四角い車 特集~箱型ボディを採用するメリット&デメリットやおすすめ車種の特徴も紹介
車のボディタイプやジャンルには、セダン・クーペ・ハッチバックなどがありますが、軽ハイトワゴンやミニバン、SUVなどの車種の一部は、荷物の積載量をアップさせる・車体の剛性を強化させる等の理由から、箱型で四角いボディ構造を採用しています。
ルーフやボディサイドに傾斜を持たせない視覚的な特徴によって、無骨な印象を強めているランドクルーザー70や、頭上を高く設定する事で乗員が過ごしやすい開放的な室内空間を完成させているアルファードなど、四角い車のおすすめ車種の魅力を詳しく紹介していきます。
また、四角い車のメリットやデメリットについても解説していきます。
四角い車のメリットは室内空間が広くて荷物の積み下ろしが楽 デメリットはスポーティな車などと比較すれば横風の影響を受けやすくて旋回時に横に膨らみやすい
箱型ボディを採用している四角い車の特徴にも直結する、メリットとデメリットを個別に紹介していきます。
四角い車のメリット
- 車内空間を広く設定しやすい
- 荷室開口部をワイドに設計しやすいため、荷物の積み下ろしがしやすい
四角い車のデメリット
- 重心が高くなりがちなので、旋回時に横に膨らみやすい
- 横風の影響を受けやすくて、直進安定性はスポーティな車と比較すれば劣る
一般的な車と比較すれば、箱型で四角い車はルーフ部やボディサイドでは水平・垂直基調を採用しているので、曲率を強めない分だけスペースが削られないために、室内空間を広く設定できます。
N-BOXのような軽ハイトワゴン群は、ボディ規格が制限されている軽自動車に属しているので、自由度がある車高を高く設定して、室内空間を広くしています。
ステップワゴンのような四角い車は、荷室開口部も四角い形に設定しているので大きな荷物の積み下ろしがしやすい
ファミリカーとして支持されているステップワゴンのようなミニバンは、大人数を乗車させて人数分の荷物を載せての移動を可能とさせる為に、広い室内空間を確保できる箱型ボディを採用していて、ボディフォルムにマッチする四角くワイドなバッグドア機構を選択して、自転車などの大きいサイズの荷物の出し入れのしやすさをサポートしています。
四角い車のデメリットは走行性能を引き上げるために考慮されて設計されたスポーティな車などと比較すると旋回時に横に膨らみやすく・直進安定性がおとること
四角いボディ構造をしている車は、走行中に車体に加わった空気抗力を、ルーフやボディサイドに傾斜を持たせ、先端のエアロダイナミズムを導入して低減化させているスポーティな車などと比較すれば、重心が高い位置にある為に、コーナリングする際に膨らみやすく、側面部の面積が広く設定されているために、横風の影響を受けやすく直進安定性が見劣りするというデメリットが伴います。
四角い車 おすすめ25選 ~ 箱型ボディを特徴とする軽ハイトワゴン・ミニバン・SUVの人気車の特徴やスペック情報を紹介
箱型のボディ構造の特徴を活かして、荷物の積載量をアップさせている軽ハイトワゴンやミニバン、ボディを頑丈とさせる事で、本格的なオフロード走行を可能としているSUVも含めて、人気の高い四角い車の魅力やスペック情報を紹介していきます。
「デリカミニ」は四角い車のボディを自分好みにアレンジできる外装パーツが多数展開されている三菱の軽自動車
デリカミニの特別仕様車として「CHAMONIX(シャモニー)パッケージ」が追加設定された
「デリカミニ」は三菱の人気ミニバンシリーズであるデリカから継承された積載力に、SUVの走行性能も与え、箱型ボディに個性的なフロントマスクのデザインを組み合わせている軽自動車。
同車は2024年2月に、ダイナミックシールドにグロスブラック加飾を施す、ブランド名が記載されたサイドデカールを採用する、ベースキャリアを取り付ける、特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)パッケージ」を追加設定する。
「デリカミニ」には四角い車のボディに迫力を加え存在感をアップできる外装パーツが展開されている
「デリカミニ」は無骨さと可愛さも感じさせる車体ボディを、オーナーの好みに合わせて、足回りを重点的にアレンジできるマッドフラップなどがセットされたタフネスパッケージや、インパクトのあるフロントマスクを更に強調できる装飾パーツが付属されたエンブレムセットなど、四角い車をアレンジできる外装パーツが多数展開されています。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,830mm |
ホイールベース | 2,495mm |
最低地上高 | 160mm |
最小回転半径 | 4.9m |
総排気量 | 0.659L |
燃費 | 19.0Km/L(WLTCモード) |
最高出力 | 38kW/6,400rpm |
最大トルク | 60Nm/3,600rpm |
「ムーヴ キャンバス」は四角い車のボディを色調効果などによってレトロに仕上げているダイハツの軽自動車
「ムーヴ キャンバス」は箱型ボディにレトロな印象を与えるデザインパターンを採用している
「ムーヴ キャンバス」は、メインユーザーである女性から寄せられた意見を反映させて車両を開発したダイハツの軽トールワゴンで、柔らかい印象を与えるヘッドライト、クラシカルな雰囲気が漂うディッシュホイールを純正で採用し、哀愁感が伴うボディカラーを多数そろえるなどして、箱型ボディをレトロな感じに仕上げます。
「ムーヴ キャンバス」はフロアには直接は置きたくはない手荷物を、シート下に収納できる置きラクボックスが設置されている
ムーヴ キャンバスは、フロアに直接置いて汚したくはない種類の荷物を、見栄え良くシート下に収納できる置きラクボックスや、スマホを手の届く範囲で置いておけるインパネセンタートレイなど、便利な収納スペースが多数用意されている四角い車です。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,655mm |
ホイールベース | 2,460mm |
