光岡の歴代車種

光岡自動車の車種一覧!現行車やマイクロカーなど個性豊かな歴代車種まとめ

ミツオカの現行・歴代車種の特徴・ベース車両・販売価格・販売状況をまとめました。ビュート ストーリー・バディ・M55など各モデルの詳細をグレード・仕様変更の経緯も含めて解説。購入検討中の方にも役立つ情報を掲載。

光岡自動車の車種一覧!現行車やマイクロカーなど個性豊かな歴代車種まとめ

光岡自動車の個性的な車を歴史とともに紹介!歴代車種を画像つきで解説

光岡自動車(ミツオカ)は、レトロで個性的な車を開発・製造することで知られる自動車メーカーです。本社は富山県富山市にあり、従業員数は約400名。「日本一小さい自動車メーカー」として、大手にはできないハンドメイドの車づくりを続けています。

1968年の創業から半世紀以上が経過した今も、1台1台を職人が手作業で組み立てる製造スタイルを守り続けています。本記事では、光岡自動車の歴史から現行・歴代車種まで、画像とともに詳しく紹介します。

光岡の歴史とは?日本一小さい自動車メーカー誕生までの道のり

小さな整備工場から始まった光岡自動車が、自動車業界で独自の地位を築くまでの歴史を振り返ります。

光岡自動車の原点は、整備工場と中古車販売店

光岡自動車の創業は1968年2月。創業者の光岡進氏は富山日野自動車のディーラーを退職・独立し、富山県富山市に板金塗装・修理サービス主体の「光岡自動車工業」を創業しました。これが現在の光岡自動車の前身です。

創業から約1年後、光岡氏は東京で中古車の屋外展示販売を目にしてビジネスチャンスを見出し、1970年5月に中古車販売「カーショップ光岡自動車」を創業。「BUBU」の店舗名で全国展開に成功します。1979年には2事業を統合して「株式会社 光岡自動車」が誕生しました。

1980年代前半にはミニカー規格のオリジナルカーを初めて開発

1980年代に入ると、50ccエンジンを搭載した1人乗り専用のミニカー(マイクロカー)を開発。光岡にとって初の自社製造オリジナルカーとなりました。しかし1985年の法改正によりミニカーの運転に普通自動車免許が必要となり需要が激減したため、やむなくミニカー事業から撤退しました。

1980年代後半からレプリカ車を製造し、「クラシカルな改造車」ビジネスを確立

ミニカー事業撤退後、光岡進氏はロサンゼルスでVWビートルをベースにしたポルシェ356スピードスターのレプリカ車を目撃。当時のアメリカで流行していたキットカー文化に商機を見出しました。1987年、メルセデス・ベンツSSKをモチーフにしたVWビートルベースのレプリカ車「BUBUクラシックSSK」を発表。その後もポルシェ356のレプリカ車などを販売し、「クラシックカーをモチーフにした改造車製造」という現在まで続くビジネスモデルを確立していきます。

1996年「ゼロワン」により国内10番目の乗用車メーカーとして認定

1994年、光岡自動車はロータス・スーパーセブンをモチーフにしたスポーツカー「ゼロワン」を発表。自社設計・製造のオリジナルフレームを使用した純粋なオリジナルカーで、行政との折衝や衝突試験を経て、1996年に新型自動車として正式認定されました。これにより光岡自動車は日本で10番目の国産乗用車メーカーとなりました。

光岡自動車創業55周年記念の特別モデルM55を発表・発売

光岡55周年モデルM55 CONCEPTのエクステリアM55 CONCEPTはシビックベースで開発 スカイラインのケンメリやダッジのチャレンジャーを想起する懐かしいエクステリア

光岡自動車の創業55周年を記念した特別モデルのM55 CONCEPT(エムダブルファイブ コンセプト)を2023年に公開。1970年代の時代感覚をベースに、当時の夢や希望を形にしたエクステリアが話題を集めました。ホンダ・シビックをベースに開発され、スカイラインのケンメリやダッジのチャレンジャーを彷彿とさせるデザインが特徴です。

