速い日本車ランキング

速い車ランキング 0-100km/h加速の速い日本車TOP10

速い車ランキングを紹介。今回は停止した状態から100km/hに到達するまでのタイムが速い、ランキングTOP10の車種を紹介。サーキット走行可能な本格的なピュアスポーツから街乗りやファミリーユースにも使える便利な車も登場。

速い車ランキング 0-100km/h加速の速い日本車TOP10

0-100km/h加速でランキング!日本一速い車ベスト10

100km/h加速とは停車した状態から加速し、時速100kmに到達するまでの時間を指します。
普通車では10秒前後が目安で、トヨタのプリウスで約11秒、日産のノートe-POWERで約8秒になります。
ブガッティ シロンは最高出力1500PS、最大トルク163.2kgm、0-100km/h加速2.5秒、最高速度は420km/hのモンスターマシンで、販売価格は約3億円になっています。

日本でもレクサスが2010年に限定500台販売したLFAというスーパーカーがあり、新車価格3,750万円で販売されていて、今では中古車市場でも見かけることが少ない幻の車になっています。日本車に限定して0-100km/h加速の速い車種をランキングしました。

10位 スバル レヴォーグ 2.0 GT-S アイサイトは加速6.7秒のファミリーカー

レヴォーグ 2.0 GT-S アイサイトのエクステリア

0-100km/h加速6.7秒
最高出力300PS

スバルが販売するレヴォーグは室内空間も広いためファミリーカーとしても人気の車種です。
その中でも2.0Lのターボモデルは0-100km/h加速6.7秒の驚異的な運動性能を持っています。坂道や登板車線も苦にならない加速力なので、快適なドライブを楽しめるでしょう。

レヴォーグ 2.0 GT-S アイサイトの内装

ピュアスポーツではありませんが、ボディ剛性が高く、熟成された水平対向エンジンからは日本車とは思えないほどの強烈なパワーを感じられます。最高出力300PSを越える日本車は少なく、ワゴンタイプではレヴォーグのみとなっています。
レヴォーグの弱点はパワーを追求しているが故の燃費性能の低さ。
SUV全盛の時代では珍しいステーションワゴンタイプのボディということで、希少性や唯一性を求めるユーザーにも大人気の車種です。

全長 4,690mm
全幅 1,780mm
全高 1,490mm
室内長 2,005mm
室内幅 1,490mm
室内高 1,205mm
車両重量 1,570kg
ホイールベース 2,650mm
最低地上高 135mm
最小回転半径 5.5m
総排気量 1.998L
最高出力 221kW(300PS)5,600rpm
最大トルク 400Nm(40.8kgm)2,000-4,800rpm
ボディカラー 7色
JC08モード燃費 13.2km/L
乗車定員 5名

9位 日産 ジューク ニスモ RSは国産コンパクトSUVでは最速の0-100km/h加速6.4秒

ジューク ニスモ RSのエクステリア

0-100km/h加速6.4秒
最高出力214PS

ジューク2010年に発売された日本のSUVブームの火付け役と言える名車です。当初は奇抜過ぎるフロントマスクに批判の声が集まりましたが、発売から日が経つにつれて評価が高まりました。

ジューク ニスモ RSの内装

0-100km/h加速6.4秒、最高出力214PSのジュークニスモ RSは2014年に発売され、車重の重いSUVながら高い運動性能を持っています
今回のランキングでは唯一SUV車種としてランクインしているのも特徴的です。
ジュークは2019年に生産終了し絶版になりましたが、欧州市場を中心とする海外では大ヒットを記録する車種として販売を継続。
2代目へフルモデルチェンジし、奇抜なフロントマスクから日産を象徴するVモーショングリルへ進化することで存在感を示しています。

全長 4,165mm
全幅 1,770mm
全高 1,570mm
室内長 1,835mm
室内幅 1,470mm
室内高 1,215mm
車両重量 1,410kg
ホイールベース 2,530mm
最低地上高 165mm
最小回転半径 5.3m
総排気量 1.618L
最高出力 157kW(214PS)6,000rpm
最大トルク 250Nm(25.5kgm)2,400-6,000rpm
ボディカラー 3色
JC08モード燃費 12.6km/L
乗車定員 5名

