軽自動車をボディタイプ別に分類した燃費性能をランキング
「軽自動車」とひと口に言っても、ヒンジドアの5ドアハッチバックから、両側スライドドアを搭載したファミリーカー、ターボエンジンを搭載しキビキビした走りのスポーツタイプ、晴天の海岸通りを走ってみたいオープンタイプ、車高が高くアウトドアに便利なSUVタイプ、雪道に強いが燃費は2WDに比べて悪い4WDモデルなど、様々あります。
そこで、ヒンジドアハッチバック、スライドドアを搭載車種、スポーツタイプ・オープンタイプ、SUVタイプ、4WDモデルの5タイプから燃費がいい順にTOP5の車種を紹介します。
それぞれの用途や趣味に合わせて、燃費のいい軽自動車を探してみてください。
5ドアハッチバック車種は軽自動車のベーシックなボディタイプ
5ドアハッチバックとは、1台の車に5枚のドアが装備されていてバックドアが跳ね上げ式の車種のことを差します。ほとんどの車種は、後部座席のドアが運転席などと同じ横開きのドア(ヒンジドア)を採用していて、荷室と後部座席に隔たりがありません。
普通車でいうところのコンパクトカーの分類に入る5ドアハッチバック軽自動車の中から、燃費のいい車種を紹介します。
【1位:アルト・キャロルの燃費は37.0km/L】ハッチバックタイプの軽自動車でNo.1の低燃費
アルト・スズキ
キャロル・マツダ
スズキから販売されているアルトは、2014年にフルモデルチェンジされ8代目になりました。2WD・CVTのFグレードからXグレードまで、カタログ燃費で37.0km/Lあります。
車両価格も86万円~119万円と比較的安めの価格設定で、レーダーブレーキサポートを搭載している車種は、1万~2万円程度高くなります。ボディカラーは「L」と「S」グレードが全7色、最上級グレードの「X」には、バックドアがミディアムグレーのツートンカラーが4色追加され、全11色展開となっています。
スズキのアルトは、マツダでキャロルとしてOEM販売もされていて、燃費は同じく37.0km/Lあります。
モデル名 | アルト・キャロル |
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燃費性能 | 2WD・CVT仕様でカタログ燃費37.0km/Lを達成。軽自動車ハッチバックでトップクラス。 |
価格帯 | 86万円~119万円。レーダーブレーキサポート搭載車は1万~2万円程度高価。 |
グレードとカラー | 「L」「S」グレードは全7色、「X」グレードはツートンカラー4色追加で全11色展開。 |
OEM販売 | マツダではキャロルとしてOEM販売されており、燃費性能は同等の37.0km/L。 |
魅力 | 低燃費かつ価格も手頃で、カラーバリエーションも豊富な日常使いに最適な軽自動車。 |
【2位:アルトラパンの燃費は35.6km/L】女性に人気の軽自動車で燃費性能も高い
アルトラパンは、女性をターゲットにしたアルトの派生車種で2002年から販売を開始し、2015年には3代目にフルモデルチェンジしています。2WD・CVTの「L」グレードから「X」グレードが、カタログ燃費で35.6km/Lを記録しています。
車両価格は120万~138万の価格設定で、「L」グレードは全8色のボディカラー、「S」グレードからはホワイトルーフのツートンカラーが4色追加され全12色設定になっています。さらに、最上級グレードの「X」では、インテリアカラーに「ベージュ」「キャメル」「ブラウン」の3パターンが追加されます。
モデル名 | アルトラパン |
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燃費性能 | 2WD・CVT仕様でカタログ燃費35.6km/Lを記録。女性に人気の軽自動車。 |
価格帯 | 120万~138万円。グレードによって装備やカラーに差がある。 |
グレードとカラー | 「L」グレードは全8色、「S」以上はホワイトルーフツートン4色追加で全12色。「X」グレードはインテリアカラー3パターン追加。 |
ターゲット層 | 女性向けにデザインされ、可愛らしい外観とカラー展開が特徴。 |
魅力 | 高燃費と豊富なカラーバリエーション、女性に配慮したインテリアで日常使いに最適。 |
【3位:ミライース・プレオプラスの燃費は35.2km/L】幅広い年代から支持されるハッチバックタイプの軽自動車
ミライース・ダイハツ
プレオプラス・スバル
