安全性が高い車

安全性が高い車ランキングTOP24~人気国産車の先進装備やボディ剛性を徹底比較

安全性が高い車をランキング付けしました。第三者機関であるNASVAが公表しているデータを利用して。アイサイトXを搭載しているスバル車、アドバンスト パークシステムを導入しているトヨタ車などがランクインしています。

安全性が高い車ランキングTOP24~人気国産車の先進装備やボディ剛性を徹底比較

安全性が高い車ランキング ~ 気になる車が搭載・装備している予防安全性能や衝突安全性能をチェックしてみよう!

安全性が高い車を探しているという方の為に、第三者機関である独立行政法人であるNASVA(ナスバ)が実施している、自動車アセスメント(JNCAP)の検査結果のデータを用いて、安全性が客観的に高いと判断されている国産車を中心にランキング付けしました。

各車の予防安全性能や衝突安全性能がどのような点数となっているのかだけではなくて、搭載されるアイサイトXやToyota Safety Senseなどの先進装備の機能性についても紹介しています。

気になる車の安全性をチェックしてみましょう!

第三者機関であるNASVA(ナスバ)が公表している自動車アセスメントのデータを用いて安全性の高い車をランキングにしてみた

国土交通省が所管する自動車事故対策機(NASVA)は、ドライバーに安全性の高い自動車を購入させるため、各メーカーに安全性の高いクルマの開発を促すために、自動車の安全性能の高さを、衝突実験などを行って客観的に判断して、結果を公表する自動車アセスメント(JNCAP)を実施している第三者機関です。

独立行政法人であるNASVA(ナスバ)は、前年度や年度内に発売された新型車や、ビッグマイナーチェンジやフルモデルチェンジが実施された車に対して、予防安全性能等の諸項目を設けて重点的に検査(主に国産車)を行います。

ここではNASAVAが2020年度から2022年度にかけて行った、自動車安全性能の検査結果のデータを中心にして、2023年にフルモデルチェンジを実施した新型プリウスや、同年に誕生したクラウンスポーツのデータも含めて、ランキングしたものを表にまとめております。

順位 メーカー 車名 総合評価得点率 総合得点
1位 スバル レヴォーグ 98% (186.91/190点)
2位 スバル レガシィアウトバック 97% (185.02 /190 点)
3位 トヨタ クラウンクロスオーバー/クラウンスポーツ 95% (188.39/197点)
4位 トヨタ ノア/ヴォクシー 93% (186.44/199点)
5位 スバル/トヨタ ソルテラ/bZ4X 93 % (186.16/ 199点)
6位 トヨタ シエンタ 93% (185.33/199点)
7位 トヨタ ハリアー 93% (177.68/190点)
8位 ホンダ ヴェゼル 93% (177.04/190点)
9位 三菱 アウトランダー 93% (176.77/190点)
10位 日産 ノート/ノートオーラ 93% (176.73/190点)
11位 日産 サクラ 92% (184.92/199点)
12位 ホンダ ステップワゴン 92% (183.92/199点)
13位 日産 ルークス 92% (176.54 /190点)
14位 日産 デイズ 92% (175.72/190点)
15位 トヨタ ヤリスクロス 92% (175.70/190点)
16位 三菱 eK クロスEV 91% (182.04 /199点)
17位 トヨタ プリウス 91% (180.60/197点)
18位 ホンダ フィット 91% (174.40/190点)
19位 トヨタ カローラツーリング 91% (173.81 /190点)
20位 トヨタ アクア 91% (173.79/190点)
21位 トヨタ ヤリス 91% (173.41/190点)
22位 トヨタ カローラクロス 90% (179.68/199点)
23位 日産 キックス 90% (172.31/190点)
24位 マツダ CX-30 87% (167.07/190点)

※ランキングの順位は総合得点の数値の高さよりも、得点率でより高い値を付けている車の方を優先させました。各年度によっては総合得点の満点の値が変化しているため。

参照: 自動車安全性能 2020
自動車安全性能 2021
自動車安全性能 2022
自動車安全性能 2023 評価悔過
独立行政法人 自動車事故対策機構

NSAVAは自動車の安全性を客観的に判断するために衝突安全性能 / 予防安全性能 / 事故自動緊急通報装置を検査項目に設けている

自動車事故対策の専門の第三者機関であるNSVA(ナスバ)は、各車の安全性の高さを客観的に判断するために実施している自動車アセスメント(JNCAP)の試験で課している検査項目は、衝突安全性能 /予防安全性能 / 事故自動緊急通報装置。

側面衝突やフルラップ前面衝突、歩行者の頭部保護などがチェックされる衝突安全性能は100点満点中84.63点以上であれば、Aランクの評価を受けられます。

ペダル踏み間違い時の加速抑制機能や車線逸脱警報、被害軽減ブレーキ等が検査項目として課されている予防安全性能は、各年度によって満点の数値が異なっており、2023年度では89点が満点に設定されているのに対して、72.00点以上であればAランクが付与される。

2020年度に新たに評価基準に設けられた事故自動緊急通報装置では、車両に大きな衝撃力が加えられて、乗員に傷害が発生しているとシステム側が判断した際に、自動的に情報を送信する等の優れた機能性を備えている先進型であれば8点が満点である

