豪華なピックアップが登場!ハイラックスの内装
日本では2004年に販売終了となったハイラックスですが、海外は引き続き生産・販売が継続されていました。そして2017年9月12日日本市場でハイラックスが復活しました。
ピックアップトラックのハイラックスですが、作業車として使われることが想定されていますが、実は内装も豪華仕様となっています。
普段使いにもピッタリのハイラックスの内装を紹介します。
ハイラックスはグレードにより2つの内装カラーを用意
ハイラックスにはXとZの2つのグレードが用意されています。この2つのグレードにより内装に違いがあります。
ベースグレードとなるX、最上位グレードとなるZのインパネとシートの違いを確認しましょう。
Xグレードはベーシックなブラック
ハイラックスのXグレードはブラックが基調となる高級感溢れる内装となっています。ドアの内張やインパネ周りもブラックとなっていて、ハイラックスの無骨なイメージがピッタリくる内装となっています。
シンプルなファブリックシートを採用し乗り心地と快適性を両立しています。飽きのこないデザインなので作業車として使う方も、乗用車として使う方も満足できる仕上がりとなっています。シートの特徴として横の張り出しが大きいので、ドライバーの体をしっかりホールドしてくれます。
Zグレードはシルバー加飾でコントラストを表現
Xグレードと同じブラックをベースとしていますが、インパネ、シフトノブ、ステアリングホイール、内張、にシルバー加飾がされています。コントラストを付けることで立体感が生まれています。
ハイラックスの逞しいイメージを柔らかくし、普段使いもしやすい内装となっています。
シートデザインはヘッドレストから背面、座面にかけて縦のデザインが追加されています。上級ファブリックが仕様されたシートはたっぷりのクッション素材が優しく体を包みます。長距離運転でも快適に運転できるように工夫されています。
先進性が感じられるハイラックスのコクピット
ブルーカラーのオプティトロンメーターと高精細な4.2インチTFTカラー液晶を搭載しています。メーター照度は調整可能なので日差しが強く時でも十分な視認性を確保できます。
またエンジン始動でハイラックスのオープニング画面が表示される豪華仕様となっていて、走る喜びを感じられるでしょう。
ステアリングホイールにはオーディオ操作やコクピットのディスプレイの変更など、運転中でも安全に車をコントロールできるよう豊富なスイッチ類が搭載されています。
スイッチの配置も運転を妨げることなく操作できるように設計されています。
室内を適切な温度に自動調節してくれるオートエアコンも装備しています。見やすい液晶画面と使いやすいアナログスイッチで操作性を向上します。
運転席にはハイラックスの全席の窓をコントロールできるパワーウインドウスイッチが装備されています。全てワンタッチで操作でき、トラブルを未然に防ぐための挟み込み防止機能も付いています。サイドミラー調整スイッチもあるので、車内から運転しやすい角度に調整できます。
使い勝手の良い豊富な収納スペース
ハイラックスの車内には豊富な収納スペースが設けられています。助手席にはるのは大型グローブボックスでペットボトルも収納できます。
助手席と運転席のエアコン送風口にもペットボトルなどの飲み物、小物入れとしても使えるカップホルダーを用意。
後席にはリヤセンターアームレストを装備し、2つのカップホルダーを備えています。このように豊富な収納スペースがあるため4人乗車でもストレスなくドライブできます。
チップアップ式レイアウトでシートアレンジ可能
ハイラックスは荷台が広く使えるピックアップトラックですが、車内も広く使えるシートアレンジができます。チップアップ式と呼ばれるリヤシートを上に持ち上げる方法を採用し、使い勝手の良い車内を実現しています。
シートアレンジもグレードにより違いがあります。
Xグレードは一体型チップアップシートを装備
リヤシートを跳ね上げるチップアップ式を一体化したのがXグレードの後席です。雨が降っている時など、荷台に荷物を載せるのが困難な時やデリケートなものを運搬する場合に大活躍します。一体型なので応用は利きませんが、室内を広く使えるとても便利な機能です。
Zグレードは分割チップアップリヤシートを装備
6:4分割でリヤシート跳ね上げることができるのがZグレードの後席です。乗車人数によりどちらかを跳ね上げることができるので使い勝手が良いのが特徴です。荷物の種類によってはシート上に置くのが良い場合もあるので、そんな時も使い分けが簡単にできます。
アシストグリップで乗り降りも楽々
最低地上高が215mmであるハイラックスは、車への乗り降りのしやすさをサポートする「乗降アシストグリップ」を、フロント部とリヤ部に設置します。
グリップは、室内の掴みやすい位置に取りつけられ、乗り降りする際にかかる体への負担を軽減します。
ハイラックスが作業車としてはもったいない豪華な内装
ピックアップトラックは日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では若者に大人気になっている車です。2017年9月12日販売されたハイラックスは車体も大きいため、日本で使うには不便に思えますが、迫力ある外観は個性を求めるドライバーに支持される要素が満載です。
ハイラックスは外観だけでなく、内装も豪華の一言に尽きます。作業車として使うにはもったいない乗り心地のシート、大画面オプティトロンメーターなどドライバーを楽しませる機能が盛りだくさんです。
ハイラックスは普段使いしたくなる「豪華な内装の車」です。