BMW Z4の内装はグレードごとにどう違う?コックピット・シート・ラゲッジルームの装備差を解説
2019年3月25日に日本国内での販売を開始した第3世代BMW Z4(G29型)。先代(E89型)よりひとまわり大きなボディと、トヨタ・スープラとプラットフォームを共有する刷新された基本性能を引っ提げて登場したオープンスポーツカーです。
なお、BMW Z4(G29)は2025年10月をもって生産終了となり、以降は在庫車両の販売のみとなることがBMW公式サイトで告知されています。発売当初はStandard・Sport・M Sport・M40iの4グレード構成でしたが、改良を経た現在は「sDrive20i Mスポーツ」と「M40i」の2グレード構成となっています。
ここでは第3世代Z4のコックピット設計・シートタイプ・ラゲッジルームを中心に内装を詳しく解説します。グレード間の装備差についても表を使って整理していますので、グレード選びの参考にしてください。
BMW Z4のコックピットはデザイン性と先進装備を両立したドライバーズ・コックピット
BMW Z4のスポーツ・Mスポーツ・M40iのコックピットは装備が充実していてドライバーのスポーツマインドを刺激する
BMW Z4のコックピットは、ディテールから質感の高さが伝わる洗練されたデザインです。フル・デジタル・メーター・パネルと10.25インチのコントロール・ディスプレイを組み合わせた視認性の高い計器類、走行中でも直感的に操作できるスイッチ類の配置など、スポーツ走行を本気で楽しむ人のための運転環境が整っています。ステアリングはチルト・テレスコピック機構付きで、細かなドライビングポジションの調整が可能です。
BMW Z4に搭載される多彩なドライビング・アシスト・システムは以下の通りです。オープンスポーツカーながら、あらゆる運転支援機能が充実しています。
- 車線逸脱警告システム
- 衝突回避・被害軽減ブレーキ付き前車接近警告機能
- クロス・トラフィック・ウォーニング
- 後車衝突警告機能
- パーキング・アシスト(Standardを除くモデルに標準装備)
- ストップ&ゴー機能付きアクティブ・クルーズ・コントロール(Standardのみブレーキ機能付きクルーズ・コントロールを標準装備)
- ヘッドアップ・ディスプレイ(M40iのみ標準装備。SportとM Sportはオプション。Standardは未装着)
- AI音声会話システム「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」
コネクティビティの強化によりBMW Z4とのドライブがさらに快適になる
BMW Z4はコネクティビティ技術も充実しており、BMWオペレーティングシステムによるタッチ・音声認識で走行中もスムーズな操作が可能です。BMWコネクテッド・アプリを使えばスマートフォンやスマートウォッチから車両にアクセスし、リマインダーの設定やナビゲーションへの目的地送信なども行えます。FMラジオや音楽ストリーミング機能付きのBMWライブ・コクピットでは、インフォテインメントシステムのカスタマイズが可能です。
BMW Z4のシート内装とトリムはグレードごとに異なる!4グレードの違いを一覧で確認
BMW Z4のスポーツ・Mスポーツ・M40iのシートインテリアは豪華な本革を採用しており選択肢も幅広い
BMW Z4の全グレードに高級感のあるヴァーネスカ・レザーシートが標準装備されますが、グレードによって選択できるカラーや素材の組み合わせが異なります。エントリーモデルのStandardはブラックのみの設定ですが、上位グレードほど選択肢が広がります。
| Standard | Sport | M Sport | M40i | |
|---|---|---|---|---|
| ヴァーネスカ・レザー・ブラック | 〇 | – | – | – |
| ヴァーネスカ・レザー・ブラック/ブラック | – | 〇 | 〇 | 〇 |
| ヴァーネスカ・レザー・マグマ・レッド/ブラック | – | 〇 | 〇 | 〇 |
| ヴァーネスカ・レザー・コニャック/ブラック | – | 〇 | 〇 | 〇 |
| ヴァーネスカ・レザー・アルカンタラ・コンビネーション・ブラック/ブラック | – | – | 〇 | 〇 |
| ヴァーネスカ・レザー・アイボリー・ホワイト/ブラック | – | – | – | 〇 |
シートカラーだけでなく、インテリア全体の雰囲気を決めるトリム(内装パネル)もグレードごとに異なります。Standardにはクォーツ・シルバー・マット・トリム、SportとM Sportには艶やかなハイグロス・ブラック・トリム、最上位グレードのM40iにはアルミニウム・メッシュ・エフェクト・トリムが標準設定されており、それぞれ異なる質感と雰囲気を演出しています。グレードが上がるほど室内の高級感・スポーティ感が増す設計となっているため、内装の好みもグレード選びの重要なポイントになります。
BMW Z4のラゲッジルームはオープン時・クローズ時ともに281Lの荷室容量を確保
従来型と比較してラゲッジルームが拡充されたBMW Z4
BMW Z4の荷室容量は、ソフトトップをオープンにした状態でも、クローズにした状態でも変わらず281Lが確保されています。先代(E89型)のトランク容量と比べて大幅に拡大されており、オープンカーとしては実用的な積載量です。週末の小旅行や買い物などの普段使いでも十分に活躍できます。なお、Z4(G29)はソフトトップのみの設定で、先代や初代にあったリトラクタブルハードトップは採用されていません。走行中(50km/h以下)でも約10秒でオープン・クローズが可能です。
Z4の内装は美しさと機能性を兼ね備えた魅力あふれるインテリア

BMW Z4(G29)の内装は、エントリーグレードから最上位グレードまで一貫した上質さを持ちながら、グレードによってシートカラーやトリムの表情が大きく変わります。豊富な運転支援機能やコネクティビティ、拡張されたラゲッジルームなど、オープンスポーツカーとしての純粋な走りの楽しさに加えて、日常使いの実用性も高いレベルで両立しています。
なお、Z4(G29)は2025年10月に生産終了となります。発売当初から流通台数が限られているモデルのため、購入を検討している方は在庫状況をBMW正規ディーラーに早めに問い合わせることをおすすめします。


