衝突安全性能評価

  • 衝突時の安全性能を評価するテスト。乗員保護/歩行者保護/シートベルトの着用を促す警報システムを導入しているかどうかを判断する 最高ランクはAランク。

予防安全性能評価

  • ヒューマンエラーをカバーできる先進の運転支援システムが搭載されているかを判断する。衝突被害軽減ブレーキや高機能前照灯が設置されているかをチェックする。最高ランクはAランク。

事故自動緊急通報装置

  • エアバックが作動するほど大きな衝撃が加わった際に自動的にコールセンターへと通報し、自車の位置を公的機関に連絡するシステムを構築している先進型の満点は8点、基本型の満点は2点

参考: 独立行政法人 自動車事故対策機構 / 自動車アセスメントのご案内

安全性が高いランキングTOP24 ~ 先進の予防安全システムを搭載して衝撃力に強いボディ構造を実現している国産車

NSAVAが2020年度から2022年度にかけて実施した自動車安全性能の検査結果のデータを主に用いて、国産車の安全性の高い車をランキング付けしました。各車がどのような先進の安全装備を搭載しているのかチェックしていきましょう。

1位 「レヴォーグ」はGPSや準天頂衛星から送られるデータを有効活用するアイサイトXを搭載して歩行者用のエアバックの装備が評価され総合性能でファイブスターを受賞した

レヴォーグのエクステリア「レヴォーグ(VN系)」は膝周りを重点的に保護してくれるSRSニーエアバックを含めた乗員保護エアバッグだけではなくて、歩行者を保護するエアバッグも装備している

2020年にリリースされた2代目「レヴォーグ(VN系)」は、スバルの新デザインコンセプトであるBOLDERを採用し、パワーユニットでは新開発のCB18 型1.8L水平対向ターボエンジンを搭載するモデルをラインナップしているステーションワゴン。

同車は、スバルの次世代型プラットフォームであるSUBARU GLOBAL PLATFORMを採用し、自車に加えられた衝撃力を全方向で効果的に吸収・分散化できる新環状力骨構造ボディ構造を組み合わせる事で、ボディの変形を徹底的に抑制させます。

2代目「レヴォーグ」は、事故が起きてしまった際には、シートベルトと連携して乗員を保護してくれるSRSシートクッションエアバッグなど、計8つの乗員保護用のエアバッグだけではなくて、歩行者を保護するエアバッグも搭載させる事で衝突安全性能を引き上げます。

レヴォーグの安全装備2代目「レヴォーグ」はVDCやアクティブ・トルク・ベクタリングを装備させて滑りやすい路面をコーナリングする際の安全性を高める

「レヴォーグ(VN系)」は、GPS機能や準天頂衛星から送信される情報を利用して、エマージェンシーレーンブレーキアシストや、プリクラッシュブレーキ等の予防安全性能の精度を引き上げる、アイサイトXを装備させています。

同車は、旋回時に外側の車輪の駆動力を大きくさせるアクティブ・トルク・ベクタリングに加え、ハンドル操作に連動して光を照射させる向きを変化させるステアリング連動ヘッドランプを搭載させる事で、夜間時のロングドライブの安全性を高めています。

2020年度
総合評価 98% (186.91/190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 96%(96.91/100点)
予防安全 Aランク 100%(82/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点)

2位「レガシィアウトバック」はアイサイトXを全グレードに装備させて新環状力骨構造ボディを採用して総合安全性能を高めているスバルのクロスオーバーSUV

レガシィアウトバックのエクステリア6代目「レガシィアウトバック」は新環状力骨構造ボディなどの独自技術を導入して衝突安全性能を引き上げる

日本市場では2021年にリリースされた6代目「レガシィアウトバック(BT系)」は、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)の基で開発を行って、独自技術である新環状力骨構造ボディを導入し、リヤドアキャッチャーを設ける事で、衝突が起きてしまった際に潰れにくい頑丈で安全性の高いボディ構造を実現させて、自車だけではなくて他車に加わるダメージを最小限に抑えます。

レガシィアウトバックの安全装備レガシィアウトバック(BT系)は視野が広い3つのステレオカメラと前後に配置する4つの車載レーダーで全方位での安全性を引き上げる

「レガシィアウトバック(BT系)」は、新開発のステレオカメラを3台フロント部に搭載させて、従来モデルよりもソフトウェアの性能を向上させて、システムを構築するアイサイトXを全グレードに装備させる事で、車線変更や交差点を右左折する、駐車する際などの幅広い運転シーンにおいて、車や人だけではなくて、障害物との衝突を積極的に回避させて予防安全性能を引き上げます。

2021年度
総合評価 97% (185.02 /190 点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 95% (95.07/100点)
予防安全 Aランク 99% (81.95/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

3位 「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」は第3世代のToyota Safety Senseを搭載する事で2023年度にNSAVA行った予防安全性能の検査で満点を獲得した

クラウンスポーツのエクステリア「クラウンクロスオーバー」と「クラウンスポーツ」は2023年度の自動車安全性能の総合評価で高得点を記録した

16代目クラウン(S30型)の4種類のボディタイプの中で、先にリリースされた「クラウンクロスオーバー」と「クラウンスポーツ」は、エアバックが作動した状況下で、自動的にオペレーターへの接続を行って、場合によってはドクターヘリの出動を促すヘルプネット等の安全機能が、NASVAより高い評価を受けた。

