新型レクサスTZの最新情報:ブランド初のBEV専用3列シートSUVが世界初公開、2026年冬発売へ
レクサスは2026年5月7日、ブランド初となるバッテリーEV(BEV)専用3列シートSUV「TZ」を世界初公開しました。日本市場では2026年冬頃の発売を予定しており、上質な移動空間「Driving Lounge」をコンセプトに、運転する楽しさと全席での快適性を高次元で融合させたレクサスの新時代を象徴するモデルとなっています。本記事では、エクステリアからインテリア、走行性能、安全装備、主要諸元と想定価格まで、新型「TZ」の全貌を徹底的に解説します。
LEXUS、新型「TZ」を世界初公開。2026年冬に日本発売予定の3列シートBEV SUV
新型レクサスTZ
LEXUSは2026年5月7日、ブランド初のバッテリーEV(BEV)専用3列シートSUVである新型「TZ」を世界初公開しました。日本市場においては2026年冬頃の発売を予定しています。
「TZ」は、ライフスタイルやライフステージの可能性を広げる「DISCOVER LIMITLESS」というテーマを掲げ、すべての乗員が笑顔になれる上質な移動空間「Driving Lounge」をコンセプトに開発されました。運転する楽しさと、どの席に座ってもくつろげる居心地の良さを高次元で融合させた、レクサスの新たな体験価値を象徴するモデルです。深みのあるオリーブグリーン系のボディに、ルーフからリヤゲート上端までを艶のあるブラックで塗り分けたバイトーン仕立てが、3列シートSUVとしてのワイドな佇まいを引き締めています。
エクステリアはシンプルかつ先鋭的な造形で、SUVらしい力強いスタンスとレクサス最高レベルの空力性能(Cd値0.27)を両立。インテリアは、新開発プラットフォームによる低床・ロングホイールベースを活かした広々とした空間が特徴で、3列目まで大人がゆったりと座れる居住性を確保しつつ、開放感あふれるパノラマルーフや五感に訴えかける演出機能「Sensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)」などが備わっています。
走行性能では、BEVならではの低重心・高剛性を活かしつつ、後席の揺れを抑えて快適性を重視した「REAR COMFORT」モードや、マニュアル車のような操作感を楽しめる「Interactive Manual Drive」を搭載し、卓越した静粛性と運転の楽しさを追求しています。砂漠の岩場、市街地の夜景、清流の水しぶき、緑深い湖畔まで、あらゆるロケーションに溶け込む懐の深さも、グリーンのボディと黒いホイールアーチが描くタフな佇まいに表れています。安全性能については、最新の「Lexus Safety System +」を採用し、より広範囲の事故シーンに対応する先進の予防安全技術が導入されました。
主要な諸元(プロトタイプ値)は全長5,100mm、全幅1,990mmで、システム最高出力300kWのAWD(四輪駆動)を採用し、航続距離は日本仕様で約620kmを目標としています。レクサスがこれまで重ねてきたモデルチェンジの歩みの中でも、BEV専用設計の3列シートSUVという点で、新たな章を切り拓く一台と位置付けられます。
LEXUS、新型「TZ」のエクステリアを徹底解説。機能美と空力性能が融合した新世代デザイン
新型レクサスTZ
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LEXUSが世界初公開した新型「TZ」は、ブランド初のバッテリーEV(BEV)専用3列シートSUVとして、デザインにおいても新たな挑戦を体現しています。開発コンセプトである「Driving Lounge」を視覚的に具現化するため、レクサス共通のデザイン哲学「Provocative Simplicity(先鋭的なシンプルさ)」に基づき、シンプルでありながらも存在感のある先鋭的な造形が追求されました。最大の特徴は、美しいスタイリングとBEVにとって極めて重要な空力性能を高次元で両立させた「二律双生」のデザインにあります。深いオリーブグリーンのボディが大きな曲面で構成され、艶やかなブラックのルーフ、ピラー、ホイール、ドアミラーが精悍なコントラストを生んでいます。
スピンドルボディの進化と「ツインL」のシグネチャー
新型レクサスTZ
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フロントデザインは、レクサスの象徴であるスピンドル形状をボディ全体で表現した「スピンドルボディ」をさらに進化させています。建築デザインから着想を得た幾何学的なグラフィックを採用し、シンプルながらも車格にふさわしい堂々とした佇まいを実現しました。フロントマスクは、ボンネット先端から下方に向かって幾何学的なブロックが切れ込むように配置され、バンパー下端にはダーク基調のロワーガーニッシュが水平に伸びてワイド感を強調しています。
