タイヤメーカーランキング

タイヤメーカーランキング~世界で支持される収益を基にした順位の特徴とおすすめブランド

タイヤメーカーの世界順位は今どうなっている?ミシュランが世界一を守る一方、セイルンのトップ10入りやクーパー・トレルボルグの再編など最新の変化を整理。上位から日本・アジアンタイヤまで、2024年売上ベースで28社の実力を解説します。

タイヤメーカーランキング~世界で支持される収益を基にした順位の特徴とおすすめブランド

タイヤメーカー世界ランキング最新版~2024年の売上高で見る主要メーカーとその変遷

タイヤはクルマにとって欠かせないパーツで、燃費や乗り心地、走行性能を大きく左右します。各タイヤメーカーは独自の技術で、低燃費やコンフォート性能にすぐれたサマータイヤ、運動性能を重視したスポーツタイヤ、冬道に強いスタッドレスタイヤ、M+S対応のオールシーズンタイヤなど、多彩な製品を展開しています。

近年のグローバル市場では、韓国のハンコックやネクセン、中国のZCラバーやセイルン、台湾のマキシスといった、いわゆるアジアンタイヤのシェア拡大が続いています。日本国内でも新車装着タイヤにアジアンタイヤが採用されるなど、その存在感は年々増しています。

もっとも、頂点に君臨するのは依然としてフランスのミシュランで、ブリヂストン、グッドイヤー、コンチネンタルがこれに続きます。かつては日本のブリヂストンが長らく世界1位を守っていましたが、近年はミシュランが首位を奪還し、2024年の売上高を基にした最新ランキング(2025年公表)でも6年連続の首位となりました。ここでは、この最新の売上ベースで見た主要タイヤメーカーを、下位から順に紹介していきます。なお、上位陣の顔ぶれが安定する一方で、中国勢の躍進により中位以下は毎年のように順位が入れ替わっており、集計媒体によって並びが前後する点はあらかじめお断りしておきます。

【タイヤメーカーランキング:28位】プロメテオン(PROMETEON)/イタリア~産業用タイヤの草分けとも言えるタイヤメーカー

プロメテオンのロゴピレリからスピンオフした産業用タイヤのパイオニア イタリアのプロメテオン(PROMETEON)

プロメテオン(PROMETEON)はイタリアのタイヤメーカーで、2017年にPIRELLI(ピレリ)の産業部門からスピンオフして設立されました。主にトラックやバス向けの産業用タイヤに特化し、農業タイヤやオフロードタイヤでも実績を伸ばしています。

まだ若い企業ですが、世界に複数の工場と3つの研究開発センターを構える大規模メーカーで、約8,000人の従業員と100名規模の技術者が、産業輸送用・農業用・オフロード用タイヤの研究と製造に専念しています。集計媒体によって順位に幅はあるものの、産業用タイヤの専業メーカーとして世界の主要30社圏に位置づけられています。

プロメテオンのおすすめは優れたトラクション性能と低燃費性能の「89 DRIVE PLUS」

プロメテオンのタイヤ長距離運行や地域サービスに向けて設計されたプレミアム低燃費タイヤ 89 DRIVE PLUS

プロメテオンの89 DRIVE PLUS(89ドライブプラス)は転がり抵抗が低くエネルギー効率にすぐれたタイヤで、長距離走行や地域配送向けに設計されています。あらゆる天候で高いトラクション性能を発揮し、加速時・ブレーキング時にしっかりとしたグリップ力を生み出します。

耐摩耗・耐偏摩耗性能も高くロングライフを実現しているだけでなく、リトレッド(再生)適性が高いのも特徴です。廃タイヤの削減にも貢献する、経済性にすぐれたタイヤと言えます。

【タイヤメーカーランキング:27位】BKT/インド~農業用タイヤを中心に世界で絶大なシェアを誇る

BKTのロゴ農業や産業のほか建設機械用タイヤも担うインドのタイヤメーカーBKT

BKT(バルクリシュナ・インダストリーズ)はインドを生産拠点とするタイヤメーカーで、農業大国らしく農業用・産業用タイヤを主軸としています。建設機械用タイヤも扱い、主戦場となるヨーロッパや北米、南米、中東、アジア、アフリカで大きなシェアを誇ります。

BKTはオフ・ハイウェイ・タイヤと呼ばれる農業・林業・建設・産業機械用タイヤの生産に強みを持ち、ヨーロッパや北米で急速に支持を広げてきました。日本の農業機械ディーラーでも採用され、バイアス・ラジアル両構造をそろえ、その多くが世界160ヵ国以上へ輸出されています。