2017年5月にフルモデルチェンジし2代目となったミライースは、安全装備のスマアシ3を搭載した燃費も良く安心して走れる車です。純正バンパーでフルエアロのようなフォルム、鋭いヘッドライトなど、標準グレードでもカッコいいシルエットになっています。
燃費が35.2km/Lを記録しているグレードは、「B」「L」とそれぞれのスマアシ3を搭載している4グレードで、価格は84万~93万と100万円を切る価格帯です。ボディカラーはベースグレードの「B」が全3色、標準グレードの「L」が全7色です。上級グレードではイエローを追加した全8色設定になります。
また、ミライースはスバルへプレオプラスとしてOEM販売されていて、「F」「Fスマートアシスト」グレードが35.2km/Lの燃費を記録しています。
モデル名 | ミライース・プレオプラス |
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燃費性能 | 2WD・CVT仕様でカタログ燃費35.2km/Lを達成。幅広い年代から支持される軽自動車。 |
価格帯 | 84万~93万円。スマアシ3搭載グレードで100万円を切る手頃な価格。 |
グレードとカラー | 「B」グレード全3色、「L」グレード全7色。上級グレードはイエロー追加で全8色展開。 |
安全装備 | スマアシ3を搭載し、燃費と安心性能を両立。 |
OEM販売 | スバルではプレオプラスとしてOEM販売され、「F」「Fスマートアシスト」グレードが同燃費を記録。 |
魅力 | 低燃費かつ安全性能が高く、デザインも標準グレードでスタイリッシュ。幅広い年代に向いた実用性の高い軽自動車。 |
【4位:ワゴンRハイブリッドの燃費は25.2km/L】軽自動車で初めてハイブリッドシステムを搭載した軽自動車
2017年2月にフルモデルチェンジしたワゴンRは、ハイブリッドエンジンを搭載したグレード「HYBRID FX」と「HYBRID FZ」の2グレードが、25.2km/Lを達成しています。安全装備のレーダーブレーキサポートは、2グレードともにメーカーオプションですが、車だけではなく歩行者も検知し自動ブレーキサポートなどの支援をしてくれます。
価格帯は「HYBRID FX」が128万からでボディカラーは全10色のベージュ内装とブラック内装が選べ、「HYBRID FZ」の価格は141万からで、ボディカラーが全8色、内装はブラックのみのラインナップです。
モデル名 | ワゴンRハイブリッド |
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燃費性能 | ハイブリッド仕様でカタログ燃費25.2km/Lを達成。軽自動車で初めてハイブリッドシステムを搭載。 |
価格帯 | HYBRID FX:128万円~、HYBRID FZ:141万円~ |
グレードとカラー | HYBRID FX:全10色、内装ベージュ・ブラック。HYBRID FZ:全8色、内装ブラックのみ。 |
安全装備 | レーダーブレーキサポート(メーカーオプション)搭載。歩行者検知や自動ブレーキに対応。 |
魅力 | 軽自動車で初のハイブリッド搭載により低燃費と安心性能を両立。幅広い年代に適した実用性の高い車。 |
【5位:ムーヴ・ステラの燃費は31.0km/L】安全装備のスマアシ3を搭載した安全性能も高い軽自動車
ムーヴ・ダイハツ
ステラ・スバル
2014年6月にフルモデルチェンジしたムーヴは、「X」「L」グレードで31.0km/Lの燃費を記録しています。また、2017年8月1日には、マイナーチェンジが行われミライースと同様にスマアシ3が搭載され、衝突回避支援ブレーキが歩行者にも対応しました。
価格帯は、ベースグレードの「L」が111万から、プッシュスタートやアルミホイールを装備した標準グレード「X」では、120万からの価格帯です。ボディカラーは、「L」「X」ともにモノトーンカラーで全10色展開されています。他にも、スバルへOEM販売されていてステラとして販売されていて、こちらも8月1日にマイナーチェンジを行い新型へと進化しています。
モデル名 | ムーヴ・ステラ |
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燃費性能 | 2WD・CVTでカタログ燃費31.0km/L。スマアシ3搭載により衝突回避支援ブレーキが歩行者にも対応。 |
価格帯 | Lグレード:111万円~、Xグレード:120万円~ |
グレードとカラー | L・Xグレードともにモノトーンカラー全10色展開。ステラとしてOEM販売もあり、同様にマイナーチェンジ済み。 |
