ベンツGLC はマイナーチェンジで大幅刷新!デザインやパワートレインの特徴
メルセデス・ベンツGLCは、かつては「GLKクラス」と呼ばれていたSUVの後継車種です。2015年の新型モデル発表時に「セダンのCクラスに位置するSUV」として「GLC」の車名に改められました。
GLCと派生モデルのGLCクーペは、日本では2016年に発売されて以降、高い人気を誇る海外SUVの1つです。他のベンツ車種と同じく、ハイパフォーマンスモデル「AMG」も日本国内ラインアップに加えられています。
2019年のマイナーチェンジで更に魅力が増したGLCのエクステリアやパワートレイン、インテリアなどの特徴を紹介します。
ベンツGLCが2023年3月16日にモデルチェンジ発表 縦型11.9インチディスプレイなどで先進化
リアルウッドトリムをや本革を採用するプレアムインテリアが所有欲を満たす2代目メルセデスベンツGLC
メルセデスベンツ人気SUVのGLCがモデルチェンジ。SUVで初めてARナビゲーションシステムを導入、指紋や声と使用した生体認証にも対応することで、メルセデスブランドでも屈指の先進性を手に入れました。
2代目GLCの発表は2023年3月16日で、同日発売しました。
インテリアにはリアルウッドトリムを採用、縦型11.9インチ大型マルチメディアディスプレイを採用するなど、プレミアムブランドらしい進化に。
片側130万画素の高機能ヘッドライトは遠くからでもメルセデスとわかる迫力あるデザインに刷新されました。
ボディサイズは全長4,716mm、全幅1,890mm、全高1,640mm、ホイールベース2,888mm。
先代モデル比で、全長が50mm延長することで伸びやかなプロポーションになりました。燃費性能はWLTCモードで約19%改善したとのことで、堂々としたボディサイズながら環境性能も高いのが特徴です。
2023年新型GLCの特徴
- リアルウッドインテリアトリム+本革インテリア
- トランスペアレントボンネットなど採用したオフロード性能の向上
- 補助駆動装置(ISG)による電動化
- 縦型11.9インチ大型メディアディスプレイ
- ARナビゲーション
- 生体認証のシートポジション等の設定
- 片側130万画素の高機能ヘッドライト
- リア・アクスルステアリング
2代目メルセデスベンツGLCは、2.0L直列4気筒ディーゼルターボのパワートレインのみ設定するワングレード展開で、販売価格は8,200,000円に。
欧州市場ではGLCクーペもワールドプレミアされているため、日本市場でも遅れて販売する可能性があります。
メルセデスベンツGLCに「GLC 350 e 4MATIC クーペ」がラインナップ
GLC 350 e 4MATIC クーペのエクステリア
2020年4月3日、メルセデスベンツ日本がGLCの新モデルとして「GLC 350 e 4MATIC クーペ」を追加しました。価格は9,220,000円です。
GLC 350 e 4MATIC クーペには新開発のプラグインハイブリッドシステム「EQ POWER」を採用。直列4気筒DOHC 2.0L直噴ターボエンジンと9速ATを組み合わせ、「EM0012」型モーターと容量13.5kWhリチウムイオンバッテリーを搭載します。モーター走行では最高速130km/h、航続距離は45.2kmに到達。モーター走行の限界をドライバーに伝える「プレッシャポイント機能」を装備します。
システム全体での最高出力は235kW(320PS)、最大トルクは700Nmを達成しています。
GLC 350 e 4MATIC クーペのインテリア
車内には音声操作が可能なAIインフォテインメント機能「MBUX(Mercedes Benz User Experience)」を用意。先進運転支援技術には右折時対向車検知機能付きのアクティブブレーキアシストが追加されています。
東京モーターショー2019で「GLC F-CELL」の日本導入が発表!
