトランスアクスル方式となり、前後重量配分の改善に寄与しました。トランスミッションは4速ATと6速MTが選択可能でした。この世代で、2代目から続いてきたリトラクタブル・ヘッドライト搭載は最後となりました。
2001年には「LS6」エンジン(385hp、後に405hp)を搭載した究極の高性能モデル「Z06」が復活し、サーキットでも高い評価を獲得しました。ル・マン24時間耐久レースなどでもクラス1-2フィニッシュを飾るなど輝かしい戦績を残しています。2003年にはコルベット50周年記念モデルも設定され、マイナーチェンジではセレクトスイッチで走行モードを変えられるなど、快適性とスポーツ性の両立が追求されました。ヘッドアップディスプレイの採用など、最新テクノロジーも積極的に取り入れられました。
コルベット 6代目 C6型/2005年~2013年
6代目コルベットは2005年に、「よりパワフルに、情熱的に、精緻に」をコンセプトに掲げて登場しました。先代C5型の欠点をとことん洗い出して改善したモデルで、日本での販売は2005年2月から開始されました。1962年以来となる固定式の吊り目型ヘッドライトが採用され、エッジの効いたパワフルなスタイリングを実現しました。日本仕様にはクーペに6速MTと4速AT(2005年)、その後2006年モデルからは6速パドルシフト付きATが用意されました。
2006年型から登場した「Z06」は、7.0L (427 cu in) V8 LS7エンジン(505hp)にアルミスペースフレームを採用したハイパフォーマンスモデルとして人気を博しました。2008年モデルではベースモデルのエンジンが6.2L LS3に拡大され、6速ATの反応速度向上やギアレイアウト改善が施されました。さらに2009年には究極のスーパーカーモデル「ZR1」が登場し、6.2L V8 LS9にスーパーチャージャーを組み合わせた638hpを発揮し、量産コルベット初の200mph超えを達成しました。2010年にはワイドボディの「グランドスポーツ」も追加されました。
コルベット 7代目 C7型/2014年~2019年
2013年に7代目C7型を発表し、2014年から発売されました。サブネームには2代目・3代目で使われた「スティングレイ」が復活しました。アルミニウム製フレームの全面採用により、剛性は先代比57%向上、重量は約45kg軽減を実現しました。エンジンはLT1型 6.2L V8(455hp)、トランスミッションは新開発の7速MTと6速AT(2015年以降は8速AT)の組み合わせで登場しました。テールランプにはコルベット史上初の角型形状を採用し、FRP製パネルを多用したボディで軽量化も達成しています。
2015年にはスーパーチャージャー付き6.2L V8 LT4エンジン(650hp)を搭載した高性能モデル「Z06」が登場しました。2017年には2014年に廃止されていた「グランドスポーツ」がZ06のワイドボディに自然吸気LT1を組み合わせた仕様で復活しました。そして2019年には、6.2L V8スーパーチャージャー付きLT5エンジン(755hp、最大トルク717Nm)を搭載した最強モデル「ZR1」が発売され、最高速度は335km/hに達しました。C7はフロントエンジン搭載の最終世代となります。
コルベット 8代目 C8型/2020年~
2019年7月18日に8代目C8型を発表し、翌日には日本市場でも全車右ハンドル仕様での導入が発表されました。最大の変更点は、それまでフロントだったエンジン搭載位置がコルベット史上初めてミッドシップに変更されたことです。グローバルでGTレースとの競争力を高めるためとされ、C8型より世界戦略車として位置づけられ、工場出荷時から右ハンドル仕様が製造されるようになりました(GMで唯一の工場製RHDモデル)。ベースエンジンは6.2L V8 LT2(490hp、Z51パッケージで495hp)、トランスミッションは8速デュアルクラッチ(DCT)です。ボディスタイルはルーフが脱着可能なクーペと、世界初のリトラクタブルハードトップ式コンバーチブルがラインナップされています。
2023年モデルからは5.5L V8フラットプレーンクランクLT6エンジン(670hp、8,600rpmまで吹け上がる)を搭載した自然吸気の「Z06」が登場しました。2024年モデルからは初の電動AWDモデル「E-Ray」が追加され、6.2L LT2にフロント電気モーターを組み合わせた合計655hpのハイブリッドシステムを搭載しました。2025年モデルでは5.5L V8 LT6にツインターボを組み合わせたLT7エンジン(1,064hp)の「ZR1」が登場しました。さらに2026年モデルではZR1にE-Rayと同等の電動AWDシステムを組み合わせ、合計1,250hpを発揮するシリーズ最強の「ZR1X」も発表されています。2026年5月には日本でもコックピットデザインの大幅な刷新と、Google ビルトイン搭載を含む一部仕様変更が施され、アメリカ建国250周年記念車「America Anniversary Edition」も発売されています。
| シボレーのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 C1型 | 1953年~1962年 |
| 2代目 C2型 | 1963年~1967年 |
| 3代目 C3型 | 1968年~1982年 |
| 4代目 C4型 | 1984年~1996年 |
| 5代目 C5型 | 1997年~2004年 |
| 6代目 C6型 | 2005年~2013年 |
| 7代目 C7型 | 2014年~2019年 |
| 8代目 C8型 | 2020年~ |



















