トヨタ タンドラのスペック

タンドラのスペック・ボディサイズ・維持費を徹底解説 2026年日本導入情報も

トヨタ タンドラのスペック・ボディタイプ・エンジン・燃費・維持費を歴代モデル別に比較。3代目(2022年〜)では3.5L V6ツインターボ搭載の「i-FORCE」とハイブリッドシステム搭載の「i-FORCE MAX(437hp)」を設定。2025年12月発表の日本正規導入計画の詳細も解説します。

タンドラのスペック・ボディサイズ・維持費を徹底解説 2026年日本導入情報も

タンドラとは?北米トヨタが販売するピックアップトラックのスペックなど

トヨタのタンドラとは、北米トヨタが生産・販売しているフルサイズピックアップトラックです。1999年の登場以来、2度のフルモデルチェンジを経て現在は3代目(2022年モデル〜)が北米市場で販売されています。なお、日本での正規販売はこれまで行われていませんでしたが、トヨタは2025年12月19日、タンドラを2026年から順次日本市場へ導入を目指すと正式に発表しました。

本記事では、タンドラのボディタイプやグレード、歴代モデルのボディサイズ、インテリア、スペック、維持費まで詳しく解説します。

タンドラの日本正規導入が決定!2026年から順次展開へ

トヨタは2025年12月19日の公式発表で、米国で生産するカムリ・ハイランダー・タンドラの3車種を2026年から順次日本市場へ導入する方針を表明しました。日米貿易関係への貢献を目的に、国土交通省が検討している新制度も活用して導入を進めるとしています。

カムリは2023年まで、ハイランダーはクルーガーの名称で2007年まで日本で販売実績がありましたが、タンドラは日本初導入となります。日本向けの仕様・価格などの詳細は2026年3月時点でまだ公表されていませんが、オーストラリアでは右ハンドル仕様が設定されており、日本でも同様の仕様が導入される可能性が高いとみられています。

項目 内容
発表日 2025年12月19日(トヨタ公式)
日本導入時期 2026年から順次導入予定
同時導入車種 カムリ、ハイランダーも同時導入を目指す
導入背景 日米貿易関係への貢献・国交省検討の新制度活用
日本仕様の状況 仕様・価格は未公表(2026年3月時点)。右ハンドル仕様の可能性が高い
タンドラの位置づけ 日本初導入のフルサイズピックアップトラック

ピックアップトラックのタンドラが2022年モデルで3代目にフルモデルチェンジ

3代目タンドラのエクステリア3代目タンドラのティーザーイメージ(2021年6月公開)。「テクニカル マッスル」をデザインテーマとし、フルサイズピックアップとしての存在感を一層高めている

3代目タンドラは2021年9月に正式発表され、2022年モデルとして北米市場で発売されました。「テクニカル マッスル」をデザインテーマに掲げ、シャシー刷新によりリアサスペンションをリーフスプリングからコイルスプリングのマルチリンク式へと変更。乗り心地・直進安定性・牽引力が大幅に向上しています。同じプラットフォームを共有するセコイアも2022年にフルモデルチェンジを実施しました。

フォードのFシリーズやシボレーのシルバラード、ラム1500など強力なライバルがひしめく北米フルサイズピックアップ市場において、3代目タンドラは先進装備と高性能ハイブリッドシステムの搭載で商品力を大きく強化しています。

項目 内容
モデル名 トヨタ タンドラ 3代目(フルサイズピックアップトラック)
フルモデルチェンジ 2021年9月正式発表、2022年モデルとして発売
デザインテーマ 「テクニカル マッスル」(北米デザインスタジオ・CALTYが担当)
主な変更点 リアサスペンションをリーフスプリングからコイルスプリングへ変更。牽引力17.6%向上(最大1万2,000ポンド)、積載量11%以上向上
販売地域 主に北米市場(2026年から日本でも導入予定)
競合車種 フォードFシリーズ、シボレー シルバラード、ラム1500など

トヨタ タンドラのボディタイプはダブルキャブとクルーマックスの2種類(3代目)

タンドラ レギュラーキャブのエクステリアピックアップトラックのタンドラは北米で人気の車種 画像は初代の2ドア レギュラーキャブ

初代タンドラはレギュラーキャブ・アクセスキャブ・ダブルキャブの3種類でしたが、2代目から名称が変わり、アクセスキャブがダブルキャブに、ダブルキャブがクルーマックスへと変更されています。3代目ではレギュラーキャブが廃止され、ダブルキャブとクルーマックスの2種類に絞られています。

3代目のグレード構成はSR・SR5・リミテッド・プラチナム・1794エディション・TRD Pro(オフロード仕様・4WD専用)・キャップストーン(最上級ラグジュアリーグレード)となっています。また荷台はショートベッド(5.5フィート)・スタンダードベッド(6.5フィート)から選択できます。

