レクサスLF-1リミットレス

レクサスLF-1リミットレスが2024年以降に市販化の噂も/内外装と先端技術の特徴

Lexus LF-1 Limitlessは、2018年1月15日に北米国際自動車ショーで世界初公開されたコンセプトカーです。レクサスの最上級SUVにあたる同車のシフトレバーがないなどの次世代型デザインを採用した内外装の特徴や、自動運転など搭載される先端技術も取り上げます。

レクサスLF-1リミットレスが2024年以降に市販化の噂も/内外装と先端技術の特徴

レクサスLF-1リミットレスがデトロイトモーターショー2018で世界初公開

レクサスは2018年1月15日に、北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)でコンセプトカー「Lexus LF-1 Limitless」を世界初公開しました。

Lexus LF-1 Limitlessは、レクサスのフラッグシップ・クロスオーバーにあたります。「RX」や「LX」でラグジュアリークロスオーバー市場を切り開いてきたレクサスは、多様化するライフスタイルや拡大するSUV市場のニーズに応えようと、Lexus LF-1 Limitlessの開発を進めます。

Lexus LF-1 Limitlessは、次世代デザインの方向性を示す、ラグジュアリーの新しい方向性を表現するなどレクサスの未来を支える車です。2023年市販化の噂があるコンセプトカー「レクサスLF-1リミットレス」のエクステリアやインテリアの特徴、ボディサイズ、搭載する先端テクノロジーについて紹介します。

LF-1が2023年に市販化される可能性も レクサス伝統のFシリーズも計画か

レクサスが最上位SUVに位置付けるとして発表された次世代SUVのLF-1リミットレスの市販化が進んでるという噂があります。市販化は2023年を予定され、パワートレインには3.5LのV6ハイブリッドエンジンと4.0LのV8ツインターボ搭載のFグレードが用意される可能性があるようです。

コンセプトカー「レクサスLF-1リミットレス」のエクステリアには大迫力のスピンドルグリルを採用

Lexus LF-1 Limitlessのサイドビュー

Lexus LF-1 Limitlessのエクステリアでは、スピンドルグリルがフロントマスクに威厳と存在感を与えています。大径タイヤと、スポーク1本1本が力強く立体構造が特徴的なホイールの組み合わせはパワフルです。

Lexus LF-1 Limitlessのヘッドライト

ヘッドライトのシャープでスタイリッシュなデザイン、上部と下部のカラーリングの違いは特徴的で、スピンドルグリルとの相性も抜群です。

Lexus LF-1 Limitlessのコンビネーションランプ

サイドから連なるように光をつなぐコンビネーションランプ、左右に設置されたリヤスポイラーが織りなす対象美、ルーフガラスの開放的な雰囲気が組み合わせたエクステリアは芸術的です。

Lexus LF-1 Limitlessは流れるようなデザインで、しなやかな構造美を取り入れます。そのデザインコンセプトは、ロングローズボディ、曲率が美しいサイドビューやフロントビューで採用されています。

コンセプトカー「Lexus LF-1 Limitless」のインテリア

Lexus LF-1 Limitlessの内装

Lexus LF-1 Limitlessのインテリアでは、最先端のインタフェースが採用されています。フロント部には、運転手の動作・仕草を感知するセンサーが簡単操作をサポートするモーションコントローラー、視認性が優れたディスプレイが導入されています。

Lexus LF-1 Limitlessでは、ステアリングに「パーキング」や「リバース」等のシフト操作ができる機能性を持たせる事で、シフトレバーのないシンプルで運転に集中できるコックピットを完成させます。

Lexus LF-1 Limitlessのレッグスペース

リヤ部からフロント部に連なるレッグスペースには、エンターテインメントを堪能できるオペレーションパネルが設置されます。

レッグスペースは、リヤシートに座る方に最大限のリラックスを与えるだけではなく、先端のデジタルテクノロジーを楽しむ時間も与えてくれます。

シートやコックピット周辺のホワイトベージュカラーと、レッグスペースのダークブラウンの配色バランスは絶妙で室内空間に清潔感と高級感をもたらします。

レクサスLF-1リミットレスには先端テクノロジーが搭載

Lexus LF-1 Limitlessには、目的地まで向かう際の運転操作をクルマ側が行う自動運転技術であるショーファーモードが搭載されます。AIが人に代わって運転を行うショーファーモードが実現すれば、スムーズでエネルギーロスの少ない走行が可能となり、交通事故は起こりにくくなります。

また、Lexus LF-1 Limitlessではナビシステムに時間という考え方をインプットさせることで対話型4Dナビゲーションシステムを実現させます。4Dナビゲーションシステムでは、交通シーンや車の状態に応じて、ドライバーに休憩や食事の機会を呼びかける、ホテルの予約等を可能とします。

クルマ側が提案するそれらの情報は、ナビディスプレイやリヤシートエンターテインメントシステムの他、スマホやタブレットに表示させる事も出来ます。

レクサスLF-1リミットレスのボディサイズは全高は低いが全長と全幅がLXと似ている

コンセプトカー「Lexus LF-1 Limitless」のボディサイズを、レクサスのフラッグシップSUVのボディサイズと比較します。全長ではLexus LF-1 Limitlessの方が6mmほどサイズアップしていますが、全長ではLXよりもが60mmほど短くなり、全高においては300mmほど低く設定されています。
ホイールベースはLXと同じなので室内の広さもLXとほぼ同じだと言えます。

レクサスLF-1リミットレスとLXのボディサイズの比較
レクサスLF-1リミットレス LX
全長 5,014mm 5,080mm
全幅 1,986mm 1,980mm
全高 1,605mm 1,910mm
ホイールベース 2,974mm 2,974mm

レクサスLF-1リミットレスのパワートレインは豊富

レクサスLF-1

デトロイトモーターショーでの一般公開が、2018年1月20日からとなるLexus LF-1 Limitlessのパワートレインは、ガソリンエンジンやハイブリッド以外にも、プラグインハイブリッド(PHEV)や電気自動車(BEV)、燃料電池(FCV)が想定され選択肢が広がります。

レクサスは2025年頃までに、グローバル展開する全車種の電動専用車、電動グレードの販売を計画します。レクサスLF-1リミットレスのパワートレインの多様化はその流れを受けたものです。

レクサスLF-1リミットレスは、レクサスのフラッグシップ・クロスオーバーにあたるため、市販化されれば、販売価格はLXの1,100万円を超えることが予想されます。先端テクノロジーが搭載され、ラグジュアリーの新しい可能性を提示する未来の車の原型モデルが、デトロイトモーターショーで一般公開されます。