8位 ホンダ シビック タイプRは鍛え上げられた足回りで0-100km/h加速5.7秒

シビック タイプRのエクステリア

0-100km/h加速5.7秒
最高出力320PS

ニュルブルクリンク北コース最速のFFスポーツがシビック タイプRです。
先代タイプRは750台の限定販売モデルでしたが、2017年9月29日に販売された新型シビックタイプRは誰でも購入できるようになりました

シビック タイプRの内装

足回りはブレンボ製ブレーキを装備、シートにはレッドカラーの専用シートを採用、全てが走りのために開発されたピュアスポーツです。
エクステリアはワイド&ローのスポーツカーらしいスタイルで、異次元の走りを予感させてくれます。

コストパフォーマンスの優れるホットハッチとして世界的にも人気で、同じカテゴリーに存在するルノーのメガーヌRSと互いに競い合うライバル関係も魅力的。
ホンダを代表するシビックブランドの頂点に君臨する早い車です。

全長 4,560mm
全幅 1,875mm
全高 1,435mm
室内長 1,905mm
室内幅 1,460mm
室内高 1,160mm
車両重量 1,390kg
ホイールベース 2,700mm
最低地上高 125mm
最小回転半径 5.9m
総排気量 1.995L
最高出力 235kW(320PS)6,500rpm
最大トルク 400Nm(40.8kgm)2,500-4,500rpm
ボディカラー 4色
JC08モード燃費 12.8km/L
乗車定員 4名

7位 スバル WRX STI タイプSはシンメトリカルAWD最速の0-100km/h加速5.2秒

WRX STI タイプSのエクステリア

0-100km/h加速5.2秒
最高出力308PS

0-100km/h加速が速い車種は駆動方式が2WDの車種が殆どですが、WRX STIはスバル独自のシンメトリカルAWD(4WD)を採用しているため、天候の変化や走行環境の変化に強く、ポテンシャルの高い万能性を有したスポーツカーです。

WRX STI タイプSの内装

横滑りや不安定な挙動を制御するマルチモードVDCや状況により最適な走行モード選択ができるSI-DRIVEなど、最先端の装備を持っているのもWRX STIの強みです

WRX STIは日本市場だけでなく、特に北米市場で人気のモデルで、特別仕様車が出るたびに完売しその後はプレミア価格で流通するなどファンの多いモデル。
車の速さだけでなく4ドアセダンで悪路走破性も高いなど、日常使いも考慮されたパッケージも評価されています。

全長 4,595mm
全幅 1,795mm
全高 1,475mm
室内長 2,005mm
室内幅 1,490mm
室内高 1,205mm
車両重量 1,490kg
ホイールベース 2,650mm
最低地上高 140mm
最小回転半径 5.6m
総排気量 1.994L
最高出力 227kW(308PS)6,400rpm
最大トルク 422Nm(43.0kgm)4,400rpm
ボディカラー 6色
JC08モード燃費 9.4km/L
乗車定員 5名

6位 日産 フェアレディZ バージョンSTは大排気量を武器に0-100km/h加速5.1秒を記録

フェアレディZ バージョンSTのエクステリア

0-100km/h加速5.1秒
最高出力355PS

1969年に初代フェアレディZが販売され、1980年代から1990年代のバブル期にはデートカーの定番として一世風靡した日産の名車です。

4代目フェアレディZまで受け継がれたロングノーズのインパクトあるエクステリアは先代の5代目フェアレディZで大きく変化し、現行の6代目フェアレディZへ受け継がれています。

フェアレディZ バージョンSTの内装

2シーターの大排気量を持つスポーツモデルということで、決して販売台数を稼げる車ではありません。しかし根強いファンもいることから、これからも販売は継続していくことは間違いないでしょう。

フェアレディZは2022年にビッグマイナーチェンジを敢行、8割の部品を刷新する大規模な改良でファンを魅了。
2023年には待望のスポーツモデルNISMOをラインナップに追加することで、GT-Rに次ぐ日産のプレミアムスポーツへ進化しました。

全長 4,260mm
全幅 1,845mm
全高 1,315mm
室内長 990mm
室内幅 1,495mm
室内高 1,090mm
車両重量 1,540kg
ホイールベース 2,550mm
最低地上高 120mm
最小回転半径 5.2m
総排気量 3.696L
最高出力 261kW(355PS)7,400rpm
最大トルク 374Nm(38.1kgm)5,200rpm
ボディカラー 8色
JC08モード燃費 9.0km/L
乗車定員 2名