「クラウンアスリート」と「クラウンスポーツ」は2種類の高性能センサーを搭載する事で、夜間走行時の視認性をLEDの配光範囲を巧みに制御して引き上げるアダプティブハイビームや、車体後部に配置するミリ波レーダーによって、後続車が急接近した際にディスプレイ上やブザー音でシグナライズする等の安全機能が付与されるToyota Safety Senseを搭載する事で、予防安全性能は満点を達成した。

2023年度
総合評価 95% (188.39/197点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 91%(91.39/100点)
予防安全 Aランク 100%(89/89点)
事故自動緊急通報装置 100%(8/8点) 先進型

4位 「ヴォクシー」と「ノア」は前方にいる歩行者が飛び出してくる可能性が高いとAIが判断した場合には運転操作をサポートしてくれる優れた予防安全技術を搭載しているトヨタのミニバン

ヴォクシーのエクステリア4代目「ヴァクシー」に搭載されるToyota Safety Senseは夜間時の歩行者や自転車にも発動される

ファミリーカーとして支持されているトヨタのミニバン「ヴォクシー」と、姉妹車である「ノア」は2022年にハイブリッドモデルの4WD車に、E-FOUR(電気式四輪駆動)を搭載させるなどの改良を加えたフルモデルチェンジを実施して4代目(R90W型)へと移行。

4代目「ヴォクシー」は、AIが運転状況下に応じて、前方にいる歩行者が突然とび出してくる可能性が高いと判断する場合には、運転操作をアシストしてくれるPDA(プロアクティブドライビングアシスト)を、トヨタブランドの車で初めて採用するポイントなどが評価されて、2022年度に実施された確認テストの予防安全性能で満点を獲得した。

ヴォクシーの安全装備4代目「ヴォクシー」は、離れた場所から遠隔操作で駐車を行えるアドバンスト パークシステムをトヨタブランドの車では初めて搭載した

GA-Cプラットフォームを採用し、特殊溶接を各部に施して強固な高剛性ボディを完成させて、衝突安全性能を高水準化させている「ヴォクシー(R90W型)」は、ハイブリッド車ではアドバンスト パークシステムを設定していれば、専用のスマホアプリRemote Parkを用いれば、自車を遠隔操作によって任意の場所に駐車する事ができるのも魅力的な安全性の高い車。

2022年度
総合評価 93% (186.44/199点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 87%(87.44/100点)
予防安全 Aランク 100%(91.00/91点)
事故自動緊急通報装置 100%(8/8点) 先進型

5位 スバル「ソルテラ」/トヨタ「bZ4X」は新機能が加えられたToyota Safety Senseを採用する安全性の高さが評価され総合性能でファイブスターを受賞したオフロード走行も可能な電気自動車

ソルテラのエクステリアソルテラの予防安全性能はトヨタが開発した第3世代Toyota Safety Senseを採用している

2022年5月に発売されたクロスオーバーSUVスタイルの「ソルテラ」は、スバルとトヨタが共同開発したオフロード走行も得意とする電気自動車。

大容量バッテリーを搭載させる事で後続車距離はロングツーリングも可能とする500Kmを超える実用性を備えている同車の予防安全性能は、トヨタが開発した交差点を右左折する際にクルマや自転車、歩行者と衝突してしまう恐れがある場合には、警報を発したり・ブレーキを発動させるプリクラッシュセーフティ等をパッケージングする第3世代のToyota Safety Senseを採用している。

ソルテラは、e-スバルグローバルプラットフォームを基にして開発する事で、衝突が起きてしまった際のエネルギーを吸収・分散化させて、乗員を守る牢固なボディ構造を実現させ、SRSサイドエアバックなどの6つの保護性能が優れたエアバックシステムを組み合わせて、衝突安全性能を高水準化させています。

2022年度
総合評価 93 % (186.16/ 199点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 87%(87.29/100点)
予防安全 Aランク 99%(90.87/91点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点)

6位「シエンタ」はアップデートが実施されたToyota Safety Senseとアドバンスト パークシステムを搭載する予防安全性能が極めて高いトヨタのコンパクトミニバン

シエンタのエクステリア特徴的なシカクマルボディを採用する3代目「シエンタ」は縦列駐車をサポートする機能性も備えたトヨタ チームメイト(アドバンスト パーク)を採用している

トヨタのコンパクトミニバン「SIENTA(シエンタ)」は、2022年にフルモデルチェンジを実施して欧州車のような、お洒落で特徴的なシカクマルボディを採用するなどの改良を加えた3代目(MXP1#G型)へと移行。

3代目「シエンタ」は、割り込み車を検知した際に、自車の速度を自動的に緩めて適切な車間距離を維持させるPDA等がパッケージングされるToyota Safety Senseを全車に標準装備させて、スイッチを押すだけで縦列駐車等の駐車操作の大部分をシステム側が実施してくれるトヨタチームメイトを搭載させているポイントが評価されて、2022年度に実施された自動車アセスメントの予防安全性能で満点を獲得した。