安全装備 | スマアシ3搭載。衝突回避支援ブレーキが歩行者にも対応し、安全性能が向上。 |
魅力 | 燃費と安全性能を両立した軽自動車。価格も比較的手頃で幅広い年代に向く実用性の高いモデル。 |
ミニバンの替わりに使える実用性が高い両側スライドドア搭載車種
両側スライドドアを搭載している車種は、後部座席へのアクセスがカンタンなだけではなく、駐車中に隣の車両との間隔が狭い時でもぶつけないか気にすることなく乗り降りすることができます。
軽自動車のミニバン・ファミリーカーともいえる両側スライドドアを搭載している車種の燃費ランキングを紹介します。
【1位:スペーシアの燃費は30.0km/L】広い室内が魅力の軽トールワゴンタイプの軽自動車
スズキが2013年から販売しているスペーシアは、ハイブリッドシステムの「S-ene CHARGE」を搭載し、標準グレードの「G」、上級グレードの「X」の2WDモデルにおいて、燃費30.0km/Lを記録しています。上級グレードの「X」では、歩行者にも反応する「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載しています。
価格帯は、「G」グレードが127万から、「X」グレードが145万からになっていて、ボディカラーは「G」グレードが全9色、「X」グレードはホワイトルーフのツートンカラーを3色加えた全13色展開です。
モデル名 | スペーシア |
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燃費性能 | 2WD・ハイブリッド「S-ene CHARGE」搭載でカタログ燃費30.0km/L。上級グレード「X」は歩行者対応のデュアルカメラブレーキサポート装備。 |
価格帯 | 「G」グレード:127万円~、「X」グレード:145万円~ |
グレードとカラー | 「G」グレード全9色。「X」グレードはホワイトルーフツートン3色追加で全13色展開。 |
安全装備 | 「X」グレードにデュアルカメラブレーキサポート搭載。歩行者検知にも対応。 |
魅力 | 広い室内空間と低燃費を両立した軽トールワゴン。上級グレードは安全装備も充実しファミリー向けに最適。 |
【2位:ムーヴキャンバスの燃費は28.6km/L】2トーンカラーのボディが特徴的で女性に人気の軽自動車
ムーヴシリーズ初のスライドドアを採用した車種で、2016年9月から販売している車種です。ハイトールワゴンに比べてルーフは低く設計されていて、いたるところに収納スペースがあり女性に使いやすい1台になっています。
全グレードの2WDモデルで28.6km/Lの燃費を記録していて、ムーヴに搭載されている安全装備と同じスマアシ2が搭載されているグレードもあります。標準グレードのベースである「L」グレードは118万から、メイクアップモデルの上級グレード「G」は154万円からの価格帯です。
ボディカラーは豊富に用意されていて、標準グレードではモノトーンカラーが全9色、メイクアップではモノトーンカラーの他にツートンカラーが8色、内装カラーは3パターン用意されています。
モデル名 | ムーヴキャンバス |
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燃費性能 | 全グレード2WDでカタログ燃費28.6km/L。スマアシ2搭載グレードあり。 |
価格帯 | 標準グレード「L」:118万円~、メイクアップ上級「G」:154万円~ |
グレードとカラー | 「L」グレード:モノトーン全9色。「G」メイクアップモデル:モノトーン+ツートン8色。内装カラー3パターン。 |
特徴 | ムーヴシリーズ初のスライドドア採用。ルーフ低め設計で収納多く女性に使いやすい設計。 |
魅力 | 2トーンカラーの可愛らしいデザインと燃費性能のバランスが良く、女性人気の高い軽自動車。 |
【3位:タントの燃費は27.2km/L】フルモデルチェンジをして燃費性能でも進化が期待できる軽自動車
2019年7月ににフルモデルチェンジしたタントは、近づくだけでスライドドアがオープンし、乗り降りしやすく長い荷物も積みやすい車です。
ターボエンジン以外の2WD「X」「G」「L」「Xホワイトアクセント」の4グレードで燃費27.2km/Lを記録していて、ボディカラーはモノトーン全9色、ツートンカラーが全3色展開されています。
安全装備も人を検知するスマアシ3が搭載されているので、安心して運転できます。
モデル名 | タント |