BKTのおすすめタイヤはフォークリフト用の「POWER TRAX HD」

BKTのタイヤ衝撃や荷重に耐えるフォークリフト用のBKT POWER TRAX HD

BKTのPOWER TRAX HDは悪天候や悪路でも高い耐久性を発揮し、擦り切れを防ぐプレミアムタイヤです。フォークリフトや資材運搬機械などに使用でき、強い衝撃や荷重にも耐えられます。深いトレッド溝と厚みのあるサイドウォールが、見るからに頼れる存在感を生んでいます。

このほかクレーン用やローダー用など多くの産業用タイヤ、さらに数多くの農業用タイヤもラインナップされています。

【タイヤメーカーランキング:26位】ケンダ(KENDA)/台湾~乗用車やオートバイのほか多彩な種類を展開する

KENDAのロゴ自動車やオートバイのタイヤなど多岐にわたって手掛ける台湾のケンダ

ケンダ(KENDA)は台湾で1962年に設立されたタイヤメーカーです。乗用車用タイヤをはじめ、自転車、オートバイ、ATV、農業機械、産業車両、トラック、トレーラー、バス、車いす用まで、幅広いタイヤを展開しています。かつては米国クーパータイヤ社と技術提携し、その総代理店も務めていました。現在は台湾・中国・ベトナム・インドネシアに製造拠点を持ち、150を超える国と地域へ製品を供給しています。

ケンダのおすすめタイヤはSUV専用の「KR50 KLEVER H/T」

KENDAのタイヤ低燃費で耐摩耗性があり静粛性も実現したSUV専用のケンダ KR50 KLEVER H/T

ケンダのKR50 KLEVER H/TはSUV専用のハイウェイテレーンタイヤです。低燃費で耐摩耗性が高く、センターブロックが直進安定性を高めています。4本のトレッド溝とパターンデザインが排水性を高めてウェット性能に貢献し、エッジ形状が剛性を確保してノイズを抑え、静粛性を向上させます。

【タイヤメーカーランキング:25位】トライアングル(TRIANGLE)/中国~品質とコストパフォーマンスの高さで知られる

トライアングルのロゴ1976年設立、中国市場で大手のタイヤメーカー

三角形のシンボルマークで知られるTriangle Tireは、中国・威海で1976年に設立されたタイヤメーカーです。乗用車用タイヤのほか、商用タイヤ、バイアス・ラジアル・ジャンボのOTRタイヤ、建設機械用タイヤなどを製造・販売しています。日本での流通は多くありませんが、2024年のタイヤ売上は約14億ドル規模とされ、値ごろながら高品質な製品で北米・西欧の補修市場にも食い込む、中国を代表する大手の一角です。

トライアングルのおすすめタイヤは静粛性の高いコンフォートタイヤ「TH202」

トライアングルのタイヤ静粛性とブレーキング性能にすぐれたトライアングルのコンフォートタイヤ TH202

トライアングルのTH202は、すぐれたハンドリング性能と高い静粛性を備えたコンフォートタイヤです。接地圧を均一化することで耐摩耗性を高め、ハンドリングとブレーキング性能を向上させました。高剛性でウェット性能にもすぐれ、雨天でも路面をしっかりとらえてブレーキング性能に貢献します。

【タイヤメーカーランキング:24位】貴州タイヤ/中国~トラック・バス・産業用タイヤのパイオニア

貴州タイヤのロゴトラックやバス用のほか土木や林業などの産業用タイヤを手掛ける貴州タイヤ

貴州タイヤは中国の国有系企業で、1958年に貴州タイヤ工場として設立され、1996年に上場企業へと再編されました。農業機械用ラジアルタイヤやトラック・バス用タイヤを取り扱い、バイアスタイヤやオールスチールタイヤ、エンジニアリング機械用タイヤ、ソリッドタイヤなどをラインナップしています。

中国には数多くのタイヤメーカーがひしめきますが、貴州タイヤは近年の売上を約13~14億ドル規模まで伸ばして順位を上げており、国内トップ10クラスの実力を持ちます。傘下の高性能タイヤ技術センターは、「国家ハイテク企業」「国家知的財産優位企業」といった称号を継続的に獲得しています。

貴州タイヤのおすすめはトラック・バス用の「GL292A」

貴州タイヤのタイヤ耐偏摩耗・耐摩耗性能でロングライフな貴州タイヤのGL292A

貴州タイヤのGL292Aはトラック・バス用のタイヤです。接地圧を均一にすることで耐偏摩耗性能を高めており、高い安全性と耐摩耗性、快適性を兼ね備えています。ロングライフで経済性にもすぐれたタイヤです。

