カローラスポーツの内装「コックピット周り」「快適装備」「収納スペース」など
2018年6月26日にカローラスポーツが誕生しました。世界のベストセラーカーであるカローラシリーズに新たに加わった「カローラスポーツ」は、ハッチバックスタイルの躍動感がみなぎるボディライン、1.2L直噴ターボエンジンやSuper CVT‐iなどを搭載し走りの魅力を追求する車です。
そんな、カローラスポーツの内装の特徴を「コックピット周り」「快適装備」「収納スペース」などカテゴリー別に紹介します。
カローラスポーツの内装色はグレード毎に3種類を設定
カローラスポーツの内装は「ブラック」「サドルタン」「センシャルレッド」の3種類の内装が用意されています。ブラックは全グレードに標準装備される内装色で、サドルタンは中間グレードのGにオプションとして設定、センシャルレッドは最上位グレードの”Z”へオプション設定されています。
カローラスポーツの全てのグレードに標準装備される「ブラック」の内装
ハイブリッドGのブラック内装 飽きのこないシンプルなカラーとデザインが魅力
カローラスポーツにはベースグレードのG”X”、中間グレードのG、G”X”の3つのグレードがあります。これらのグレードにガソリンモデルの2WDと4WD、ハイブリッドモデルの2WDの全9種類がラインアップしています。
内装色のブラックはカローラスポーツの全てのグレードに標準装備された内装色で、シート表皮は座り心地の良いファブリックを使用しています。
座面と背面には幾何学模様がデザインされていて先進性が感じるデザインになっています。センターコンソールはブラックとシルバーが配色されていて、シンプルで飽きのこないデザインが魅力です。
「サドルタン」の内装色は中間グレードのGとハイブリッドGにオプション設定
車内を明るい雰囲気にしてくれるサドルタンの内装色 中間グレードに124,200円でオプション設定される
カローラスポーツの中間グレード「G」と「ハイブリッドG」にオプション設定されるのが鮮やかなタンカラーの「サドルタン」という内装色です。
シート表皮は本革とメランジ調ファブリックを使っていて、高級感と快適な座り心地を両立したシートになっています。
前席、後席のドアトリムにもサドルタンのカラーリングが採用されていて、車内が明るい雰囲気に包まれています。ドライブ中に目に入るシフトノブの上部にもサドルタンが適用されているので、ドライバーを楽しい気分にしてくれる内装色です。
注目のカラー「センシャルレッド」の内装色は最上位グレードのG”Z”とハイブリッドG”Z”に設定
センシャルレッドの内装色は最上位グレードのG”Z”とハイブリッドG”Z”にオプション設定される
パンフレッドなどに採用されているカローラスポーツ注目の内装色が「センシャルレッド」です。最上位グレードのG”Z”とハイブリッドG”Z”のみ選択できるオプションカラーで、走りを追求して開発されたカローラスポーツらしい内装色と言えるでしょう。
シート表皮には本革と触り心地が良く、お尻が滑りにくい東レのウルトラスエードが採用されています。サドルタンと同様に前席・後席のドアトリムにも鮮やかなセンシャルレッドのカラーが適用されています。
車内の雰囲気をスポーツルックにしてくれるセンシャルレッドのオプション価格は175,500円になっています。
2019年9月の一部改良で追加された本革+ウルトラスエード採用の「ブラック」は特に質感の高い内装カラー
センシャルレッドと同じく本革+ウルトラスエードを採用した「ブラック」は、2019年9月の一部改良時にG“Z”のオプションとして新設定された内装カラーです。カローラスポーツのエクステリアにもマッチしたスポーティーなデザインで、本物志向のドライバーをも満足させてくれます。
シートヒーターや電動ランバーサポート、運転席シートバックポケットなどもセットとなっていて、オプション価格は178,750円となります。
カローラスポーツの走りの魅力をアップさせるコックピット周辺パーツのデザインはお洒落
カローラスポーツは、求められるスポーティな走りを実現するために、「ステアリングスイッチ」や「ドライブモードセレクト」などを導入します。それらコックピット周りのパーツは、若い世代を意識しているためデザインにも徹底してこだわります。
コックピットは運転中の視界をクリアとするためにフロントピラーをスリム化させてドアミラーの位置を最適化
フロントの両サイドにある柱をスリム化して視界を広くとっている
