メルセデス・ベンツのSUV全車種まとめ!GLBやEQCの登場は?
現在ベンツのSUVは、GLA、GLC、GLE、GLSの4車種に、1979年から発売されている本格オフローダーのGクラスを加えて、全5車種がラインアップしています。
発売されているGLA、GLC、GLE、GLS、Gクラスの5車種の基本スペックや内装の特徴、価格、AMGモデルについて紹介。
日本での発売が待ち遠しい「GLBクラス」やメルセデス・ベンツのEV専門ブランドEQから発売される「EQC」の最新情報もまとめました。
ベンツのSUVは全5車種!車名規則を覚えれば比較しやすい
現在発売されているベンツのSUVは、GLA、GLC、GLE、GLS、Gクラスの5車種です。
ただし、GLCとGLEには、SUVクーペも存在するため、別車種としてカウントし、全7車種としているサイトもあります。
アルファベットを羅列した車名のため、最初は混乱しやすいですが、メルセデス・ベンツブランドの車名規則を覚えればどんな車か想像しやすく、覚えるのも難しくありません。
ベンツのSUVは「G」又は「GL」で始まり、末尾はクラスを表す
現行型メルセデス・ベンツのSUVは、GまたはGLから始まります。Gクラスはやや事情が異なりますが、基本的に「GL」とついたらベンツのSUVを表すと覚えましょう。
現在はGLA、GLC、GLE、GLSなのSUVが存在しますが、1番右のアルファベットは、セダンなどと同じくクラスを表しています。例えばGLAなら「セダンAクラスに相当するコンパクトなSUV」という意味です。
セダンなどの基本モデル | SUV |
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A | GLA |
B | 未発売 |
C | GLC(旧GLK) |
E | GLE(旧M) |
S | GLS(旧GL) |
– | G |
なお、SUVに限りませんが、メルセデス・ベンツでは、四輪駆動車は「4MATC」のサブネームがつきます。ディーゼルは「d」、電気自動車は「e」、ハイブリッドは「h」で表現されます。
GLBクラス登場でベンツSUVは全クラスが揃い、充実のラインアップへ!
上記の表を見ても分かる通り、現在のベンツSUVのラインアップは、Bクラスに相当するモデル、つまりGLBが存在していません。
しかし、2019年4月の上海国際モーターショーで、コンセプトモデルのGLBがワールドプレミアされました。おそらく2019年後半か、2020年には一般発売されるでしょう。
GLBの誕生により、ベンツのSUVは、A、B、C、D、Sの全てのクラスが揃い、プラスして伝統あるオフローダーのGクラスも存在と、充実のラインアップになる予定です。
GLAクラスはAクラスをベースにした扱いやすいコンパクトSUV
メルセデス・ベンツSUVの中で、もっともコンパクトなのがGLAクラスです。2013年に登場した比較的新しいクロスオーバーSUVで、Aクラス(W176型)をベースに、ボディを一回りほど拡大しています。
GLAクラス発売の際には、ベンツ側から打診があり任天堂のマリオとコラボしたCMも日本限定で公開されました。ゲーム『マリオカート』にGLAが登場し、インターネット大会『メルセデスカップ』が開催されるなど、日本での注目度も高いモデルです。
GLAクラスのグレードは全3種類で、価格は414万円から!
2017年のマイナーチェンジ後、特別仕様車を除いたGLAクラスのグレードは「GLA 180」「GLA 220 4MATIC」「GLA 250 4MATIC」の3種類となりました。エントリークラスGLA180は駆動方式がFFのみで、価格は414万円からです。
ベース車のAクラスが2018年にW177型へフルモデルチェンジしているため、GLAクラスも2019年後半か2020年には新型が発売する可能性が高いでしょう。
全長 | 4,430mm |
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全幅 | 1,805mm |
全高 | 1,505mm |
ホイールベース | 2,700mm |
車両重量 | 1,480kg |
最低地上高 | 150mm |
最小回転半径 | 5.7m |
エンジン | 直列4気筒DOHCターボチャージャー |
排気量 | 1,595cc |
最高出力 | 90kW(122ps)/5,000rpm |
最大トルク | 200Nm(20.4kgm)/1,250~4,000rpm |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 電子制御7速AT |
乗員定員 | 5人 |
ハンドル設定 | 右 |
GLAクラスの内装はAクラスと共通点が多いスポーティーな仕上がり
GLAクラスの内装は、ベース車のW176型Aクラスと多くを共有しており、黒を基調としていて、スポーティーな印象に仕上がっています。
AMG GLA 45 4MATICは世界最大の出力を誇る2Lエンジンを搭載
メルセデス・ベンツAMGが手掛けるGLAのハイパフォーマンスモデルが「AMG GLA 45 4MATIC」です。