フロントマスクには、内向きのL字型デイタイムランニングランプと外向きのL字型ターンランプを組み合わせた「ツインLシグネチャーランプ」が左右に配置され、横方向に細く伸びる造形がワイドなスタンスを際立たせています。ランプ内部には極細のラインがプリズムのように虹色の光を反射し、その下には黒く落ち込んだエアインテーク状の意匠が立体的に組み合わされています。フロントグリル中央には、L字マーク内をボディカラーと同色に塗り分けた「発光エンブレム」がレクサスとして初採用され、点灯時だけでなく非点灯時でもブランドの象徴性が際立ちます。
伸びやかなシルエットと徹底したフラッシュサーフェス化
新型レクサスTZ
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サイドビューは、3列シートSUVならではの伸びやかでフローイングなシルエットが特徴です。BEV専用プラットフォームによるロングホイールベースと低重心なパッケージを活かし、広々とした室内空間を確保しつつ、空力を最適化する先鋭的なフォルムを作り上げました。ルーフラインはAピラーから後方へ向けて緩やかに下降し、Dピラー付近で艶のあるブラックパネルへと連続することで、フローティングルーフのような視覚効果を生み出しています。
ボディサイドは前後フェンダーがしっかりと張り出し、その間を貫く水平基調のキャラクターラインがロングホイールベースを強調しています。ドア面はフラットで装飾を抑えた構成とされ、セミフラッシュタイプのアウトサイドドアハンドルがボディに沿うように埋め込まれています。ドアミラーはピアノブラックで仕上げられ、ミラー本体からドアパネルへと伸びる支柱部分にも光沢のあるブラックを配し、空気抵抗を抑えた流線形のシルエットがウインドウグラフィックと一体的にまとめられています。ガラスとウェザーストリップのわずかな段差まで排除するフラッシュサーフェス化を徹底することで、Cd値0.27というレクサスのSUVとしてトップレベルの空力性能を達成しました。
力強いスタンスと空力性能を両立したリヤ造形
新型レクサスTZ
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リヤデザインでは、SUVとしての力強いスタンスと効率的な空力性能の融合が図られています。室内空間を維持しながら空気をきれいに流すため、ルーフ後端を大胆に下げ、キャビンを後方に向けて絞り込む造形を採用しました。一方で、大きく張り出したフェンダーが水平基調のワイド感を強調し、地面をしっかりと踏みしめるような安定感を表現しています。
テールゲート上部には、左右いっぱいに細く水平方向へ伸びる「リヤLシグネチャーランプ」が配置され、その中央に赤く発光する「LEXUS」のレタリングエンブレムが据えられています。ランプ両端は縦方向にL字状に折れ曲がってリヤフェンダー側面まで回り込み、コーナーを橙色のターンシグナルが彩ります。バンパー下端の右側には「TZ450e AWD」のグレード表記が刻まれ、車体底部にはフルアンダーカバーが装着され、ディンプル(小さな凹凸)やフィンを最適に配置することで、床下の空気の流れを緻密に制御し、操縦安定性の向上と空気抵抗の低減を両立させています。
意匠性と機能性を高める足元と新開発カラー
新型レクサスTZ
足元には、デザイン性と空力性能を両立した20インチおよび22インチの新開発大径タイヤ・ホイールが用意されています。グロスブラック仕上げのマルチスポークホイールは、各スポークが鋭角的にねじれながら外周へと伸びる立体造形で、中央のレクサスエンブレムを囲むように配置され、走行時の乱流を抑える樹脂カバーがスポーク間にビルトインされています。
ボディカラーには、新開発色の「SONIC TELLUS(ソニックテーラス)」を含む全11色がラインアップされています。深いグリーンに微細なメタリックフレークが沈み込んだような質感は、海辺の白砂、砂漠の赤土、芝生の緑、市街地の人工照明といったあらゆる背景に対しても落ち着いたトーンを保ち、自然の中に溶け込みます。ルーフ、ピラー、ドアミラー、ロアボディ周辺をグロスブラックで塗り分けたバイトーンが標準的なフィニッシュで、多様なライフスタイルに合わせた選択が可能となっています。さらに、サステナビリティへの取り組みとして、ルーフレールにはリサイクルアルミが採用されています。