【タイヤメーカーランキング:23位】ダブルコイン/中国~ミシュランとの合弁やwarrior(ウォーリアー)も展開する

ダブルコインのロゴダブルコインは乗用車用のほかトラックや農業用タイヤなども展開

中国・上海に拠点を置くダブルコイン。古代中国の貨幣をモチーフにしたロゴには、品質やすぐれた価値、パフォーマンス、安全性への思いが込められています。1929年と1935年に中国のゴム産業として「Double Money」「Huili」を興したのがルーツです。

乗用車用タイヤをはじめ、トラック・バス用、建設機械用、農業用、特殊車両用まで幅広く手掛けています。ミシュランとの合弁事業も展開し、warrior(ウォーリアー)ブランドの乗用車用・小型トラック用タイヤも製造しています。

ダブルコインのおすすめタイヤは環境にやさしい「DS-AT+」

ダブルコインのタイヤ高い耐久性と環境配慮を両立したダブルコイン DS-AT+

ダブルコインのDS-AT+は、乾いた路面や濡れた路面などさまざまな道路状況に対応するタイヤです。強度が高く走行時の安定性を確保し、耐摩耗性能にもすぐれてロングライフを実現しています。

【タイヤメーカーランキング:22位】JK/インド~ラジアルタイヤの先駆者でインド有数のタイヤメーカー

JKのロゴ世界105ヵ国に代理店を構えるインドの一大タイヤメーカー

JKタイヤはインドのデリーを本拠とするタイヤメーカーで、1977年に同社初のラジアルタイヤを製造しました。自動車用タイヤのほか、チューブやフラップの製造も手掛けています。現在はインド国内に9か所、メキシコに3か所の製造拠点を持ち、世界105ヵ国に180を超えるグローバル代理店網を築いています。従業員あたり売上高が業界でも上位という、生産性の高さでも知られる企業です。

JKタイヤのおすすめはオールラウンドな性能の「RANGER H/T」

JKのタイヤ高速走行でもグリップ力とハンドリング性能で安定するJKタイヤのRANGER H/T

JKタイヤのRANGER H/Tは、高いグリップ力で卓越したコントロール性と安定性を発揮し、コーナリングでも安心感のあるタイヤです。ウェット性能にもすぐれ、濡れた路面での安全性も高いハイウェイテレーンタイヤです。

【タイヤメーカーランキング:21位】ノキアン/フィンランド~北欧では冬タイヤのトップシェアを誇る

ノキアンのロゴノキアンは北欧諸国で高い人気を誇るタイヤメーカー

ノキアンタイヤは、1934年に世界初のウィンタータイヤを世に送り出した、フィンランドを拠点とするタイヤメーカーです。北欧諸国ではトップブランドとして君臨し、ウィンタータイヤとサマータイヤの双方でトップシェアを誇る老舗です。フィンランド北部に世界最大級のウィンター専用テストコースを持ち、ハッカペリッタシリーズは世界的にその品質と性能を評価されています。

もっとも、ノキアンは近年、ロシア事業からの撤退にともなって主力工場を手放し、売上を大きく落として順位を下げました。現在はルーマニアの新工場立ち上げなどで生産体制の再構築を進めており、今後の回復が注目されています。ウィンターだけでなくサマータイヤの性能にも定評があり、ユーザーからのフィードバックを重視した製品開発を続けています。

ノキアンのおすすめタイヤは「ハッカペリッタ10」

ノキアンのタイヤすぐれたグリップ力を発揮するウィンタータイヤのノキアン ハッカペリッタ10

ノキアンのハッカペリッタ10は、冬の安全性を高めたウィンタータイヤです。運転の快適さや環境への配慮はもちろん、氷雪上での高いグリップ力と正確なハンドリングで冬道の安全性を引き上げ、低燃費性能にも配慮されています。

【タイヤメーカーランキング:20位】シアット(CEAT)/インド~インドタイヤ大手BIG4でヨコハマとも提携している

シアットのロゴインドでも大手のシアット(CEAT)はRPGグループのフラッグシップ企業

シアット(CEAT)はインド・ムンバイに本社を置く、1958年設立のタイヤメーカーです。インドのタイヤ産業のビッグ4に数えられ、国内に7つの工場を持ち、ラジアル・バイアスタイヤのほか、二輪・三輪車用、トラック・バス用、フォークリフトやトラクター用など多彩なタイヤを製造しています。1993年にはヨコハマ(横浜ゴム)と提携し、世界110ヵ国以上でタイヤ販売を展開しています。2024年のタイヤ売上は約16億ドル規模で、インド勢のなかでも存在感を高めています。

