BMW MINIクロスオーバーの内装

MINIクロスオーバーの内装はSUVらしいツール感と先進性を備えた空間が広がる

MINIクロスオーバーの内装(コックピット・シート・安全装備・荷室スペース)を解説。クロスオーバーSUVのミニクロスオーバーの内装シートはカーボンブラックカラーが標準装備されオプションで本革シートに変更可能。ナビゲーション・8.8型ワイドカラーディスプレイ・MINI Connectedが全車に標準装備。

MINIクロスオーバーの内装はSUVらしいツール感と先進性を備えた空間が広がる

MINIクロスオーバーの内装は従来モデルよりも大幅にパワーアップ!コックピットやシート

ドイツの自動車ブランド「MINI」が販売するミニ・クロスオーバーの内装を紹介します。シリーズの中でも特に大きなボディを持つクロスオーバーSUVとして登場したMINI CROSSOVERの内装は、たくましい外装にマッチしたブラックカラーのタフなデザインを採用しています。オプションのシートや装備のラインナップも充実しており、自分好みのインテリアを選ぶことができます。

ミニクロスオーバーの内装を、コックピット設計・シートデザイン・ラゲッジルーム・安全性能を中心に詳しくまとめました。MINIシリーズ初のPHEVモデル「ミニクロスオーバーPHEV」の内装にも触れています。

ミニクロスオーバーに限定車「Cornwall Edition(コーンウォール エディション)」追加

ミニクロウオーバー コーンウォールエディションサーフィンをコンセプトにしたミニクロウオーバーの限定車「Cornwall Edition(コーンウォール エディション)」

ミニクロスオーバーの限定車Cornwall Edition(コーンウォール エディション)が2020年4月23日発売。サーフィンを趣味にする人をイメージした爽快な限定車で、英国のサーフィンの聖地として知られるNewquay(ニューキー)がある「コーンウォール州」から名づけられました。

ミニクロスオーバー限定車Cornwall Editionの装備

  • ボディカラー ムーンウォークグレーメタリック
  • ブラックルーフ&ミラーキャップ
  • ブラックルーフ・レール&サイド・シル・フィニッシャー
  • 18インチ・アロイ ピン・スポーク・ブラック
  • アダプティブLEDヘッドライト/LEDデイライト・リング
  • 専用サイド・スカットル
  • 専用ネーム・バッヂ
  • 専用クロス/レザレット・シート ブラックパール/カーボンブラック
  • スポーツシート
  • リアビューカメラ
  • フロント&リアPDC(パーク・ディスタンス・コントロール)
  • パーキングアシスト
  • ドライビングアシスト
  • アクティブクルーズコントロール
  • ナビゲーションシステム
  • MINI Connected(有効期間3年間)
  • MINI Connectedアプリ(iPhone専用)
  • ITSスポット対応ETC車載器システム自動防眩ルームミラー
  • 40:20:40分割可倒式リアシートバックレスト
  • オートマチックテールゲートオペレーション

サイドやリヤに配置された「Cornwall Edition」のネームバッヂ、ミニクロスオーバーで初採用するボディカラーの「ムーンウォークグレーメタリック」、パーキングアシストの標準装備など豪華な装備と特別感のある限定車です。

ミニクロスオーバー限定車Cornwall Editionの価格一覧
グレード 販売価格
ミニクロスオーバー クーパー D Cornwall Edition 4,700,000円~
ミニクロスオーバー クーパー D ALL4 Cornwall Edition 4,940,000円~

MINIクロスオーバーの内装やリアエンドをスパイショット!

最速で2020年3月のジュネーブモーターショーでの発表が期待されているMINIクロスオーバーですが、キャビン内やリアエンドがカメラに捉えられました。

運転席から見た改良型MINIクロスオーバー改良型MINIクロスオーバーのコックピット

改良型MINIクロスオーバーの内装改良型MINIクロスオーバーのシフトレバーとセンターメーター

正面から見た改良型MINIクロスオーバー改良型MINIクロスオーバーのフロントビュー

最新型のインフォテインメントシステムにデジタルインストルメントクラスタ、ギアセレクター、センターコンソールなどが見てとれます。リアエンドは新デザインとなるユニオンジャックをモチーフとしたテールライトやルーフスポイラー、ハイマウントストップランプ、ディフューザー付きバンパーなどが確認できます。

予想されるパワートレインは1.5L直列3気筒ターボや2.0L直列4気筒ターボ、1.5L直列3気筒ターボ+電気モーターなど。ジョンクーパーワークスには100km/h到達まで4.9秒、最高速度250km/hの2.0L直列4気筒ターボが搭載されるでしょう。

フィンランドでMINIクロスオーバーの開発車両をスパイショット!

