BMW iNEXT

BMW iNEXTは電気で動くクロスオーバーSUV!EVモデルならではの先進的デザインが魅力

BMW iNEXTの基本スペックやエクステリア・インテリア情報を紹介します。BMWのEVモデルとして2021年に登場するiNEXTは、新開発のポリゴナル・ステアリングホイールや曲面ディスプレイ、BMWインテリジェントパーソナルアシスタント等を搭載し先進装備が充実した一台です。

BMWの次世代EV車「iNEXT」の基本スペック

BMW iNEXTは、BMWグループが2018年秋にロサンゼルスモーターショー2018でワールドプレミアした「BMWヴィジョンiNEXT」の市販モデルのクロスオーバーSUVです。今のところ車名は未定で、「iNEXT」または「i5」が車名の有力候補。2021年に登場を予定しています。

BMWグループは2025年までに25車種の電動化モデルをラインナップする戦略を掲げており、12車種はEV車、13車種はPHVやハイブリッド車となる予定。現在開発が進められているBMW iネクストはそのうちの1モデルです。
2020年にデビューが予定されているBMW i4とパワートレインを共有する可能性が高く、1回の充電による航続可能距離は600km、レベル3の自動運転を実現します。

BMWがiNEXTのプロトタイプイメージを公開!

iNEXTのプロトタイプ画像

BMWが、次世代クロスオーバーEV「iNEXT」の最新プロトタイプが、砂漠地帯で耐熱テストを行う画像を公開しています。

iNEXTは1度の充電で最大600kmの航続距離を達成し、レベル3相当の自動運転を可能とする一台。キャビン内には新開発となるカーブディスプレイを採用したデジタルコックピットや多角形のステアリングホイール、音声アシストシステムの「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」などの多彩な装備を搭載します。iNEXTは2021年からドイツのディンゴルフィン工場で生産が進められる予定です。

BMWがCES2020でiNEXTに5Gテクノロジーを搭載すると公表

ラスベガスにて開催されたCES2020で、BMWはiNEXTに「5Gテクノロジー」を搭載することを明らかにしました。5Gテクノロジーはレベル3以上の自動運転に欠かせない技術で、その他快適機能やエンターテインメント機能の強化にも貢献。裏ウドベースのゲームやテレビ会議なども可能となっています。
最大100台のプロトタイプを生産して世界各地でのテストを行ったのち、正式な生産は2021年から、ドイツ・ディンゴルフィン工場で行われる予定です。

フランクフルトモーターショー2019でBMWが「ヴィジョンiNEXT」を出展

コンセプトカー「ヴィジョンiNEXT」(左)がフランクフルトモーターショー2019で発表

フランクフルトモーターショー2019で、BMW「ヴィジョンiNEXT」が新型EVモデルiNEXTを示唆するコンセプトカーとして出展されました。
ヴィジョンiNEXTのローズカラーのボディカラーを採用し、インテリジェンスパネルの役割を担う大型のキドニーグリルを搭載。切れ長のヘッドライトがスタイリッシュなエクステリアデザインです。左右のドアは観音開きとなっていてBピラーがありません。

ヴィジョンiNEXTでは手動運転の「ブースト」と自動運転の「イージー」の2つの走行モードを選択可能。ブーストモードをセレクトすると運転手主体のコックピットレイアウトとなり、イージーモードを選ぶとステアリングが後退し、広々とした空間へと切り替わります。
また、ヴィジョンiNEXTには「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載。「ハイ、BMW」と声をかけるとシステムが起動し、走行中もスマートかつ安全に操作できます。

BMWがついに新型EVモデル「iNEXT」のプロトタイプを正式に公開!

ついに公開されたBMW iNEXTのプロトタイプ。ボディはカモフラージュされているがメッキ加工のホイールなどは確認できる

独BMWは2019年8月20日、BMWのパイロットプラントで製造されているiNEXTの写真を初公開しました。
このパイロットプラントではBMW iNEXTのプロトタイプを最大100台製造し、生産開始までに完璧なEVモデルを用意するとのこと。第5世代電動パワートレイン「BMW eDriveドライブ」での航続距離は600km以上で、レベル3の自動運転技術を搭載します。なお、BMW iNEXTは2021年に量産を開始する予定です。

BMWの最高級クロスオーバーSUVであるiNEXTのエクステリアは大型のキドニーグリルが特徴的

BMWの新型iNEXTのエクステリアは、まだカモフラージュされたスパイショットのみが目撃されている状態です。低めに設計された車高は航続距離の延長に貢献。コンセプトと同じく薄型のヘッドライトが露出しており、大きなキドニーグリルが目をひきます。

BMW iNEXTはEVモデルのため、冷却目的ではなく自動運転に必要なインテリジェンスパネルとしての役割を担います。グリルが大型化されているのも必要なユニットを入れられるようにするためと考えられます。

BMW iNEXTのインテリアは未来を感じさせる新開発の装備が充実

BMW iNEXTは新開発となる「ポリゴナル・ステアリングホイール」を搭載する

BMW iNEXTのインテリアデザインも徐々に内容が明らかとなっています。
まず注目したいのは、BMWのレースカーにインスパイアされた多角形の幾何学デザインのハンドル「ポリゴナル・ステアリングホイール」を採用していること。一般的な円形のステアリングと比べ、操舵角を認識しやすく自動運転と手動運転の切り替えが容易となっているのが特徴です。ステアリング横の光ファイバーは、高度自動運転が利用可能かどうか、発光によって視覚的に運転手に伝える機能を備えます。

フロントから映したBMW iNEXTに搭載される大きな曲面ディスプレイ

BMW iNEXTの新開発デジタルコックピットには、マグネシウム製ブラケットで固定された大型曲面ディスプレイを搭載。曲面ディスプレイとすることで視認性・タッチ操作性を向上します。
また、情報のコントロール部分は助手席側からも確認できるようになっています。

車載コネクティビティシステムには、BMWインテリジェントパーソナルアシスタントを採用。「OK、BMW!」と声をかけるとシステムが起動し、音声アシストによって走行中でも安全に多彩な情報・機能を利用することができます。

BMW iNEXTはこれからのEV車市場を担うSUVモデル

BMWの次世代EVモデルとして登場するクロスオーバーSUVのiNEXT。デザイン・走り・居住性といった様々な側面でBMWが持つ最新技術が投入されています。これから成長するであろうEV車市場の担い手として根強いファンがつくことは想像に難くありません。
今後もBMW iNEXTの新情報や新しい画像が手に入り次第、詳しくお伝えしていきます。