メルセデスAMG GT 4ドアクーペが2026年に2代目へフルモデルチェンジ EV専用で最高1169馬力に 初代は843馬力PHEVで頂点を極める
メルセデスAMGのハイパフォーマンス4ドアスポーツ「Mercedes-AMG GT 4-Door Coupe(メルセデスAMG GT 4ドアクーペ)」が、2026年5月に2代目へとフルモデルチェンジを果たしました。初代のV8ツインターボやPHEVから大きく舵を切り、EV専用アーキテクチャを採用した電気自動車へと生まれ変わり、最上級モデルは最高1169馬力という圧倒的なパフォーマンスを手にしています。
初代は、メルセデス・ベンツ日本が2019年2月14日に東京都世田谷区のメルセデスAMG専門店で発表したモデルです。同日に受注が始まり、納車は同年5月以降とされたこの一台は、F1をはじめとするモータースポーツで磨かれたAMGの先端技術を体感できるうえに、4ドアならではの利便性と快適性も兼ね備えたスポーツカーとして人気を集めました。後には最強のPHEV「GT 63 S E PERFORMANCE」も加わり、2025年11月の限定車「ファイナルエディション」で初代の歴史に幕を下ろしています。
この記事では、まず2代目への刷新と初代の集大成となったファイナルエディションという直近の動きを押さえたうえで、初代が採用した新開発の4WDシステムなどの魅力、当時噂された最強モデルがどう結実したか、さらに同時期に披露された2ドアモデル「メルセデスAMG GT/GTロードスター」や限定20台の特別仕様車「メルセデスAMG GT R PRO」までを振り返ります。
2026年5月に2代目へフルモデルチェンジ EV専用モデルとして生まれ変わり最高1169馬力に
メルセデスAMGは2026年5月20日(現地時間)、アメリカでの発表イベントで2代目となる新型「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」をワールドプレミアしました。初代の4.0リッターV8ツインターボやPHEVから一転、高性能BEV専用アーキテクチャ「AMG.EA」をベースに開発された電気自動車専用モデルへと生まれ変わっています。
量産BEVとして初めてアキシャルフラックスモーター(軸方向磁束モーター)を採用し、フロントに1基・リアに2基の計3基を搭載。最上級「GT 63 4ドアクーペ 4MATIC+」ではシステム最高出力860kW(1169馬力)・最大トルク2,000Nmに達し、0-100km/h加速2.1秒(1フットロールアウト時)、最高速度300km/h(オプションのドライバーズパッケージ装着時)という性能を実現しました。下位の「GT 55 4ドアクーペ 4MATIC+」も600kW(816馬力)を発揮します。
バッテリーはハイパーカー「AMG ONE」とF1の知見を融合させた専用開発品で、容量106kWh・800Vの高電圧システムを採用。最大600kWの超急速充電に対応し、約10分の充電で460km以上(WLTPモード)の航続を回復するとしています。ボディサイズは全長5,094mm×全幅1,959mm×全高1,411mm、ホイールベース3,040mmで、床下にバッテリーを敷き詰めながらも初代より全高を4cm下げ、Cd値0.22を達成しました。
EVでありながら、擬似的にV8サウンドを再現する「AMGFORCE S+」サウンドシステムや、メルセデス・ベンツ初となるLED内蔵の「スカイコントロール・パノラミックガラスルーフ」を採用するなど、走りの情緒にもこだわっています。生産は2026年夏からドイツ・ジンデルフィンゲン工場で始まり、欧州では2026年中の販売開始が予定されています。日本への導入時期は本稿執筆時点では未発表です。
初代の集大成「ファイナルエディション」が2025年11月に登場 全国限定35台で内燃機関世代を締めくくる
2代目のEV化に先立ち、メルセデス・ベンツ日本は2025年11月18日、初代GT 4ドアクーペの有終の美を飾る特別仕様車「ファイナルエディション」を発表し、同日受注を開始しました。ラインアップは3.0リッター直6+ISGの「GT 53 4MATIC+(ISG)ファイナルエディション」と、843馬力のPHEV「GT 63 S E PERFORMANCE ファイナルエディション」の2モデルです。
価格は「GT 53」が2,550万円で全国限定30台、「GT 63 S E PERFORMANCE」が3,685万円で全国限定5台、合わせて35台の限定となり、いずれも左ハンドルのみの設定です。「GT 63 S E PERFORMANCE ファイナルエディション」には、同モデル初採用となる外装色「AMGグリーンヘルマグノ(マット)」を専用装備。内外装にカーボンファイバーパーツを多数まとい、内燃機関+電動化世代の締めくくりにふさわしい一台に仕上げられています。