5位 日産 スカイライン 350GT ハイブリッドはモーターの力強い加速で0-100km/h加速4.9秒を達成

スカイライン 350GT ハイブリッドのエクステリア

0-100km/h加速4.9秒
最高出力364PS

スカイラインはフェアレディZと同じく、長らく日産を支えた人気車種です。
3.5Lの大排気量エンジンにハイブリッドシステムを組み込んだ革新的な技術を搭載、静粛性の高いパワフルな走行を実現しています。

スカイライン 350GT ハイブリッドの内装

スカイラインの特徴は走りだけでなく、燃費性能も飛びぬけていることです。
日本車のセダンとしても極めて優秀な数字のJC08モード燃費17.8km/Lを実現したことにより、コストパフォーマンスの高い車になっています

日産の伝統を受け継ぐスカイラインは廃止の危機を乗り越え存続する希少なセダン。
13代目モデルは2013年からの発売で、今ではハイブリッドシステム搭載モデルのみラインナップしていますが、次期フルモデルチェンジではフル電動化するという噂があります。

全長 4,815mm
全幅 1,820mm
全高 1,440mm
室内長 2,000mm
室内幅 1,480mm
室内高 1,180mm
車両重量 1,780kg
ホイールベース 2,850mm
最低地上高 130mm
最小回転半径 5.6m
総排気量 3.498L
最高出力 225kW(306PS)6,800rpm
最大トルク 350Nm(35.7kgm)5,000rpm
モーター最高出力 50kW(68PS)
モーター最大トルク 290Nm(29.6kgm)
ボディカラー 9色
JC08モード燃費 17.8km/L
乗車定員 5名

4位 レクサス Fシリーズはサーキット走行も可能なエンジンを搭載し0-100km/h加速4.6秒を達成

レクサスGS FのエクステリアレクサスGS Fのエクステリア

レクサスRC FのエクステリアレクサスRC Fのエクステリア

0-100km/h加速4.6秒
最高出力477PS

サーキット走行も可能な本格的スポーツカーがレクサスの「F」シリーズです。
レクサスが手掛けたスーパースポーツカーLFAを頂点として、その下にGS FとRC Fが、さらにその下に各車種に設定されたスポーツグレード「F スポーツ」があります。

レクサスGS Fの内装レクサスGS Fの内装

レクサスRC Fの内装レクサスRC Fの内装

GS FとRC Fは5.0Lの大排気量を持つ2UR-GSEという型式のエンジンを積んでいて、最高出力477PS、0-100km/h加速4.6秒の数字も同じです

GS Fは4ドアセダン、RC Fが2ドアクーペでボディタイプにより差別化されています。販売価格はボディが大きい分GS Fの方が高価になっています。

GS F RC F
全長 4,915mm 4,705mm
全幅 1,535mm 1,850mm
全高 1,440mm 1,390mm
室内長 2,025mm 1,835mm
室内幅 1,495mm 1,520mm
室内高 1,180mm 1,120mm
車両重量 1,830kg 1,790kg
ホイールベース 2,850mm 2,730mm
最低地上高 130mm
最小回転半径 5.6m 5.4m
総排気量 4.968L
最高出力 351kW(477PS)7,100rpm
最大トルク 530Nm(54.0kgm)4,800-5,600rpm
ボディカラー 7色 8色
JC08モード燃費 8.2km/L
乗車定員 5名 4名

3位 レクサス LC500はフラッグシップクーペに相応しい0-100km/h加速4.6秒

レクサス LC500のエクステリア

0-100km/h加速4.6秒
最高出力477PS

レクサスのフラッグシップクーペがLCです。ガソリンモデルのパワートレインはFシリーズのGS F、RC Fと同じ2UR-GSEを搭載し最高出力477PSを発揮します。

LCはフラッグシップクーペとして2017年3月16日に発売され、1ヶ月後の販売数は目標50台に対して1,800台を受注しています。高額な車両価格から考えると、異例の大ヒットと言えるでしょう。