2022年度
総合評価 93% (185.33/199点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 86%(86.33/100点)
予防安全 Aランク 100%(91/91点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

7位 「ハリアー」は装備されるデジタルインナーミラーで後部エリアの状況確認を出来るだけではなくて録画機能も備えている安全性の高いトヨタのラグジュアリーSUV

ハリアーのエクステリア4代目「ハリアー」はクルマ同士や道路上の監視カメラシステムと通信をやり取りするITS Connect機能を利用可能とすることで安全性を高める

トヨタのラグジュアリーSUV「HARRIER(ハリアー)」は、2020年にフルモデルチェンジを実施して、ダイナミックフォースエンジンを搭載するなどの改良を加えて、4代目(MXUA8#/AXUH8#/AXUP85)へと移行。

4代目「ハリアー」は、自車を真上から見下ろしたような視認性の優れた映像をディスプレイ上に表示させて、運転席からは死角となって見えにくい箇所をリアルタイムで確認できるパノラミックビュービューモニター等の先進の車載デバイスが可能とする、運転支援システムをパッケージングする事で予防安全性能を引き上げます。

ハリアーのデジタルインナーミラー4代目「ハリアー」に装備されるデジタルインナーミラーは録画機能も備えている

同車に装備されるデジタルインナーミラーには、ラゲッジスペースに荷物が積載されていて、後方部を確認しにくい状況下で効果を発揮し、ミラー上で車載カメラが撮影した映像を目視できるだけではなくて、必要性が生じた場合には、録画できる機能性も付与されています。

2020年度
総合評価 93% (177.68/190点)
衝突安全 Aランク 87%(87.68/100点)
予防安全 Aランク 100%(82/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

8位「ヴェゼル」はホンダ独自の車体設計技術であるG-CONと頸部衝撃緩和フロントシートを採用する事で安全性能を引き上げている

ヴェゼルのエクステリア2代目「ヴェゼル」はフロント部に搭載するカメラと前方と後方にソナーセンサーを搭載させる事でクルマや人の検知能力を引き上げる

都市型SUVとして支持されている「VEZEL(ヴェゼル)」は、2021年にフルモデルチェンジを実施して2代目(RV3/4/5/6型)へと移行。同型ヴェゼルは、夜間時の光量確保に寄与するオートハイビーム等をパッケージングするHonda SENSINGに、旋回時のコーナリングを安定化させられるアジャイルハンドリングアシスト等のサポートシステムを組み合わせる事で、安全性能を大幅に引き上げます。

ヴェゼルの安全装備2代目「ヴェゼル」はホンダ独自の車体設計技術であるG-CONを採用する事で自車だけではなくて、相手車両に与える衝撃力も緩和させる

2代目「ヴェゼル」は、衝突時に発生し得る衝撃力を吸収・分散化して和らげる安全技術であるG-CONに加え、後方から追突された際に、首へ加わろうとするダメージを最低限に抑えられる頸部衝撃緩和フロントシートを採用する事で衝突安全性能を高水準化させています。

2021年度
総合評価 93% (177.04/190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 86% (89.92/100点)
予防安全 Aランク 96% (79.12/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

9位「アウトランダーPHEV」は三菱e-Assistや車体構造技術であるRIZEを導入させて総合安全性能を高水準化させているファイブスターを受賞した安全性の高い車

アウトランダーPHEVのエクステリアアウトランダーPHEVは衝突被害軽減ブレーキシステム等を搭載させる事で国が推奨するサポカーSワイドの対象車としての認定を受けている

三菱のミドルクラスSUVである「OUTLANDER(アウトランダー)」は、2021年にフルモデルチェンジを実施して、PHEV(プラグインハイブリッド)仕様のみを展開させる3代目(GN0W型)へと刷新。

3代目「アウトランダー」は、駐車する際に起こりやすいペダルの踏み間違いが起きた可能性が高いと車載コンピューターが判断した際には、モーター出力を抑えるEAPMや、走行中に車体が左右にふらつく頻度が多いと感知した際には、ドライバーに文字情報で休憩を呼びかけるDAA等のサポートシステムをパッケージングする三菱e-Assistを装備させる事で、予防安全性能を高レベル化させます。

アウトランダーPHEVの安全装備アウトランダーPHEVは万が一の事態に備えてシートベルトの機能性を補完するSRSサイドエアバックなど計7つのエアバッグを全モデルに標準装備させている

「アウトランダー(GN0W型)」は、三菱独自の車体構造化技術であるRIZE(ライズ)を導入する事で、車体に加えられた衝撃力を吸収できるボディを実現させて、全方位においての衝突安全性を引き上げます。

2021年度
総合評価 93% (176.77/190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 86%(86.77/100点)
予防安全 Aランク 100%(82/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

10位 日産「ノート/ノート オーラ」にインテリジェントBSIや後退時車両検知警報を追加設定すれば車線変更時や死角の多い駐車場でバック移動する際の安全性が高まる

ノートのエクステリア3代目「ノート」にインテリジェント BSIを追加設定すれば車線変更する際の安全性が高まる

日産のコンパクトカー「NOTE(ノート)」は、2020年に全モデルのパワートレインをe-POWERに集約化させる等の改良を加えたフルモデルチェンジを実施して、3代目(E13型)へと刷新。