| グレード | 価格 | 限定台数 |
|---|---|---|
| GT 53 4MATIC+(ISG)ファイナルエディション | 25,500,000円 | 30台 |
| GT 63 S E PERFORMANCE ファイナルエディション | 36,850,000円 | 5台 |
噂された最強モデルは「GT 63 S E PERFORMANCE」として登場 システム出力843馬力のPHEVに
この4ドアクーペには当時から、V8にモーターを組み合わせた最強モデルが設定されるのではないか、という見方がありました。その最強モデルは、噂されていた「GT 73」ではなく、「メルセデスAMG GT 63 S E PERFORMANCE」という名称で2021年に発表されました。
4.0リッターV8ツインターボエンジンにリアアクスルの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドで、システム出力は843馬力、システムトルクは最大1,400Nm超を発生します。0-100km/h加速2.9秒、最高速度315km/hという圧倒的な性能で、AMG初のパフォーマンスハイブリッドとして、当時の量産AMGで最もパワフルなモデルとなりました。日本では2023年に限定車「GT 63 S E PERFORMANCE F1 Edition」が導入され、2024年には通常モデルも追加されています。当時ささやかれた「800馬力超」という数字は的中したものの、車名は「73」ではなかった、という決着です。
改良新型のレーシングカー「メルセデスAMG GT4」が発表
2020年3月11日、メルセデスAMGは改良新型のレーシングカー「メルセデスAMG GT4」を欧州で発表しました。メルセデスAMG GT4はメルセデスAMG GTをベースとしたレーシングカーで、2020年のモータースポーツシーズンから実戦投入されました。
改良新型ではエンジンやブレーキの冷却性能が強化され、大径のブレーキエアラインでブレーキ部品の過熱を抑えます。オイルクーラーのレイアウトも見直されました。
パワートレインは4.0リッターV型8気筒ガソリンツインターボにAMGの6速シーケンシャルを組み合わせ、最高出力476hp、最大トルク64.2kgmを発生。最高速度250km/h以上、0-100km/h加速4秒以下となっています。
改良新型のメルセデスAMG GT4は、GT3と共通のヘッドライト・テールライトを装着。視認性の高いLEDヘッドライトが、サーキット走行時の視界確保に貢献します。
改良新型のインテリアはレーシーなブラックで統一。カーボン製のドライバーセーフティセルはヘッドレストと一体型で保護性能に優れ、消火システムも備えます。
メルセデスAMGが開発中のプロトタイプ動画を公開 GTベースの「GT 73」が登場か
メルセデスAMGは、新型車の開発車両の動画を公開しました。
このモデルはメルセデスAMG GTをベースとし、「未来のパフォーマンス」を体現する一台とされました。2017年、創業50周年の節目に発表されたメルセデスAMG GTコンセプトは、4.0リッターV型8気筒ガソリンツインターボとモーターを組み合わせた4WDで、このプロトタイプにも同様のパワートレインが積まれ、「GT 73」として登場するのではないかと見られていました。実際にはこの構想が、後に「GT 63 S E PERFORMANCE」として結実することになります。
メルセデスAMG GT4ドアクーペに最強モデル「AMG GT 73」を設定 という噂もあった
メルセデスの「AMG GT4ドアクーペ」に、最強モデルの「AMG GT 73」が設定されるのではないか、という見方が当時ありました。
当時のAMG GT4ドアクーペのハイエンドは4.0リッターV型8気筒ツインターボでしたが、最強モデルではこのツインターボに電気モーターを組み合わせたハイブリッドになるとされ、最高出力800馬力以上、0-100km/h加速2.9秒前後といわれていました。
当時、チューニングメーカーのブラバスが最高出力800ps・最大トルク1,000Nmの「800」を発表しており、この最強モデルはそれをも上回る性能になるとみられていました。実際、この構想は「GT 73」ではなく「GT 63 S E PERFORMANCE」として、システム出力843馬力・トルク1,400Nm超という形で市販化され、噂を上回るスペックで結実しています。
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」のエクステリアは芸術的に美しい