豪雪地帯のフィンランドで、テスト走行を行うMINIクロスオーバーのプロトタイプが目撃されました。

前から見たMINIクロスオーバー プロトタイプMINIクロスオーバー プロトタイプのフロントビュー

横から見たMINIクロスオーバー プロトタイプMINIクロスオーバー プロトタイプのサイドビュー

後ろから見たMINIクロスオーバー プロトタイプMINIクロスオーバー プロトタイプのリヤビュー

次期型ではフロントグリルやリアバンパーを新デザインとし、アダプティブ・マトリックスビームLEDヘッドライトを採用する可能性が高いとのこと。さらにユニオンジャックのデザインを反映したテールライトを装備するほか、オプションとしてスポーツサスペンションを用意すると予想されています。車内には最新版のインフォテインメント・ディスプレイを搭載し、トリムも新デザインを採用するでしょう。

MINIクロスオーバーに搭載すると予想されるパワートレインは、ONEやクーパーに1.5L直列3気筒ターボエンジン、クーパーSに2.0L直列4気筒ターボエンジン、クーパーSE ALL4に1.5L直列3気筒ターボ+電気モーター、ジョンクーパーワークスに2.0リットル直列4気筒ターボなど。世界初公開のタイミングは2020年9月のパリモーターショーとなる可能性が高いでしょう。

ミニクロスオーバーのコックピットは先進装備が充実!エントリーモデルでも標準装備となる機能は?

ミニクロスオーバーのコックピットまさに「コックピット」と呼ぶにふさわしい先進装備が充実したミニクロスオーバーの内装

ミニクロスオーバーはナビゲーションシステムや8.8インチのワイドカラーディスプレイを全モデルに標準装備しています。

メーターの視認性が高く、ドライバーが必要な走行情報をチェックしやすい設計です。ONEを除くミニクロスオーバー全車にオプションとしてヘッドアップディスプレイの装着が可能となっています。

ステアリングホイールの握り心地もよく、走行中でも手元でオーディオ等の操作が可能なスイッチ類が配置されています。

ミニクロスオーバーのMINI Connectedスマートフォンと連携し様々なサービスが使えるMINI Connectedはミニクロスオーバー全車に標準装備されている

ドライバーに多彩なデジタルサービスを提供するMINI Connected も、ミニクロスオーバーの全てのグレードに標準装備されています。

MINI Connectedの専用アプリをスマートフォンに入れておけば、エアコンの遠隔操作や駐車位置の確認など便利な機能を使用することができます。音楽アプリ「Spotify」との連携で楽曲へのアクセス・ラジオを聴くことも可能です。

なお、ミニクロスオーバーの内装色はモデルによって設定が違います。COOPER・COOPER D・COOPER D ALL4はピアノブラック、ONE・COOPER S・COOPER SD ALL4はヘイジーグレーが標準装備されます。

ONEを除く全モデルがオプションのインテリア・サーフェスを選択でき、MINI Yours インテリアスタイル チェストナットブラウン・イルミネーテッドまたはMINI Yours インテリアスタイル ピアノブラック・イルミネーテッドの2種類からセレクト可能です。

ミニクロスオーバーのシートデザインはカーボンブラック!オプションではレザーシートに変更可能

ミニクロスオーバーのシートミニクロスオーバーにはカーボンブラックカラーのシックなシートが標準装備される

ミニクロスオーバーのワン・クーパー・クーパーD・クーパーDオール4の4モデルにはスタンダードシート、クーバーS・クーバーSDオール4の2モデルにはスポーツシートが標準装備されます。いずれも色は剛健でスタイリッシュなカーボンブラックです。オール4モデルの場合はシートヒーターが標準装備となっています。

どのグレードもオプションでレザーシートに変更が可能ですが、グレードごとに装備できるシートの種類が異なります。詳細は以下のモデル別オプションシート適合表で確認してみてください。

MINI CROSSOVER モデル別オプションシート適合表
素材 ONE COOPER/COOPER D/COOPER D ALL4
COOPER S/COOPER SD ALL4
クロス/レザー コード
カーボン・ブラック
レザー クロスパンチ
カーボン・ブラック
レザー チェスター
ブリティッシュ・オーク
MINI Yours レザー ラウンジ
カーボン・ブラック