カローラスポーツは、運転中の視界をクリアとするために、フロントピラーのスリム化とドアミラーの取り付け位置の最適化、バッグドアガラスのワイド化を行います。
また、カローラスポーツは各ドライバーが自分にとって望ましい最適ポジションで運転できるようにアシストするために、微調整が可能なチルト&テレスコピックステアリング機能を全車に標準装備させます。
「カラーヘッドアップディスプレイ」は運転に必要となる情報をシンプルにビジュアライズに表示
カローラスポーツにオプション設定されるHUD(ヘッドアップディスプレイ)
カローラスポーツのグレード「HYBRID G Z」と「G Z」に、メーカーオプションで設定可能なカラーヘッドアップディスプレイは、運転に必要となる車速などの情報をウィンドシールドガラスに、シンプルかつビジュアライズに表示させます。
同ディスプレイには、ナビ機能と連携させることでルート案内等の情報をマルチに表示させる事も可能です。
「TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」はワイド画面を採用しアナログ/デジタル表示の切換えも出来て魅力的
ハイブリッドモデルの7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイ
カローラスポーツの上位グレード「HYBRID G Z」「G Z」が標準装備するTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイは、解像度の高い7.0インチ大型画面を採用します。
運転中に最も意識するスピードメーターは、ドライバーの好みやその時の気分に合わせて、アナログ表示あるいはデジタル表示させる事ができます。
カローラスポーツの「フロントシート」はホールド性が高く身体への負担は少ない
最上位グレードでスポーツシートを、その他のグレードではスポーティシートを採用
カローラスポーツは、グレード「HYBRID G Z」「G Z」でスポーツシートを採用し、グレード「HYBRID G」「HYBRID G X」「G X」ではスポーティシートを採用します。
上位グレードが採用するスポーツシートは、肩が触れる部分の張り出し形状を最適化して、急カーブを走行する際に、強い横Gがかかったとしても、身体をしっかりとホールドして車との一体感をアップさせます。
一方のスポーティシートは、フィット感とホールド性を両立させて、ロングドライブ時において、身体への負担が少なく運転姿勢を維持しやすいシート構造を完成させます。
指先タッチで安全システムやオーディオ機器を操作できる「ステアリングスイッチ」は優れもの
使いやすい位置に設置してあるステアリングスイッチ
ステアリングスイッチには、左右に配置されるスイッチを指先でタッチするだけで、カローラスポーツに搭載される安全システムである「レーダークルーズコントロール」や「レーントレーシングアシスト」、あるいはオーディオ機器などを操作できる優れた機能性が備わります。
iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)がマニュアル運転をもっと楽しく
2018年8月にはマニュアルモデルをラインナップする
2018年8月に発売したカローラスポーツのマニュアル車は、トヨタの国内車では初めて「iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)」を装備します。
ドライブモードセレクトにおいて、SPORTモードを選べば発動するiMTは、ドライバーが変速アクションを行えば直ぐに、制御システムが作動してスムーズでストレスのない変速を実行するためのサポート役を担います。
また、iMTはワインディングや傾斜のある坂道を走行中に必要となる素早いクラッチ操作を行っても「変速ショック」を抑える事が可能であるため、圧倒的に楽しいマニュアルドライビングを堪能できます。
「ドライブモードセレクト」で走行状況やその時の気分にあったモードを選んで走りをもっと楽しもう
「ECO」「COMFORT」「NORMAL」「SPORT S」などからドライブモードを選択する
ドライブモードセレクトでは、運転手が「ECO」「COMFORT」「NORMAL」「SPORT S」など複数のモードの中から、走行状況やその時のテンションにあったメニューを選ぶ事が可能です。
ドライバーが選択した走行モードは、マルチインフォメーションディスプレイに表示されるので、常時自分がどのモードをセレクトしているのかを確認することが出来ます。