2019年10月開催の東京モーターショー2019で、メルセデスベンツはGLCの燃料電池車「GLC F-CELL」の日本導入を公表しました。GLC F-CELLの価格は1050万円、2020年中ごろからの納車を予定。現時点では欧州と日本でのみ発売されるとのことです。
GLC F-CELLでは燃料電池システムにリチウムイオン電池を組み合わせます。バッテリー走行では約41km、燃料電池モードを合わせた場合は336km以上の航続を可能とします。
GLC・GLCクーペが受注予約スタート!納車は2019年11月より順次行われる
GLCがついに発売! 2019年11月から納車開始
メルセデスベンツは2019年10月3日、ミドルサイズ SUVの新型GLC・GLCクーペを発表し、予約受付をスタートしました。AMGモデルは2019年12月頃から、その他モデルについては11月頃に納車されるとのことです。
新型GLCと新型GLCクーペのエクステリア
エクステリア・インテリアともにデザインを刷新したGLC・GLCクーペ。外装デザインは「Sensual Purity(官能的純粋)」というコンセプトをもとに開発され、エネルギッシュで存在感のある一台となりました。
新型GLCのインテリア
キャビンもスポーティネスな雰囲気漂うデザインで、10.25 インチのワイドディスプレイやインフォテインメントシステム「MBUX」、エアコンなどの車内環境やオーディオを調整するエナジャイジング コンフォート(オプションで装着可能)など先進装備が充実しています。
GLCのパワートレインは、GLC 220 d 4MATIC・GLC 300 4MATICに2.0リッター直 4 直噴 ディーゼルターボメルセデス AMG GLC 43 4MATICに3.0リッターV6 直噴 ツインターボ、メルセデス AMG GLC 63 4MATIC+・メルセデス AMG GLC 63 S 4MATIC+に4.0リッターV8 直噴 ツインターボを搭載、トランスミッションは全モデル電子制御9速A/Tのみです。
モデル | GLC 220 d 4MATIC | GLC 300 4MATIC |
---|---|---|
エンジン | 2.0L直 4 直噴 ディーゼルターボ | 2.0L直 4 直噴 ディーゼルターボ |
価格 | 6,900,000円 | 7,750,000円 |
ステアリング | 右 | 右 |
モデル | メルセデス AMG GLC 43 4MATIC | メルセデス AMG GLC 63 4MATIC+ | メルセデス AMG GLC 63 S 4MATIC+ |
---|---|---|---|
エンジン | 3.0LV6 直噴 ツインターボ | 4.0LV8 直噴 ツインターボ | 4.0LV8 直噴 ツインターボ |
価格 | 9,480,000円 | 13,130,000円 | 14,870,000円 |
ステアリング | 右 | 左 | 左 |
モデル | GLC 220 d 4MATIC クーペ | GLC 300 4MATIC クーペ |
---|---|---|
エンジン | 2.0L直 4 直噴 ディーゼルターボ | 2.0L直 4 直噴 ディーゼルターボ |
価格 | 7,210,000円 | 8,070,000円 |
ステアリング | 右 | 右 |
モデル | メルセデス AMG GLC 43 4MATIC クーペ | メルセデス AMG GLC 63 4MATIC+ クーペ | メルセデス AMG GLC 63 S 4MATIC+ クーペ |
---|---|---|---|
エンジン | 3.0L V6 直噴 ツインターボ | 4.0L V8 直噴 ツインターボ | 4.0L V8 直噴 ツインターボ |
価格 | 9,800,000円 | 13,440,000 円 | 15,190,000円 |
ステアリング | 右 | 左 | 左 |
メルセデスベンツGLCのPHVモデル「GLC 300 e 4MATIC」が世界初公開
GLC 300 e 4MATICのエクステリア
フランクフルトモーターショー2019で、メルセデスベンツはGLCのプラグインハイブリッドモデル「GLC 300 e 4MATIC」を世界初公開しました。GLC 300 e 4MATICは「GLC 350 e 4 MATIC」に次ぐ後継モデルで、メルセデスベンツ新世代PHVシリーズとしてラインナップされます。
GLC 300 e 4MATICは新世代のPHVパワートレインを採用し、直噴2.0L直列4気筒ガソリンターボ+モーターにトランスミッションは9速AT「9G-トロニック」を組み合わせます。リチウムイオンバッテリーは13.5kWh、EVモードでは航続距離最大49kmを実現しています。
GLC 300 e 4MATICはLEDハイパフォーマンスヘッドランプ(デイタイムランニングライト付き)を標準装備。リアにもフルLEDのテールランプを搭載します。
GLC 300 e 4MATICのインテリア
コックピットには最新のマルチファンクションステアリングホイールを用意。タッチコントロールボタンを搭載します。センターコンソールには多機能タッチパッドを装備し、手書き入力なども可能としています。
また、インフォテインメントシステムMBUXにも対応し、「ハイ、メルセデス」の一声でシステムを起動します。インフォテインメントサービスのほか、車内の照明や空調コントロールなども可能です。
AMG GLC 43シリーズが更に進化!最高出力が390hpまで向上!
