エコタイヤの特徴

エコタイヤとは おすすめ低燃費タイヤブランド12選と選び方を解説

低燃費タイヤの選び方で迷ったらこの記事を読んでください。転がり抵抗の等級(AAA〜A)とウェットグリップ(a〜d)の意味、燃費改善の具体的な効果、ブランドごとの特徴と向いているユーザー像を解説しています。アジアンタイヤから国産・欧州プレミアムまで12ブランドを比較します。

エコタイヤとは おすすめ低燃費タイヤブランド12選と選び方を解説

エコタイヤは環境にもお財布にも優しいタイヤ

低燃費性能に優れたエコタイヤは、ガソリンを燃やす際の二酸化炭素(CO2)の排出量を削減できることから、環境にやさしいタイヤと言われています。また、少ない燃料でより長い距離を走ることができるため、ガソリンの使用量を減らして燃料費を抑えられるほか、ハイブリッド車や電気自動車(EV)への装着では一充電あたりの航続可能距離がより長くなります。

ただし、エコタイヤは万能ではありません。転がり抵抗を下げるほどウェットグリップ(濡れた路面での制動力)が落ちやすく、普通のタイヤに比べると雨天時に滑りやすくなる場合があります。また同じメーカー・サイズの場合、普通のサマータイヤよりも価格が高くなる傾向があります。「燃費改善のためにタイヤを換えれば元が取れるか」は走行距離と価格差次第であるため、年間走行距離が少ない方は費用対効果を慎重に検討することをおすすめします。

エコタイヤが燃費を良くするしくみとその効果

車が走る際、車体にかかる空気抵抗や加速抵抗のほか、タイヤにかかる転がり抵抗などの走行抵抗が大きければ大きいほど、たくさんのエネルギーが必要になります。

転がり抵抗とは、タイヤに対して進行方向の逆向きにかかる抵抗のことで、主な要因は「タイヤの変形」「接地摩擦」「空気抵抗」の3つです。中でも、タイヤの変形が最も高い割合を占めます。

タイヤの運動エネルギーと転がり抵抗

タイヤが変形すると、運動エネルギーが無駄に熱として消費されるヒステリシスロス(エネルギー損失)が発生します。このロスを抑えるため、エコタイヤには発熱量が少なく路面での摩擦力の高いシリカ(二酸化ケイ素)がゴムの配合剤に使われています。

JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)によると、一般市街地の走行でタイヤの転がり抵抗を20%減らした場合、燃費は約2%向上します。たとえば燃費10km/Lの車でエコタイヤに交換した場合、燃費が約10.2km/Lに改善される計算です。年間1万km走行し、ガソリン代を175円/Lと仮定すると、年間で約1,700円程度のガソリン代削減が見込めます。タイヤ1本あたり数千円の価格差があることを考えると、燃費メリット単体での回収に時間がかかる場合もある点は押さえておきましょう。ただし走行距離が多い方ほど節約効果は大きく積み上がります。

エコタイヤの燃費向上の仕組みと効果
走行抵抗の種類 空気抵抗、加速抵抗、タイヤの転がり抵抗
転がり抵抗の主な要因 タイヤの変形(最も大きい)、接地摩擦、空気抵抗
転がり抵抗の影響 タイヤ変形によるヒステリシスロス(運動エネルギーが熱に変わり損失)
エコタイヤの特徴 発熱量が少なく路面での摩擦力が高いシリカ(二酸化ケイ素)をゴム配合に使用
燃費への効果 転がり抵抗を20%減らすと、一般市街地走行で燃費約2%向上(JATMA調べ)
注意点 転がり抵抗を下げるほどウェットグリップ(雨天制動力)が落ちやすい。普通タイヤより価格が高い傾向

低燃費タイヤは転がり抵抗性能とウェット性能に優れたエコタイヤ

エコタイヤと一口に言っても、メーカーやサイズによって性能がバラバラで分かりにくいため、JATMAでは優れた性能のタイヤを「低燃費タイヤ」と定め、統一マークとともに等級を表示しています。

タイヤの統一マーク

タイヤは通常、転がり抵抗が小さければ小さいほど滑りやすくなります。安全性を確保するため、転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を組み合わせた等級制度(グレーディングシステム)を導入しており、転がり抵抗性能がA/AA/AAAかつウェットグリップ性能がa〜dのタイヤを低燃費タイヤとしています。転がり抵抗の等級は1段階上がるごとに燃費が約1%改善されるとされています。

