日産の歴代車種110種一覧!国内で販売した名車
日産自動車が国内で市販化した歴代車種を紹介します。スポーツカーの開発・市場規模が縮小されていく現在でも、フェアレディZなどのスポーツモデルを継続し、近年は電気自動車の分野でも積極的な展開を続けています。
現在の日産は、ルノーと三菱自動車とアライアンスを形成し、高級車はインフィニティという名前で海外展開しています。2025年には経営再建に向けた新体制がスタートし、2025〜2026年にかけて新型リーフをはじめとする複数の新型車投入が進んでいます。
スカイラインやシルビア、ブルーバードやサニーなどの名車を世に送り出し、日本の自動車文化を作ってきた日産。「この車を復活させてほしい」と旧車に思い入れのあるファンが特に多いのも、日産車の大きな特徴です。
日産の歴代車種の中にはエンジンだけでなくモーターをパワートレインにする車も
ニッサンFEV
ニッサンFEVの説明
ニッサンFEV
ニッサンFEV
ニッサンFEV
ニッサンFEV
プレーリージョイEV
プレーリージョイEVの説明
プレーリージョイEV
プレーリージョイEV
プレーリージョイEV
ティーダEVテストカー
ティーダEVテストカーの説明
ティーダEVテストカー
ティーダEVテストカー
ティーダEVテストカー
ティーダEVテストカー
日産が開発・発売する車の中にはガソリンエンジン搭載車だけでなく、バッテリーを搭載してモーターで走行するバッテリーEV(BEV)も多数あります。2010年に発売したリーフは世界初の量産型電気自動車として知られていますが、リーフ発売以前からEV開発に取り組んでいた点も特筆に値します。1991年の第29回東京モーターショーではコンセプトモデル「ニッサンFEV」を発表。1998年には市販車として世界初となるリチウムイオンバッテリーEVのプレーリージョイEVを法人向けにリース販売しました。また、リーフの先行開発車両として2009年にはティーダEVテストカーを公開するなど、技術の日産として世界のEV開発をリードしてきた歴史があります。
日産で国内販売されている現行車種一覧

現在、日産で販売されている主な車種を解説します。電気自動車のリーフが2026年1月に3代目へとフルモデルチェンジするなど、電動化を軸にラインナップの刷新が続いています。
アリア(2021~)
アリアは日産電気自動車のフラッグシップモデル
日産アリアのスペック
後ろから見た日産アリア
日産アリアのホイール
アリアは2021年に発売した、日産のフラッグシップ電動SUV(BEV)。航続距離は最大640kmで、長距離移動にも対応できる実用性を持ちます。ボディサイズは全長4,595mm×全幅1,850mm×全高1,655〜1,665mmで、エクストレイルやトヨタ ハリアーと近いゆとりあるサイズ感です。実際に展示車の前に立つと、低重心でどっしりとしたフォルムが目を引き、乗り込んでみると広い室内空間が印象的です。2024年にはよりパワフルな仕様のNISMOモデルが追加されました。
| 車名 | アリア |
|---|---|
| 発売年 | 2021年 |
| 特徴 | 日産のフラッグシップ電動SUV(BEV) |
| 航続距離 | 最大640km(WLTCモード) |
| ボディサイズ | 全長4,595mm × 全幅1,850mm × 全高1,655〜1,665mm |
| サイズ感 | エクストレイルやトヨタ ハリアーに近いゆとりあるサイズ |
| NISMOモデル | 2024年追加 |
サクラ(2022~)
普段使いに最適な180kmの航続距離を持つ電気軽自動車のサクラ
日産サクラのリヤ
サクラは日産が販売する軽自動車規格のBEV(バッテリー電気自動車)。航続距離は最大180km(WLTCモード)と、同じEVのアリアと比べると短めですが、その分充電に要する時間も短く、日常の近距離移動に集中した設計になっています。国の補助金制度(CEV補助金)を活用すると実質的な購入負担を大きく抑えられるため、EVデビューの入口として選ばれるケースも多いモデルです。三菱 eKクロスEVと兄弟車の関係にあります。
| 車名 | サクラ |
|---|---|
| 発売年 | 2022年 |
| 車種区分 | 軽自動車規格のBEV |
| 航続距離 | 最大180km(WLTCモード) |
| 兄弟車 | 三菱 eKクロスEV |
| 用途 | 日常の近距離移動に最適。CEV補助金の活用でお得に購入可能 |
キックス(2020~)
ジュークと入れ替わりで導入したコンパクトSUVのキックス