GLCクラスのマイナーチェンジを受けて、高性能AMGモデル「AMG GLC43 4MATIC」「AMG GLC43 4MATICクーペ」の改良モデルが欧州で発表されました。
スポーティーな魅力が増した改良型AMG GLC43 4MATIC
エクステリアは、AMGの専用「パナメリカーナグリル」によって更にスポーティーな印象に。新デザインのLEDヘッドライト&LEDテールランプも採用されます。
純正アルミホイールは19インチが標準ですが、20インチと21インチをオプションで選択できます。
GLC AMGモデルの43シリーズは3.0LのV型6気筒ツインターボ搭載
43シリーズは、3.0LのV型6気筒ツインターボチャージャーを搭載し、トランスミッションは「AMGスピードシフトTCT 9G」を装備。
従来モデルでも367hpの高出力でしたが、今回の改良モデルは390hp/5500~6000rpmと更に23馬力も向上。最大トルクは変わらず53kgm/2500~4500rpmで、0~100km/h加速は4.9秒、最高速度は250km/hです。
サスペンションも改良され、快適性と俊敏性を両立するAMGモデル専用のAIR BODY CONTROLエアサスペンションをベースにした「AMG RIDE CONTROL +」を採用しています。
「ハイ、メルセデス!」の呼びかけで起動するMBUXを搭載したAMG GLC43 4MATIC
インテリアは、GLCマイナーチェンジで搭載が可能になった対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を当然採用。スポーツシートはAMGラインのレザーアルティコ(ARTICO)と、DINAMICAマイクロファイバーを使用し、ステアリングホイールのデザインも新しくなりました。
「AMGダイナミクス」が搭載されており、コックピットから自分のしたい走りが選ぶことも可能です。「スポーツ」「スポーツ+」「スリップ」「コンフォート」「インディビジュアル」など5つのモードが選択可能で、エンジン、トランスミッション、サスペンション、ステアリングをモードによって変化させます。
マイナーチェンジしたAMGモデルは、日本へも導入される見込みです。2018年に追加された63シリーズの改良新型の登場にも期待がかかります。
GLCマイナーチェンジモデルが2019年冬発売!フルモデルチェンジは2022年予定
2019年3月に開催されたジュネーブモーターショーで、メルセデス・ベンツは初のマイナーチェンジを施したGLCクラスを公開。欧州では既に発売が開始されており、日本導入は2019年中の予定です。
マイナーチェンジしたメルセデス・ベンツGLCクラスは、ヘッドライトやフロントグリルなどのエクステリアも変更。パワートレインも一新され、AIによる音声インフォ―メンションサービス「MBUX」も搭載できます。
なお、既にメルセデス・ベンツは、GLCクラスのフルモデルチェンジ時期については「2022年」と明言しており、現在GLAクラスなどを生産するドイツ・ジンデルフィンゲン工場のラインアップに加える計画です。
GLCのボディサイズとマイナーチェンジによるエクステリア変更点
ベンツGLCのエクステリア
GLCクラスのボディサイズは、全幅が1.9m前後あるため、日本の都市部で運転するにはやや気を使いますが、SUVらしいスタイルは見晴らしがよく、存在感も抜群です。
GLCはホイールデザインも新しくなった
マイナーチェンジしたGLCは、ヘッドライトやフロントグリルにも小変更が施され、17~19インチのホイールも新デザインのものが採用されました。
マイナーチェンジしたGLCはヘッドライトのLEDの位置に変更が見られる
リアランプのデザインも大きく変更
もっともわかりやすい変更点は、ヘッドライトのLEDが上部だけでなく、下部にも入った点です。
