雪道に強い車

雪道に強い車~国産人気SUV・軽自動車や外車など28選

雪道に強い車に関する情報。ランドクルーザーやRAV4などのトヨタの人気SUV、ジムニーなどの軽自動車、Jeepなどの外国車が搭載する機能、車高が高い/4輪駆動など、雪道に対して備えておくべき特徴についても紹介。

雪道に強い車の4つの特徴と国産車と外国車も含めたおすすめ車28台をピックアップ

路面が滑りやすく、視界が遮られることも多い雪道を運転する際には、ベテランドライバーであっても緊張感が高まります。

冬の季節の通勤や買い物する際の安全性を高めたい、あるいは冬の季節にしかできないスキーやスノーボードといったウインタースポーツや、絶景巡りなどを楽しみたいと考えている方も大勢いるはず。

そんな願望を叶えてくれる、雪道に強い国産車や、外国車をピックアップしました。各車のスペック情報や魅力だけではなくて、雪道に強い車がどのような特徴を備えているかについても紹介していきます。

雪道に強い車の特徴 ~ 4WD駆動 / 最低地上高が高い / 大容量バッテリーを搭載するなどしている寒冷地仕様車

TNGA構造のボディとラダーフレームを採用するランドクルーザー300は滑りやすく悪路になりやすい雪道走行に強い

4輪駆動車や最低地上高が高い車、寒冷地仕様車が、雪道に強い理由を詳しく紹介していきます。北海道などの寒い地域で暮らされている方は、クルマを購入する際には意識しておきましょう。

車輪が浮いたり・スタックしてしまったとしても他のタイヤでも動力を伝えられる4輪が駆動するタイプは雪道に強い

車の駆動方式は、4WD(4輪駆動)/ FF(前輪駆動) / FR(後輪駆動)に大別されますが、雪道で最も強いのは、4輪全てに駆動力がかけられる4WDです。

起伏があり平坦ではない雪道を走行中には、4輪のうちのどれか一つのタイヤが浮いてしまう、スタック状態となってしまう事があります。FFであれば前輪のうち一つが、FRであれば後輪のうち一つがそういった状況に陥ってしまえば、駆動力を路面に対して十分に発揮できなくなってしまうため、発進がスムーズには行われません。

4輪駆動であれば、残りの3輪で十分な駆動力を配分させる事でスムーズな発進な可能となります。また、雪道で最も滑りやすい下り坂でも、4WD駆動であれば、エンジンブレーキを4輪に掛けられるためFFやFRと比較すれば、スピードを効率的に落としてより安全な走行を行う事が出来ます。

最低地上高は高く設定されていて雪がどっしりと積もっていても車体底部にひっかからずにスムーズな運転が続けられるクルマは雪道に強い

最低地上高が高く設定されている車ほど、大雪に見舞われて路面にどっしりと雪が積もっている悪条件であったとしても、構造的な理由から車体の最も低い部分に雪があたりにくいため、雪が車体内部へと詰まってしまうリスクが低いので、スムーズな運転を続けられます。

クルマの最低地上高とは、車体底部から地面までの高さまでの計測値を意味しており、セダンやコンパクトカーの平均値は150mmであるのに対して、流行りのSUVは160mmを超える車がほとんどで、
ランドクルーザーやジムニーなどのような、本格的なクロスカントリー車は200mmを超えています。

セダンなどと比較すれば、SUVが雪道に強いと言われている理由には、最低地上高の高さも関わっています。

車両重量が一定程度ある重いクルマの方が雪道でグリップ力を利かせられるので発進しやすく直進走行が安定しやすい

車両重量が一定程度ある重い車の方が、タイヤの動力を雪道に対してキチンと利かせられるので、空回りせずにスムーズに推進できて、直進走行が安定化しやすいという傾向が伴います。

ただ重い車の場合には、慣性力が強まるため、ブレーキをかけた際には止まりにくく、コーナリング時には横に膨らみやすいというデメリットが生じます。

一方の軽い車の場合には、雪道でブレーキをかけた際には止まりやすく、コーナリングする際には横ブレしにくいというメリットを備えますが、クルマを推進させる際のグリップを利かせにくいので、発進時にはスリップしやすく、直進走行性も重い車と比較すれば安定はしないという傾向が報告されています。

大容量バッテリーを搭載するなど、北海道などの雪国で冬の季節にもエンジンをスムーズにかけられるような装備が充実している寒冷地仕様を展開しているクルマ

各自動車メーカーは、北海道などの冬の季節には厳しい寒さに見舞わる地域での利用も想定して開発した車両には、底冷えする日であってもエンジンをスムーズに駆動できるように大容量バッテリーを搭載させる、ドアミラーを凍結させないためにヒーター機能を設置させる、などの雪道での安全運転に繋がる装備を充実させた寒冷地仕様車を展開。

寒冷地仕様車は、装備を上乗せしているためノーマルモデルと比較すれば、メーカー希望小売価格は上回ってしまいますが、冬の季節には路面が雪に覆われる期間が長い地域に暮らされている方にはお勧めです。

雪道に強い車24選 ~ 車高が高い / 4WD駆動 / 運転サポート技術が搭載される 国産車や外国車

トヨタの人気SUVを中心に、車高が高く設定されていて、4WD駆動方式を採用するモデルが展開されて、雪道を走るのに適したドライブモードも用意されているクルマをピックアップしました。

国産の普通車だけはなくて、Jeepブランド外国車やジムニーなどの軽自動車も含まれます。各車が雪道に対して強い理由を、スペック情報も交えて詳しく紹介していきます。

「ランドクルーザー」はマルチテレインセレクトにDEEP SNOWモードを用意してトヨタのフラッグシップSUVに相応しい安定感のある雪道に強い走りを実現させる

300系ランドクルーザーでは雪道での事故を未然に防げるToyota Safety Senseの機能面も充実させている

ランドクルーザーは、長い車歴の中で、パリダカなどのモータースポーツで世界の過酷なオフロードを走破してきたクロスカントリー車としての魅力、室内空間ではラグジュアリーさを加えた事による高級感も影響を与えて、世界的な人気を誇るオフロードカーとしての地位を確立した。

