レクサスLCの内装は日本を代表するラグジュアリークーペに相応しい熟練職人の匠の技を散りばめる完成形
2017年3月に発売をスタートしたレクサスLCは、SUPER GTやGT500クラスといったモータースポーツに参戦する日本を代表するラグジュアリークーペです。世界初の「マルチステージハイブリッドシステム」や、新開発の10速オートマチックトランスミッションを搭載する本格的な走りを追求できる車です。
レクサスLCの内装の特徴を、コックピット周りのパーツやシート等のインテリアカラーを中心として紹介します。
レクサスLCのインテリアカラーはデザイナーの色彩感覚とエンジニアの探求心によって完成された配色を施す4タイプが用意
日本を代表するラグジュアリークーペであるレクサスLCが採用するインテリアカラーは、デザイナーの色彩感覚とエンジニアの探求心によって実現された、高級感とスポーティーさを助長する色彩効果が備わる4タイプです。
モノトーンカラーのOCHER(オーカー)は色彩効果によって室内空間に特別感を与える
レクサスLC オーカーのインパネ・シート・内装 Lパッケージにはセミアニリン本革でそれ以外のグレードにはアルカンターラ本革を用意
配色効果によって室内空間に特別感と品を与える事が可能なオーカーは、金属素材のシルバーカラーとの相性が良く、金属の光沢感をより引き立てます。
深みのあるDARK ROSE(ダークローズ)によって室内空間の上質感は最高レベルに到達
レクサスLC ダークローズのインパネ・シート・内装 Lパッケージの違いによりアルカンターラ本革とセミアニリン本革の2タイプを用意
内外装ともにインパクトのあるカラーリングを設定するケースも多いスポーツカーの中で、シックで深みのある上質感が漂うダークローズの配色は印象的です。
定番のインテリアカラーであるBLACK(ブラック)もレクサスLCは徹底的にこだわり抜いて差別化
レクサスLC ブラックのインパネ・シート・内装 オーカーとダークローズ同様にLパッケージによりアルカンターラ本革とセミアニリン本革の2タイプを設定
スポーツカーに限らず、セダン・SUV・ミニバンなどの車種においてもブラックはインテリアカラーの定番です。
レクサスLCに採用されるブラックは、デザイナーやエンジニアが試行錯誤の結果完成させた、室内の高級感とスポーティーさを飛躍させる事が可能な特別な「ブラック」です。
L Packageにオプションで追加設定できるBREEZY BLUE(ブリージーブルー)は暖色と冷色のコントラストによって室内空間を「華やかに」「スタイリッシュに」彩る
オプション価格108,000円のLパッケージ限定色ブリージーブルー セミアニリン本革を使用してレクサスのフラッグシップクーペに相応しい質感を楽しめる
L packageにメーカーオプションで追加設定できる「ブリージーブルー」は、セミアニリン本革素材を採用するシートにホワイトとブルーのツートンカラーを採り入れ、ドアトリムやセンターコンソールパネルの一部分に暖色を用いて、室内空間を「華やかに」「スタイリッシュ」に彩ります。
レクサス「LC」のフロントシートは運転席と助手席とで構造を変えて乗員に最高のドライビングを体感
LCのフロントシートは運転席と助手席で違う構造を採用しドライバーと同乗者に最適な乗り心地を提供
レクサスLCのフロントシートは、一人で走りを楽しみたい時、あるいは大切なパートナーと一緒にスポーツ走行を満喫したいというオーナーの思いを実現するために、運転席と助手席の構造を変える事で乗員に最高のドライビングを体感させます。
運転席は、人体の湾曲に吸い付くようにフィットする立体部を両サイドに設ける事で、ドライバーとクルマとの一体感を生み出します。また、運転席はヒップポイントとヒールポイントの高低差を少なくする事で、身体に負担のかからない最適なドライビングポジションへと設定可能とします。
一方の助手席は、乗車する人を程よく包み込んで進行方向に向かう際の推進力が心地良く身体に加わるような構造を採り入れます。
両シートともに、サーキット走行でコーナリングした際に生じる高い旋回重力に十分耐えうるシート剛性を備え、座った際に生じる圧力を分散できる凹形状のクッションを採用する事で、乗員の骨盤をしっかりと固定して座り心地と、ホールド力を向上させます。
コックピットは視界が確保しやすく、操作スイッチを使いやすい位置に配置してクルマと対話しているかのような感覚で運転を楽しめる
スイッチ類はドライバーが操作しやすいように配置を工夫
LCのコックピットは、人の気持ちに寄り添って最大限に配慮して完成されたパーツをバランスよく配置して機能美も追求します。そのため、同車を運転する際には、クルマと対話しているかのような感覚を味わう事が出来ます。