LEXUS新型「TZ」のインテリア詳報:全席が特等席となる「Driving Lounge」の真髄
新型レクサスTZ
LEXUSが世界初公開したブランド初のBEV専用3列シートSUV、新型「TZ」は、「Driving Lounge」をインテリアのコンセプトに掲げています。これは、運転する楽しさ(Driving)と、どの席に座ってもラウンジのようにくつろげる居心地の良さ(Lounge)を極限まで追求したものです。新開発のBEV専用プラットフォームによる低床・ロングホイールベースを最大限に活用し、従来のBEVの課題であった室内空間の制約を克服。すべての乗員が笑顔になれる上質で開放的な移動空間を実現しています。室内全体は明るいアイボリー系のレザーとブラックのフロアの組み合わせで構成され、視覚的な広がりとモダンな清潔感を両立しています。
3列すべてが主役となる圧倒的な居住性と開放感
新型レクサスTZ
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新型「TZ」の室内は、3列シートSUVとして大人2人がゆったりと座れるサードシートの居住性を確保しています。フロントシートには立体的な美しさと座り心地を両立した分割構造の薄型シートを採用し、セカンドシートにはレクサスのSUVとして初めてオットマンとシートベンチレーションを設定しました。シート表皮はアイボリーのレザーで仕立てられ、座面と背面に細かなパーフォレーション(穴あき加工)が施され、センターコンソール上面には薄いウォルナット調のパネルが帯状に伸びてラウンジソファのような表情を生み出しています。
サードシートへのアクセスも徹底的に考慮されており、セカンドシートのバックにあるスイッチ一つでシートが前方に倒れる「ウォークインスイッチ」や、チャイルドシートを装着したままでも乗り降りできるスペースの確保など、家族全員の利便性が高められています。さらに、頭上には世界最大長を誇る「大開口薄型可動パノラマルーフ」が前席から3列目まで一枚ガラスのように広がり、サードシートからも青空をそのまま仰げる圧倒的な開放感を享受できます。ルーフ周辺はピラーまでガラス境界を最小化したフレームレス調の造形で、室内に降り注ぐ自然光が白いシートをいっそう明るく見せます。
直感的な操作とクリーンな造形を融合したコックピット
新型レクサスTZ
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ドライバーを包み込むコックピットは、メーターフードを排し、インストルメントパネル上面を低く抑えた水平基調のデザインにより、開けた視界と車両姿勢の把握しやすさを両立しています。ダッシュボードはアイボリーのソフトパッド素材を基調に、中央へ向かってウォルナット調のオーナメントパネルが水平に走り、その先に「LEXUS」のロゴが控えめに刻まれています。ステアリング奥には薄型のディスプレイが据えられ、その先のフロントウインドウ下部にはカラーヘッドアップディスプレイの表示エリアが設けられ、最新のヘッドアップディスプレイは遠近感を活かした斜め表示を採用することで視認性を向上させました。
センターコンソールはドライバー側へわずかに傾けられ、大型のセンターディスプレイが宙に浮くようにマウントされています。ディスプレイ下端にはエアコン操作用の「Responsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)」が水平一列に並び、温度調整の上下三角アイコンは赤と青で点灯、その間にVIEW、デフロスター、ボリューム、シートヒーターのアイコンが等間隔で配置されています。スイッチパネル全体はピアノブラック調の艶やかな表面で覆われ、手をかざすことでアイコンが点灯し、静電タッチのような見た目ながら確かなクリック感(押下感)を持つことで、シンプルでクリーンな美しさと誤操作を防ぐ機能性を融合させています。スイッチ列の左端には円形のPOWERボタンが独立して配置され、中央下部にはハザードランプボタンが赤い三角アイコンで主張しています。
五感に訴えかける「Sensory Concierge」と極限の静粛性
新型レクサスTZ
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新型「TZ」は、単なる移動手段を超えた「過ごす価値」を提供するため、光、音、香り、空調が連動する「Sensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)」を搭載しています。主な機能は次の通りです。
- 音響:21スピーカーを備えたMark Levinsonオーディオシステムが、音楽ホールのような没入感のある音場を創出します。
