不人気中古車ランキング

不人気の車ランキング 低予算でお得に買える厳選中古車

不人気の車=悪い車ではない。中には豪華な内装の高級車や不人気な時期があっただけで今でも人気の車種もある。販売期間が短い、当時の販売価格が高すぎた、など不人気になる理由は様々ですが中古車市場では低予算で手に入るので人気。厳選した不人気車ランキングを紹介。

不人気の車ランキング 低予算でお得に買える厳選中古車

高級車を低予算で購入できる不人気車の中古車

不人気車と言うとあまり良いイメージではありませんが、初めて車を乗る方や低予算で車を購入したい方がお得に購入できる、今人気となっている中古車のジャンルです。

  • 海外需要がない
  • 大排気量で燃費が悪い
  • 元値が高い

このような条件に当てはまると不人気車となることが多いです。
不人気車だから悪い車というわけでもなく、宣伝に力を入れず知名度が低いだけだったり、販売期間が短かっただけだったりと不人気になるには様々な理由がありますが、その中でも名車は存在します。
中古車で狙いたいお得に購入できる不人気車を紹介します。

【10位:ホンダ エアウェイブ】開放的なスカイルーフが話題を集めた不人気車の中でもファミリー世代に人気のステーションワゴン

エアウェイブのエクステリア

2005年から2010年まで販売していたのがホンダのコンパクトステーションワゴン エアウェイブです。2006年には年間販売台数32,253台だったのが2010年には2,685台となり、モデルチェンジの度に販売台数を減少させた車種です。

初代フィットをベースとした余裕のある室内と、前席から後席まで広がるスカイルーフと呼ばれるサンルーフは圧巻です。

低床設定で乗り降りしやすく家族で使う方にもおすすめの車種で、年式が古い車でも燃費が良いのも特徴です。スカイルーフを装備した車の流通量が多い車種のため、解放的な車内が欲しい方におすすめです。

ホンダ エアウェイブのスペック
全長 4,350mm
全幅 1,695mm
全高 1,530mm
室内長 1,930mm
室内幅 1,390mm
室内高 1,250mm
ホイールベース 2,550mm
最小回転半径 5.1m
排気量 1.496L
車両重量 1,160kg
JC08モード燃費 18.0km/L
乗車定員 5名
販売期間2005年〜2010年
年間販売台数の推移2006年:32,253台 → 2010年:2,685台(減少傾向)
車種タイプコンパクトステーションワゴン
ベース車種初代フィット
特徴前席から後席まで広がるスカイルーフ(サンルーフ)搭載、低床設定で乗り降りしやすい、燃費良好
おすすめポイントファミリー世代に人気、解放的な車内を求める方に適している

【9位:トヨタ ヴェロッサ】個性的なフロントマスクでカスタムベースのセダンに選ばれるスポーツセダン

ヴェロッサのエクステリア

トヨタの名車クレスタ・チェイサーの後継車種として誕生したヴェロッサは2001年から2004年の約3年間のみ販売された短命車種です。躍動感あるインテリアは好き嫌いが分かれ総生産台数は約24,000台にとどまりましたが、一部では今でも熱狂的なファンがいます。最高出力280PSを叩き出すスポーツセダンで、カスタムベースとしても好まれています

近年はヴェロッサに限らず、セダンタイプの人気が落ち込んでいます。
セダンは高級感ある内装で乗り心地も良いため、低予算で高級車を狙えるおすすめのジャンルとなっています。

トヨタ ヴェロッサのスペック
全長 4,705mm
全幅 1,760mm
全高 1,450mm
室内長 1,950mm
室内幅 1,480mm
室内高 1,180mm
ホイールベース 2,780mm
最小回転半径 5.3m
排気量 2,491L
車両重量 1,460kg
JC08モード燃費 12.4km/L
乗車定員 5名
販売期間2001年〜2004年(約3年間)
総生産台数約24,000台
車種タイプスポーツセダン
特徴個性的なフロントマスク、躍動感あるインテリア、最高出力280PS
カスタムカスタムベースとして人気
おすすめポイント低予算で高級車の雰囲気を楽しめるセダン