例えば、転がり抵抗性能「AA」、ウェットグリップ性能「c」のタイヤを低燃費タイヤとし、次のように低燃費タイヤの統一マークと等級が併記されます。

統一マーク付きのタイヤのグレーディングシステム

一方、転がり抵抗性能「B」、ウェットグリップ性能「b」のタイヤは低燃費タイヤに該当しないため、等級のみの表記とし、低燃費タイヤの統一マークは表示されません。

統一マークのないグレーディングシステム

なお、2023年1月からは車外騒音に関する新たな自主表示制度「低車外音タイヤ」も開始されています。UN R117-02(国連規制)が定める車外騒音基準値を満たす製品がこの表示を持ちます。タイヤ選びの際は、低燃費タイヤのラベルに加えて、この低車外音タイヤ表示も参考にするとより総合的な選択ができます。

低燃費タイヤのラベリング制度には、次のようなタイヤメーカーが参画しています。

低燃費タイヤに参画するタイヤメーカー

  • ブリヂストン
  • 住友ゴム
  • 横浜ゴム
  • トーヨータイヤ
  • 日本ミシュランタイヤ
  • 日本グッドイヤー
  • ハンコックタイヤジャパン
  • クムホタイヤジャパン
  • ナンカンタイヤ
  • オートバックスセブン
  • ピレリジャパン
  • ネクセンタイヤ
  • マキシスインターナショナルジャパン
低燃費タイヤの性能基準
低燃費タイヤの定義 転がり抵抗性能(A/AA/AAA)とウェットグリップ性能(a〜d)の組み合わせによる等級制度を満たしたタイヤ
転がり抵抗性能の等級 AAA(最高)・AA・A・B・C(最低)の5段階。低燃費タイヤはAAA〜Aのみ
ウェットグリップ性能の等級 a(最高)・b・c・d(最低)の4段階。低燃費タイヤはa〜d全て対象
低燃費タイヤの例 転がり抵抗性能「AA」、ウェットグリップ性能「c」→ 統一マーク付きで低燃費タイヤと表示
低燃費タイヤに該当しない例 転がり抵抗性能「B」、ウェットグリップ性能「b」→ 統一マークなし、等級のみ表記

低燃費タイヤグレードは要チェック!おすすめのエコタイヤブランド12選

エコタイヤは国内タイヤメーカーのみならず、欧米のトップブランドや価格の安いアジアンタイヤメーカーもラインナップしています。各ブランドの特徴・低燃費タイヤグレード・向いているユーザー像を比較して解説します。

ブリヂストン「ECOPIA(エコピア)」シリーズは安全性と経済性を両立する「車種別専用」低燃費タイヤをラインナップ

ブリヂストンのエコピア新車装着タイヤとしても多くの自動車メーカーに採用されるブリヂストンのエコピア

BRIDGESTONEのエコピアシリーズは、セダン・クーペ・ミニバン・コンパクト・軽ハイト・EV車などの乗用車のほか、VAN・小型トラック・バス用タイヤなどの幅広い車種に対応しています。車種専用設計のラインナップが充実しているため、自分の車種に合ったタイヤを選びやすく、新車装着タイヤとして多くの自動車メーカーに採用されている実績もあります。「ブランドの信頼感を重視しつつ、自分の車に最適なタイヤを選びたい」という方や、「燃費と安全性のバランスを国産大手で揃えたい」という方に向いています。

ブリヂストン「ECOPIA(エコピア)」シリーズの特徴
シリーズ名 ECOPIA(エコピア)
特徴 安全性と経済性を両立した「車種別専用」低燃費タイヤをラインナップ
対応車種 セダン、クーペ、ミニバン、コンパクト、軽ハイト、EV車、VAN、小型トラック、バスなど幅広い
新車装着実績 多くの自動車メーカーで採用されている
向いている人 国産大手の信頼感を重視する方、車種専用設計から選びたい方

