トヨタの歴代車種

トヨタの歴代車種120種類を解説!日本国内で販売した車まとめ

トヨタの歴代車種を解説。トヨタ自動車創業期のクラシックカー、クラウン・ランドクルーザー・カローラなど現在も販売が続く伝統の乗用車、大ヒットしたコロナやマーク2などの人気車種、2000GT、MR2、スープラなどのスポーツカー、現代に続くSUV車やセダン、ハイブリッドカーなどの系譜。

トヨタの歴代車種120種類を解説!日本国内で販売した車まとめ

2000年以降のトヨタ車種一覧

2000年以降のトヨタの車

燃費の良いハイブリッドカーやコンパクトカーが人気の2000年代。現行車種として販売されている車種が多数あります。

Opa(2000~2005)

Opa ZCT10型 前期型のエクステリアOpa ZCT10型 前期型

Opa ZCT10型 後期型のエクステリアOpa ZCT10型 後期型

ワゴン風の5ドアハッチバック。ミニバンのように広く利便性があり、セダンのような優雅な走りを目指して作られるも、やや次世代過ぎた感あり。発表時から「ワゴン?ミニバン?セダン?」とユーザーは混乱してしまい、迷車・不人気車となってしまった。

プロナード(2000~2004)

プロナード MCX20型 前期型のエクステリアプロナード MCX20型 前期型

プロナード MCX20型 後期型のエクステリアプロナード MCX20型 後期型

北米で製造・販売していたアバロンを日本に逆輸入し、日本ではプロナードの名前で販売したセダン。実質2代目アバロン。全長はクラウン、全幅はセルシオに近いが、後列のみならず前列にも3列掛けシートを装備したモデルがあるレアな車。

クルーガー(2000~)/クルーガーハイブリッド(2005~)

クルーガー ACU20W型のエクステリアクルーガー ACU20W型

クルーガーハイブリッド MHU28型のエクステリアクルーガーハイブリッド MHU28型

RAV4、ハリアーが大ヒットし、SUVブームが到来の予感のなか製造したSUV。ハリアーが高級感やスタイリッシュさで街乗りもしやすいのに対し、クルーガーは王道SUVらしさを求めた力強さが売り。2005年にはハイブリッドモデルのクルーガーハイブリッドも誕生。

オリジン(2000)

オリジン JCG17型のエクステリアオリジン JCG17型

オリジン JCG17型のリヤビューオリジン JCG17型

国内生産台数1億台を突破したことを記念して1000代限定で製造された限定車。ベースとなったのは小さな高級車路線を目指して販売されていたプログレであり、最高車センチュリーと同じ生産ラインで作られた。観音開きのドアも特徴的。

カローラ フィールダー(2000年~)

カローラ フィールダー NZE120G型のエクステリア初代カローラ フィールダー NZE120G型

3代目カローラ フィールダー NZE160G型の右サイドフロントビュー3代目カローラ フィールダー NZE160G型

カローラシリーズのステーションワゴンで通称フィールダー。2013年にはハイブリッド車も登場し、燃費が大幅に改良された。2019年9月に実質後継の「カローラツーリング」が登場。フィールダーは「EX」「EX HYBRID」を継続販売。

WiLL Vi(2000~2001)

WiLL  Vi NCP19型のエクステリアWiLL Vi NCP19型

WiLL  Vi NCP19型のリヤビューWiLL Vi NCP19型

トヨタと異業種がコラボしたWiLLプロジェクトにおいて、20~30代の若者に遊び心ある車を提供したいと開発された。かぼちゃの馬車がモチーフで、ベースはヴィッツ。トヨタ製造だが、エンブレムなどはせき冠していない。売れないのは仕方ないが、かわいい意欲作。

ブレビス(2001~2007)

ブレビス JCG10型 後期型のエクステリアブレビス JCG10型 後期型

「小さな高級車」をコンセプトにしたプログレの姉妹車で、全長を40mm、全高を20mmと拡大。プログレの不振がクラシカルすぎるデザインにあったと考えて、プレビスはスポーティーなモデルとなった。ただやはりクラウンなどとの差別化には苦戦した。

ヴェロッサ(2001~2004)

ヴェロッサ GX110型のエクステリアヴェロッサ GX110型

ヴェロッサ GX110型のリヤビューヴェロッサ GX110型

マーク2と共通の型式を持ち、チェイサーやクレスタなどの後継車種にあたる。高級セダンだが、イタリアスタイルに影響を受けており、流麗なボディラインが特長。セダンの販売が伸び悩む中の方針転換だが、初代X110型のみで販売終了。

WiLL VS(2001~2004)

