軽ハイトワゴンおすすめ

軽ハイトワゴンおすすめ21選~ 燃費は?車中泊は可能なのか特徴を徹底比較

軽ハイトワゴンのおすすめ車をピックアップ。ホンダ・N-BOXやダイハツ・タント、スズキ・ワゴンRなどの人気車の燃費、ターボモデルは展開しているのか、車中泊に向いているのかなどの特徴を比較しています。

軽ハイトワゴンを選ぶ際に役立つ5つのポイントとホンダN-BOXなど人気おすすめ車の特徴比較

2022年の国内新車販売台数で普通車も含めて第1位を記録したのは、ホンダの軽ハイトワゴンのN-BOX。

N-BOXも属する軽ハイトワゴンは、キャンプなどのアウトドアを存分に楽しませてくれる走破性を備えたターボ設定車や、広い室内スペースを活かして車中泊を楽しませてくれるモデルも展開させて、軽自動車市場だけではなくて、自動車市場全体においても影響力を増しています。

軽ハイトワゴンがどのような特徴を備えているのか、自身のニーズにマッチした軽ハイトワゴンを選ぶ際に役立つ5つのポイント、新車市場だけではなくて、中古車市場でも大人気の軽ハイトワゴン各車の魅力を、たっぷりと紹介していきます。

軽ハイトワゴンは全幅に対する全高の割合が高く・荷物の積載性に優れ・スライドドアなどの便利機能が搭載されている車

日本一販売台数の多いホンダN-BOXも軽ハイトワゴンに該当する

自動車税が安く設定されるなどの制度的な恩恵を受けられる軽自動車は、法律によって満たすべき規格が定められています。

軽自動車が満たすべき規格
排気量 660㏄以下
全長 3,400mm以下
全幅 1,480mm以下
全高 2,000mm以下

以前は、全高を高くしすぎる設定を行ってしまえば、構造的な理由等により、走行が不安になってしまうため、軽自動車は、ライバル他車と差別化させるために、全幅と全長を制限いっぱいにまでに拡げてきました。

技術革新が進み1993年に誕生したワゴンRの初代モデルは、定められた規格内で室内空間を最大限に確保するために、全幅に対する全高の割合を高く設定しても、走行に著しく影響を与えない実用レベルをクリアした、軽ハイトワゴンのパイオニア。

明確な定義はないですが、一般的には全高が1,600mmを超えている軽自動車は、軽ハイトワゴンあるいは軽トールワゴン、全高が1,700mm前後に設定されている軽自動車は、スーパーハイトワゴンとして分類されています。

ミニバンに匹敵するような室内高を誇っていて、積載力も魅力とする軽ハイトワゴンは、軽自動車市場の全体の中でもシェア率の高い人気ジャンルへと成長。

各自動車メーカーは自社の軽ハイトワゴンを、ライバル車と差別化させる為に、多彩なシートアレンジを可能とする、ファミリーカーとしてニーズに応えてスライドドアを搭載させる、アウトドアを楽しませるための機能を付けて商品力を強化しています。

軽ハイトワゴンを選ぶ際に役立つ「安全性が高い」「デザインは魅力的か」などの5つのポイント

魅力的なクルマが多い軽ハイトワゴンの中から、愛着を持って長く乗り続けられるお気に入りの1台を見つける為に役立つ、安全性が高い、デザインが自分にとっては魅力的かなど、意識すべき5つのポイントを紹介していきます。

1.開発費を投じやすくて機能的に進化して中古車市場でのリセールバリューも高い人気車種から選ぶ

軽自動車市場の中でもシェア率が高い軽ハイトワゴンは、各自動車メーカーにとっては売れ筋商品なので、開発費を積極的に投じやすくて、機能面においても進化して、中古車市場においても根強い人気を保ち続けます。

多くのユーザーから支持を集めている車は、自身でも満足できる可能性が高く、リセールバリューも高く設定されている為、他の車に乗り換える際には、金額を相殺しやすいというメリットも伴います。

2. 予防安全運転支援システムなどを搭載している安全性の高い軽ハイトワゴンがおすすめ

軽ハイトワゴンは、一般道を走行できる実用レベルには達してはいるものの、普通車と比較すれば、車体が軽い事から横風の影響を受けやすいが故にふらつきやすく、衝突時にダメージを受けやすいというデメリットを備えます。

軽ハイトワゴンの中でも圧倒的な支持を集めるホンダN-BOXは、走行車線を維持するレーンキープアシストや、先行車との適切な車間距離を維持するサポートをしてくれるアダプティブクルーズコントロール等の安全運転支援システムがパッケージングHonda SENSINGを全車に標準装備されている点も評価されています。

3. 「可愛い系」「カッコイイ系」「アウトドア仕様」の中から自分が好むデザイン性で選ぶ

他の軽自動車と同様に女性が購入するケースも多い軽ハイトワゴンは、ワゴンRスマイルやムーヴキャンバスのように可愛い内外装が魅力的なタイプや、デリカミニやタフトのようなアウトドアに適したデザインを採用しているタイプも存在します。

また、タントやムーヴのように標準モデルの他に、ワイルドな見た目でカッコ良さを追求するカスタムモデルを展開しているパターンもあります。

各デザインパターンの中から、自身の趣味や好みにマッチしたデザイン性に特化している軽ハイトワゴンを選びましょう。

4. オープンドア機能を有しているか・車中泊をしやすいシートアレンジ機能を備えているかなど使用目的に合わせて選ぶ

軽ハイトワゴンを、家族の送迎や、買い物する際の生活の足として利用を想定している方には、乗り降りを楽にしてくれるオープンドア機能を有していて、低燃費を実現しているタイプをお勧めします。