ランドクルーザーは2021年に、盗難防止に備えて指紋認証スタートスイッチを採用する、GR SPORTを展開する、ボディカラーはアバンギャルドブロンズメタリックを追加設定する等の改良を加えた、フルモデルチェンジを実施して300系へと移行。

300系ランドクルーザーでは、TNGAプラットフォームの基で、高張力鋼板を最適配置する事で、剛性を保持したままで大幅な軽量化を実現させたラダーフレーム構造でボディを完成させた。

同型ランクルは、雪深い路面下において、ブレーキ油圧等をコントロールして推進力を確保する、DEEP SNOWモードも選択可能とするマルチテレインセレクトを搭載させて、トヨタのフラッグシップSUVに相応しい雪道に強い走りを実現させます。

300系ランドクルーザーのスペック
駆動方式 4輪駆動(フルタイム4WD)
最低地上高 225mm
燃費 7.9km/L~9.7km/L(WLTCモード)
車両重量 2,360kg~2,560kg
総排気量 3.345L/3.444L

「ランドクルーザープラド」は車高が高い上にトルセンLSD付トランスファーやセンターデフロックなどスタックを防ぐ機能が充実していて雪道に強い車の筆頭

4代目「ランドクルーザープラド」は四駆としての基本性能に加え悪路に対する豊富な脱出機能を備えた雪道に強い車

「ランドクルーザープラド」は、ランドクルーザー70系の派生車種として誕生し、ランクルとのフロントマスクの差別化を行う、電子制御式燃料噴射システムを搭載させて、エンジン出力を強化される等の改良を加えた事で、プラドのサブネームがクルマ市場に定着化していき人気車種へと成長した。

4代目ランドクルーザープラドは2021年に、インテリジェントクリアランスソナーを標準装備させる等の改良を加えたマイナーチェンジを実施。

同型プラドは、肌寒い日に肩や腰回りを温めてくれる快適温熱シートを装備させ雪道ドライブでの快適性を引き上げて、雪深く滑りやすい路面下などでは、エンジンスロットルを最適化することで、駆動力を確保して推進力をキープさせるMUD&SAND等の5つのモードが用意されるマルチテレインセレクトを搭載して、雪道での安全性を高水準化させる。

センターデフロック・リアデフロックが作動し表示灯が点灯している状態

ランドクルーザープラドは、全車種標準でトルセンLSD付トランスファーを採用した電動センターデフロックが搭載されており、フルタイム4WD車の欠点である1輪が空転し動力がうまく伝えられない場合でも、トルセンLSD付トランスファーによりトルク配分をコントロール、またディファレンシャルギアをロックして強力な制御も可能です。そしてオプションでリアデフロックもつけることができ、センターデフロックだけでは対応できない対角スタック(前後輪が対角上にスタックしてタイヤが空転してしまう状態)にも対応できますので、ほぼ完ぺきな状態でスタック対策をすることが可能です。

ランクルプラドは雪道や泥路などの悪路走行に備えたボタン類が豊富

写真の右側のボタンはセンターデフロック・リアデフロックを制御するボタン。写真の左側にある「2nd START」は、シャーベット状の雪道など過大なトルクがかかると駆動輪がスタックしてしまう状況において、セカンド発進することでタイヤの空転をしにくくするボタン。真ん中あたりにある「車が横滑りしているマーク+OFF」のボタンはいろんな車にもついている横滑り防止装置(ESC)で横滑りを検知して自動的にエンジン出力を制御するボタン。「坂道を下るマーク」のボタンは、ダウンヒルアシストコントロールで急な坂道を下る際にタイヤがロックしにくいように自動でブレーキコントロールしてくれるボタン。

ランドクルーザープラド(ディーゼル)のトランスファースイッチ

ランクルプラドのトランスファースイッチはディーゼル車の場合「H4」「L4」、ガソリン車の場合「H4F」「H4L」「L4L」があり、このスイッチでハイレンジ・ローレンジの切り替え、トルク配分、センターデフロックの固定状態を切り替えることができます。
このトランスファースイッチによって路面状況に応じた最適なトルク配分とセンターデフの状態を設定することができます。
例えばスタックする雪道で他車を牽引する場合などには、通常走行時にハイレンジ・トルク配分「前40:後60」に設定されているスイッチを、ローレンジ「L4」「L4L」・トルク配分「前50:後50」・センターデフロックに切り替え、トルクが必要な状況でスリップしやすい状況でも牽引することができます。

4代目ランドクルーザープラドのスペック
駆動方式 4輪駆動(フルタイム4WD)
最低地上高 220mm
燃費 8.3km/L~11.2km/L(WLTCモード)
車両重量 2,050kg~2,330kg
総排気量 2.693L/2.754L

「RAV4」ではマルチテレインセレクトシステムでSNOWモードを用意するグレード・Adventureが最も雪道に強い

5代目「RAV4」はヒルスタートアシストコントロール等の雪道でも効果を発揮する運転サポート機能を搭載している

トヨタの世界戦略車「RAV4」は、2018年にTNGAプラットフォームを採用し、ダイナミックフォースエンジンを搭載させる等のフルモデルチェンジを実施した5代目モデルが日本市場に再投入された

5代目「RAV4(XAA50/XAH50/XAP50型)」は、2022年秋にToyota Safety Senseの機能性を拡充させる、デジタルインナーミラーに録画機能を付与させる、ボディカラーを見直す等の改良を加えたマイナーチェンジを実施。