コンセプトモデルとして発表後、2024年11月に市販モデル「M55 Zero Edition」を発表・発売(限定100台、販売価格8,085,000円)。受付は2024年12月に終了しました。さらに2025年11月28日には量産モデル第2弾「M55 1st Edition」を発売(限定250台)。ボディカラーは標準4色+オプション6色の全10色から選択でき、販売価格はガソリンモデルLXが7,568,000円、e:HEV LXが8,118,000円、上位グレードe:HEV EXが8,427,100円となっています。2026年出荷分の250台で一旦受付を終了しています。

項目 内容
モデル名 M55 CONCEPT(エムダブルファイブ コンセプト)
発表年 2023年
特徴 創業55周年記念。1970年代の時代感覚をベースにしたエクステリア。シビックベース。
市販モデル① M55 Zero Edition(2024年11月発売・限定100台・8,085,000円)
市販モデル② M55 1st Edition(2025年11月28日発売・限定250台・756.8万円〜)
ベース車両 ホンダ・シビック
備考 スカイラインのケンメリやダッジのチャレンジャーを想起する懐かしいエクステリア

光岡自動車の現行車種一覧

光岡自動車が販売している(または近年販売していた)車種をご紹介します。ロングセラーのガリューやビュートのほか、SUVのバディ、55周年記念モデルのM55が大きな話題を集めました。なお、一部の車種は生産・販売を終了しています。

Buddy(バディ) 2021年〜

バディのエクステリア2021年6月24日に発売したバディ

光岡自動車初のSUVがBuddy(バディ)です。ベース車両はトヨタRAV4で、光岡は「自然体でラフ、それでいてセンスもシンパシーも感じるモデル」としています。2020年9月24日にティザーサイトを公開し、同年11月26日から先行受付を開始。2021年6月24日に発売しました。

当初は通常ラインナップでしたが、2024年9月に一旦完売・販売終了。その後2025年10月に「ハイブリッドDX」のワングレード・150台限定で再販されました(販売価格7,260,000円)。2021年12月2日と2022年10月7日の2度にわたって一部改良を実施し、録画機能付きインナーミラーの設定、安全装備の拡充、ディスプレイオーディオとマルチインフォメーションディスプレイの大型化などが行われました。累計販売台数は約4年間で1,200台を突破しています。

光岡バディ MJ styleのエクステリア20台限定特別仕様車バディMJスタイル

2024年1月には特別仕様車「Buddy MJ style(MJスタイル)」を20台限定で発売(2WD 15台、4WD 5台)。専用ボディカラー「ブラックマイカ/スリラーレッド」の2トーン仕様で、専用レザーシート・トリムや左右ドアの専用エンブレムが特徴です。販売価格は2WDモデルが6,780,000円、4WDモデルが6,975,800円でした。

項目 内容
モデル名 Buddy(バディ)
発売開始 2021年6月24日
ベース車両 トヨタ RAV4
特徴 光岡初のSUV。アメリカンビンテージスタイルが特徴
販売状況 2024年9月に完売・販売終了。2025年10月に150台限定で再販(ハイブリッドDX・726万円)
特別仕様車 Buddy MJ style(2024年1月・限定20台)
累計販売台数 約4年間で1,200台突破

ガリュー(我流)1996年〜(新車販売終了)

ガリューのエクステリアガリュー

ガリューリムジンのエクステリアガリューVセンターストレッチリムジン

ベース車両は日産ティアナ(最終型は3代目ティアナ)。デザインモチーフは1950〜60年代の英国ロールス・ロイス・シルヴァークラウドIIです。ベースとなった日産ティアナが生産終了となったため、ガリューも新車としての販売を終了しました。現在は中古車市場での流通にとどまります。クラシカルなデザインゆえに長期使用しても古く見えないと評価が高く、ガリューをベースにした霊柩車は葬儀業界でも人気を集めました。