軽ハイトワゴンで、キャンプや釣りなどの趣味を楽しみたいと考えている方には、シートアレンジによって積載力をアップでき、車中泊を快適に行えるタイプが適しています。

5. 車両を購入した際にかかるローンと維持費を合わせた額が自身の考える予算内で収まるクルマを選ぶ

軽ハイトワゴンは軽自動車に属するので、普通車と比較すれば維持費は安く抑えられるものの、車両本体価格は、一部コンパクトカーなどのエントリーグレードと比較すれば、軽ハイトワゴンの方が上回っているケースも見受けられます。

軽ハイトワゴンを購入する際には、事前にシミュレーションを行って、月額あるいは年間にかかるローン額と維持費を合わせた金額が、自身の想定している予算内に収まるかどうかで選ぶ事も大切です。

軽ハイトワゴンのおすすめ21選 ~ デザイン性や機能性が優れ・車中泊なども快適に楽しめる人気車をピックアップ

ホンダ「N-BOX」や、ダイハツ「タント」などの人気車も属し、三菱・デリカミニなどの新型も加わり、軽自動車市場だけではなくて、車市場全体においても注目度の高い、軽ハイトワゴンのおすすめ車をピックアップしました。

単にデザイン性や機能性が優れているだけではなくて、キャンプや釣りなどの趣味を楽しませてくれる車が勢揃いしています。気になるクルマをチェックしましょう!

総合性能が高く日本で一番売れている軽自動車であるホンダ「N-BOX/N-BOXカスタム」は2023年秋にモデルチェンジを実施して3代目へと進化する

2代目「N-BOX」はコーディネートスタイルでツートンカラーも展開している

N-BOXは、F1にも関わった技術者を開発チームに加え、フィットにも用いられているセンタータンクレイアウト方式をホンダの軽自動車としては初めて採用することで、軽自動車最高レベルの走行性能と室内空間の広さ確保。

2017年に誕生した2代目モデルは、アダプティブクルーズコントロール等の先進の予防安全機能がパッケージングされたHonda SENSINGを全グレードに標準装備させ、ロングスライド機能を設けて車内での移動を便利とするなど、総合性能の高さが評価され、ファミリーカーとしてのニーズも掘り起こし、日本で一番売れるクルマへと成長した。

3代目N-BOXはサイドミラーやドアノブにアクセントカラーを入れて可愛らしく仕上げる

3代目N-BOXはボックスティッシュなどをマトメて収納できる大型のグローブボックスを設置する

ホンダを代表する車であるN-BOXは、2023年秋にNシリーズでは初となるHonda CONNECTを搭載させる事で安全性と利便性を更に高め、ルーフなど各部に用いる素材を見直す事で静粛性を引きあげる、大型のグローブボックスを設置するなどの改良を加えたフルモデルチェンジを実施して3代目へと移行する。

3代目N-BOX CUSTOMはリア部にコンビネーションランプを搭載させ、ルーフには伸びやかさを与えてサイドビューを引き締める

3代目N-BOXは室内空間をブラックで引き締めて、クロームメッキ加飾でハイセンスに仕上げる

エアロパーツ等を充実させ、クールなボディカラーを数多く揃えて、男性ユーザーの利用を意識して開発を進める「N-BOX CUSTOM」は、3代目モデルへと刷新される事で、ルーフは従来モデルに搭載されてものよりも存在感を高める事で、サイドビューに躍動感を与え、リア部にはコンビネーションランプを設置する事で、全方向をスタイリッシュに仕上げる。

2代目「N-BOX」「N-BOX CUSTOM」のスペック
グレード N- BOX L N-BOX Custom L
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,790mm
室内長 2,240mm
室内幅 1,350mm
室内高 1,400mm
ホイールベース 2,520mm
最低地上高 145mm
車両重量 900kg 910kg
最小回転半径 4.5m
燃費 21.2km/L(WLTCモード)
駆動方式 FF
エンジン SO7水冷直列3気筒横置
最高出力 43kW/7,300rpm
最大トルク 65Nm/4,800rpm

ホンダNシリーズ第4弾の「N-WGN / N-WGNカスタム」は初心者の方でも運転しやすい安全性能が充実している軽ハイトワゴン

親近感が湧きやすいデザインを採用する2代目「N-WGN」はフィヨルドミスト・パールなど全6色のボディカラーを展開している

ホンダNシリーズ第4弾として初代モデルが2013年に発売を開始した「N‐WGN」は、ミニバンを意識して開発された車で、ベビーカーやスーツケースを便利に積めるローフロアモード、食料品などを購入した際に便利な、2段ラックモードなどによる収納力の高さを魅力とする軽ハイトワゴンです。

同車は2019年に、夜間時の歩行者検知機能を強化して衝突被害軽減ブレーキ等をパッケージングするHonda SENSINGを全車に標準装備させる等の改良を加えたフルモデルチェンジを実施して2代目へと移行。

2代目「N-WGN」は、2022年にHonda SENSINGのバージョンアップを行う等の改良を加えたマイナーチェンジを実施。

同型は、狭い路地を走行する際に左右の状況確認をしやすい構造をしたフロントガラスを採用し、マルチインフォメーションディスプレイで前輪の向きも確認できる、初心者ドライバーであっても運転しやすい車です。

N-WGNカスタムにはターボ車が設定されていて全高も高く設計されている

N-WGNにはないターボ車が設定されている「N-WGN Custom」は、2代目モデルに対して2022年9月に実施されたマイナーチェンジで、フロントグリルにメッキ加飾を施して光沢感を引き上げる、装備させるアルミホイールに切削仕上げを加えて、ドレスアップ効果を引き上げる等の改良を加えた。

2代目「N-WGN」/「N-WGN Custom」のスペック
グレード N-WGN L N-WGN Custom  L・ターボ
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,675mm 1,725mm
室内長 2,055mm
室内幅 1,350mm
室内高 1,300mm
ホイールベース 2,520mm
最低地上高 140mm
車両重量 850kg 870kg
最小回転半径 4.5m 4.7m
燃費 23.2km/L 21.2km/L
駆動方式 FF
FF
エンジン SO7B/水冷直列3気筒横置
最高出力 43kW/7,300rpm 47kW/6,000rpm
最大トルク 65Nm/4,800rpm 104Nm/2,600rpm

