トヨタの歴代車種

トヨタの歴代車種121種類を解説!日本国内で販売した車まとめ

1930年代のトヨダG1型トラックから最新センチュリーSUVまで、トヨタ80年超の歴史を彩った車種を一挙紹介。販売終了モデルの情報も正確に記載。懐かしの名車から現役モデルまで、車種選びや旧車探しの参考に。

トヨタの車種一覧!約120種類の歴代車種を解説

トヨタが開発・製造した歴代車種を解説。ランドクルーザー、クラウン、カローラ、ハイエースなど現在まで続く伝統車種。2000GT、1600GT、マーク2、セリカ、MR2、スープラなど、今でも多くの自動車好きに愛される名車たち。1990年以降のSUVブームを生み出した人気車種も紹介。

憧れのクラシックカーや懐かしの旧車、現在の人気車種など80年以上の歴史を持つ日本最大の自動車会社トヨタの歴史と名車は知っておいて損はありません!
※トヨタが市販化し、日本国内で販売した車種を対象としてまとめています。コンセプトカー、トラックやバスなどの業務用車両は対象外。

1930年~1960年代のトヨタ車種一覧

豊田自動織機製作所自動車部からトヨタの歴史は始まります。AA型乗用車の開発に成功したのち、戦中・戦後の日本でトヨタは自動車会社としての地位を確立していきます。
1950年代には現在もトヨタを代表する車種であるクラウンを、1960年代にはカローラとマーク2を、また名車と名高い2000GTや1600GTなどのスポーツカーも開発しました。

トヨダ・G1型トラック(1935)

  • トヨダG1型トラックの説明
  • トヨダG1型トラック
  • トヨダG1型トラック
  • トヨダG1型トラック

1930年に小型エンジンの研究を開始し、1934年にシボレーエンジンを模したA型エンジンの試作を完成。1935年11月にフォードトラックを参考に開発したシャーシへA型エンジンを搭載したG1型トラックを発表した。G1型の生産台数は379台で、1936年9月の改良後に大量生産が始まった。トヨタの歴史を語るうえで欠かせない出発点となった車両で、現在は量産には至らなかったが、トヨタ産業技術記念館(名古屋市)などで関連資料を見ることができる。

トヨダ・AA型乗用車(1936)

トヨダ・AA型

トヨダ・AA型

1936年4月に販売されたトヨタ初の量産型自動車。「トヨ」表記なのがポイントで、豊田自動織機製作所自動車部によって市販された。1937年に「トヨタ自動車工業株式会社」として独立したことで、社名と合わせてブランド表記も「トヨタ」に統一された。トヨタ博物館(愛知県長久手市)の入口そばにシンボルカーとして展示されており、間近で見るとアメリカ車の影響を色濃く受けたボディラインが印象的だ。

車名 トヨダ・AA型乗用車
発売年 1936年4月
特徴 トヨタ初の量産型自動車として登場。「トヨダ」表記は当時の社名に由来。
製造元 豊田自動織機製作所 自動車部
会社の変遷 1937年に「トヨタ自動車工業株式会社」として独立し、名称も「トヨタ」に変更。
現存する展示 トヨタ博物館(愛知県長久手市)の入口近くにシンボルカーとして展示されている。

トヨタ AB型フェートン(1936)

トヨタ AB型フェートン

トヨタ AB型フェートン

トヨタ初の量産型自動車AA型をベースにしたオープンモデル。日中戦争の影響もあり市販にはほとんど流通せず、大半が帝国陸軍に納入された。カーキー色に塗装された軍用モデルは「ABR型」(Rは陸軍=Rikugunの意)とも呼ばれ、希少性と歴史的背景から価値の高い1台とされている。

車名 トヨタ AB型フェートン
発売年 1936年
ベースモデル トヨタ初の量産型自動車AA型をベースとしたオープンモデル
市販状況 市販はほとんどされず、流通数は極めて少ない
軍用採用 多くが帝国陸軍に納入され、軍用モデルは「ABR型」と呼ばれた
名称の由来 「R」は「陸軍(Rikugun)」を意味する
歴史的意義 軍用車としての用途と希少性から、歴史的価値の高い1台