ミニクロスオーバーのラゲッジルームは最大で1,390Lの荷物を積載可能

ミニクロスオーバーに荷物を積む男性レジャーやショッピングで大荷物になってもミニクロスオーバーなら安心

5人がフル乗車しても、荷物を置くスペースはしっかりと確保されているミニクロスオーバー。40:20:40分割可倒式バックレストとスライド機構を搭載しており、ラゲッジルームの荷室容量は通常時で450L、最大で1,390Lまで拡大可能です。ミニクロスオーバーとなら旅行や遠出のドライブも心置きなく楽しむことができます。

ミニクロスオーバーのオートマチックテールゲートオペレーションイージーオープナー機能MINIクロスオーバーではオートマチックテールゲートオペレーションイージーオープナー機能を搭載している

ミニクロスオーバーは、電動でテールゲートを開閉できるオートマチックテールゲートオペレーションと、足によるスライド操作だけでテールゲートをオープンできるイージーオープナー機能を採用しています(ONEモデルを除く)。両手に荷物を持っていたり子供を抱きかかえていたりと、手が塞がった状態でもスマートに荷物を載せられます。

MINIクロスオーバーはユーロNCAPの衝突テストで星5の高評価を獲得した安全性能の高い車

山道を走るミニクロスオーバー高い安全性能を誇るミニクロスオーバーは乗員・歩行者保護の両方において高評価を得ている

ヨーロッパで行われている新車アセスメントプログラム「ユーロNCAP」の衝突テストにおいて5スター評価を獲得しているミニクロスオーバー。

以下のセーフティ・セキュリティ装備はミニクロスオーバーの全モデルに標準装備されているものです。

ミニクロスオーバーの安全装備セーフティセキュリティ

  • ドライビングアシスト(前車接近警告機能/衝突回避・被害軽減ブレーキ)
  • DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)
  • ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
  • ISOFIXチャイルドシート・アタッチメント
  • ダイナミック・ブレーキ・ライト
  • ハイマウント・ストップ・ランプ
  • 8エアバッグ
  • イモビライザー
  • タイヤ空気圧警告システム

さらに、コンフォート・アクセス(スマートキー)をベースモデルであるONEを除くミニクロスオーバー全車両に、狭い場所での駐車に役立つリアPDC(パーク・ディスタンス・コントロール)をCOOPER SとCOOPER SD ALL4に標準装備しています。

ミニクロスオーバーPHEVの内装は質感の高いハイクラスなインテリアデザイン

ミニクロスオーバーPHEVの内装ミニクロスオーバーPHEVのコックピットはカーボンブラックのシートにヘイジーグレーの上質なデザインを採用

ミニシリーズ初のPHEVモデルとして登場したミニクロスオーバーPHEVの内装は、クロームラインインテリアやステンレス製ドアシルプレートを取り入れた質感の高いインテリアとなっています。

標準仕様のミニクロスオーバーと同じカーボン・ブラックのシートを標準装備とし、オプションでスポーツシートとMINI Yoursのレザーシートのいずれかを選択できます。

インテリア・サーフェスもヘイジーグレーが標準装備で、オプションを選択した場合はピアノブラックとMINI Yoursインテリアスタイル チェストナット・イルミネーテッドとMINI Yoursインテリアスタイル ピアノブラック・イルミネーテッドの3タイプから選択可能です。

ミニクロスオーバーPHEVのメーターミニクロスオーバーのPHEVモデルはタコメーターの代替としてEメーターを搭載する

ミニクロスオーバーPHEVは、ナビゲーションやMINI Connected、8.8型カラーディスプレイもベースグレードと同じく標準装備。センターディスプレイにはタコメーターの代わりとしてEメーターが配置され、出力状況をわかりやすく表示します。

ミニクロスオーバーの内装はデザイン性も実用性も高く使いやすいデザイン

ミニクロスオーバーの内装

従来型よりもさらに進化したミニクロスオーバーの内装は、先進装備や安全システムが充実していてベースグレードでも満足度の高い作りとなっています。

シートやインテリア・サーフェスの組み合わせもSUVらしさを前に押し出したかっこいいデザインです。オプションのレザーシートや内装色は、ミニクロスオーバーの高級感を高めてくれるプレミアムな魅力があります。

また、クロスオーバーの内装カスタム用としてフロアマットやラゲッジアイテム、収納グッズなどの純正アクセサリーも多数ラインナップしています。MINIシリーズは社外品も取り扱いが豊富なので、自分好みに内装のカスタムを楽しんでみるのもおすすめです。