MAZDA6 のモデルチェンジ

MAZDA6のモデルチェンジは2025年以降で世界が注目するSKYACTIV-X導入か

MAZDA6のモデルチェンジ情報。MAZDA6(旧名アテンザ)はエクステリアに「魂動」デザインを進化させた「ビジョンクーペ」を取り入れたデザインになる可能性が高いでしょう。駆動方式やクーペモデルの追加なども予定されています。そしてSKYACTIV-Xが搭載されるかどうかが最大の注目ポイント。

MAZDA6のモデルチェンジは2025年以降で世界が注目するSKYACTIV-X導入か

MAZDA6(マツダ6)は2025年以降のフルモデルチェンジで新技術を搭載

2002年5月20日に誕生したマツダ・アテンザ。2008年1月29日に2代目へモデルチェンジを行い、2012年にGJ型3代目アテンザが登場しました。
2019年8月1日発売の改良モデルからは、車名を「MAZDA6」に変更しましたが、マツダの歴史と共にフラッグシップの役割を担った重要な1台であることに変わりはありません。

デザインテーマ「魂動」を採用した現行モデルが登場してから13年目である2025年以降に、MAZDA6として初のフルモデルチェンジをするという噂もあります。
エクステリアやパワートレイン進化など、革新的な変更が加えられる新型MAZDA6のモデルチェンジ最新情報をお伝えします。

次期型MAZDA6(マツダ6)の登場は2025年以降になる可能性

2019年8月に登場したMAZDA6ですが、2025年以降に次期型へフルモデルチェンジするのではないかとの噂。新型MAZDA6は直噴6気筒の縦置きエンジンにフロントエンジン・リヤ駆動のFRを採用、駆動方式はFRのほかに4WDを採用して現行モデルと同じくステーションワゴンとセダンの2モデルがラインナップすると予想します。

次期型MAZDA6のパワートレインは3.3Lディーゼルターボエンジン、3.3Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド、2.5L自然吸気ガソリンエンジン、2.5Lガソリンエンジン+プラグインハイブリッドの4種類を用意。
次期MAZDA6は2022年に発売するCX-60とパワートレインや駆動方式は同じになる、ラージ商品群第二弾として発表する可能性が高いでしょう。
MAZDA6は北米市場で発売中の2022年モデルを最後に廃止することが決定しています。

MAZDA6(マツダ6)が2022年12月9日に一部改良 20周年特別仕様車やグレード体系見直し

2022年に追加したMAZDA6の20周年記念特別仕様車MAZDA6アニバーサリーエディションは専用色アーティザンレッドプレミアムメタリックをマツダで初めて採用

MAZDA6のセダンとワゴンに、発売から20周年を記念する特別仕様車などを追加する一部改良を、2022年12月9日実施。
グレード体系も見直され、2.5Lターボエンジン搭載モデルやマニュアルミッション(MT)採用モデル、特別仕様車ブラックトーンエディション(Black Tone Edition)が廃止されています。

追加した新グレードのスポーツアピアランス(Sports Appearance)はCX-5やCX-60などでも導入している、ブラックトーンエディションを進化させたグレードで、マツダを象徴する前後のシグネチャーウィングやフロントバンパーロアガーニッシュ、ルーフレールなどもブラックで統一したスポーツテイストを高めたグレードです。

今回の一部改良で最も注目を集めるのはMAZDA6の20周年を記念する特別仕様車20th Anniversary Edition。
豪華装備のLパッケージをベースに、専用色アーティザンレッドプレミアムメタリックを設定し、フロントグリルや19インチアルミホイール、シート表皮やインパネガーニッシュなど、全て専用の特別モデルです。

MAZDA6 20th Anniversary Editionの装備

  • 専用色アーティザンレッドプレミアムメタリック
  • 専用フロントフェンダーバッジ
  • シルバー塗装フロントグリル
  • 専用高輝度塗装19インチアルミホイール
  • 専用フロントシートヘッドレスト
  • レガーヌタンインパネとドアトリム
  • レガーヌタンとナッパレザーシート
  • マットブラウンヘアラインインパネとドアトリム
  • チルトアップ機構付電動スライドガラスサンルーフ

MAZDA6の全てのグレードも改良を受けており、ボディカラーにはロジウムホワイトプレミアムメタリックとプラチナクォーツメタリックを追加、安全装備では追従走行とステアリングアシストを行うクルージング&トラフィック・サポートを追加、パワーステアリングのアシスト特性を変更することで人馬一体の操舵感をより一層高めています。
SKYACTIV-D 2.2のグレードはエンジン出力とトルクが向上し、アクセルペダル踏力変更によりコントロール性も向上させています。