ホンダの軽貨物車「N-VAN」はフロントマスクでオリジナリティを発揮させてレジャーシーンでの利用を想定している+STYLE FUNも展開している

N-VANは商用モデルの他に、丸目のヘッドライトを採用しボディカラーの選択肢を増やす+STYLE FUNも展開している

N-VANは2018年に発売を開始したホンダNシリーズからリリースされる第5のラインナップ。低床構造に、全高は軽自動車規格ギリギリに設定する同車の荷室スペースは軽商用車ではトップレベルを誇る。

夜間時の歩行者も検知する衝突軽減ブレーキシステムもパッケージングするHonda SENSIGを搭載する「N-VAN」は、丸目のヘッドライトで個性を発揮させ、ナイトホークブラック・パールなどを加えボディカラーの選択肢を増やすなどして、レジャーシーンでの利用を想定して開発したモデルである+STYLE FUNも展開しています。

N-VAN(JJ1/2型)+STYLE FUNのスペック
グレード +STYLE FUN
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,960mm
室内長
室内幅
室内高
ホイールベース 2,520mm
最低地上高 155mm
車両重量 1,000kg
最小回転半径 4.6m
燃費 18.0km/L(WLTCモード)
駆動方式 4WD
エンジン SO7B水冷直列3気筒横置
最高出力 39kW/6,800rpm
最大トルク 64Nm/4,800rpm

「タント / タントカスタム」はミラクルオープンドアで家族の乗り降りをサポートしてきたファミリーカーとしても人気の高いダイハツの軽ハイトワゴン

ミラクルオープンドアを採用し乗り降りしやすい「タント」は改造されて福祉車両としても使われている

2003年に初代モデルが誕生したタントは、発売当時は軽自動車の中では最長のロングホイールベースを誇り、全高は1700mmを超える室内空間の広さで注目を集めた。

タントは2007年に実施したフルモデルチェンジで、センターピラーレス構造にスライドドア機能を組み合わせた「ミラクルオープンドア」を搭載させて、家族皆が乗り降りしやすいを実現させて、ファミリーカーとしても利用できる軽ハイトワゴンとしての地位を確立。

2019年に座席のスライド量を最大化させる、ダイハツの予防安全技術であるスマートアシストの次世代モデルを搭載するなど改良を加えて誕生した4代目「タント」は、改造されて福祉車両としても利用されている。

パンパーを大型化したフロントグリルを採用している「タント カスタム」はスバルのシフォン カスタムにOEM供給されている

パンパーを大型化したフロントグリルの左右にもヘッドランプを配置させている4代目「タントカスタム」は、室内空間をブラック×ネイビーの配色でシックな雰囲気に仕上げている。

同車は、2022年にマイナーチェンジを実施して、シルバーアンダーガーニッシュを装備させる、ボディカラー設定を見直すなどの改良を加えた。

4代目「タント」/「タントカスタム」のスペック
グレード X カスタム X
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,755mm
室内長 2,125mm
室内幅 1,350mm
室内高 1,370mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 150mm
車両重量 910kg 920kg
最小回転半径 4.4m
燃費 22.7km/L(WLTCモード) 21.9km/L(WLTCモード)
駆動方式 2WD
エンジン KF型水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
最高出力 38kW/6,900rpm
最大トルク 60Nm/3,600rpm

「タントファンクロス」はタントをベース車としてルーフレールを設置するなどSUVテイストを取り入れてアウトドア好きにユーザーの購買欲を刺激するダイハツの軽ハイトワゴン

「タントファンクロス」の4WD車は2WD車よりも全高が20mmほど高い

タントファンクロスは、2022年秋にタント及びにタントカスタムがマイナーチェンジを行うタイミングに合わせて誕生した派生車。

ファンクロスは、ベース車とするタントとプラットフォームやパワーユニット等は同一とするものの、最低地上高は高く設定する事でオフロード走行性能を高め、フロントマスクや前後のバンパーは専用装備で個性を発揮させて、ルーフレールや保護機能も備えるサイドデカールによってSUVテイストを強化させます。

タントファンクロスの迷彩柄のシートはとにかくオシャレ

タントファンクロスは迷彩柄のシート表皮に、キャンプや釣り好きの方にとっては利便性の高い撥水加工を施し、運転席と助手席にはシートヒーター機能を付与してアウトドアユーザーを喜ばせます。

タントファンクロスのスペック
グレード ファンクロスターボ
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,805mm
室内長 2,155mm
室内幅 1,350mm
室内高 1,370mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 165mm
車両重量 990kg
最小回転半径 4.7m
燃費 19.6km/L(WLTCモード)
駆動方式 4WD
エンジン KF型水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置
最高出力 47kW/6,400rpm
最大トルク 100Nm/3,600rpm

「ムーヴ キャンバス」はレトロで可愛らしい外観と居心地の良い室内空間が女性から支持されているダイハツの軽ハイトワゴン

「ムーヴ キャンバス」はツートンカラー採用のストライプスが人気

ムーヴ キャンバスは軽自動車の中心顧客である女性からの支持を集めるために、エクステリアは全体的に丸みを持たせ、随所にクラシカルな雰囲気を加え、室内空間では居心地の良さを実現させているダイハツの軽ハイトワゴン。

全車にスマートアシスト3を標準装備させて安全性の高さも評価される「ムーヴ キャンバス」は、2022年夏にDNGAの基で、パワーユニットは最新モデルへと変更する、ターボ車を追加設定する等の改良を加えたフルモデルチェンジを実施して2代目へと移行。