トヨタ AC型乗用車(1943)

トヨタ AC型

トヨタ AC型

AA型のマイナーチェンジモデル。戦時中は大衆向けの自動車販売が制限されており、陸軍の要望が強く反映されたため外観は地味な仕上がりとなっている。納入先のほとんどが陸軍で、1943年〜1947年にかけて製造された戦中・戦後の両方を生きたトヨタ車であり、戦後初の国産車としても認定された。

車名 トヨタ AC型乗用車
製造年 1943年~1947年
ベース車 トヨタ AA型のマイナーチェンジモデル
特徴 外観は地味で、戦時中の制約と軍の要望が反映されたデザイン
販売状況 大衆向け販売は制限され、ほとんどが陸軍向けに納入
歴史的意義 戦中・戦後を通じて活躍した車種で、戦後初の国産車にも認定された

トヨタ AE型乗用車 新日本号(1939)

AA型以降に開発を続けていた2.3リッターC型エンジンを搭載した5人乗りの中型車。名称を一般公募したところ「新日本号」に決定し、試乗会も開催されたが、戦時体制のため本格的な生産は延期に。結局、生産台数100台未満という幻の1台となった。

車名 トヨタ AE型乗用車(新日本号)
開発年 1939年
搭載エンジン 2.3リッターC型エンジン
乗車定員 5人乗りの中型乗用車
名称の由来 名称は一般公募により「新日本号」と決定
生産台数 100台未満とされ、幻の車とも言われている

トヨペット SA型小型乗用車(1947)

  • トヨペット SA型小型乗用車(1947)
  • トヨペット SA型小型乗用車(1947)のスペック
  • トヨペット SA型小型乗用車(1947)
  • トヨペット SA型小型乗用車(1947)

終戦後、当時の先端技術をもとに開発が進められた2ドアの小型乗用車。トヨタ初の小型車用エンジン「S型」を搭載した。「トヨペット」というブランド名は一般公募で決まったもので、その後も長く使われる馴染みのある名称となった。戦後の混乱期ゆえに売り上げは伸び悩んだが、その後のトヨタの技術開発に大きく貢献したモデルだ。

車名 トヨペット SA型小型乗用車
発売年 1947年
車種分類 2ドア小型乗用車
搭載エンジン トヨタ初の小型車用「S型」エンジン
ブランド名 「トヨペット」は一般公募によって命名
技術的意義 売上には恵まれなかったが、トヨタの技術開発に大きな貢献を果たした

トヨペット SD型小型乗用車(1949)

1949年に販売されたトヨペットブランドの小型乗用車で、自家用車SA型と並行して開発が進められた車。需要の多かったタクシーなどの営業車としての活用を主な目的としており、SB型トラックの技術や部品を流用したため強度・耐久性に優れている。

車名 トヨペット SD型小型乗用車
発売年 1949年
用途 需要の多かったタクシーなどの営業車向け
技術的特徴 SB型トラックの技術や部品を流用し、強度・耐久性に優れていた

トヨタ SF型小型乗用車(1951)

乗用車・商用車のどちらにも対応できるよう基本構造を共通化。ボディは荒川板金工業・関東自動車工業・中日本重工業名古屋製作所の3社が製造しており、細部に違いがある。ホイールベース2500mmへの拡大で乗り心地が大幅に改善し、タクシーとしても人気を集めて3,500台以上が販売された。

車名 トヨタ SF型小型乗用車
発売年 1951年
ボディ製造元 荒川板金工業、関東自動車工業、中日本重工業名古屋製作所の3社
ホイールベース 2500mmで乗り心地が大幅に向上
市場での評価 タクシーとしても人気を博し、3,500台以上を販売

トヨタ SH型小型乗用車(1953)