また、整備の行き届かない悪路が多いインド国内で、回収された廃タイヤをリサイクルし、悪路の舗装に役立てる取り組みも進めているメーカーです。

シアットのおすすめタイヤは電気自動車向けに設計された「ENERGY DRIVE EV」

シアットのタイヤ電気自動車におすすめのCEAT ENERGY DRIVE EV

シアット(CEAT)のENERGY DRIVE EVは、電気自動車のために設計された低燃費タイヤです。ウェット性能にすぐれ、濡れた路面でもしっかりとしたグリップ力を発揮。静粛性が高く、高剛性で瞬間的な高トルクにもしっかり応えてくれるタイヤです。

【タイヤメーカーランキング:19位】タイタン(TITAN)/アメリカ~耐久性ではトップクラスのタフなタイヤを展開

タイタンのロゴ農業・鉱業・林業などで活躍する耐久性トップクラスのタイタン製タイヤ

タイタン(タイタン・インターナショナル)は1993年に設立され、オハイオ・イリノイ・アイオワの各州でタイタンおよびグッドイヤー・ファームタイヤを製造するアメリカのメーカーです。トラクタータイヤの耐久性には定評があり、コンバインや穀物運搬車など各種農業用タイヤを生産しています。2024年には米国の特殊タイヤメーカー、カールスター・グループを買収し、事業規模を拡大しました。なお集計媒体によっては、ホイールや足回り部品の売上を除外するため順位が大きく前後する点には注意が必要です。

このほか、工事用車両向けや、傾斜地・ぬかるみに強い林業用、ローダーや運搬トラックまでカバーする鉱山機械向けなど、過酷な現場向けのタイヤを幅広く展開しています。パンクや摩耗に強い設計で、悪路走破性の高さを売りにしています。

タイタンのおすすめタイヤは「全天候型ラジアルタイヤ」

タイタンのタイヤダイヤモンドトレッドデザインが土壌破壊を最小限に抑えるタイタンのラジアルタイヤ

タイタンの全天候型ラジアルタイヤは、丘陵地でも安定性が高く、広いトレッド面で緩い土壌でもすぐれたトラクションを発揮します。耐摩耗性にもすぐれてロングライフで、燃費向上にも貢献。果樹園やゴルフコース、広大な公園などでの使用に適したタイヤです。

【タイヤメーカーランキング:18位】ネクセン(NEXEN)/韓国~韓国三大タイヤメーカーの一角

ネクセンのロゴ高い技術力を持つ韓国のタイヤメーカー、ネクセン

ネクセンは、複数の製品で権威あるデザイン賞を受賞するなど、デザイン力でも高く評価されているメーカーです。韓国のソウルと慶尚南道・梁山市に本社を構え、その高い技術力は世界各国で認められています。ポルシェやルノー、フォルクスワーゲン、日本では三菱など、多くの新車装着タイヤに採用されてきました。近年は欧州プレミアムブランド向けのEV認証取得にも積極的で、2024年のタイヤ売上は約23億ドル規模です。

韓国・昌寧(チャンニョン)には世界最大級のフルオートメーション工場を持ち、海外市場に向けたネクセンの最前線基地となっています。

ネクセンのおすすめタイヤはすぐれた低燃費性能の「N BLUE HD Plus」

ネクセンのタイヤウェット性能と低燃費性能をバランスよく両立したネクセンのN BLUE HD Plus

ネクセンのN BLUE HD Plusは、高剛性ですぐれたグリップ力を発揮するタイヤです。コーナリングでも安定し、あらゆる路面で確かなブレーキング性能を生み出します。排水性にもすぐれるため、ハイドロプレーニング現象を抑えて濡れた路面をしっかりグリップします。

【タイヤメーカーランキング:17位】ギティ(Giti)/シンガポール~シンガポールから世界へ羽ばたくタイヤメーカー

ギティのロゴ世界130か国以上にタイヤを輸出するシンガポール拠点のGiti

ギティはアジア随一のグローバルタイヤメーカーで、中国を中心に複数の工場を持つシンガポールの企業です。ルーツはインドネシアでの自転車用タイヤ・チューブ生産にさかのぼります。2024年のタイヤ売上は約29億ドル規模で、ブランド価値の伸びも著しく、近年もっとも成長したタイヤブランドの一つに数えられています。