EVドライブモードスイッチは早朝・夜間時に駐車する際に便利
ハイブリッドモデルに追加されるEVドライブモードスイッチを押すとモーターのみで走行できる
カローラスポーツのハイブリッド車に標準装備される「EVドライブモードスイッチ」を起動すれば、エンジンは停止して、モーターのみでの走行モードに切り替わります。
同機能を利用すれば、静粛性の優れるモーターのみを動力源として走行できるため、早朝・深夜の時間帯であっても周囲を気にせずに駐車することが出来ます。
坂道に停車する際に便利な「電動パーキングブレーキ」はオート解除機能が付いて利便性が高い
フットブレーキを維持するブレーキホールド機能も付く
電動パーキングブレーキは、角度のある道に停車する際に便利な機能です。
カローラスポーツに導入される電動パーキングブレーキは、シフトレバーを「P」ポジションに入れると自動で起動して、ブレーキを踏みながらシフト操作を行って「P」ポジション以外にチェンジすれば、解除されるオート機能付です。
運転するだけではなくカローラスポーツで過ごす時間をもっと満足させてくれる快適装備
カローラスポーツは、キャンプシーンなどで役立つ「アクセサリーコンセント」や、乗車する際に幻想的な光でオーナーらをお出迎えする「イルミネーテッドエントリーシステム」などの快適装備を充実させて、運転以外も楽しめる車です。
オーナーらを幻想的な光でお出迎えする「イルミネーテッドエントリーシステム」によって乗車するのがもっと楽しくなる
ドライバーをお出迎えするイルミネーション機能
「イルミネーテッドエントリーシステム」には、ドアの解錠や施錠、開閉に連動させて、ルームランプ等の照明を自動でON/OFFできる機能が備わります。
オーナーらが乗車する際に、フロントパーソナルランプなどの光源から発せられる幻想的な光がお出迎えしてくれれば、カローラスポーツに乗車するのがもっと楽しくなります。
「スマートエントリー&スタートシステム」によって車内への乗車とエンジン起動がスムーズ
カローラスポーツのスマートエントリー
カローラスポーツが導入する「スマートエントリー&スタートシステム」を利用すれば、車内への乗り降りやエンジン起動がよりスムーズとなります。
同システムの重要アイテムであるスマートキーをポケットやバッグに携帯していれば、キーを取り出すことなく、ドアハンドルのセンサー部に軽く触れるだけでスムーズに乗車できます。
エンジンの始動やハイブリッドシステムの起動は、ブレーキを踏みながらスイッチを押すだけのアクションで簡単に行えます。
「シートヒーター」は冬だけではなく夏にも役立つ
カローラスポーツは、「シートヒーター」を運転席と助手席に装備します。
「ステアリングヒーター」によって冬のドライブの安全性もアップ
ステアリングホイールに備わるヒーター機能を利用すれば、冬のドライブの安全性もアップします。
手が冷たい状態にあれば、反応が鈍ってしまうためステアリング操作には影響が及んでしまいます。そのため、ヒーター加温箇所に手を添えて温めれば、反応は鈍らないため安全性はアップします。
キャンプシーンや災害時に電気を利用できて大活躍のアクセサリーコンセント
電源プラグを差し込めば家電を利用できる「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」は、コンソールボックス背面とデッキサイド左側に配置されます。
非常時給電システムが備わるカローラスポーツの「アクセサリーコンセント」は、レジャーシーンやアウトドアシーンだけではなくて、災害時においても役立ちます。
サッカーアイテムやアウトドアグッズなどを機能的に積載できる「収納スペース」
アクティブにスポーツやアウトドアを楽しむオーナーを満足させるために、カローラスポーツはラゲージスペースなどの「収納スペース」を充実させます。
コンパクトカーでは最大クラス容量の「ラゲージスペース」にはゴルフバックを2個積載
カローラスポーツは、休日はスポーツやアウトドアをアクティブに楽しむユーザーを想定して、コンパクトカー最大クラスの352Lの荷室容量を確保しました。
9.5インチのゴルフバッグなら2個積めるラゲージスペースには、バッドやグローブなどの野球グッズや、テントやシュラフなどのキャンプ用品を多数積み込めます。
4:2:4分割アジャスタブルデッキボードを利用すれば「種類別」「個人別」に荷物を分類