クーペの魅力である視界の良さを向上させるために、ステアリングと各メーターの位置を最適化させ、フロントピラーやインストルメントパネルはデザインにもこだわります。
ドライバーがその都度、体感したいスピードを自然なペダルワークによって思い通りにクルマに入力させるために、踏面角はペダルを踏み込む足に負担のかからない角度とします。
空調スイッチやオーディオスイッチ等のスイッチ類は、フロントコンソール前端にまとめて配置させて機能性と操作性を追求します。
LCを始動させて発進させるまでに、操作を加えるスタートスイッチ・ドライブモードセレクトスイッチ・シフトレバーは、アクションを行う左手の動きがよりスムースとなるような位置に配置します。
LCのコックピットは、レクサスのイニシャルをモチーフとした「L字パターン」のレリーフを、ステアリングホイールやドライブモードセレクトスイッチ等に施して、エレガントさを高めます。
職人が緻密に丹念に作り上げたLCのシフトノブはエレクトロシフトマチック方式を採用
LCのシフトノブ トランスミッションはレクサスのFR駆動で初の電子制御式を採用
熟練職人が繊細かつ緻密に作り上げたシフトレバーは、レクサスのFRモデルでは初となる電子制御式のエレクトロシフトマチック方式を採用します。
職人の「TAKUMI」技術をふんだんに用いるLCのシフトレバーは、視覚や触覚を存分に刺激する完成形です。同レバーはショートストロークタイプで、利用すれば手首の疲れは軽減され、自分で車を操作している実感を堪能する事が出来ます。
マグネシウム製のパドルシフトが設置される「ステアリングホイール」はステッチの糸の太さ・ほう製ピッチに徹底的にこだわる
マグネシウム製のパドルシフトを採用したLC
マグネシウム性素材のパドルシフトが設置されるレクサスLCの「ステアリングホイール」は、ステアリングを握ったままでシフトチェンジを可能とする機能性を備えます。
同ホイールは、本革の滑らかな触感を味わいながらハンドル操作を行わせるために、糸の太さ・針の太さ・ほう製ピッチの幅にこだわります。
LCのステアリングホイールは、操舵角を把握しやすいステアリング傾角や、握る位置別に最適化されたグリップ形状や窪みパターンを採用して、手のひらで操作する心地良さを実感しながらドライブを楽しめます。
LCは走行状況に応じて優先順位の高い情報をクリアにグラフィカルに表示する「TFT液晶式メーター」を採用
マルチインフォメーションディスプレイでドライブ中のリアルタム情報を表示
サーキットで本格的なスポーツ走行を楽しむオーナーも多いレクサスLCは、運転中のドライバーが必要とする優先順位の高い情報を瞬時に確認できるように表示する機能が備わる「TFT液晶式メーター」を搭載します。
TFT液晶式メーターが採用するマルチインフォメーションディスプレイは、ドライバーがリアルタイムで必要とする情報をクリアでグラフィカルな最適なデザインで表示します。
LCは圧巻のプレミアムサウンドを堪能できるシステムなどオーディオ&ビジュアル機能が充実
レクサスLCは、ハイレゾ音源をプレミアムサウンドで堪能できる音響システム、地上デジタルTVチューナーやBlu-rayディスクプレーヤーを再生可能とするデジタル機器を多数設置し、ドライブ時の娯楽性を高めます。
「目の前のステージに広がる、魅惑のボーカル、躍動するリズム」をコンセプトとするレクサスLCのプレミアムサウンドシステムは、圧縮された音源を忠実に再現するために、ボーカル帯域の全てを再生可能な新開発スピーカーを室内各部に設置して、ノイズを抑制できる16cmボックスウーファー等のパーツも取り付けます。
コックピットには、MP3・WMA・AACといった音声ファイルを再生可能とするmicroSDカードの挿入部が設けられ、フロントコンソールボックス内には携帯音楽プレーヤーや、WAV・FLAC・ALACなどのデーターを再生可能なUSB入力端子が2基設置されています。2基の入力端子を有効利用すれば、携帯音楽プレーヤーを使いながら携帯電話に充電する事も可能です。
熟練職人「匠」の技を散りばめて完成させるレクサスLCの内装は圧倒的な特別感が伴う極上空間
レクサスLCのシフトノブやドアトリムなどの各パーツは、一級素材のレザーや金属等を用いて熟練職人が「匠」の技を散りばめて完成させます。それらパーツを組み合わせるLCの内装は、圧倒的な特別感の伴う極上空間です。
シフト操作する際にレバーを握れば、シワひとつない表面部の滑らかを手の平感覚で実感する事が出来ます。また、レクサスLCプレミアムサウンドや、TFT液晶式メーター等の内装パーツの装飾美によっても乗員の五感は感動的なほどに刺激されます。