【8位:トヨタ マークX ジオ】ボリュームのあるスタイルで迫力がある車が欲しい方におすすめの不人気車

マークX ジオのエクステリア

2007年には月間7,929台を販売しランキングでも最高4位まで食い込んだマークXジオですが、末期には1,000台を割り込み2014年に生産終了となりました。全高1550mmのボディは立体駐車場にも入る利便性をもっています。厚みのあるエクステリアは存在感があり、堂々とした雰囲気を持っています

最大7人まで乗れますが居住性はコンパクトで、ステーションワゴンとしては中途半端な存在のため不人気車となっています。2007年からマイナーチェンジ前の2010年までは販売が好調だったため中古車も多く出回っています。

トヨタ マークX ジオのスペック
全長 4,730mm
全幅 1,785mm
全高 1,550mm
室内長 2,670mm
室内幅 1,505mm
室内高 1,220mm
ホイールベース 2,780mm
最小回転半径 5.7m
排気量 3.456L
車両重量 1,675kg
JC08モード燃費 9.8km/L
乗車定員 7名
販売期間2007年〜2014年(生産終了)
月間販売台数(ピーク)7,929台(2007年)
末期販売台数1,000台以下
ボディ全高1,550mm(立体駐車場対応)
乗車定員最大7人
特徴厚みのあるエクステリアで存在感あり、居住性はコンパクトでステーションワゴンとして中途半端
おすすめポイント迫力のあるスタイルを求める方に適している

【7位:日産 デュアリス】日本では短命に終わったが海外では絶大な人気を持つSUVで大型サンルーフも魅力的

デュアリスのエクステリア

日産の世界戦略車として当時はイギリスから逆輸入という形で販売されていたデュアリスは2007年から2014年まで日本で販売されていました。海外ではキャシュカイという車名で2017年現在も販売される人気車種となっています。

エクストレイルとプラットフォームを共有するミドルサイズSUVで2007年当時としては最大級のガラスサンルーフを装備していた車種です。販売当初は販売台数を伸ばしていましたが、モデル末期になると同クラスで豪華装備を持つトヨタのハリアーなどに押され販売終了となりました。低予算で最大級のガラスルーフを楽しみたい方におすすめの車種です。

日産 デュアリスのスペック
全長 4,315mm
全幅 1,780mm
全高 1,615mm
室内長 1,845mm
室内幅 1,470mm
室内高 1,225mm
ホイールベース 2,630mm
最小回転半径 5.3m
排気量 1.997L
車両重量 1,520kg
JC08モード燃費 11.8km/L
乗車定員 5名
販売期間2007年〜2014年
海外名称キャシュカイ(人気車種、2017年も販売中)
車種タイプミドルサイズSUV
特徴エクストレイルとプラットフォーム共有、大型ガラスサンルーフ装備
販売状況日本では短命、末期はトヨタ・ハリアーに押され販売終了
おすすめポイント低予算で最大級のガラスサンルーフを楽しみたい方に適している

【6位:トヨタ ブレイド】ホットハッチらしい走りを求める方に人気で中古車市場で狙い目のコンパクトカー

ブレイドのエクステリア

小さいボディサイズながらも最大出力280PSを叩き出す3.5Lエンジンを搭載しているのがトヨタのプレミアムコンパクトハッチバック ブレイドです。コンパクトカーとしては販売価格が高く、末期では月間販売台数も100台を割り込んでいました

走りは非の打ちどころはありませんが、内装もプレミアムコンパクトだけあり豪華装備となっています。大排気量でスポーツ走行も楽しめるコンパクトカーを探している方におすすめの不人気車です。

トヨタ ブレイドのスペック
全長 4,260mm
全幅 1,760mm
全高 1,515mm
室内長 1,985mm
室内幅 1,480mm
室内高 1,245mm
ホイールベース 2,600mm
最小回転半径 5.5m
排気量 3.456L
車両重量 1,480kg
JC08モード燃費 10.2km/L
乗車定員 5名
車種タイププレミアムコンパクトハッチバック
エンジン3.5L、最大出力280PS
販売状況販売価格は高め、末期は月間販売台数100台以下
内装豪華装備でプレミアム感あり
おすすめポイント大排気量でスポーツ走行を楽しみたいコンパクトカー愛好者向け

