メルセデスベンツGLAは2代目へモデルチェンジ済み 3代目はEQAを統合して2026年後半にも登場か
メルセデスベンツが販売するGLAは、いま人気の高いクロスオーバーSUVです。ブランドのSUVラインアップで最もコンパクトなモデルですが、エントリーモデルとして安定した支持を集めてきました。
そのGLAは2019年12月11日に2代目(H247)へフルモデルチェンジし、日本には2020年6月25日に導入されました。ボディサイズは拡大し、インテリアにはMBUXインフォテインメントシステムを採用。車と会話するようにナビの設定や空調の調整ができるようになっています。日本仕様の第1弾は2.0Lディーゼルを積む「GLA 200 d 4MATIC」で、価格は5,020,000円でした。
その後もラインアップは手を加えられ続け、2023年9月にマイナーチェンジ、2024年3月にGLA 180の48Vマイルドハイブリッド化とAMG GLA 45 S 4MATIC+の追加、2025年6月に充実装備の「アーバンスターズ」追加、そして2026年3月には80台限定の「AMG GLA 35 4MATIC ブラックマスターピース」が設定されました。2026年7月時点で2代目の販売は続いています。
一方で、3代目の姿はすでに見え始めています。新しいMMAプラットフォームを採用し、電気自動車のEQAを統合する構成が有力とみられており、順を追ってGLAの現在地を整理していきます。
3代目GLAはEQAを統合しMMAプラットフォームへ 2026年後半にも登場する見込み
2026年7月時点で、メルセデス・ベンツから3代目GLAの正式発表は行われていません。ただし開発が最終段階に入っていることを示す材料は揃っています。
2025年8月には欧州で3代目のプロトタイプが捕捉され、同年11月にはMMA(メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャ)を採用したテスト車両の姿も伝えられました。MMAは内燃機関モデルと電気自動車を同じ基本骨格で成立させる設計思想のプラットフォームで、第3世代CLAが最初の採用車種にあたります。3代目GLAはこのCLAと基盤を共有する見込みです。
注目すべきは、3代目が現行GLAと電気自動車EQAの両方の後継を兼ねるとみられる点です。メルセデス・ベンツは収益性の高い上級モデルへ軸足を移し、Aクラスのハッチバックとセダン、Bクラスの廃止をすでに公表しています。そのなかでGLA、GLB、CLAはコンパクト群の中核として存続する位置づけとなりました。EVとエンジン車を別ブランド名で並べる従来の方式をやめ、一つの車名に統合する流れが、GLAでも適用される方向です。
投入時期については、EVモデルが2026年後半、内燃機関モデルが2027年初頭という見立てが有力です。ワールドプレミア自体も早ければ2026年後半とみられています。兄弟車のGLBが2025年12月8日に発表され、欧州で2026年春から納車が始まっていることを踏まえると、GLAがその次に控えているという流れは自然でしょう。
デザイン面では、テスト車両からクーペ寄りのシルエットを強めたスポーティな造形と、メルセデスの新しい「アイコニックグリル」を備えたフロントエンドが確認されています。ボディサイズはやや拡大する見込みです。パワートレインはディーゼル並みの燃費を狙う新開発のガソリンハイブリッドと、EV用の2速トランスミッションを組み合わせた電気自動車の2本立てになるとみられます。日本導入の時期と価格は未発表です。
メルセデスAMG GLA 35 4MATIC ブラックマスターピースを80台限定で発売 2026年3月
メルセデス・ベンツ日本は2026年3月5日、ハイパフォーマンスSUV「メルセデスAMG GLA 35 4MATIC Black Masterpiece(ブラックマスターピース)」を発表し、同日から80台限定で予約注文の受け付けを開始しました。価格は10,000,000円です。
名前が示すとおり、徹底的に黒で押し切った仕立てです。ボディカラーはコスモスブラックメタリック。AMGナイトパッケージとAMGナイトIIパッケージにより、グリル、バッジ、フロントスプリッター、ルーフレール、エキゾーストトリムなどがグロスブラックまたはブラッククローム仕上げとなり、足元にはブラックの20インチAMGアルミホイールが収まります。
