トヨタ タンドラのスペック

タンドラのスペックは?ボディサイズ・エンジン・実燃費・新車価格

タンドラはトヨタT100の後続車として1999年に登場しその迫力あるボディとシルエットが特徴的なピックアップトラックの中でも特に人気の車種。初代モデルは2000年~2006年、2代目モデルは2007年から現在も販売が継続されている。

タンドラのスペックは?ボディサイズ・エンジン・実燃費・新車価格

タンドラとは?北米トヨタが販売するピックアップトラックのスペックなど

トヨタのタンドラとは、北米トヨタが生産しているピックアップトラックです。日本国内のディーラーでは取り扱いがありません。

トヨタ タンドラが登場したのは1999年のことです。2000年にはタンドラをベースとしたフルサイズSUVのセコイアが登場しています。タンドラは2度のフルモデルチェンジを経て、今やライバル社のビッグ3(ゼネラルモーターズ・クライスラー・フォード)に匹敵するほどの人気を誇っています。
2021年12月頃にフルモデルチェンジするとの噂もあるトヨタ タンドラのボディタイプやグレード、サイズ、実燃費、新車価格など気になるポイントを解説していきます。

ピックアップトラックのタンドラが2021年後半にフルモデルチェンジ

2021年新型タンドラのエクステリア2021年6月に北米トヨタが公開した新型タンドラのディザーイメージ

トヨタのタンドラがフルモデルチェンジします。次期は2021年後半を予定していて、翌年の2022年にはセコイアもフルモデルチェンジ予定です。
海外専売車のタンドラはフルサイズピックアップトラックで、維持費の安さや実用性の高さで北米では若者に人気のボディタイプです。

フォードのFシリーズやシボレーのシルバラードなど強力なライバルがひしめく市場ですが、タンドラもテクニカルマッスルをイメージした内外装や、先進装備など話題性のあるモデルチェンジになっています。

トヨタ タンドラのボディタイプはレギュラー・ダブルキャブ・クルーマックスの3種類

新型タンドラ レギュラーキャブのエクステリアピックアップトラックのタンドラは海外で人気の車種 画像は2ドアのレギュラーキャブ

トヨタ タンドラのボディタイプはドアの枚数によって3種類に分類されています。
初代タンドラはレギュラーキャブ、アクセスキャブ、ダブルキャブの3種類ありましたが、2代目からは名称が変わり、レギュラーキャブはそのままですが、アクセスキャブがダブルキャブに、ダブルキャブがクルーマックスへと変更されています。

グレードはSR・SR5・リミテッド・プラチナム・1794エディション・オフロードスポーツ仕様のTRD Pro(4WDのみ)の6グレード構成です。

また、2代目タンドラからはベッドタイプ(荷台)の種類が選べるようになっています。荷台の種類はスタンダード・ショート・ロングの3種類です。

アメリカンサイズのビッグボディ!タンドラのボディサイズ

タンドラの魅力のひとつといえば存在感のある大きなボディです。トヨタ タンドラのボディサイズについて、モデルごとに詳しい大きさをまとめました。

初代タンドラのボディサイズはライバルと比べるとコンパクト

初代タンドラのエクステリアダブルキャブ(ドアが4枚)の初代タンドラ

ロシアの永久凍土地域である「ツンドラ」から車名をとり、トヨタT100の後続車として登場したタンドラ。初代モデルは2000年から2006年まで販売されました。

初代タンドラのサイズはT100よりも大型化はされましたが、アメリカ市場への影響を考慮し、ビッグ3と比べると小さめに作られています。

キャブ グレード 高さ (4×2/4×4) 全長
レギュラーキャブ ベース V6 1,790mm/- 1,910mm 5,520mm
SR5 V8 1,800mm/-
アクセスキャブ SR5 V6 1,790mm/1,810mm 1,910mm 5,520mm
V8 S teps ide 1,790mm/1,810mm
リミテッド V8 S teps ide 1,800mm/1,820mm 2,010mm
ダブルキャブ SR5 V8 1,870mm/1,880mm 2,010mm 5,840mm
リミテッド V8 1,890mm/1,900mm 2,020mm

初代タンドラはサイズだけでなく排気量も小さめに設定されていたため、評価は悪くないものの販売では不利になっていました。

2代目タンドラ(2014年~現行モデル)のボディサイズは最大で6mを超える全長

2代目タンドラのエクステリアレギュラーキャブ(ドアが2枚)の2代目タンドラ

2代目タンドラが誕生したのは2007年のことです。2014年にはビッグマイナーチェンジが行われましたが、2007年から2013年までのモデルとサイズはほぼ変わっていません。

