マッドテレーンタイヤの特徴

マッドテレーンタイヤの特徴とメーカー別おすすめ商品

マッドテレーンタイヤの特徴をノーマルタイヤと比較しながら紹介。SUVやピックアップトラックへのドレスアップ効果抜群で、オフロード走行に特化し、雪道でも走行できるブリヂストンやダンロップ、グッドイヤーなどの国内外の有名メーカーが製造する6つのおすすめ商品の魅力についても取り上げます。

マッドテレーンタイヤの特徴とメーカー別おすすめ商品

マッドテレーンタイヤとは?ノーマルタイヤとの違いやメーカー別商品の特徴

M/TあるいはT/Mなどのアルファベットが、商品名にも付けられる「マッドテレーンタイヤ」の特徴を、ノーマルタイヤと比較しながら紹介します。

オフロード走行に特化するマッドテレーンタイヤは、ゴツゴツ感がワイルドで、トヨタのランドクルーザーやランドクルーザープラド、三菱のパジェロやスズキのジムニーなど本格的なオフロードカーのエクステリアの引き立て効果も抜群です。

そんな、マッドテレーンタイヤのメーカー別おすすめ商品の特徴についても取り上げます。

マッドテレーンタイヤの特徴とノーマルタイヤとの違い

代表的なマッドテレーンタイヤマッドテレーンタイヤはオフロード走行に特化したタイヤ

マッドテレーンタイヤとは、オフロード走行に特化したタイヤです。同タイヤは、軍用車のタイヤとして開発された経緯があり、岩場・砂地・砂利など整備されていない路面も含めたあらゆる環境下で、安定した走りを実現する能力を持ちます。

マッドテレーンタイヤの構造的特徴は、ブロックと呼ばれる、コの字型などの独立した溝を多数もうけている事です。そのブロックの立体構造により、ノーマルタイヤでは、滑りやすい悪路でも強いグリップ力を発揮します。また、岩などの固いものにぶつかっても、ダメージを受けにくい頑丈設計も施します。

同タイヤは、スタッドレスタイヤほどの効果は発揮しませんが、アイスバーンなどの滑りやすい路面状況以外では、雪道でもある程度は走行可能です。

タイヤ表面に、多数の溝を設ければ、路面との設置面は少なくなります。その影響は、舗装された道路では、加速性や静粛性、燃費の悪化に結びつきます。

マッドテレーンタイヤ・メーカ別のおすすめ商品の特徴

マッドテレーンタイヤを製造する、ブリヂストンやグッドイヤーなどの国内外の有名メーカー別、おすすめ商品の特徴を紹介します。

ブリヂストン|DUELER M/T 674

ブリヂストン DUELER M/T 674のタイヤDUELER M/T 674はオンロードの静粛性や乗り心地も考えられ開発されている

ブリヂストンの「DUELER M/T 674」は、高い機能性と迫力のあるサイドデザインが魅力的なSUV専用設計のタイヤです。

同タイヤは、ショルダー部に3Dブロックを採用し、立体加工を施したラグ溝とバットレスを組み合わせることで、オフロード走行時での操作性や駆動力、耐久性をアップさせ、オンロードでの静粛性と乗り心地を向上させます。

「DUELER M/T 674」は、ガットやリムガード等のパーツに、スーパーコンピューターなどを用いて特殊構造を与え、求められる走行シーンでの、快適性や安全性を飛躍させます。

リム径 タイヤサイズ
15インチ LT235/75R15 104/101Q
LT215/75R15 100/97Q
33×12.50R15LT 108Q
30×9.50R15LT 104Q
16インチ LT265/75R16 112/109Q
LT225/75R16 110/107Q
LT235/85R16 108/104S
185/85R16 105/103L LT

ダンロップ|GRANDTREK MT2

ダンロップ GRANDTREK MT2のタイヤGRANDTREK MT2はタイヤが破裂し難いチューブレスタイプ

ダンロップの「グラントレックエムティーツー」は、放熱効果が高い・バースト(破裂)しにくいなどのメリットがあるチューブレスタイプです。

同タイヤでは、舗装された道路での走行性も重視した「ワイドタイプ」と、オフロード走行に特化しマッド性能に優れた「ナロータイプ」の2タイプを用意します。

両タイプともに、全天候オールシーズン対応のM+S仕様で、サマー性能に浅い雪での雪道走行を可能とするウィンター性能も加わります。

ナロータイプのタイヤサイズ
リム径 タイヤサイズ
16インチ 7.00R16 8PR
7.50R16 6PR
LT235/85R16 108/104Q
LT255/85R16 112/109Q
ワイドタイプのタイヤサイズ
リム径 タイヤサイズ
16インチ 265/70R16 112Q
LT225/75R16 103/100Q
LT245/75R16 108/104Q
LT265/75R16 112/109Q
LT285/75R16 116/113Q