2020年に国内販売を終了したジュークの後継モデルとして日本デビュー。もともとは海外で販売していたモデルですが、日本導入にあたってパワートレインに第二世代e-POWERを搭載し、電動化に対応しました。コロンビアとコラボしたオフロード仕様の特別仕様車も展開されるなど、アウトドア需要にも応えるモデルです。
| 車名 | キックス |
|---|---|
| 発売年 | 2020年 |
| 車種区分 | コンパクトSUV |
| 前モデル | ジューク(2020年国内販売終了)の後継 |
| パワートレイン | 第二世代e-POWER搭載 |
| 特別仕様 | コロンビアとコラボしたオフロード仕様も展開 |
NV200バネット(2008~)
積載容量の多い商用バンのNV200バネットは趣味を楽しむユーザーにも大人気
NV200バネットは積載量の多い商用バンで、近年ではキャンプなどアウトドア用に購入するユーザーも増えています。2017年に生産終了したバネットバンの後継モデルにあたり、日本だけでなくマレーシアやインドなどアジアを中心に展開する世界戦略車でもあります。2025年12月には「Outdoor Black Edition」と呼ばれる改良モデルが発売されるなど、現在も継続してラインナップされています。
| 車名 | NV200バネット |
|---|---|
| 発売年 | 2008年 |
| 車種区分 | 商用バン |
| 用途 | 商用・アウトドア・趣味用など多目的に対応 |
| 前モデル | バネットバン(2017年生産終了)の後継 |
| 販売地域 | 日本・マレーシア・インドなどアジア各国(世界戦略車) |
スカイライン(1957~)
スカイライン V37型
1966年に日産と合併したプリンス自動車が生産していた「プリンス・スカイライン」が初代で、1957年に誕生した歴史ある車種です。1969年に販売されたスカイラインの最上級モデルがGT-Rであり、2007年に日産はGT-Rをスカイラインから独立させました。現行型はV37型で、3.0L V6ツインターボエンジン(VR30DDTT型)を搭載。なお、2022年10月にハイブリッドモデルの販売が終了し、現在はガソリン車のみのラインナップとなっています。
| 車名 | スカイライン |
|---|---|
| 発売年 | 1957年(プリンス・スカイラインとして) |
| GT-Rとの関係 | 1969年にスカイラインGT-Rを展開、2007年に独立モデルに |
| 現行型 | V37型。2022年10月以降はガソリン車のみ(ハイブリッドは販売終了) |
| エンジン | 3.0L V6ツインターボ(VR30DDTT型) |
GT-R(2007〜2025年・生産終了)
GT-R R35型
スカイラインGT-Rを独立させる形で2007年に販売を開始したR35型GT-R。セダンベースのスカイラインとは別の専用設計を採用したことで、世界に誇る日本のスーパースポーツカーとして18年間にわたり君臨しました。安全性の観点から整備・点検は日産の認定メカニックに限られる点も特徴のひとつです。2025年8月、部品調達の困難化や環境・安全規制への対応を理由に、R35型の生産が終了しました(日産公式発表、2025年8月)。18年間で約48,000台が生産され、最終仕様の最高出力は570PSに達しました。日産のCEOは将来的な次世代GT-Rの登場を示唆していますが、具体的な時期や仕様は未定です。
| 車名 | GT-R(R35型) |
|---|---|
| 販売期間 | 2007年〜2025年8月(生産終了) |
| 総生産台数 | 約48,000台 |
| 最終仕様の最高出力 | 570PS(2017年モデル以降) |
| 整備体制 | 安全性確保のため、認定メカニックのみが整備可能 |
| 生産終了の理由 | 部品調達困難・安全規制強化への対応(日産公式発表) |
| 次世代モデル | CEOが将来の登場を示唆。詳細は未定 |
フェアレディZ(1969~)
フェアレディZ Z34型(※現行はRZ34型)
フェアレディという名前はミュージカル『マイ・フェア・レディ』に由来し、初代S30型(海外名:240Z)は世界中に熱烈なファンを持つ伝説的なモデルです。写真はZ34型ですが、現行モデルは2023年に発売されたRZ34型(7代目)に移行しており、3.0L V6ツインターボエンジンを搭載した現代のスポーツカーとして進化しています。2025年度にはさらにハイスペックな「Z NISMO」の追加が予定(日産公式発表)されるなど、スポーツカーとしての進化が続いています。
| 車名 | フェアレディZ |
|---|---|
| 発売年 | 1969年(初代S30型) |
| 現行型 | RZ34型(2023年〜) |
| エンジン | 3.0L V6ツインターボ |
| 車名の由来 | ミュージカル『マイ・フェア・レディ』にちなんで命名 |