インテリアには、通常のGLA 35には設定のないブラックオープンポアウッドのトリムを採用し、シートもブラックの本革で統一。さらに通常モデルでは人気の有償オプションであるヘッドアップディスプレイ、ブルメスターサウンドシステム、パノラミックスライディングルーフなどを標準装備しながら、ちょうど1,000万円という価格に収めています。オプションを個別に積み上げるより割安に仕上がっている点は、限定車としての訴求力が高いと言えるでしょう。
パワーユニットは最高出力306ps、最大トルク400Nmを発生する2.0L直列4気筒ターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、8速デュアルクラッチトランスミッションを介して4輪を駆動します。オンラインショールームでの先行受注は3月13日までで、14日以降は在庫がある場合に店舗でも予約を受け付けるという販売形態がとられました。これは好評だった「メルセデスAMG GLB 35 4MATIC ブラックマスターピース」(2025年2月・50台限定)に続く手法です。
2025年6月に新グレード「アーバンスターズ」を追加 現行GLAの集大成となる装備内容
メルセデス・ベンツ日本は2025年6月26日、Aクラス、CLA、CLAシューティングブレーク、そしてGLAに新グレード「Urban Stars(アーバンスターズ)」を追加設定し、販売を開始しました。
内容は分かりやすく、従来は有償オプションだったAMGレザーエクスクルーシブパッケージとAMGラインパッケージの大部分を標準装備化したものです。加えてアダプティブダンピングシステム付きサスペンション、ブラックカラーの20インチAMGアルミホイール、ダイレクトステアリング、ボディ同色のホイールアーチなども標準で備わります。
オプションを一つずつ選ぶ手間と費用を省き、人気装備をまとめて手に入れられる構成で、モデルライフ終盤に投入される「お買い得グレード」の典型と言えます。3代目への切り替えが視野に入っている時期だけに、実質的に現行GLAの集大成となる仕様です。2025年時点でのシリーズ価格帯は603万円から1,070万円でした。
2024年3月にGLA 180が48Vマイルドハイブリッド化 AMG GLA 45 S 4MATIC+も追加
メルセデス・ベンツ日本は2024年3月28日、GLA 180に新型パワートレインを搭載するとともに、シリーズのトップパフォーマンスモデル「メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+」をラインアップに追加し、同日から全国の正規販売店で発売しました。
GLA 180が積むのは、1.4L直列4気筒ターボエンジン「M282」にBSG(ベルト駆動スターター・ジェネレーター)と48V電気システムを組み合わせた構成です。最高出力136PS(100kW)、最大トルク230Nmで、従来型の200Nmから最大トルクが引き上げられました。効率と快適性、性能を同時に高める狙いで、発進時や加速時のトルクアシストが効くぶん、街中での扱いやすさが増しています。価格は5,880,000円です。
一方のAMG GLA 45 S 4MATIC+は、2.0L直列4気筒ターボ「M139」を搭載し、最高出力421ps、最大トルク500Nmを発生します。自然吸気エンジンに近いトルクカーブが特徴で、8速DCTと組み合わせて素早い変速と自然な加速を両立させました。価格は10,320,000円です。この追加によって、GLAシリーズの価格帯は5,880,000円から10,320,000円へと大きく広がりました。
なお、GLA 180についてはその後2024年11月28日にも仕様変更(型式MP202502)が行われています。
2023年12月にメルセデスAMG GLA 35 4MATICがマイナーチェンジ 48V化で306psへ
メルセデス・ベンツ日本は2023年12月21日、メルセデスAMG GLA 35 4MATICのマイナーチェンジモデルを発売しました。標準系GLAが同年9月にマイナーチェンジを受けたのに続く形です。
変更点はデザインのブラッシュアップと、インフォテインメントシステムの最新世代へのアップデート。そして最も大きいのがパワートレインの電動化で、2.0L直列4気筒ターボに48Vマイルドハイブリッドが組み合わされ、最高出力306ps、最大トルク400Nmというスペックになりました。8速DCTと4MATICの組み合わせは踏襲されています。
この改良により、GLAは標準系のGLA 180からAMG GLA 35、AMG GLA 45 Sまで、48V電気システムを含む電動化技術が全域に行き渡ることになりました。2026年3月の限定車ブラックマスターピースも、このときのGLA 35をベースにしています。