WiLL NZE120型のエクステリアWiLL NZE120型

WiLL NZE120型のリヤビューWiLL NZE120型

WiLL2作目。かぼちゃの馬車デザインのViでやり過ぎたと感じたのか、かっこいい系を目指したVS。カローラ系に属する車だが、後ろにいくほど面積が小さい窓ガラスが独創的。後部座席はドライブを楽しめないが、走りも良く、面白い車。

ヴォクシー(2001年~)

ヴォクシー AZR60型のエクステリアヴォクシー AZR60型

ヴォクシー ZRR80G型のエクステリアヴォクシー ZRR80G型

ヴォクシーGR のフロントビューGR(Gazoo racing)ヴォクシー

国内専売車でノアの姉妹車。5人乗りのグレードも存在するが、3ナンバー仕様のZSモデルが売れ筋。ノアに比べて、インテリアはラグジュアリー、エクステリアはややアクが強いが販売台数は上回っている。特別仕様車「煌」がモデルチェンジの度に登場する。

プレミオ(2001~2021)

プレミオ NZT240型のエクステリアプレミオ NZT240型

2代目プレミオ NZT260型 1.5F EXパッケージの左サイドフロントビュープレミオ NZT260型

60年~70年代に一世を風靡し、日産ブルーバードとBC戦争をしたコロナの後継セダン。コロナ11代目(T210型)が「コロナ プレミオ」だが、T240からプレミオとして独立。ライバルは日産シルフィでブルーバードの後継。

アリオン(2001~2021)

アリオン NZT240型のエクステリアアリオン NZT240型

アリオン NZT260型の左サイドフロントビューアリオン NZT260型

プレミオの姉妹にあたる5ナンバーの小型セダンで、カリーナの後継。室内空間が広く、乗り心地も良い。教習車・個人タクシーとしても活躍できる優等生だが、2007年T260系以降、10年以上モデルチェンジがない。

ノア(2001~)

ノア AZR60G型のエクステリアノア AZR60G型

3代目ノア ZRR80G型 Xの右サイドフロントビュー3代目ノア ZRR80G型 X

日本で需要の多いミドルサイズ、ファミリー層におすすめできるミニバンの代表車種。トヨタのハイブリッド技術を生かし、ミニバン=燃費が悪いのイメージを払拭した。床が低いため、小さな子供や高齢者でも乗り降りしやすく、安全装備も充実している。5ナンバーから3ナンバーに変わっている。

アルファード(2002~)

アルファード ANH10W型のエクステリアアルファード ANH10W型

アルファード AGH30W型のエクステリアアルファード AGH30W型

トヨタの最上級ミニバン。公用車・社用車としても人気の車種だったはずが、2015年販売の3代目からフロントデザインが大幅に変わり、急に顔が怖くていかつい車に…。乗り心地や利便性は高いので、あとは顔を受け入れられるかどうか。

WiLL CYPHA(2002~2005)

WiLLサイファ NCP70型のエクステリアWiLLサイファ NCP70型

WiLLサイファ NCP70型のリヤビューWiLLサイファ NCP70型

WiLLブランド3代目の最終作サイファ。ボディはヘルメットをイメージして設計されるなど、デザインコンセプトが相変わらず斬新。かわいいし、自分の車をすぐに発見できるし、中身はヴィッツだし、運転しやすくて安心感がある。

ist(2002~2016)

ist NCP60型のエクステリアist NCP60型

ist NCP110型のエクステリアist NCP110型

ヴィッツをSUVっぽく仕立てたら売れるんじゃない?と誕生した初代イスト。これが本当に売れた。しかも愛・地球博ではピカチュウカーとして展示されみんなの人気者に。しかし、2代目はSUVデザインに寄りすぎ、値上げもあって人気が下落した。モデルチェンジは難しい。

プロボックス(2002~)/サクシード(2002~2020)

プロボックス ハイブリッド車 グレードFプロボックス ハイブリッド車 グレードF

サクシード2014年マイナーチェンジモデル グレードTXサクシード 2014年マイナーチェンジモデル グレードTX

商用社としてお馴染みのバン&ステーションワゴン。プロボックスとサクシードは最廉価版で10万円ほどの価格差があったが、2014年のマイナーチェンジで装備がほぼ共通化し、価格差も縮まっている。2018年には歩行者検知システムなど最新安全機能を搭載したハイブリッドモデルも誕生。

ウィッシュ (2003~2017)

