ベンツ Cクラスのマイナーチェンジ

メルセデス・ベンツ「Cクラス」がマイナーチェンジ!セダン・ワゴン・クーペ・カブリオレも同時改良

メルセデス・ベンツ「Cクラス」のマイナーチェンジが行われ、2018年3月に開催されるジュネーブモーターショーで世界初公開、2018年7月25日に日本で発売されました。新型モデルの内外装の特徴を、ステーションワゴン・セダン別に紹介します。進化した運転支援システムの特徴や、販売価格を車種別に取り上げます。

メルセデス・ベンツ「Cクラス」がマイナーチェンジ!セダン・ワゴン・クーペ・カブリオレも同時改良

メルセデス・ベンツ「Cクラス」がマイナーチェンジ

モデル別販売台数では、Eクラス、Sクラスに次ぐ、ベンツの人気シリーズ「Cクラス」のマイナーチェンジが行われました。2018年3月6日に開催されるジュネーブモーターショーで、Cクラスの新型モデルのセダンとステーションワゴンが世界初披露され、2018年7月25日にセダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレが日本で同時発売しました

4代目「Cクラス」W205型では、初めて行われるマイナーチェンジで誕生する、新型モデルのエクステリアやインテリアの特徴を、セダン・ステーションワゴンで分けて紹介します。また、搭載される運転支援システムの魅力、販売価格も取り上げます。

次期型Cクラスにオールテレーンモデルが登場か パワートレインは電動化の可能性も

現在開発中の次期型Cクラスに、クロスオーバーモデル「オールテレーン」が設定される可能性が濃厚との情報を入手しました。オールテレーンはステーションワゴンのEクラスに始めて設定されたモデルで、新型Cクラスへの設定も期待されていました。

Cクラスオールテレーンはメルセデス・リアホイール・アーキテクチャの第2世代となる「MRA2アーキテクチャ」を採用。ボディをリフトアップしてスキッドプレートやボディクラッディングを盛り込み、4MATIC全輪駆動システムを採用して走破性を高めるでしょう。

またEクラスと同様、選べる複数のエアサスペンションが用意される可能性が高いです。キャビンにはインフォテインメントシステム搭載のワイドなディスプレイを搭載するでしょう。

Cクラスオールテレーンのパワートレインについては、1.5L直列4気筒ガソリンターボまたは2.0L直列4気筒ディーゼルターボにマイルドハイブリッドを組み合わせるほか、近年の電動化の流れに乗りプラグインハイブリッドモデルを設定するのではないかとも噂されます。
次期型Cクラスは2020年内にデビューし、オールテレーンモデルは2021年以降に登場するでしょう。

Cクラスが一部改良 PHVモデル「C 350 e アバンギャルド」を追加し特別仕様車「ローレウスエディション」を発売

Cクラス 350 eのエクステリアCクラス 350 eのエクステリア

メルセデス・ベンツは、Cクラス(セダン)にPHVモデルの「C 350 e アバンギャルド」を新設定、C クラス(セダン/ステーションワゴン)に「C 200」「C 200 4MATIC」「C 220 d アバンギャルド」をベース車両とした特別仕様車「Laureus Edition(ローレウスエディション)」を追加しました。
注文受付は2019年9月2日からスタート。 350 e アバンギャルドとC 180は2019年10月ごろ、ローレウスエディションなどの他のモデルは2019年9月2日より順次納車していく予定です。

C 350 e アバンギャルド のパワートレインは、最高出力211PS(155kW)に最大トルク350Nmを発揮する2.0L直列4気筒直噴ターボエンジンと、最高出力122PS(90kW)、最大トルク440Nmを発生する電気モーターを採用。最高速度は130km/、航続可能距離は54kmです。
インテリジェントアクセルペダルを導入し、消費エネルギーを削減するとともに、無駄なアクセルワークを減らして運転手にとって快適なドライブを実現します。

Cクラス ローレウスエディションのエクステリアCクラス ローレウスエディションのエクステリア

特別仕様車ローレウスエディションは、「AMGスタイリングパッケージ」と「ワイヤレスチャージング機能」を標準装備としたプレミアムな一台です。スポーティネスなエクステリアは乗り込む度にドライバーの心を躍らせます。360°カメラシステムやシートベンチレーターを含む「レザーエクスクルーシブパッケージ」の装備により快適装備の強化も可能です。センターコンソールには「Laureus」のロゴバッジがポイントとしてデザインされています。

今回の一部改良では、C 180に新型の1.5L直列 4 気筒ターボエンジン「M264」を採用するほか、63/63 S モデルを除くセダン/ステーションワゴンに新たなボディカラーとして「グラファイトグレー」を追加設定、ドライブレコーダー・D ロゴプロジェクター・ETC 2.0 対応車載器など新規オプションを設定するなどの改良が行われています。