SはトヨタS型エンジン、Hは新しいシャシのH型を指す。小型車規格の改定により1.5リッターエンジンR型の開発を目指していたトヨタが、トヨペット スーパーRH型での実現に先立ち、H型シャシを先行導入したモデル。

車名 トヨタ SH型小型乗用車
発売年 1953年
名称の意味 SはS型エンジン、Hは新開発のH型シャシを表す
位置づけ トヨペット スーパーRH型の前段階として登場した先行導入モデル

トヨペット スーパーRH型(1953)

トヨペット スーパーRHN型

トヨペット スーパーRHK型

S型エンジン(1L)に代わる1.5リッターR型エンジンを初搭載した小型乗用車。S型より21馬力ものパワーアップを達成し、外車にも劣らない国産車として高く評価され、トヨタの主力モデルとなった。ボディの製造元によりRHN(新三菱重工)とRHK(関東自動車工業)の2種類が存在した。

車名 トヨペット スーパーRH型
発売年 1953年
搭載エンジン 1.5リッターR型エンジン(S型より21馬力アップ)
ボディの種類 RHN(新三菱重工製)とRHK(関東自動車工業製)の2種類

トヨタ・ランドクルーザー(1951年~)

トヨタ・ランドクルーザーは日本だけでなく海外でも高い評価を得るキングオブSUV

トヨタ・ランドクルーザー 70系

200系ランドクルーザー AX Gセレクション

元の名称はトヨタ・ジープ BJ・FJ型で、1954年に「ジープ」が商標のため「ランドクルーザー」に改名された、実質的な初代ランクル。大型クロスカントリーSUVとして自衛隊への納入を目指して開発され、モデルチェンジのたびに大型化が進んできた。日本だけでなく世界中で「キングオブSUV」として高く評価される。現行モデルは2021年にフルモデルチェンジした300系で、旧200系より軽量化と安全性能の大幅向上が図られている。

車名 トヨタ・ランドクルーザー
初登場年 1951年
元名称 トヨタ・ジープ BJ・FJ型(1954年にランドクルーザーに改名)
名称変更理由 「ジープ」は商標のため使用を避け改名
現行モデル 300系(2021年フルモデルチェンジ)
評価 日本だけでなく海外でも高く評価されるキングオブSUV

クラウン(1955~)

クラウンは誰もが憧れた日本を代表する高級セダン

初代クラウン RSD 1957年式 豪州ラリー参戦車(レプリカ)

15代目クラウン 2.5RS HYBRID ADVANCE FOUR

現代まで続くトヨタを象徴する高級車で、初代の正式名称は「トヨペット クラウン」。当時の小型車最大規格で、デザインはアメリカ車の影響を受けており、純国産方式・自社でのボディ製造にこだわって約10億円の設備投資を要した。2022年に登場した16代目はセダン・クロスオーバー・スポーツ・エステートの4ボディタイプ展開という大胆な刷新を行い、従来の高級セダンのイメージを大きく変えた。

車名 クラウン
発売開始 1955年~
正式名称(初代) トヨペット クラウン
現行モデル 16代目(2022年登場)。セダン・クロスオーバー・スポーツ・エステートの4タイプ展開
製造方式 純国産方式を採用し自社でボディ製造にこだわった
設備投資 初代開発時に約10億円の設備投資が必要だった

トヨペット マスター(1955~1956)

トヨペット マスター

トヨペット スーパーの後継モデルで、クラウンと同時発売ながら約10万円安い設定。タクシーなど営業車需要を見越して開発したが、クラウンの完成度が高く人気を得られなかった。ただし、マスターで培われた技術は後の初代コロナに活かされており、結果的にトヨタの車づくりに貢献した。

車名 トヨペット マスター
発売期間 1955年~1956年
位置づけ トヨペット スーパーの後継モデル
価格帯 クラウンより約10万円安い設定
技術的意義 後の初代コロナに技術が活かされた重要なモデル