| 初代モデル | S30型(海外名:240Z) |
エクストレイル(2000~)
エクストレイル T32型
2010年のジューク登場までの10年間、国内SUV販売数トップに君臨したモデル。トヨタRAV4によって開拓された高級SUV路線とは一線を画し、オフロードでの走破性を一貫して重視してきました。3代目からはe-POWERハイブリッドを追加。現行の4代目(T33型)は2022年に発売され、e-POWER e-4ORCEによる電動四輪駆動システムを搭載し、悪路走破性と低燃費を両立しています。
| 車名 | エクストレイル |
|---|---|
| 発売年 | 2000年 |
| 販売実績 | 2010年のジューク登場まで国内SUV販売トップ |
| 特徴 | オフロード走破性を重視した設計 |
| 現行型 | 4代目T33型(2022年〜)。e-POWER e-4ORCE搭載 |
| 競合モデル | トヨタ RAV4など |
エルグランド(1997~)
エルグランド TE52
90年代のミニバンブームを牽引したモデルのひとつで、高い室内空間と高級感が特徴のエルグランド。トヨタのアルファードやヴェルファイアという強力なライバルの台頭により、近年は市場での存在感が薄れています。現行型は2010年発売の3代目(E52型)で、長らくモデルチェンジが行われていません。次期型の登場が期待されているモデルです。
| 車名 | エルグランド |
|---|---|
| 発売年 | 1997年 |
| 現行型 | 3代目E52型(2010年〜) |
| 特徴 | 広い室内と高級感が持ち味の大型ミニバン |
| 競合モデル | トヨタ アルファード、ヴェルファイアなど |
セレナ(1991~)
セレナ C27型(※現行はC28型)
日産の国内販売を長年にわたって支えてきたベストセラーミニバン。写真はC27型ですが、現行モデルは2022年に発売されたC28型に移行しています。初めて自動運転支援技術「プロパイロット」を量産ミニバンに搭載したのもセレナで、2016年のC27型フルモデルチェンジが契機となりました。C28型ではe-POWER e-4ORCEによる電動四輪駆動も選択可能になり、雪道や悪路での安心感もさらに向上しています。
| 車名 | セレナ |
|---|---|
| 発売年 | 1991年 |
| 現行型 | C28型(2022年〜) |
| 技術 | 量産ミニバン初の自動運転支援「プロパイロット」(2016年、C27型より) |
| パワートレイン | e-POWER搭載。C28型よりe-POWER e-4ORCEも選択可 |
リーフ(2010年~)
3代目リーフ。航続距離は最大702km(WLTC)でボディタイプはクロスオーバーに進化
3代目リーフのタイヤとホイール
後ろから撮影した3代目リーフ
2010年の初代モデル発売から15年間で世界累計約70万台を販売した、量産型電気自動車の先駆け的存在。2026年1月15日に3代目(ZE2型)が国内発売されました(日産公式発表、2025年10月)。従来の5ドアハッチバックスタイルから大きく変わり、クロスオーバーSUVスタイルへと刷新。新世代EV専用プラットフォーム「CMF-EV」(アリアと共通)を採用し、航続距離は最大702km(WLTC、B7グレード)と2代目から大幅に伸びています。急速充電はバッテリー残量10%から80%まで最短35分と充電時間も短縮されました。価格はB7グレードが511万8,700円〜(2025年10月発表時点)。
| 車名 | リーフ |
|---|---|
| 発売年 | 2010年(初代) |
| 現行型 | 3代目ZE2型(2026年1月15日国内発売) |
| ボディタイプ | クロスオーバーSUV(2代目までのハッチバックから変更) |
| 航続距離 | 最大702km(WLTC、B7グレード) |
| 急速充電 | 10%→80%まで最短35分 |
| 価格 | 511万8,700円〜(B7グレード、2025年10月発表時点) |
| 累計販売 | 世界で約70万台(2025年時点) |
ノート/ノートオーラ(2005年~)
ノート オーラ
ノート オーラ
ノート オーラ
2024年マイナーチェンジ後のノートオーラ
ノートオーラのスペック
ノートオーラのスペック
ノートオーラ
ノートオーラ
ノートオーラ
ノートオーラ
ノートオーラ
ノートオーラ
ノートオーラNISMOのスペック
ノートオーラNISMO
ノートオーラNISMO
ノートオーラNISMO
ノートオーラNISMO
ノートオーラNISMO
ノートオーラNISMO
ノートオーラNISMOのインテリア