3代目「ノート」は、インテリジェントエマージェンシーブレーキ等の運転支援システムを搭載する事で、後方視界情報や高機能前照灯など諸項目が課されている予防安全性能でAランクを受賞した。

ノートの安全装備「ノート」にRCTA(後退時車両検知警報)をメーカーオプションで追加すれば、死角の多い駐車場で車をバックさせる際の安全性が飛躍する

全グレードに第2世代e-POWERを搭載させる事で、動力源とするモーターによる静粛性の優れた走りを実現させている「ノート(E13型)」に、後続車との衝突の恐れが高いと判断した場合に効果を発揮するインテリジェントBSIや、地下駐車場などで自車をバックさせる際に役立つRCTAを追加設定すれば、全方位での安全性を高める事ができます。

2021年度
総合評価 93% (176.73/190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 86%(86.79/100点)
予防安全 Aランク 99%(81.95/82点)
事故自動緊急通報装置 100%(8/8点) 先進型

11位 日産「サクラ」は夜間時の歩行者も検知して緊急時にはブレーキを発動できるシステムを搭載している安全性が高い軽自動車タイプのEV

サクラのエクステリアサクラ(B6AW型)はフレーム構造に高強度素材も用いる事で剛性を強化して、ボンネット等のパーツに衝突時のエネルギー吸収率を高めている

軽自動車市場に初めて量販化モデルとしてリリースされたEVである日産「サクラ(B6AW型)」は、踏み間違い衝突防止アシスト機能や、標識検知機能等が評価され2022年度の自動車安全性能でファイブスターを受賞。

サクラは、光量が制限されている環境下であっても搭載されるミリ波レーダーと、フロント部に設置する車載カメラによって実現される、インテリジェントエマージェンシーブレーキは、夜間時の歩行者も検知可能としています。

サクラは軽自動車でありながらも、高強度素材を用いる事で頑丈なボディ構造を実現させて、ボンネット等のパーツ部には、衝突時の被害を最小限に抑えるためにエネルギー吸収率の高い立体加工などをして安全性を引き上げている点も評価されています。

2022年度
総合評価 92% (184.92/199点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 88%(88.31/100点)
予防安全 Aランク 97%(88.62/91点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

12位「ステップワゴン」はバージョンアップされたHonda SENSIGを搭載しG-CONでボディ骨格を完成している安全性が高いホンダのミニバン

ステップワゴンのエクステリアステップワゴン(RP6/7/8型)は走行中の死角になりやすい斜め後ろの車両の存在をドアミラー上の表示マークで確認させてくれるブラインドスポットインフォメーションを追加設定できる

ファミリーカーとして定着しているホンダのミニバン「ステップワゴン」は、2022年にフルモデルチェンジを実施して、全タイプに渋滞時に先行車を追従する機能が付与されるバージョンアップされたHonda SENSIGを搭載させるなどの改良を加えた6代目(RP6/7/8型)へと刷新。

6代目「ステップワゴン」は、加速シーンにおいてのタイヤの空転や、コーナリングする際の滑りを抑えるVSA(車両挙動安定化制御システム)も評価されて、2022年度の自動者安全性能でファイブスターを受賞した。

ステップワゴンの安全装備ステップワゴン(RP6/7/8型)はホンダ独自のエアバックを搭載させて事故が発生した際の乗員をしっかりと保護する

「ステップワゴン(RP6/7/8型)」は、事故発生時に頭部を素早く・優しく守ってくれるホンダ独自のエアバックシステムに加え、車体各部に軽量ながらも強度の強い素材を配置する衝突安全設計ボディ・G-CONを導入して、乗員を保護する性能を引き上げます。

2022年度
総合評価 92%(183.92/199点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 88%(88.26/100点)
予防安全 Aランク 96%(87.66/91点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

13位 「ルークス/ルークス ハイウェイスター」はインテリジェントFCWやインテリジェントエマージェンシーブレーキ等の運転支援システムが搭載されている予防安全性能が高い日産の軽自動車

ルークスのエクステリア3代目「ルークス」は衝突時のエネルギーを吸収して自車や歩行者に与えるダメージを最低限に抑える等の姿勢が評価されて自動車安全性能でファイブスターを受賞した

広い車内空間の利点を活かしてミニバンのような使い勝手の良さや、リヤ側にスライドドアを搭載させて乗り降りのしやすさをサポートする事で、ファミリーカーとしても支持されている「ROOX(ルークス)」は、2020年にフルモデルチェンジを実施して3代目モデルへと移行。

3代目「ルークス」は、2台前を走行している車両の速度をミリ波レーダーで監視して、玉突き事故を積極的に回避させるインテリジェントFCW等の日産の先進技術が評価されて、2021年度に実施された安全評価テストでは、軽自動車でありながらも予防安全性能は満点を獲得した。

2021年度
総合評価 92% (176.54 / 190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 86%(86.54/100点)
予防安全 Aランク 100%(82/82点)
事故自動緊急通報装置 100%(8/8点)先進型