同型RAV4では、「Adventure」が、前輪軌道から4輪駆動へと状況に応じて自動制御を行えるダイナミックトルクベクタリング4WDに加え、マルチテレインセレクトシステムで氷雪路において安定した駆動力を確保できるSNOWモードを用意する最も雪道に強いグレードだと判断できます。

5代目「RAV4」のスペック
駆動方式 2WD/4WD/E-FOUR
最低地上高 190mm~200mm
燃費 15.2km/L~21.4km/L(WLTCモード)
車両重量 1,500kg~1,700kg
総排気量 1.986L~2.487L

「ヤリスクロス」は圧倒的な低燃費を実現しSNOWモードで雪道に対する強さを発揮するトヨタの人気SUV

「ヤリスクロス」のガソリン車の4WDモデルはダイナミックトルクコントロールシステムを導入させて雪道での走行を安定化させる

2020年に日本市場で販売をスタートさせた「ヤリスクロス」は、TNGAプラットフォームを採用する事で低重心・高剛性ボディを完成させ、先進のエアロ技術を組み合わせる事で空気抗力を低減させて、クラストップレベルの低燃費を実現させるトヨタのコンパクトSUV。

ヤリスクロス(XP210型)は2022年に、電動パワーステアリングにスポーティ特性を与える /「GR SPORT」と「Z Adventure」の追加設定を行う等のマイナーチェンジを実施。

同型ヤリスクロスのE-Four(電気式4WD)システムを搭載するハイブリット車は、空転しているタイヤにはブレーキ操作を与えて、反対側の車輪に駆動力を集中させるTRAILモードや、アクセルレスポンスに対するトルク値を路面状況に応じて適正化させられるSNOWモードを用意して、アイス・シャーベッド路での安定した走りを実現させる雪道に強い車です。

ヤリスクロス(XP210型)のスペック
駆動方式 前輪駆動方式/電気式四輪駆動方式
最低地上高 160mm~170mm
燃費 17.4km/L~30.8km/L(WLTCモード)
車両重量 1,110kg~1,270kg
総排気量 1.490L

シリーズ初のSUV「カローラクロス」はE-FOUR搭載モデルで路面状況や走行シーンに合わせてスムーズに4WD駆動へと切り替えて雪道での安全性と低燃費を両立させる

カローラクロスは日本市場と北米市場では4輪駆動モデルも展開している

「カローラクロス」は、世界のベストセラーのカローラシリーズで初めて展開されるSUVで、日本市場では2021年に販売をスタートさせた。リリースされるガソリン車はバルブマチック機構を組み込む2ZR‐FAE型1.8Lエンジンを、ハイブリット車は低燃費に貢献する2ZR-FXE型エンジンを搭載。

5人がしっかり乗れるカローラクロスの後席

都市部にマッチする迫力あるSUVらしいエクステリアを採用して、他のシリーズとの差別化を図るカローラクロスのE-FOUR搭載モデルは、各種機器を軽量化させる事で低燃費を維持させながらも、加速シーンや滑りやすい雪道においては、スムーズに4WD走行モードへと切り替えて、安定走行をサポートさせます。

初代カローラクロスのスペック
駆動方式 前輪駆動方式(FF)/E-Four(電気式4輪駆動方式)
最低地上高 160mm
燃費 14.4km/L~26.2km/L(WLTCモード)
車両重量 1,330kg~1,410kg
総排気量 1.797L

トヨタ「ハイラックス」はパートタイム4WDシステムを導入して高速道路や雪道に適した走りなどを簡単にスイッチ操作で切り替える

ハイラックスはアウトドアを好む若い世代の男性を中心顧客層とするトヨタのピックアップトラック

「ハイラックス」は、商用車としてのニーズや愛好家らたちの要望の応える形で2017年に13年振りに国内市場での販売を復活させたトヨタのピックアップトラック。

アウトドアブームの影響、迫力があってワイルドで格好いいエクステリア、荷台部に沢山の荷物を載せられる積載力も評価されて、同車はアクティブな趣味を持つ若い世代の男性達から絶大なる支持を集める人気車種へと成長した。

8代目ハイラックスは2021年にはToyota Safety Senseのヴァージンアップを行う、「Z GR SPORT」を追加設定する等の改良を加えたマイナーチェンジを実施。

同型ハイラックスは、パワフルな走りと、燃費の良い走りを両立させる直列4気筒2.4Lディーゼルターボエンジンに、ダイヤルスイッチで氷雪路においての安定感のある走りをサポートするH4(4輪駆動ハイモード)を用意するパートタイム4WDシステムを組み合わせて、雪道に強い走りを実現させます。

8代目「ハイラックス(GUN125型)のスペック
駆動方式 4輪駆動(パートタイム4WD)
最低地上高 215mm
燃費 11.7km/L(WLTCモード)
車両重量 2,080kg~2,110kg
総排気量 2.393L

16代目「クラウン」は高出力エンジンに電気式4WDシステムを組み合わせた雪道に強い車

「16目クラウン」は2023年秋以降にスポーツ / エステートを順次展開していく

初代モデルが1955年に誕生したクラウンは、トヨタを代表するハイステータスな高級車として、役所の公用車や、企業の重役が乗る社用車としても活躍してきた。

クラウンは2022年にDISCOVER YOUR CROW.を、テーマとして掲げてのフルモデルチェンジを実施することを発表し、セダンモデルに加えて、SUVテイストを取り入れたクーペスタイルのクロスオーバーを同年に発売させた。

16代目「クラウン(SH35型)」のCROSSOVER(クロスオーバー)モデルは、燃焼効率を高水準化させてレスポンスを高める2.5LエンジンA25-FXSをハイブリッドシステムに組み込んで、雪道などの滑りやすい路面下で、スリップを検知した際には、瞬時に4WD駆動へと切り替えるE-Four(電気式4WDシステム)を搭載させて、安全性を引き上げる。