2022年MAZDA6の一部改良内容

  • ロジウムホワイトプレミアムメタリック追加
  • プラチナクォーツメタリック追加
  • SKYACTIV-D 2.2の出力とトルク向上
  • SKYACTIV-D 2.2のアクセルペダル踏力変更
  • パワーステアリングのアシスト特性変更
  • クルージング&トラフィックサポート追加
  • ワイヤレス充電とワイヤレス接続機能追加
  • Lパッケージのシート表皮にブラックナッパレザー追加

2022年一部改良後のMAZDA6の販売価格はセダンとワゴン同一価格で、2,962,300円から4,518,800円。
MAZDA6(アテンザ)発売20周年記念モデルの特別仕様車20th Anniversary Editionは2WD(FF)モデルが4,422,000円、4WDモデルが4,662,900円です。

アテンザはフルモデルチェンジを待たずに2019年8月「MAZDA6」に改名!

2019年8月1日発売の改良型から、アテンザはMAZDA6へ車名変更されました。
以前より「次期フルモデルチェンジでアテンザは海外と同じ『MAZDA6』へ車名が統一される」という噂がありましたが、フルモデルチェンジを待たずに、マイナーチェンジ(一部仕様変更)での車名変更はやや予想外の出来事でした。

しかし、2019年8月の改良モデルは、車名変更とガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」の導入がメイントピックス。MAZDA6としての初のフルモデルチェンジの時期やどのような変更がなされるかについては特に公式情報がありません。
以下、記事に記載している新型アテンザの予想は、そのまま新型MAZDA6の予想として成り立ち、現段階では大きな矛盾点もないとCOBBYとしては考えています。

次期型MAZDA6はFRに変更される可能性あり!

次期アテンザは、現行モデルがFFなのに対し、FRの駆動方式に変更される可能性があります。次世代プラットフォームの「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用することで、より高級感のある空間を作り出すでしょう。

パワートレインは「SKYACTIV-X」を搭載すると考えられ、3.0L直列6気筒ディーゼルツインターボ+電動スーパーチャージャー「SKYACTIV-D」の設定も考えられ、燃費だけではなく、走行性もかなりアップすると予想します。

気になるワールドプレミアですが、2021年秋になるのではないかと考えられます。

新型MAZDA6はヴィジョンクーペを踏襲した流麗スタイルが特徴 MAZDA3とCX-30次ぐ新世代車第3弾で2025年以降登場か

ビジョンクーペのエクステリアMAZDA3のようなシャープな顔つきが特徴のマツダビジョンクーペ

新型MAZDA6は2025年以降にモデルチェンジの噂があり、魂動デザインを深化した新世代車として2019年に登場するMAZDA3とCX-30に次ぐマツダを象徴するモデルになると考えます。

次期MAZDA6のモデルになるのは2017年の東京モーターショーで初公開したコンセプトカー「VISON COUPE(ビジョンクーペ)」です。
ビジョンクーペはFR駆動のスポーツクーペでパワートレインにはスカイアクティブXを搭載しています。2019年にはスイスで行われたジュネーブモーターショー2019で改良されたビジョンクーペも発表しています。

ビジョンクーペのフロントビュービジョンクーペは次期RX-7や新型RX-9という噂もあるが次期アテンザが有力

ビジョンクーペについては、2002年に生産終了したRX-7の次期型になる、スポーツカーのフラッグシップモデルRX-9になる、など様々な噂がありますが次期アテンザになるという噂が有力だと考えます。

ビジョンクーペが次期アテンザと考える理由

  • 次期アテンザはFR駆動クーペを追加するという噂がある
  • エンジンはスカイアクティブXを搭載するためロータリーエンジンのRX-7とは違う
  • ビジョンクーペは4ドアなので2ドアのRX-7とは違う
  • RX-9もロータリーエンジンを搭載予定

2017年の東京モーターショーで発表されたビジョンクーペが2019年のジュネーブモーターショーに再び出展されたのも意味があると考えます。

3代目アテンザのコンセプトカー「TAKERI」が2011年の東京モーターショーで発表された後、翌年の2012年に3代目アテンザを発売しました。
2019年にビジョンクーペが再出展されたため、2025年以降に4代目MAZDA6として発売する可能性もあるでしょう。

ビジョンクーペのサイドビュー次期アテンザも滑らかなキャラクターラインで都会的なスタイルになると予想

ビジョンクーペをコンセプトにした次期MAZDA6は2019年10月から日本で開催する東京モーターショー2019で初公開され、2025年以降に発売すると考えます。マツダを代表する基幹車種のため、セダン、ワゴン、クーペをラインナップして劇的な進化を遂げるかもしれません。