項目 内容
モデル名 ガリュー(我流)
発売開始 1996年〜
ベース車両 日産ティアナ(最終型:3代目)
デザインモチーフ 1950〜60年代の英国ロールス・ロイス シルヴァークラウドII
販売状況 新車販売終了(ベース車両の生産終了による)。中古車は流通中。
特徴 クラシカルで飽きのこないデザイン。霊柩車としても人気。

リューギ(流儀)2014年〜(新車販売終了)

リューギのエクステリアリューギセダン

リューギ15LXのエクステリアリューギセダン15LX

ベース車両はセダンがトヨタ・カローラアクシオ、ワゴンがカローラフィールダー。デザインモチーフはガリューと同じく英国ロールス・ロイスのシルヴァークラウドIIで、光岡初のハイブリッド車も設定されていました。エンブレムに七宝焼きを採用するなど細部まで質感にこだわったモデルです。

ベース車両のカローラアクシオEXが2025年10月に生産終了となったことを受け、2026年2月19日に新車最終生産モデル「Ryugi FINAL EDITION」(限定20台・330万5,500円〜)を発売し、新車としての販売を終了しました。良質な中古車をベースにした「メイクアップ リューギ/メイクアップ リューギワゴン」の生産・販売は今後も継続されます。

項目 内容
モデル名 リューギ(流儀)
発売開始 2014年〜
ベース車両 セダン:トヨタ・カローラアクシオ/ワゴン:トヨタ・カローラフィールダー
デザインモチーフ 英国ロールス・ロイス シルヴァークラウドII
特徴 光岡初のハイブリッド車設定。エンブレムは七宝焼き。
販売状況 2026年2月にFINAL EDITION(限定20台)を発売し新車販売終了。メイクアップ車は継続。

ビュート ストーリー(美遊人)1993年〜

初代ビュートのエクステリア『探偵はBARにいる』の劇中車としてもお馴染みの初代ビュート

2代目ビュートのエクステリア2代目ビュートK12型(2005~2010)

3代目ビュートのエクステリア3代目ビュート ベースは日産マーチ

光岡自動車の売れ筋モデルで、デザインモチーフはジャガー・Mk2。ベース車両の内外装を一度分解し、職人が手作業でカスタムして組み立て直すスタイルは初代から変わりません。映画『探偵はBARにいる』の劇中車「高田号」としても知られています。

ビュート カフェラテのエクステリアビュート カフェラテは「可愛らしさ、上質さ、癒し」がテーマの特別仕様車

3代目まで日産マーチをベースとしていましたが、マーチの国内販売終了に伴い、2023年9月に4代目「ビュート ストーリー」にモデルチェンジ。ベース車をトヨタ・ヤリスに変更しました。ボディカラー12色、専用レザーシートと専用パネルガーニッシュが各8色設定で、自分だけの一台をオーダーできます。2024年2月の一部改良でスマートキーの全車標準装備化や運転支援システムのアップグレードも実施しています。

項目 内容
モデル名 ビュート ストーリー(4代目・現行)
発売開始 2023年9月22日
モチーフ ジャガー・Mk2
ベース車両(現行) トヨタ・ヤリス(3代目まで日産マーチ)
カラー設定 ボディカラー12色・レザーシートと専用パネルガーニッシュ各8色
特徴 光岡のロングセラーモデル。映画『探偵はBARにいる』劇中車「高田号」としても有名。

ビュートなでしこ 2015年〜

ビュートなでしこのエクステリアビュートなでしこ リアは日産マーチのデザインを流用

ビュートの5ドアハッチバックモデル。ベース車の日産マーチのリア部分を流用することで、セダン仕立てのビュートより約60万円安く購入できました。2018年にはパステルカラーの特別仕様車「フレンチマカロン」も販売しています。

項目 内容
モデル名 ビュートなでしこ
発売開始 2015年〜
特徴 ビュートの5ドアハッチバックモデル。ベース車の日産マーチのリアを流用し、ビュートより約60万円安価。
特別仕様車 2018年 パステルカラーの「フレンチマカロン」発売