項目 内容
3代目ボディタイプ ダブルキャブ(後部座席あり)、クルーマックス(後部座席広め・5人乗り)の2種類
初代の名称 レギュラーキャブ、アクセスキャブ、ダブルキャブ
2代目以降の名称変更 アクセスキャブ→ダブルキャブ、旧ダブルキャブ→クルーマックス
3代目グレード構成 SR、SR5、リミテッド、プラチナム、1794エディション、TRD Pro(4WD専用)、キャップストーン
荷台の種類(3代目) ショートベッド(5.5フィート)、スタンダードベッド(6.5フィート)の2種類

アメリカンサイズのビッグボディ!タンドラのボディサイズ

タンドラの魅力のひとつといえば存在感のある大きなボディです。モデルごとにボディサイズをまとめました。

初代タンドラ(2000〜2006年)のボディサイズはライバルと比べるとコンパクト

初代タンドラのエクステリアダブルキャブ(ドアが4枚)の初代タンドラ

ロシアの永久凍土地域「ツンドラ」から車名をとり、トヨタT100の後続車として登場したタンドラ。初代モデルは2000年から2006年まで販売されました。サイズはT100より大型化されましたが、アメリカ市場への影響を考慮してビッグ3と比べると小さめに設計されており、排気量も控えめな設定のため販売面でやや不利な面がありました。

キャブ グレード 高さ(4×2/4×4) 全長
レギュラーキャブ ベース V6 1,790mm/− 1,910mm 5,520mm
SR5 V8 1,800mm/−
アクセスキャブ SR5 V6 1,790mm/1,810mm 1,910mm 5,520mm
V8 Stepside 1,790mm/1,810mm
リミテッド V8 Stepside 1,800mm/1,820mm 2,010mm
ダブルキャブ SR5 V8 1,870mm/1,880mm 2,010mm 5,840mm
リミテッド V8 1,890mm/1,900mm 2,020mm

2代目タンドラ(2007〜2021年)のボディサイズは最大で全長6mを超える

2代目タンドラのエクステリアレギュラーキャブ(ドアが2枚)の2代目タンドラ

2代目タンドラは2007年に誕生し、2014年のビッグマイナーチェンジを経て2021年モデルまで販売されました。2007年から2013年のモデルと2014年以降でサイズはほぼ変わっていません。

キャブ グレード 高さ(4×2/4×4) 全長
スタンダード ロング ショート
レギュラーキャブ SR 1,920mm/1,930mm 2,020mm 5,810mm
ダブルキャブ SR 1,930mm/1,940mm 5,810mm 6,290mm
SR5
リミテッド 1,930mm/1,930mm 5,810mm
クルーマックス SR 1,920mm/1,930mm 5,810mm
SR5
リミテッド
プラチナム

最も大きいモデルでは幅は約2メートル、全長は6メートルを超えています。

3代目タンドラ(2022年〜)のボディサイズ

3代目タンドラの全長は仕様によって約5,933〜6,414mm、全幅は約2,037〜2,073mm、全高は約1,969〜1,981mmです。ホイールベースは3,700〜4,180mmで、乗車定員は5〜6名となっています。日本への導入が予定されているショートベッド仕様(クルーマックス)でも全長は約6mに迫る巨大なボディサイズです。

トヨタ タンドラのインテリアはレザーを使った豪華仕様で室内も広い

タンドラのインパネインパネは高級感ある木目調パネルとソフトパッドが使われている(2018年モデル)

写真は2018年モデルの1794エディションのインテリアで、ブラウンレザーと木目調のシックなデザインが特徴です。3代目ではさらに装備が充実しており、上位グレードには14インチの大型インフォテインメントシステムや12.3インチデジタルメーター、12スピーカーのJBLプレミアムオーディオを装備。プラチナム・1794エディションにはシートヒーター&シートクーラーに加えてパノラマサンルーフも標準装備されています。

タンドラのフロントシート高級感があるブラウンレザー 車内も広く足元に余裕がある(2018年モデル)

フロントシート・リヤシートともに革張りで高級感があり、足元のスペースが広々ととられています。

項目 内容
2代目モデルの内装(参考) ブラウンレザーと木目調パネルを用いたシックで高級感ある仕上がり
3代目の主な内装装備 14インチインフォテインメントシステム、12.3インチデジタルメーター、JBL12スピーカー(上位グレード)
快適装備 シートヒーター&クーラー(プラチナム以上)、パノラマサンルーフ(プラチナム・1794エディション標準)、マッサージシート(上位グレード)
室内空間 クルーマックスでは後席にも余裕あるレッグスペースを確保

