ハイランダーのモデルチェンジ

【日本復活へ】新型「ハイランダー」2027年型をBEVとして北米で初公開!国内導入も計画

日本名「クルーガー」がBEVとして再上陸へ!2026年から日本市場への導入が検討されている新型ハイランダーの全貌を解剖します。米国で披露された最新の3列シートEVは、幾何学的な新デザインと家族全員が快適に過ごせる最新テクノロジーが満載。復活を遂げる人気SUVの気になる性能をチェック。

【日本復活へ】新型「ハイランダー」2027年型をBEVとして北米で初公開!国内導入も計画

5代目は電気自動車へ劇的進化!新型ハイランダーBEVが米国でデビュー

トヨタの主力3列シートSUV「ハイランダー」が、第5世代へのフルモデルチェンジを機に、次世代のバッテリーEV(BEV)として生まれ変わりました。2026年2月に米国で世界初公開された2027年モデルは、従来のハイブリッドから一新。北米で初めて生産される3列シートBEVとして、圧倒的な航続距離と最新のテクノロジーを備え、「家族のための電気自動車」として再定義されています。

トヨタは2025年12月の発表において、米国で生産されている「ハイランダー(Highlander)」、「カムリ(Camry)」、「タンドラ(Tundra)」の3車種を、2026年から日本に導入することを目指すと明らかにしています。

トヨタの人気3列SUV「ハイランダー」が次世代BEVに!米国で2027年モデルを初披露

新型ハイランダー新型ハイランダー

トヨタは新型2027年型ハイランダーを、米国初の3列シートEVとして披露しました。2026年後半に北米で発売予定で、航続距離は最大約515km(320マイル)に達します。テスラの充電規格であるNACSを標準採用し、理想的な条件下では約30分で10%から80%までの急速充電が可能です。

車内は14インチの大型タッチスクリーンや18個のカップホルダーを備え、居住性と利便性を追求。給電機能(V2L)も搭載し、キャンプ用品への給電や、停電時の家庭用バックアップ電源としても活用できます。従来のハイブリッドからフル電動へ進化し、幾何学的な「ハンマーヘッド」デザインと、ホイールベースの延長による広い室内空間が特徴です。

2027年型ハイランダーのエクステリアの特徴は?

2027年型ハイランダーBEVのエクステリアは、トヨタ独自の「ハンマーヘッド」デザインを核とした、建築的でミニマルなスタイリングが特徴です。

フロントデザイン

新型ハイランダー新型ハイランダー

  • ハンマーヘッド・シグネチャー: スリムなLEDデイタイムランニングライト(DRL)が一文字状に車幅いっぱいに広がり、力強さとシンプルさを表現しています。
  • 幾何学的なヘッドライト: メインのヘッドライトはDRLとは別に、フロントバンパーの角の低い位置に配置されています。
  • 滑らかなフロントマスク: 巨大なフロントフェイスはボディと同色でまとめられ、空力性能を意識したデザインになっています。

サイド・プロポーション

新型ハイランダー新型ハイランダー

  • ワイド&ローなスタンス: 先代モデルより全高が約0.8インチ(約2cm)低く、全幅が2.3インチ(約6cm)広くなり、より踏ん張りのきいた安定感のある外観になりました。
  • 延長されたホイールベース: ホイールベースが112インチから120.1インチへと大幅に伸び、タイヤが四隅に配置されることで、機敏でモダンな印象を与えています。
  • フラッシュドアハンドル: 空力とデザイン性を両立した半埋め込み式(セミフラッシュ)の電磁式ドアハンドルを採用しています。

リアデザイン

新型ハイランダー新型ハイランダー

新型ハイランダー新型ハイランダー

新型ハイランダー新型ハイランダー

  • 巨大なライトバー: 背面にも車幅いっぱいに広がる印象的なテールライト(ライトバー)が装備されています。
  • 統合されたリアスポイラー: リアスポイラーはピラーと滑らかに一体化されており、その内側にリアワイパーが隠されるように配置されています。

カラーとホイール

新型ハイランダー新型ハイランダー

  • 新色と2トーン設定: 新色「スペルバウンド(Spellbound)」を含む複数のボディカラーが用意されており、ブラックルーフを組み合わせた2トーンカラーも選択可能です。
  • 大型ホイール: グレードにより19インチまたは22インチのホイールが設定されます。
  • パノラマルーフ: トヨタのラインナップで最大級となる固定式ガラスパノラマルーフも設定されています。

2027年型ハイランダーのインテリアの特徴は?