14位「デイズ / デイズ ハイウェイスター」はSOSコールやプロパイロットの機能性が評価され総合評価でファイブスターを受賞した日産の軽自動車

デイズのエクステリア「デイズ(B40W型)」はSOSコールを設定可能とするなどの姿勢が評価され2020年度に改訂された新総合評価で軽自動車としては初めて最高評価のファイブスターを受賞した

2019年にフルモデルチェンジが実施され2代目(B40W型)へと移行した日産「DAYS(デイズ)」は、エアバッグが展開した際に、専用のオペレーターが警察や消防といった公共機関へと連絡を行ってくれるSOSコールを設定可能とする等の安全性の高さが評価されて、事故自動緊急通報装置が評価基準に設けられた新総合評価で、軽自動車としては初めて最高評価のファイブスターを受賞した。

デイズの安全装備「デイズ」はインテリジェントエマージェンシーブレーキ等の日産の先進運転支援技術を装備させて予防安全性能を引き上げる

「DAYS(デイズ)」は高速道路や渋滞発生時にシステム側が、アクセル・ブレーキ・ハンドル操作をサポートしてくれるプロパイロット等の日産の先進運転支援技術を設定可能とするなどする、安全性能が高い軽自動車です。

2020年度
総合評価 92% (175.72/190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 88%(88.60/100点)
予防安全 Aランク 96%(79.12/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

15位 「ヤリスクロス」はGA-Bプラットフォームの基で開発を行う事でボディの骨格を強化して衝突安全性能を引き上げているトヨタのコンパクトSUV

ヤリスクロスのエクステリアヤリスクロス(XP210型)は高速走行時に強い横風を受けた場合には対応制御システムであるS-VSCが発動して安定走行をサポートする

ヤリスをベースに開発された「ヤリスクロス(XP210型)」は、障害物がない状況であっても、アクセルの踏みすぎや、踏み間違いが行われているとシステム側が判断すれば、加速を抑えて、ディスプレイ上で注意を促すプラスサポート機能等がパッケージングされたToyota safety Senseを搭載する事で、予防安全性能を向上させています。

ヤリスクロスのプラットフォームヤリスクロスはGA-Bプラットフォームを採用する事でタフな骨格・高剛性ボディを実現させている

ヤリスクロス(XP210型)は、GA-Bプラットフォームを基にして開発を行う事で、車体の軽量化を達成しながらも、高強度な骨格を土台にした高剛性ボディを完成させて、衝撃を受けた際には各部の変形を防いで乗員を守る衝突安全性能を高水準化させています。

2020年度
総合評価 92% (175.70/190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 86%(86.30/100点)
予防安全 Aランク 99%(81.40/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

16位 「eKクロス EV」はマルチアラウンドモニターで運転席からは見えにくい後方エリアの状況確認を行える安全性の高い三菱の軽自動車

eKクロス EVのエクステリア三菱ブランドの「eKクロス EV」は坂道発進をサポートしてくれるヒルスタートアシストや滑りやすい路面で効果を発揮するグリップコントロールを搭載させる事でも安全性を引き上げている

日産サクラとプラットフォームを共有する三菱ブランドの電気自動車である「eKクロス EV」は、メーカーオプションで移動物検知機能が付与されたマルチアラウンドモニターを追加設定すれば、運転席からは状況確認しにくい、左側前方部や車両後方エリアを画面上にクリアに表示させる事で、バック駐車等の運転操作の安全性を引き上げる事が出来ます。

eKクロス EVののSOSコールeKクロス EVのグレードPには事故発生時だけではなくて、急病時にも救急車の出動依頼を要請できるSOSコールが標準装備されている

「ekクロスEV」は、雪道等を走行中に片側の車輪が埋まってしまった状況下で、駆動力を最適配分して推進力を確保するグリップコントロール等の運転サポート機能を搭載し、上級グレードのPではエアバッグが展開するほどの衝撃力が加わった際には、自動的に専用のオペレーターとの接続を行うシステムを構築しているSOSコールを標準装備している安全性の高い車です。

2022年度
総合評価 91%(182.04 /199点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 88%(88.31/100点)
予防安全 Aランク 96%(85.74 /91点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

17位「プリウス」は2種類のセンサーだけでは検知しきれない人や車をITS Connectシステムと連携させる事で把握するToyota Safety Senseを搭載している安全性が高い車

プリウスのエクステリア5代目「プリウス(ZVW60/MXWH60)」は後続車が自車との車間距離を著しく詰めてきた場合にヘルプネットへの接続等を促す周辺車両接近時サポート機能を搭載している

トヨタのハイブリッド専用車種「プリウス」は、2023年にフロントマスクにハンマーヘッドデザインを採用する、電動モジュール内でエネルギーロスを低減化させる事で、更なる低燃費を実現させるなどの改良を加えたフルモデルチェンジを実施して、5代目(ZVW60/MXWH60)へと移行。

同型プリウスは、後方車両が急接近した場合に、マルチインフォメーションディスプレイに表示させる、ブザー音で知らせる後方車両接近告知システムをトヨタの車では初めて導入させ、車載センサーだけでは把握しきれない、他車や人の存在をITS Connectシステムと連携することで検知するバージョンアップされたToyota Safety Senseを全グレードに装備している安全性の高い車です。