積載する荷物の種類に応じて、荷室底面の高さを2段階に調節できる「アジャスタブルデッキボード」を利用すれば、荷物を個人別・種類別に分類できます。デッキボードは軽量で取り外しを簡単に行えて、フックを用いて楽に固定ができて便利です。
グローブボックスは必要時に備えてサングラスや予備の眼鏡を置いておくのに便利なスペース
小物を収納するのに便利なグローブボックス
インパネ下部に設置されるグローブボックスは、運転に支障が及ぶほどに陽ざしが強い日に備えて車内保管しておきたいサングラスや、予備の眼鏡を置いておくのに便利なスペースです。
「フロントコンソールトレイ」はスマホを置くのにジャストなサイズ
スマートフォンの大きさの物ならすっぽり入るフロントコンソールトレイ
運転席近くに配置される「フロントコンソールトレイ」は、室内にスマートフォンを保管しておくのにベストな場所です。
運転中スマートフォンは、ズボンや上着のポケットではなくて、より故障しにくく意図しない操作が起こりにくい適切な場所に保管して置きたいものです。カローラスポーツの室内において、そういった諸条件を満たすスペースが「フロントコンソールトレイ」です。
フロントカップホルダーはドリンクを置いておくのに便利
飲み物を置くフロントカップホルダー
外気温が35°を超えるような猛暑日は、車内でエアコンを利用していても飲料が必要となります。
夏の暑い日に、カローラスポーツでロングツーリングを計画しているオーナーは「フロントカップホルダー」を利用して、ドリンクを余分に保管しておきましょう。
スマホを充電できるUSB端子が備わる「センターコンソールボックス」は機能的
カローラスポーツのセンターコンソールボックス
運転席と助手席の間に配置される「センターコンソールボックス」には、リヤボックスと充電用USB端子が1個備わります。
メインターゲットを若い層に据える、カローラスポーツは車内でスマホを充電できるUSB端子を装備して、購買意欲を刺激します。
「助手席シートバックポケット」に雑誌や情報誌などを置けば室内のオシャレ度はアップ
「助手席シートバックポケット」に、趣味とするアウトドア雑誌やファッション誌を置いておけば、室内を自分好みにアレンジできます。
同ポケットは行楽地をドライブする際に役立つ、その地域の美味しい食べ物やイベントなどの情報が記載される雑誌を置くのにも便利です。
「リヤセンターアームレスト」によって後部座席で過ごす人達のリラックス度はアップ
後席に座る方がリラックスできるリヤセンターアームレスト
喉が渇いた際に腕が疲れた時に便利に利用できる「リヤセンターアームレスト」を配置することで、後部座席に乗車する方達のリラックス度はアップします。
コネクティッドサービスによって「カローラスポーツ」の安全性・快適性は飛躍
カローラスポーツは、全車がDCM(専用通信機)を標準装備する初代コネクティッドカーです。DCMを通じてクルマがネットワークと繋がることで、「車両ビッグデータを活用できる」「トヨタスマートセンターを利用できる」など様々なメリットがあります。
コネクティッドサービスの一種である「LINEマイカーアカウント」では、若い世代のコミュニケーションツールであるアプリLINEで、カローラスポーツを友達として追加すれば、ガソリンの残量確認などをスマホでも行えるようになります。
1年中、専任オペレーターがオーナーのリクエストに迅速に応えてくれる「オペレーターサービス」を利用すれば、走行中の安心感は飛躍します。
コネクティッドサービスではその他に、警告ランプ点灯時にクルマの状態を確認する「e ケアコールセンター」や、事故・急病時にオペレーター本人が代わって警察や消防に取り次いで、スピーディーに緊急車両の手配を行う「ヘルプネット」にも対応しています。
カローラスポーツの内装は若い世代の感性を十分に刺激できる魅力を秘めている
「カローラシリーズ」の先輩であるワゴンタイプのカローラフィールダーと、セダンタイプのカローラアクシオは、共に50才以上の年配の方達に支持されている車です。
2018年6月26日に誕生したカローラスポーツは、「カローラシリーズの今後のために」「フィールダーとアクシオとメイン顧客層がかぶらないように」するために、若い世代から支持される車を目指します。
そんなカローラスポーツの内装は、「LINEマイカーアカウント」等のコネクティッドサービスを充実させて、スマホを充電できるUSB端子を車内に設置し、シートやドアトリムなどにビビッドなレッドカラーを積極的に取り入れるなどして、若い世代の感性を刺激します。