キャブ グレード 高さ (4×2/4×4) 全長
スタンダード ロング ショート
レギュラーキャブ SR 1,920mm/1,930mm 2,020mm 5,810mm
ダブルキャブ SR 1,930mm/1,940mm 5,810mm 6,290mm
SR5
リミテッド 1,930mm/1,930mm 5,810mm
クルーマックス SR 1,920mm/1,930mm 5,810mm
SR5
リミテッド
プラチナム

最も大きいモデルでは幅は2メートル、全長6メートルを超えています。

トヨタ タンドラのインテリアはレザーを使った豪華仕様で室内も広い

新型タンドラのインパネインパネは高級感ある木目調パネルとソフトパッドが使われている

2018年モデルのトヨタ タンドラ(1794エディション)のインテリアは、ブラウンレザーと木目調のシックなデザインです。

新型タンドラのフロントシート高級感があるブラウンレザー 車内も広く足元に余裕がある

フロントシート、リヤシートともに革張りで高級感があり、足回りのスペースがゆったり広々ととられています。

トヨタ タンドラのスペック 5.7LのV8エンジンが魅力

現行モデルのトヨタ タンドラのエンジンタイプ、燃費を紹介します。

トヨタ タンドラは4.6Lと5.7LのV8エンジンを搭載

二代目トヨタ タンドラのエンジンタイプは2007年時点で3種類ありました。その後2010年にはV8/4700ccがV8/4600ccに変更され、2015年以後はV8エンジンだけの設定となっています。

エンジン種類 V8気筒DOHC32バルブDual VVT-i
排気量 4.6L 5.7L
最大出力 310hp/5,600rpm 381hp/5,600rpm
最大トルク 327lb.-ft./3,400rpm 401lb.-ft./3,600rpm

トヨタ タンドラの実燃費は8.1km/Lでボディサイズからみると優秀な燃費性能

タンドラの燃費についてはボディタイプや駆動方式、排気量により若干の違いがあります。ここでは現行モデルのトヨタ タンドラの実燃費を見てみましょう。

市街地 高速道路
V8 5700cc 4×4 5.5km/L 7.2km/L
4×2 5.5km/L 7.6km/L
V8 4600cc 4×4 5.9km/L 7.6km/L
4×2 6.3km/L 8.1km/L

トヨタ タンドラの維持費はどれくらい?1ナンバー登録のため想像以上に安く収まる

トヨタ タンドラは非常に大きく、重量があるため維持費も多くかかりがちなのではないかと考える方も多いでしょう。実際どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

タンドラは大排気量の車種ですが、普通貨物自動車として区分され、1ナンバーで登録できるため自動車税は16,000円と安く抑えられます。

1ナンバーの車は1年ごとに車検が必要ですが、ユーザー車検であれば車検代の負担を減らすことが可能です。その他、車検時に支払う重量税や自賠責保険(年毎に変動あり)、整備代、印紙代などが含まれます。

トヨタ タンドラの維持費についてデメリットを挙げるならば、1ナンバーは高速道路の料金が普通車と比べると多少高くつくことと、ボディサイズが大きいので駐車代を多く取られる可能性があるという点でしょう。

燃費の悪さも加味するとタンドラは経済的な車とは言えませんが、他の車種と比べて特に高いとも一概に言い切れない部分があります。

北米トヨタのピックアップトラック新型タンドラの画像5枚

  • 新型タンドラのフロントビュータンドラ
  • 左斜め前から見た新型タンドラタンドラ
  • 新型タンドラのサイドビュータンドラ
  • 左斜め後ろから見た新型タンドラタンドラ
  • リヤビュー新型タンドラタンドラ

存在感とパワーを求めるなら北米トヨタのピックアップトラックのタンドラがおすすめ

タンドラ

ピックアップトラックは米国の広大な土地を走ることを考えて作られているため、日本ではなじみが薄く国内のディーラーでは取り扱いがないものの、トヨタ タンドラは逆輸入車として非常に高い人気を誇っています。

日本のタンドラオーナーからは駐車時や燃費に関しての不満も見かけますが、そんな問題を上回るほどの個性的なシルエットやパワーで周囲からの注目を集めること間違いなしです。