メルセデスベンツCクラスの新型プロトタイプがニュルで高速テストを開始

メルセデスベンツCクラスの新型プロトタイプ高速テストを行うメルセデスベンツCクラスの新型プロトタイプ

開発が進められているメルセデスベンツ新型「Cクラス」のプロトタイプが、ニュルで高速テストを開始しました。開発初期のためカモフラージュが厳重で、プロトタイプを見てもデザインの詳細はまだ明らかになっていませんが、入手できた情報をお伝えします。

新型Cクラスでは、軽量化にこだわった「MRAアーキテクチャ」と「EVA」と、一部のコンポーネントを共用で使用します。ボディラインはAピラーから流れるようにルーフエンドまで続いた滑らかな印象で、空力特性を表す数値は0.25と、日産「GT-R」を凌駕する数値になっています。

メルセデスベンツCクラスの新型プロトタイプ高速テストを行うメルセデスベンツCクラスの新型プロトタイプのリヤ

新型「Cクラス」で注目すべきはハイテクな装備です。スマートフォンを使ったリモートパーキングができるだけではなく、600m先をレーザー技術なしで照らすことのできるヘッドライト、地図情報サービスの大手である「HERE」社のトップクラスのデジタルマップを使用したナビゲーションは幅が30cmとかなりワイド3D表示です。

気になるパワートレインですが、「EQブースト」を主力とした電動化を進めています。予想されるエンジンは、1.5L直列4気筒ガソリンターボエンジン+マイルドハイブリッド、2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジン+マイルドハイブリッドのほかに、直列4気筒エンジン+電気モーターのPHEVが予想され、PHEVエンジンの場合、EV走行で100kmになるとささやかれています。

テスト走行が始まったばかりですが、新しい情報が入り次第、さらに追記していきたいと思います。

メルセデス・ベンツ新型Cクラスのエクステリア

スリーポインテッドスターやダイヤモンドグリルなど、メルセデス・ベンツを象徴するフロントグリルになっています。新型Cクラスの煌びやかなエクステリアを紹介します。

Cクラス セダンのエクステリア

Cクラス(セダン)のフロントとサイドビュー

新型「Cクラス セダン」のAMGラインでは、ベンツを象徴するスリーポインテッド・スターにダイヤモンド・ラジエーター・グリルを組み合わせて、フロントマスクに圧倒的な美しさと存在感を与えます。

Cクラスの新型モデルでは、Sクラスではすでに搭載される「ウルトラレンジビーム」を備えたマルチビームLEDヘッドライトを初めて導入します。

ベンツの最新ヘッドライトシステムでは、84個も散りばめられたLED光源から、状況に応じた最適な光が放たれます。光の最長照射距離は、650mにも達し、夜間走行時の安全運転につながる視野の確保に貢献します。

Cクラス セダンのマイナーチェンジ版サイドビュー

メルセデス・ベンツのスポーツ系ブランドであるAMGからラインナップする新型モデルでは、走行中の車体に加わる空力を低減させるため、サイドボディにエアロ加工を施し、採用するホイールにも徹底的にこだわる事で足回りを強化します。

Cクラス セダンのマイナーチェンジ版リヤビュー

今回のマイナーチェンジによって、Cクラスのテールランプはワイド化され、デザイン面においても改良が加えて主張を強める事で、バックビューのイメージを一変させます。

Cクラス 新型セダンのボディサイズ
全長 4,686mm
全幅 1,810mm
全高 1,445mm
ホイールベース 2,840mm
車両重量 1,490kg
乗車定員 5名

Cクラス ステーションワゴンのエクステリア

Cクラス(ステーションワゴン)のフロントビュー

ステーションワゴンの新型モデルでも、セダン同様にヘッドライトをワイド化し、フロントパンパー周りのラインの設定を見直します。また、フロントバンパーでは、車種ごとにデザインを変化させることで、差別化を図ります。

Cクラス(ステーションワゴン)のサイドビュー

サイドボディには、機動性を高め、低燃費を実現するために立体加工が施されます。マイナーチェンジによって、更なる低燃費をクリアして、ステーションワゴンとしての魅力を引き上げます。

Cクラス(ステーションワゴン)のラゲッジルームに荷物を収納する

Cクラスの新型ステーションワゴンでは、荷物を積載するスペースであるラゲッジルームを充実させて、ドライバーの満足度を高めます。

Cクラス 新型ステーションワゴンのボディサイズ
全長 4,702mm
全幅 1,810mm
全高 1,457mm
ホイールベース 2,840mm
車両重量 1,550kg
乗車定員 5名

メルセデス・ベンツ新型Cクラスのインテリア

新型にマイナーチェンジされるCクラスのコックピット

新型「Cクラス」では、12.3インチのデジタルメータディスプレイ、ステアリングホイールにスワイプ動作などに対応するタッチコントロールボタンを採用するなどして、運転中の爽快感や臨場感を飛躍させます。

新型Cクラスのマルチインフォテインメントシステム

映像や音楽、ナビ機能などを利用できる「マルチインフォテインメントシステム」では、タッチパネルに加えて、音声での操作も可能です。同システムは、スマートフォンのアプリ機能と連携して、さらなる利便性を追求します。