- 香り:京都・嵯峨野の竹林をイメージした「バンブーアコード」を含む5種類の香りを用意し、その日の気分に合わせた演出が可能です。
- 静粛性:BEV特有のノイズを抑えるため、防音材の最適配置や共振コントロールを徹底し、高速走行中でも3列すべての席で自然に会話が楽しめる、レクサスSUVトップレベルの静粛性を実現しました。
また、遊び心のある機能として、パドルシフトと連動してレクサスLFAのV10エンジンサウンドをシミュレートする機能も備わっています。
竹と先進技術が融合したサステナブルな内装材
新型レクサスTZ
インテリアの素材選定には、循環型のクルマ作りを目指すレクサスの姿勢が反映されています。オーナメントパネルには、四国の竹材を用いた「Forged bamboo」を採用し、ダッシュボードからドアトリムへと帯状に走る木目調のパネルが、竹繊維による細やかな縞模様で温かみのあるモダンな空間を演出しています。
ドアトリムやシートアクセントには、植物由来の原料を含む「高触感バイオウルトラスエード」を使用。さらに、車内にお子様が残されたことを検知する「車内置き去り通知システム(Cabin Detection Alert System)」をレクサスで初採用しており、3列目頭上の60GHzレーダーが呼吸による微小な動きまで検知し、安全面でも最先端の配慮がなされています。
走る歓びと極上の快適性が融合。レクサス新型「TZ」の卓越した走行性能に迫る
新型レクサスTZ
LEXUSが世界初公開した新型「TZ」は、バッテリーEV(BEV)ならではの特性を最大限に引き出し、走る楽しさと快適な移動空間を高次元で両立させたモデルです。開発の根幹には、LEXUSが長年取り組んできた「味磨き活動」があり、BEV専用プラットフォームによる低重心・高剛性な「体幹」をベースに、LEXUS共通の乗り味である「Lexus Driving Signature」をより深化させています。砂漠の岩場では大径タイヤが砂塵を巻き上げながら踏破し、清流ではフロントバンパーが水しぶきを切り裂いて進むなど、舗装路から悪路まで広いシーンに対応する走行性能が与えられました。単なる移動手段ではなく、すべての乗員が心地よく過ごせる「Driving Lounge」の実現を目指し、最新の電動化技術が惜しみなく投入されました。
300kWの圧倒的パワーと四輪駆動力システム「DIRECT4」
新型レクサスTZ
新型「TZ」は、フロントとリヤにそれぞれ167kWの高出力モーターを搭載したAWD(四輪駆動)システムを採用し、システム最高出力300kW(約407.8PS)を誇ります。この強力なパワートレインにより、0-100km/h加速は5.4秒(プロトタイプ値)という、大型SUVを感じさせない鋭い加速性能を実現しています。
駆動力制御には、進化した四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用しました。走行状況や舵角、接地荷重などの情報に基づき、前後輪の駆動力配分を100:0から0:100の間で緻密に制御します。発進時や直進加速時にはピッチングを抑えてダイレクトな加速感を提供し、旋回時には狙い通りのライントレースを可能にするなど、気持ちの良い旋回フィーリングと高い安定性を両立しています。
徹底的に鍛え上げられた「体幹」と、意のままの操縦性
新型レクサスTZ
LEXUSの「味磨き活動」の集大成として、ボディ剛性の強化には特に力が入れられています。高剛性接着剤やレーザースクリューウェルディング(LSW)の採用に加え、パノラマルーフの接着方法の工夫により、高いねじり剛性を確保しました。これにより、しっとりとした一体感のある乗り味と優れた操縦安定性を実現しています。
また、取り回し性と高速安定性を向上させる「Dynamic Rear Steering(DRS)」を搭載しています。車速に応じて後輪を最大4度転舵させることで、低速域では最小回転半径5.4mという取り回しの良さを、高速域では優れた車両安定性を提供します。さらに、フロントには対向6ピストンブレーキキャリパーを採用し、電子ブレーキ制御システムと組み合わせることで、リニアで自然なブレーキフィーリングを追求しています。これまでのモデルチェンジで培われた走りの設計思想が、BEV時代の新たな車両特性に合わせて再構築されたかたちです。
後席の揺れを抑える「REAR COMFORT」モードと遊び心の「マニュアル体験」