YOKOHAMA|GEOLANDAR M/T G003

YOKOHAMA GEOLANDAR M/T G003のタイヤGEOLANDAR M/T G003は新技術により高い耐久性を持つ

YOKOHAMAの「ジオランダー・エムティジーゼロゼロサン」は、15インチ・16インチ・17インチ・18インチ・20インチと幅広くサイズ展開を行っています。

同タイヤは多くの新技術を導入する事で、耐久性・耐摩耗性を徹底して追求し、岩石路面などのあらゆるフィールドでのオフロード性能を飛躍させながらも、一般道を走行する際の静粛性を実現させます。また、耐摩耗性・耐サイドカット性をアップさせることで長寿命を達成します。

リム径 タイヤサイズ
15インチ 30×9.50R15 LT 104Q
31×10.50R15 LT 109Q
32×11.50R15 LT 113Q
33×12.50R15 LT 108Q
35×12.50R15 LT 113Q
16インチ LT305/70R16 124/121Q
LT225/75R16 115/112Q
LT245/75R16 120/116Q
LT265/75R16 123/120Q
LT285/75R16 126/123Q
LT315/75R16 127/124Q
175/80R16 91S
185/85R16 105/103LT
LT235/85R16 120/116Q
6.50R16 LT 97/93Q
17インチ LT265/70R17 121/118Q
LT255/75R17 111Q
33×12.50R17 LT 120Q
35×12.50R17 LT 121Q
37×12.50R17 LT 124Q
18インチ 35×12.50R18 LT 123Q
20インチ 35×12.50R20 LT 121Q
37×12.50R20 LT 126Q

TOYO TIRES|OPEN COUNTRY M/T

TOYO TIRES OPEN COUNTRY M/Tのタイヤオフロードの走破性と高い耐久性を両立したパフォーマンスの高いマッドテレーンタイヤ

15インチ、16インチ、17インチをラインナップしたトーヨータイヤのマッドテレーンタイヤ「オープンカントリー M/T」はオフロードの走破性と高い耐久性を両立した信頼性の高いモデルです。

SUVをアグレッシブなスタイルに変えてくれるデザイン性の高さも評価されているモデルで、どのようなホイールデザインにもマッチします。

中央のトレッドデザインにはオンロード性能が高いディープサイプ(ブレーキ性能に関係する)とテーパーブロック(タイヤが地面にパワーを伝えるトラクション性能に関係する)を配置しているため、舗装路にも対応できるマッドテレーンタイヤです。

リム径 タイヤサイズ
15インチ 33X12.50 R15 LT 108
33X10.50 R15 LT 114P
16インチ LT255/85R16 123P
LT235/85R16 120P
LT315/75R16 121P
LT285/75R16 126P
LT265/75R16 123P
LT245/75R16 120P
LT305/70R16 124P
17インチ LT265/70R17 121P

TOYO TIRES|OPEN COUNTRY R/T

TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/Tのタイヤデザイン性が評価され2016年度のグッドデザイン賞を受賞したOPEN COUNTRY R/T

トーヨータイヤの「オープンカントリー・アールティー」は、2016年度グッドデザイン賞を受賞した、
オフロード性能とオンロードタイヤ性能を両立させた新カテゴリーに分類されるタイヤです。

同タイヤは、マッドテレーンタイプとオンロード走行でも効果を発揮するオールテレーンの特長を兼ね備えたハイブリッドタイヤ、「ラギットテレーン」に分類されます。

オープンカントリー・アールティーは、タイヤのセンター部には、オールテレーンの機能性を与え、その両サイドのショルダー部ではスリット溝の容積を広くするマッドテレーンの特徴を与えます。

同タイヤは、ワイドショルダースリットやストーンイジェクター、L型連結ブロックなどの技術を導入し、剛性の強化・ノイズの低減・オンロードでの耐摩耗性能のアップ・更なる走行安定性を実現させます。

リム径 タイヤサイズ
12インチ 145/80R12 80/ 78N
15インチ 165/60R15 77Q
16インチ 185/85R16 105/103L LT

BF GOODRICH|MUD‐TERRAIN T/A KM2

BF GOODRICH MUD‐TERRAIN T/A KM2のタイヤタイヤ側面のホワイトレターが特徴的なMUD‐TERRAIN T/A KM2

グッドリッチの「マッドテレーンT/A KM2」は、過酷なオフロードでの使用を想定して設計された、ドレスアップ効果の高いタイヤです。

同タイヤは、ロッククローリング競技で培われた技術である「Krawler-TEKシステム」を積極的に導入して、ドライバーの本格的なオフロード走行をサポートします。

タイヤ表面には、泥詰まり防ぎ・ノイズ軽減にも効果的な「セルフ クリーニング トラクションバー」や、オフロード走行時には障害物を包むようにしてグリップ力を向上できる「リニアフレックスゾーン」といった特殊加工を施します。