1981年に乗用車・商用車用バイアスタイヤの生産を開始し、英国・ドイツ・フランス・ブラジルにも拠点を設立。2015年には東南アジアで商用トラック・バス用タイヤを、翌年にはオーストラリアで商用トラック用レーシングタイヤを投入しました。現在も数多くのモータースポーツに参戦し、その名を広めています。

ギティのおすすめタイヤは快適な乗り心地のSUV用「Giti Comfort F50」

ギティのタイヤ快適で静粛性が高いSUV用コンフォートタイヤ Giti Comfort F50

Giti Comfort F50は、静粛性が高く車内で快適に過ごせるSUV用コンフォートタイヤです。路面との摩擦を抑え、転がり抵抗を低減して低燃費を実現。ウェットグリップ性能にもすぐれ、雨の日の安心感が違います。

【タイヤメーカーランキング:16位】マキシス(MAXXIS)/台湾・中国~自転車用タイヤから発展したタイヤメーカー

マキシスのロゴ乗用車・ライトトラック・SUVのほかレース用など多岐にわたるタイヤを製造するマキシス

マキシス(正興ゴム=Cheng Shin Rubber)は1967年、台湾で自転車用タイヤの製造企業として設立されました。やがて自動車、トラック、トレーラー、オートバイ用タイヤも手掛けるようになり、現在は180ヵ国以上で製品を展開しています。2024年のタイヤ売上は約30億ドル規模で、二輪・ATV・特殊タイヤの分野では世界有数の存在です。事業はアジアにとどまらず、北米・南米・ヨーロッパ・オーストラリア・アフリカへと広がり、製造工場は台湾・中国のほかタイ・ベトナム・インドなどに展開。北米各地に巨大な倉庫網を構えています。

マキシスのおすすめタイヤは乗用車やSUV向けのプレミアムオールシーズン「ブラボーHP-M3」

マキシスのタイヤ高いトラクション性能を備えるオールシーズンツーリングタイヤ マキシス ブラボーHP-M3

マキシスのブラボーHP-M3は、乗用車やSUV向けのプレミアムなオールシーズンツーリングタイヤです。トレッド全体のクロスハッチサイプがトラクションを高め、耐ハイドロプレーニング性能にすぐれ、乾いた路面・濡れた路面・浅雪の路面まで安心して走行できます。

【タイヤメーカーランキング:15位】リンロン/中国~ヨーロッパにも生産・試験拠点を持つ中国のタイヤメーカー

リンロンのロゴ世界170ヵ国以上で販売するリンロン

リンロンタイヤは1975年に設立された中国のタイヤメーカーです。招遠・徳州・柳州・荊門・長春に加え、タイ、そしてセルビアにも生産拠点を持ち、招遠・煙台・済南・北京・上海・北米に研究開発センターを構えています。2024年のタイヤ売上は約31億ドル規模で、前年比13%超の伸びを見せ、この価格帯でもっとも成長したメーカーの一つとして順位を3つ上げました。セルビア工場を西欧の完成車メーカー向け輸出拠点として活用している点も特徴です。

主力は高性能の乗用車用ラジアルタイヤと小型トラック用ラジアルタイヤで、オールスチール製のトラック・バス用ラジアルタイヤも展開しています。

リンロンのおすすめタイヤはハイパフォーマンスな「コンフォートマスター」

リンロンのタイヤ静かで快適な乗り心地とすぐれたハンドリング性能のリンロン コンフォートマスター

リンロンのコンフォートマスターは、高い静粛性と快適な乗り心地を備えたハイパフォーマンスなコンフォートタイヤです。意のままに操れるハンドリング性能と低い転がり抵抗で燃費性能にすぐれ、ウェット性能も良好で濡れた路面でグリップ力を発揮し、ハイドロプレーニング現象のリスクを軽減します。

【タイヤメーカーランキング:14位】アポロ(Apollo)/インド~「Apollo」と「Vredestein」を主軸とするタイヤメーカー

アポロのロゴ約5,000件以上の販売ネットワークを持つアポロ

アポロは1972年設立、インドのグルガオンに本社を置くタイヤメーカーで、ケーララ州で最初の工場を稼働させました。現在の製造拠点はインド国内に4か所、ハンガリーとオランダに各1か所。2024年のタイヤ売上は約31億ドル規模で、他社の急成長により順位こそ下げたものの、規模自体は前年並みを維持しています。アンドラ・プラデシュ州の工場に大型投資を行い、乗用車用・トラックバス用の生産能力を大幅に増強する計画も進めています。