ダンロップ「ENASAVE(エナセーブ)」シリーズは地球環境にこだわった最高グレードのフラッグシップタイヤを設定

ダンロップのENASAVEDUNLOPのエナセーブは、省エネの「エナジーセーブ」と自然保護の「ネイチャーセーブ」の想いを込めた低燃費タイヤブランド

住友ゴム工業のDUNLOPブランドによるエナセーブシリーズは、スタンダードタイヤとミニバン専用タイヤのほか、フラッグシップタイヤとして低燃費タイヤグレードAAA/cの「PREMIUM」と最高グレードAAA/aを実現した「NEXTIII」をラインナップしています。「長持ちする低燃費タイヤを求めている」「価格と性能のバランスが取れた国産タイヤを選びたい」という方に向いているブランドです。ECシリーズは耐摩耗性能を高めてロングライフを実現しており、交換頻度を抑えてトータルコストを下げたいオーナーから支持されています。

ダンロップ「ENASAVE(エナセーブ)」シリーズの特徴
シリーズ名 ENASAVE(エナセーブ)
ブランドコンセプト 省エネの「エナジーセーブ」と自然保護の「ネイチャーセーブ」を融合した低燃費タイヤ
ラインナップ スタンダードタイヤ、ミニバン専用タイヤ、フラッグシップタイヤ
フラッグシップモデル AAA/cの「PREMIUM」と最高グレードAAA/aの「NEXTIII」
向いている人 ロングライフでコスパ重視の方、国産メーカーでトータルコストを抑えたい方

ヨコハマ「BluEarth(ブルーアース)」シリーズはスタンダードからグランドツーリングまで目的別に選べる人や社会に優しいタイヤ

ヨコハマのBluEarth「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」がテーマのヨコハマのブルーアース

国内メーカーの中でいち早く低燃費性能に着目したYOKOHAMAのブルーアースシリーズは、AAAグレードを取得したスタンダードタイヤ「AE-01F」をはじめ、ミニバン専用や軽ハイトワゴン専用などの低燃費タイヤを幅広くラインナップしています。グランドツーリングタイヤやクロスオーバーSUV専用タイヤも展開しており、スポーティな走りから日常の快適走行まで用途別に選べる幅の広さが特徴です。「新車装着タイヤでも採用実績があり、ブランドへの信頼がある」「低燃費と燃費改善を重視しながら、乗り心地も確保したい」という方に向いています。

ヨコハマ「BluEarth(ブルーアース)」シリーズの特徴
シリーズ名 BluEarth(ブルーアース)
テーマ 環境性能の向上と人・社会に優しいタイヤの開発
主なラインナップ AAAグレード取得のスタンダードタイヤ「AE-01F」、ミニバン専用、軽ハイトワゴン専用タイヤ
その他の商品 グランドツーリングタイヤ、クロスオーバーSUV専用タイヤなど幅広く展開
向いている人 幅広い用途・車種から目的別に選びたい方、新車装着実績ブランドを選びたい方

トーヨータイヤ「NANOENERGY(ナノエナジー)」シリーズはナノレベルの設計によって最高の低燃費タイヤグレードを実現

トーヨータイヤのNANOENERGY「ナノバランステクノロジー」によって最高グレードの転がり抵抗性能を実現するトーヨータイヤのナノエナジー

TOYO TIRESのナノエナジーシリーズは、ナノレベルでゴム材料設計を制御する独自の「ナノバランステクノロジー」を駆使して開発されています。2012年発売のセダン専用「NANOENERGY0」が国内販売初の最高グレードAAA/aを達成したほか、コンパクト専用「NANOENERGY3」、ウェットグリップ性能を高めたセダン・スポーティ用「NANOENERGY3 PLUS」をラインナップしています。また3代目シエンタの新車装着タイヤとして「NANOENERGY J67」が採用されるなど、OEタイヤとしての実績も豊富です。「転がり抵抗性能の最高グレードにこだわりたい」「低燃費を技術面から追求したい」という方に向いています。

トーヨータイヤ「NANOENERGY(ナノエナジー)」シリーズの特徴
シリーズ名 NANOENERGY(ナノエナジー)
特徴 ナノバランステクノロジーにより最高グレードの転がり抵抗性能を実現
代表モデル セダン専用「NANOENERGY0」 – 国内初の最高グレードAAA/a達成(2012年)
その他ラインナップ コンパクト専用「NANOENERGY3」、ウェットグリップ強化版「NANOENERGY3 PLUS」
向いている人 転がり抵抗の最高グレードにこだわる方、技術主導のタイヤを選びたい方