ムーヴ キャンバスはシートアレンジも多彩でロングソファーモードにすれば足を伸ばした状態で休める

2代目ムーヴ キャンバスの室内空間は、メインユーザーの女性達から寄せられた声を反映させて、置きたい場所に身の回りのアイテムをおける「置きレイアウト」方式を採用し、床下部を有効活用させて背の高い荷物の積載も可能とさせるラゲージアンダーボックス等を設置させて、収納力を強化しています。

2代目ムーヴキャンバス(LA850/860S)のスペック
グレード ストライプス G
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,655mm
室内長 2,180mm
室内幅 1,345mm
室内高 1,275mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 150mm
車両重量 880kg
最小回転半径 4.4m
燃費 25.7km/L(WLTCモード)
駆動方式 2WD
エンジン KF型水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
最高出力 38kW/6,900rpm
最大トルク 60Nm/3,600rpm

「タフト」は最低地上高を高く設定しグリップサポートシステムを搭載する1年中アウトドアを楽しませてくれるダイハツの軽ハイトワゴン

タフトは街中にも違和感なく溶け込むスタイリッシュさも伴うSUVテイストのエクステリアを採用

タフトは車市場でのニーズが高まる、SUVテイストを取り入れた軽ハイトワゴンの需要に応えるために、フルモモデルチェンジを実施して、2020年に復活販売が開始されたダイハツの軽自動車。

軽ハイトワゴンへと刷新された3代目「タフト」は、最低地上高は190mmと高めに設定してオフロード走行性能を引き上げて、片輪が雪道などでスタック状態となってしまったとしても、反対側のタイヤに駆動力を集中させて、脱出をサポートするグリップサポート制御機構を設ける1年中アウトドアを楽しませてくれるクルマです。

「タフト」はスカイフィールトップのシェードを開ければ開放的な気分でドライブを楽しめる

3代目「タフト」は、フロントシート上部に開閉機能を備えたシェード付きのスカイフィールトップを装備させる事で、開放のある走りを堪能できて、アウトドアシーンで遊んだ後には、防汚加工が施されているラゲッジスペースに機能的に荷物を積載する可能とする軽ハイトワゴン。

3代目タフト(LA900S / LA910S型)のスペック
グレード Gターボ
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,630mm
室内長 2,050mm
室内幅 1,305mm
室内高 1,270mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 190mm
車両重量 890kg
最小回転半径 4.8m
燃費 21.1km/L(WLTCモード)
駆動方式 4WD
エンジン 水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーター
最高出力 47kW/6,400rpm
最大トルク 100Nm/3,600rpm

次世代モデルの展開が予想されている「ムーヴ」は1995年から2023年夏まで販売されていた車歴を誇るダイハツの軽ハイトワゴン

6代目「ムーヴ」は2014年12月から2023年7月までにかけて新車販売が行われていた

「ムーヴ」と、ドレスアップ等を行うスポーティモデルである「ムーヴ カスタム」は、1990年代後半から2023年夏まで、長きに渡ってダイハツを支えてきた軽ハイトワゴン。

ムーヴは、2023年末にはDNGAを採用し、マルチスパーク等の新装備を搭載させるなどの改良を加えたフルモデルチェンジを実施して、次世代モデルを誕生させる事が予想されている。

中古車市場での流通量が多い、6代目「ムーヴ」と「ムーヴカスタム」(LA150 / 160S型)は、軽量化と高剛性化を両立させるD monocoque (ディー・モノコック)構造でボディを完成させて、吸音材を最適配置するなどして、走行中のパターンノイズを低減化させる、乗り心地の良さと静粛性を魅力とするクルマです。

6代目ムーヴ 2020年9月発売モデルのスペック
グレード L SA3
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,630mm
室内長 2,080mm
室内幅 1,320mm
室内高 1,280mm
ホイールベース 2,455mm
最低地上高
車両重量 820kg
最小回転半径 4.4m
燃費 20.7km/L(WLTCモード)
駆動方式 FF
エンジン KF水冷直列3気筒DOHC12バルブ
最高出力 38kW/6,800rpm
最大トルク 60Nm/5,200rpm

「ウェイク」は大人4人が乗車しても窮屈しない室内スペースが魅力的な車中泊を快適に楽しめる軽ハイトワゴン

2022年8月をもって生産終了となってしまった「ウェイク」は中古車市場で根強い人気を誇っている

ドデカクつかおう!を、キャッチコピーとするウェイクは、フロントとリヤ部に搭載させるアブソーバーロッドを大径化させる事で、コーナリング等の操縦安定性を高水準化させて、大人4人が乗車しても、窮屈しない広さを誇る室内スペースを実現させたダイハツの軽ハイトワゴン。

スマートアシスト3搭載をさせて安全性を強化させた同車は、多彩なシートアレンジパターンにフルフラットモードを用意し、床下には収納スペースを設け、車内でも食事がしやすいようにと折り畳み式のテーブルも設置可能な、車中泊を快適に楽しめる軽自動車として話題を集めた。

ウェイク(LA700S/710S型)2020年10月 発売モデルのスペック
グレード Gターボ SA3
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,835mm
室内長 2,215mm
室内幅 1,345mm
室内高 1,455mm
ホイールベース 2,455mm
最低地上高
車両重量 1,020kg
最小回転半径 4.4m
燃費 16.9km/L(WLTCモード)
駆動方式 FF
エンジン KF型水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
最高出力 47kW/6,400rpm
最大トルク 92Nm/3,200rpm

「スペーシア/スペーシア カスタム」はマイルドハイブリッドシステムを搭載して低燃費を実現し2023年以降のモデルチェンジが予想されているスズキの軽ハイトワゴン

パレットの後継車として誕生したスペーシア

パレットの後継車として誕生した「スペーシア」は、2017年にスーツケースをモチーフとして内外装を完成させ、マイルドハイブリッドシステム搭載させるなどの改良を加えた、フルモデルチェンジを実施して、2代目へと移行。