ヒミコ(卑弥呼)2008年〜(生産終了)

初代ヒミコのエクステリア初代ヒミコ モデル末期には多数の特別仕様車を販売

初代ヒミコのリヤビュー初代ヒミコ インパクト大なリアビュー

ヒミコのエクステリアヒミコ ベースはマツダ・ロードスター

マツダ・ロードスターをベースにした2シータークラシカルオープンカー。初代(2008年)はNC型ロードスターをベースにホイールベースを700mm延長する大改造を施し、2代目(2018年〜)はND型ロードスターに変更してボディバランスと空力性能を向上させました。オプションで全30色からのカラー選択が可能で、6速MT仕様もありました。

2025年3月、最終生産モデル「Final Himiko(ファイナル ヒミコ)」を10台限定で発売し、17年にわたる歴史に幕を下ろしました。なお、良質な中古車をベースにしたメイクアップモデルとして仕立てた最終生産品で、販売価格は年式・走行距離により678万〜708万円でした。

項目 内容
モデル名 ヒミコ(卑弥呼)
発売開始 2008年〜
ベース車両(初代) マツダ・ロードスター NC型(ホイールベース700mm延長)
ベース車両(2代目) マツダ・ロードスター ND型
カラーオプション 全30色から選択可能(2代目)。6速MT仕様あり。
販売状況 2025年3月に「Final Himiko」(10台限定)を発売し生産終了。

ライクT3 2012年〜

ライクT3のエクステリアライクT3 社名や企業ロゴが入れやすいデザイン

ライクT3のリヤビューライクT3 積載量は100kgまで

家庭用コンセントで充電可能な電気自動車。後2輪・前1輪のトライク型小型車で定員2名、後部積載量は最大100kg。1回の充電(約6時間)で約60km走行が可能です。前面と側面がシンプルなデザインで、企業名のステッカーやロゴを貼りやすい仕様になっています。

光岡自動車が生産終了した歴代車種一覧

ミニカー(マイクロカー)やキットカーを含めて生産終了した光岡自動車の歴代車種を紹介します。国産自動車メーカーとしての認証を受けるに至ったゼロワン、ファッションスーパーカーのオロチ、創業50周年限定モデルのロックスターなど印象深い1台が揃っています。

項目 内容
モデル名 ライクT3
発売開始 2012年〜
車種タイプ 電気自動車(トライク型小型車)
駆動方式 後2輪・前1輪
定員 2名
積載量 100kgまで
充電時間・走行距離 約6時間充電で約60km走行可能
デザイン特徴 前面や側面はシンプルで企業ロゴやステッカーを貼りやすい

BUBU50シリーズ 1982〜1985年

BUBU50シリーズのエクステリアコアなファンが多いマイクロカー「BUBU50シリーズ」

BUBU502のエクステリアBUBU502

50ccエンジンを搭載した1人乗り専用マイクロカー。整備・中古車販売の2本柱だった光岡自動車が、オリジナルカー製造へと踏み出すきっかけとなったモデルです。1985年の法改正で普通免許が必要になり事業から撤退しましたが、現在も大切に乗り続けているファンが多い名車です。

項目 内容
モデル名 BUBU50シリーズ
発売期間 1982年〜1985年
特徴 50ccエンジン搭載の1人乗り専用マイクロカー。光岡のオリジナルカー製造の原点。

BUBUクラシックSSK 1987年

BUBUクラシックSSKのエクステリアBUBUクラシックSSK ベンツSSKのレプリカ車

メルセデス・ベンツが1928年に発売したスポーツカー「SSK」をモチーフにしたレプリカ車。ルパン三世の愛車としても有名なSSKを、VWビートル(1.6L空冷エンジン)をベースに再現しました。200台限定・295万円での販売でしたが大ヒット。中古市場でも人気が続いています。

項目 内容
モデル名 BUBUクラシックSSK
発売年 1987年
モチーフ メルセデス・ベンツ SSK(1928年発売)
ベース車両 VWビートル(1.6L空冷エンジン)
限定台数・価格 200台限定・295万円
特徴 ルパン三世の愛車としても有名。発売後大ヒット。