トヨペット マスターライン(1955~1967)

トヨペット マスターライン

マスターをベースにバンやトラックに仕立てた商用車R10系。マスターの販売不振を受けて開発費を償却する目的でスタートしたが、もともとタクシー向けに設計された乗り心地の良さが商用車としても好評で、2代目・3代目と続き1967年まで生産が続いた。

車名 トヨペット マスターライン
発売期間 1955年~1967年
ベース車 トヨペット マスターをベースにした商用車R10系(バン・トラック)
生産継続 2代目・3代目と続き1967年まで生産された

トヨペット コロナ(1957~2001)

トヨペット コロナは1957年から44年間製造されたロングセラーモデルでRT20型やRT50型などの型式は今でもファンに愛される

トヨペット コロナ RT20型 1961年式

トヨペット コロナ RT50型 1966年式

トヨペット コロナ RT50型 1966年式のリヤ

  • トヨペット コロナ(1964)デラックス
  • トヨペット コロナ(1964)デラックスのスペック
  • 後ろから見たトヨペット コロナ(1964)デラックス
  • 横から見たトヨペット コロナ(1964)デラックス
  • トヨペット コロナ(1973)1800GL
  • トヨペット コロナ(1973)1800GLのスペック
  • トヨペット コロナ(1973)1800GL
  • トヨペット コロナ(1973)1800GL

T10型は記念すべき「初代コロナ」と言いたいが、基本構造はクラウンの姉妹車マスター、足回りはクラウン、エンジンは1940年代から使われてきたS型で、技術的革新は少なかった。タクシー業界から販売を急かされた経緯もあり、開発途中での市場投入だったと言われている。その後は改良を重ね、RT20型・RT50型などの世代はモータースポーツでも活躍し、今も旧車ファンに根強い人気がある。2001年に販売終了。

車名 トヨペット コロナ
発売期間 1957年~2001年(販売終了)
代表的型式 RT20型、RT50型など多くのファンに愛されるモデル
搭載エンジン(初代) 1940年代から搭載のS型エンジンを使用
販売背景 タクシー業界の強い要望で発売を急がれた経緯がある

パブリカ(1961~1988)

パブリカ UP10型

パブリカ UP20D型

パブリカ UP20S型

「パブリックカー」から命名されたトヨタ初の大衆車。空冷水平対向2気筒エンジンによる小型化・コストダウンを図り、外装・内装も実用性を重視した。しかし「自家用車=夢の車」だった当時の労働者層には響かず苦戦。高級路線のパブリカ・デラックスを追加したところ販売が上向き、1988年まで生産が続いた。1988年に販売終了。

車名 パブリカ
発売期間 1961年~1988年(販売終了)
名称由来 「パブリックカー」から命名されたトヨタ初の大衆車
エンジン特徴 空冷水平対向2気筒エンジンで小型化・コストダウンを実現
販売戦略の転換 高級仕様のパブリカ・デラックスを追加し販売が好転

クラウンエイト(1964~1967)

センチュリーの開発につながる最高級車クラウンエイト

RS40系(2代目クラウン)をベースにしたVIP向けの大型高級セダンで、歴代最大スケールのクラウン。国産車初のV型8気筒エンジンを搭載し、公用車として採用されて佐藤栄作総理も乗車している。1967年にトヨタ最高級車センチュリーの誕生に伴い生産終了。センチュリー開発の礎を築いたモデルとして歴史的な意義が大きい。

車名 クラウンエイト
発売期間 1964年~1967年(販売終了)
特徴 国産車初のV型8気筒エンジンを搭載した最高級モデル
用途 VIP向けおよび公用車として使用。佐藤栄作総理も乗車
後継モデル 1967年にトヨタ最高級車「センチュリー」に交代

トヨタ スポーツ800 UP15型(1965~1969)

トヨタ スポーツ800(UP15型)浮谷東次郎レース車のスペック

トヨタ スポーツ800(UP15型)浮谷東次郎レース車(レプリカ)