新型ハイランダー新型ハイランダー

新型ハイランダー新型ハイランダー

新型ハイランダー新型ハイランダー

2027年型ハイランダーBEVのインテリアは、最新のテクノロジーと家族向けの利便性を融合させた、「テック・フォワード(技術重視)」で広々としたモダンな空間が特徴です。

1. 先進のテクノロジー

新型ハイランダー新型ハイランダー

  • 大型ディスプレイ: 14インチのタッチスクリーンと12.3インチのデジタルメーターが標準装備されています。
  • ワイヤレス充電: 滑り止めのスエード素材を施した、スマホが滑りにくい角度のデュアル・ワイヤレス充電トレイを備えています。
  • ビルトイン・ドライブレコーダー: トヨタ車として初めて、車両の外カメラを利用して録画するドライブレコーダーを標準装備しました。
  • ヘッドアップディスプレイ(HUD): 上位グレードのLimitedに設定されており、ナビゲーション情報をフロントガラスに投影できます。

2. 居住性とシート構成

新型ハイランダー新型ハイランダー

  • 3列シート・最大7名乗り: 2列目はキャプテンシートが標準ですが、XLE AWDグレードではベンチシートも選択可能です。
  • 快適装備: SofTex(人工皮革)シートが標準で、前席ヒーターが備わります。Limitedではさらに前席ベンチレーションや2列目ヒーターも追加されます。
  • 開放感: トヨタ車で最大級の面積を誇る固定式ガラスパノラマルーフが設定され、車内を明るく照らします。

3. 利便性と収納

新型ハイランダー新型ハイランダー

  • 18個のカップホルダー: 車内には驚異的な数のカップ・ボトルホルダーが配置されており、スマホ収納としても活用できます。
  • 全列USBポート: すべての列にUSB-Cポートが配置されており、どの席でもデバイスの充電が可能です。
  • 収納スペース: センターコンソール下の大容量収納や、3列目シートを倒すと出現する45.6立方フィート(約1,291リットル)の広大な荷室も魅力です。

4. デザインと雰囲気

新型ハイランダー新型ハイランダー

  • アンビエント照明: 64色から選べるカスタマイズ可能な照明が車内を彩ります。
  • 新しいドア操作: 内側からも電子スイッチでドアを開ける仕組み(電子ラッチ)が採用されており、安全降車アシストと連動して危険を知らせる機能もあります。

新型ハイランダーBEVの航続距離と充電時間は?

新型ハイランダーBEV(2027年モデル)の航続距離は、搭載されるバッテリーの種類や駆動方式によって異なりますが、最大で320マイル(約515km)に達すると推定されています。充電時間は、急速充電を利用して約30分で10%から80%まで回復させることが可能です。

航続距離(メーカー推定値)

新型ハイランダー新型ハイランダー

用途に合わせて、77.0kWhと95.8kWhの2種類のバッテリーが用意されています。

  • 95.8kWh バッテリー搭載モデル(Limited AWD / XLE AWD):約320マイル(約515km)
  • 77.0kWh バッテリー搭載モデル(XLE FWD):約287マイル(約462km)
  • 77.0kWh バッテリー搭載モデル(XLE AWD):約270マイル(約435km)

充電時間と仕様

新型ハイランダー新型ハイランダー

  • 急速充電(DC): 理想的な条件下では、約30分でバッテリー容量の10%から80%まで充電できます。また、外気温がマイナス10℃の厳しい環境下でも、150kWの急速充電器を使用すれば約30分(10%→80%)での充電を目標に開発されています。
  • 充電規格: 北米充電規格(NACS / テスラのスーパーチャージャー規格)のポートを標準装備しており、数多くの急速充電ステーションを利用可能です。
  • 効率化機能: 急速充電の前にバッテリー温度を最適化する「バッテリー・プレコンディショニング」機能を搭載しており、特に寒い時期の充電時間を短縮できるよう設計されています。

さらに、この新型ハイランダーにはトヨタで初めてV2L(Vehicle-to-Load)機能が搭載され、キャンプ用品への給電や、停電時の家庭用バックアップ電源としても活用できる点が大きな特徴です。

項目 内容・数値
グレード XLE, Limited
駆動方式 FWD(前輪駆動), AWD(全輪駆動)
全長 (in.) 198.8
全幅 (in.) 78.3
全高 (in.) 67.3
ホイールベース (in.) 120.1
バッテリー総電力量 (kWh) 76.96 / 95.82
最高出力 (システム合計) FWD: 221 hp / AWD: 338 hp
最大トルク FWD: 198 lb.-ft. / AWD: 323 lb.-ft.
航続距離 (目標値) 最大 320 マイル
荷室容量 (3列目使用時) 15.9 立方フィート
荷室容量 (3列目格納時) 45.6 立方フィート
乗車定員 最大 7 名
  • ボディサイズ: 先代モデルと比較して、全長が数インチ伸び、全幅が約2.3インチ広くなりましたが、全高は約0.8インチ低く設計されており、よりワイド&ローなスタンスになっています。
  • ホイールベース: 112インチから120.1インチへと大幅に延長されており、室内空間の拡大に寄与しています。
  • ホイールサイズ: グレードにより19インチまたは22インチが設定されます。