3列シートSUVとして、特に後席の快適性にこだわった制御が導入されました。新設定の「REAR COMFORT」モードでは、モーター、ブレーキ、DRSを統合制御し、レーンチェンジ時の横揺れやブレーキ時の前重心移動(ノーズダイブ)、加速時のピッチングを抑制します。これにより、2列目や3列目の乗員が揺すられにくい、穏やかで安定した移動体験を可能にしました。
一方で、ドライバーの感性を刺激する機能として「Interactive Manual Drive(インタラクティブマニュアルドライブ)」を採用しています。これは、パドルシフトによる8速の仮想有段ギヤ操作を可能にするもので、マニュアル車のような駆動力制御を体験できます。レクサスLFAのV10エンジンサウンドをシミュレートする機能や、変速時のシフトショックを再現する演出により、BEVでありながら操る楽しさと高揚感を提供します。
航続距離約620kmを目標とした大容量バッテリーと効率的な回生制御
長距離ドライブを支える電源として、95.82kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、日本仕様(WLTCモード)で約620kmの航続距離を目標に開発が進められています。空力性能も徹底的に追求されており、SUVトップレベルのCd値0.27を達成したことで、電費性能の向上に大きく寄与しています。
エネルギー回収と運転負荷の低減を図るため、モーターの回生力を強化しました。パドルシフトにより5段階で減速度を選択できるほか、アクセルオフ時の最大減速度を0.2Gまで高めたことで、多くのシーンでアクセルペダルのみでの車速コントロールが可能になっています。これにより、ブレーキへの踏み替え頻度が減り、長距離運転における疲労軽減に貢献します。
「事故ゼロ」の追求と、家族を見守る先進技術。新型「TZ」が提示する次世代の安全性
新型レクサスTZ
LEXUSは、モビリティ社会の究極の願いである「交通事故ゼロ」を掲げ、安全技術の開発を推進しています。ブランド初のBEV専用3列シートSUVである新型「TZ」には、世界トップレベルの先進安全技術をより早く、より多くの人へ届けるという考えのもと、最新の予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」が採用されました。このシステムは、対象物の認識範囲をより広く、より遠くまで拡大したことで、対応できる事故シーンをさらに広げています。すべての乗員が笑顔で過ごせる「Driving Lounge」を実現するため、一般道を含む複雑な環境下での運転負荷を低減し、安心感と利便性を飛躍的に向上させています。近年のモデルチェンジのトレンドでは、ハードウェアの進化と並んで予防安全機能の拡充が大きな比重を占めており、新型「TZ」もその流れを最先端で体現する存在と言えます。
機能を大幅に拡張した「Lexus Safety System +」
新型レクサスTZ
最新の予防安全技術として、複数の機能が進化を遂げています。「プリクラッシュセーフティ(PCS)」は、交差点での出会い頭の事故シーンにおいて、警報およびブレーキの作動車速域を拡大し、衝突回避支援や被害軽減性能を高めました。また、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」には、新たに「地図連携機能」が追加されています。これにより、一時停止などの道路標識や丁字路、ラウンドアバウト、料金所、さらにはカーブの形状に合わせた減速サポートが可能となり、より安全でスムーズなドライブを実現します。
側方の安全確認を支援する「ブラインドスポットモニター(BSM)」は、従来の車両検知に加え、自車側方を走行する自転車やバイクの検知にも対応しました。これにより、右左折時の巻き込み事故防止をより強固に支援します。さらに、「レーンチェンジアシスト(LCA)」は作動車速を拡大し、ドライバーの操作と協調したスムーズなハンドル支援を提供します。
ドライバーの異常や眠気を検知する高度な運転支援
ドライバーの状態を常に見守る機能も強化されています。「ドライバーモニター」は、カメラでドライバーの視線や顔の向きを観察するだけでなく、新たに「眠気の兆候」を検知した場合の注意喚起機能を追加しました。
万が一、ドライバーの運転継続が困難になった場合の「ドライバー異常時対応システム」も進化しています。これまでの停車機能に加え、高速道路や自動車専用道路の走行中には、自車を路肩まで寄せて停車させる機能が新たに追加され、二次被害の防止に貢献します。夜間の視認性については、きめ細かな遮光を行う「アダプティブハイビームシステム(AHS)」が優れた視界を確保します。
LEXUS初採用、子どもの置き去りを防ぐ「60GHzレーダー」