ミシュラン「ENERGY SAVER(エナジーセイバー)」シリーズは低燃費性能に加えてタイヤに求められるすべての性能をバランスよく備える

ミシュランのENERGY SAVERウェット性能の強化によって雨の日の安心感を追求するミシュランのエナジーセイバー

MICHELINのエナジーセイバーシリーズは、すべてのタイヤ性能において高いパフォーマンスを備えた低燃費タイヤです。最新モデルの「ENERGY SAVER 4」は、従来モデル「ENERGY SAVER+」に対してウェットブレーキング性能と快適性を向上させており、転がり抵抗性能AA〜A・ウェットグリップ性能b〜cを取得しています。また同ブランドの「E・PRIMACY」は転がり抵抗AAAという最高ランクを実現しており、燃費性能を最大限に引き出したいハイブリッド車や低燃費車のオーナーに特に向いています。「欧州プレミアムブランドで、燃費と走行性能のトータルバランスを重視したい」という方の選択肢として定評があります。

ミシュラン「ENERGY SAVER(エナジーセイバー)」シリーズの特徴
シリーズ名 ENERGY SAVER(エナジーセイバー)
特徴 低燃費性能に加え、タイヤに求められる全性能をバランス良く備える
最新モデル ENERGY SAVER 4 – ウェットブレーキング性能と快適性を向上
ラベリング制度評価 転がり抵抗性能:AA〜A、ウェットグリップ性能:b〜c
向いている人 欧州プレミアムブランドで燃費・走行性能のバランスを重視する方

グッドイヤー「EfficientGrip(エフィシェントグリップ)」シリーズは4つの基本性能に優れた車やライフスタイルに合わせて選べるタイヤ

グッドイヤーのEfficientGripしなやかな乗り味や軽快なハンドリングなどの上質な走りにこだわるグッドイヤーのイーグリップシリーズ

GOODYEARのエフィシェントグリップ(E-Grip)シリーズは、低燃費・長持ち・乗り心地・ウェットの4つの性能を高次元で実現したブランドです。グレードAA/c・A/cを実現するスタンダードエコタイヤの最新モデル「EfficientGrip ECO EG02」、心地よい乗り心地の「EfficientGrip Comfort」、全サイズでウェットグリップ性能「a」を実現した「EfficientGrip Performance」の3モデルを展開しています。「しなやかな乗り心地と低燃費を両立させたい」「ウェット安全性にこだわりつつ燃費も改善したい」という方に向いており、ミニバン向けの「EfficientGrip RVF02」はふらつき抑制に特化した専用設計です。

グッドイヤー「EfficientGrip(エフィシェントグリップ)」シリーズの特徴
シリーズ名 EfficientGrip(エフィシェントグリップ)
特徴 低燃費・長持ち・乗り心地・ウェット性能の4つの基本性能に優れる
主なモデル EfficientGrip ECO EG02(AA/c・A/c)、EfficientGrip Comfort(乗り心地重視)、EfficientGrip Performance(全サイズウェットa)
向いている人 乗り心地と低燃費の両立を求める方、ウェット安全性を重視する方

ハンコック「Kinergy eco(キナジーエコ)」シリーズは日本車のニーズに合わせた車種に対応するとともに優れたエコ性能を発揮

ハンコックのKinergy ecoミニバン/軽自動車用のほか新車装着用タイヤにもブランドを展開するハンコックのキナジーシリーズ

HANKOOKのキナジーエコシリーズは、快適性に優れたエコタイヤです。高剛性リブブロックがふらつきを抑制するミニバン専用の「Kinergy eco RV (K425V)」は全サイズでグレード「A/a」を実現しており、転がり抵抗Aでありながらウェットグリップ最高ランクの「a」を達成している点が特徴です。日本専用商品のハイト系軽専用タイヤ「Kinergy Eco 2 (K435)」もラインナップしています。「コストを抑えながら、ウェット安全性も確保したい」「アジアンタイヤに対する心理的ハードルが低く、コスパを優先する」という方に向いているブランドです。

ハンコック「Kinergy eco(キナジーエコ)」シリーズの特徴
シリーズ名 Kinergy eco(キナジーエコ)
特徴 日本車のニーズに合わせた車種対応と優れたエコ性能を発揮
主なモデル Kinergy eco RV (K425V):ミニバン専用、全サイズグレード「A/a」。Kinergy Eco 2 (K435):日本専用ハイト系軽自動車用
向いている人 コスパ重視でウェット安全性も確保したい方、ミニバン・軽自動車オーナー