GLA特別仕様車GLA 200 d 4MATIC Night Editionを100台限定販売
AMGラインなど人気オプションを標準装備するGLAナイトエディション
メルセデス・ベンツ日本は2023年9月26日、GLAのマイナーチェンジモデルを発表・発売しました。フロントまわりを中心にエクステリアを変更し、ナビゲーション、インフォテインメントシステム、ステアリングホイールなどが最新世代へ更新されています。価格は5,990,000円から6,550,000円でした。
これに合わせて、コンパクトSUVのGLAへGLA 200 d 4MATIC Night Edition(GLA 200 d 4MATIC ナイトエディション)を100台限定で設定。
同日からオンラインショールームで受付を開始し、2023年10月以降に納車が始まりました。
GLAナイトエディションは通常モデルには無いボディカラーのマウンテングレーマグノを特別に設定。人気オプションのAMGラインエクステリア、20インチAMGアルミホイール、パノラミックスライディングルーフなどを標準化したモデルです。
GLA 200 d 4MATIC ナイトエディションの販売価格は8,060,000円でした。
| 時期 | 内容 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 2020年6月25日 | 日本発表(GLA 200 d 4MATIC) | 5,020,000円 |
| 2023年9月26日 | マイナーチェンジ | 5,990,000円~6,550,000円 |
| 2023年9月26日 | Night Edition(100台限定) | 8,060,000円 |
| 2024年3月28日 | GLA 180新パワートレイン+AMG GLA 45 S追加 | 5,880,000円~10,320,000円 |
| 2025年時点 | シリーズ価格帯(アーバンスターズ追加後) | 6,030,000円~10,700,000円 |
| 2026年3月5日 | AMG GLA 35 Black Masterpiece(80台限定) | 10,000,000円 |
メルセデスベンツ新型GLAが欧州から販売スタート 日本市場では2020年6月25日12時30分からオンラインで発表
2代目GLAは2020年4月28日に欧州市場で発売され、その後は北米市場(アメリカ)、中国市場へ順次投入されました。日本市場では2020年6月25日12時30分からオンライン上で発表会が行われています。
2代目GLAは世界的なブームのコンパクトSUVで、ボディサイズは日本でも取り回しやすい全長4,410×全幅1,834×全高1,611mm、販売価格は5,020,000円でした。
インフォテインメントシステムも新型Aクラスから導入が始まった次世代のMBUX(メルセデスベンツ ユーザーエクスペリエンス)を採用しています。
公開直前のメルセデスベンツGLAがスパイショット!
ワールドプレミアを目前に控えた時期、メルセデスベンツGLAのプロトタイプがカメラに捉えられていました。
当時撮影された個体はフロントエンドとリアエンドにカモフラージュが施されているものの、その他のパーツはほぼ解禁された状態。1本線のヘッドライトがくっきりと浮かび上がり、ルーフスポイラーやリアクォーターウィンドウ、サイドのプレスラインなども見て取れました。
当時予想されていたパワートレインは2.0L直列4気筒ガソリンターボと2.0L直列4気筒ディーゼルターボで、後にPHEVモデルが登場する可能性も指摘されていました。実際の日本仕様は2.0Lディーゼルの「GLA 200 d 4MATIC」でスタートし、その後1.4Lガソリンターボの「GLA 180」やAMGモデルが加わる展開に。日本にPHEVが導入されることはありませんでしたが、2023年から2024年にかけて48Vマイルドハイブリッドがシリーズ全域へ広がり、電動化という方向性そのものは的中しました。
メルセデスベンツGLAが2019年12月11日にワールドプレミアすることが明らかに
メルセデスベンツ新型GLAのティーザーイメージ
DaimlerはメルセデスベンツのSUV「GLA」を2019年12月11日14時に世界初公開しました。発表の様子はGLAの特設サイトで配信され、事前にティーザーイメージも公開されています。予告どおり2代目は従来モデルより全高が大幅に高められ、リアシートの居住性が向上しました。実際、初代の全高1,505mmに対し2代目は1,611mmと、100mm以上のプラスとなっています。
メルセデス・ベンツ「AMG GLA45」の開発車両をスクープ!