16代目「クラウン(SH35型)」のスペック
駆動方式 4WD
最低地上高 145mm
燃費 15.7km/L~22.4km/L(WLTCモード)
車両重量 1,750kg~1920kg
総排気量 2.393L~2.487L

「クラウンスポーツ」はE-Fourを搭載しVDIM等の制御システムを導入しLEDフォグランプを設置する雪道に強い車

クラウンスポーツは21インチの幅の広い大径タイヤを装備させて滑りやすい雪道に対するグリップ力を強化する

2023年10月に発売された「クラウンスポーツ」は、16代目クラウンが展開する4タイプの中で最も走行性能が秀でたモデルで、グレードはSPORT Zのみを展開。

ボディカラーはスポーティな車にマッチするエモーショナルレッド2やマスタードといった鮮やかな色を取り揃え、モノトーンだけではなくて、バイトーンの選択も可能とする。

クラウンスポーツは、機構内で吸気バルブを開閉させるタイミングを最適化できるVVT-iE等のパーツを搭載する事で、高出力化と低燃費を両立させる2.5Lエンジンに、滑りやすい路面下において前後輪のトルク配分を精密にコントロールして、安定走行を実現させるE-Four (電気式4WDシステム)を、組み合わせて雪道に対する強さを発揮させます。

同車は、エンジン/ブレーキ/ステアリングといったクルマの基本動作に関わる諸機構を、統合制御して、雪道で安定して曲がれる・止まれるを実現させる、先端の車両運動制御システムであるVDIMを導入し、吹雪の日に後続車に自車の存在を認知させられる機能性を備えた、LEDフォグランプを設置する寒冷地に暮らす方にもお薦めできる、トヨタのラグジュアリーSUVです。

クラウンスポーツのスペック
駆動方式 E-Four (電気式4輪駆動方式)
最低地上高 160mm
燃費 21.3km/L
車両重量 1,810kg
総排気量 2.487L

軽自動車最強のオフロード走行性能を備える「ジムニー」は圧倒的に安定感のある走りを体感できる雪道に強い車

4代目「ジムニー」はブレーキLSDトラクションコントロールを搭載させてスタック脱出能力を引き上げる

ジムニーは、軽自動車の中では、最低地上高を最も高く設定し、耐久性と高強度を重視してラダーフレーム構造に拘り続ける、本格的なオフロード走行を可能とする世界市場で評価されるスズキの名車。

グッドデザイン賞を受賞するなど、エクステリアも評価される4代目ジムニーは、2022年に燃費を改善させる、スズキセーフティサポートのバッケージング内容を見直す等の改良を加えたマイナーチェンジを実施して、JB64W‐3型へと移行。

同型ジムニーは、ドライバーの判断で2WDと4WDを切り替えられるパートタイム4WDに、雪道をスムーズに推進するのに適した4H(4WD高速)モードを用意させ、空転していない側のタイヤに駆動を重点的に配分させて、スタッフ脱出能力を引き上げるブレーキLSDトラクションコントロールを標準装備する雪道で圧倒的な強さを発揮する軽自動車です。

4代目ジムニー(JB64W-3型)スペック
駆動方式 パートタイム4WD
最低地上高 205mm
燃費 14.3km/L~16.6km/L
車両重量 1,040kg~1,050kg
総排気量 0.658L

「ジムニーシエラ」はベース車であるジムニーよりも高出力エンジンを搭載した雪道に強い車

「ジムニーシエラ」はステアリングダンパーを搭載させて雪道走行時のふらつきを抑える

ジムニーシエラは、2018年にジムニーと同時にフルモデルチェンジチェンジを実施して3代目へと移行したスズキの普通車。

シエラはジムニーと同様に、ラダーフレーム構造 / パートタイム4WD / 機械式副変速機を採用し、エンジンは、総排気量と出力数をアップさせて、雪道でのパワフルかつ安定感のある走りを実現させるK15B型1.5L水冷4サイクル直列4気筒を搭載。

2022年にスズキセーフティのバッケージング数を増やすなどの改良を加えて、JB74W‐3型へと移行したジムニーシエラは、ヒルホールドコントロールやヒルディセントコントロール機能の性能面を強化して雪道での安全性を引き上げます。

3代目ジムニーシエラ(JB74W‐3型)のスペック
駆動方式 パートタイム4WD
最低地上高 210mm
燃費 14.3km/L~15.4km/L(WLTCモード)
車両重量 1,080kg~1,090kg
総排気量 1.460L

4代目(3類)エスクードはSNOWモードも用意するドライビングモードに電子制御4WDシステムを組み合わせた雪道に強い車

「エスクード」はスズキのハイブリットシステムを搭載し低燃費性能を引きあげてウインタースポーツを楽しませる

ESCUDO(エスクード)は、クロスカントリーを可能としながらも、低燃費性能も備え・街中や高速道路でも軽快な走りをオーナーらに体感させるスズキのSUV。同車は1980年代に上映された映画がきっかけで起きたスキーブムーの際に人気車となった車歴もある。

4代目エスクードは、2022年4月マイナーチェンジを実施して3類へと移行。同型は1.5デュアルジェットエンジンに、ハイブリットシステムを組み合わせて冬のレジャーシーンでも求められる低燃費を実現。

同車は操舵角センサー等の各種センセーから送信されたデータを基に、発生し得る危険性に対して事前に対処する電子制御4WDシステムに、雪道を安定的に走行するのに適したグリップ力を各輪に配分させられるSNOWモードもセットされたドライビングモードも用意して雪道に対する強さを実現させます。