インド国内では約5,000件を超える販売ネットワークを持ち、その半数以上が独占販売店で、圧倒的なシェアを握っています。主要ブランドは、プレミアム帯を担う欧州発の「Vredestein(フレデシュタイン)」とインド発の「Apollo」です。

アポロのおすすめタイヤはVredesteinのオールシーズンタイヤ「クアトロラック プロ+」

アポロのタイヤ一年中快適に走れるオールシーズンタイヤ Vredestein クアトロラック プロ+

Vredestein クアトロラック プロ+は、すべての季節で快適に運転できるオールシーズンタイヤです。ウェットグリップのラベリングは「B」で、濡れた路面をしっかりグリップして安心感があります。「3PMSF」マークを取得し、冬道を含めた使用が認証されています。

【タイヤメーカーランキング:13位】MRF/インド~モータースポーツにも積極的なインド最大のタイヤメーカー

MRFのロゴゴム製造で長い歴史を持つMRFはインドタイヤ業界のパイオニア

MRF(マドラス・ラバー・ファクトリー)はインド・チェンナイに本社を置く、同国最大のタイヤメーカーです。1952年にトレッドラバーの製造に参入し、1956年には50%のシェアを獲得。1961年に米マンスフィールド社と技術提携を結び、1967年にはインド企業として初めて米国へタイヤを輸出しました。2024年のタイヤ売上は約33億ドル規模で、インド国内需要の拡大を追い風に順位を3つ上げています。タミル・ナドゥ州に新工場を建設する計画も発表しました。

現在のMRFは、乗用車・二輪車・農業機械・トラック・工業機械用タイヤのほか、チューブやコンベヤベルトなどのゴム製品、塗料や玩具まで手掛けています。MRFペース財団やMRFチャレンジの運営を通じてモータースポーツにも積極的で、数々のレースで実績を残しています。

MRFのおすすめタイヤはオンロード性能にすぐれた「パーフィンザ CLX1」

MRFのタイヤすぐれたグリップ力とブレーキ性能でオンロード性能を発揮するMRF パーフィンザ CLX1

MRFのパーフィンザCLX1は、乾いた路面でも濡れた路面でもオンロード性能を発揮するタイヤです。グリップ力とブレーキ性能にすぐれ、コントロール性と安定性で安全性を高めています。

【タイヤメーカーランキング:12位】クムホ(錦湖)/韓国~モータースポーツやマーケティングにも積極的なタイヤメーカー

クムホのロゴ「K-MOVEテクノロジー」など先端技術が詰まったクムホタイヤ

1946年、タクシー事業からクムホ(錦湖)の歴史は始まりました。バス事業へも進出し、深刻なタイヤ不足を解決するためタイヤ事業に参入します。1965年には初の海外進出としてタイへ輸出し、翌年には米国運輸省規格の「DOTマーク」を取得して品質の高さが認められました。2000年代にはF3やスーパーGTなど世界各国のモータースポーツにも参戦しています。2024年のタイヤ売上は約33億ドル規模で、従業員あたり売上高は業界トップクラス。近年はEV専用タイヤ「EnnoV(エノヴ)」シリーズを投入するなど、電動車分野でも先行しています。

現在のクムホは、モータースポーツや完成車メーカーへのOE供給を通じて得た知見を、ユーザーが求めるタイヤの研究・開発に惜しみなく生かしています。

クムホのおすすめタイヤは静粛性にすぐれた低燃費タイヤ「ECOWING ES31」

クムホのタイヤすぐれた低燃費性能とウェット性能を両立して静粛性を高めたクムホ ECOWING ES31

クムホのECOWING ES31は、低燃費性能とウェット性能を高いレベルで両立し、静粛性にもすぐれたエコタイヤです。快適な乗り心地と経済性を兼ね備え、日常使いに扱いやすい一本です。

【タイヤメーカーランキング:11位】トーヨータイヤ(東洋)/日本~社名に「タイヤ」が入る唯一の日本メーカー

トーヨータイヤのロゴ走破性にすぐれたオールテレーンタイヤで知られるトーヨータイヤ

トーヨータイヤは1945年、東洋ゴム化工と平野護謨製造所が合併して東洋ゴム工業として設立されました。1953年に兵庫県伊丹市で自動車用タイヤの生産を開始し、1966年には業界に先駆けて米国に販売会社を設立。2019年に社名を現在の「TOYO TIRE(株)」へ変更しています。かつては世界トップ10入りしていましたが、中国勢の急成長でセイルンがトップ10入りしたことにともない、2024年の売上(約34億ドル規模)を基にしたランキングでは11位となりました。とはいえ北米市場を軸に高収益を維持しており、実力は健在です。

