Gクラスのモデルチェンジ

Gクラスがモデルチェンジして日本受注開始!39年ぶりの新型はボディを拡大した軽量モデル

Gクラスのモデルチェンジは2018年に行われます。欧州では6月から、日本では6月6日から受注開始しました。アメリカでの価格帯は日本円で約1,500万円、ディーゼルモデルが発表されれば値段は下がると思われます。

Gクラスがモデルチェンジして日本受注開始!39年ぶりの新型はボディを拡大した軽量モデル

Gクラスがモデルチェンジ!キープコンセプトで悪路走破性が進化

荒地を走行しているGクラス

実に約39年ぶりにフルモデルチェンジを行ったメルセデス・ベンツのSUVGクラスのモデルチェンジ後の姿が2018年1月14日から1月28日まで開催しているデトロイトモーターショーで世界初披露されました。

公開された新型Gクラスのエクステリアは唯一無二の無骨さを持つキープコンセプトです。日本の販売価格は15,620,000円~でオフロード専用モードの「Gモード」も搭載しています。

2018年6月6日に日本でも受注が始まったメルセデス・ベンツ新型Gクラスのエクステリアやインテリア、搭載エンジンや装備、価格帯や発売日などをチェックしていきましょう。

新型Gクラスはキープコンセプトながらボディサイズを拡大

オフロード走行するGクラス

Gクラスのモデルチェンジ後のエクステリアは、従来型のW463とほぼ変わらず本格オフローダーらしい四角いボディをまとっています。

Gクラスのヘッドライト

ヘッドライトには丸いLEDが装備されていてデイライトの役割も果たしてくれます。メインのライトはプロジェクター式のLEDが装備されていると考えられ、とても明るく見やすいライトになりました。

Gクラスのサイドビュー

サイドビューはオフローダーらしい頑丈なイメージがあり、乗降しやすいようにサイドステップも取りつけられています。フェンダーアーチとタイヤの隙間が大きく開いていて、高低差の大きいガレキ道などでも無理なく走っていけます。

Gクラスのリアビュー

リアビューは、メルセデス・ベンツのロゴが入ったスペアタイヤケースが装備されていて、リヤコンビネーションランプがバンパー上に設置されています。

また、フロントサスペンションがリジットアクスル式から、独立懸架サスペンションに変更されていて、ストロークが大きく設定されているのでオフロードだけではなくオンロードでの乗り心地も向上しています。

大きなエクステリアの変化はボディサイズを拡大したことです。
デザイン面では39年間フルモデルチェンジされなかったことが証明する通り「完成」されたGクラスですが、今回のモデルチェンジでは全長を242mm、全幅を71mm、ホイールベースを40mm拡大しています。
そのため従来型のGクラスよりも室内が広く使え、利便性が高まりました。

ボディサイズを拡大したことで車両重量が増えると思いきや、新型Gクラスはフェンダーやボンネットやドアなどエクステリアの各所を超高張力スチールやアルミニウムを素材にすることで約170kg軽量化されました。
軽量化は燃費性能やハンドリングにも影響するため歓迎される進化と言えます。

新型Gクラス 従来型Gクラス
メルセデス・ベンツGクラス 新型と従来型のボディサイズ
全長 4,817mm 4,575mm
全幅 1,931mm 1,860mm
全高 1,969mm 1,970mm
ホイールベース 2,890mm 2,850mm
車両重量 約2,390kg 2,560kg
最低地上高 241mm 235mm
ラゲッジスペース 667~1,941L 480~2,250L
ディパーチャーアングル 30度 29度
アプローチアングル 31度 30度
ランプブレークオーバーアングル 26度 25度
渡河水深 700mm 600mm

新型Gクラスは新設計のラダーフレームを採用して走りが進化

また、本格的オフローダーの側面もあるGクラスは今回のフルモデルチェンジで3.4mm厚のスチール鋼板を「ロの字型」にして制作した新設計のラダーフレームを採用しています。
MAG溶接で仕上げられたラダーフレームは、強度や剛性はもちろんドライバーの安全性も確保しています。

AMGと共同開発したサスペンションも新設計のラダーフレームに直接取り付けられるため目に見えない進化をダイレクトに感じることができるでしょう。

新型Gクラスのインテリアには12.3インチのディスプレイを2枚採用

Gクラスの運転席

モデルチェンジ後のGクラスのインテリアで注目されるのがインパネに配置されるインフォテインメントディスプレイで、12.3インチの高精細ディスプレイが横に2枚配置される未来感たっぷりのコクピットに進化したことです。
これはメルセデス・ベンツのSクラスに搭載されたインフォテインメントディスプレイでスピードメーターやタコメーター、ナビゲーションや車両情報を表示します。