リアランプも、ヘッドランプと同様にデザイン変更が行われ、フルLEDテールランプを採用。はっきりとした枠がLEDによって形作られています。
グレード | GLC 300 d 4MATIC | GLC 300 4MATIC クーペ | AMG GLC 63 S 4MATIC+ |
---|---|---|---|
全長 | 4,669mm | 4,742mm | 4,682mm |
全幅 | 1,890mm | 1,890mm | 1,931mm |
全高 | 1,644mm | 1,602mm | 1,625mm |
ホイールベース | 2,873mm | 2,873mm | 2,873mm |
車両重量 | 1,805kg | 1,825kg | – |
駆動方式 | 4WD | 4WD | 4WD |
GLCのパワートレインはディーゼル・ガソリンともにマイナーチェンジで大幅変更
GLCのパワートレイン
初のマイナーチェンジをしたGLCは、パワートレインに大きな変更加えられました。
人気の高いディーゼルエンジンは、パーツの98%を刷新した2.0L直列4気筒ターボの「OM654」を導入。振動が低減し、より静寂性が向上。エンジンの回転が非常にスムーズに感じられます。
「OM654」のディーゼルエンジンは「GLC 300 d」(日本導入未定)とデチューンして最高出力を抑えた「GLC220d 4MATIC」に採用されています。
GLCはガソリンエンジンも新開発のM264型2.0L直列4気筒ターボと48Vのマイルドマイブリッドの組み合わせと大刷新。
最大トルクではディーゼルに及ばないものの、蓄電容量1kWhのリチウムイオンバッテリーを備えており、モーターのアシストによって中低回転域での加速もスムーズで、ディーゼル以上の静寂性の高さが特長です。
AMGモデルのエンジンに変更はありませんが、サスペンションやESP、電子制御デフなどの統合制御システム「AMGダイナミック」を搭載しており、ステアリングが更に向上しています。
グレード | GLC 300 d 4MATIC | GLC 300 4MATICクーペ |
AMG GLC63 S 4MATIC+ |
---|---|---|---|
エンジン | 2.0L直4DOHC16バルブディーゼルターボ | 2.0L直4 DOHC 16バルブガソリンターボ | 4L V8 DOHC 32バルブツインターボ |
最高出力 | 245ps(180kW)/4200rpm | 258ps(190kW)/5800-6100rpm | 510ps(375kW)/5500-6250rpm |
最大トルク | 500Nm(51.0kgm)/1600-2400rpm | 370Nm(37.7kgm)/1800-4000rpm | 700Nm(71.4kgm)/1750-4500rpm |
また、GLCのエアサスペンションを装着したモデルは、乗り心地が非常によく、高評価を得ています。での完成度は更に高まり、初のマイナーチャンジで日本仕様車へも一部モデルにエアサスを導入するのではないかと期待が高まっています。
GLCインテリアは「MBUX」によりハイテク化され、より快適に!
GLCには「MBUX」の搭載が可能
マイナーチェンジが施されたGLCは、メルセデス・ベンツの対話型の新世代インフォテインメントシステム「MBUX」の搭載が可能です。
「ハイ、メルセデス!」と呼びかけるとシステムが起動。「室内温度を下げて」など明確な命令がなくても「暑い」「寒い」などの言葉の意味を理解し、ユーザーの意図を組んで室内温度を調整してくれます。
「音楽をかけて」「レストランへ行きたい」「駐車場を探して」「家に電話したい」などの要望にも応えてくれるので、ほぼスマホと同じような使い方が可能です。
もちろん音声ではなく、タッチパッドでのコントロールも可能なので、状況に応じて使い分けするのが良いでしょう。
価格はどうなる?GLCのグレードと価格をチェック!