トヨタ スポーツ800(UP15型)浮谷東次郎レース車(レプリカ)

フロントウィンドウ部のアップ

大衆車パブリカの基本構成・エンジンを搭載した小型スポーツカー。エンジンは非力ながらモノコック構造で軽量化を徹底し、車重はわずか580kg、最高速度は155km/hを誇った。愛称は「ヨタハチ」で、ホンダSシリーズと人気を二分するライバル関係にあった。1969年に販売終了。現在もトヨタ博物館などで実車を見ることができ、旧車イベントでも常連の人気モデルだ。

車名 トヨタ スポーツ800 UP15型
発売期間 1965年~1969年(販売終了)
車体重量 約580kgと非常に軽量
最高速度 155km/h
愛称 ヨタハチ
競合 ホンダのSシリーズとライバル関係

カローラ(1966~)

  • カローラ(1966)
  • カローラ(1966)のスペック
  • カローラ(1966)
  • カローラ(1966)

大衆車パブリカが800cc、コロナが1500ccのエンジンを搭載するなか、初代カローラ(E10型)は中間に位置する1077ccの新型K型エンジンを搭載した高級大衆車として登場。他の大衆車が1000ccのため「プラス100ccの余裕」というキャッチコピーも上手かった(実際の差は77cc)。2019年9月には12代目カローラ(セダン)が登場し、ワゴンのカローラツーリング・ハッチバックのカローラスポーツとともに新世代カローラ3車種が揃った。なお先代のセダン「アクシオ」とワゴン「フィールダー」は2023年に販売終了している。

車名 カローラ
発売開始 1966年~現在
初代モデル E10型、1077ccのK型エンジン搭載の高級大衆車
キャッチコピー 「プラス100ccの余裕」(実際は77ccの差)
現行モデル 12代目カローラ(セダン)・カローラツーリング(ワゴン)・カローラスポーツ(ハッチバック)
備考 先代アクシオ・フィールダーは2023年販売終了

ハイエース(1967~)

トヨタ 初代ハイエース H10系

トヨタ 初代ハイエース H10系

トヨタ 5代目ハイエース H200系

  • 初代ハイエース
  • 初代ハイエース
  • 初代ハイエース
  • 初代ハイエース
  • 初代ハイエース
  • 初代ハイエース

エンジンの上に運転席があるキャブオーバー型の車。初代はバンとトラックが販売され、現在も製造が続くバンタイプのH200系は5代目にあたる。独自の市場を形成し商用・レジャー双方で根強い人気を持つ一方、盗難被害の多さが長年の課題となっており、トヨタも対策を継続している。なお現行H200系は2004年発売とロングセラーが続いており、次期モデルへの注目度も高い。

車名 ハイエース
発売開始 1967年~現在
車体構造 運転席がエンジン上にあるキャブオーバー型
現行モデル バンタイプH200系(5代目・2004年発売)。製造継続中
市場特性 商用・レジャー双方で人気。盗難被害の多さが課題

2000GT(1967~1970)

トヨタ 2000GT MF12L型

トヨタ 2000GT MF12L型

トヨタ 2000GT MF12L型

トヨタ 2000GT MF10型スピードトライアル

トヨタ 2000GT MF10型スピードトライアル

トヨタ 2000GT MF10型スピードトライアル

1960年代に国内でモータースポーツ人気が高まるなか、ヤマハ発動機と共同開発したトヨタ初の本格スポーツカー。持てる技術をすべて注いで世界水準の性能を実現したが、販売価格は当時で238万円(現在換算で2,000万円以上相当)という超高級車でありながら、実際には赤字価格での販売だった。総生産台数は337台という希少性も相まって、現在は億単位の価格で取引されるケースもある名車中の名車だ。1970年に生産終了。

車名 2000GT
発売期間 1967年~1970年(生産終了)
特徴 ヤマハ発動機と共同開発したトヨタ初の本格スポーツカー
総生産台数 337台
当時の販売価格 238万円(現代換算で2,000万円以上相当)、赤字価格での販売