2代目ノートへのマイナーチェンジで追加された「e-POWER」モデルが大きなヒットとなり、2018年上半期の新車販売台数1位を獲得。日産としては1970年のサニー以来48年ぶりのトップ返り咲きでした。購入者の70%以上がe-POWERモデルを選んでいたことからも、その人気ぶりがわかります。現行の3代目ノートは2020年に発売され、全グレードがe-POWER専用モデルに。上位モデルとしてプレミアムコンパクトを名乗る「ノートオーラ」も2021年に追加されました。2024年のマイナーチェンジでデザインや安全装備が刷新され、NISMOモデルも継続して設定されています。
| 車名 | ノート / ノートオーラ |
|---|---|
| 発売年 | 2005年(初代ノート) |
| 現行型 | 3代目ノート(2020年〜)、ノートオーラ(2021年〜) |
| パワートレイン | 全グレードe-POWER専用(3代目以降) |
| 販売実績 | 2018年上半期の新車販売台数1位(日産として48年ぶり) |
| NISMOモデル | ノートオーラNISMOを設定 |
デイズルークス/ルークス(2014~)
デイズルークス B21A型(※現行はルークス B44A型)
日産と三菱が共同出資するNMKVで開発された軽スーパーハイトワゴン。写真はデイズルークス(B21A型)ですが、2020年にフルモデルチェンジし「ルークス」に車名を変更した現行型(B44A型)に移行しています。三菱のeKスペースクロスと兄弟車の関係にあります。プロパイロットの搭載により、高速道路での運転支援も軽自動車で実現しています。広い室内は子育て世帯を中心に根強い支持を集めています。
| 車名 | デイズルークス → ルークス(現行) |
|---|---|
| 発売年 | 2014年(デイズルークス)、2020年(現行ルークス) |
| 開発 | 日産と三菱の共同出資会社NMKVが開発 |
| 兄弟車 | 三菱 eKスペースクロス |
| 特徴 | プロパイロット搭載。広い室内で子育て世帯にも人気 |
デイズ(2013~)
デイズ B21W型(初代)
2023年にマイナーチェンジした2代目デイズ
三菱との共同会社NMKVが開発した軽自動車で、オッティの後継にあたります。日産が商品企画の段階から主体的に作り上げた初の軽自動車として「日産のすべてを、軽に」というキャッチコピーが示す通り、運転のしやすさや内外装の質感が高く評価されています。2019年にフルモデルチェンジした2代目(B43W型)はプロパイロットやe-POWERを搭載し、軽自動車の枠を超えた走りと先進安全性能を実現。2023年にはマイナーチェンジも実施されています。
| 車名 | デイズ |
|---|---|
| 発売年 | 2013年(初代) |
| 現行型 | 2代目B43W型(2019年〜、2023年マイナーチェンジ) |
| 開発 | 日産と三菱の共同会社NMKVによる開発 |
| 特徴 | e-POWER・プロパイロット搭載。デザインと内装の質感が高評価 |
NV100クリッパーリオ/クリッパーリオ(2007~)
NV100クリッパーリオ DR17V型
スズキからのOEM供給車で、「エブリイワゴン」とプラットフォームを共有しています。マツダ・スクラムワゴン、三菱のタウンボックスも同様の兄弟車にあたります。軽1BOXワゴンとして室内高が高く、車中泊やアウトドア用途にも活用されています。
| 車名 | NV100クリッパーリオ / クリッパーリオ |
|---|---|
| 発売年 | 2007年 |
| 供給元 | スズキからのOEM供給車 |
| プラットフォーム | スズキ エブリイワゴンと共通 |
| 兄弟車 | マツダ スクラムワゴン、三菱 タウンボックス |
キャラバン/NVキャラバン(1973~)
キャラバン E20型 ロング
キャブオーバー型のバンやワゴンタイプ乗用車で、トヨタ ハイエースのライバルとしてよく比較されるモデル。3代目まではワンボックス、4代目以降は1.2ボックスとなり、現行型5代目(E26型)からNVキャラバンの名称に変更されています。2025年8月には一部改良が実施され、安全装備の充実化が図られました。商用バンから乗用ワゴン、14人乗りマイクロバスまで幅広いラインナップを展開しており、ビジネス用途からアウトドア・車中泊用途まで対応できます。
| 車名 | キャラバン / NVキャラバン |
|---|---|
| 発売年 | 1973年 |
| 現行型 | 5代目E26型(NVキャラバン)。2025年8月に一部改良 |
| 競合車 | トヨタ ハイエース |
| ラインナップ | 商用バン・乗用ワゴン・14人乗りマイクロバスなど |
























