ダイハツ歴代車種

ダイハツの歴代車種まとめ!大衆に愛された国産名車を一覧解説

ダイハツの歴代車種を解説します。タントやコペンなどの人気の現行車、国内販売した軽自動車や小型車の名車を画像つきでご紹介。旧車とともに、安価な価格と高い実用性で大衆に愛されたダイハツの歴史を振り返りましょう。今見ても欲しくなる、かわいい車やユニークな車がいっぱいです!

ダイハツの歴代車種まとめ!大衆に愛された国産名車を一覧解説

ダイハツの歴代車種を解説!人気の現行車や日本で愛された旧車一覧

ダイハツの歴代車種、コンパクトカーやSUV、おしゃれでかわいい軽自動車、安価で使い勝手の良い商用車など、人々に愛された名車・旧車をご紹介。

ダイハツは2006年に初めてスズキをおさえて軽自動車年間販売台数NO.1に輝き、2017年まで首位を維持していました。そのため近年では「ダイハツ=軽」のイメージが強いですが、ダイハツの名車は軽自動車だけではありません。
ダイハツの創業から現在に至るまでの歴史、国内販売した歴代車種を振り返りましょう。

なお、ダイハツはトヨタ自動車と1967年に業務提携を結び、2016年に完全子会社となりました。そのため、現行車を含め、多くの軽自動車・小型車をトヨタと共同開発したり、OEM供給しています。

ダイハツの前身はエンジン製造会社で、大阪と所縁が深い老舗企業!

1907年創業のダイハツ工業株式会社は、国内自動車メーカーのなかではもっとも長い企業としての歴史があります。ダイハツは大阪と非常に所縁の深い企業であり、現社名「ダイハツ」も大阪で創業したためについたものです。

大阪高等工業学校の研究者によって国産の発動機メーカーとして創業

ダイハツ工業株式会社の旧社名は「発動機製造株式会社」です。ガス発動機、つまり機械のエンジン製造が主な事業でした。1907年に大阪高等工業学校(現大阪大学工学部)のメンバーを中心に大阪で創業されています。

ダイハツの社名は「大阪の発動機」を「大発(ダイハツ)」と略したため誕生

ダイハツの旧社名は「発動機製造株式会社」ですが、後に国内の発動機製造会社が増えてきたことで、世間では「大阪の発動機」と区別して呼ばれるようになります。

それを略して「大発(ダイハツ)」という通称がつき、1951年に現在まで続く「ダイハツ工業株式会社」へと社名を変更するに至りました。

現在の本社所在地はダイハツ町で、歴史を学べる企業博物館もオープン

現在のダイハツ本社所在地は、大阪府池田市ダイハツ町1-1。1966年12月にダイハツの本社移転をきっかけに、旧地名神田町からダイハツ町に改称されました。

創業100周年の2007年には本社敷地内に企業博物館「ヒューモビリティワールド」を設立。大阪の小学生が社会科見学で訪れる定番スポットとなっています。

ダイハツが国内で販売する現行車種一覧

ダイハツが国内で販売している現行車種を解説します。ミラトコット、ムーヴキャンバスなど個性的でおしゃれな軽自動車やトール・タントなど実用性に優れたトールワゴン、そして軽スポーツカーとしてクルマ好きから深く愛されているコペンなどが揃っています。

ミラトコット(2018~)

ミラトコットのエクステリア箱型デザインがレトロでかわいいミラトコット

ミラココアの甘々路線で成功をおさめたがダイハツだが、後継モデルの「トコット」は20~30代の女性を中心に新企画チームを編成。「ブリキのバケツ」をモチーフにしたナチュラル路線へ。写真映えしないと心配の声もあったが、月間目標台数3倍のヒット。

ムーヴ キャンバス(2016~)

ムーヴキャンバスのエクステリアムーヴキャンバス 2トーンカラーを選択するユーザーが半数以上

スライドドア採用の軽トールワゴン。ワーゲンバス風2トーンカラーが人気で、ディッシュ風ホイールもGOOD。後席の下にボックスが存在し、転がりやすいものや壊れやすい荷物を運ぶのに便利。女性向けイメージが強いが、シックなカラーは男性にも好評。

トール(2016~)

トールのエクステリアトール 北欧神話のトール神と「背が高い」を意味するTALLから命名

車名の通りのコンパクトトールワゴン。子育てファミリー向けに猛プッシュしており、ブーンからの乗り換え客も意識。トヨタのルーミーとタンク、SUBARUのジャスティへOEM供給し、日本初の小型登録車4兄弟が誕生。

キャスト(2015~)

キャストアクティバのエクステリアSUV担当 キャストアクティバ G“SA II”

キャストスタイルのエクステリア都会派ノーマル キャストスタイル G“SA II”