ウィッシュ ZNE10G型のエクステリアウィッシュ ZNE10G型

ウィッシュ ZGE20G型のエクステリアウィッシュ ZGE20G型

最大7人乗りの5ナンバー、ミニバンとしては低めの全高でスポーティーなモデル。スライドドアを採用しないなど、ファミリー向けとは差別化が図られた。小回りが利き、安定感のある走行は幅広い世代に受け入れられやすい。

シエンタ(2003~)

シエンタ NCP80G型のエクステリアシエンタ NCP80G型

シエンタ NSP170G型 G Cueroの左サイドフロントビューシエンタ NSP170G型 G Cuero

3列シート最大7人まで乗車可能な小型ミニバン。200万以下での購入も可能で、運転しやすくいコンパクトなミニバンとして人気の車。2018年9月のマイナーチェンジでは2列シート5人乗りモデルが加わり、広いスペースを活かせば車中泊も可能になった。

パッソ/ダイハツ・ブーン(2004~2023)

パッソ KGC10型のエクステリア初代パッソ KGC10型

パッソ M700A型 MODA G packageの右サイドフロントビュー”3代目パッソ M700A型 MODA G package

2代目まではダイハツと共同開発、3代目以降はダイハツからOEM提供を受けており、ブーンが兄弟車のコンパクトカー。ヴィッツより小さいが、室内が広くて収納スペースも多い。カジュアルでおしゃれな車として人気で、女性にも好評。

ポルテ(2004~2021)

ポルテ NNP10型のエクステリアポルテ NNP10型

ポルテ NSP140型 Yの左サイドフロントビューポルテ NSP140型

コンパクトサイズのトールワゴンでトヨタは「プチバン」とPRすることが多い。助手席側が電動スライドドアで、低床フロア。子供や高齢者でも乗り降りしやすいユニバーサルデザインで、福祉車両のベースにもなっている。純粋にデザインが可愛いので女性にも人気。

マークX(2004~2019)

マークX GRX120型のエクステリアマークX GRX120型

マークX GRX130型の左サイドフロントビューマークX GRX130型

マーク2の後継のスポーツセダン。大きくデザインを変更にしたにもかからず初代X120系販売時は注目の的だった。しかし、日本ではセダンの人気は下火で、マークXも苦戦を強いられ、2019年モデル廃止。クラウンと共に覆面パトカー代表でもあった。

アイシス(2004年~2017年)

アイシス ZNM10G型のエクステリアアイシス ZNM10G型

7人乗りのミニバン。助手席側には「パノラマオープンドア」といって、幅1890mmの柱のない乗降口が登場する仕組みが話題を呼んだ。乗り降りや荷物の積みやすさは抜群。販売終了までの13年間フルモデルチェンジをしなかった珍しい車。

ラクティス(2005~2016)

ラクティス SCP10型のエクステリアラクティス SCP10型

ラクティス NSP120型のエクステリアラクティス NSP120型

ヴィッツをベースにしたコンパクトトールワゴンで、ファンカーゴの後継モデル。全高はやや低くなったが、シートアレンジの種類を増やし、開放感を楽しめるガラスルーフをオプションに追加。2代目は燃費の大幅な向上し、福祉車両としても人気。

ベルタ(2005~2012)

ベルタ NCP90型のエクステリアベルタ NCP90型

プラッツの後継。初代ヴィッツにトランクルームを追加したプラッツは実用性は高いが、デザイン的に洗練されているとは言い難かったので、外観を大幅にブラッシュアップ。ベルタは「美しい」というイタリア語だが、最終的にグッドデザイン賞も受賞し、目的を達成。

ピクシスメガ(2015年~2022)・ピクシスジョイ(2016年~2023)・ピクシスエポック(2012年~)

ピクシスメガ LA700A型のエクステリアピクシスメガ LA700A型

ピクシスジョイ LA250A型のエクステリアピクシスジョイ LA250A型

ピクシスエポック LA350A型のエクステリアピクシスエポック LA350A型

ダイハツからOEM提供を受けている軽自動車。メガはウェイク、ジョイはキャスト、エポックはミライースがベース。エポックはスバルではプレオプラスという名前。

オーリス(2006~2018)

オーリス NZE150H型のエクステリアオーリス NZE150H型

オーリス NZE180H型のエクステリアオーリス NZE180H型

カローラの派生車種として日欧で販売されたハッチバック。既に日本での販売は終了し、現在は欧州専売車となっている。スポーティーな外見は欧州でも人気が高く、「Toyota Safety Sense C」などクラストップレベルの安全装備を兼ね備えている。

ブレイド(2006~2012)

ブレイド AZE150H型のエクステリアブレイド AZE150H型

トヨタの最高クラスの高級ハッチバックで、「アグレッシブな大人のための車」と位置付けられている。最適な運転姿勢をとるための座席シートや高級感溢れるインテリアが特長。安全性能・環境性能も充実している。