新型「TZ」には、家族を大切にする3列シートSUVならではの安全装備として、「車内置き去り通知システム(Cabin Detection Alert System)」がレクサスとして初採用されました。これは、3列目の頭上に設置された最新の60GHzレーダーを使用し、車内の微小な動きを検知するシステムです。
このセンサーは、幼児がブランケットを被って寝ているような目視では判別が困難な状況でも、呼吸によるわずかな胸の動きなどを正確に検知することができます。もし施錠された車内にお子様が残された場合には、ブザーとハザードランプで周囲に異常を知らせ、置き去り事故の防止をサポートします。
3Dビューとシースルー機能で周辺確認をサポート
駐車時や狭い道での安全を支える「パノラミックビューモニター」も進化しました。新開発の3Dビューでは、画面のスワイプ操作によってドライバーが任意の視点から周囲を確認することが可能です。さらに、車体を透かして背後や足元を見せる機能を組み合わせることで、死角になりやすい車両周辺の安全確認をより直感的に、かつ容易に行えるよう設計されています。
また、利便性と安全性を兼ね備えた装備として、半ドア状態を感知して自動で全閉させる「イージークローザー」を全ドアに装備しています。これにより、小さな力で安全にドアを閉めることができ、車内の静粛性維持にも寄与しています。
LEXUS新型「TZ」の価格・主要諸元まとめ:BEVフラッグシップSUVの全貌
新型レクサスTZ
新型レクサスTZ
LEXUSは、ブランド初となるバッテリーEV(BEV)専用の3列シートSUV、新型「TZ」を世界初公開しました。すべての乗員が笑顔になれる上質な移動空間「Driving Lounge」をコンセプトに開発されており、BEVならではの静粛性と最新の電動化技術を融合させた、レクサスの新たな時代を切り拓く一台です。リヤゲートに刻まれた「TZ450e AWD」のグレード表記が、95.82kWhのバッテリーと前後デュアルモーターによる電動フラッグシップとしての性格を端的に物語ります。日本国内での発売は2026年冬頃を予定しており、家族や大切な人との時間をより豊かに彩る「DISCOVER LIMITLESS」な体験を提供することを目指しています。レクサスSUVラインアップはこれまで何度ものモデルチェンジを経て進化してきましたが、BEV専用設計の3列シートという点で、新型「TZ」はその系譜に新たな選択肢を加える存在となります。
販売価格の予想と市場位置付け
現在、新型「TZ」の正確な販売価格については公表されていません。しかし、既存のレクサスラインアップや車両のスペックから、その価格帯をある程度予測することが可能です。
レクサスの既存BEVモデルである「RZ」の価格が約790万円〜950万円であるのに対し、新型「TZ」はより大型の3列シートSUVであり、95.82kWhという大容量バッテリーを搭載しています。サイズ感としてはフラッグシップSUVの「LX」(1,450万円〜2,100万円)やラグジュアリーMPVの「LM」(1,520万円〜2,030万円)に近く、レクサスSUVの中でもトップレベルの静粛性と最新機能を備えていることから、1,200万円〜1,600万円程度からの価格設定になると予想されます。
主要諸元一覧(プロトタイプ値)
新型「TZ」の主要な諸元は以下の通りです。これらの数値はプロトタイプに基づいた開発中の暫定値であり、市販モデルでは変更される可能性があります。
| 項目 | 仕様・数値 |
|---|---|
| 全長 | 5,100mm |
| 全幅 | 1,990mm |
| 全高 | 1,705mm |
| ホイールベース | 3,050mm |
| 車両重量 | 2,630kg |
| 駆動方式 | AWD(四輪駆動) |
| システム最高出力 | 300kW [407.8PS] |
| フロントモーター最高出力 / 最大トルク | 167.0kW [227PS] / 268.6N・m |
| リヤモーター最高出力 / 最大トルク | 167.0kW [227PS] / 268.6N・m |
| 加速(0-100km/h) | 5.4秒 |
| バッテリー総電力量 | 95.82kWh |
| 航続距離(日本仕様/WLTCモード) | 約620km |
| 最小回転半径 | 5.4m(DRS付) / 5.8m(DRS無) |
| タイヤサイズ | 255/45R22 または 255/55R20 |
| 充電時間(150kW急速充電 SOC 10-80%) | 約35分 |
| 荷室容量 | 290L(3列目使用時)〜 2,017L(2・3列目格納時) |





