キャストスポーツのエクステリアスポーツ走行担当 キャストスポーツ "SA II"

女性に人気の「スタイル」、走行性能を高めた「スポーツ」、スズキ・ハスラーのライバルとも呼ばれるSUV風デザインの「アクティバ」の3タイプが存在。車名はキャストで共通だが、乗り味がかなり違うので試乗必須。

ウェイク(2014~)

ウェイクGターボのエクステリアウェイクGターボ "SA II"

DECADECAのエクステリアコンセプトモデルDECADECA

「タントを超えるでかい車を作ろう」と開発。室内高1,455mmは軽自動車最大でゴルフバックを縦のまま収納可能。アイポイントはミニバン並。東京モーターショー出品のコンセプトカーの名前は「DECA DECA(デカデカ)」。

メビウス(2013~)

メビウスのエクステリア現行型メビウス

プリウスαのOEM車。ダイハツでは唯一のステーションワゴンだが、プリウスαに存在する7人乗り設定は存在しない。2017年、2018年と登録車販売台数ワースト1を記録。Twitter界隈では「メビウスを目撃」「はじめて見た!」とそこにいるだけで話題になる。

ミライース(2011~)

現行型ミライースのエクステリア現行型ミライース(2017年~)

初代ミライースのエクステリア低価格な低燃費車として人気だった初代ミライース

ミラをベースにした軽ハッチバック。初代は「第3のエコカー」のキャッチフレーズで登場。現行型(2017~)2WDはJC08モード35.2km/L。低燃費だが、初代と数値はさほど変わっていない。カタログ燃費より実燃費が向上し、安全装備を充実させた。

ブーン(2004~)

ブーン シルクのエクステリアブーン 上級グレード「シルク」

ブーン スタイルのエクステリアブーン 新グレード「スタイル」

車のエンジン音「BOON!」から命名したキュートなコンパクトカー。初代・2代目はトヨタとの共同開発だが、現行型3代目はダイハツが開発・生産し、トヨタに「パッソ」としてOEM供給の形に変更。2018年マイナーチェンジで新グレード「スタイル」を追加。

タント/タントカスタム(2003~)

3代目タントのエクステリア現行型3代目タント

子育て世帯に大人気なスーパーハイトワゴンの先駆け。2代目で採用したセンターピラーのないミラクルオープンドアが特徴。現行型3代目は2013年発売開始なので、2019年フルモデルチェンジの噂あり。スバル・シファンはOEM車。

コペン(2002~)

2代目コペン セロのエクステリア現行型2代目コペン セロ

2代目コペン ローブのエクステリア現行型2代目コペン ローブ

2代目コペン エクスプレイのエクステリア現行型2代目コペン エクスプレイ

「軽オープンカー」ジャンルをホンダS660とともに守る存在。2018年12月に200台限定の「コペンクーペ」を発表すると、1000件を超す応募が殺到。東京オートサロンでは「コペンGRスポーツコンセプト」がサプライズ発表され、2019年中の市販化が濃厚!

アルティス(2000~)

現行型アルティスのエクステリア現行型アルティス

トヨタ・カムリのOEM車。ダイハツのラインナップでは最大サイズの3ナンバーセダン。カムリが世界戦略車なのに対し、アルティスはほぼ国内専売。カムリは3グレード存在するが、現行型アルティスは中間に位置するGグレードのみ。

ムーヴ/ムーヴカスタム(1995~)

現行型ムーヴカスタムのエクステリア現行型ムーヴカスタム 2017年マイナーチェンジモデル

初代ムーヴのエクステリア初代ムーヴ スズキ・ワゴンRの競合車種として登場

スズキ・ワゴンRの対抗車種として登場。「軽トールワゴン」カテゴリーを確立させる。97年「カスタム」を追加。現行型は6代目(2014年~)で、軽量化や足回りの改良による走行性能の向上が目立つ。ロングセラーらしい成熟したモデルとなった。

アトレーワゴン(1981~)

現行型アトレーのエクステリア現行型アトレー(2005年発売)スバルは「ディアスワゴン」として発売

4代目アトレーワゴンのエクステリア4代目アトレーワゴン

ハイゼットの乗用グレードとして初登場し、後に独立車種に。4代目は高橋由伸がCM出演し、読売ジャイアンツ公認仕様車高橋由伸バージョンも登場。現行型5代目は2005年発売。自分なりにカスタムして車中泊仕様にすると超楽しい。

ハイゼット(1960~)