2代目GLAの最強モデル「AMG GLA 45」と思われるプロトタイプも、市販前に目撃されていました。
スクープされた車両からは、AMGシリーズの証であるパナメリカーナグリルやクワッドエキゾーストパイプが確認できました。
足回りにはガンメタカラーのアルミホイールとレッドカラーのブレーキキャリパーを装着し、車内にはコントラストステッチをあしらったシートやドアパネル、アルカンターラを使ったステアリングホイールが用意されていました。
この車両は上級モデルの「AMG GLA 45 S」である可能性も指摘されていました。
当時の予想は「M139」直噴2.0L直列4気筒ガソリンターボで最高出力387ps、上級のGLA 45 SならライバルのアウディRS Q3を上回る421psに達するだろう、というものでした。結果はこの読みどおりで、日本にも2024年3月28日にAMG GLA 45 S 4MATIC+が導入され、公表値は最高出力421ps・最大トルク500Nmとなっています。登場時期についても「早くて2020年初め以降」という予想でしたが、欧州では2020年に発表され、日本への正式導入は2024年までずれ込みました。
メルセデス・ベンツの新型「GLAクラス」の開発車両をスクープ!サイズアップしてる!?
フルモデルチェンジを控えていた2代目「GLAクラス」のプロトタイプもキャッチされていました。ヘッドライトの全貌は分からないものの、LEDデイタイムランニングライトが控えめながらもシャープな印象を与えていました。
カモフラージュに覆われて全貌までは分からないものの、エクステリアやヘッドライト、フロントエンドグリルなどの形状は確認でき、完成形に近い開発車両と見られていました。
リアのエクステリアはハッキリとは捉えられていないものの、テールゲートが確認でき、ルーフレールのあるトップルーフや、シルバーに輝くドアハンドルが見て取れます。
プラットフォームが新しくなり、ボディサイズも大きくなるという読みは的中しました。2代目はAクラス(W177)と共通のMFA2プラットフォームを採用し、全長は初代比で20mm短くなった一方、全幅は29mm、全高は106mm拡大しています。ホイールベースも延長され、当時の予想どおり「サイズアップ」した内容でした。
ダッシュボードにワイドタイプのインフォテインメントシステムが採用され、レイアウトはGLBに近いのではないかという読みも当たっており、2代目は10.25インチディスプレイを横並びに配したMBUXを搭載しています。
ワールドプレミアの時期については、2019年9月のフランクフルトモーターショーか11月のロサンゼルスモーターショーではないかと予想していましたが、実際にはショーではなく、同年12月11日のオンライン発表という形が取られました。
2代目メルセデスベンツGLAはボディサイズが拡大しより迫力のあるサイズ感
2代目メルセデスベンツGLAは全高が100mm以上高くなりSUVらしい佇まいとなった
発売前は「ベースとなるAクラス同様に全長が約120mm伸びて4,550mmほどになる」という見方もありましたが、実際は逆で、2代目の全長は4,410mmと初代より20mm短くなりました。拡大されたのは全幅と、とりわけ全高です。全幅は1,834mmへ29mm広がり、全高は1,611mmへ106mmも高くなっています。
つまり2代目は「長く低く」ではなく「背の高いSUVらしい方向」へ振られたことになります。この変更は室内、特に後席の頭上空間と乗降性に効いており、ワールドプレミア時にメルセデスがリアシートの居住性向上を強調していたのは、まさにこの点でした。なお2023年9月のマイナーチェンジ後は、外観の変更にともなって全長4,415mm×全幅1,835mm×全高1,620mmとなっています。
| 2代目(H247) | 初代(X156) | |
|---|---|---|
| 全長 | 4,410mm | 4,430mm |
| 全幅 | 1,834mm | 1,805mm |
| 全高 | 1,611mm | 1,505mm |
| ホイールベース | 2,729mm | 2,700mm |