4代目エスクード(3類)のスペック
駆動方式 フルタイム4WD
最低地上高 185mm
燃費 19.6km/L(WLTCモード)
車両重量 1,320kg
総排気量 1.460L

雪景色に映えるスズキ「XBEE(クロスビー)」は4WDシステムでSNOWモードを用意する雪道に強い車

クロスビーのカラフルなボディカラーは雪景色とのコントラストさで目立つ

クロスビーは、個性的な丸目のヘッドライトやカラフルなボディカラーが、ゲレンデなどの雪景色で目立つと話題のスズキのクロスオーバーSUV。

クロスビー(MN71S型)は2022年7月に、ボディカラーを見直す / USB電源ソケットを追加装備させるなどの改良を加えたマイナーチェンジを実施して3型へと移行。

同型クロスビーの4WD車は、路面状況に合わせた走りを可能とするシステムを採用し、4タイプのドライブモードが用意されているメニューの中から、SNOW(スノー)モードを選択すれば、エンジントルクが最適化される事で、氷雪路を走行する際のタイヤの空転を抑えて、ストレスのない発進や加速を実現させます。

MN71S型 クロスビー(3型)のスペック
駆動方式 2WD(前2輪駆動)/フルタイム4WD
最低地上高 180mm
燃費 17.0km/L~18.2km/L(WLTCモード)
車輛重量 960kg~1,000kg
総排気量 0.996L

「レガシィアウトバック」は下り坂に心強いヒルディセントコントロール機能が付いたスバルの雪道に強いSUV

レガシィアウトバックは最低地上高を高く設定してオフロード走行性能を引き上げる

開発チームにアウトドアを好む技術者が多くいた事がきっかけで誕生した「レガシィアウトバック」は、2020年に北米市場で先駆けて、スバルグローバルプラットフォームを採用し、アイサイトのヴァージンアップを行うなどの改良を加えたフルモデルチェンジを実施して6代目(BT系)へと移行。

同型レガシィアウトバックは、低回転域からであっても高トルクを発生させられる1.8L 直噴ターボDITエンジンを、シンメトリカルAWDにパワーユニットとして組み合わせる事で、4輪で凍結路などに対する安定した駆動力と推進力を確保します。

6代目レガシィアウトバックは、下り坂で車速を一定にシステム側がキープしてくれるヒルディセントコントロール機能が付いたX-MODEを備えているのも、雪道に強い車として支持されている理由です。

レガシィアウトバックのスペック
駆動方式 AWD(常時全輪駆動)
最低地上高 213mm
燃費 13.0km/L(WLTCモード)
車両重量 1,680kg~1,720kg
総排気量 1.795L

北米の過酷な自然環境で鍛え上げられたスバル「フォレスター」は日本の雪道で安定走行を実現させる運動性能を備える

最適なトルク配分を行えるAWDシステムを搭載する「フォレスター」は勾配のキツイ冬の登り坂も難なく走破する

スバル自慢の水平対向エンジンにシンメトリカルAWDを組み合わせて、独創的なパワーユニットを完成させる「フォレスター」は、日本よりも過酷な自然環境の多い北米市場で高い評価を受けるクロスオーバーSUV。

5代目「フォレスター(SK系)」は、2023年夏にアイサイトの安全性を強化するなどの改良を加えたマイナーチェンジを実施。

同型フォレスターは、低重心走行の完成度を高め、各輪の駆動力や制動力を自律制御するX-MODEでは、SNOW・DIRTモードの機能性を向上させる事で、あらゆる雪道に対する滑りにくさを実現させます。

5代目フォレスター(SK系)のスペック
駆動方式 AWD(常時全輪駆動)
最低地上高 220mm
燃費 13.6km/L~14.0km/L(WLTCモード)
車両重量 1,570kg~1,660kg
総排気量 1.795L~1.995L

三菱のオールラウンドミニバン「デリカD:5」は冬の季節にもアウトドアを思う存分に楽しませてくれる雪道に強い車

4輪のグリップ力を統合制御するAWCを搭載する「デリカD:5」は滑りやい真冬の坂道も安心して進める

「デリカD:5」は、クロカンを得意とする本格的なSUVに匹敵するような走行性能を誇り、オールラウンドミニバンとして三菱が掲げたテーマの基に進化を続ける、アウトドア好きのドライバー達からの支持を集める車。

同車は全モデルが、三菱独自の電子制御4WDシステムであるAWC(ALL Wheel Control)を搭載させ、路面状況に応じてドライブモードを切り替えて、雪深い路面下では前輪及びに後輪の駆動力を高めに配分させて、雪道に強いパワフルかつ安定感のある走りを実現させます。

デリカD:5のスペック
駆動方式 4WD
最低地上高 185mm
燃費 12.6km/L(WLTCモード)
車両重量 1,930kg~1,970kg
総排気量 2.267L

三菱「デリカミニ」の4WDモデルは大径タイヤを装備させて専用のショックアブソーバーを搭載する雪道に強い軽自動車

  • デリカミニはグリップコントロール機能を搭載させて雪道での走破性を高める
  • デリカミニ

2023年5月に国内市場での販売をスタートさせた「デリカミニ」は、カッコ良さと可愛らしさも兼ね備える個性的なフロントマスクを特徴とする、SUVの走行性能とミニバンの積載力も併せ持つ三菱の軽自動車。

デリカミニの最低地上高は、ライバル車であるジムニーと比較すれば、高くは設定されてはいないものの、4WD車は大径タイヤを標準装備させ、専用のショックアブソーバーを搭載させる事でデコボコした雪道を走る際の安定感を高め、路面状況に応じて駆動力を片側に集中させられるグリップコントロールシステムを導入する事で、雪道に対する走破性を高めます。