クムホ「ecowing(エコウィング)ES31」はワンランク上のスタンダード低燃費タイヤとして操縦安定性やロングライフを確保

クムホのecowingクムホはエコウィングとSENSE(センス)の2つのタイヤシリーズに低燃費タイヤを設定

KUMHOのエコウィングES31は、低燃費性能とウェットグリップ性能をバランスよく高めたスタンダード低燃費タイヤです。セダンやワゴン、ミニバン、コンパクトカー、軽自動車などの幅広い車種に対応し、ほとんどのサイズで低燃費グレードA/cを獲得しています。韓国の大手タイヤメーカーによる製品で、「とにかくコストを抑えたいが、低燃費タイヤの基準は満たしたい」「国産メーカーと同等の基本性能を、より安い価格で選びたい」という方の選択肢として一定の評価を得ています。

クムホ「ecowing(エコウィング)ES31」の特徴
シリーズ名 ecowing ES31
特徴 低燃費性能とウェットグリップ性能をバランスよく高めたスタンダード低燃費タイヤ
対応車種 セダン、ワゴン、ミニバン、コンパクトカー、軽自動車など幅広い
低燃費グレード ほとんどのサイズでA/c、一部サイズはA/d
向いている人 コスト最優先でJATMA低燃費タイヤ基準を満たしたい方

オートバックス「Maxrun EVERROAD(マックスランエバーロード)」は幅広い車種に対応する低価格が魅力の低燃費タイヤ

オートバックスのMaxrun EVERROAD国産だからより安心して使用することができるオートバックスのマックスランエバーロード

AUTOBACSマックスランエバーロードは、オートバックスのプライベートブランド低燃費タイヤです。専用ゴムが転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を両立することで、雨の日の安心感を確保しています。軽自動車・コンパクトカー・SUV・セダン・ミニバン等あらゆるタイプの車に対応する13〜18インチをラインナップし、全サイズで低燃費タイヤグレードA/cを獲得しています。実店舗での入手がしやすく、「近所の実店舗でサクッと交換したい」「特定のブランドにこだわらず、確実に低燃費タイヤを選びたい」という方に向いています。

オートバックス「Maxrun EVERROAD」の特徴
シリーズ名 Maxrun EVERROAD
特徴 低価格ながら転がり抵抗性能とウェットグリップ性能を両立したプライベートブランド低燃費タイヤ
対応車種・サイズ 軽〜ミニバンまで幅広い車種、13〜18インチ、全サイズA/c取得
向いている人 実店舗で手軽に交換したい方、ブランド不問でコスパ重視の方

ピレリ「CINTURATO P7 Blue(チントゥラート ピーセブン ブルー)」は省エネや環境に加えて安全性に配慮したグリーンパフォーマンスタイヤ

ピレリのCINTURATO P7 Blue環境に配慮しながら快適さと安全性を確保するピレリのチントゥラートP7ブルー

PIRELLIのチントゥラートシリーズでは、ピレリ初のグリーンパフォーマンスタイヤ「CINTURATO P7」の後継モデルにあたるプレミアムコンフォートタイヤ「CINTURATO P7 Blue」がラベリング制度に対応しています。低燃費グレードAA/aと一部サイズでA/aを獲得しており、欧州ラベリング制度ではウェットグリップ性能A・転がり抵抗性能Aを取得しています。「欧州スポーツカー・プレミアムカーのオリジナル装備タイヤでもあるピレリブランドで、低燃費と高い走行性能を両立したい」という方に向いています。国内の低燃費ラベリングとあわせて欧州基準でも高評価を受けている点が信頼性の裏付けになります。

ピレリ「CINTURATO P7 Blue」の特徴
シリーズ名 CINTURATO P7 Blue(チントゥラート ピーセブン ブルー)
特徴 省エネ・環境配慮に加え、安全性と快適性を両立したグリーンパフォーマンスタイヤ
低燃費グレード AA/a(一部サイズはA/a)
欧州ラベリング性能 ウェットグリップ性能A、転がり抵抗性能A
向いている人 欧州プレミアムブランドで走行性能と低燃費を両立したい方