最低地上高 | 150mm |
最小回転半径 | 4.4m |
総排気量 | 0.658L |
燃費 | 22.9Km/L(WLTCモード) |
最高出力 | 47kW/6,400rpm |
最大トルク | 100N・m/3,600rpm |
ルノー「カングー」は使い勝手の良いダブルバックドアを採用し多種多様アクセサリーが用意されている趣味を楽しめる四角い車
「カングー」はジョン アグリュムやブルーソーダライトMなど国産車とは趣の異なるボディカラーを展開している
小型貨物車をルーツとする「Kangoo(カングー)」は、日本市場に投入されてから20年以上も支持され続け、オーナーらファンが集う祭典が日本でも催されているルノーを代表する人気車種。
「カングー」最大の特長とも言えるダブルバックドアは、左右を個別に開閉できて大きいサイズの荷物の積み下ろしをサポートしてくれる
「カングー」にはカーサイドエアフレームタープなど趣味を存分に楽しませてくれるアイテムが多数展開されている
「カングー」は、左右のドアを個別に開閉出来て、狭い場所での積み込み作業や、サイズ感のある荷物を載せる際に便利なダブルバッグドアを搭載し、キャンプ時の快適性を引き上げてくれるカーサイドエアフレームタープなど、趣味を存分に楽しませてくれる魅力的なアクセサリーが多数展開されている四角い車です。
全長 | 4,490mm |
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全幅 | 1860mm |
全高 | 1,810mm |
ホイールベース | 2715mm |
最低地上高 | – |
最小回転半径 | 5.6m |
総排気量 | 1.333L |
燃費 | 15.3Km/L (WLTCモード) |
最高出力 | 96KW/5,000rpm |
最大トルク | 240Nm/1,600rpm |
世界のセレブが愛車としている「レンジローバー」は本格的なクロスカントリー走行を豪華な車内空間の中で堪能できるランドローバーの四角い車
半世紀以上の車歴を誇るレンジローバーはイギリス王室を始め世界のセレブたちが愛用してきた
「Range Rover(レンジローバー)」は、街中ではラグジュアリーカーとして、アウトドアスポットでは河をも渡れるクロスカントリー車としてのポテンシャルを発揮する、稀有な車として評価され、イギリス王室を始め、世界のセレブ達が愛車としてきたランドローバーのフラッグシップ。
5代目「レンジローバー」は、ガソリンエンジン / マイルドハイブリッド / PHEVといった3タイプのパワートレインを搭載するモデルを展開し、2024年中にはフル電動のピュアEVもラインナップさせる見込み。
ランドローバーのフラッグシップ「レンジローバー」の室内空間は先進の車載デザインや上質感が漂う装飾パーツによってエレガントな雰囲気を与えている
5代目「レンジローバー」は、歴代モデルから受け継がれる、険しい岩場やシビアな泥濘路などを難なく走破する本格的なクロスカントリーを、マッサージ機能が付いたレザーシートや、先進の車載デバイスを装備させるなどして、快適性とエレガントさを最高レベルに引き上げている車内空間で満喫する事も出来る、世界でも数少ない四角い車。
全長 | 5,065mm |
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全幅 | 2,005mm |
全高 | 1,870mm |
ホイールベース | 2,995mm |
最低地上高 | 219mm |
最小回転半径 | 5.30m |
燃費 | 10.5Km/L(WLTCモード) |
サーフボードを積めるを絶対条件として開発された「エレメント」は北米市場では若者達から支持を集めたが日本ではヒットしなかったホンダの四角い車
ホンダ「ELEMENT(エレメント)」はアメリカ市場では若い世代を中心として支持を集めたが、日本では車体デザインなどが嫌われて販売は振るわなかった
2002年~2012年にかけての車歴を誇るホンダの「ELEMENT(エレメント)」は、当時のアメリカの若者たちを意識して、10フィートのサーフボードを積めることを最低条件として開発された車両で、バンパーやサイドシル等の一部ボディパーツは無塗装とする大胆なデザイン性も、積載能力や走行性能と共に評価されて、若い世代を中心としてアメリカ市場で支持を集めた四角い車。
ホンダ「エレメント」は箱型ボディに観音開きスタイルのドアを組み合わせていた
ホンダのクロスオーバーSUV「エレメント」は、アメリカ市場での好調なセールスの影響を受けて、日本市場で輸入販売されたが、当時の日本の若者たちには、観音開きのドアスタイルや個性的なエクステリアデザインは浸透せずに、数年で販売を終了してしまった。
その後SUVが人気車種となる、同車の希少性や観音開きのドアスタイルの珍しさも加味されて、ホンダ「エレメント」は状態が良い車両であれば、中古車市場においては高値で取引されている。
全長 | 4,300mm |
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全幅 | 1,815mm |
全高 | 1,790mm |
ホイールベース | 2,575mm |
最低地上高 | 175mm |
最小回転半径 | 5.2m |
総排気量 | 2.357L |
燃費 | 10.6Km/L(10・15モード走行) |
最高出力 | 118kW/5,500rpm |
最大トルク | 218Nm/4,500rpm |
マイナーチェンジを実施して国内市場で復活を果たした「オデッセイ」は超低床フロア設計に両側スライドドアを組み合わせる乗り降りも快適なラグジュアリーなホンダの四角い車
ホンダのフラッグシップミニバン「オデッセイ」はグレードをハイブリッド車のe:HEVモデルのみに集約化して復活販売を行った
「ODYSSEY(オデッセイ)」は2023年12月に、5代目モデルに対してマイナーチェンジを実施し、グレード体系はハイブリッド車のe:HEVモデルのみに集約化して、国内市場での復活販売を行ったホンダのフラッグシップミニバン。