2代目「スペーシア」は、2021年にスズキセーフティサポートのバージョンアップを行う、予防安全性能を強化する等の改良を加えたマイナーチェンジを実施。

同型スペーシアは、右左折する際に歩行者や対向車の有無を確認しやすいように、ピラーの位置と形状を最適化させる事で、見通しの良い視界を実現している。

スペーシアカスタムは上下にヘッドランプを設置しフロントグリルは大径化させて力強さを引き上げる

ターボモデルも設定されている「スペーシアカスタム」は、上下に配置させるヘッドランプの周りを、シルバー加飾を施したプレートで覆い、台形状のワイドなフロントグリルを組み合わせる事でクールさと迫力を加える。

2代目が誕生してから6年が経過したスペーシアカスタムは、スペーシアとともに2023年以降にモデルチェンジが行われるのではないかと予想されている。

2代目「スペーシア」「スペーシアカスタム」のスペック
グレード スペーシア HYBRID G カスタム
HYBRID XS TURBO
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,785mm
室内長 2,155mm
室内幅 1,345mm
室内高 1,410mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 150mm
車両重量 850kg 900kg
最小回転半径 4.4m
燃費 22.2km/L(WLTCモード) 19.8km/L(WLTCモード)
駆動方式 2WD
エンジン R06A型水冷直列3気筒DOHC12バルブ R06A型水冷直列3気筒インタークーラーターボ
最高出力 38kW/6,500rpm 47kW/6,000rpm
最大トルク 60Nm/4,000rpm 98Nm/3,000rpm

「スペーシアギア」はルーフレール等のパーツで流行のSUVテイストに仕上げるスペーシアの派生車

「スペーシアギア」はルーフレール等の専用パーツでSUVテイストに仕上げる

2018年12月に誕生した「スペーシアギア」は、ルーフレールやフォグランプを設置させて、フロントアンダーグリル等でボディに重厚感を与えて、SUVテイストを加える、スペーシアの派生車。

「遊びゴコロにギアを入れろ」をキャチフレーズとする同車は、全席に撥水加工を施し、低床フロア設計に加え、荷室部の開口部をワイド化させる事で、マリンスポーツやウィンタースポーツを思い切り楽しませてくれて、自転車などのサイズの大きい荷物の積載も可能とする、スズキの軽ハイトワゴン。

「ギアMY STYLE」はサイドドアやバッグドアガーニッシュでアクセントを加える人気の特別仕様車

スペーシアギアをベース車として開発された特別仕様車「ギア MY STYLE」は、サイドドアやバッグドアガーニッシュに配置するアクセントラインをホワイトとし、室内空間においても可愛らしいデザインを採用する専用フロアマットや、インパネカラーパネルを装備させる事で、ノスタルジックな雰囲気を加えて女性ドライバーからの支持を集めています。

「スペーシギア」「ギア MY STYLE」のスペック
グレード HYBRID XZ TURBO ギア MY STYLE
全長 3,395mm
全幅 1475mm
全高 1,800mm
室内長 2,155mm
室内幅 1,345mm
室内高 1,410mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 150mm
車両重量 940kg 930kg
最小回転半径 4.4m
燃費 19.2km/L(WLTCモード) 19.3km/L(WLTCモード)
駆動方式 4WD
エンジン RO6A型水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ RO6A型水冷4サイクル直列3気筒
最高出力 47kW/6,000rpm 38kW/6,500rpm
最大トルク 98Nm/3,000rpm 60Nm/4,000rpm

軽ハイトワゴンのジャンルを開拓した「ワゴンR」は スポーティモデルの「ワゴンRスティングレー」とともにスズキを支えるロングセラー

6代目ワゴンRのエクステリアは初代モデルをインスパイアして現代にマッチしたデザイン技術を加えてアレンジした

1993年に初代モデルが誕生した「ワゴンR」は、軽自動車のネックであった室内空間の狭さを、全高を高く設定する事でクリアし、デザイン面においてもカッコ良さを追求する事で、男性ユーザーからの支持を得た、軽ハイトワゴンという新たなジャンルを開拓したパイオニア。

ワゴンRは2017年に、軽スズキの新プラットフォーム・HEARTECT(ハーテクト)を採用する事で、従来モデルよりも軽量化を実現させて、足回りの強化を行う、マイルドハイブリッドシステムの精度を引き上げる等の改良を加えて6代目へと移行。

6代目ワゴンRは2022年夏に、衝突被害軽減ブレーキのカメラシステムをデュアルカメラブレーキサポートに変更して、安全性を強化するなど改良を加えるなどマイナーチェンジを実施して、リアドア両側に傘を置けるアンブレラホルダーなどの収納力の高さを強化した。

4代目「ワゴンRスティングレー」は釣り目型のヘッドライトを採用しフロントグリルを大径化させてワイルドな魅力を付与している

ワゴンRの派生車である「ワゴンRスティングレー」は、2017年のタイミングで4代目へと移行。エクステリアは、シャープな印象を与える縦型釣り目のヘッドライト、フロントグリルはベース車よりも大系化させて迫力を加え、最大トルクはワゴンRよりも引き上げてパワフルな走りを体感させる。

スティングレーは2022年に実施されたマイナーチェンジでは、グレード大系が見直されて、ターボエンジンを搭載する「HYBRID T」のみの展開となった。

6代目ワゴンR/4代目ワゴンRスティングレーのスペック
グレード ワゴンR HYBRID FX-S ワゴンR スティングレー HYBRID T
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,650mm
室内長 2,450mm
室内幅 1,355mm
室内高 1,265mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 150mm
車両重量 770kg 800kg
最小回転半径 4.4m 4.6m
燃費 23.0km/L(WLTCモード) 19.5km/L(WLTCモード)
駆動方式 2WD
エンジン R06D型水冷4サイクル直列3気筒DOHC12バルブ R06A型水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ
最高出力 36kW/6,500rpm 47kW/6,000rpm
最大トルク 58Nm/5,000rpm 98Nm/3,000rpm