「マッドテレーンT/A KM2」は、パンクや外傷からトレッドやサイドウォールを守り、タイヤを更に強靭にするために「3プライ ポリエステルカーカス(Tri Gard構造)」を採用します。

リム径 タイヤサイズ
15インチ 30×9.50R15 LT 104Q
31×10.50R15 LT 109Q
32×11.50R15 LT 113Q
33×10.50R15 LT 114Q
33×12.50R15 LT 108Q
35×12.50R15LT 113Q
LT215/75R15 100/97Q
LT235/75R15 104/101Q
16インチ LT225/75R16 110/107Q
LT235/70R16 104/101Q
LT235/85R16 120/116Q
LT245/75R16 120/116Q
LT255/70R16 115/112Q
LT255/85R16 123/120Q
LT265/75R16 123/120Q
LT285/75R16 126/123Q
LT305/70R16 118/115Q
LT315/75R16 121Q
17インチ 35×12.50R17LT 119Q
37×12.50R17LT 124Q
LT245/70R17 119/116Q
LT255/75R17 111/108Q
LT255/80R17 121/118Q
LT265/70R17 121/118Q
LT285/70R17 121/118Q
LT285/75R17 121/118Q
LT305/65R17 121/118Q
LT305/70R17 121/118Q
18インチ 35×12.50R18 LT 118Q
37×12.50R18 LT 123Q
LT285/70R18 127/124Q
LT305/60R18 121/118Q

GOOD YEAR|WRANGLER MT/R with Kevlar

GOOD YEAR WRANGLER MT/R with Kevlarのタイヤ高強度素材を使用し耐パンク性が高いWRANGLER MT/R with Kevlar

グッドイヤーの「ラングラーエムティーアール ケブラー」は、米国のデュポン社が開発した高強度素材「ケブラー」を、サイドウォール内部に搭載し、岩山などを走破する際の耐パンク性を向上させ、よりパワフルで駆動力の優れた走りをサポートするタイヤです。

高強度素材ケブラーは、ナイロンやポリエステルと比較すれば、約2倍の引張強度を誇ります。耐熱性・非導電・非研磨性などにも優れる同素材に、サイドウォール部のブライを3層構造とする「3ブライサイドウォール」を組み合わせることで、岩場などのハードな路面に対する耐パンク性能はアップします。

「ラングラーエムティーアール ケブラー」は、非対称トレッドパターンやマッドフローグループ、トラクションブロックなどの新開発トレッドデザインを導入し、路面状況に影響されないパワフルな走りを達成します。

同タイヤは、ウェット状態に強く耐摩耗性にも優れる、シリカ配合のトレッドコンパウンドを採用します。そのため、路面が濡れている状況下であっても、高いグリップ力が発揮されます。

リム径 タイヤサイズ
15inch 31×10.50R15 109Q
32×11.50R15 113Q
35×12.50R15 113Q
16inch 265/70R16 112Q
LT245/75R16 120Q
LT265/75R16 123Q
LT285/75R16 126Q
LT315/75R16 121Q
LT235/85R16 120Q

マッドテレーンタイヤにした際には空気圧調整が必要

マッドテレーンタイヤへとカスタマイズする際には、タイヤのサイズ変更が行われるケースが多々あり、またLTタイヤへと変更となることも多いことから適正な空気圧へと調整する必要があります。

空気圧はタイヤが車を支えることができる最大負荷能力と関わっていて、サイズ変更を行えば、タイヤ規格で設定されるロードインデックスと呼ばれる数値と、空気圧の対応表を参考にして、純正タイヤに設定される最大負荷に合わせて空気圧調整を行うことで、ベストな走りが実現されます。

マッドテレーンタイヤはこまめなメンテナンスチェックが必要

マッドテレーンもゴム製のタイヤであるため、寿命はあります。

タイヤの寿命は、紫外線による劣化あるいは経年硬化、サイドウォールに入るヒビなどです。マッドテレーンタイヤを装着するオフロードカーは、重量があり、四輪駆動がほとんどで、過酷な走行シーンによっても摩耗しやすく、ロードタイヤと比較すれば、摩耗限界に、達しやすく寿命は短くなりがちです。

そのため、少しでもマッドテレーンタイヤの寿命を延ばすためには、こまめに空気圧を調整するなどのメンテナンスが大切です。

マッドテレーンタイヤはSUV人気でニーズが高まる

マッドテレーンタイヤは、SUVやピックアップトラックとの相性の良いタイヤです。

SUVは世界的なブームです。日本も例外ではありません、ビジネスチャンスを狙って、国内外の自動車メーカーは、積極的にSUVをラインアップさせています。2017年、日本市場で13年振りにトヨタのピックアップトラック「ハイラックス」が復活しました。

そういった諸条件が整いつつあるため、マッドテレーンタイヤのニーズも高まっています。本格的にはオフロードは、楽しまないという方も、自身のSUVやピックアップトラックを、ワイルドにドレスアップできる「マッドテレーンタイヤ」を利用しています。