同型「オデッセイ」は、フロント上側のメッキバーを5本へと増やす、グリル開口部のワイド化を行って、フロントマスクにクールさと貫禄を与えている四角い車。
オデッセイは2列目に温度調整が可能なシートヒーター機能を設け、両側にアームレストを設置するなどして乗員の快適性を引き上げている
5代目「オデッセイ」は、フロア下に格納させる、ハイブリッドユニットや燃料タンク等のパーツを可能な限り薄くすることで実現させる超低床フロアに、両側パワースライドドア機構を組み合わせて、乗り降りのしやすさをサポートしています。
2023年誕生モデルでは、1列目と2列目シートに電動で角度を調整できる機能性や、スマートフォンの充電や温度調整を行える装備を与える事で、全ての乗員が心地良いと思える快適空間を完成させます。
全長 | 4,860mm |
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全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,695mm |
ホイールベース | 2,900mm |
最低地上高 | 145mm |
最小回転半径 | 5.4m |
総排気量 | 1.993L |
燃費 | 19.9Km/L |
最高出力 | 107kW(145PS)/6,200rpm |
最大トルク | 175Nm(17.8kgm)/0-2,000rpm |
ダイハツ「トール」/ トヨタ「ルーミー」は高い環境性能を備え、家族みんなが乗り降りしやすいように配慮されて設計されている四角い車
ダイハツのコンパクトカー「トール」は、トヨタブランドで展開されている「ルーミー」とスバルブランドの「ジャスティ」にOEM供給されている
「THOR(トール)」は、広い室内空間を、ダイハツが軽自動車を開発・製造する過程で構築した高剛性ボディ構造技術を導入する事で実現させている、四角いボディフォルムを特徴としている四角い車。
トヨタブランドで展開されている「ルーミー」や、スバルブランドで販売されている「ジャスティ」へのOEM供給を行っている同車は、2022年にマイナーチェンジを実施して、排ガス規制をクリアさせる等の環境性能を高める、ボディカラーを見直すなどの改良を加えた。
「THOR(トール)」のコックピットでは四角い車のボディフォルムにマッチしたデザイン形状を採用した車載デバイスを設置している
同型「トール」のコックピットでは、四角いボディ構造を採用する同車にマッチする造形的な特徴を備えるセンターインフォメーションディスプレイ等のパーツを設置しており、広い室内空間へと家族みんなが乗り降りしやすいように、大型乗降用アシストグリップが付いているのも魅力的。
全長 | 3,700mm |
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全幅 | 1,670mm |
全高 | 1,735mm |
ホイールベース | 2,490mm |
最低地上高 | 130mm |
最小回転半径 | 4.6m |
総排気量 | 0.996L |
燃費 | 18.4Km/L(WLTCモード) |
最高出力 | 51kW/6,000rpm |
最大トルク | 92Nm/4,000rpm |
ヘビーデューティモデルとして誕生して圧倒的な悪路走破性を実現させている「ランドクルーザー 70」は水平・垂直を基調とする箱型ボディを特徴とするランクルシリーズの中では最も四角い車
2023年11月に約8年ぶりに日本市場に再導入された70系ランドクルーザーは、外装パーツをシンプルに組み合わせてレトロ感が漂う、70系らしさを外装で発揮している
車歴の長いランドクルーザーの中でも1984年に悪路走破性や耐久性を引き上げ、業務用車両としても活躍したヘビーデューティモデルの70系ランドクルーザーは、歴代モデルの中でも人気が高く、2014年には70シリーズ発売30周年記念モデルが期間限定で発売された。
根強いファンの期待に応えて2023年11月に日本市場で再再販された「ランドクルーザー70」は、水平・垂直基調で各外装パーツを接合させるシンプル設計で、圧倒的に強靭なボディ構造を実現させている四角い車。
グレードはAXのみを展開している「ランドクルーザー70」では、歴代シリーズと同様にボディの高剛性化だけではなくて、乗り心地の良さにも貢献するラダーフレーム構造を採用し、オンロードにおいても安定感のある走りを実現させる、コイルスプリング&リーフスプリング機構をサスペンションシステムに組み込んでいる。
2023年再販モデルの「ランドクルーザー70」では、左右で大きさが異なるバッグドアを配置して、四角く広がる広いラゲッジスペースへの荷物の積載能力を大幅にアップさせる
高い環境性能を備えながらも、最高出力は150kW・最大トルクは500N・mをクリアする直列4気筒 2.8Lディーゼルエンジンを搭載する「ランドクルーザー70」では、リヤシートを倒せば荷台長は1,355mmと、四角くワイドに拡がるラゲッジスペースに、左右で大きさが異なるバックドアを利用すれば、荷物を効率的かつスマートに収納できます。
全長 | 4,890mm |
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全幅 | 1,870mm |
全高 | 1,920mm |
ホイールベース | 2,730mm |
最低地上高 | 200mm |
最小回転半径 | 6.3m |
総排気量 | 2.754mm |
燃費 | 10.1Km/L(WLTCモード) |
最高出力 | 150kW/3,000~3,400rpm |
最大トルク | 500Nm/1600~2,800rpm |
「アルファード」と「ヴェルファイア」はフロントグリルの光沢感やラージサイズによる重厚感で圧倒的な存在感を発揮しているラグジュアリーな四角い車
「アルファード」と「ヴェルファイア」はBピラーからルーフエンドにかけてのボディ構造で四角い度合いを強めている
