ミニクラブマンの内装の特徴は?コックピット・シート等を徹底チェック
「大きなMINI」として知られるミニクラブマンの内装を、エントリーモデルや上級グレードの装備差に触れながら詳しく紹介していきます。
BMW MINI Clubmanはミニシリーズ初のステーションワゴンモデルで、2007年から販売を開始しました。存在感のあるボディや観音開きになる積載性に優れた「スプリットドア」が特徴です。なお、現行世代(F54型)は2023年に生産が終了しており、日本では最終限定車「ファイナル・エディション」(320台限定)の販売をもって新車での入手は終了しています。現在は中古車市場での流通のみとなりますが、内装の魅力や装備の充実ぶりは色褪せません。
ミニクラブマンの内装について、シートデザインやコックピット設計、ラゲッジルーム、安全装備などに注目して掘り下げていきます。
「JCWクラブマンGPインスパイアードエディション」限定モデルの内装
JCWクラブマンGPインスパイアードエディション(世界299台・日本120台限定)
「MINI John Cooper Works Clubman GP Inspired Edition(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス クラブマンGPインスパイアードエディション)」は、世界299台限定・日本120台のみ導入された希少モデルです(2020年販売済み・現在は販売終了)。車両価格は615万円でした。
MINI最速モデルとして、最高出力306ps・最大トルク450Nmを発生する2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載。最高速度250km/h、0-100km/h加速4.9秒という圧倒的な走行性能を誇ります。
エクステリアはシルバールーフ×サンダーグレーメタリックのボディカラーに、チリレッドのミラーアクセントを採用。グリルのふち取りやエンブレム、ドアハンドルにピアノブラックを用いた精悍なスタイリングが特徴です。
ラゲッジルームは最大容量1,250L。内装は専用デザインのドアシルプレートやアームレストカバーを採用した所有感の高い仕上がりです。衝突回避・被害軽減ブレーキ、アクティブクルーズコントロール、前車接近警告機能、パーキングアシストなどの多彩な運転支援機能も備えていました。
マイナーチェンジ後のミニ・クラブマン内装をチェック
ミニ・クラブマンのコックピット
ミニ・クラブマンのシートデザイン
ミニ・クラブマンはマイナーチェンジで内装の一部を刷新しました。価格はエントリーモデルのONEで330万円、ジョンクーパーワークスは568万円(当時の設定)です。
最も大きく変化したのはインフォテインメントシステムを操作するMINIコントローラーのデザイン。それ以外の変更は小幅にとどまりましたが、内外装のオーダーメイドオプション「ミニ・ユアーズ」をパッケージ化した「ミニユアーズスタイル」が新設定されるなど、カスタマイズの幅が広がりました。
ジャズをテーマとした特別仕様車「Blue Note Tokyo Edition」の内装
MINIクラブマンにおしゃれな都会派の特別仕様車「ブルーノートトーキョーエディション」が新設定
2019年5月23日に発売されたMINIクラブマン「Blue Note Tokyo Edition」は、東京・南青山のジャズクラブ「ブルーノート東京」とコラボレーションした都会派限定モデル(販売終了済み)です。ベース車両にはMINI COOPER Dが採用されています。
都会の夜景を思わせるMINI Clubman Blue Note Tokyo Editionの内装カラー
シートには本革に近い質感のレザレットシート カーボンブラックを採用。バックライトが770色に輝くMINI YOURS インテリア・スタイル ピアノ・ブラック イルミネーテッドを採用しており、幻想的な空間を演出します。
また、スマートフォンとの連携が可能なMINI CONNECTEDを装備し、車載ディスプレイを使ってスマホ感覚でアプリを操作できます。
BMW MINIクラブマンのコックピット設計はドライバー中心のスタイリッシュで実用的な作り
実用的かつデザインも重視したクラブマンのコックピットはドライバーにとっての使いやすさを追求したレイアウト
先進性とスタイリッシュさを兼ね備えたミニクラブマンのコックピットは、ドライバーの操作性を最優先に設計されています。スポーツレザーを採用した握り心地のよいマルチファンクションステアリングは、ミニクラブマン全車に標準装備されています。
ミニクラブマンに標準装備される電動パーキングブレーキはワンタッチ操作でスマートに停止が可能
全モデルにボタン操作タイプの電動パーキングブレーキを採用。ワンタッチで素早く確実に車両を停止でき、日常の駐車操作を快適にします。
ミニクラブマンのコックピットには多彩なサービスが使える「MINI Connected」を搭載した大型ディスプレイを備える
センターに配置されたMINIセンター・インストルメントは8.8型の大型ディスプレイを搭載。オンラインサービスや「MINI Connected」をこの画面から操作できます。
MINI Connectedはミニクラブマン全車に標準装備され、専用スマホアプリと連携することでさらに機能が広がります。リモートサービスによる車両位置確認、ナビゲーション、音声認識など多彩な機能を利用できます。
先進的なヘッドアップディスプレイはメーカーオプションでMINI ONEを除く全モデルに装備できる
ヘッドアップディスプレイはメーカーオプションでMINI ONE以外の全グレードに装着可能です。速度やナビ情報をフロントガラスに投影することで、視線移動を最小限に抑えて安全運転に貢献します。
ミニクラブマンのパーク・ディスタンス・コントロール装着車なら狭い場所での駐車操作もノンストレスで行うことが可能に!