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燃費性能 | ターボ車以外の2WD「X」「G」「L」「Xホワイトアクセント」でカタログ燃費27.2km/L |
グレードとカラー | ボディカラー:モノトーン全9色、ツートン全3色 |
特徴 | フルモデルチェンジでスライドドアが近づくだけで開く機能を搭載。乗降性と荷物積載性向上。 |
魅力 | 燃費性能の向上とスマアシ3搭載による安全性で、進化が期待できる軽自動車。 |
【4位:N-BOXの燃費は27.0km/L】全グレードでホンダセンシングを装備した安全で燃費の良い軽自動車
2011年に販売し、軽自動車や普通車を含めた年間販売台数トップ獲得したことがあるN-BOXは、スライドドアを採用した全高1,800mmのスーパーハイトワゴンです。2017年8月31日にはフルモデルチェンジを果たして27.0km/Lまで燃費性能が上昇しました。
燃費は、自然吸気のNAエンジンを搭載したグレードの2WDが27.0km/Lを記録していて、値段もベースグレードの「G・Honda SENSING」が1,385,640円から、カスタムグレードの「G・L Honda SENSINGSS」は1,698,840円からの価格帯になっています。
モデル名 | N-BOX |
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燃費性能 | 自然吸気NAエンジン搭載2WDでカタログ燃費27.0km/L |
価格帯 | ベースグレード「G・Honda SENSING」1,385,640円~、カスタムグレード「G・L Honda SENSINGSS」1,698,840円~ |
特徴 | スライドドア採用の全高1,800mmスーパーハイトワゴン。全グレードにホンダセンシング装備。 |
魅力 | フルモデルチェンジで燃費性能向上、安全性能も高く年間販売台数トップの実績を持つ軽自動車。 |
【5位:ウェイクの燃費は25.4km/L】燃費性能はやや劣るが室内の広さは軽自動車トップクラス
ウェイクは2014年11月に販売されたスーパーハイトワゴンで、全高はホンダのN-BOXよりも高い1,835mmで、室内高も1,455mmあるのでとても広い快適空間になっています。
燃費は、ターボが搭載されていないNAエンジン「L」「D」グレードの2WDで、25.4km/Lを記録しています。車両にのみ衝突回避支援ブレーキが有効なスマアシ2が搭載されていて、うっかりミスによる事故を防ぐ確率を高めてくれます。
モデル名 | ウェイク |
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燃費性能 | NAエンジン搭載2WD「L」「D」グレードでカタログ燃費25.4km/L |
グレードとカラー | 「L」「D」グレードのみ。ボディカラーの詳細は記載なし |
特徴 | 全高1,835mm、室内高1,455mmのスーパーハイトワゴンで室内空間が広い。衝突回避支援ブレーキ「スマアシ2」搭載。 |
魅力 | 燃費はやや控えめだが、軽自動車トップクラスの広い室内空間を実現している点が魅力。 |
軽自動車で熱心なファンが多いスポーツ・オープンタイプの車種
屋根が収納可能で開放的なドライブが出来るオープンタイプ、ターボエンジンや専用のサスペンションなどを装備してキビキビとした走りが出来るスポーツタイプの車は燃費が悪いように思えますが、軽自動車なら燃費も良く普通車に比べて維持費も安いものです。
趣味の車やセカンドカーにもピッタリのスポーツタイプ・オープンタイプの軽自動車から燃費がいい順にまとめました。
【1位:アルトターボRSの燃費は25.6km/L】室内は広くないが走行性能は普通車にも負けない軽自動車
アルトターボRSは、2014年12月にフルモデルチェンジしたアルトの派生車で、2015年3月に発売されました。トランスミッションは5AGSのみ、ターボエンジンが搭載されています。
レーダーブレーキサポートを搭載していて、約5km/hから30km/hの間で作動します。燃費は2WDの5AGSで25.6km/Lあり、パドルシフトやインパネシフトのマニュアルモードでシフトチェンジのタイミングを変えられます。価格はノーマルグレードと、バックアイカメラ装着車によって違い、129万からの価格帯です。
ボディカラーは、「ピュアホワイトパール」「ピュアレッド」「ブルーイッシュブラックパール」の全3色設定です。
モデル名 | アルトターボRS |