「アルファード」と「ヴェルファイア」のバッグドアは荷物の積載力を引き上げるために四角い形状を採用している
トヨタのラージサイズミニバンである「アルファード」と「ヴェルファイア」は、Bピラーからルーフエンドにかけての領域で箱型ボディの度合いを強めて、煌びやかに輝くフロントグリルやサイドガーニッシュ等の存在感によって、圧倒的な高級感と重厚感を与えているラグジュアリーな四角い車。
2023年にフルモデルチェンジが実施され、高度運転支援技術であるトヨタ チームメイトを一部グレードに標準装備させる等の改良を加えた3代目(TAHA4#W/AAHH4#W型)では、荷物の積載をスムーズ化させる為に、バッグドアにも四角い形状を採用している。
「アルファード」と「ヴェルファイア」は国産車では最高レベルの広い室内空間と居心地の良さを実現している
3 代目「アルファード」と「ヴェルファイア」では、国産車ではトップレベルで広い室内空間に、TVなどの映像を視聴可能とする14インチリヤシートエンターテインメントシステムを装備させるなどして、最高クラスの快適性を乗員に堪能させている。
全長 | 4,995mm |
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全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,935mm |
ホイールベース | 3,000mm |
最低地上高 | 150mm |
最小回転半径 | 5.9m |
総排気量 | 2.487L |
燃費 | 17.7Km/L(WLTCモード) |
最高出力 | 140KW/6,000rpm |
最大トルク | 236Nm/4300~4,500rpm |
箱型ボディが実現する圧倒的な積載力も支持されている「NBOX」は軽自動車市場で好調な販売を続けているホンダブランドを代表する四角い車
ホンダ「N-BOX」は四角い車の特徴を活かして自転車を立てたままで積めるなどの荷室スペースの広さを確保している
「N-BOX」は、普通車も含めて新車販売台数No.1を記録した事もあるホンダブランドを代表する四角い車。2023年にフルモデルチェンジが実施されて3代目(JF5/6型)へと刷新されたN-BOXは、箱型ボディの特徴であるラゲッジスペースを高く設定できるメリットを活かして、27インチサイズの自転車もスタンドを立てたままで乗せられる積載力を魅力としています。
N-BOXの広く開放的な車載スペースは福祉車両としても有効活用されている
3代目N-BOXはリヤシートの両側をチップアップすれば、ベビーカーもそのまま載せられて便利
駐車のしやすさをアシストするピタ駐ミラーを設置し、バージョンアップされたHonda SENSINGを搭載することでも安全性を強化した3代目「N-BOX」は、広く開放的な室内空間では、リヤシート設定されているチップアップ機能を利用すればベビーカーをそのまま載せられて、スロープや電動ウインチを追加設定すれば、車いすを乗せられる福祉車両としても活躍しています。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,790mm |
ホイールベース | 2,520mm |
最低地上高 | 145mm |
最小回転半径 | 4.5m |
総排気量 | 0.658L |
燃費 | 21.6Km/L(WLTCモード) |
最高出力 | 43KW/7,300rpm |
最大トルク | 65Nm/4,800rpm |
車内の居心地が良いので会話も弾みやすい「ステップワゴン」は家族で休日に出かけるドライブを楽しくしてくれる四角い車
大人の冒険心を刺激するCMが評価されて人気車となった「ステップワゴン」はホンダのファミリカーのロングセラー
ステップワゴンは、家族で楽しく、快適に移動できる車を目指した方向性が評価されたホンダのミニバンで、四角い車だからこそ実現できる四角い室内空間では、多彩なシートアレンジ機能によって、ドライブシーンに応じたラゲッジスペースを誕生させられます。
6代目「ステップワゴン」の室内空間はドライバーも同乗者も居心地が良いのでストレスを感じずに出かけられる
2022年にフルモデルチェンジが実施されて誕生した6代目「ステップワゴン(RP6/7/8型)」では、AIR / SPADA / SPADA PREMIUM LINEの3タイプのグレード展開を行って、四角いボディフォルムにマッチするセンターインフォメーションディスプレイを配置して、乗車時の快適性を引き上げています。
全長 | 4,800mm |
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全幅 | 1,750mm |
全高 | 1,840mm |
ホイールベース | 2,890mm |
最低地上高 | 145mm |
最小回転半径 | 5.4m |
総排気量 | 1.993L |
燃費 | 20.0km/L |
最高出力 (エンジン) | 107KW/6,200rpm |
最大トルク (エンジン) | 175Nm/3,500rpm |
「ジムニー」は新型を出せば納車待ちが発生する軽自動車では最高レベルの悪路走破性と牽引力を兼ね備えている世界的な人気の高い四角い車
軽自動車の小さなボディながらも「ジムニー」の四角く堂々としたフォルムは大自然においても存在感を発揮する
ジムニーは、軽自動車規格の小さなボディをラダーフレーム構造で牢固に仕上げ、悪路を走破するために求められる下回りを、3リンクリジッドアクスル式サスペンション機構を搭載させてクリアする、世界市場でも人気の四角い車。
新型を出せば、納車待ちが続くジムニーの4代目モデルでは、泥濘路などにおいての駆動力を実現させるパートタイム4WDに、低回転域からであってもパワフルな走りを可能とさせるR06A型ターボエンジンを組み合わせて、悪路走破性だけではなくて牽引力も引き上げる。
ジムニーのコックピットでは立方体メータークラスターや角型基調のインフォメーションディスプレイなど、四角い車にマッチした内装パーツを採用している