BUBU356スピードスター 1989〜1990年

BUBU356スピードスターのエクステリアBUBU356スピードスター ポルシェ356のレプリカ

ポルシェ356スピードスターのレプリカ車。ポルシェ356はフェルディナンド・ポルシェ設計のVWビートルをベースに息子フェリーが開発した小型スポーツカーで、光岡もビートルをベースに復刻しました。

項目 内容
モデル名 BUBU356スピードスター
発売期間 1989年〜1990年
モチーフ・ベース車両 ポルシェ356スピードスターのレプリカ。VWビートルベース。

ラ・セード 1990〜1993年/2000〜2001年

ラ・セードのエクステリアラ・セード 光岡がはじめてオリジナルフレームを設計したモデル

ベース車両は日産シルビア。シルビアのモノコックボディを切断し、光岡オリジナルの梯子状フレームと組み合わせた大改造モデルです。部品調達がしやすくメンテナンスが容易な点も魅力で、光岡初のオリジナルフレーム設計モデルとして歴史的に重要な一台です。2代目は「ニューラセード」の車名で販売されました。

項目 内容
モデル名 ラ・セード
発売期間 1990年〜1993年 / 2000年〜2001年
ベース車両 日産シルビア(モノコックボディを切断し光岡オリジナル梯子状フレームと組み合わせ)
特徴 光岡初のオリジナルフレーム設計モデル。2代目はニューラセードとして販売。

ドゥーラ 1991〜1993年

ドゥーラのエクステリアドゥーラ ベース車はフォード・マスタング1979年式

ドゥーラのリヤビュードゥーラ リアの様子

500台限定のオリジナルフルオープンカー。1979年式フォード・マスタングをベースに、フォード製V8エンジンを搭載。全長・全幅・ホイールベースを延長しているため、日本の道路ではカーブが曲がりにくいシーンもあります。アメリカンなスケール感が魅力の一台です。

項目 内容
モデル名 ドゥーラ
発売期間 1991年〜1993年
限定台数 500台
ベース車両・エンジン フォード・マスタング 1979年式/フォード製V8エンジン搭載
特徴 全長・全幅・ホイールベース延長。日本の道路のカーブが曲がりにくいこともある。

ゼロワン 1994〜2000年

ゼロワンのエクステリアフルオープン2シーター「ゼロワン」

光岡が自社設計したオリジナル・スポーツカー。ロータス・スーパーセブンの影響を受けたデザインで、当初は組立車扱いでしたが1996年に新型自動車として型式認証を取得し、光岡を正式に国産自動車メーカー(10番目)に押し上げた歴史的な1台です。

項目 内容
モデル名 ゼロワン
発売期間 1994年〜2000年
車種タイプ オリジナル・スポーツカー(フルオープン2シーター)
デザインモチーフ ロータス・スーパーセブン
意義 1996年に新型自動車として認証取得。光岡を国産10番目の乗用車メーカーに押し上げた。

K-1シリーズ 1998年〜

K-1のエクステリアK-1 最終的にK-4まで発売された人気シリーズ

ユーザーが自分で組み立てるキットカー。自治体に申請すれば公道走行が可能で、車名も自分で決められます。プロなら全工程約10時間で完成し、当時の価格は32.5万円からと手頃でした。K-1からK-4まで展開した人気シリーズでしたが、最終モデル「K-4」(限定220台)を最後に事業から撤退しています。

項目 内容
モデル名 K-1シリーズ(K-1〜K-4)
発売開始 1998年〜
車種タイプ キットカー(ユーザーが自分で組み立てる)
特徴 自治体申請で公道走行可能。車名は自分で命名可能。製作時間は約10時間(プロの場合)。
販売価格 当時32.5万円〜
備考 K-4(限定220台)を最後にキットカー事業から撤退。