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燃費性能 | 2WD 5AGSで25.6km/L |
価格帯 | ノーマルグレード・バックアイカメラ装着車で129万~ |
グレードとカラー | ノーマルグレード、バックアイカメラ装着車。ボディカラーはピュアホワイトパール、ピュアレッド、ブルーイッシュブラックパールの全3色 |
特徴 | ターボエンジン搭載、トランスミッションは5AGSのみ。パドルシフトやインパネシフトのマニュアルモードでシフトチェンジ可能。レーダーブレーキサポート搭載(約5km/h~30km/h作動)。 |
魅力 | 室内は広くないが、軽自動車としては高い走行性能を持ち、走りを楽しめるスポーティモデル。 |
【2位:コペンの燃費は19.2km/L】オシャレで可愛い女性にも人気のスポーツ軽自動車
コペンは、2014年6月から販売している2シーターオープンの車で、ローブ・エクスプレイ・セロ・GRスポーツの4グレード展開をしています。
駆動方式は2WDのみ、トランスミッションはCVTとマニュアルが用意されていて、燃費はCVTで19.2km/Lを記録しています。ボディカラーは、全10色設定です。
モデル名 | コペン |
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燃費性能 | CVT 2WDで19.2km/L |
グレードとカラー | ローブ・エクスプレイ・セロ・GRスポーツの4グレード。ボディカラーは全10色 |
特徴 | 2シーターオープン。駆動方式は2WDのみ。トランスミッションはCVTとマニュアルを用意 |
魅力 | オシャレで可愛いデザインが特徴で、女性にも人気のスポーツ軽自動車 |
【3位:S660の燃費は20.6km/L】本格的なスポーツ性能を求める方に人気の軽自動車
S660は、2シーターオープンタイプの車で、2015年3月から販売している車両です。ターボエンジンを搭載し、CVTと6速マニュアルのトランスミッションを備えています。ベースモデルの「β」、上級グレードの「α」、2017年11月30日までの注文受付で、特別仕様車の「α ブルーノレザーエディション」が販売されています。
燃費は、CVT車で20.6km/Lを達成していて、6MT車では21.2km/Lあります。ボディカラーは、βが全3色、αが全6色、ブルーノレザーエディションが専用色を含む全3色です。
モデル名 | S660 |
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燃費性能 | CVT 20.6km/L、6MT 21.2km/L |
グレードとカラー | β: 全3色、α: 全6色、αブルーノレザーエディション: 専用色含む全3色 |
特徴 | 2シーターオープン。ターボエンジン搭載。CVTと6速マニュアルを備える本格スポーツ軽自動車 |
魅力 | 軽自動車でありながら本格的なスポーツ性能を求めるユーザーに人気 |
【4位:アルトワークスの燃費は23.6km/L】軽自動車とは思えない力強い走りを持つ
アルトワークスは、アルトターボRSが販売されてから9ヶ月後の2015年12月から販売を開始したモデルで、トルク向上や5速マニュアルの追加などが行われています。
燃費は2WDの5AGSで23.6km/L、5速マニュアルで23.0km/Lを記録していて、5AGSグレードではレーダーブレーキサポートやアイドリングストップを備えています。ボディカラーはアルトターボRSの3色に、「スチールシルバーメタリック」を追加した全4色設定です。
モデル名 | アルトワークス |
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燃費性能 | 2WD 5AGS 23.6km/L、5速マニュアル 23.0km/L |
ボディカラー | アルトターボRSの3色+スチールシルバーメタリック追加で全4色 |
特徴 | トルク向上、5速マニュアル追加。軽自動車ながら力強い走り |
安全装備 | 5AGSグレードはレーダーブレーキサポートとアイドリングストップ搭載 |
SUVタイプの車種は世界中で流行中のボディタイプで軽自動車でも人気がある
SUVタイプの軽自動車は、車高が高くアイポイントも高いので運転しやすく、わだちが多い雪道でも楽々乗り越えることができます。また、アウトドアに特化した装備を搭載していることが多く、色々な趣味に応えてくれる良き相棒になる1台です。
【1位:ハスラー・フレアクロスオーバーの燃費は32.0km/L】軽SUVで最も燃費性能に優れる軽自動車