ヴァンガード(2007~2013)

ヴァンガード ACA33W型のエクステリアヴァンガード ACA33W型

ヴァンガード ACA33W型のエクステリアヴァンガード ACA33W型

ハリアーの後継にあたるミディアムクラス最高級のクロスオーバーSUV。「高級=パーツや内装に凝る」だけではなく、安全装備を充実させ、4WD車は横滑り防止機能を追加するなど、SUV車のグレードやオプションの方向性に影響を与えた。

iQ(2008~2016)

iQ KGJ10型のエクステリアiQ KGJ10型

iQ KGJ10型のリヤビューiQ KGJ10型

アイキューは全長3,000mm、全幅1,700mm未満とトヨタでもっとも小さいマイクロカー。欧州のAセグメントクラス流行に伴い開発した。小さいが4人乗りというところにトヨタの意地を感じる。運転席は快適だし、かわいいのでOK。

ヴェルファイア(2008~)

ヴェルファイア ANH20W型のエクステリアヴェルファイア ANH20W型

ヴェルファイア AGH30W型のエクステリアヴェルファイア AGH30W型

ヴェルファイア AGH30W型のフロントビューヴェルファイア AGH30W型

アルファードの兄弟車。デザインは微妙に違うものの、やはり2015年のモデルチェンジで顔が怖くなったのは一緒。ヴェルファイアは2段式のヘッドライドで、より鋭角的なデザイン。ただアルファードほどフロントグリルが目立たないので、威圧感は少なめ。

SAI(2009~2017)

SAI AZK10型のエクステリアSAI AZK10型

SAI AZK10型のリヤビューSAI AZK10型

セダンタイプのハイブリッド専用車。プリウスの1ランク上を狙い、乗り換え客も見込んで開発したのだが、同価格帯にカムリがいたこともあり、セールス的には苦戦。維持費が安く環境に優しいなど、本来はカムリとはまったく異なる魅力を持つ。

FJクルーザー(2010~2018)

FJクルーザー GSJ15W型のエクステリアFJクルーザー GSJ15W型

FJクルーザー GSJ15W型のリヤビューFJクルーザー GSJ15W型

北米専売車だったが、SUVブームが到来し、独特の力強いエクステリアが話題に!日本販売を望む声にこたえて2010年から国内販売に踏み切る。シャシはランドクルーザー プラドと共通。現代版ランドクルーザー40系とも呼ばれ、コアなファンが多い1台。

アクア(2011~)

アクア NHP10型の左サイドフロントビューアクア NHP10型

アクア GRの左サイドフロントビューGR アクア HP10型のGazoo Racinngバージョン

ハイブリッドエンジン専用のコンパクトカー。車のCMといえば走らせるものという先入観を打ち砕き、美しい風景映像のなか「アクアです」と言うだけの静止画のようなCMが逆に斬新だった。

TOYOTA 86(2012~)

86 ZN6型 GTのフロントビュートヨタ 86 ZN6型

86 ZN6型 GTの左サイドフロントビュー86 ZN6型

86 ZN6型 GTの左サイドビュー86 ZN6型

トヨタとスバルが共同開発したスポーツカー。86という車名は「チューニングカーとして人気のカローラレビン&スプリンタートレノAE86型のように、オーナーに育てて欲しい」という理由で命名。水平対向エンジンを搭載のFR式で、スバルではBRZの名前で販売。

MIRAI(2014~)

MIRAI JPD10型のフロントビューMIRAI JPD10型

MIRAI JPD10型の左サイドフロントビューMIRAI JPD10型

世界初の量産型セダンタイプの燃料電池車。水素で走るためCO2を排出せず、電気自動車のように長時間の充電も必要ない未来の車。1台700万超えだが、ドイツの自動車メーカーには「安すぎだろ!」と突っ込まれた。補助金やリースを活用すれば実はもっと安く乗れる。

ルーミー(2016~)

ルーミー M900A型の左サイドフロントビュールーミー M900A型

ルーミー M900A型のリアビュールーミー M900A型

タンクと同じくダイハツ・トールのOEM提供を受けている車種。ルーミー・タンク・ジャスティと皆きょうだいで、違いを述べよと言われても難しい。「スズキのソリオにも似てるね!」というと間違いなく荒れる。

カローラスポーツ(2018~)

カローラスポーツ ZWE211H型の右サイドフロントビューカローラスポーツ ZWE211H型

カローラスポーツ ZWE211H型 SPORTS-HYBRID G-Z MODELLISTAの右サイドフロントビューカローラスポーツ ZWE211H型 SPORTS-HYBRID G-Z MODELLISTA