米国生産のトヨタ車3車種が日本へ!2026年より順次導入を開始

トヨタ自動車は、北米市場で高い人気を誇る米国生産モデル3車種を、2026年から日本市場へ順次導入することを発表しました。多様化するライフスタイルや3列シートSUVへの強いニーズに応えるとともに、日米貿易関係への貢献も視野に入れた戦略的な施策です。これにより、かつて日本で親しまれた名車が最新の姿で国内路を再び走ることになります。

米国生産トヨタ車の26年からの日本導入を検討

ハイランダー・タンドラ・カムリハイランダー・タンドラ・カムリ

トヨタは、米国で生産している「カムリ(Camry)」、「ハイランダー(Highlander)」、「タンドラ(Tundra)」の3車種について、2026年から日本市場へ導入することを目指しています。米国で人気のセダン、SUV、ピックアップトラックを日本でも販売することで、幅広いニーズに応える計画です。

日本導入が予定されている3車種の概要

  • ハイランダー(Highlander):3列シートを備えた広い室内空間と優れた走破性が特徴のファミリー向けSUVです。日本ではかつて「クルーガー」として販売されていましたが、2007年の販売終了以来、約19年ぶりの国内復活となります。
  • カムリ(Camry):洗練されたデザインと高い燃費性能を誇る、トヨタのグローバルセダンです。米国では長年トップセラーを記録しており、日本でも2023年に販売を終了していましたが、再導入が決定しました。
  • タンドラ(Tundra):圧倒的なパワーと耐久性を備え、アメリカンカルチャーを象徴するフルサイズ・ピックアップトラックです。ライフスタイルの多様化やアウトドア志向の高まりを受け、日本市場への初導入が検討されています。

導入の背景と今後の展開

今回の導入は、国土交通省が検討している新制度の活用も視野に入れて進められており、日米の良好な貿易関係の維持・発展に寄与することも目的の一つです。米国生産拠点は以下の通りです。

  • カムリ:TMMKケンタッキー工場
  • ハイランダー:TMMIインディアナ工場(※2027年型BEVモデルはTMMKケンタッキー工場にて生産予定)
  • タンドラ:TMMTXテキサス工場

トヨタはこれら3車種を2026年から順次日本のユーザーへ届けるべく、具体的な仕様や販売方法について引き続き検討を進めていくとしています。

トヨタ ハイランダーの歴史はハリアーベースのSUV「クルーガー」から始まる

2000年に発売されたトヨタ クルーガーのエクステリアハイランダーは日本やオーストラリアでは「クルーガー」の車名で販売されていた

同じくトヨタから販売されているラグジュアリークロスオーバーSUVの初代ハリアーをベースとして、2000年に販売を開始したのがトヨタ ハイランダーの始まりです。ベース車となった初代ハリアーと比べると、トヨタ ハイランダーは正統派なデザインのクロスオーバーSUVとして販売されました。

日本国内やオーストラリアでは「クルーガーV」の名前で登場し、その他国外ではトヨタ ハイランダーという名前で販売されました。なお、車名は「賢い」という意味を持つドイツ語の「クルーガー」が由来となっています。

初代は2000年から2007年にかけての7年間販売し、2005年にはクルーガーハイブリッドを販売開始しました。市販のハイブリッドSUVとしては、クルーガーハイブリッドは世界で2番目となりました。

北米では約13万台を売り上げ、クルーガーは一躍ヒット車種となりました。しかし、日本国内向けのモデルは2007年に生産終了を迎えました。後続車はトヨタ ヴァンガードでしたがこちらも現在は販売されておらず、2013年に販売終了となっています。

その後、2代目ハイランダーが2007年から2013年まで販売されました。オーストラリアでは初代と同様、「クルーガー」と名乗っての販売が続けられています。2013年からは3代目モデルに移行しています。

トヨタ ハイランダーのエクステリアの特徴は台形グリルで、インテリアはロングドライブでも疲れないゆとりの空間が魅力

ハイランダーのエクステリアハイランダーのフロントグリルは台形デザイン

2018年モデルのトヨタハイランダーのエクステリアは、フロントグリルはインパクトのある台形で、ヘッドランプは細長くキリッとしており、日本国内では珍しいデザインとなっています。