ジムニーではリヤシートを倒せば350Lを超える大容量の荷室スペースを誕生させられて、四角くワイドな荷室開口部ではアウトドアグッズなどの出し入れを楽にしてくれる
2022年にマイナーチェンジを実施して、グレードXGとXLに対してバージョンアップされたスズキセーフティサポートを標準装備させるなどの改良を加えた、4代目「ジムニー」のJB64W-3型では、立方体メータークラスター等のパーツで室内空間でも硬派な印象を与え、四角くワイドな荷室開口部を採用して、登山道具や釣りグッズなどの収納力を引き上げる。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,725mm |
ホイールベース | 2,250mm |
最低地上高 | 205mm |
最小回転半径 | 4.8m |
総排気量 | 0.658L |
燃費 | 16.6km/L (WLTCモード) |
最高出力 | 47KW/6,000rpm |
最大トルク | 96Nm/3,500rpm |
「ハスラー」は箱型ボディに丸目のヘッドランプを組み合わせている一年中アウトドアを楽しめるスズキの四角い軽自動車
丸目のヘッドランプと四角いボディを特徴とする「ハスラー」はカラフルで明るいボディカラーが数多く展開されている
「HUSTLER(ハスラー)」は、トールワゴンにSUVの走行性能を組み合わせて新ジャンルを開拓したスズキの軽自動車。同車は、箱型の四角いボディに丸目のヘッドランプを組み合わせて、アウトドアシーンでも目立つカラフルなボディカラーを多数揃えたポイントも評価され人気車となる。
2代目「ハスラー(MR52S / MR92S型)」は、2022年にマイナーチェンジを実施して、旧来型ではターボ車のみに設定されていた全車速追従機能付きAACや、車線逸脱抑制機能をノーマル車にも適用させて全車に標準装備などの改良を加えた。
ハスラーのコックピット周りではインパネアッパーボックスやドアポケットなどパーツの周辺をカラフルな装飾パーツで囲っている
バーミリオンオレンジや、デニムブルーなどの内装色を展開している同型ハスラーのコックピット周りでは、スピードメーターやインフォメーションディスプレイ等のパーツの周辺領域を、立体感も伴わせているカラフルな装飾パーツで覆うことでも個性を発揮している。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,680mm |
ホイールベース | 2,460mm |
最低地上高 | 180mm |
最小回転半径 | 4.6m |
総排気量 | 0.658L |
燃費 | 20.8Km/L (WLTCモード) |
最高出力 | 47KW/6,000rpm |
最大トルク | 98Nm/3,000rpm |
ソリオはコンパクトカーでは珍しい箱型ボディの四角い車で荷室開口部が縦方向にもワイドなのでレジャースポットなどに出かける際に便利
SOLIO(ソリオ)はコンパクトカーでは珍しい箱型ボディを採用している郊外へのドライブを楽しめる車
「SOLIO(ソリオ)」は、スズキブランドを代表する軽自動車であるワゴンRのボディパネル等を流用して開発された普通車。
ワゴンRをルーツ車とするため、コンパクトカーでは珍しい箱型で四角いボディ構造をしているソリオは、2020年に主要顧客であるファミリカー層の意見を反映させて、全長と全幅のサイズアップを行う事で、リヤシートの快適性を引き上げて、荷室空間を拡大させる等の改良を加えたフルモデルチェンジを実施して、4代目(MA27S/37S/47S型)へと移行した。
ソリオはハコ車の特長を活かして荷室開口高は980mmと縦方向にも余裕を持たせた設計をしている
ソリオのラゲッジスペースには5人乗車時であっても35Lサイズのスーツケースを5個積める
搭載するスズキ セーフティサポートのバージョンアップを行って安全性を強化した4代目「ソリオ」は、四角い車のボディ構造の利点を活かして、荷室開口部は980mmと縦方向にも十分な余裕を持たせる事で、スーツケースなどに荷物を載せる際の利便性を引き上げます。
全長 | 3,790mm |
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全幅 | 1,645mm |
全高 | 1,745mm |
ホイールベース | 2,480mm |
最低地上高 | 140mm |
最小回転半径 | 4.8m |
総排気量 | 1.242L |
燃費 | 19.6Km/L (WLTCモード) |
最高出力 | 67KW/6,000rpm |
最大トルク | 118Nm/4,400rpm |
商用車ベースの「エブリイワゴン」はセカンドカーとして利用して趣味を存分に楽しんでいる方も多いスズキの四角い車
「エブリイワゴン」は商用車ベースのワンボックスカーだけど野暮ったくない外観が魅力的な車
商用車ベースのワンボックスカーである「EVERYWAGON(エブリイワゴン)」は、全体的フォルムを角ばらせる事で十分な体積を確保して、軽自動車ではNo.1クラスの広い室内空間を実現させている、スズキの四角い車。
「エブリイワゴン」は広い室内空間を利用して、釣りなどの趣味を本格的に楽しんでいるオーナーの割合が多い
セカンドカーとして所有しているオーナーの割合も多い、エブリイワゴンではマルチルーフバーやロッドホルダー等の各種アタッチメントを利用すれば、釣りやキャンプなどの趣味をアクティブに楽しめる車へとスタイルチェンジ出来ます。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,910mm |
ホイールベース | 2,430mm |
最低地上高 | 150mm |
最小回転半径 | 4.5m |
総排気量 | 0.658L |
燃費 | 16.4km/L(WLTCモード) |
最高出力 | 47KW/6,000rpm |
最大トルク | 95Nm/3,000rpm |
スーツケースをモチーフにして開発された親しみすい角型ボディを特徴とする「スペーシア」と 「スペーシアカスタム」は内装パーツもお洒落で個性的なスズキの四角い車
