アジアンタイヤのおすすめ商品

アジアンタイヤのメーカー別特徴とおすすめ商品の魅力

アジアンタイヤのメーカー別特徴とおすすめ商品の魅力を紹介します。韓国のネクセンや台湾のナンカンなどのメーカー別の技術力や、販売されるスポーツ・コンフォート・スタッドレスタイヤが、ミニバンやSUVなどどういった車種に適用できるのかについても紹介します。

アジアンタイヤのメーカー別特徴とおすすめ商品の魅力

アジアンタイヤのメーカー別・技術力の特徴とおすすめ商品

「アジアンタイヤ」とは、韓国・中国・台湾・インドネシアなど、アジア圏の新興国に本拠地を構えるメーカーが製造するタイヤの事をいいます。

アジアンタイヤの世界市場での勢いは強まっています。ブリヂストンやミシュラン、グッドイヤーのトップメーカー3社合わせて50%以上あった世界シェアは今、40%にも低下しています。そのシェアを奪ったのがアジアンタイヤです。

アジアンタイヤは、以前でしたら、性能は劣るものの同タイプの国産タイヤと比較すれば、半額以下・半値に近いロープライスのみに注目が集まっていました。

今では、各メーカーが世界トップレベルのタイヤメーカーとの間で技術提携を結ぶ、積極投資などの影響を受けて、性能面においても魅力的な商品が多い事でも注目されています。

そのため、タイヤのネームバリューを気にしないドライバーは、国産タイヤをスリップサインギリギリまで乗り続けるよりも、リーズナブルなアジアンタイヤへと交換するという選択をし始めています。

日本のタイヤ市場においては、国内メーカー4社(ブリヂストン、ヨコハマ、住友ゴム、トーヨー)が強く。全体の80%以上のシェアを獲得しているのが現状です。

そういった国産メーカーと比較すると、アジアンタイヤは知名度では劣るものの、カー用品店でも、徐々に存在感を発揮し始めて認知度を上げてきています。

そんな注目度が高まるアジアンタイヤのメーカー別・技術力の特徴やおすすめ商品を紹介します。

アジアンタイヤ~メーカー別おすすめ商品を紹介

ここでは、リーズナブルな価格設定に加え、タイヤの評価基準である「乗り心地」「ドライ性能」「ウェット性能」「耐摩耗性」など性能面でも優れている事から、世界的に知名度を上げてきている韓国のネクセンや台湾のナンカンなど、アジアンタイヤを代表するメーカーの技術力の特徴や、おすすめ商品の魅力についても取り上げます。

NANKANGはユーザー評価の高い台湾のタイヤメーカー

アジアンタイヤのメーカー ナンカンナンカンはコストパフォーマンに優れたアジアンタイヤの代表的なメーカー

NANKANG(ナンカン)は、1959年に創業された台湾のタイヤメーカーです。

会社発展期には、横浜ゴム株式会社と、技術提供契約を結んで開発技術の向上に努めてきました。

ナンカンが手掛けるタイヤは、「グローバルブランド並みの高品質」「コストパフォーマンスが高い」などユーザー評価は高く、日本国内では雑誌などで特集を組まれる事もあります。

アジアンタイヤメーカーとして確固たる地位を築いたナンカンは、台湾国内だけではなく、日本・アメリカ・ヨーロッパなど世界180ヶ国に商品を輸出するグローバル企業です、

ナンカン「SPORTnex NS-2R」はタイヤ剛性が優れたスポーツタイヤ

ナンカンの「SPORTnex NS‐2R」は、ウェット路面でのハンドリング性能とタイヤ剛性が魅力的なスポーツタイヤです。

「SPORTnex NS‐2R」では、縦方向に3本の主溝を設けることで、排水効率をアップさせて、ウェット路面に対する操縦安定性を確保します。また、ショルダーパターンに連続性を持たせることで、旋回時の安定性を向上させます。

同タイヤは、13インチから20インチまで幅広く展開させて、タイヤ幅や偏平率の異なる商品を多数ラインナップしています。

ATRradialは世界のレースシーンで活躍するインドネシアのタイヤメーカー

ATRradial(エーティーアールラジアル)は、1991年に設立されたインドネシアのタイヤメーカーです。現在は、世界のレースシーンで活躍する車に積極的に自社製品を提供し、その優れたパフォーマンスをアピールできるタイヤメーカーとして成長しました。

同社は、イタリアのピレリ社と提携し、ドイツのコンチネンタル社との間で協力関係を構築するなどして、技術力を磨いていきました。その過程で培われてきた技術力に、自国の天然ゴムなどの良質素材を組み合わせる事で、コストパフォーマンスの高いタイヤを完成させます。