デリカミニのスペック
駆動方式 2WD/4WD
最低地上高 155mm~160mm
燃費 17.5km/L~20.9km/L(WLTCモード)
車両重量 970kg~1060kg
総排気量 0.659L

「アウトランダーPHEV」はS-AWCにツインモーターを組み合わせるパワーユニットで雪道に対する安定感を高める三菱のフラッグシップSUV

  • アウトランダーPHEVはダイヤルを回すだけで7タイプのドライブモードの中から凍結路を走るのに適したSNOWモードを選択できる
  • アウトランダー PHEV

災害時に強い車としても支持されている三菱のフラッグシップSUV「アウトランダーPHEV」は、2021年にフルモデルチェンジを実施して、搭載させるモーターや駆動用バッテリーを高出力化させる / 高速道路同一車線運転支援機能(マイパイロット)を導入するなどの改良を加える3代目へと移行。

同型アウトランダーPHEVは、4輪の駆動力やブレーキ力を統合的に制御するS- AWC(Super All Wheel Control)に、連動性の高いツインモーターシステムを組み合わせる事で、4輪の駆動力やトルクを制御して雪道においての、発進をスムーズ化させて・スリップを抑制させます。

アウトランダーPHEVは、凍結路においての滑りにくい走りを実現させる、ドライブモードにダイヤルを回すだけで簡単に選択できるのも、雪道に強い車としてお勧め出来る理由です。

3代目アウトランダーPHEVのスペック
駆動方式 4WD
最低地上高 195mm~200mm
燃費 16.2km/L~16.8km/L(WLTCモード)
車両重量 2,050kg~2,110kg
総排気量 2.359L

「ZR-V」はe:HEVにリアルタイムAWD技術を組み合わせて雪上登坂・旋回性能を引き上げる冬の季節にも安定感のある走りを実現させている雪道に強い車

「ZR-V」が搭載するリアルタイムAWDはGセンサーから得られた情報を基にして、上り坂の勾配に適した駆動力を各輪に配分させる

2022年にCR-Vの後継車種としてリリースされたクロスオーバーSUV「ZR-V」では、LFC 2.0L水冷直列4気筒エンジンに、2基の高出力モーターをユニットで組み込むe:HEVシステムに、ホンダの先進の四輪駆動技術であるリアルタイムAWDをパワートレインで組み合わせているモデルが、雪道に最も強い。

リアルタイムAWDを搭載している「ZR-V」の4WD車は、雪道でコーナリング・坂道を登る際に、車載センサーから送られるデータを基にして、リアルタイムに自車の状況をシステム側が把握して、走行する路面の勾配率などに適した、駆動力を各輪へと緻密に配分させる事で、雪上登坂・旋回性能を大きく引き上げます。

ZR-Vは、先進の予防安全性能がパッケージングされたHonda SEINSINGに加え、車両の挙動を自律的に制御するVSAや、滑りやすい下り坂を走行中に効果を発揮するヒルディセントコントロール機能などの運転サポートシステムが充実しているポイントも、雪道に強い車としてお勧めできる理由です。

ZR-Vのスペック
駆動方式 FF/4WD
最低地上高 190mm
燃費 13.9km/L~22.1km/L(WLTCモード)
車両重量 1,460kg~1,610Kg
総排気量 1.496L/1.993L

2代目「ヴェゼル」の2モーターハイブリットシステムであるe:HEVは雪道でも優れた走行性能を発揮する

ヴェゼルはアジャイルハンドリングアシストを搭載させて雪道においてのコーナリングを安定させる

「VEZEL(ヴェゼル)」は、クーペスタイルの流麗なボディ、ミニバンと遜色のない積載性が評価されるホンダの都市型SUV。誕生以来、高い人気を維持し続けるヴェゼルは2021年に、ハイブリット車は2基の高性能モーターを搭載するe:HEVシステムへと刷新させるなどの改良を加えたフルモデルチェンジを実施して2代目へと移行。

同型ヴェゼルのハイブリット車は、センタータンクレイアウト構造の利点を活かして、リヤ部にもワイドサイズのモーターを配置させる事を可能とさせて、後輪でもトルク値を高めて、滑りやすい雪道などでの駆動力を確保するリアルタイムAWDシステムを実現。

路面状況に適した駆動力をスピーディに配分させられるリアルタイムAWDに、コーナリングする際の内側前輪に適度なブレーキを利かせて旋回操作を安定させられるアジャイルハンドリングアシストを組わせるヴェゼルは雪道に強い車です。

2代目ヴェゼルのスペック
駆動方式 FF/4WD
最低地上高 170mm~195mm
燃費 15.6km/L~25.0km/L(WLTCモード)
車両重量 1,250kg~1,450kg
総排気量 1.496L

日産「ノート」e-POWER 4WD搭載モデルはリヤモーターを設置する事で深雪路での安定した推進力を確保して雪道での強さを発揮しているクルマ

ノート オーテックの4WDモデルは雪道に強い

ノート(E13型)の4WDモデルはリヤモーターを搭載させる事で100N・mもの高トルクを実現させて深雪路においての安定した駆動力を発揮して雪国のドライバーから支持を集めている

日産「ノート」は、2020年に実施されたフルモデルチェンジで、パワートレインはe-POWERのみに集約させる専用車種とする/プロパイロットの機能性を拡充させる等の改良を加えて3代目(E13 型)へと刷新。

3代目「ノート」にラインナップされるe-POWER 4WDモデルは、リヤ部にも高出力電動機を配置させてシステム構築を行う、日産の前後独立モーター制御技術を導入させる事で100N・mものパワフルな走りを実現させて、深雪路や冬の登り坂においての埋まらずにスムーズに進んでいける、安定した走りを確保する雪道に強い車です。

同型ノートには、ヒーター付ドアミラーや高濃度不凍液などの寒冷地の冬の季節に効果を発揮してくれる専用装備が充実しているポイントも雪国のドライバー達から支持を集めている理由です。