3代目「スペーシア」はツートンカラーも含めて全12色をラインナップしている
スーツケースのシルエットをモチーフとして完成させた角型ボディを特徴とするスズキ「スペーシア」は、2023年11月にフルモデルチェンジを実施して、LEDヘッドランプを全車に標準装備させる、衝突被害軽減ブレーキは歩行者に加え、自転車やバイクも検知可能するなどの改良を加えて、3代目(MK54S/94S型)へと移行した。
3代目「スペーシア」と「スペーシアカスタム」は四角い車のボディとマッチする内装パーツを配置している
3代目「スペーシア」と「スペーシアカスタム」は、外装の魅力を強化させるだけではなくて、四角い車のボディ構造との親和性の高い、角型基調のセンターインフォメーションディスプレイや、各種メータースイッチ類、インパネボックス等の収納スペースを設置して、お洒落で機能的な室内空間を完成させています。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,785mm |
ホイールベース | 2,460mm |
最低地上高 | 150mm |
最小回転半径 | 4.4m |
総排気量 | 0.657L |
燃費 | 25.1Km/L (WLTCモード) |
最高出力 | 36kW/6,500rpm |
最大トルク | 58Nm/5,000rpm |
デリカD5は三菱自慢のAWCを搭載する事でミニバンでは最高レベルのオフロード走行性能を実現させている最大8名乗車しても各自が車内で快適に過ごせる四角い車
デリカD:5は先進の4輪制御技術であるAWC(All Wheel Control)を搭載する事でミニバンでは最高レベルのオフロード走行性能を実現させている
「DELICA D5」は、三菱のワンボックスミニバンとして君臨していたデリカスペースギアの後継車として開発された、路面状況に応じた4輪の駆動力とグリップ力を統合制御して発揮させられるAWC(All Wheel Control)を搭載する事で、SUVと比較しても見劣りしないオフロード走行性能を与えているオールラウンダーミニバン。
デリカD5 は、2023年11月にマイナーチェンジを実施して、特別仕様車のCHAMONIX(シャモニー)の第10期モデルを展開させる、マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラーを全車に標準装備させて、安全性を強化するなどの改良を加えた。
デリカD:5は全高が高い四角い車の特徴を活かして8名乗車しても各自が快適に過ごせる室内空間を完成させている
同型デリカD5は、前方部や側方部など全方向に渡って、遮音素材と吸音材を配置する事で静粛性を高めて、室内高が高く設定されている四角い車が可能とする開放的な車内空間で、大人数が乗車した際の過ごしやすさを引き上げます。
全長 | 4,800mm |
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全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,875mm |
ホイールベース | 2,850mm |
最低地上高 | 185mm |
最小回転半径 | 5.6m |
総排気量 | 2.267L |
燃費 | 12.6km/L(WLTCモード) |
最高出力 | 107KW/3,500rpm |
最大トルク | 380Nm/2,000rpm |
「TAFT(タフト)」は四角い車の利点を活かしてスカイフィールトップを全車に標準装備させているカスタマイズも楽しめるダイハツの軽自動車
箱型ボディでルーフが水平な「タフト」にルーフキャリアを設置すればワイルドさがアップする
タフトは四角い車のルーフ構造の特徴を活かして天体観測にも使えるスカイフィールトップを全車に標準装備させる
ダイハツ「TAFT(タフト)」は軽自動車規格のクロスオーバーSUVとして刷新され、復活販売された無骨なイメージの伴う箱型ボディを採用するクルマ。
四角い車の特長である水平なルーフ構造の利点を活かして、頭上に広がる景色の眺望をシェードの開閉操作のみで行える、スカイフィールトップ機構を全車に標準装備させている「タフト」は、オーナーのアクティブな趣味を更に楽しませようと、ルーフキャリアやマッドフラップ等のアクセサリーが充実しているカスタマイズを楽しめる車でもあります。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,630mm |
ホイールベース | 2,460mm |
最低地上高 | 190mm |
最小回転半径 | 4.8m |
総排気量 | 0.658L |
燃費 | 24.1Km/L (WLTCモード) |
最高出力 | 38KW/6,900rpm |
最大トルク | 60Nm/3,600rpm |
リア部エリアが特に四角い「セレナ」はゴルフバックを立てた状態で4個積載可能とするプライベートでもビジネスシーンでも乗りこなせる日産のミニバン
- 「セレナ」はプロパイロット2.0などの日産の先進技術を追加設定可能なリア部エリアが特に四角い車
- 6代目セレナ
- セレナのインテリア
「SERENA(セレナ)」は、センター部からリア部にかけてのボディ構造で四角い度合いを高めている日産のミニバンで、2022年に全車にプロパイロットを搭載させる、e-POWERモデルでは排気量を向上させている第2世代をパワーユニットに組み込む等の改良を加えたフルモデルチェンジを実施して、6代目(C28型)へと移行した。
セレナは四角い車のメリットを活かしてゴルフバックを立てた状態で4個積載する事も可能とする
6代目「セレナ」は、ミドルクラスミニバンではトップレベルの広い室内空間に、縦方向にもワイドな荷室開口部の利点を組み合わせる事で、9.5インチクラスのゴルフバックならば、立てた状態で4個も積載できるビジネスシーンにおいても乗りこなせる四角い車です。
全長 | 4,690mm |