ハイゼットのエクステリア初代ハイゼットトラック

2代目ハイゼットバンのエクステリア2代目ハイゼットバン

ハイルーフバンのエクステリア海外で活躍するハイルーフバン

10代目ハイゼットのエクステリア現行型10代目 トラック部門で2010~2018年まで国内販売数NO.1を記録

ダイハツ初の軽四輪商用車として60年にトラック、61年にバン(現在の名称はカーゴ)が登場。ダイハツの現行車のなかでもっとも長い歴史あり。68年には電気自動車ハイゼットEV、2005年には軽商用車初のハイブリッドモデルのハイゼットカーゴを発売した歴史も。

ハイゼットキャディー(2016~)

ハイゼットキャディーのエクステリア新商用車ハイゼットキャディー

ハイゼットの名前がつくが、ベース車はウェイク。積載量よりも、室内の静寂性や足元の広さなどドライバーの快適性を重視した新商用車。歩行者を認識し衝突を回避する「スマートアシストⅢ」なども搭載し、働く人が安心して使えるクルマを目指した。

1950年代に登場したダイハツの歴代車種一覧

ダイハツ工業は、1951年に幻の名車Beeを発売。1957年オート三輪ミゼットを発売し、本格的にエンジンメーカーから自動車製造の分野へ進出します。

ミゼット発売の1957年には、既にオート三輪は市場に多く出回っており、意外にもダイハツの参入はかなり後発です

しかし、ダイハツは既存のオート三輪を買えないような中小企業に向けて、軽自動車規格で安価なミゼットを開発。この結果、東洋工業(現マツダ)と競いながら、大きなシェアを獲得するに至るのです。

Bee(1951~1952)

BeeのエクステリアBee 三輪だがボディは2ドアノッチバックセダン

BeeのサイドビューBee サイドからみると三輪も違和感がない

ダイハツがはじめて開発した市販乗用車。RR式4人乗り。三輪かつ国産市販車初の水平対向エンジン搭載のヒストリックカー。生産台数は80台~300台と正確に記録されていないが、現存数はわずか3台。うち1台はダイハツの企業博物館で保管している。

ミゼット(1957~1972)

ミゼットMP5型のエクステリアミゼットMP5型

ミゼットDKA型のエクステリアミゼットDKA型

ミゼットMP5V型のエクステリアミゼットMP5V型

トゥクトゥクのエクステリアタイの三輪タクシー「トゥクトゥク」 日本のオート三輪をベースに製造していた

軽オート三輪のベストセラーカー。テレビコマーシャルによる広告戦略は日本の自動車業界初。1957年登場のDK/DS型は定員1名、最高速度60km/h、最大積載量は300kg。70年代には東南アジアへも輸出され、「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪タクシーとして活躍。

1960年代に登場したダイハツの歴代車種一覧

1960年代に入ると、ダイハツは商用車だけでなく、庶民のマイカーである乗用車の開発・販売に本腰を入れ始めます。

1967年11月にはトヨタ自工、トヨタ自販と業務提携を結びます。この提携は、日本の自動車業界が隆盛を極めていたアメリカのビック3と渡り合うための手段であり、「経営の自主性と責任体制は堅持する」と共同声明を発表しています。

コンパーノ(1963~1970)

2ドアセダン コンパーノのエクステリア2ドアセダン コンパーノ・ベルリーナ

4ドアセダン コンパーノのエクステリア4ドアセダン コンパーノ・ベルリーナ

1963年に登場したダイハツ初の本格乗用車シリーズ。ライトバンとワゴン、イタリア語でセダンを意味するコンパーノ・ベルリーナなどが存在。垢抜けたイタリアンスタイルが好評。オート三輪時代のライバル、マツダも同年にファミリアライトバンを発売。

コンパーノスパイダー(1965~1968)

コンパーノスパイダー F40K型のエクステリアコンパーノスパイダー F40K型

1965年にコンパーノシリーズに追加されたコンバーチブル。乗車定員4名で、ファミリーカーとしても使えるとPRするも、69万円超えと高額で販売は伸びず(ベース車のベルリーナは46万8000円~)。ドラマ『バックナンバー333』劇中車。

フェロー(1966~1970)

初代フェローのエクステリア初代フェロー L37S

ダイハツが本格的に軽の乗用車部門参入を目指した2ドアセダン(商用モデルのバンとトラックも存在)。「プリズムカット」と呼ばれた直線基調の箱型ボディに、日本初の角型ヘッドライドを採用。500kg未満の車両重量で、最高出力は29馬力。

コンソルテ(1969~1977)

コンソルテのエクステリアコンソルテ

2ドアセダンはダイハツ&トヨタ業務提携後に誕生した初モデル。2代目パブリカをベースにしているが、エンジンはダイハツ製で兄弟車らしからぬエクステリア。後にトヨタ製エンジンの1200ccも追加。73年追加のクーペはパブリカ・スターレットのOEM。