Desert Hark UHPはV字型のトレッドデザインが走行性能に影響を与える

ATRの「Desert Hawk UHP」は、オンロードだけではなく、オフロードにおいても高いパフォーマンスを発揮するタイヤです。スポーティーな印象を与えるV字型のトレッドデザインを採用するなどして、高いウェット性能を発揮させて、水気の多い路面下で起こり得るハイドロプレーニング現象の発生を防ぎます。

ドライ路面下では、横方向の動きに対して優れたグリップ力を発揮できる、表面構造を導入するため、高いコーナリング性能を発揮します。

同タイヤは、18インチ・19インチ・22インチの商品をラインナップし、レクサスLXやRX、三菱のエクリプスクロス、マツダのCX‐7、メルセデスベンツのMクラスやRクラス、BMWのX5などの車に適合可能です。

NEXENのタイヤは世界の自動車メーカーが純正として採用する

アジアンタイヤのメーカー ネクセンネクセンは三菱やスズキなど日本の新車純正タイヤにも採用されている

NEXEN(ネクセン)は、1942年に設立された韓国を代表する大手タイヤメーカーです。同車は、1954年に韓国で初めて自動車のタイヤ製造を行ったパイオニアであり、ミシュランと共同事業を行うなどして、技術力を高めてきました。

ネクセンのタイヤは、フォルクスワーゲンやフィアット、三菱やスズキなど世界17もの自動車メーカーの純正装着タイヤとして採用されています。

ネクセンは、韓国のチャンニョンに世界最大級、最先端の設備を導入するフルオートメーション工場を設立し、生産力の強化・更なる高品質化を目指します。

N blue 4Seasonはスノー性能が魅力的なオールシーズンタイヤ

ネクセンの「N blue4Season」は、夏のドライ・ウェット路面から冬の滑りやすい雪道・氷上路面までを走行可能とするオールシーズンタイヤです。

同タイヤには、ウィンターシーズンでも利用可能である事を示すマークである「M+S(マッド&スノー)」に加え、ヨーロッパ最大の認定機関であるASTMの認証マーク「スノーフレークマーク」も刻印されています。

N blue 4Seasonは、マルチシーズンサイプやV‐Typeグループなどの先進技術を導入することで、オールシーズンタイヤとしての性能をアップさせます。

13インチから17インチまでの幅広いタイヤサイズを取り揃え、ミニバンやセダン、クーペやコンパクカーまで幅広いタイプの車に装着できるのも「N blue 4Season」の魅力です。

FEDERALはJISに認証される日本との関わりが深い台湾のタイヤメーカー

アジアンタイヤのメーカー フェデラル日本のタイヤメーカーと技術提携していたフェデラル 日本展開も積極的に行っている

FEDERAL(フェデラル)は、1954年に設立された台湾のタイヤメーカーです。同社は、日本タイヤメーカーとの関わり合いが深く、1960年からは、ブリヂストンとダンロップとそれぞれ20年間ずつ技術提携をしていた歴史を持ちます。そういった経緯もあり、1987年にはJIS認証を取得しています。

日本に「FEDERAL JAPAN」を構えて、積極展開を行う同社は、欧米諸国や中東、アフリカなどグローバルなビジネスを行う、アジアンタイヤを代表するメーカーです。

COURAGIA M/Tはマッド性能に特化したスポーツギア

フェデラルの「COURAGIA M/T」は、過酷なオフロードにおいて優れた走破性を発揮するスポーツギアです。

ショルダー部に大きなブロックをもうける、ブロックエッジとグルーブの組み合わせに特徴を持たせるなどして、オフロード走行時のグリップ力やハンドリングレスポンスを確保し、擦り傷や切り傷に対する剛性を強化します。

同タイヤは、SUVでアグレッシブにオフロード走行を楽しみたいという方にお勧めです。

クムホのタイヤは世界の高級自動車メーカーから信頼される

アジアンタイヤのメーカー クムホ日本の横浜ゴムと技術提携している韓国のクムホ

クムホタイヤと日本との関わり合いには、歴史があります。同社の日本法人である「クムホタイヤジャパン」は、1977年に設立され、2014年には、横浜ゴムと共同研究開発を行うなど技術提携を結びました。日本最大のカスタムカーイベントである東京オートサロンには、8年連続で出展しています。

そんなクムホは、自国韓国の自動車メーカーであるヒュンダイだけではなく、BMWやメルセデスベンツ、ジープといった世界的に有名な自動車メーカー、スズキや三菱などの自動車メーカーが製造する新車への装着実績があります。

