BMW X1のモデルチェンジ

BMW X1はマイナーチェンジでキドニーグリルが巨大化!PHEVも登場

BMW X1のモデルチェンジのポイントを解説。2代目X1は2019年5月にマイナーチェンジが発表され、2019年夏に欧州で発売が開始します。日本発売は2019年中か、2020年初頭の見込みです。新型X1のエクステリアやインテリア、パワートレインの特徴や変更点を紹介します。

BMW X1はマイナーチェンジでキドニーグリルが巨大化!PHEVも登場

BMW X1がマイナーチェンジ!キドニーグリルの大型化やPHEVの登場などポイントを解説

「X1」は、BMW最小クラスのコンパクトSUVです。BMWは、SUVではなく、SAV(スポーツ・アクティビティ・ヴィークル)という独自の呼び方をしています。

2015年に駆動方式を後輪駆動から前輪駆動ベースに変更した2代目F48型X1が登場。世界的に高い人気を誇っていますが、2019年5月にマイナーチェンジを発表しました。
ドイツ本国では7~8月生産開始、日本では2019年末から2020年初頭の発売が濃厚です。

新型BMW X1がフランクフルトモーターショー2019に出展!2020年春にPHV車も登場

BMW X1 xDrive25eのエクステリアBMW X1 xDrive25eのエクステリア

フランクフルトモーターショー2019に本格改良が行われた新型BMW X1が出展されました。2020年春にはBMW X1にPHVモデルを設定することも明らかとなっています。

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンがラインナップしている新型BMW X1は、全てのエンジンでEU 6d-temp排出ガス基準を満たしており、優れた環境性能を実現しています。
PHVの「X1 xDrive25e」グレードには、BMW i8のベースとして採用されている1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載。蓄電容量9.7kWhのリチウムイオンバッテリーを採用し、EVモードでの後続距離は50km以上となります。

BMW X1 xDrive25eBMW X1 xDrive25eは2020年春に欧州でデビューを予定

エクステリアについてはヘッドライトやキドニーグリルの意匠変更を行い、次世代デザインを採用。テールランプも刷新されています。
新デザインのホイールは全部で4タイプ。車両色は「フカロベージュメタリック」やMスポーツ専用カラーの「ミサノブルーメタリック」、BMWインディビジュアル専用の「ストームベイメタリック」が新色としてラインナップしています。

車内には10.25インチのタッチコントロールディスプレイを設置。タッチ操作のほか、音声コントロールや「iDrive」コントローラーでの操作も可能。様々なインフォテインメント機能を充実させ、快適なドライブを実現します。

マイナーチェンジした新型X1、オーストラリアや米国での販売価格が明らかに!

2019年8月、BMWは、オーストラリアやアメリカ市場でのX1のグレードと販売価格を発表しました。

オーストラリアでは、2019年10月販売スタート。エントリーグレード「X1 sDrive18i」、中間グレード「X1 sDrive20i」、上位グレード「X1 xDrive25i」と、ディーゼルモデル「X1 sDrive18d」の4種類をラインアップ。価格は約339万円~478万円です。

一方で、アメリカ市場では、前輪駆動の「X1 sDrive28i」と四輪駆動の「X1 xDrive28i」の2グレードのみ。パワートレインは2.0Lの直列4気筒ターボで、トランスミッションも8速AT。駆動方式のみの違いです。

やや寂しいラインアップですが、前輪駆動の「X1 sDrive28i」の価格は約384万円、四輪輪駆動の「X1 xDrive28i」は405万円と、マイナーチェンジ前とほぼ価格差がなかったのは朗報でしょう。インテリアには8.8インチインフォテイメントディスプレイが標準装備されており、オプションでレザーシートなどを追加できます。

なお、全モデルM Sportパッケージが装着可能です。ボディカラーは「エストリルブルー」が廃止、一方で「ジュカロ・ベージュ」「ストームベイ」「ミサノブルー」が追加されています。

BMW X1はマイナーチェンジでキドニーグリルの存在感がアップ!躍動的なSUVらしいエクステリアに!

BMW X12019年5月にマイナーチェンジが発表されたBMW X1

デビューから約4年が経過し、マイナーチェンジを受けるBMW X1は外観も大きくフェイスリフトされます。

X1マイナーチェンジモデルはキドニーグリルが大型化X1マイナーチェンジモデルはキドニーグリルが大型化

もっとも大きな変更点は、BMWのデザインアイコン「キドニーグリル」です。全体的にサイズを大きくし、中央で繋がるグリルは、近年のBMWが好むデザインです。
その他、フォグランプは丸型から薄型LEDに変更。ヘッドライトやフロントバンパーも新しくなり、より躍動感あるSUVらしいフロントマスクとなります。

X1リアX1リアの様子 ホイールも4つの新デザインが追加

大きな花のような新デザインのホイールも近年のSUVの流行をおさえており、テールライトは細長く、よりスタイリッシュに見えるL字型へ変更されました。

ボディカラーは、「ストームベイメタリック」「フカロベージュ」「ミサノブルーメタリック」(M SPORT専用色)の3色が新たに追加される予定です。

新型X1にはプラグインハイブリッド「xDrive25e」が2020年3月追加予定!