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」のフロントは、メルセデス・ベンツのエンブレムに、AMG開発車であることを主張する垂直ルーバーを組み合わせたパーツや、先端の空力技術を採り入れたラジエーターグリルなどで構成されています。
ロングノーズからリヤエンドへと流れるシルエットは芸術的に美しく、シャシー開発には高度なシミュレーションを用い、補強パーツにもCFRPを使うことで強固なボディ構造を実現しています。
最上級グレード「GT63 S 4MATIC+」は、速度に応じてウイング角度を自動調整するリトラクタブルリアスポイラーを標準装備。リヤディフューザーとデュアルツインテールパイプが、躍動感あるリアデザインを完成させます。
| 全長 | 5,054mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,953mm |
| 全高 | 1,455mm |
| ホイールベース | 2,951mm |
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」はゴルフバッグ2セットを積めるラゲッジスペースを搭載
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」は、AMGがモータースポーツで培った先端技術を採り入れたスポーツカーでありながら、通常時でもゴルフバッグを2個積める461L(GT63 S 4MATIC+)のラゲッジスペースを備えます。
日常の買い物にも便利なラゲッジスペースは、後席のバックレストをすべて倒せば約3倍の1,324Lまで拡大できます。
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」のリヤシートはヒーターやリラクゼーション機能を備え快適性を追求
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」のリヤシートは、スポーティでスタイリッシュなデザインに加え、シートベンチレーターやリラクゼーション機能などの快適装備も魅力です。
コックピットは、V型8気筒エンジンをモチーフにデザインされたAMG E-SELECTレバーなどを配するセンターコンソール、AMGコントロールスイッチを備える最新ステアリング、「Classic」「Sport」「Super Sport」の3つの表示メニューを持つワイドディスプレイなどで構成されています。
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」は最先端テクノロジーを採用した高性能エンジンなどを搭載
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」は、F1などのモータースポーツで得た先端技術を積極的に採用した車両です。ターボチャージャーへの吸排気経路を最適化した高性能エンジンなどにより、街乗りの心地よさとサーキットでの爽快感を高めています。
このセクションでは、各グレードが搭載するトランスミッションなどの特徴を紹介します。
最上級「GT63 S 4MATIC+」は4.0L V型8気筒ツインターボを搭載
フラッグシップ「GT63 S 4MATIC+」は、2基のターボチャージャーをVバンク内側に配置し、AMGシリンダーマネージメントを採用した4.0リッターV型8気筒ツインターボを搭載します。
このハイパフォーマンスエンジンにより、ニュルブルクリンク北コースでの走行テストでは0-100km/h加速3.2秒という、量産4シーターとして当時最速級のタイムを記録しました。
エントリーの「GT43 4MATIC+」とその上位「GT53 4MATIC+」は、3.0リッター直列6気筒ターボに、発電機兼高性能モーターとして機能する「ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)」を組み合わせた48Vマイルドハイブリッドを採用します。
| GT43 4MATIC+ | GT53 4MATIC+ | GT 63 S 4MATIC+ | |
|---|---|---|---|
| ステアリング位置 | 左/右 | 左 | |
| エンジン | 3.0L 直列6気筒DOHC直噴ターボ | 4.0L V型8気筒DOHC直噴ツインターボ | |
| 最高出力(エンジン) | 270kW/5,500‐6,100rpm | 320kW/6,100rpm | 470kW/5,500‐6,500rpm |
| 最大トルク(エンジン) | 500Nm/1,800-4,500rpm | 520Nm/1,800‐5,800rpm | 900Nm/2,500‐4,500rpm |