トヨタ タンドラのスペック V6ツインターボ+ハイブリッドシステムに刷新

3代目タンドラからエンジンはV8(5.7L)から3.5L V6ツインターボへとダウンサイジングされましたが、ターボチャージャーにより出力はむしろ向上しています。

トヨタ タンドラ(3代目)は3.5L V6ツインターボとハイブリッドの2タイプ

3代目タンドラのパワートレインは「i-FORCE」と「i-FORCE MAX」の2種類です。i-FORCEは3.5L V6ツインターボで最高出力389hp・最大トルク479lb-ft(約65kgm)、トランスミッションは6速ATから10速ATへ強化されています。i-FORCE MAXはハイブリッドシステムを組み合わせ、最高出力437hp・最大トルク583lb-ft(約80.6kgm)を発揮。こちらはLimitedグレード以上に設定されます。

パワートレイン i-FORCE i-FORCE MAX(ハイブリッド)
エンジン 3.5L V6ツインターボ
最高出力 389hp 437hp
最大トルク 479lb-ft(約65kgm) 583lb-ft(約80.6kgm)
トランスミッション 10速AT
設定グレード SR〜SR5 Limited以上(4WD)
最大牽引能力 最大1万2,000ポンド(約5,400kg)

参考として、2代目タンドラ(〜2021年)に搭載されていたV8エンジンのスペックは以下のとおりです。

エンジン種類 V8気筒DOHC32バルブDual VVT-i
排気量 4.6L 5.7L
最大出力 310hp/5,600rpm 381hp/5,600rpm
最大トルク 327lb-ft/3,400rpm 401lb-ft/3,600rpm

トヨタ タンドラの実燃費はボディサイズからみると優秀な燃費性能

タンドラの燃費はボディタイプや駆動方式、排気量により異なります。以下は2代目タンドラ(V8エンジン)の実燃費の参考値です。3代目(V6ツインターボ)でも同等〜やや向上した水準となっています。

市街地 高速道路
V8 5700cc(2代目参考値) 4×4 5.5km/L 7.2km/L
4×2 5.5km/L 7.6km/L
V8 4600cc(2代目参考値) 4×4 5.9km/L 7.6km/L
4×2 6.3km/L 8.1km/L

トヨタ タンドラの維持費はどれくらい?1ナンバー登録のため想像以上に安く収まる

タンドラは非常に大きく重量があるため維持費も多くかかるのではないかと考える方も多いでしょう。実際はどうでしょうか。

並行輸入したタンドラは普通貨物自動車として区分され、1ナンバーで登録できるため自動車税は16,000円と安く抑えられます。ただし1ナンバー車は1年ごとに車検が必要です。ユーザー車検を活用すれば車検代の負担を大幅に軽減できます。その他、車検時には重量税・自賠責保険(年ごとに変動あり)・整備代・印紙代などが発生します。

維持費のデメリットとしては、1ナンバーは高速道路の料金が普通車よりやや高くなること、大きなボディサイズのため駐車場料金が割増になる可能性があること、そしてガソリン代がかさむ燃費の悪さが挙げられます。一方で、日本に正規導入された場合には税区分や維持費の扱いが変わる可能性があります。

項目 内容
車種区分(並行輸入の場合) 普通貨物自動車(1ナンバー登録)
自動車税 16,000円(1ナンバー登録時)
車検 1年ごとに必要。ユーザー車検でコスト軽減可能
高速道路料金 普通車よりやや割高となる点がデメリット
駐車料金 大きいボディサイズのため駐車場代が高くなる可能性あり
燃費 大排気量のためガソリン代の負担が大きい
維持費の総評 経済的とは言い難いが、他車種と比べて特別高いわけではない。正規輸入後は税区分が変わる可能性あり

北米トヨタのピックアップトラック タンドラの画像5枚

  • タンドラのフロントビュータンドラ
  • 左斜め前から見たタンドラタンドラ
  • タンドラのサイドビュータンドラ
  • 左斜め後ろから見たタンドラタンドラ
  • リヤビュー タンドラタンドラ

存在感とパワーを求めるなら北米トヨタのピックアップトラック タンドラがおすすめ

タンドラ

ピックアップトラックは米国の広大な土地を走ることを考えて作られているため、日本ではこれまでなじみが薄く国内ディーラーでの取り扱いがありませんでした。それでも並行輸入車としてコアなファンを獲得し続けてきたタンドラが、ついに2026年から日本に正規導入される見通しになりました。

駐車時の大きさや燃費は課題となりますが、そんな問題を上回るほどの個性的なシルエットと圧倒的なパワーが最大の魅力です。日本での正規販売が始まれば、日本市場での選択肢として注目を集めることは間違いないでしょう。