ネクセン「N Blue HD Plus(エヌブルー エイチディー プラス)」は優れた基本性能によって毎日の走りをさらに快適に

ネクセンのN Blue HD Plus低燃費なエコタイヤをインターナショナルに展開するネクセンのエヌブルーシリーズ

NEXENのエヌブルーHDプラスは、環境に配慮しながら優れた操縦性を実現する低燃費タイヤです。セダン・クーペ・ミニバン・コンパクトカーのほか、ハイブリッド車やEV車にも対応する13〜17インチの一部サイズで、転がり抵抗性能A〜B・ウェットグリップ性能a〜cを取得しています。「韓国の大手メーカーで、クムホとともにアジアンタイヤの中でも信頼性が高い」と評価されており、「コストを抑えながら基本性能のバランスを維持したい」という方に向いています。

ネクセン「N Blue HD Plus」の特徴
シリーズ名 N Blue HD Plus(エヌブルー エイチディー プラス)
特徴 環境配慮と優れた操縦性を両立した低燃費タイヤ
性能 転がり抵抗性能:A〜B、ウェットグリップ性能:a〜c
対応車種・サイズ セダン、クーペ、ミニバン、コンパクト、ハイブリッド車、EV車、13〜17インチ(一部サイズ)
向いている人 アジアンタイヤの中で信頼性とコストのバランスを取りたい方

マキシス「ME3(エムイースリー)」は日本国内のラベリングのみならず欧州タイヤラベリングにおいて優れた等級評価を取得

マキシスのME3高次元のドライパフォーマンスとウェットパフォーマンスを両立するマキシスのME3 Mecotra

台湾No.1タイヤメーカーMAXXISのME3 Mecotraは、転がり抵抗低減技術により燃費性能を改善したパフォーマンスラジアルタイヤです。14〜15インチの全サイズにおいて、国内ラベリング等級AA/bを取得しているほか、欧州タイヤラベリング制度でもBBを取得しています。国産メーカーの同クラス品と比較するとサイズのラインナップが14〜15インチに限られる点に注意が必要ですが、「対応サイズの車に乗っており、国産以上の低燃費グレードを手頃な価格で選びたい」という方に向いているタイヤです。

マキシス「ME3(エムイースリー)」の特徴
シリーズ名 ME3 Mecotra
メーカー MAXXIS(マキシス)
特徴 転がり抵抗低減技術による燃費改善。静粛性と乗り心地にも配慮
対応サイズ 14〜15インチ(全サイズ)
国内ラベリング等級 AA/b
欧州タイヤラベリング等級 BB
向いている人 14〜15インチ対象車で、国産以上の低燃費グレードを手頃な価格で選びたい方

低燃費タイヤはエコに加えてハイパフォーマンスな時代に

エコタイヤといえば、ブリヂストンの「エコピア」やダンロップの「エナセーブ」のような低燃費タイヤブランドを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、従来のエコタイヤ以外のカテゴリでも低燃費タイヤの基準を満たすタイヤが増えています。

例えば、スポーツカーやスポーティテイストの車に対応するヨコハマのスポーティタイヤ「ADVAN FLEVA」のほか、グッドイヤー「EAGLE F1 ASYMMETRIC 5」やトーヨータイヤ「PROXES Sport」などのUHP(ウルトラハイパフォーマンス)タイヤは、低燃費タイヤグレードA/aとB/aを取得しています。「走りを楽しみながら燃費も意識したい」というスポーツカーオーナーにとって、これらのタイヤは有力な選択肢です。

静粛性や乗り心地に優れたコンフォートタイヤでも、ブリヂストン「REGNO GR-XII」、ミシュラン「PRIMACY 4」、ダンロップ「VUERO VE304」、ヨコハマ「ADVAN dB」などが高い転がり抵抗性能を実現しています。

また通常、低燃費タイヤは乗用車用夏タイヤに適用されますが、ブリヂストン「ALENZA 001」やトーヨータイヤ「PROXES Sport SUV」のようなSUVタイヤもラベリング制度に対応しています。タイヤの種類にかかわらず、購入時には統一マークの有無を確認することで、燃費と安全性のバランスを客観的に判断する材料になります。エコタイヤの選択基準はシンプルで、まず転がり抵抗性能(AAA〜Aの高い方が低燃費)、次にウェットグリップ性能(aに近いほど雨天安全性が高い)を確認した上で、自分の用途・走行環境・予算に合ったブランドを選ぶのが基本的な考え方です。