2023年度
総合評価 91%(180.60 /197点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 86%(86.12/100点)
予防安全 Aランク 96%(86.12 /89点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

18位「フィット」はHonda SENSINGを搭載することで街中を走行する/高速道路を走る/駐車するときの安全性を高めている

フィットのエクステリアフィットは坂道を運転中にペダルを踏みかえる瞬間に自車が後退してしまわぬように抑えてくれヒルスターアシスト機能を搭載して坂道発進時の安全性を引き上げる

ホンダの主力車である「FIT(フィット)」は、2020年にフルモデルチェンジを実施して、全グレードに街中を運転する際、高速道路を運転するシーンで、駐車する状況下での安全性を引き上げてくれるバージョンアップされたHonda SENSINGを標準装備させている事が評価され、予防安全性能でAランクを獲得。

フィットのエアバッグシステム4代目「フィット」は体格の違いなどが生じたとしても乗員を守るHonda独自のエアバックシステムを搭載している

4代目「フィット」は、障害物の有無に関わらず、アクセルを急に強く踏み込む運転動作が行われた場合には、シグナル音や画面による表示によって警告を与える事でも安全性能を引き上げます。

同車は万が一の事態に備えて、胸部や頭部に加わるダメージを最小限に抑える保護性能を備えるサイドエアバックと、サイドカーテンエアバックを全車に標準装備させて衝突安全性能を高めています。

2020年度
総合評価 91% (174.40/190点)
衝突安全 Aランク 87%(87.28/100点)
予防安全 Aランク 96%(79.12/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型(基準非対応)

19位 「カローラ / カローラツーリング」は夜間時の自転車も検知可能な運転支援システムを搭載している安全性が高い車

カローラのエクステリア12代目「カローラ」は夜間時の歩行者や自転車にも対応するプリクラッシュセーフティ等が評価され2021年度に実施されたJNCAPの総合評価でファイブスター賞を受賞した

12代目「カローラ(E21#型)」と、派生車種であるステーションワゴンタイプの「カローラツーリング(E21#W型)」は、歩行者や自転車が突然飛び出しくるかもしれない、運転時の状況下を予め想定して、ステアリングやブレーキ操作をサポートする運転支援システムであるPDA(プロアクティブドライビングアシスト)をパッケージングするToyota Safety Senseを搭載。

車体前方部に強い衝撃力が加わった際に、乗員の頭部や胸部を重点的にガードしてくれるSRS(乗員保護補助装置)エアバックシステムを搭載する事で、衝突安全性能を引き上げている両車は2021年度にJNASAVが実施した自動車アセスメントの総合評価でファイブスターを受賞した安全性の高い車。

2021年度
総合評価 91% (173.81 /190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 86%(86.77/100点)
予防安全 Aランク 96%(79.04/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点)先進型

20位「アクア」はレーダークルーズコントロール等を装備させてロングツーリング時などの安全性を高めているトヨタのコンパクトカー

アクアのエクステリアアクアは車線の中央部を走れるようにシステム側がステアリング操作をサポートしてくれるレーントレーシングアシストを搭載させてロングツーリングをサポートする

トヨタのハイブリッド専用車種「AQUA(アクア)」は、2021年に初のフルモデルチェンジを実施して、リアモーターを設置する電気式四輪駆動モデルをラインナップさせるなどの改良を加えて、2代目(MXPK1#型)へと刷新された。

2代目「AQUA(アクア)」は、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いる事で先行車の速度等を認識して、適切な車間距離を保てるように、システム側がサポートしてくれるレーダークルーズコントロール等をパッケージングするToyota Safety Senseを搭載する事で、予防安全性能でAランクを獲得。

圧倒的な低燃費を実現している「AQUA」は、事故により強い衝撃を受けた場合にはドクターヘリの出動を促す事が出来るエアバック連動タイプのヘルプネットや、エアバックシステムが発動された場合には、自動的にブレーキを利かせ、制動灯を点滅させる事で二次衝突を積極的に防ぐ、セカンダリーコリジョンブレーキを搭載させている、安全性の高い車です。

2021年度
総合評価 91% (173.79/190%)
★★★★★
衝突安全 Aランク 86%(86.67/100点)
予防安全 Aランク 96%(79.12/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

21位「ヤリス」はトヨタの車では初めて駐車時のハンドル・アクセル・ブレーキ操作をシステム側が実行してくれるアドバンスト パークシステムを搭載している安全性が高い車

ヤリスのエクステリア「ヤリス」は体調の急変やおあり運転の被害にあった際にでもサポートを受けられるヘルプネットを利用できる

ヤリスは2020年に、GA-Bプラットフォームの基で開発を行うフルモデルチェンジを実施して、ユニット内で生じるエネルギーロスを徹底的に減らす事で、ハイブリッド車では世界トップレベルの
低燃費を実現させる4代目(KSP210 / MXPA1# / MXPH1#型)へと移行。

同型ヤリスは、駐車を苦手とするドライバーを意識してトヨタの車では初となる、車載カメラやソナーを使用する事で、障害物の有無等を検知しながら、ステアリング/アクセル/ブレーキ操作を統合制御して、並列駐車や縦列駐車を代替的に行ってくれるアドバンスト パークシステムを初めて搭載させた。