クムホのタイヤは、フォーミュラなど世界各地で行われるモータースポーツに参戦する車に提供されて、その技術力を磨きます。また、同社は「韓国」「ドイツ」「アメリカ」「中国」の4ヶ所に研究所を設けて、開発された先端テクノロジーを、自社製品に導入してクォリティーを高めます。

ECSTA ps71は、ウェット性能を徹底的に強化したスポーツタイヤ

クムホのタイヤは欧州最高の自動車クラブであるADACから、最高評価を得るなど、その技術力が認められています。また、世界的に権威のあるデザイン賞を受賞するなど「デザイン」の魅力も備えます。

ECSTA ps71(エクスタ・ピーエス ナナジューイチ)は、クムホの先端技術を積極的に採用するタイヤです。

高速安定性やウェット性能をアップさせて、快適な乗り心地と高い静粛性を実現するために、ECSTA ps71は「ビート部の強化」「強化ベルトパッケージ」「ワイド4チャンネルグループ」などの先端技術を導入します。

ドライ・ウェット時のグリップ力が魅力的な同タイヤは、トヨタの86、日産のスカイライン、マツダのアテンザやアクセラ、スバルのWRX S4やレヴォーグ、BMWの5シリーズや3シリーズ、VWのゴルフRなど車に装着可能です。

正新ゴム工業(MAXXIS マキシス)は台湾最大手の総合タイヤメーカー

アジアンタイヤのメーカー マキシスマキシスは急成長のタイヤメーカー 世界シェアランキングでも上位に入る

政新ゴム工業は1967年に創業されMAXXIS(マキシス)の親会社として有名な台湾最大手の総合タイヤメーカーです。同社は、自動車のタイヤだけではなくて、バイクや自転車のタイヤの製造・販売も手掛けます。正新は、世界17ヶ所に生産工場を持ち、代理店を通じ世界180ヶ国でのビジネスを行うグローバル企業です。

政新ゴム工業で、自動車のタイヤを手掛けるようになったのは2005年からですが、その後、急成長を遂げて、世界市場でのシェアランキングでは、第9位にランクインするほど勢いがあります。

i‐ECOはマイクロシリカ配合ゴムを採用し転がり抵抗を減らすエコタイヤ

政新ゴム工業の中核ブランドであるMAXXIS(マキシス)が販売する「i‐ECO」は、ナノテクノロジーにより実現される、新開発のマイクロシリカ配合を採用して、転がり抵抗を低減させるエコタイヤです。

同タイヤは、コンピューターシミュレーションによって、プロファイルの最適化を行って、耐摩耗性と操縦安定性をアップさせます。

「i‐ECO」は新開発のUHRゴムを採用し、走行路面から受ける衝撃力を吸収し、快適な乗り心地とウェット性能を確保します。また、トレッド面のグループサイドにおいては、特許を取得したWAVEパターンの立体構造によって、共鳴音を抑制することで静粛性をもたらします。

TRIANGLEは世界基準の規格をクリアする中国最大手のタイヤメーカー

アジアンタイヤのメーカー トライアングルトライアングルは世界シェア14位の中国最大手タイヤメーカー

TRIANGLE(トライアングル)は、1976年創業の中国最大手のタイヤメーカーです。世界シェアは14位を誇り、優れた品質面から、DOTやECEといった世界基準の規格をクリアします。同社が販売する商品は、世界各国の自動車メーカーの純正タイヤとして採用され、世界160ヶ国以上での販売実績を持ちます。

Sportex Th201は静粛性と走行性能が優れたプレミアムコンフォートタイヤ

トライアングルの「Sportex Th201」は、静粛性と走行性能が優れたプレミアムコンフォートタイヤです。

「Sportex Th201」は、バリアブルピッチを採用し、メイングループに3つのサイレンサー機構を搭載する効果で、パターンノイズを大幅にカットして、優れた静粛性を実現します。

タイヤ表面のトレッドデザインでは、非対称パターンを取り入れて、接地面積を最適化することで、ハンドリング性能や高速安定性をアップさせます。

同タイヤは、ウィッシュやステップワゴンなどのミニバンや、プリウスやジェイド・シビックなどのセダンに適合します。

RADAR TIRESは社会貢献・環境保護に積極的なシンガポールのタイヤメーカー

Radar(レーダー)は、2006年に設立されたシンガポールに拠点を置くomni社が運営するタイヤメーカーです。レーダーのタイヤは、ISOやDOTといった世界最高レベルの品質基準をクリアし、優れた走行性能と環境性能を実現します。