【5位:ホンダ CR-Z】ハイブリッドの不人気車で中古車市場でも値下がりが続く2シータースポーツ

CR-Zのエクステリア

2010年から2017年まで販売していたホンダの2シータースポーツがCR-Zです。
2010年には22,372台を販売していましたが、2016年には1,059台の販売となり2017年に生産終了となりました。販売当初は人気があったため、中古車市場へも多くの台数が流れています

CR-Zはスポーツ性とEVの静粛性や力強いトルクを感じられるライトウェイトスポーツカーで、中古車でも値崩れし難いスポーツモデルの中では特に狙い目の車種です。
ハイブリッドスポーツをお手軽に楽しみたい方はCR-Zを探してみましょう。

ホンダ CR-Zのスペック
全長 4,105mm
全幅 1,740mm
全高 1,395mm
室内長 1,605mm
室内幅 1,430mm
室内高 1,080mm
ホイールベース 2,435mm
最小回転半径 5.0m
排気量 1.496L
車両重量 1,180kg
JC08モード燃費 21.6km/L
乗車定員 4名
販売期間2010年〜2017年
販売台数の推移2010年:22,372台 → 2016年:1,059台
車種タイプ2シータースポーツ(ハイブリッド)
特徴スポーツ性とEVの静粛性、力強いトルクを持つライトウェイトスポーツカー
中古車市場台数多く流通、値崩れしにくい狙い目のモデル
おすすめポイントハイブリッドスポーツを手軽に楽しみたい方に適している

【4位:マツダ プレマシー】中古車でお得に購入できる不人気車で家族で車を使う機会が多い方におすすめ

プレマシーのエクステリア

プレマシーはマツダから販売されるコンパクトミニバンです。
プレマシーは1999年に誕生した歴史のある車ですが、販売台数が伸びず販売された不人気車です。

一時はミニバンブームに乗り年間販売台数29,273台を販売していましたが、2016年には6,063台まで減少していました。乗り降りしやすくアイポイントが高めに設定されているため運転しやすいのが特徴で、可愛らしいルックスから女性からの支持も集めています。

マツダ プレマシーのスペック
全長 4,585mm
全幅 1,750mm
全高 1,650mm
室内長 2,565mm
室内幅 1,490mm
室内高 1,240mm
ホイールベース 2,750mm
最小回転半径 5.3m
排気量 1.998L
車両重量 1,580kg
JC08モード燃費 10.6km/L
乗車定員 7名
販売期間1999年〜2018年
販売台数の推移ピーク時:29,273台 → 2016年:6,063台(減少傾向)
車種タイプコンパクトミニバン
特徴乗り降りしやすい、アイポイント高めで運転しやすい、可愛らしいルックスで女性に人気
おすすめポイント家族での使用に適し、中古車でお得に購入可能

【3位:日産 ムラーノ】豪華な内装が魅力の不人気車で中古車市場では上級グレードほどお得に購入できるSUV

ムラーノのエクステリア

日産が2002年から2015年まで販売していたフルサイズSUVがムラーノです。
3.5Lの大排気量と豪華な装備が特徴のプレミアムSUVとして販売していましたが、販売当初から月間販売目標の1,000台を割ることが殆どで、モデル末期の2014年には年間販売台数694台の散々な結果となった車です。海外では3代目へフルモデルチェンジをして販売が継続され、特に北米では日産を代表する人気車種となっています。

日本車では最大クラスの横幅1,885mmを持つムラーノは生活環境により取り回し難く販売台数は伸びませんでしたが、本革シートやナビゲーションなど豪華装備が標準で設定されているため年式が古い中古車でもラグジュアリーな内装を楽しめます

日産 ムラーノのスペック
全長 4,845mm
全幅 1,885mm
全高 1,730mm
室内長 2,040mm
室内幅 1,550mm
室内高 1,235mm
ホイールベース 2,825mm
最小回転半径 5.9m
排気量 3.498L
車両重量 1,840kg
JC08モード燃費 8.7km/L
乗車定員 5名
販売期間2002年〜2015年
販売実績モデル末期2014年:年間694台(目標割れが多い)
車種タイプフルサイズSUV
特徴3.5L大排気量、本革シート・ナビ標準装備の豪華内装
ボディ幅1,885mm(日本車最大クラス)
海外状況3代目モデル継続販売、北米で人気
おすすめポイント年式古い中古車でもラグジュアリーな内装を楽しめる

