Tjクルーザーは東京モーターショー2017で初公開!
トヨタは2017年10月6日のプレスリリースで、東京モーターショー2017に出展する車の一部を公開し、その中にTjクルーザーも含まれていました。
東京モーターショーのテーマは「世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」です。トヨタのコンセプトカーであるTjクルーザーはそのテーマにマッチした車です。
もっとアクティブに利用してもらいたいとの願いを込めた「TOOL-BOX」のTと、クルマという乗り物に乗って様々な目的地に出かける楽しみを体感してもらう事を期待した「Joy」のJ、トヨタの歴代SUVに代々使用されてきた名称である「CRUISER(クルーザー)」を組み合わせているTjクルーザーの車名からは、トヨタの期待度の高さが伺えます。
SUVにバンの積載能力を組み合わせた車であるTjクルーザーは、クロスオーバーSUV市場の流れを変える可能性を秘めています。そんなTjクルーザーの内外装などの特徴を紹介します!
現時点でTjクルーザーの市販化予定はないことが判明
一部のメディアで数年のうちに市販モデルが発売するとの報道があったトヨタTjクルーザーですが、現時点では市販化の予定はないということが明らかとなりました。
期待値の高いコンセプトモデルだっただけに市販化を心待ちにしているユーザーも多く、非常に残念なところではありますが、COBBYでは今後もTjクルーザーの新情報を入手し次第お伝えしていきます。
Tjクルーザーは2024年以降に市販化される可能性も
Tjクルーザーの市販化について様々な憶測が流れています。
2017年の東京モーターショーで発表されたTjクルーザーはミニバンとSUVを融合した新しいコンセプトで登場、2020年5月に市販化されるという情報があり、楽しみにしていたユーザーも多いでしょう。
Tjクルーザーのコンセプトに近い市販車は三菱のデリカD5しかなく、販売台数も見込めることから市販化されるのではと考えます。
しかし販売時期について2024年以降になる可能性があるという情報も。
2020年5月はトヨタの販売店の統合があり、これに合わせて再注目モデルのSUVハリアーがフルモデルチェンジ、さらに8月にはRAV4 PHVを投入。ハリアーのフルモデルチェンジやRAV4 PHVの販売に合わせて新型車を投入するとは考えにくいため、Tjクルーザーの販売は次期を遅らせ2024年以降に販売するかもしれません。
また2022年にはヴォクシー、ノアがフルモデルチェンジ、ミニバンのコンセプトを持つTjクルーザーの市販はさらに遅れ2024年以降になる可能性もあるでしょう。Tjクルーザーの情報について新情報があり次第追記します。
新型Tjクルーザーのデビューは2024年以降か 予想CGは迫力フェイスにスライドドアを搭載
トヨタ・Tjクルーザーが、2017年の東京モーターショーで出展されたTjクルーザープロトタイプの市販型として2024年以降に登場するのではないかという情報を入手しました。
市販型ではコンセプトカーをベースとしてリデザインされ、グリルよりも上部にヘッドライトが配置され、サイズも大きくなる可能性があります。車幅いっぱいに拡大されたバンパーになり、迫力のあるフェイスになるでしょう。スライドドアも採用し、多彩なシートアレンジも実現。
パワートレインは最高出力160psを発揮する2.0L直列4気筒+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム、駆動方式は4WDとFFがラインナップするでしょう。価格は約350万円からとなると予想します。
Tjクルーザーの市場が日本または北米専用車種となる説も浮上
2017年の東京モーターショーでデビューし、2024年以降に市販化されると噂されていた新型Tjクルーザー。マーケットをどこに絞るのか、日本導入の可能性はあるのかが気になるところです。
今回入手した情報では、トヨタTjクルーザーは当面は北米専用車種となるのではないかとされています。日本市場へ導入する場合も、ある程度C-HRの販売台数が下落してからとなる可能性が高いでしょう。また、日本だけでなくオーストラリアなどのメインマーケットにも導入されることが予想されます。
Tjクルーザーのプロトタイプが2019年10月開催の東京モーターショー2019に出展かと噂されたが不発
トヨタの新型クロスオーバーモデル「Tjクルーザー」のデビューの可能性がありました。