センターコンソールには最新のエアコンルーバー形状、電子制御式デフロックスイッチ、アナログ時計などが配置されています。

Gクラスのインテリア

黒基調のインテリアのほかにも、アイボリーやブラウンを基調としたインテリアも用意されていて、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。黒基調のインテリアは30代などの若年層、ブラウン基調のインテリアは50代などの年長者に似合います。

日本で発売される新型Gクラスは2つのパワートレインを用意

Gクラスのエンジン

2018年6月6日時点で日本に導入される新型Gクラスのパワートレインは気筒休止システムを搭載した型式M176の4.0L V型8気筒ツインターボエンジンと、メルセデスAMGが独自開発した型式M177の4.0L V型8気筒ツインターボエンジンの2つが用意されています。

G550に搭載されるのがM176エンジンで最高出力421psを発揮します。
パフォーマンスモデルのメルセデスAMG G63には最高出力585psを発揮するモンスターエンジンM177を搭載します。
また、欧州で販売されている直列6気筒のディーゼルエンジンを搭載するG400dは日本発売時には未導入で、遅れて日本市場に追加されるのか、そもそもディーゼルエンジンは導入されないのか、はっきりした情報はありません。

2019年にはV型6気筒ハイブリッドエンジンが搭載される予定もあるため、パワートレインの今後のラインナップに注目しましょう。

新型 Gクラス搭載エンジン
G550 AMG G63 G400d(日本未導入)
型式 M176 M177
種類 DOHC V型8気筒 ツインターボ 直列6気筒
排気量 3.982L 2.9L
最高出力 421PS 585PS 340PS
最大トルク 610Nm 850Nm 700Nm

路面状況や使う環境によりGクラスを最適化するダイナミックセレクトに「Gモード」が追加

Gクラスのセンターコンソール

センターコンソールに備えられている電子制御式ディファレンシャルロックのスイッチは、従来通り設置されていて、センターデフ・フロントデフ・リヤデフの3つを設定することができます。

これらの他にエンジンやトランスミッションの動力部、サスペンションなどの足回り、ステアリングの挙動や運転支援システムを最適化する「ダイナミックセレクト」を搭載しています。
走行路面の状況や使う環境に応じて簡単にチューンできるため安全に楽しく運転できます。
フルモデルチェンジでこのダイナミックセレクトへ新たに「Gモード」が追加されました。

従来型Gクラスに搭載されていた「コンフォート」「スポーツ」「エコ」「インディビジュアル」ですが新たに搭載された「Gモード」はオフロードに最適化されているのが特徴です。
フルモデルチェンジにより渡河水深が100mm伸び、オフロード色が強くなった新型Gクラスに相応しい走行モードだと言えます。

オフロード専用のGモードでは、ダンパーやステアリング操作、アクセルが不整地向けのセッティングになり更に悪路走破性を高めることができます。

フルモデルチェンジをした新型Gクラスは15,620,000円~

Gクラスのエンブレム

モデルチェンジしたGクラスの発売日は欧州で2018年6月に受注開始、日本でも2018年6月6日に受注が始まりました。気になる価格帯は、アメリカで130,532ドルからの値段で設定されています。
受注開始された日本では新型GクラスはガソリンモデルのG550とメルセデスAMG G63の2モデルがラインナップしていて、従来型のGクラスも継続販売されています。

新型Gクラスと従来型Gクラスの販売価格を紹介します。

メルセデス・ベンツGクラス 新型と従来型の価格
新型Gクラス 従来型Gクラス
G550 15,620,000円~ 15,300,000円~
メルセデスAMG G63 20,350,000円~ 19,710,000円~
G350d 10,800,000円~
メルセデスAMG G65 35,640,000円~

モデルチェンジしたGクラスはコンセプトを変えず安定した定番車に

メルセデス・ベンツのGクラスは、初代モデルが1979年頃と歴史のある車で、約39年ぶりのフルモデルチェンジを果たしました。キープコンセプトで発表されたW464型Gクラスは、四角いエクステリアに魅了された根強いファンがいるためと思われます。

外国のみならず日本でも大人気のGクラスは、月に1台以上は売れる定番車となりつつあります。ラダーフレームを装備した悪路走破性も高い1台なので雪の降り積もる地域でも楽に乗りこなせますし、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ、キャンプなどのアウトドアにも行ける便利な1台です。

Gモードを搭載し、フロントがリジットアクスルから独立懸架に変わり乗り心地も良くなった新型Gクラスの日本発売は2018年6月6日です。買い替え需要も発生するであろうモデルチェンジ後のGクラスの発売が楽しみです。