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全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,870mm |
ホイールベース | 2,870mm |
最低地上高 | 135mm |
最小回転半径 | 5.7m |
総排気量 | 1.433L |
燃費 | 20.6km/L(WLTCモード) |
最高出力 | 72kW/5,600rpm |
最大トルク | 123Nm/5,600rpm |
外国車の四角い車の定番であるベンツ 「G-Class」は軍用車として開発された当時と外観のデザインがほとんど変化していない多くの有名人も乗車している憧れのクルマ
「G-Class」はクロカンも可能とする四角く強靭なボディを、ラダーフレーム構造を採用する事で実現させている
軍用車両のゲレンデヴァーゲンの民生用モデルとして開発されたメルセデス・ベンツ「G-Class」は、誕生当初と比較しても、外観のデザインをほとんど変化せずに、基本設計をキープしている稀有な車で、本格的なクロカンも可能とする強靭で牢固なボディを、ハシゴ型のフレームを土台とするラダーフレーム構造によって実現させている。
セレブが乗る四角い車としても認知されている「G-Class」のコックピットは水平基調のダッシュボードなどのラグジュアリーなパーツを装備させている
知名度の高いセレブが愛用する機会も多いため、外国車の四角い車としての認知度の高いG-Classのコックピットは、ネットにアクセスする事で各自のニーズに応じた利便性を高めてくれるMercedes me connectとの連動性の高い、先進のフロントディスプレイ等を配置させて、高級車に相応しい装いとしています。
全長 | 4,660mm |
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全幅 | 1,930mm |
全高 | 1,975mm |
ホイールベース | 2,890mm |
最低地上高 | – |
最小回転半径 | 6.3m |
総排気量 | 2.924L |
燃費 | – |
最高出力 | 210kW/3,400~4,600rpm |
最大トルク | 600Nm/1,200~3,200rpm |
Jeep「ラングラー」はホイールアーチやフロントパンパーに立体感を与えてボディに迫力を加えているクロカン走行とオープンエアライドを楽しめる四角い車
筋肉質な四角いボディに7スロットグリルを組み合わせるJeep「ラングラー」のエクステリアは多くの車好き達を魅了している
1941年にリリースされたウィリスジープの流れを汲む「Wrangler(ラングラー)」は、ラダーフレーム構造を採用して完成させる牢固な箱型ボディに、伝統的に7スロットグリルを配置させて、ホイールアーチや、フロントパンパー下部パーツを隆起させて圧倒的な貫禄を与えている四角い車。
- ラングラーRUBICON 4xeのエクステリア
- ラングラーRUBICON 4xeのサイドビュー
- ラングラーRUBICON 4xeのリヤビュー
日本市場でも人気の4代目「ラングラー(JL型)」は、ツインスクロールユニットを組み込んだ2.0L直噴DOHCターボエンジンや、岩登り等の悪路走行時に各輪の駆動力を最大化させられるセレクトラックフルタイム4×4システムを搭載するクロスカントリーを楽しめる車。
「ラングラー」は3ピース構造のモジュラーハードトップを外せば、大自然を堪能しながらのオープンエアライドを満喫できる
4代目「ラングラー」は、ハコ車ボディの特徴を活かして、ルーフ部を取り外せる3ピース構造のモジュラーハードトップの主要パーツを軽量化させて、脱着のしやすさを簡易化させる事で、大自然を堪能しながらのオープンエアライドをスムーズに行える四角い車でもあります。
全長 | 4,870mm |
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全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,845mm |
ホイールベース | 3,010mm |
最低地上高 | 200mm |
最小回転半径 | 6.2m |
総排気量 | 1.995L |
燃費 | 10.0Km/L (WLTCモード) |
最高出力 | 200kW/5,250rpm |
最大トルク | 400Nm/3,000rpm |
渡河性能や圧倒的な牽引力も備えて本格的なクロスカントリーを可能とするランドローバーの「ディフェンダー」は各国の軍用車両や警察車両としても活躍しているコアなファンが多い四角い車
ランドローバーの「ディフェンダー」は、世界でも数少ない本格的なクロスカントリーを可能とする車。歴代モデルは各国の軍用車両や警察車両に採用されてきた
ランドローバーの「DEFENDER(ディフェンダー)」は、険しい雪道などを難なく走破する走行性能、トレーラーをパワフルに運ぶ牽引力などが評価されるオフローダーで、その圧倒的な走行性能は、各国の軍用車両や警察車両にも活かされている。
無骨でタフネスなイメージの強い「ディフェンダー」は、日本市場では台数を制限して販売が行われているコアなファンが多い四角い車。
日本市場で限定販売されている「ディフェンダー」は、リアルタイムで多彩なサービスの恩恵を受けられる次世代Pivi Proインフォテインメントシステムを採用している
新たなボディタイプである130を追加設定した2023年モデルの「ディフェンダー」の室内空間には、ボディ下の路面状況をディスプレイ上に表示させて、岩場などを運転する際の安全性を引き上げてくれる3Dサウンドカメラシステムや、直感的に画面を操作して多彩なサービスを利用できるPivi Proインフォテインメントシステムなどの先進テクノロジーが搭載されている。
全長 | 4,510mm |
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全幅 | 1,995mm |
全高 | 1,970mm |
ホイールベース | 2,585mm |