モデルチェンジによりMAZDA6のカラーラインナップも見直し

新型アテンザはモデルチェンジにより現行のカラーラインナップにも見直しが入ります。
CX-5のエターナルブルーマイカやCX-3のディープクリスタルブルーマイカなどのブルー系カラーや、デミオのディープクリムゾンマイカのようなレッド系カラーもラインナップに加わる可能性があります
現行アテンザの8種類のカラーラインナップを振り返りましょう。

  • ソウルレッドクリスタルメタリックの新型MAZDA6ソウルレッドクリスタルメタリック(特別塗装により税込み54,000円高)
  • マシーングレープレミアムメタリックの新型MAZDA6マシーングレープレミアムメタリック(特別塗装により税込み54,000円高)
  • ブルーリフレックスマイカの新型MAZDA6ブルーリフレックスマイカ
  • チタニウムフラッシュマイカの新型MAZDA6チタニウムフラッシュマイカ
  • ジェットブラックマイカの新型MAZDA6ジェットブラックマイカ
  • スノーフレイクホワイトパールマイカの新型MAZDA6スノーフレイクホワイトパールマイカ(特別塗装により税込み32,400円高)
  • ディープクリスタルブルーマイカの新型MAZDA6ディープクリスタルブルーマイカ
  • ソニックシルバーメタリックの新型MAZDA6ソニックシルバーメタリック

特別塗装のソウルレッドクリスタルメタリックは「匠塗」と呼ばれボディ1層、カラー層2層、クリア1層の全4層でプレミアムなレッドを表現します。マツダのこだわりが感じられる、鮮やかで艶がある深いレッドカラーは新型アテンザにもマッチするでしょう。

新型アテンザの登場に合わせてスポーツクーペモデルを設定する可能性がある

マツダのオープンスポーツ ロードスターマツダ ロードスター

マツダのラインナップにない車種と言えばスポーツクーペです。現在はオープンスポーツのロードスターがスポーツカーとして唯一ランナップされていますが、強烈な運動性能を持つモデルは存在しません。

そこでフラッグシップモデルのアテンザにスポーツクーペモデルを追加するとされています。例を挙げると、メルセデスベンツなどは1つの車種にクーペ、セダン、ワゴンなどをラインナップさせています。
プレミアムブランドを目指すマツダは最上級モデルのアテンザを使い「アテンザブランド」を構築するのかもしれません。

フルモデルチェンジで追加が予想されるアテンザのスポーツクーペモデルはFR駆動

駐車するメルセデスベンツ S-Class クーペメルセデス・ベンツ S-Class クーペ

そして追加されるスポーツクーペモデルには新たにFR駆動が採用されます。
現行のアテンザはFF(フロントエンジン・前輪駆動)モデルと4WD(4輪駆動)モデルのみとなっていますが、本格的なスポーツモデルを目指すべく動力性能が高いFR(フロントエンジン・後輪駆動)となると予想します。

メルセデスベンツやBMWやアウディなど名だたる自動車メーカーがフラッグシップモデルにFR駆動を採用している通り、プレミアムモデルにはFR駆動を採用するケースが多々見られます。
マツダも新型アテンザのクーペモデルをプレミアム仕様にするためFR駆動を採用する予定となっています。

新型アテンザのフルモデルチェンジの最注目はSKYACTIV-Xの採用

新型MAZDA6のフルモデルチェンジで最も注目されるのがパワートレインです。
マツダが発表した2030年を見据えた技術開発の長期ビジョン「サステイナブルZoom-Zoom宣言2030」で好評された次世代エンジン「SKYACTIV-X」が新型アテンザに搭載される可能性があります。

SKYACTIV-Xとはマツダ独自の着火方式「SPCCI」により、従来のガソリンエンジンと比較し20%~30%程度の燃費効率の上昇が図られた次世代ガソリンエンジンです。
マツダが開発した最新のディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」と同等以上の燃費性能となる革新的な技術となっています。

マツダの発表によるとこのSKYACTIV-Xの搭載は2019年から順次導入する予定となっていることから、新型MAZDA6にはSKYACTIV-Xに繋がる新たな技術が投入されると期待されています。

新型MAZDA6のモデルチェンジは魂動デザインやエクステリアに注目

MAZDA6

MAZDA6はマツダのフラッグシップモデルのため、モデルチェンジで革新的な技術を装備して登場する可能性が非常に高いです。
噂されているのが、直列6気筒の直噴ターボエンジンを採用すること、次世代の魂動デザインをエクステリアに採用すること、スポーツ性能をより引き出すフロントエンジンにリヤ駆動のFRを採用することです。
モデルチェンジは2025年以降が予想される、MAZDA6の進化に注目しましょう。