ハスラー・スズキ
フレアクロスオーバー・マツダ
2014年1月から販売しているクロスオーバーSUVのハスラーは、CVTと5速マニュアルのトランスミッションが設定され、デュアルカメラブレーキサポートなどの安全装備もある安心して運転できる車です。また、5速マニュアルモデルにもアイドリングストップ機能が備わっていて、ブレーキペダルを踏みながらニュートラルにギアを入れ、クラッチペダルを離すことで作動します。
最低地上高は175~180mmあり、燃費はターボエンジンとAグレードを除くNAエンジンの2WD・CVTモデルで32.0km/Lを記録しています。ボディカラーは、モノトーンカラーが5色、ホワイトルーフツートンカラーが4色、ブラックルーフツートンカラーが2色の全11色展開です。
マツダのフレアクロスオーバーは、スズキのOEM供給を受けて販売されています。ハスラーとは違いベースグレード・上級グレード・ターボモデルの3種類展開で、トランスミッションはCVTしかありません。
モデル名 | ハスラー・フレアクロスオーバー |
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燃費性能 | ターボエンジン・Aグレード除くNA 2WD・CVT 32.0km/L |
ボディカラー | モノトーン5色、ホワイトルーフツートン4色、ブラックルーフツートン2色の全11色 |
特徴 | クロスオーバーSUV、最低地上高175~180mm、CVT・5速マニュアル設定あり |
安全装備 | デュアルカメラブレーキサポート、5速マニュアルはアイドリングストップ機能搭載 |
【2位:キャストアクティバ・ピクシスジョイFの燃費は30.0km/L】燃費も良くスタイルもかっこいい軽自動車
キャストアクティバ・ダイハツ
ピクシスジョイ・トヨタ
ダイハツが販売するキャストアクティバは、2015年9月から販売されている新型の軽自動車で、同時期に都会的なスタイル、専用サスペンションなどを施したスポーツが、1ヶ月後の10月から販売されています。また、OEM供給されトヨタから販売されているピクシスジョイCは、1年後の2016年8月末から販売されています。
最低地上高は180mmを確保してあり、クロスオーバーモデルとして十分な高さで、燃費はターボモデルではないNAエンジンの「G」「X」グレードで30.0km/Lを記録しています。価格も124万から150万の価格帯です。
モデル名 | キャストアクティバ・ピクシスジョイF |
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燃費性能 | ターボモデル除くNA 2WD「G」「X」グレード 30.0km/L |
最低地上高 | 180mm |
価格帯 | 124万~150万 |
特徴 | クロスオーバーモデル、都会的なスタイル、専用サスペンション、OEMでピクシスジョイとして販売 |
【3位:ジムニーの燃費は16.2km/L】唯一無二で本格派の軽自動車オフローダー
1998年にフルモデルチェンジして改良を重ね販売を続けている軽自動車で唯一の本格クロスカントリーのジムニーは、トランスミッションに5速マニュアル、4速オートマの2種類が用意されていて、駆動方式は4WDのみです。2018年にフルモデルチェンジした新型ジムニーの燃費は5速マニュアルモデルが16.2km/Lを記録しています。
最近の車種と比べると2倍近く燃費の差がありますが、2018年にはフルモデルチェンジすると見られていて燃費が20.0km/Lを超えてくることに期待できます。
モデル名 | ジムニー |
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燃費性能 | 5速マニュアル 16.2km/L |
駆動方式 | 4WDのみ |
特徴 | 本格クロスカントリーの軽自動車オフローダー、5速マニュアルと4速オートマの2種類、1998年フルモデルチェンジ以降改良継続 |
4WDモデルの車種は安定性が高く雪道や雨に強い走行性能が魅力
2WDモデルに比べて車両価格が高くなり、燃費も悪くなる4WDモデルの軽自動車ですが、凍った坂道からの発進、スタックした時の脱出性能は2WDモデルに比べて安心感があるモデルです。雪が降る地域の人々にとって安心して運転できる4WD軽自動車の燃費ランキングを紹介します。
【1位:アルト・アルトラパンの燃費は33.25.6km/L】燃費が悪くなる4WDでも安定して低燃費を維持する軽自動車