世界90ヶ国以上でビジネスを行う同社は、社会貢献や環境保護にも積極的で、乳がんの研究基金へのサポート、タイヤブランドとしては初めて、カーボン・ニュートラル認証を取得するなど活動的です。

RLT71.WSWは静粛性・乗り心地が優れた、商用車・バン用タイヤ

レーダーの「RLT71.WSW(アールエルティーナナイチ)」は、静粛性・乗り心地が優れた、商用車・バン用のラジアルタイヤです。また、高品質素材を用いて耐久力をアップさせて、偏摩耗を防ぐために特殊加工を施しているのも特徴です。

デザイン的な魅力があるホワイトリボン部には、汚れを防ぐための加工が施されます。同タイヤは、14インチでは「185R14 8PR」「195R14 8PR」を、15インチでは「195R15 8PR」のタイヤサイズを展開します。

MAXTREK TYRESは2006年設立の急成長する新興のタイヤメーカー

アジアンタイヤのメーカー マックストレックマックストレックが販売するタイヤはグリップ力が高く評価されている

MAXTREK(マックストレック)は、2006年に香港の広東肇慶駿鴻実業有限公司が創業した新興のタイヤメーカーです。最新技術への投資が積極的な同社のタイヤは、ISO9001やアメリカのDOT規格などから認定されるなど高い評価を得ています

マックストレックは、世界的に有名なタイヤメーカーと比較すれば、会社としての歴史は浅くブランド力は劣ってしまいますが、ウェット路面に対するグリップ力は国際的に高い評価を得ています。

INGENS A1はグリップ力に優れた走る歓びを教えるタイヤ

マックストレックの「INGENS A1(インジェンスエーワン)」は、ドライ・ウェット路面において優れたグリップ力を発揮して、ドライバーに走る楽しさを教えます

同タイヤは、13インチから20インチまでの幅広いサイズをラインナップさせているため、軽自動車やコンパクトカー、セダンやSUVなど多くの車種に適合可能です。

アメリカの調査会社の調べではアジアンタイヤの顧客満足度は高い

アメリカの調査会社の調べでは、アジアンタイヤの一部メーカーの顧客満足度は、日本のタイヤメーカーよりも高くなっています。

2017年に米国JDパワー社は、ドライバーに対して「乗用車・新車装着タイヤ顧客満足度調査」を行いました。同調査は、利用してから2年目のタイヤに対するもので、乗り心地やハンドリング性能、見た目など各項目に対してのユーザー評価から総合順位をつけます

ネクセンやハンコックなどのアジアンタイヤは、コストパフォーマンスなどが評価され、日本のタイヤメーカーを代表するプリヂストンやヨコハマよりも高順位にランクインしました。

2017年 米国における乗用車・新車装着タイヤ顧客満足度調査

1位 ミシュラン(フランス)
2位 ピレリ(イタリア)
3位 グッドイヤー(アメリカ)
4位 ネクセン(韓国)
5位 ハンコック(韓国)
6位 コンチネンタル(ドイツ)
7位 クムホ(韓国)
8位 ブリヂストン(日本)
9位 ヨコハマ(日本)
10位 トーヨー(日本)
※米国JDパワー社調べ

今後は、アジアンタイヤも交換する際の選択肢となっていく

タイヤは消耗品です。そのため、スリップサインが目立ち始めた・ヒビ割れが起こり始めてきた頃が交換のタイミングです。

タイヤの状態の良し悪しは、安全性に直結するため、車のメインテナンスにおいて、タイヤ交換は重要です。

アジアンタイヤは以前でしたら、ロープライスだけに注目が集まり、ドリフト走行などのラフな運転を好んで、タイヤ交換を頻繁に行う方達からのニーズが高かったです。

最近は、ネクセンやハンコックなどアジアンタイヤを代表するメーカーのコストパフォーマンスの優れたタイヤにも注目が集まり始めて、日本市場においても少しずつシェアを拡大しています。

日本市場では、ブリヂストンやダンロップなどの国産タイヤや、ミシュランやグッドイヤーなどの欧米の知名度を誇るタイヤメーカーが優勢です。

タイヤ交換をする際には、何を優先するかは人によって異なります。「安全性能」「燃費性能」「耐久性」「静粛性」「ブランド力」など。世界のトップブランドを追い越そう積極投資を行う、アジアンタイヤは価格以外の品質面でも魅力的となっています

そのため、今後は日本市場においても、タイヤ交換をする際には、アジアンタイヤを選択する人が増えていきます。