「ワゴンR スマイル」はボディカラー選択でオーナーの個性を発揮できるスズキの軽ハイトワゴン

「ワゴンRスマイル」はポップなボディカラーを四角いボディに組み合わせて可愛らしさを演出させる

「ワゴンRスマイル」は、2021年秋にワゴンRの派生車種として誕生したスズキの軽ハイトワゴン。両側スライドドアを採用する同車は、スクエア構造のボディ各部に丸みを持たせる事や、ボディカラーの選択肢においても個性を発揮させて、車両型式が異なるベース車との差別化を図る。

「ワゴンRスマイル」のインパネカラーパネルはアイボリーパール/ネイビーパール/アイボリーの3タイプを展開している

ワゴンRスマイルは2023年夏にメッキフロントグリルを標準装備化されるなどの改良を加えたマイナーチェンジを実施。同型ワゴンRスマイルのインテリアは、インパネパネルの周りをゴールド調のステッチで囲むなどして、上質感を引き上げます。

ワゴンRスマイル(MX81S/91S型)のスペック
グレード HYBRID X
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,695mm
室内長 2,185mm
室内幅 1,345mm
室内高 1,330mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 150mm
車両重量 870kg
最小回転半径 4.4m
燃費 25.1km/L(WLTCモード)
駆動方式 2WD(前2輪駆動)
エンジン R06D型水冷4サイクル直列3気筒DOHC12バルブ吸排気VVT
最高出力 36kW/6,500rpm
最大トルク 58Nm/5,000rpm

街中でも目立つカラフルなボディカラーを特徴とする「ハスラー」は休日の遊びを楽しませてくれる装備が充実したスズキの軽ハイトワゴン

ハスラーは街中でもレジャースポットでも目立つカラフルなボディカラーを多数展開している

2014年に初代モデルが誕生した「ハスラー」は、積載力や居住スペースの拡充を重視していた軽ハイトワゴンに、レジャーシーンでの利用も想定してSUVの走行性能も加えた新ジャンルを開拓したパイオニア。

遊べる軽をコンセプトに掲げて誕生し、7速マニュアルモード付パドルシフトを搭載させて、直感的な走りを体感させるパワーユニットも、アウトドアを好むユーザー達から支持されている同車は、ジムニーとの差別化を図るために、カラフルで明るいボディカラーを多数展開させた。

2代目「ハスラー」はラゲッジフロアとリヤシート背面部に防汚・防水加工を施してアウトドアシーンでの使い勝手を良くする

ハスラーは2020年に、プラットフォーム・HEARTECT(ハーテクト)を採用し、ホイールベースを延長されるなどの改良を加えたフルモデルチェンジを実施して、2代目(MR52S / MR92A型)へと移行。

同型ハスラーは、後部座席の背面部からラゲッジフロアにかけて、及びにラゲッジアンダーボックスにも防汚・防水加工を施し、4WD車ではアイスバーンにおいてのタイヤの空回りを防ぐスノーモードを用意するなどして、アウトドアを好むドライバーの満足度を高める。

2代目ハスラー(MR52S/MR92S型)のスペック
グレード HYBRID X
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,680mm
室内長 2,215mm
室内幅 1,330mm
室内高 1,270mm
ホイールベース 2,460mm
最低地上高 180mm
車両重量 870kg
最小回転半径 4.6m
燃費 23.4km/L(WLTCモード)
駆動方式 フルタイム4WD
エンジン RO6 D型水冷4サイクル直列3気筒
最高出力 36kW/6,500rpm
最大トルク 58Nm/5,000rpm

「デイズ/デイズ ハイウェイスター」は多彩なボディカラーの中からお気に入りの塗装色を選択できる日産ブランドの軽ハイトワゴン

2代目「デイズ」はツートンも含めて16種類のボディカラーを展開している

日産と三菱の合弁会社NMKVが開発を行った「デイズ」は、豊富なボディカラーを魅力とし、小回りが利いて街中や路地裏でも運転しやすく、駐車をサポートしてくれるインテリジェント アラウンドビューモニターを設定可能とする日産ブランドの軽ハイトワゴン。

同車は、2019年3月に日産の意向を強く取り入れた方針でフルモデルチェンジを実施して、廉価グレードを廃止する、ボディカラーを見直す等の改良を加え2代目へと移行。

2代目デイズは2022年にマイナーチェンジを実施して、各シートに抗菌加工を施す、後部座席のクッションの厚みを増して座り心地を良くする、燃費を改善する等の改良を加えた。

スポーティモデルの「デイズ ハイウェイスター」はVモーショングリルを大径化させて専用のボディカラーも用意している

デイズのスポーティモデルにあたる「デイズ ハイウェイスター」は、Vモーショングリルを大径化させて、ヘッドライドを上下2段に配列させて、アメジストパープルなどの特別塗装色を用意する。

「デイズ ハイウェイスター」はシートやドアトリムにスポーティな印象も加えるお洒落なチェック柄を配置させる

室内空間においてもハイウェイスターは、チェック柄のお洒落なシートを装備させて、上級感を引き上げている。

2代目「デイズ(AA1型)」のスペック
グレード X ハイウェイスター Xプロパイロットエディション
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,650mm
室内長 2,065mm
室内幅 1,340mm
室内高 1,270mm
ホイールベース 2,495mm
最低地上高 155mm
車両重量 840kg 870kg
最小回転半径 4.5m
燃費 23.2km/L(WLTCモード) 23.3km/L(WLTCモード)
駆動方式 2WD
最高出力 38kW/6,400rpm
最大トルク 60Nm/3,600rpm

「ルークス / ルークス ハイウェイスター」は全高・室内高を高く設定してデイズとの差別化を行っている日産ブランドの軽ハイトワゴン

  • スライドドアを開けたルークス ハイウェイスター
  • ルークス ハイウェイスターのラゲッジ

ルークスは初代モデルがスズキ・パレットからOEM供給を受ける形で販売されていた。2代目は日産と三菱が共同で設立した合弁会社NMKVの基で開発が行われデイズルークスという車名でリリースされていた。