【2位:トヨタ マークX】スポーツセダンが欲しい方におすすめの不人気車で現在でも新車販売されているため高年式の車両がお得に購入できる

マークXのエクステリア

トヨタで爆発的な人気となったマーク2の後継車種がマークXです。今では貴重なFR(後輪駆動)セダンで、走りを追求する方に人気となっています。

2004年から販売されマークXジオと併せた2007年の年間販売台数では47,192台を販売しています。しかしこの年をピークに年々販売台数は減少していき2014年からは月間販売台数1,000台を突破するのも難しくなりました

日本の自動車市場は全体的にセダン人気が下降しています。例にもれずマークXは販売台数が減少し、生産終了の噂もあります。現在も新車販売されている中古セダンが欲しい方はマークXがおすすめです。

トヨタ マークXのスペック
全長 4,770mm
全幅 1,795mm
全高 1,435mm
室内長 1,975mm
室内幅 1,500mm
室内高 1,170mm
ホイールベース 2,850mm
最小回転半径 5.2m
排気量 3.456L
車両重量 1,560kg
JC08モード燃費 10.0km/L
乗車定員 5名
販売期間2004年〜2020年
年間販売台数(ピーク)2007年:47,192台(マークXジオ含む)
販売傾向2014年以降は月間販売台数1,000台突破が困難
車種タイプFR(後輪駆動)スポーツセダン
特徴走りを重視する方向け、セダン人気下降の中で希少な存在
おすすめポイント新車販売も継続しており、高年式中古車がお得に購入可能

【1位:トヨタ ハリアー】モデル期間が長いため中古車相場が下落傾向でタマ数も多く選択肢の豊富さも魅力

2代目ハリアーのエクステリア

1998年から販売されているトヨタ ハリアーは月間販売台数ランキング常連の日本を代表する元祖ラグジュアリーSUVです。

2005年にはSUVモデルで世界2番目となるハイブリッドモデルを追加し環境にも優しいSUVとなります。2013年にはレクサスへ引き継ぎ生産終了となりましたが、再販の声に応え同年に日本国内専用車として再登場しています。

今では絶大な人気を持つハリアーですが、販売開始した1998年の年間販売台数49,954台をピークに生産台数は減少し2002年、2011年には10,000万台を割り、2012年には5,790台まで減少して不人気車と呼ばれるようになっていました。2013年の復活後はSUVブームもあり人気が再燃、2014年には過去最高となる年間販売台数64,920台を販売しています。

2013年以降に販売された3代目ハリアーは中古価格も高値で推移しているのですが、2005年以降に販売された2代目ハリアーは市場価格が下落傾向のためガソリンモデルもハイブリッドモデルもお得に購入できる狙い目モデルとなっています。

トヨタ ハリアーのスペック
全長 4,725mm
全幅 1,835mm
全高 1,690mm
室内長 1,965mm
室内幅 1,480mm
室内高 1,220mm
ホイールベース 2,660mm
最小回転半径 5.7m
排気量 2.493L
車両重量 1,800kg
JC08モード燃費 21.4km/L
乗車定員 5名
販売開始年1998年〜(継続販売)
特徴元祖ラグジュアリーSUV、2005年に世界2番目のSUVハイブリッドモデル追加
販売台数推移1998年ピーク:49,954台 → 2012年:5,790台(減少) → 2014年復活後:64,920台(過去最高)
生産状況2013年にレクサスへ引き継ぎ生産終了 → 同年国内専用車として再登場
中古車市場3代目は高値推移、2代目は価格下落傾向でガソリン・ハイブリッド共に狙い目
おすすめポイントタマ数が多く選択肢豊富、特に2代目ハリアーはお得に購入可能

不人気車にはお買い得な車がたくさんある

不人気な車

販売価格が高い車は中古車価格の下落が激しく、燃費を重視するユーザーが増えたことにより大排気量の車の価値が下がっています。

新車価格が年々上昇する昨今中古車市場で注目を集めるのが不人気車です。ボディタイプで言えばセダン全体の価格が下落、今人気のSUVも大排気量の車種は価値が下がっています。
このような不人気車を狙って中古車を探すと低予算で高級感もある「良い車」に出会えることでしょう。