ハイランダーのシート後席は長距離移動でも疲れにくい十分なスペースを確保

ブラックを基調とした内装はスペースに余裕があり、ドライブを快適に楽しめる空間が広がっています。シートは高級感があり、長距離運転にももってこいの座り心地の良さです。

ハイランダーのセンターメーターパネルスッキリした印象のあるセンターパネル ブルーイルミネーションは視認性も高い

メーター部分のブルーのグラデーションのようなイルミネーションの美しさにも目を引かれます。

ハイランダーのラゲッジルーム積載性抜群のラゲッジルーム ファミリーユースやアウトドアが趣味の方も満足できる

ハイランダーは積載性にも優れており、ファミリーカーとして使うのにも、アウトドアにもぴったりの車種です。

トヨタ ハイランダーのボディサイズは日本でも取り回しやすく高速の燃費は10.2~11.5km/L

トヨタ ハイランダーはLE・LE Plus・XLE・SE・リミテッドの5グレード展開で、ハイブリッドにはそれぞれハイブリッドLE・ハイブリッドXLE・ハイブリッドリミテッドの3グレードがあります。

トヨタ ハイランダーの乗車定員は最大8名で、ボディサイズは全長が4,889mm、全幅が1,925mm、高さが1,729mm、ホイールベースは2,788mmとなっています。海外専売の大型SUVにしては日本国内で乗り回すにも大き過ぎない、使い勝手の良いミニバンのようなサイズ感です。

エンジンは2.7リッター直列4気筒エンジンと3.5リッターV6エンジン、モーター搭載のハイブリッドモデルがあります。燃費は市街地で8.5~8.9km/L、高速道路で10.2~11.5km/Lとなっています。

その他、自動ブレーキなどの機能が安全パッケージとなったトヨタ・セーフティ・センスやスター・セーフティ・システムが標準装備となっています。

海外ではクルーガーの名前で展開されているハイランダーのモデルチェンジ遍歴

ハイランダー(クルーガー)はトヨタが販売しているSUVで、日本では2007年で販売を終了していますが「クルーガー」として販売されていました。海外ではハイランダーの名前で販売されています。

ハイランダー(クルーガー)初代 ACU2#W/MCU2#W/MHU28W型(2000年~2007年)

2000年11月、「クルーガーV」の名前で販売を開始。2002年1月、特別仕様車「ナビパッケージ」を発売。12月に特別仕様車「Sリミテッド」「Sリミテッド ナビパッケージ」を発売。
2003年8月、マイナーチェンジを実施と同時に、トヨタカローラ店向けに「クルーガーL」を発売。

2005年3月、「クルーガーハイブリッド」の販売を開始。10月、「クルーガーV」の販売を終了。11月、「クルーガーL」の一部改良で「2.4S ”Xパッケージ”」「2.4S FOUR ”Xパッケージ”」になりました。
2007年6月、日本向けは販売を終了して後継車種のヴァンガードへと受け継がれ、海外向けは販売を終了。

ハイランダー(クルーガー)2代目 XU40型(2007年~2013年)

2007年7月、2代目ハイランダー、オーストラリアではクルーガーの名前で販売を開始。ガソリンモデルとハイブリッドモデルのラインナップになります。
2009年6月、中国で「漢蘭達」として生産・販売を開始。10月にはアメリカでも生産を開始。
2010年、マイナーチェンジでフロントマスクを中心にデザインを大きく変更し、2011年モデルとして発表。

ハイランダー(クルーガー)3代目 XU50型(2013年~2019年)

2013年12月、アメリカで生産を開始し、フルモデルチェンジで3代目へと移行しました。
2016年3月、ニューヨーク国際オートショーで2017年モデルを発表。スポーツグレードの「SE」を追加設定しました。

ハイランダー(クルーガー)4代目 XU70型(2019年~)

2019年11月、フルモデルチェンジを発表。プラットドームはTNGA「GA-K」を採用しました。グレードは「L」「LE」「XLE」「LIMITED」「PLATINUM」のラインナップ。
2020年2月のシカゴオートショーで「XSE」グレードを発表。5月には欧州トヨタが2021年初頭にハイランダーハイブリッドの発売を発表。
2022年2023年モデルをカナダにて発表。2.4L直列4気筒ターボエンジンに変更されます。

ハイランダー(クルーガー)5代目(2023年~)

2023年2月、シカゴオートショー2023でワールドプレミアされ、同年夏に北米市場での発売が発表されました。

ハイランダー(クルーガー)のモデルチェンジ遍歴
ハイランダー(クルーガー)のモデル 販売年表
初代 ACU2#W/MCU2#W/MHU28W型 2000年~2007年
2代目 XU40型 2007年~2013年
3代目 XU50型 2013年~2019年
4代目 XU70型 2019年~
5代目 2023年~