レクサス LC500の内装

ドライバーにとって理想的なハンドリングを実現するシステムLDHや、ガソリンモデルには乗用車では世界初の10速オートマチックを、ハイブリッドモデルにも世界初の技術として加速感を高めたマルチステージハイブリッドシステムを採用、レクサスが発売するクーペタイプのフラッグシップらしい最新鋭の装備が充実しています

全長 4,770mm
全幅 1,920mm
全高 1,345mm
室内長 1,870mm
室内幅 1,550mm
室内高 1,075mm
車両重量 1,940kg
ホイールベース 2,870mm
最低地上高 135mm
最小回転半径 5.4m
総排気量 4.968L
最高出力 351kW(477PS)7,100rpm
最大トルク 540Nm(55.1kgm)4,800rpm
ボディカラー 11色
JC08モード燃費 7.8km/L
乗車定員 4名

2位 ホンダ NSXは国産スーパーカーとして堂々の0-100km/h加速3.0秒を記録

ホンダ NSXのエクステリア

0-100km/h加速3.0秒
最高出力581PS

0-100km/h加速3.0秒を達成するのはホンダのスーパーカーNSXです。
かつてはレクサスLFAが3.7秒を達成していますが、その他はポルシェ パナメーラ ターボやアウディ S8、メルセデスベンツ AMG GTSなど名だたる車種ばかりです。

ホンダ NSXの内装

NSXは加速性能もさることながら、丁寧な車作りが評価されています。そのため年間生産台数は限られ、日本では初回受注で納車は2年先になるなど、伝説的な車になりつつあります
最高出力581PSは現在販売されている日本車ではトップクラスのスーパーカーです。

全長 4,490mm
全幅 1,940mm
全高 1,215mm
室内長 970mm
室内幅 1,525mm
室内高 1,045mm
車両重量 1,800kg
ホイールベース 2,630mm
最低地上高 110mm
最小回転半径 5.9m
総排気量 3.492L
最高出力 373kW(507PS)6,500-7,500rpm
最大トルク 550Nm(56.1kgm)2,000-6,000rpm
モーター最高出力 前:27kW(37PS)4,500rpm
後:35kW(48PS)3,000rpm
モーター最大トルク 前:73Nm(7.4kgm)0-2,000rpm
後:148Nm(15.1kgm)500-2,000rpm
ボディカラー 7色
JC08モード燃費 12.4km/L
乗車定員 2名

1位 日産 GT-R ニスモは世界でもトップレベルの0-100km/h加速2.7秒

GT-R ニスモのエクステリア

0-100km/h加速2.7秒
最高出力600PS

ブガッティ シロン、ランボルギーニ ウラカン、ポルシェ 911など世界的に有名はスーパーカーと同等以上の性能を持つ日産のモンスターマシンがGT-Rニスモです。

最高出力600PSは市販されている日本車ではNo.1のパワーで、尚且つ公道走行も可能な利便性も持ち合わせています

GT-R ニスモの内装

0-100km/h加速2.7秒はまさに異次元の加速力で、体がワープしているように錯覚するほどです。

ライバルとなる車両は1,000万円以上の販売価格は当たり前で、ランボルギーニ ウラカンは2,790万円、ブガッティ シロンは約3億円なのを考えると、GT-Rニスモはお買い得でコストパフォーマンスに優れた車両だと国内外で評価されています。

全長 4,690mm
全幅 1,895mm
全高 1,370mm
室内長 1,730mm
室内幅 1,475mm
室内高 1,095mm
車両重量 1,740kg
ホイールベース 2,780mm
最低地上高 110mm
最小回転半径 5.7m
総排気量 3.799L
最高出力 441kW(600PS)6,800rpm
最大トルク 652Nm(66.5kgm)3,600-5,600rpm
ボディカラー 4色
JC08モード燃費
乗車定員 4名

0-100km/h加速が速い車は慎重に運転

速い車

0-100km/h加速が速い車は、車を操る喜びを感じられるだけでなく運転も楽になります。例えば、後続車との距離を離すことが容易なので、スムーズで安全な車線変更が行えます。

しかし速い車だからといって、スピードの出し過ぎには注意が必要です。静粛性とボディ剛性が高い車が殆どなので、いつの間にか制限速度を超えていた、ということもよくあるでしょう。
0-100km/h加速が速い車を運転する時は、交通ルールを守りいつも以上に慎重な運転が求められます。