| 最高出力(モーター) | 16kW | ‐ | |
| 最大トルク(モーター) | 250Nm | ‐ | |
「GT63 S 4MATIC+」はAMGスピードシフトMCT、「GT43/GT53 4MATIC+」はAMGスピードシフトTCTを採用
最上級「GT63 S 4MATIC+」は、湿式多板クラッチなどを採用し、ロスの少ないスムーズな変速とエモーショナルな走りを実現するAMGスピードシフトMCTを標準装備します。
下位の「GT53 4MATIC+」「GT43 4MATIC+」は、電子制御式の9G-TRONICをAMG用に改良したAMGスピードシフトTCTを標準装備します。
新開発の4WDシステム「AMG 4マチック+」を全車装備
全グレードが装備する新開発の4WD「AMG 4マチック+」は、エンジンパワーを4輪へ最適配分し、力強い発進・加速を支えます。走行状況に応じて前後トルク配分を「50:50」〜「0:100」の範囲で自動調整し、高速コーナリングの安定性と立ち上がり加速を高めます。
モータースポーツ由来の技術を採り入れた高性能サスペンションを搭載
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」は、フロント4リンク式・リアマルチリンク式の高性能エアサスペンションを搭載します。軽量かつ高剛性なこのシステムにより、快適性と操縦安定性を高めています。
「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」はMercedes me connectや先進のインテリジェントドライブを採用
メルセデスAMG GT 4ドアクーペは、ユーザー登録によって、オペレーターが要望に応じて対応するテレマティクスサービス「Mercedes me connect」を利用できます。前方約250m・側方約40m・後方約80mを検知するレーダーとステレオカメラによるインテリジェントドライブで、安全性を高めています。
メルセデスAMG GT 4ドアクーペのエントリー価格は1,176万円、特別仕様車「GT63 S 4MATIC+ Edition1」は2,477万円
メルセデスAMG GT 4ドアクーペのエントリー「GT43 4MATIC+」は1,176万円。4.0リッターV型8気筒ツインターボを積む最上級「GT63 S 4MATIC+」は2,353万円です。
GT63 S 4MATIC+をベースに大型フロントスポイラーなどの専用アイテムを加えた特別仕様車「GT63 S 4MATIC+ Edition1」は2,477万円です。
特別仕様車のボディカラーはダイヤモンドホワイトとグラファイトグレーの2色。イエローステッチをシートやステアリング、センターコンソールに施し、室内にアクセントを添えています。
| グレード | エンジン | 価格 |
|---|---|---|
| GT43 4MATIC+ | 3.0L直列6気筒直噴ターボ | 11,760,000円~ |
| GT53 4MATIC+ | 15,930,000円~ | |
| GT63 S 4MATIC+ | 4.0L V型8気筒直噴ツインターボ | 23,530,000円~ |
| GT63 S 4MATIC+ Edition1 | 24,770,000円~ |
メルセデスAMG GT/GTロードスターが一部改良 特別仕様車「メルセデスAMG GT R PRO」は全国限定20台
メルセデス・ベンツ日本は、AMG GT 4ドアクーペを披露した2019年2月14日に、一部改良後の「メルセデスAMG GT/GTロードスター」についても発表しました。AMGが完全自社開発した先端レーシング技術を採り入れる同車のデリバリーは、2019年8月以降とされました。
一部改良後の「メルセデスAMG GT/GTロードスター」は、新デザインのLEDハイパフォーマンスヘッドライトに加え、ポジショニングライトやウィンカー、ハイ&ロービームなどの光源をすべてLED化しています。
そのほか、AMG GT専用デザインのディフューザーを採用するなどして、エクステリアのスポーティさを高めています。
同車は高精細の「12.3インチ コックピットディスプレイ」や「10.25インチ マルチファンクションディスプレイ」を標準装備。新設計のマルチファンクションディスプレイは、運転支援や車両情報をアニメーションで表示でき、表示パターンの変更も可能です。
全国限定20台の特別仕様車「メルセデスAMG GT R PRO」は2,900万円