ノート のスペック
駆動方式 2WD/4WD
最低地上高 120mm/125mm
燃費 23.8km/L~28.4Km/L(WLTCモード)
車両重量 1,220kg/1,340kg
総排気量 1.198L

電動駆動4輪制御技術e-4ORCEを搭載する「エクストレイル」は雪道に圧倒的に強い安定感のある走りを体感させる日産のミドルクラス

  • 4代目エクストレイルの電子制御4WDシステムであるe-4ORCEは雪道においても心地良い走りを体感させる
  • エクストレイル

「X‐TRAIL(エクストレイル)」は、寒冷地仕様を展開させるなどする、降雪地での利用を想定して開発された雪国で支持され続けている日産のミドルサイズのSUV。

エクストレイルは2022年に、ハイブリッドモデルのみの展開 / 4WD車は前輪と後輪を独立したモーターによって駆動させる4輪制御技術e-4ORCE (イーフォース)を導入させるなどの大幅な改良を加えた、フルモデルチェンジを実施して4代目(T33型)へと移行。

4代目エクストレイルの4WD車は、2基のモーターの出力と4輪の制動力を瞬時に統合制御するe-4ORCEを搭載させる事で、氷雪路や深雪での発進をスムーズ化させて、冬のワインディングロードでのコーナリングを安定化させる雪道に強い車です。

4代目エクストレイル(T33型)のスペック
駆動方式 2WD/4WD
最低地上高 185mm~200mm
燃費 18.3km/L~19.7km/L(WLTCモード)
車両重量 1,740kg~1,880kg
総排気量 1.497L

CX-30は女性ドライバーや初心者であっても雪道を安心して運転しやすいように配慮されて設計されているクロスオーバーSUV

CX-30は進化した魂動デザインを採用する都市部で存在感を発揮するエクステリアも魅力的な車

CX-30は女性ドライバーや初心者の方であっても運転しやすいように配慮されて開発されたマツダのクロスオーバーSUV。

MAZDA3 と共通のプラットフォームを採用する同車は、2023年9月にAT誤発進抑制制御システムを前方部にいる歩行者にも発動させる / センターディスプレイをワイド化させるなどの改良を加えたマイナーチェンジを実施。

同型CX-30は、ドライバーのステアリング操作のレスポンスを高めて車両挙動を安定化させるGVC Plusを搭載させ、4WD車の全モデルにAWDやHLA(ヒル・ローンチ・アシスト)と連動させて、悪路においてのタイヤの空回りを防いで、駆動力を発揮させるオフロード・トラクション・アシストを設定する事で雪道においての安全性を引き上げます。

CX-30のスペック
駆動方式 2WD/4WD
最低地上高 175mm
燃費 15.5km/L~19.5km/L(WLTCモード)
車両重量 1,420kg~1,540kg
総排気量 1.756L~1.997L

タフトはDNGAプラットフォームを採用し最低地上高は高めに設定する雪道に強いダイハツの軽自動車

タフトはVSCを導入して雪道でコーナリングした際の安定性を確保する

DNGAプラットフォームの基で開発され2020年に、クロスオーバーSUVタイプの軽自動車へと刷新された3代目「タフト」は、最低地上高を高めに設定 / サスペンション構造に改良を加えるなどして、未舗装路に対する操縦安定性や乗り心地の良さを実現。

同型「タフト」は、アイスバーンなどの滑りやすい路面下で横滑りが起きたとシステム側が判断した場合には、制動力とエンジン出力を自律的に調整するVSCを発動させて、発進及びに加速シーンにおいてのタイヤの空回りを抑えるTRCを装備させて雪道での心強い走りを実現させます。

3代目「タフト」のスペック
駆動方式 2WD/4WD
最低地上高 190mm
燃費 21.1km/L~21.4km/L(WLTCモード)
車両重量 830kg~890kg
総排気量 0.658L

Jeep「レネゲード」はギアを低速固定して駆動力を高める走行システムを搭載させてスタック脱出能力を引き上げた雪道に強い車

レネゲードは他のJeepブランドの車を比較すると女性ドライバーの割合が多い運転しやすい車

レネゲードは、フィアットと共同開発が行われて誕生したJeepブランドのクロスオーバーSUV。2015年に日本市場での販売をスタートさせたレネゲードは、カラフルなボディカラーや街中でも運転しやすいコンパクトな車体などの魅力が評価され、女性ドライバーからの人気も集めた。

2021年にはJeep生誕80周年を記念して特別仕様車「80th Anniversary Edition」を限定販売するなどしているレネゲードは、セレクテレインシステムに、雪道で安定感のある走りを可能とするSNOWモードをメニュー化させて、ギアを低速に固定して駆動力を高めるアクティブドライブローによってスタック脱出能力を引き上げて、雪道に対する強さを発揮します。

レネゲード(BU型)のスペック
駆動方式 前2輪駆動/4輪駆動
最低地上高 170mm~210mm
燃費 14.3km/L~16.0km/L(WLTCモード)
車両重量 1,440kg~1,860kg
総排気量 1.331L

Jeep Compassはオンデマンド式の4輪駆動方式を導入するグレードLimitedが雪道に強く凍結路においての圧巻のパフォーマンスを発揮する

コンパスには「SNOW」「SAND/ MUD」「AUTO」といった3タイプの中から路面状況に適した走りへと切り換える事のできるセレクテレインシステムが搭載されている

Compass(コンパス)は、Jeepブランドのエントリーユーザー向けに開発された車両で、オフロード走行よりも街乗りの方にウェートを置くドライバー達を、メインの顧客層に据えている。