最低地上高 | 216mm |
最小回転半径 | 5.3m |
総排気量 | 2.993L |
燃費 | – |
最高出力 | 221kW/4,000rpm |
最大トルク | 650Nm/1,500~2,500rpm |
街乗りを意識した日産「ラシーン」はドラえもんとコラボしたボディカラーが中古車市場で人気のカクカクしている四角いフォルムが特徴的な車
ラシーンは日産パイクカーシリーズとして誕生したカクカクとしたボディが特徴的なRVで、ドラえもんとコラボした塗装色ブルーカラーは中古車市場で高い人気を誇っている
1994年から2000年にかけて新車販売が行われていた「RASHEEN(ラシーン)」は、Be-1やPAOなどの車種と同一系譜のレトロなデザインなどを取り入れて個性を発揮する、日産のパイクカーシリーズに属するコンパクトRV。
フロントパンパー等の各部をカクカクとさせていて、四角いボディ構造を完成させている「ラシーン」は、本格的なオフロード走行性能をセールスポイントとしている大型SUVが主流であった時代に、街乗りを重視していた貴重なクルマであった。
「ラシーン」は近年になって、街乗りにウェートを置く都市型クロスオーバーSUVがヒットした影響も受けて再注目されていて、ドラえもんをイメージキャラクターに据えて実施したキャンペーンとの関連性が高い、塗装色であるブルーカラーを採用しているモデルが中古車市場では、特に人気が高くなっている。
全長 | 4,115mm |
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全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,515mm |
ホイールベース | 2,430mm |
最低地上高 | – |
最小回転半径 | – |
総排気量 | 1.497L |
燃費 | – |
最高出力 | 77kW/6,000rpm |
最大トルク | 135Nm/4,000rpm |
「CUBE(キューブ)」はルーフを高く設定する四角い箱型ボディが実現させた開放的な室内空間などが当時の若者たちから支持されて好調なセールスを記録した日産のコンパクトミニバン
初代「キューブ」はBピラーからリヤエンドにかけてのシルエットが特に四角い
1998年から2020年にかけての車歴を誇る「CUBE(キューブ)」は、マーチ(K11型)をベース車として、ルーフを高く設定し、室内空間での過ごしやすさを意識した新コンセプトが、当時の若者達の遊びのスタイルにもマッチして、好調なセールスを記録した日産のコンパクトミニバン。
1998年に誕生したキューブの初代モデル(Z10型)は、バックドアにガラスハッチを組み込んで、積載力を引き上げて、Bピラーからリヤエンドにかけてシルエットが特に四角い構造をしている。
歴代キューブの中で、中古車市場で最も購入しやすい3代目モデル(Z12/NZ12型)」は、箱型ボディを基調としながらも、フェンダーアーチモルやリヤパンパー等に立体感を与える事でスタイリッシュな外観を完成させている。
全長 | 3,750mm |
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全幅 | 1,610mm |
全高 | 1,625mm |
ホイールベース | 2,360mm |
最低地上高 | – |
最小回転半径 | – |
総排気量 | 1.348L |
燃費 | – |
最高出力 | 62KW/6,000rpm |
最大トルク | 120Nm/4,000rpm |
「クロスロード」はミニバンの積載能力にSUVの走行性能を組み合わせていた2代目モデルまで展開されていたホンダの四角い車
CROSSROAD(クロスロード)は5人乗りモデルと、3列シートの7人乗りモデルを展開していたホンダのクロスオーバーSUV
3列シートの7人乗りもモデルも展開されていた「CROSSROAD(クロスロード)」は、初代モデル(LJ/LJJ型)はランドローバーのディスカバリーからOEM供給を受けるスタイルで展開されていたが、2007年に誕生した2代目(RT1/2/3/4型)は、コンパクトミニバンであるストリームをベース車として、ホンダが独自開発したクロスオーバーSUV。
ベース車とするミニバンの積載性能に、フロント部にはマクファーソンストラット式、リア部にはダブルウィッシュボーンを搭載するサスペンションシステムを組み込む事で、操縦安定性と乗り心地の良さを引き上げた「クロスロード」は、セールス面においては成功した車とは言えないが、オーナーらを十分に満足させられる魅力的な走りと、存在感も兼ね備えていたホンダブランドの四角い車であった。
全長 | 4,285mm |
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全幅 | 1,755mm |
全高 | 1,670mm |
ホイールベース | 2,700mm |
最低地上高 | 185mm |
最小回転半径 | 5.3m |
総排気量 | 1.997L |
燃費 | 13.2Km/L(JC08モード) |
最高出力 | 110kW/6,200rpm |
最大トルク | 190Nm/4,200rpm |
四角い車は積載能力や悪路走破性が優れるなど圧倒的なポテンシャルを備えていて日本市場だけではなくて世界でも人気が高い
四角いボディ構造をしている車は、ボディに傾斜を持たせて空気抗力を低減化させている車と比較すれば、旋回時に横に膨らみやすい、強風の影響を受けやすいなどのデメリットも伴いますが、好調な売り上げが続き、自転車をそのまま載せられるN-BOXや、他車ではクリアできない悪路走行も可能とするジムニーやランドクルーザーのような圧倒的なポテンシャルを備えている車種も数多いです。
車の購入や乗り換えを考えている方は、室内空間が広く開放的で、買い物する際にも便利で実用的な軽ハイトワゴンやミニバン、あるいは本格的なオフロード走行を楽しませてくれるSUVなど、箱型のボディ構造をしている四角い車も選択肢に入れておきましょう!