カローラスポーツ ZWE211H型 SPORTS-HYBRID G-Z MODELLISTAのリアビューカローラスポーツ ZWE211H型 SPORTS-HYBRID G-Z MODELLISTA

2018年6月発売。オーリスの後継モデルにあたる。アグレッシブなデザインと爽快な走りはまさに「スポーツ」の名の通り。第2世代型予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を装備しており、これからのスタンダードを築いていきそう。

スープラ/GRスープラ(2019~)

GRスープラのエクステリアスープラDB型

17年ぶりの復活を遂げたトヨタのフラグシップスポーツカー。正式車名はスープラだが、A80型までのモデルと区別するためにGRスープラの別名あり。駆動方式はFR、直列6気筒エンジンを搭載RZの最高出力は340PS。姉妹車はBMW・Z4。

ライズ(2019~)

新型ライズのエクステリアライズ トヨタのデザインアイコン「キーンルック」を採用

新型ライズのリヤビュ-ライズ Zグレード ボディカラーはライズ限定色のターコイズブルーマイカメタリック

2019年11月発売ダイハツ・ロッキーのOEMだが、ライズは「ミニRAV4」とも評される台形ロアグリルに違いが見られ、SUVらしいタフなエクステリアが好評。上級グレードは17インチタイヤを装備。369Lとクラストップレベルの積載量を誇る。

ヤリス(2020~)

新型ヤリス2020年2月発売 トヨタの未来を占うコンパクトカー「ヤリス」

「ヴィッツ」から「ヤリス」に車名を変更。TNGAプラットフォーム、新開発の直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジン、コンパクトクラス初のE-FOUR設定、高度駐車支援システム「Advanced Park」など、トヨタの最新システムが満載のコンパクトカー!

スペイド(2012~2021)

スペイド NSP140型の右サイドフロントビュースペイド NSP140型

スペイド NSP140型のリヤビュースペイド NSP140型

2012年登場のポルテの姉妹車。可愛い系のポルテに対し、スペイドは男性も乗りやすいスタイリッシュなデザインが特徴。電動スライドドア、低床フロア、簡単に操作できるシートアレンジなど、1人でも家族でも使いやすく利便性を追求。

タンク(2016~2020)

タンク M900A型の左サイドフロントビュータンク M900A型

タンク M900A型のリアビュータンク M900A型

ダイハツOEM車で、ベースはトール。同じくトヨタ・ルーミーもトールのOEMで、正直ほとんど違いはない。スバル・ジャスティも同じく。タンクやトールといった名前が示す通り、とにかく広いコンパクトカーとして人気。2020年にルーミーに統合される形で生産終了。

エスクァイア(2014~2022)

エスクァイア ZRR80G型の右サイドフロントビューエスクァイア ZRR80G型

エスクァイア ZRR80G型の左サイドフロントビューエスクァイア ZRR80G型

5ナンバーサイズの8人乗り中型ミニバン。3代目ノアや2代目ヴォクシーとともに開発されていたが、より高級感をもたせることを意識した結果、遅れての販売となった上級クラスモデル。マイナーチェンジを重ねており、運転アシスト機能も充実している。

C-HR(2016~2023)

C-HR NGX10型のフロントビューC-HR NGX10型

C-HR NGX10型の左サイドフロントビューC-HR NGX10型

トヨタのSUV車の中でももっともコンパクト。プリウス4代目とプラットフォームは共通だが、C-HR専用のパーツも多く、走っていて楽しい車を目指して世界中で走行テストを行うなど熱の入り方が半端ない。コンセプトカーほぼそのままのメリハリある外観がかっこいい。

トヨタの歴史は続く!「名車」と呼ばれる車種はこれからも登場し続ける

トヨタが販売した車種一覧を見ていくと、名車と呼ばれる車が多数あることがわかります。1950年代に登場したクラウンが今もトヨタの代表車種であったりと、歴史の重みも感じられます。

名車も多いトヨタですが、俗にいう迷車・謎車などセールス的にも成功とはいえず、正直コンセプトがよくわからない車も存在しています。
しかし、こうした車の開発や製造があったからこそ、名車と呼ばれるクルマが生まれるのですし、迷車・謎車も自動車愛好者たちにとって非常に愛おしい存在です。

高度経済成長期やバブル期には高級セダンが飛ぶように売れ、不況時にはミニバンやコンパクトカーが売れる。ハイブリッドがすっかり定着し、SUVブームが到来する。クルマはその時代を反映します。
今後もその時代を象徴するような名車が誕生することを期待しましょう!