2020年に、スマートシンプルハイブリッドを搭載させるなどの改良を加えるなどのフルモデルチェンジを実施し3代目が誕生するタイミングで同車は、車名をルークスへと戻した。

3代目デイズの室内空間は広く設計されていて清潔感のあるデザインを採用しているので居心地が良い

3代目デイズは室内空間の広さを魅力とし、小さな子どもなら車内で立ったままの姿勢で着替える事が可能で、後部座席の足元付近を広めに確保しているので、大人の男性が着座したとしても窮屈はしません。

発色を抑えて優しい印象を与えるグレージュカラーを採用するデイズの室内空間は、移動中でもリラックス出来ると評判です。

「ルークス ハイウェイスター」はフロントマスクに配置する上部・左右のパーツにクローム加飾を施して存在感を引き上げる

ルークスのスポーティモデルにあたるハイウェイスターでは、空力効果とデザイン性が優れる専用のエアロバンパーを装備させて、高出力化を実現させるターボモデルを設定し、車載カメラに加え、ミリ波レーダーも搭載させる事で、先行車を追随するプロパイロット標準装備するグレードも展開している。

「ルークス ハイウェイスター」は、本革巻ステアリングやレザー調インストパネルを設定可能とする事で、室内空間に更なる特別感を与える。

3代目「ルークス」のスペック
グレード ルークス X ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,780mm
室内長 2,200mm
室内幅 1,355mm 1,335mm
室内高 1,400mm 1,390mm
ホイールベース 2,495mm
最低地上高 155mm
車両重量 950kg 1,060kg
最小回転半径 4.5m 4.8m
燃費 20.9km/L(WLTCモード) 17.5km/L(WLTCモード)
駆動方式 前輪駆動 4WD
エンジン BR06-SM21 DOHC水冷直列3気筒 BR06-SM21(インターターボ)
最高出力 38kW/6,400rpm 47kW/5,600rpm
最大トルク 60Nm/3,600rpm 100Nm/2,400-4,000rpm

「サクラ」は日本の四季を感じるボディカラーを多数展開する日産のEVタイプの軽ハイトワゴン

  • 「サクラ」は車名を連想させるブロッサムピンク×ブラックの2トーンがボディカラーで人気
  • 「サクラ」はメーカーオプションで設定可能なプレミアムも含めて3タイプの内装色パターンを展開している

2022年にリリースされた日産「サクラ(SAKURA)」は、軽自動車市場に初めてラインナップされた量産型EV。

MM48型モーターと20kWhのスペックを誇るリチウムイオンバッテリーをパワーユニットとする同車は、車名をイメージさせるブロッサムピンクなど、和の美しさを内外装に存分に取り入れて、商品力を強化させている。

日産「サクラ」は、シート地と内装色のデザインパターンを、ブラックとベージュに、プレミアムも加えた3タイプを用意し、後席には微調整可能なリクライニング機能を設定し、インストスライドボックス等の収納スペースを充実化させて、快適性を強化させている軽ハイトワゴンです。

サクラ(B6AW型)のスペック
グレード X
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,655mm
室内長 2,115mm
室内幅 1,340mm
室内高 1,270mm
ホイールベース 2,495mm
最低地上高 145mm
車両重量 1,070kg
最小回転半径 4.8m
交流電力量消費率 124wh/km
駆動方式 前輪駆動
原動機 MM48交流同期電動機
最高出力 47kW/2,302-10,455rpm
最大トルク 195Nm/0-2,302rpm

三菱が得意とするSUV技術を積極的に取り入れる「eKクロス / eKクロスEV」は 街中でもアウトドスポットでも存在感を発揮するカッコいい軽ハイトワゴン

「eKクロス」はeKカスタムの後継車として誕生した、SUVテイストを積極的に取り入れたエクステリアを採用している軽自動車

2019年3月にeKカスタムの後継車として誕生した「eK クロス」は、三菱が構築してきたSUV製造技術を、積極的に導入して完成させたクロスオーバースタイルの専売車種。

「eK クロス」は、フロントマスクの迫力をダイナミックシールドで際立たせ、フェンダー部にブラックガーニッシュを配置して足回りを強化、ルーフレールを装着させる事で、街中でもアウトドアスポットでも目立つカッコ良さを実現している。

同車は、デジタルメーター中央部に、マルチインフォメーションディスプレイを配置させて、タイヤの向きや進行方向を視覚的に確認出来て、高速道路上で先行車との車間距離の維持をシステム側がサポートしてくれるMI-PILOTを設定可能とする、安全性にも配慮されている軽ハイトワゴン。

  • eKクロスEVは日産サクラの兄弟車にあたり男性受けの良いエクステリアデザインとボディカラーを採用している
  • ekクロスEV

2022年夏にはeKクロスをモデル車とし、日産サクラとプラットフォームを共用化して開発された電気自動車「eK クロスEV」が誕生。同車は2輪駆動のみを展開し、普通充電の他に急速充電も可能として、EVとしての利便性を高める。

エクステリアはeKクロスの路線を受け継ぎ、SUVテイストを取り入れて、ボディカラーは、ミストブルーパールやオリーブグリーンメタリックなど、男性受けの良いカラーの選択肢を中心に揃えて、日産サクラとの差別化を図る。

eKクロス(B34W/B35W/B37W/B38W型)のスペック
グレード T
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,670mm
室内長 2,065mm
室内幅 1,340mm
室内高 1,270mm
ホイールベース 2,495mm
最低地上高 155mm
車両重量 930kg
最小回転半径 4.8m
燃費 19.4km/L(WLTCモード)
駆動方式 4WD
エンジン BR06インタークーラーターボチャージャー
最高出力 47kW/5,600rpm
最大トルク 100Nm/2,400-4,000rpm
eKクロスEV(B5AW型)のスペック
グレード G
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,655mm
室内長 2,065mm
室内幅 1,340mm
室内高 1,270mm
ホイールベース 2,495mm
最低地上高 145mm
車両重量 1,060kg
最小回転半径 4.8m
交流電力量消費率 124wh/km
駆動方式 2WD
原動機 MM48交流同期電動機
最高出力 47kW/2,302-10,455rpm
最大トルク 195Nm/0-2,302rpm