「ヤリス」は、自車と重量や車高が異なるクルマと衝突してしまった場合には、衝撃力を分散・緩和させる全方位コンパティビリティボディ構造を採用する事で、衝突安全性能を引き上げています。

2020年度
総合評価 91% (173.41/190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 87%(87.35/100%)
予防安全 Aランク 95%(78.06/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点) 先進型

22位 「カローラクロス」は昼夜の歩行者を検知可能なプリクラッシュセーフティを搭載している安全性の高いクロスオーバーSUV

カローラクロスのエクステリア「カローラクロス」は単眼カメラで道路標識を認識して、最高速オーバーや車両禁止エリアを走行しようとしている場合にはシステム側が注意喚起を与える

シリーズ初のSUVとして日本市場では2021年に初代モデルがリリースされた「カローラクロス(ZSG10/ZVG1#/MXGA1#型)」は、昼夜の歩行者や自転車も検知して自車と接触させないためにブレーキを発動させるプリクラッシュセーフティ等の支援システムを搭載する、Toyota Safety Senseを搭載する事で、2022年度にNASVAが実施した、予防安全試験でAランクを受賞した。

他のカローラブランドの車両と比較すれば、車高が高く設定されていて運転時の視界が良くてロングツーリングに適している「カローラクロス」は、万が一の状況に備えて乗車している方達の頭や胸を重点的に守ってくれる、計7つのエアバックを搭載して衝突安全性を引き上げている。

2022年度
総合評価 90% (179.68/199点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 88%(88.26/100点)
予防安全 Aランク 96%(87.66/91点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点)

23位「キックス」はインテリジェント エマージェンシー等の日産のセーフティアシスト機能が多数搭載されている安全性が高い車

  • 2代目キックスのエクステリア2代目キックス
  • 2代目キックス説明2代目キックス
  • 2代目キックスのリヤビュー2代目キックス
  • 2代目キックスのフロントビュー2代目キックス
  • 斜め前から見た2代目キックス2代目キックス
  • 2代目キックスサイドビュー2代目キックス
  • 斜め後ろから見た2代目キックス2代目キックス

「キックス」は、2022年にビッグマイナーチェンジを実施して、四輪駆動モデルe-POWER 4WDを設定するなどの改良を加え、車両型式をRP15型へと移行させた。

同型キックスは、自車の2台前を走行しているクルマの速度をミリ波レーダーで監視して、必要時においては減速操作を行って玉突き事故を未然に防ぐ、インテリジェントFCWをコンパクトSUVでは初めて搭載させた。

トラブルが発生した際には、ボタン操作するだけで専用のオペレーターと繋がれるSOSコールを車内に設けている「キックス(RP15型)」は、高強度材を適正配置させて、ボディ各部のエネルギー吸収性能を引き上げる事で、側面衝突(運転席)や歩行者保護(頭部)などが、検査項目に設定されている衝突安全性能でAランクを獲得した、安全性が高い車です。

2021年度
総合評価 90% (172.31/190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 85% (85.19/100点)
予防安全 Aランク 96% (79.12/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点)先進型

24位「CX-30」はSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREテクノロジーを全車に採用して安全性を高めているマツダのクロスオーバーSUV

CX-30のエクステリア「CX-30」はエアバックが作動した状況下あるいはSOSボタンを押した場合にオペレーターと連携して救急車や警察を手配するマツダエージェンシーコールを搭載している

2019年に誕生したマツダのクロスオーバーSUV「CX-30」は、ペダルのレイアウトや車載デバイスを最適な位置にシンプルに配置させる事で、運転に集中しやすいコックピットを完成させている。

同車は、運転時にヒューマンエラーが原因を起こり得る事故を積極的に回避あるいは軽減させる為に、バックで移動させる際に障害物や左右方向から自車に接近する車があれば、システム側がブレーキ制御を実行するスマート・ブレーキ・サポートや、ペダルの踏み間違いによる事故を未然に防いでくれるマツダの先進技術を搭載しています。

初心者ドライバーが運転しやすいように配慮され設計された「CX-30」は、超高張力鋼板をボディ骨格各部に用いる事で実現させる、衝撃力を最小限化させられるSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREテクノロジーを導入する事で、衝突安全性能を引き上げています。

2021年度
総合評価 87%(167.07/190点)
★★★★★
衝突安全 Aランク 89%(89.93/100点)
予防安全 Aランク 84%(69.15/82点)
事故自動緊急通報装置 100% (8/8点)先進型

乗車する際の安心感を引き上げてくれる安全性の高い車に関する情報を今度もチェックしていきましょう!

独立行政法人である自動車事故対策機(NASVA)が、衝突安全性などの予防安全性検査項目を設けて、クルマの安全性を客観的に判断する自動車安全性能の検査結果を用いて、公表されている2021年度~2022年度のデータを重点的に用いて、国産車を中心にランキングしました。

結果、以前は普通車と比較すれば安全性が劣ると判断されていた、軽自動車も数多くランクインしておりました。

自動運転化時代が近づくにつれて、関連性の高い予防安全性能テストにどのような検査項目が加えられるかなど、今後も車の安全性に関わる情報にCOBBYは着目していきます。