Jeepコンパスは2017年にフルモデルチェンジを実施して、ホイールベースを延長させる/フィアット製の7速デュアルクラッチトランスミッションを搭載させるなどの改良を加えた2代目(MP型)へと移行。

同型Compass(コンパス)では、熱効率に優れ、低回転域からであってもパワフルな走りを可能とする2.4Lタイガーシャーク直列エンジンに、オンデマンド式の4輪駆動方式を組み合わせて、スタック脱出能力を引き上げている、グレードLimitedの方が雪道には強い。

同車は、凍結路を走行中であってもセレクテレイシステムでSNOWモードを発動させれば、車両の傾きを抑えた安定感のある走りを実現できる。

コンパス(MP型)のスペック
駆動方式 前2輪駆動(Longitude)/4輪駆動(Limited)
最低地上高 180mm
燃費 11.5km/L~11.8km/L(WLTCモード)
車両重量 1,490kg~1,600kg
総排気量 2.359L

「Wrangler(ラングラー)」は2.0Lターボエンジンにセレクテレインシステムを組み合わせる1年中クロスカントリーを楽しめる雪道に強い車

Jeepラングラーは雪道でのクロスカントリーも楽しませくれる走行性能を備える車

「Wrangler(ラングラー)」は、本格的なクロスカントリーを得意とする世界のアウトドア好き達が憧れるJeepブランドのロングセラー。

独自の4WDシステムであるロックトラックフルタイム4×4システムや、前後輪ディファレンシャルロック機能を搭載させて悪路走破性を引き上げた4代目JL系は、2018年に日本市場でのリリースを開始。

同型ラングラーは、搭載されるパワフルな2.0L 直列4気筒DOHCターボエンジンに、車輪の傾きを自動調整し、各輪のトルク配分を最適化させるセレクテレインシステム組み合わせ、凍結路で安定したパフォーマンスを発揮させられる「SNOWモード」を用意する、世界が認める雪道に強い車です。

4代目ラングラー(JL系)のスペック
駆動方式 後2輪・4輪駆動・オンデマンド方式4輪駆動(選択式)
最低地上高 200mm
燃費 9.4km/L~10.0km/L(WLTCモード)
車両重量 1,960kg/2,030kg
総排気量 1.995L

「gladiator(グラディエーター)」はロックトラックフルタイム4×4システムにセレクトスピードコントローラー等を組み合わせる 雪道に強いJeepのピックアップトラック

ワイルドな見た目がカッコいいJeep「グラディエーター」は日本市場ではルビコンのみが展開されている

初代モデルがアメリカの軍用車両として活躍していた時期もある「gladiator(グラディエーター)」は、2018年に4代目ラングラーのプラットフォームを基に開発が進められ、3.6L V6ガソリンエンジンを搭載させるなどして、数十年ぶりに復活販売された。

日本市場では、2021年にルビコンのみが販売されている2代目「グラディエーター」は、ロックトラックフルタイム4×4システムに、勾配のキツイ登り坂や下り坂では車速をシステム側がキープしてくれて、運転手をハンドル操作のみに集中させてくれるセレクスピードコントローラー等のサポ―ト機能を組み合わせて、Jeep車で最高レベルの雪道安全性を実現させます。

2代目 グラディエーターのスペック
駆動方式 後2輪・4輪駆動・オンデマンド方式4輪駆動(選択式)
最低地上高
燃費
車両重量 2,280kg
総排気量 3.604L

ボルボ「XC60」は路面状況に合わせて地上高を自動調整できるエアサス・シャシーシステムを搭載して雪道での安定した走りを実現させる

ボルボXC60はプラグインハイブリッドなど、様々なタイプのパワートレインを展開している

スウェーデンの自動車メーカーであるボルボが開発・製造する「ボルボXC60」は、欧州市場で高い人気を誇るミドルクラスSUV。次世代プラットフォームSPA(Scalable Product Architecture)の基で開発が実施されて、従来型よりのボディのサイズアップが行われ、レベル2に相当する自動運転技術が搭載させるなどの改良を加えられた2代目は、2017年より日本市場での販売をスタートさせた。

2020年に燃費性能が優れる48Vハイブリッドモデル「B5 AWD Momentum」「B5 AWD Inscription」の追加設定を実施した同型ボルボXC60は、電子制御式4輪エアサスペンションに、路面状況の変化を予測し、最適な地上高とダンパー減衰力への自動調整を可能とする、ドラビングモード選択式のFOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシーを組み合わせて、雪道等での安定した乗り心地を確保させます。

2代目ボルボXC60のスペック
駆動方式 電子制御式AWDシステム
最低地上高 210mm~215mm
燃費 10.9km/L~14.3km/L(WLTCモード)
車両重量 1,870kg~2,180kg
総排気量 1.968L

雪道に強い車には状態の良いスタッドレスタイヤ装着させ安全運転のコツを実践すれば冬の季節も安心してドライブや趣味を楽しめる!

先進の運転サポート技術が搭載され、雪道に強い走行性能を備えている車であっても、タイヤ自体が滑りすい状態であれば、クルマ本来のポテンシャルが発揮されずに、氷雪路を走行する際の危険性が増してしまいます。

雪深い道やアイスバーンで、埋まらず・滑らない安全運転を実現させるためには、車高が高く設定されている、4WD駆動を採用しているクルマだからといって安心せずに、状態の良いスタッドレスタイヤを装着させる事が大切です。

雪道を安全に運転する際には、車間距離をいつも以上にとる / アクセルは強く踏み込み過ぎない / エンジンブレーキを利用するなど、雪道に適した運転操作を実践する事も重要です。

アイス・スノー制動力が失われていない状態の良いスタッドレスタイヤを装着させて、滑りやすい路面下で安全に繋がる運転操作を行えば、冬の季節も安心してドライブやご自身の趣味を思う存分に楽しむ事ができます。