新型クラスCでは、快適性アップに貢献するエアコンやシートヒーター、マッサージ機能などを統合調できる「エナジャイジング・コンフォート・コントロール」をメーカーオプションで追加できます。

新型Cクラスの内装

ベンツのスポーツブランドであるAMGの新型モデルでは、高級感と美しさがベストに融合するデザインを採用します。フロントシート等で表現されるブラックとホワイトのツートンカラーは、印象的です。
AMGラインではマグマグレイやブラックの他にサドルブラウンがインテリアカラーとして追加されます。

メルセデス・ベンツ新型Cクラスの運転支援システム

Cクラスの新型モデルでは、性能が強化された車載カメラやレーダー監視システムに、ナビゲーションシステムの地図情報を有効活用することで実現される先進の運転支援システムを搭載します。

運転支援システムにパッケージされる「アクティブ・ディスタンス・アシスト・ディストロニック」では、高速走行時や渋滞発生時に先行車との最適な車間距離を維持しながら自車をコントロールする部分的自動運転を実現します。

最新の車載カメラに、マッピング情報を組み合わせる事で、交差点やロータリーに差し掛かる際に、速度を自動調整する運転支援システムの構築も可能とします。

ベンツ新型Cクラスに搭載される安全装備

  • アクティブブラインドスポットアシスト
  • LEDインテリジェントライトシステム
  • アクティブパーキングアシスト
  • アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)
  • アクティブ・レーントレーシング・アシスト
  • アクティブ車線変更アシスト
  • アクティブ・ステアリング・アシスト

マイナーチェンジ後の新型Cクラスの販売価格セダンが4,490,000円からでステーションワゴンが4,730,000円から

今回のマイナーチェンチェンジで誕生する新型「Cクラス」の販売価格は、運転支援システムやインフォテインメントシステムを充実させていますが、モデルにより旧型よりも販売価格が抑えられているのが特徴です。
初めてCクラスに乗る方も購入しやすい価格設定が嬉しいです。

Cクラス セダン価格
グレード 旧型モデルの販売価格 新型モデルの販売価格
C180 4,410,000円 4,490,000円
C180 アバンギャルド 4,890,000円
C200 アバンギャルド 5,300,000円 5,520,000円
C200 4MATIC アバンギャルド 5,560,000円 5,800,000円
C220d アバンギャルド 5,780,000円
C350e アバンギャルド 7,260,000円
メルセデスAMG C43 4MATIC 8,860,000円 9,400,000円
メルセデスAMG C63 12,240,000円 12,110,000円
メルセデスAMG C63S 13,570,000円 13,790,000円
Cクラス ステーションワゴン価格
グレード 旧型モデルの販売価格 新型モデルの販売価格
C180 ステーションワゴン 4,650,000円 4,730,000円
C180 ステーションワゴン アバンギャルド 5,300,000円 5,130,000円
C200 ステーションワゴン アバンギャルド 5,760,000円
C200 ステーションワゴン Sports 6,130,000円
C200 ステーションワゴン Sports本革仕様 6,520,000円
C200 4MATIC ステーションワゴン アバンギャルド 5,920,000円 6,040,000円
C220d ステーションワゴン アバンギャルド 6,020,000円
C200 4MATIC ステーションワゴン Sports 6,390,000円
C200 4MATIC ステーションワゴン Sports本革仕様 6,780,000円
C350e ステーションワゴン アバンギャルド 8,030,000円
メルセデスAMG C43 4MATIC ステーションワゴン 9,680,000円 9,590,000円
メルセデスAMG C63 ステーションワゴン 13,060,000円 12,350,000円
メルセデスAMG C63S ステーションワゴン 14,380,000円 13,980,000円
Cクラス クーペ価格
グレード 新型モデルの販売価格
C180 クーペスポーツ 5,640,000円
メルセデスAMG C63 4MATIC クーペ 9,500,000円
メルセデスAMG C63 クーペ 12,920,000円
メルセデスAMG C63S クーペ 14,240,000円
Cクラス カブリオレ価格
グレード 新型モデルの販売価格
C180 カブリオレ スポーツ 6,150,000円
メルセデスAMG C43 4MATIC カブリオレ 10,030,000円
メルセデスAMG C63S カブリオレ 14,830,000円

新型Cクラスの日本での発売は2018年7月25日

新型「Cクラス」のセダンとステーションワゴンは、2018年3月に開催されるジュネーブモーターショーにて初公開されました。

新型モデルの欧州での先行発売は2019年前半で、日本市場に投入されたのは欧州販売から少し遅れた2018年7月25日になりました。

ベンツ「Cクラス」が分類されるDセグメントでは、BMW「3シリーズ」やアウディ「A4」などの多数のライバル車が厳しいシェア争いを繰り広げています。

今回のマイナーチェンジではセダンとステーションワゴンの他に、オープン仕様のカブリオレやクーペが同時に変更されています。バリエーションに富んだ新型Cクラスがメルセデス・ベンツを盛り上げます。