2代目GLAでは、モデルチェンジしたAクラスに準じたヘッドライトのデザインが採用され、初代より細く鋭い造形になりました。フェンダーアーチも初代GLAと同様に膨らんでおり、クロスオーバーSUVであることを示しています。
2代目メルセデスベンツGLAのインテリアには最新のインフォテインメントシステムを搭載
2代目GLAには最新のインフォテインメントシステムが搭載される
2代目GLAは4代目Aクラスをベースとしているため、MBUXと呼ばれるインフォテインメントシステムを搭載しています。MBUXは音声認識システムを採用しており、「ハイ、メルセデス」と呼びかけることで応えてくれる対話型のシステムです。
ステアリングの前にあるディスプレイには時計や速度計などが表示され、センターにあるディスプレイには各種設定が表示されます。音声操作だけではなく、タッチパネルになっていて指での操作も可能です。ナビにはガソリンスタンドの場所だけではなく料金も表示でき、使いこむことでオーナーの好みを学習してくれるため、よきパートナーになってくれます。2023年9月のマイナーチェンジでは、このナビゲーションとインフォテインメントシステムが最新世代へ更新され、ステアリングホイールの意匠も改められました。
初代GLAではディスプレイやエアコンコントローラーなどが四角に近いインターフェイスでしたが、2代目では横長のワイドなインターフェイスとなっています。車内を彩るアンビエントライトや、スマホの充電に便利なワイヤレスチャージなど、快適で便利な空間を提供してくれます。
メルセデスベンツGLAのエンジンにはガソリンのほかにディーゼルエンジンもラインナップ
2代目GLAでは日本市場にも2.0Lディーゼルが導入された
初代の日本仕様GLAには1.6Lと2.0Lのガソリンターボが搭載され、ディーゼルエンジンの設定はありませんでした。2代目では日本仕様の第1弾として2.0Lディーゼルターボの「GLA 200 d 4MATIC」が導入され、長年の空白が埋まっています。その後、1.4Lガソリンターボの「GLA 180」、AMGの2.0Lガソリンターボ2機種が加わり、現在の4本立てとなりました。
| グレード | エンジン | 最高出力 | 最大トルク |
|---|---|---|---|
| GLA 180 | 1.4L直4ターボ(M282)+BSG・48V | 136PS | 230Nm |
| GLA 200 d 4MATIC | 2.0L直4ディーゼルターボ | 150PS | 320Nm |
| AMG GLA 35 4MATIC | 2.0L直4ターボ+48V | 306PS | 400Nm |
| AMG GLA 45 S 4MATIC+ | 2.0L直4ターボ(M139) | 421PS | 500Nm |
トランスミッションは、GLA 180が7速、GLA 200 d 4MATICとAMGモデルが8速のデュアルクラッチ式を採用します。発売前には9G-DCTへの多段化も予想されていましたが、実際には7速・8速の組み合わせに落ち着きました。駆動方式は、GLA 180がFFの2WD、その他が4MATICの4WDという構成です。
2代目GLAの安全装備には最新のインテリジェントドライブを備えさらに安心感のあるドライブを提供してくれる
2代目GLAには最新のインテリジェントドライブを装備し安心感のあるドライブを楽しめる
2代目GLAに搭載される安全装備のインテリジェントドライブは、初代GLAに搭載されていたものよりも機能が増え、ドライバーもより安心して運転することができます。
メルセデスベンツGLAに搭載される安全装備
- アクティブディスタンスアシスト ディストロニック
- アクティブレーンキーピングアシスト
- アクティブレーンチェンジングアシスト
- アクティブブレーキアシスト(歩行者・飛び出し検知機能付き)
- 緊急回避補助システム
- 渋滞時緊急ブレーキ機能
- アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付き)