フロントマスクが個性的な「デリカミニ」はカータープなどの純正アクセサリーが充実している三菱が誕生させた新たな軽ハイトワゴン

  • デリカミニの4WD車は2WDよりも全高を30mmほど高く設定している
  • デリカミニ
  • デリカミニ
  • デリカミニ
  • デリカミニ

2023年春に誕生した「デリカミニ」は、三菱の人気シリーズであるデリカの小型モデルで、フロントマスクでは、DELICA(デリカ)のロゴを配置させ、ダイナミックシールドに半円形状のLEDヘッドライトを組み合わせて、個性と迫力を引き上げる。

デリカミニはキャンプなどのアウトドアを楽しませてくれる純正アクセサリーを多数展開している

デリカミニは、坂道で効果を発揮するグリップコントロールや、ヒルディセントコントロールを装備し、高速道路を利用する際に運転をアシストしてくれるMI‐PILOT(マイパイロット)等を装備可能とする走行性能の高さも評価されているクルマで、アウトドアを楽しませてくれる純正アクセサリーを多数展開している軽ハイトワゴンです。

デリカミニ(B34A/B35A/B37A/B38A型)のスペック
グレード T
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,830mm
室内長 2,200mm
室内幅 1,335mm
室内高 1,400mm
ホイールベース 2,495mm
最低地上高 160mm
車両重量 1,040kg
最小回転半径 4.9m
燃費 17.5km/L(WLTCモード)
駆動方式 4WD
エンジン BR06インタークーラー付ターボチャージャー
最高出力 47kW/5,600rpm
最大トルク 100Nm/2,400-4,000rpm

「eKスペース」は上級グレードが助手席側にハンズフリーオート機能付きのスライドドアを設置している

2代目「ekスペース」は上品かつ落ち着いた印象のボディカラーを中心に展開している

三菱ブランドで展開される「eKスペース」は、日産と三菱の共同会社・NMKVが開発を実施した第2の車両として注目を集めた、日産ルークスの姉妹車にあたる軽ハイトワゴン。

同車は、2020年にフルモデルチェンジを実施して、マイルドハイブリッドシステムを導入させる、e-Assistの予防安全技術を強化するなどの改良を加えて、2代目へと刷新。

2代目「eKスペース」の室内空間はアイボリーカラーを用いて清潔感を引き上げる

2代目「eKスペース」では、上級モデルにあたるグレードGが助手席側にハンズフリーオート機能を付けたスライドドアや、リアビューモニター付ルームミラー等の装備を充実させて、特別感を引き上げます。

2代目「eKスペース」のスペック
グレード G
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,780mm
室内長 2,200mm
室内幅 1,335mm
室内高 1,390mm
ホイールベース 2,495mm
最低地上高 155mm
車両重量 960kg
最小回転半径 4.5m
燃費 20.9km/L(WLTCモード)
駆動方式 2WD
エンジン BR06 DOHC 12バルブ・3気筒
最高出力 38kW/6,400rpm
最大トルク 60Nm/3,600rpm

eKワゴンは日産と合弁会社を設立する以前から三菱ブランド展開されていた軽ハイトワゴン

4代目「eKワゴン」はホワイトパールやミントブルーメタリックなど計8色のボディカラーを展開している

eKワゴンは、日産と三菱が軽自動車に関わる事業を共同で行う合弁会社・NMKVが設立される以前から展開されていた三菱ブランドの軽ハイトワゴン。

2019年にNMKVの基で開発が実施され誕生した4代目「eKワゴン(B33/36W型)」は、ミリ波レーダーとフロントカメラから取得されたデータを用いて、高速道路上においてアクセルペダルから足を離した状態であっても、車間距離をキープさせるMI-PILOTを設定可能とするなど改良を加えた。

4代目「eKワゴン」のコックピットはドライバー目線でメーター類を配置させて運転のしやすさを実現

運転のしやすさを配慮して設計された4代目「eKワゴン」のコックピットでは、ステアリングホイールに各種スイッチ類を配置して、ハンドルを握った状態でのスムーズな操作を可能とします。

4代目eKワゴン(B33/36W型)のスペック
グレード G
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,650mm
室内長 2,065mm
室内幅 1,340mm
室内高 1,270mm
ホイールベース 2,495mm
最低地上高 155mm
車両重量 840kg
最小回転半径 4.5m
燃費 23.2km/L(WLTCモード)
駆動方式 2WD
エンジン BR06 DOHC 12バルブ3気筒
最高出力 38kW/6,400rpm
最大トルク 60Nm/3,600rpm

セカンドカーとして利用したい車も多い軽ハイトワゴン市場は更に活性化していく

軽ハイトワゴン市場を牽引するホンダN-BOXが2023年秋にフルモデルチェンジを実施して、新型モデルを展開させます。

N-BOXという強力なライバル車を追い越そうとして、各自動車メーカーは、車高を高く設定する以外の付加価値を加えて、消費者ニーズに応え得る商品を開発しています。

日産は「サクラ(SAKURA)」で、軽ハイトワゴン市場にこれまで存在しなかったEVタイプを展開させました。三菱は、かつて若者達に人気を集めたパジェロミニを彷彿とさせる「デリカミニ」を投入しました。

普通車と比較すれば、お手頃な価格に設定されている人気の軽ハイトワゴンは、セカンドカーとしての需要も期待できるため、市場の更なる拡大が予想されています。