1600GT(1967~1969)

1600GT RT55型 1967年式

1600GT RT55型 1967年式

型式はRT55のみで、わずか1年少しで販売終了。2000GTの弟分とも呼べる大衆スポーツクーペで、コロナ・ハードトップをベースとしているため「コロG」の愛称がある。1969年のJAFグランプリでのスカイライン2000GTとの激闘は今も語り継がれる名勝負だ。1969年に販売終了。

車名 1600GT
発売期間 1967年~1969年(販売終了)
型式 RT55のみ
ベース車 コロナ・ハードトップをベースに開発
愛称 「コロG」
歴史的背景 1969年JAFグランプリでのスカイライン2000GTとの激闘で知られる

センチュリー(1967~)

初代センチュリー VG20型

  • 初代センチュリー
  • 初代センチュリー
  • 初代センチュリー
  • 初代センチュリー

2代目センチュリー 2010年改良モデル

3代目センチュリー UWG60型

3代目センチュリー UWG60型

センチュリーSUV

トヨタの最高級乗用車。2018年に登場した3代目(UWG60型)はV8エンジン+モーターのハイブリッドシステムを採用し、先進の安全装備もてんこ盛りで車両価格は約2,000万円となった。さらに2023年にはSUVタイプの「センチュリーSUV」も追加設定された。皇室に納入されているのは2代目をベースにした「センチュリーロイヤル」で、こちらは特注生産となっている。

車名 センチュリー
初代発売年 1967年
現行モデル 3代目(UWG60型・2018年発売)
価格 約2,000万円(3代目)
SUVモデル センチュリーSUV(2023年追加)
皇室納入モデル 2代目をベースにしたセンチュリーロイヤル(特注生産)

ハイラックス(1968年~)

初代ハイラックス 10系

8代目ハイラックス Xグレード

日本では8代目まで販売されているピックアップトラック(7代目のみ日本未発売)。新興国を中心に世界的にはカローラに次ぐ販売台数を誇るトヨタ車で、フォルクスワーゲンへのOEM提供実績もある。旧車に隠れファンが多い一方、現行8代目もキャンプ・アウトドア需要の高まりとともに人気が再燃している。

車名 ハイラックス
発売開始 1968年
日本販売状況 8代目まで販売(7代目は日本未発売)
世界的な販売 カローラに次ぐ販売台数を誇り、新興国で人気が高い
OEM供給 フォルクスワーゲンにOEM提供実績あり

トヨタ スプリンター(カローラ スプリンター)(1968~2002)

  • カローラ スプリンター(1968)
  • カローラ スプリンター(1968)のスペック
  • カローラ スプリンター(1968)
  • カローラ スプリンター(1968)

カローラをよりスポーティーに仕上げた姉妹車種で、若者受けを意識した2ドアクーペが主流モデルだった。2代目(E20型)以降は「スプリンター」のみの名称に改め、4ドアセダンも追加してより幅広い層にアピール。2002年に販売終了となった。

車名 トヨタ スプリンター(カローラ スプリンター)
発売期間 1968年~2002年(販売終了)
特徴 カローラの姉妹車でスポーティー仕様。若者向けの2ドアクーペが主流
改名 2代目(E20型)から「スプリンター」のみの名称に変更

マーク2(1968~2007)

マーク2 T60型 前期型

マーク2 T60型 中期型

マーク2 T60型 後期型

1968年の初登場時は「コロナ マーク2」(T60型/70型)という名称で、コロナが外れるのは5代目以降。クラウンとコロナの間を埋める派生車種として販売され、チェイサー・クレスタを含めた「マーク2三兄弟」の長男的存在として80年代のハイソカーブームを牽引した。後継はマークXで、マークXも2019年に販売終了。実質的にこのクラスのFRセダンはトヨタのラインナップから姿を消している。