乗用車・トラック・バス用タイヤをはじめ自動車用ゴム製品を手掛け、「TOYO TIRE」「NITTO」の2ブランドを軸に事業を展開。北米売上が全体の半分以上を占め、SUV・ライトトラック向けの「OPEN COUNTRY」が主力となっています。

トーヨータイヤのおすすめタイヤは本格派オールテレーンの「OPEN COUNTRY A/T」

トーヨータイヤのタイヤオンロードもオフロードも走破するオールテレーンタイヤ OPEN COUNTRY A/T

トーヨータイヤのOPEN COUNTRY A/Tは、オンロードもオフロードも走破する本格オールテレーンタイヤです。スノーフレークマークを取得しており、悪路走行だけでなく雪道でも性能を発揮します。デザイン性も高く、ホワイトレターで足元のドレスアップにも一役買うタイヤです。

【タイヤメーカーランキング:10位】セイルン(SAILUN)/中国~ついに世界トップ10入りを果たした急成長メーカー

セイルンのロゴ乗用車・トラックだけでなくレース用タイヤも手掛ける中国のセイルン

中国のタイヤメーカー、セイルンは2002年11月に設立され、翌年に生産ラインを稼働させました。オールスチール製のエンジニアリングタイヤやジャイアントタイヤの試作に相次いで成功し、2015年には専用工場を設立するなど着実に頭角を現してきました。そして2024年の売上は約44億ドル規模、前年比21%という驚異的な伸びを記録し、日本のトーヨータイヤを抜いて初めて世界トップ10入りを果たしました。生産・販売量ともに過去最高を更新しています。

低価格ながら米国・カナダの安全基準を上回る品質を実現し、乗用車用のほかトレーラー用・オフロード用・特殊用途向けトラックタイヤなどを幅広く展開。転がり抵抗と摩耗を抑える独自の液相混合技術「EcoPoint3」を武器に、ベトナムやカンボジアの新工場を活用して関税リスクを回避しつつ、北米・欧州の補修市場でシェアを伸ばしています。

セイルンのおすすめタイヤは需要が高まるSUV専用の「SV57」

セイルンのタイヤ快適性とロングライフでSUVの走行をアシストするセイルンのSV57

セイルンのSV57は、SUVの走行を安定させるタイヤです。静粛性が高く快適なドライビングを実現し、ウェット・ドライ双方の性能にすぐれ、摩耗性能も高いためロングライフを実現しています。

【タイヤメーカーランキング:9位】ZCラバー/中国~中国最大の自動車用タイヤメーカー

ZCラバーのロゴZCラバーは中国最大のタイヤメーカー

中国のZC Rubber(ZCラバー/中策ゴム)は1958年に杭州ゴム工場として設立され、中国最大手のタイヤメーカーへと成長しました。数度の社名変更を経て、米国・タイ・ブラジル・ドイツに拠点を設け、2021年には欧州テクニカルセンターを開設。2024年のタイヤ売上は約52億ドル規模で前年比9%増、中国メーカーとして世界9位を維持しています。2024年には独自技術プラットフォーム「天工」「天璣」を発表し、2025年6月には上海証券取引所へ上場するなど、飛躍の局面を迎えています。乗用車用のほか、オートバイ・トラック・自転車・トラクター用タイヤなどを製造しています。

ZCラバーのおすすめタイヤはコンフォート性の高い「RodeMax G-118」

ZCラバーのタイヤコンフォート性能の高いツーリングタイヤ ZCラバーのRodeMax G-118

ZCラバーのRodeMax G-118は、高い静粛性と心地よい乗り心地を備えたコンフォートツーリングタイヤです。操縦安定性にすぐれ、安定したハンドリングとコーナリングを実現。燃費性能も良好で、快適な走行ができます。

【タイヤメーカーランキング:8位】ヨコハマ(横浜ゴム株式会社)/日本~100年以上の歴史を持つ日本のタイヤメーカー

ヨコハマのロゴ100年以上の歴史を持つ老舗タイヤメーカーのヨコハマ

  • ジャパンモビリティショー2025のヨコハマタイヤブースジャパンモビリティショー2025のヨコハマタイヤブース
  • ヨコハマのサステナブルコンセプトタイヤの説明ヨコハマのサステナブルコンセプトタイヤの説明
  • ヨコハマのサステナブルコンセプトタイヤヨコハマのサステナブルコンセプトタイヤ