リョーガ(凌駕)1998〜2004年

初代リョーガのエクステリア初代リョーガ(1998〜2001)セダン

初代リョーガワゴンのエクステリア初代リョーガ ワゴン

2代目リョーガのエクステリア2代目リョーガ(2001〜2004)

2代目リューガのリアビュー2代目リューガ リア

初代はP11型プリメーラ&プリメーラワゴンがベース。ワゴンはリア部分がプリメーラのままでやや中途半端な印象でしたが、2代目はB15型サニーをベースに前後ともに光岡らしいクラシカルデザインに仕上げられ、価格も抑えられました。

項目 内容
モデル名 リョーガ(凌駕)
発売期間 1998年〜2004年
初代ベース車両 P11型プリメーラ&プリメーラワゴン
2代目ベース車両 B15型サニー
2代目特徴 前後とも光岡らしいクラシカルデザイン。価格も先代より抑えられている。

レイ(麗)1999〜2004年

レイのエクステリア初代レイ 普通車仕様

初代レイのエクステリア初代レイ リア

2代目のエクステリア2代目レイ

初代・2代目のベース車両はマツダ・キャロル、3代目はダイハツ・ミラジーノがベース。全長が軽自動車規格を超えた登録車(白ナンバー)も存在し、初代と3代目は木目調パネルを採用した内装が特徴です。2代目はベース車とほぼ同様の内装でした。

項目 内容
モデル名 レイ(麗)
発売期間 1999年〜2004年
ベース車両 初代・2代目:マツダ・キャロル/3代目:ダイハツ・ミラジーノ
特徴 白ナンバーの登録車仕様も存在。初代・3代目は木目調パネルを採用。

ユーガ(優雅)2000〜2001年

ユーガのエクステリアユーガ 5ドアトールワゴン

ベース車両は日産キューブZ10型。キューブの箱型エクステリアをロンドンタクシー風に仕上げた5ドアトールワゴンです。キューブのモデルチェンジに伴いわずか1年で生産終了となった、光岡の中でも希少なモデルです。

項目 内容
モデル名 ユーガ(優雅)
発売期間 2000年〜2001年
ベース車両 日産キューブ Z10型
特徴 箱型エクステリアをロンドンタクシー風に仕上げた5ドアトールワゴン。わずか1年で生産終了のレア車。

ヌエラ 2004〜2012年

初代ヌエラのエクステリア初代ヌエラ ボディタイプはセダンのみ

2代目のエクステリア2代目ヌエラ6-02に改称

初代はホンダ・アコード7代目がベースで丸形4灯ヘッドライトが印象的。アコードのモデルチェンジに合わせて2008年に生産終了。2代目はトヨタ・カローラシリーズをベースに車名を「ヌエラ6-02(ロクゼロニイ)」に改称し、ステーションワゴンも追加されました。

項目 内容
モデル名 ヌエラ/ヌエラ6-02
発売期間 2004年〜2012年
初代ベース車両 ホンダ・アコード(7代目)。2008年に生産終了。
2代目ベース車両 トヨタ・カローラシリーズ(車名をヌエラ6-02に改称。ワゴン追加)

ガリュー2-04 2008〜2012年

ガリュー2-04のエクステリアガリュー2-04 15ST

「ニイゼロヨン」と読む、ガリューIII(日産フーガベース)の弟分として誕生したコンパクトセダン。ベース車両は初代カローラアクシオで、サイズを一回り小さくまとめたモデルです。新車販売はすでに終了しており、現在は中古市場での流通にとどまります。

項目 内容
モデル名 ガリュー2-04(ニイゼロヨン)
発売期間 2008年〜2012年
ベース車両 初代カローラアクシオ
特徴 ガリューIII(日産フーガベース)の弟分。サイズを一回り小さくしたコンパクトセダン。新車販売終了。

ガリューコンバーチブル 2007〜2016年

ガリューコンバーチブルのエクステリアガリューコンバーチブル

ガリューコンバーチブルのリヤビューガリューコンバーチブル リア

ガリューの4人乗りオープンモデルですが、ベース車両は通常のガリューと異なりフォード・マスタングコンバーチブル(左ハンドル)。V6とV8エンジンモデルが設定され、トランスミッションは5速ATのみでした。