一部改良後のメルセデスAMG GT/GTロードスターの価格帯は1,645〜2,382万円です。AMG GT Rをベースに、カーボンファイバーで軽量化し、先端の空力や専用スポーツサスペンションで走行性能を高めた特別仕様車「メルセデスAMG GT R PRO」は2,900万円となっています。
| グレード | 価格 |
|---|---|
| メルセデスAMG GT | 16,450,000円 |
| メルセデスAMG GT S | 19,930,000円 |
| メルセデスAMG GT C | 22,020,000円 |
| メルセデスAMG GT R | 23,820,000円 |
| メルセデス AMG GT R PRO | 29,000,000円 |
| メルセデスAMG GT ロードスター | 17,880,000円 |
| メルセデスAMG GT Sロードスター | 21,370,000円 |
| メルセデスAMG GT Cロードスター | 23,090,000円 |
高級スポーツカー メルセデスAMG・GT 4ドアクーペのモデルチェンジ遍歴
メルセデスAMG・GT 4ドアクーペは、メルセデス・ベンツのサブブランド、メルセデスAMGが展開するEセグメントの高級スポーツカーです。2018年3月のジュネーブ国際モーターショーで「AMG GT53 4MATIC+」「AMG GT63 4MATIC+」「AMG GT63 S 4MATIC+」が、同年9月のパリモーターショー2018で「AMG GT43 4MATIC+」がワールドプレミアされました。
メルセデスAMG・GT 4ドアクーペ 初代 X290型(2019年〜2026年)
2019年2月、メルセデスAMG・GT 4ドアクーペ「GT 63 S 4MATIC+」「GT 43 4MATIC+」「GT 53 4MATIC+」が導入され、発売記念特別仕様車「GT 63 S 4MATIC+ Edition 1」も設定されました。
2020年7月、一部改良でインフォテインメント「MBUX」の標準装備やボディカラーの新色追加などが行われました。
2021年、最強モデルとなるプラグインハイブリッド「GT 63 S E PERFORMANCE」を発表(システム出力843馬力)。
2022年1月、一部改良でエアサスペンションの改良やAMGパフォーマンスステアリングの標準装備、ボディカラー追加を実施し、「GT 53 4MATIC+」がいったん廃止されました。
2023年1月、プラグインハイブリッドの特別仕様車「GT 63 S E PERFORMANCE F1 Edition」を限定35台で発売。同年6月、いったん廃止されていた「GT 53 4MATIC+」を改良のうえ復活させました。
2024年1月、通常モデルの「GT 63 S E PERFORMANCE」を日本で追加発売しました。
2025年11月、初代の集大成となる特別仕様車「ファイナルエディション」(GT 53/GT 63 S E PERFORMANCE、計35台限定)を日本で発表しました。
メルセデスAMG・GT 4ドアクーペ 2代目(2026年〜)
2026年5月20日(現地時間)、アメリカでの発表イベントで2代目をワールドプレミア。EV専用アーキテクチャ「AMG.EA」を採用し、電気自動車専用モデルとして一新されました。最上級「GT 63 4ドアクーペ 4MATIC+」は最高出力860kW(1169馬力)を発揮し、欧州では2026年中の販売開始が予定されています。
| メルセデスAMG GT 4ドアクーペのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 X290型 | 2019年〜2026年 |
| 2代目(EV専用) | 2026年〜 |
メルセデスAMGにとって重要な市場である日本には「GT 4ドアクーペ」以外の車も続々とラインアップ
AMGは1967年の設立以来、半世紀以上にわたってモータースポーツに関わり続け、ドライビングパフォーマンスを磨く過程で数々の名車を生み出してきました。
メルセデス・ベンツのブランド力に、AMGの走行性能と実用性を兼ね備えた「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」は、世界が注目したスポーツカーです。後にシステム出力843馬力のPHEV「GT 63 S E PERFORMANCE」も加わってパフォーマンスの幅を広げ、2025年11月の「ファイナルエディション」で初代の歴史に区切りをつけました。そして2026年5月には、最高1169馬力のEVへと生まれ変わった2代目が登場し、新たな章が始まっています。
日本はメルセデスAMGが重視する市場のひとつで、専売店を世田谷に設けるなど力を入れてきました。今後もメルセデスAMGは、期待を上回る性能を備えた車を日本市場へ展開していくものとみられます。