2020年3月発売予定プラグインハイブリッド「X1 xDrive25e」(画像はイメージ)2020年3月発売予定プラグインハイブリッド「X1 xDrive25e」(画像はイメージ)

マイナーチェンジするX1は、2020年3月からプラグインハイブリッド「xDrive25e」を追加します。

プラグインハイブリッド「xDrive25e」は、95ps・165Nmを発生する電動モーターと、125ps・220Nmを発生する1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンの組み合わせです。電動モーターが後輪、ガソリンエンジンが前輪を駆動させるAWDとなります。

9.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、モーター単独の走行も可能。満充電での航続可能距離は50km以上です。

「xDrive25e」は年々厳しくなる欧州のCO2規制、環境基準を考慮したモデルといえるでしょう。日本への導入はあるのか、いつになるのかも注目です。

BMW X1のインテリアは実用性とデザイン性の高さが両立!マイナーチェンジでは装備の多くが改良された

新型X1のインテリア新型X1のインテリア

BMW X1のインテリアは、モダンでラグジュアリーなデザイン性と、高い実用性が両立しています。エントリークラスのSUVながらBMWの最新装備も備わっているため、コストパフォーマンスが非常に高いことでも知られています。

新型X1のインテリアオプションで最大13センチのスライドが可能なリアシート

マイナーチェンジモデルのX1の内装は、新しく設定された3種類から選択可能です。
オプションには、コントラストステッチを施したインストルメントパネル、アップグレードされた10.25インチのタッチパネルディスプレイ、スライド機構つきリアシートなどが新たに追加されました。

BMW X1のグレードと発売価格は?マイナーチェンジ前の日本仕様と比較

2019年夏に欧州発売される新型 X1のグレードごとのパワートレインを紹介。日本への導入は2019年末~2020年初頭の予定なので、マイナーチェンジ前の日本仕様車のスペックや価格も把握しておきましょう。

新型BMW X1はガソリンとディーゼルの計3種類をラインアップ

新型X1のグレードと現在わかっているエンジンのスペック
グレード sDrive16d xDrive25d xDrive25i
駆動方式 2WD(FF) 4WD 4WD
エンジン 1.5L直列3気筒ディーゼル 2.0L直列4気筒ディーゼル 2.0L直列4気筒ガソリン
最高出力 85kW(116HP) 170kW(231HP) 170kW(231HP)
最大トルク 270Nm 450Nm 350Nm

スタンダードグレードはガソリンモデル1つ、ディーゼルモデルの2つの全3種類。2020年3月にはプラグインハイブリッド「xDrive25e」がラインアップに加わる予定です。
その他オフロード性能を引き上げた「xLine」やスポーツモデル「M Sport」の登場も期待されます。

現在日本で発売されているBMW X1は価格423万円~517万円!

2019年8月現在日本で発売されているマイナーチェンジ前のX12019年8月現在日本で発売されているマイナーチェンジ前のX1

マイナーチェンジ前の「X1 Mスポーツ」マイナーチェンジ前の「X1 Mスポーツ」

2019年8月現在の日本発売モデル、マイナーチェンジされる前のX1のグレードと車両本体価格(税別)をまとめました。

BMW X1(日本モデル)諸元表
グレード X1 sDrive18i X1 sDrive18i xLine X1 xDrive18d xLine X1 xDrive18d M Sport
全長 4455mm 4,455 mm
全幅 1820 mm 1,820 mm
全高 1610 mm 1,600 mm
ホイールベース 2670 mm 2,600 mm
エンジン 直列3気筒DOHCガソリン 直列4気筒DOHCディーゼル 直列4気筒DOHCディーゼル
総排気量 1,498cc 1,995cc 1,995cc
最高出力 103kW(140ps)/4,600rpm 110kW(150ps)/4,000rpm 110kW(150ps)/4,000rpm
最大トルク 220Nm(22.4) kgm/1,480-4,200rpm 330Nm(33.7) kgm/1,750-2,750 rpm 330Nm(33.7) kgm/1,750-2,750 rpm
駆動方式 2WD(FF) 2WD(FF) 4WD 4WD
トランスミッション 7速DCT 7速DCT 8速AT 8速スポーツAT
価格 4,230,000円 4,480,000円 4,980,000円 5,170,000円

新型X1の価格はまだ発表されていませんが、マイナーチェンジのため同価格帯の430~530万円程度であることが予想されます。

しかし、日本では2019年10月に消費税が10%に引き上げられます。当然X1の販売価格にも反映されるでしょうから、新型の車両本体価格に大きな違いがなくても、購入時には「大きく値上げされた」と感じてしまう可能性もあります。

BMW X1は「新しいBMW」の魅力を伝えるコンパクトSUV

BMW X1は、世界的に競争が激化しているコンパクトSUVカテゴリーに属する車種です。
ライバル車にはメルセデス・ベンツGLAクラスやアウディQ3、ボルボXC40などが存在し、日本国内ではトヨタC-HR、マツダCX-5などと比較する人も多いでしょう。
また、ライバル車ではありませんが、「BMWミニクロスオーバー」とは、プラットフォームが共通しています。

FRの駆動方式にこだわってきたBMWがFFの駆動方式を採用したことでも話題になった2代目X1。「BMWらしくない」という批判の一方で、新たな顧客に新しいBMWの魅力を伝えきたモデルです。プラグインハイブリッドも揃う新型X1がどう評価されるのか、非常に気になるところ。
COBBYでは引き続きマイナーチェンジモデルの詳細や日本導入についての情報を掲載していきます!