項目 内容
モデル名 ガリューコンバーチブル
発売期間 2007年〜2016年
ベース車両 フォード・マスタングコンバーチブル(左ハンドル)
特徴 4人乗りオープンモデル。V6/V8エンジン設定。5速ATのみ。

オロチ(大蛇)2007〜2014年

オロチのエクステリア日本的な美意識がつまったオロチ

東京モーターショーに出展したオロチ大蛇・兜 東京モーターショー出品車

日本神話「ヤマタノオロチ」をイメージした唯一無二のファッションスーパーカー。総生産台数は200台未満という希少性で、著名人オーナーとしては高須クリニックの高須克弥氏などが知られています。限定各1台の「エヴァンゲリオン オロチ」「デビルマンオロチ」といったコラボモデルも存在します。

項目 内容
モデル名 オロチ(大蛇)
発売期間 2007年〜2014年
特徴 日本神話「ヤマタノオロチ」をイメージした唯一無二のファッションスーパーカー。総生産台数200台未満。
限定モデル 「エヴァンゲリオン オロチ」「デビルマンオロチ」各1台限定

キュート 2009〜2013年

キュートのエクステリアビュートの姉妹車キュート

漢字では「喜遊人」と表記するビュートの姉妹車。日産マーチK12型の認定中古車をベースにしたハッチバックスタイルで、荷物の積み下ろしや後方視界においてビュートより優れていました。108万円〜という価格設定も魅力でした。

項目 内容
モデル名 キュート(喜遊人)
発売期間 2009年〜2013年
特徴 ビュートの姉妹車。日産マーチK12型の認定中古車ベースのハッチバック。108万円〜。

ライク(雷駆)2010〜2011年

ライクのエクステリア電気自動車ライク

三菱i-MiEVをベースにした電気自動車。バンパーを大型化したことで当初から登録車(白ナンバー)としてデビューしました。車両価格428万円でしたが、当時の経済産業省「クリーンエネルギー自動車導入促進対策費補助金」の対象車で、補助金適用後の実質価格は314万円程度でした。

項目 内容
モデル名 ライク(雷駆)
発売期間 2010年〜2011年
特徴 三菱i-MiEVベースの電気自動車。バンパー大型化で登録車としてデビュー。
価格 428万円(補助金適用で実質314万円程度)

ロックスター 2018年(限定200台・完売)

ロックスターのエクステリア限定200台が完売したロックスター

光岡創業50周年を記念した限定車。60〜70年代のアメ車からインスピレーションを得たデザインは「現代版コルベットスティングレイ」とも称されました。ベース車両はマツダ・ロードスター(ND型)で、ロードスターの2倍以上の価格(470万円〜)にもかかわらず、限定200台が約2ヶ月で完売。現在は新車での入手はできません。

項目 内容
モデル名 ロックスター
発売年 2018年
特徴 創業50周年記念限定車。60〜70年代のアメ車にインスパイアされた「現代版コルベットスティングレイ」的デザイン。
ベース車両 マツダ・ロードスター ND型
価格・販売状況 470万円〜。限定200台が約2ヶ月で完売。現在は新車入手不可。

光岡自動車はオンリーワンの自動車メーカーであり続ける

光岡の車

光岡の車は、1台1台熟練の職人がハンドメイドで組み立てます。オートメーションラインを持たないため、生産できるのは1日1台程度。その分、大量生産メーカーにはできない細部へのこだわりと、手仕事ならではの質感が光岡車の最大の魅力です。

創業から半世紀以上が経過しましたが、光岡は大きな自動車メーカーになることを目指していません。ガリューやリューギ、ヒミコといった長年愛されたモデルがその役目を終える一方、M55のような新たな挑戦も続けています。「小さなメーカーだからこそ作れる車がある」—ナンバーワンよりオンリーワンを貫く光岡自動車は、これからも独創的な車で多くの人を魅了し続けることでしょう。