- マルチビームLEDヘッドライト&アダプティブハイビームアシスト プラス
- PRE-SAFE
いまや安全装備の中でも必ず搭載されている歩行者対応の自動ブレーキやレーンキーピングアシストはもちろん、車線変更をアシストする機能も搭載されています。パークトロニックやアクティブパーキングアシストなど、駐車する際にも手助けしてくれる機能が備わっているため、駐車が苦手な方にもGLAは寄り添ってくれるでしょう。
2代目GLAの日本価格は502万円スタート 発売前の「450万円ほど」という予想は上振れした
2代目GLAは2019年12月に世界初公開され、日本では2020年6月25日に発表された
2代目GLAは欧州で2019年12月に発表、2020年4月28日に発売され、日本では2020年6月25日に発表されました。発表時期については、初代の登場からベースモデルのAクラスと同じ約6年周期でモデルチェンジが行われるという読みが立てられており、この見通しはほぼそのとおりに進んでいます。
GLAとAクラスのモデルチェンジ周期
- 2012年:3代目Aクラス(W176)がドイツで発売
- 2013年:W176をベースとする初代GLAが発表される
- 2014年:初代GLAが日本と米国で発売
- 2018年:4代目Aクラス(W177)が発売(6年でモデルチェンジ)
- 2019年:W177をベースとする2代目GLA発表(GLA発表から6年、販売から5年)
価格については、Aクラスが4代目へのモデルチェンジで30万円ほど値上げしたことを踏まえ、GLAも450万円ほどからになると見ていました。実際の日本仕様は2.0Lディーゼルの「GLA 200 d 4MATIC」1本でのスタートで、価格は5,020,000円。予想より50万円ほど高い設定でした。ディーゼル+4MATICという上級寄りの構成でデビューさせたことが、価格差の主な理由と考えられます。
その後も価格は段階的に上がり、2023年9月のマイナーチェンジで5,990,000円から6,550,000円に、2024年3月のAMG GLA 45 S追加でシリーズ上限が10,320,000円まで拡大しました。2025年時点のシリーズ価格帯は603万円から1,070万円で、5年間で下限が100万円以上引き上げられた計算になります。輸入車全体の値上がり傾向を差し引いても、GLAの立ち位置がエントリーSUVから確実に上へ移っていることが読み取れます。
高級SUVのメルセデス・ベンツGLAのモデルチェンジ遍歴
GLAはドイツのメルセデス・ベンツ・グループがメルセデス・ベンツブランドで展開している高級SUVです。2013年の上海モーターショーで「コンセプトGLA」として発表。同年9月のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされました。
メルセデス・ベンツGLA 初代 X156/2013年~2020年
2013年にワールドプレミアされ、日本仕様車は2014年5月に販売を開始。米国市場では同年秋にデビューしました。日本でのグレード体系は「GLA 180」「GLA 250 4MATIC」「GLA 45 AMG 4MATIC」で、「GLA 180」「GLA 250 4MATIC」にはローダウン仕様の「Sport」、本格SUV仕様の「Off-Road」が用意されました。また、発売記念の特別仕様車「GLA 250 4MATIC Edition 1」を限定300台、「GLA 45 AMG 4MATIC Edition 1」を限定600台で発売しました。
2016年1月、限定220台で特別仕様車「GLA 180 Sport White&Black Edition」を発売。
2017年4月にマイナーチェンジを実施。外観の変更やボディカラーに新色の追加、「GLA 250 4MATIC」を受注生産に移行し、「GLA 220 4MATIC」が新しくラインナップに追加されました。
2018年10月、限定60台の特別仕様車「GLA 220 4MATIC Off-Road Edition」を発売。
メルセデス・ベンツGLA 2代目 H247/2020年~