パーク・ディスタンス・コントロールはメーカーオプションでONEを除く全グレードに装備可能です。車両周辺の障害物を検知して警告音でドライバーに距離を伝え、狭い場所での駐車をしっかりサポートします。
ミニクラブマンのシートデザインはスポーティなカーボンブラックが標準装備
ミニクラブマンに標準設定されているカーボンブラックの内装シートはスポーティで洗練された印象を与える
ミニクラブマンのシート内装はグレードごとに標準仕様が異なります。
MINI ONE・MINI COOPER・MINI COOPER Dにはクロス ファイヤーワーク カーボン・ブラック、MINI COOPER S・MINI COOPER SD・MINI COOPER S ALL4にはクロス ダブル・ストライプ カーボン・ブラックが標準装備されています。
オプションでレザーシートへのアップグレードも可能ですが、グレード別に選択できるタイプが異なります。以下の適合表を参考に確認してください。
MINIクラブマン モデル別オプションシート適合表
| MINI ONE | MINI COOPER | MINI COOPER D | |
|---|---|---|---|
| クロス/レザー コード カーボン・ブラック | 〇 | 〇 | 〇 |
| レザー クロスパンチ カーボン・ブラック | – | 〇 | 〇 |
| レザー クロスパンチ ピュアバーガンディー | – | 〇 | 〇 |
| レザー ラウンジ サテライト・グレー | – | 〇 | 〇 |
| レザー チェスター インディゴ・ブルー | – | 〇 | 〇 |
| MINI COOPER S | MINI COOPER SD | MINI COOPER S ALL4 | |
|---|---|---|---|
| クロス/レザー コード カーボン・ブラック | オプションパッケージ(CHILI)に含まれる | オプションパッケージ(CHILI)に含まれる | オプションパッケージ(CHILI)に含まれる |
| レザー クロスパンチ カーボン・ブラック | 〇 | 〇 | 〇 |
| レザー クロスパンチ ピュアバーガンディー | 〇 | 〇 | 〇 |
| レザー ラウンジ サテライト・グレー | 〇 | 〇 | 〇 |
| レザー チェスター インディゴ・ブルー | 〇 | 〇 | 〇 |
内装色は全グレード共通でカーボンブラックが標準装備です。ONE以外のグレードはメーカーオプションでサテライトグレーへの変更も可能でした。
ダッシュボードやドア内側のインテリアサーフェスは、ONEがヘイジーグレー、MINI COOPERとMINI COOPER Dがピアノブラック、MINI COOPER S・MINI COOPER SD・MINI COOPER S ALL4にグレーチェッカードが設定されています。ONE・MINI COOPER S・MINI COOPER SD・MINI COOPER S ALL4の4モデルはメーカーオプションによりピアノブラックへの変更も可能でした。
最大1,250Lのラゲッジルームは積載性抜群!買い物にレジャーにと大活躍
大きなトランクも楽々積めるミニクラブマンのラゲッジスペース。地上高が低いので荷物を載せやすい
BMWミニクラブマンの荷室容量は最大1,250Lです。テールゲートはミニクラブマン独自の観音開きタイプ(スプリットドア)で開口部が広く使いやすい設計です。低床フロアにより重い荷物も積み込みやすく、60:40分割可倒式リア・シート・バックレストにより長尺物の積載にも対応したシートアレンジが可能です。
なお、純正アクセサリーとしてフロアマットとお揃いデザインのラゲッジマットが15タイプ展開されていました(※現在の在庫状況はディーラーにご確認ください)。傷や汚れの防止だけでなく、インテリアのドレスアップとしても人気の一品です。
MINIクラブマンは多彩な先進安全装備を備える安全性能の高いモデル
先進の安全技術を搭載したクラブマンはファミリーカーにもぴったりのモデル
ミニクラブマンは先進安全システムが充実したモデルです。MINI ONE以外の全グレードがスマートキーに対応し、全グレードに前車接近警告機能・衝突回避被害軽減ブレーキを含む「ドライビング・アシスト」、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)をはじめとする9種類の安全装備を標準搭載しています。
先進装備が充実したBMW MINIクラブマンの内装。中古市場でも個性あるインテリアが魅力

BMW MINIクラブマンは、旧型モデルと比べて乗り心地・走行性能ともに大幅に進化したモデルです。デザインの質感が向上したコックピットは広くゆとりのあるレイアウトで、MINI Connectedをはじめとした先進装備も充実しています。
現行世代(F54型)は2024年2月に英国オックスフォード工場での生産を終了しており、新車での入手はできません。ただし、中古市場では後期モデル(2019年以降)を中心にコンディションの良い個体の流通が続いています。購入を検討する場合は、整備履歴や走行距離をしっかり確認したうえで選ぶことをおすすめします。
標準仕様のシートカラーはシンプルなカーボン・ブラックですが、グレードごとのオプションを活用することで個性を演出できるのもクラブマンの魅力です。中古車でも、自分のライフスタイルに合ったグレードを選んで、MINIクラブマンの特別な走りと空間をぜひ楽しんでください。






