日本では2019年冬にGLCマイナーチェンジモデルの導入が控えています。導入グレードや価格は明らかにされていませんが、参考までに現行型GLEの価格をチェックしておきましょう。
グレード | 価格 |
---|---|
GLC200 | 6,210,000円 |
GLC 200 Sports | 6,620,000円 |
GLC 220 d 4MATIC | 6,530,000円 |
GLC 220 d 4MATIC Sports | 7,100,000円 |
GLC 220 d 4MATIC Sports(本革仕様) | 7,730,000円 |
GLC 250 4MATIC Sports | 7,290,000円 |
GLC 250 4MATIC Sports(本革仕様) | 7,990,000円 |
GLC 350 e 4MATIC Sports | 9,060,000円 |
Mercedes-AMG GLC 43 4MATIC | 8,960,000円 |
Mercedes-AMG GLC 63 4MATIC+ | 12,720,000円 |
Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+ | 14,620,000円 |
現行型GLCの価格は621万円~906万円、AMGモデルは896万円~146万円です。マイナーチェンジするGLCも価格は、600万円半ば~900万円になる見込みです。
高級SUV メルセデス・ベンツ・GLCクラスのモデルチェンジ遍歴
ベンツ・GLCクラスはドイツのメルセデス・ベンツが販売する高級SUVで、GLKの事実上の後継車にあたります。日本では「GLC」と呼ばれていて、PHEVを除いて全て右ハンドル仕様になっています。対抗車種はBMWのX3、アウディのQ5、ポルシェのマカン、レクサスのNXとされています。
ベンツ・GLCクラス 初代 X253/C253:2016年~2023年
2015年6月にCクラスのSUV版としてGLCクラスが発表されました。ドイツ本国では「GLC250 4MATIC」「GLC300 4MATIC」「GLC220d 4MATIC」「GLC250d 4MATIC」GLC350e 4MATIC」「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」が、米国仕様では「GLC300」のグレードがラインナップされました。派生モデルとして、クーペ使用の「GLCクーペ」も設定されました。
日本では2016年2月に発売開始。全て四輪駆動の「GLC250 4MATIC」「GLC250 4MATIC Sports」「GLC250 4MATIC Sports(本革仕様)」の3グレードが用意されました。また、日本発売を記念して250台限定で「GLC250 4MATIC Edition 1」を発売しました。
2017年2月、後輪駆動の「GLC200」「GLC200 Sport」と、クリーンディーゼルの「GLC220d 4MATIC」「GLC220d 4MATIC Sport」を追加発売。7月に一部改良。
2018年1月、追加設定で「Mercedes-AMG GLC63 4MATIC+」「Mercedes-AMG GLC63 S 4MATIC+」「Mercedes-AMG GLC63 4MATIC+ クーペ」「Mercedes-AMG GLC63 S 4MATIC+ クーペ」を、限定30台の特別仕様車「Mercedes-AMG GLC63 S 4MATIC+ Edition1」「Mercedes-AMG GLS63 S 4MATIC+ クーペ Edition1」を発売しました。
2019年5月、特別仕様車「GLC220d 4MATIC Laureus Edition」を360台の限定発売。同年10月、内外装を一新するマイナーチェンジを発表。グレードも整理されました。同年10月、世界初となる燃料電池PHEV「GLC F-CELL」を発表。
2020年4月、新仕様でPHEVモデル「GLC350e 4MATICクーペ」を発売。同年8月、SUVモデルは200台、クーペモデルは100台限定で特別仕様車「GLC220d Night Edition」を発売。
2021年1月、新仕様のPHEV「GLC350e 4MATIC」を発表。4月には限定100台の特別仕様車「GLC220d 4MATIC Coupe Magno Night Edition」を発売。翌5月にも特別仕様車「GLC220d 4MATIC Sport Line Edition」を発表。12月には仕様変更が施されます。
ベンツ・GLCクラス 2代目:2023年~
2023年3月、日本仕様をフルモデルチェンジしました。ディーゼルエンジンの「GLC 220 d 4MATIC」のみの販売でしたが、新型のクランクシャフトエンジンに変更し、マイルドハイブリッド仕様となっています。11月には日本仕様のGLCクーペをフルモデルチェンジ。マイルドハイブリッドの「GLC 220 d 4MATIC クーペ」のみとなります。同月、PHEVの「GLC220d 4MATIC Sport Edition Star」を発売しました。
ベンツ・GLCクラス | 販売年表 |
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初代 X253/C253 | 2016年~2023年 |
2代目 | 2023年~ |
GLCは「快適性が高いSUV」としての進化を続ける
GLCは、エクステリアのカッコよく、走行性能も高水準ですが、なにより特筆しているのが乗り心地の良さです。「ストレスなく乗れる」レベルを遥かに超えて、GLCはいつどこで乗っても静かで快適で、非常に運転しやすく、「この車でなくては!」という気持ちを抱けます。
2019年の商品改良によって搭載可能となった「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」も他車との差別化に一役買ったと言えるでしょう。
1ランク上のGLEは価格も1000万前後からになりますし、なによりボディサイズが日本向けとは言えません。日本ユーザーにとっては「メルセデス・ベンツらしさ」を思いっきり堪能できるSUVとして、今後もGLCの人気は続くでしょう。