アルト
ラパン
ハッチバック車種で1位・2位に輝いたアルト・アルトラパンですが、4WDモデルの燃費でも1位に輝いています。33.2km/Lを記録しているグレードは、どちらの車種も「F」「X」「S」「L」グレードの4種類で、アルトは100万円からと価格も低燃費です。
モデル名 | アルト・アルトラパン |
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燃費性能 | 4WD 33.2km/L |
対象グレード | 「F」「X」「S」「L」の4グレード |
特徴 | ハッチバックタイプの軽自動車、低燃費を維持、アルトは100万円からの価格設定 |
【2位:ミライース・プレオプラスの燃費は32.2km/L】最新の安全装備を搭載しているので乗っていて安心感がある
ハッチバックモデルで燃費3位になったミライースも、4WDモデルで2位に輝いています。最新のスマアシ3も搭載され、32.2km/Lを記録しているグレードはベースグレードの「B」から上級グレードの「G」まで、全グレード達成しています。
モデル名 | ミライース・プレオプラス |
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燃費性能 | 4WD 32.2km/L |
対象グレード | ベースグレード「B」から上級グレード「G」まで、全グレード達成 |
特徴 | 最新のスマアシ3搭載、安全装備が充実しており安心感がある |
【3位:ワゴンRハイブリッドの燃費は30.4km/L】セーフティパッケージも用意された実用的な軽自動車
ハッチバックモデルでは4位になったワゴンRハイブリッドは、4WDモデルでは3位になっています。「HYBRID FZ」「HYBRID FX」の2グレードが30.4km/Lを達成していて、価格は129万円からになっています。セーフティパッケージを搭載したグレードもあるので安心して運転ができます。
モデル名 | ワゴンRハイブリッド |
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燃費性能 | 4WD 30.4km/L |
対象グレード | 「HYBRID FZ」「HYBRID FX」 |
価格帯 | 129万円から |
特徴 | セーフティパッケージ搭載グレードあり、実用的で安心して運転できる |
【4位:ハスラーの燃費は30.4km/L】ライバルの軽自動車よりも高い車高で悪路をものともしない軽自動車
SUVタイプで1位をとったハスラーが、4WDモデルでは4位になりました。燃費はワゴンRハイブリッドと同様の30.4km/Lで、「X」と「G」のCVTグレードが達成しています。最低地上高が高く、フルタイム4WDのハスラーは燃費もいいので、雪国でも安心して乗れる1台です。
モデル名 | ハスラー |
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燃費性能 | 4WD 30.4km/L |
対象グレード | 「X」「G」CVTグレード |
特徴 | SUVタイプ、最低地上高が高く悪路でも安心して走行可能 |
【5位:ムーヴの燃費は27.6km/L】最新の安全装備スマアシ3を搭載した4WDの軽自動車
8月1日にマイナーチェンジしたムーヴも4WDモデルで5位にランクインしています。ベースグレードの「L」、標準グレードの「X」が27.6km/Lを達成していて、進化した安全装備のスマアシ3も搭載しているグレードがあるので安心して運転することができます。
モデル名 | ムーヴ |
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燃費性能 | 4WD 27.6km/L |
対象グレード | ベースグレード「L」、標準グレード「X」 |
特徴 | 最新の安全装備スマアシ3を搭載、安心して運転可能 |
燃費がいい軽自動車は色々なタイプがあるので用途を考え選ぼう
通勤や買い物に使いやすいハッチバックタイプ、アウトドアや趣味に使いやすいSUV、子育てや送迎に使いやすいファミリーカータイプのスライドドア搭載車種、雪国で活躍する4WDモデルなど、軽自動車には様々なタイプがありますが、どれも燃費は20.0km/Lを超えているものばかりです。
モデルが古いジムニーは14.8km/Lですが、2018年にはフルモデルチェンジをして燃費が大幅に向上しました。自分の趣味や使い方に応じて燃費のいい軽自動車を選んでください。