2019年12月11日にワールドプレミア。欧州では2020年4月28日に発売され、日本仕様車は2020年6月25日に発表・発売されました。「自分らしく輝く人の、スタイリッシュSUV」のキャッチフレーズで2代目へ移行し、当初は「GLA 200 d 4MATIC」のみの設定(5,020,000円)。同年10月に、ハイパフォーマンスモデルの「Mercedes-AMG GLA 35 4MATIC」と「Mercedes-AMG GLA 45 S 4MATIC+」が追加されました。
2021年4月5日、「GLA 180」がガソリンエンジンでのエントリーモデルとして復活し、予約受付を開始(納車は同年5月から)。同年9月、一部仕様変更を実施。
2023年9月26日、マイナーチェンジを実施。フロントフェイスを刷新し、ナビゲーション・インフォテインメントシステム・ステアリングホイールを最新世代へ更新。価格は5,990,000円から6,550,000円。同日に特別仕様車「GLA 200 d 4MATIC Night Edition」を100台限定・8,060,000円で発表しました。
2023年12月21日、メルセデスAMG GLA 35 4MATICのマイナーチェンジモデルを発売。48Vマイルドハイブリッド化で306ps/400Nmとなりました。
2024年3月28日、GLA 180に新型パワートレイン(1.4L直4ターボ「M282」+BSG+48V、136PS/230Nm、5,880,000円)を搭載するとともに、「メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+」(421ps/500Nm、10,320,000円)を追加。
2024年11月28日、GLA 180の仕様変更を実施。
2025年6月26日、新グレード「Urban Stars(アーバンスターズ)」を追加設定。
2026年3月5日、特別仕様車「メルセデスAMG GLA 35 4MATIC Black Masterpiece」を80台限定・10,000,000円で発表しました。
| メルセデス・ベンツGLAのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 X156 | 2014年~2020年 |
| 2代目 H247 | 2020年~(2026年7月時点で販売継続中) |
2代目GLAはキリッとしたヘッドライトと背の高いSUVらしさが持ち味 次は3代目への切り替えが控える

2019年12月に2代目へモデルチェンジしたメルセデスベンツGLAは、4代目AクラスをベースとしたクロスオーバーSUVです。ヘッドライトはシャープで細長くなり、全高を100mm以上高めたことで、初代よりSUVらしい存在感のある佇まいになりました。
搭載エンジンは1.4Lガソリンターボと2.0Lディーゼルターボを軸に、AMGの2.0Lガソリンターボ2機種を加えた4本立て。FFの2WDのほかに4MATICの4WDもラインナップし、クロスオーバーSUVらしい走りを楽しめます。48V電気システムがシリーズ全域に行き渡ったことで、街中での扱いやすさも増しました。
日本での歩みを振り返ると、2020年6月に502万円でスタートし、2023年9月のマイナーチェンジ、2024年3月のGLA 180刷新とAMG GLA 45 S追加、2025年6月のアーバンスターズ追加と手が入り続けてきました。2026年3月の80台限定「AMG GLA 35 4MATIC ブラックマスターピース」は、2代目のモデルライフ終盤を飾る一台と言えるでしょう。
そして次に控えるのが3代目です。MMAプラットフォームを採用し、電気自動車のEQAを統合する構成が有力で、EVモデルは2026年後半、内燃機関モデルは2027年初頭という見立てが出ています。2026年7月時点でメルセデス・ベンツからの正式発表はありませんが、兄弟車のGLBがすでに新型へ切り替わっていることを踏まえれば、GLAの番はそう遠くないはずです。




