「ヨコハマタイヤ」で知られる横浜ゴム株式会社は、東京に本社を置くタイヤメーカーです。1917年に横浜電線製造と米BFグッドリッチの合弁会社として設立され、1969年には米国に進出。バージニア州セーラムやミシシッピ州ウエストポイントに製造拠点を持ちます。2024年のタイヤ売上は約65億ドル規模で世界8位。ブランド価値の伸びはトップ10で最速とされ、ホイールを含め「ADVAN」の知名度も高く、日本では「ADVANといえばヨコハマ」という強いブランド力を誇ります。

近年は事業拡大が目覚ましく、2023年に買収したトレルボルグ・ホイールシステムズを「ヨコハマTWS」として統合し、2024年業績に本格反映。さらに2025年2月には、グッドイヤーのOTR(オフザロード)タイヤ事業を約9億500万ドルで取得し、鉱山・農業・産業向けの高収益セグメントを一気に強化しました。

ヨコハマのおすすめタイヤは静粛性と乗り心地にすぐれた「ADVAN dB V552」

ヨコハマのタイヤ驚くほどの静粛性と快適な乗り心地のADVAN dB V552

ヨコハマのADVAN dB V552は、驚くほど高い静粛性となめらかで快適な乗り心地を実現したコンフォートタイヤです。ウェットグリップ性能も高く、雨の日の安心感があります。dBコンパウンドが燃費性能にも貢献しています。

【タイヤメーカーランキング:7位】ハンコック/韓国~日本でも多くの新車装着タイヤに採用される

ハンコックのロゴアジアでも上位のタイヤメーカー、ハンコック

ハンコック(Hankook Tire&Technology)は1941年に韓国で設立されたタイヤメーカーです。ソウルに本社を置き、ヨーロッパ・アメリカ・中国に地域本社を構え、研究開発センターは韓国の中央研究所を含む4か所、生産工場は韓国・中国に各2か所とハンガリーの計5か所にあります。2024年のタイヤ売上は約68億ドル規模で世界7位。EV専用ブランド「iON」を軸に、ポルシェやBMW、シャオミなどプレミアムEV向けのOE供給を強め、EVタイヤが乗用車用販売の約27%を占めるまでになりました。ル・マン24時間やニュルブルクリンク24時間など、モータースポーツへの供給にも積極的です。

ハンコックのおすすめタイヤはすぐれた走行性能と上質な乗り心地の「Ventus Prime4」

ハンコックのタイヤワンランク上の走行を体験できるハンコックのVentus Prime4

ハンコックのVentus Prime4は、高い静粛性と快適な乗り心地を実現したタイヤです。ウェットブレーキング性能にすぐれ、濡れた路面でも安心感が違います。3Dトレッド技術により、乾いた路面でもスムーズなハンドリング性能を発揮します。

【タイヤメーカーランキング:6位】住友ゴム/日本~ダンロップとファルケンを手掛ける世界有数のメーカー

住友ゴムのロゴDUNLOPやFALKENを手掛ける住友ゴム

  • ジャパンモビリティショー2025のダンロップブースジャパンモビリティショー2025のダンロップブース
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住友ゴムは、ダンロップやファルケンなどのタイヤやスポーツ用品を手掛ける、神戸市に本社を置く企業です。1909年に英国ダンロップの日本工場として設立され、日本初のチューブレスタイヤやラジアルタイヤの生産を手掛けました。1983年に英ダンロップから経営面で独立し、2005年にはファルケンタイヤを統合しています。2024年のタイヤ売上は約69億ドル規模で世界6位。売上ではわずかの差でピレリに次ぐ位置となりました。

2025年5月には、グッドイヤーが保有していた欧米・オセアニア地域の「ダンロップ」商標権を約7億3,500万ドルで取得。これにより地域ごとに分かれていたダンロップブランドを統合し、世界規模でのプレミアム戦略を進めやすくなりました。北海道の名寄・旭川にテストコースを持ち、スタッドレスをはじめ冬タイヤの開発にも強みを発揮しています。

住友ゴムのおすすめタイヤはダンロップのコンフォートタイヤ「LE MANS V+」

住友ゴムのタイヤみんカラパーツオブイヤーのコンフォート部門で殿堂入りしたダンロップのLE MANS V+

ダンロップのLE MANS V+は、振動が少なくなめらかで快適な乗り心地と、すぐれた静粛性で心地よい室内空間を実現するコンフォートタイヤです。ウェット性能