Tjクルーザーのプロトタイプの登場は東京モーターショー2019の2019年10月以降、発売時期は2024年以降になる可能性が浮上しています。当初2020年内に販売するという情報もありましたが、2020年はハリアーのフルモデルチェンジやRAV4 PHVの発売など売れ筋SUVの切り替え時期です。そのためTjクルーザーの発売は2024年以降に行われるかもしれません。
両側スライドドアを採用し、積載性にも優れたTjクルーザー。トヨタはアルファード・ヴェルファイアなどのミニバンのラインナップを整理する可能性が高く、SUVテイストの新たなミニバンモデルとして、今後の市場開拓の大きな切り札となることが予想されます。
エクステリアはVAN×SUVの魅力が満載!今までなかったコンセプトで登場
Tjクルーザーのエクステリアは、バンのスクエア構造にSUVのゴツゴツとした迫力が組み合わせられた独特の存在感が魅力的です。
スタイリッシュで美しきボディラインの車種が多い最近の車と比較すると、Tjクルーザーには威厳があって圧倒的な迫力があります。
大型サイズのフロントグリルとパンパーの相乗効果は抜群、SUV本来の魅力である大径タイヤにより足回りにどっしりとした安定感がうまれています。
ボンネットからルーフ、フェンダー部には、アクティブユーザーが喜ぶ強化塗装が施されているケアフリー素材を採用し、力強いフロントビューを演出しています。
Tjクルーザーのインテリアは先進的な水平基調を採用
インテリアでは水平基調のインパネが目立ちます。エスティマのオプティトロンメーターをシャープにしたようなデザインが印象的です。黒を基調とした内装では、シートなどに取り付けられているグレーのラインがアクセントです。
助手席フルフラットモードでロングサイズの荷物の積載も可
Tjクルーザーでは、助手席側をフルフラットモードにシートアレンジすることで、ロングボードやロードバイクといった3mクラスのロングサイズの荷物も積載することが可能となります。
シートアレンジにより拡がるラゲッジルームは、レジャー目的ではなくて、ビジネスにおいても有効活用できるような広さを確保します。シート裏やデッキボード等に多数の固縛ポイントを取り付けることで、荷物を安定して固定する事ができます。
大開口スライドドアは乗り降り便利で荷物の出し入れがスムーズ
Tjクルーザーでは大開口スライドドアを採用します。ワイドサイズのスライドドアは乗り降りが便利で、お年寄りやお子さんなど、世代を問わず室内に乗り込む事が可能となります。また、スライドドアからはロングサイズの荷物も自由に出し入れする事ができます。
TjクルーザーのスペックとFJクルーザー・FT-4Xを比較
Tjクルーザー | FT-4X | FJクルーザー | |
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全長 | 4,300mm | 4,250mm | 4,635mm |
全幅 | 1,775mm | 1,820mm | 1,905mm |
全高 | 1,620mm | 1,620mm | 1,840mm |
ホイールベース | 2,750mm | 2,640mm | 2,690mm |
乗車定員 | 4人 | – | 5人 |
Tjクルーザーの開発は、C-HR等の開発で採用されたトヨタの新プラットフォームである、TNGAで行われる予定です。駆動方式は、前輪駆動と4輪駆動のラインナップを行うことで、フルシーズンでアウトドアを楽しむ事が出来ます。
パワーユニットは、2Lクラスエンジンにハイブリッドを組み合わせた、環境面にも配慮したシステムを採用します。ボディサイズは、FJクルーザーよりもコンパクトサイズであり、FT-4Xの方が近いと言えます。
発売が期待されるSUVとミニバンが融合したTjクルーザーの画像5枚
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Tjクルーザーの市販化モデルの発売でクロスオーバーSUVの流れが変わる!
Tjクルーザーは新たなカーライフを実現しうる車です。現在、市販化されるクロスオーバーSUVでは「コンパクトタイプの車とSUV」を「スポーツカーとSUV」を組み合わせたタイプに人気が集まります。
Tjクルーザーが提示するVANとSUVとを融合させた新ジャンルの車は、アクティブユーザーの購買意欲を刺激し、クロスオーバーSUVの流れを変えていくかもしれません。
SUVの迫力のあるダイナミックさに、バンの積載能力が融合した車のパイオニア的存在であるTjクルーザーの登場が待ち遠しいです。