GLAは、AクラスをベースにしたコンパクトなクロスオーバーSUVですが、AMGモデルは2.0L直列4気筒ターボエンジンの381馬力、最大トルク48.4kgmのハイパワー。2.0Lクラスでは世界最大の出力を誇っています。
全長 | 4,460mm |
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全幅 | 1,805mm |
全高 | 1,500mm |
ホイールベース | 2,700mm |
車両重量 | 1,650kg |
最低地上高 | 140mm |
最小回転半径 | 5.7m |
エンジン | 直列4気筒DOHCターボチャージャー |
排気量 | 1,991cc |
最高出力 | 381PS/6,000rpm |
最大トルク | 475Nm/2,250~5,000rpm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 電子制御7速AT |
乗員定員 | 5人 |
ハンドル設定 | 右 |
GLCクラスは日本で1番人気のCクラスをベースにしたミドルサイズSUV
GLCクラスは、日本でもっとも人気が高いCクラスのSUV版といった位置づけで、2008年から2015年まで販売されていたSUVのGLKクラスの後継にあたります。
Cクラスと共通のプラットフォームを使用しており、欧州ではDセグメントに位置するミドルサイズSUVです。2017年にはGLCクーペも登場しました。
GLCクラスは気品ある外観でディーゼルやハイブリッドなどグレードが多様
GLCクラスのエンジンは、AMGモデルを除いてすべて直列4気筒ターボで、最高出力は200PS、トランスミッションは9速ATです。ディーゼルエンジン搭載モデル、プラグインハイブリッドモデルも存在します。
GLCのエントリーモデル「GLC200」は税込621万円~。決して安くはありませんが、メルセデスらしい洗練されたエクステリアは非常に魅力的で、JOCモード13.6km/LとこのクラスのSUVとしては燃費も悪くありません。
全長 | 4,660mm |
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全幅 | 1,890mm |
全高 | 1,645mm |
ホイールベース | 2,875mm |
車両重量 | 1,740kg |
最低地上高 | 180mm |
最小回転半径 | 5.7m |
エンジン | 直列4気筒ターボ |
排気量 | 1,991cc |
最高出力 | 135kW(184ps)/5,500rpm |
最大トルク | 300Nm(30.6kgm)/1,200~4,000rpm |
駆動方式 | FR |
乗員定員 | 5人 |
ハンドル設定 | 右 |
GLCクラスはCクラス譲りの安全装備や快適性も魅力!
GLCクラスはCクラス譲りのレーダー付き運転支援機能「インテリジェントドライブ」を標準装備し、SUVだからこその高いアイポイントと低重心による安定感が持ち味です。後部座席も広く、5人乗りファミリカーとして不満なく使えるでしょう。
GLCクラスのAMGモデルは43シリーズと63シリーズがラインアップ中
GLCのAMGモデルは、3.0リッターV6ツインターボエンジン搭載モデル「AMG GLC43 4MATIC」と2018年1月に追加された4.0リッターV8ツインターボエンジン搭載モデル「AMG GLC63 4MATIC+」「AMG GLC 63 S 4MATIC+」が存在します。
63シリーズの「S」はスポーツモデルの意味で、最高出力510PS/5500-6250rpm、0→100km/h加速は3.8秒。最先端のテクノロジーが投入されており、スーパーカー並のスペックを誇ります。
AMGのCLAクラスの価格は、896万円~1462万円です。
全長 | 4,670mm |
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全幅 | 1,930mm |
全高 | 1,640mm |
ホイールベース | 2,875mm |
車両重量 | 1,920kg |
最低地上高 | 180mm |
最小回転半径 | 5.9m |
エンジン | V型6気筒ツインターボエンジン |
排気量 | 2,996cc |
最高出力 | 367PS/5,500~6,000rpm |
最大トルク | 520Nm/2,000~4,200rpm |
駆動方式 | 4WD |
乗員定員 | 5人 |
ハンドル設定 | 右 |
GLEクラスは2019年に新型が国内発売した注目の高級SUV
GLEクラスは、セダンのEクラスに相当する高級SUVで、かつては「Mクラス」と呼ばれていました。2014年のメルセデス・ベンツ社の車名規則変更を受けて、2015年に正式に「GLEクラス」と改名しています。
新型GLEクラスはプラットフォームを刷新し、日本仕様は3列シート7人乗りへ!
新型GLEクラスのスペックを紹介します。
新型GLEは、エンジンやプラットフォームを刷新しており、3列シート7人乗りもオプション設定されます(日本では全車3列シートが標準装備)。最新技術を惜しみなく投入し、生まれ変わったGLEと言っても過言ではありません。
欧州・北米では「GLE 350 4MATIC」「GLE 450 4MATIC」が現在ラインアップしており、今後クリーンディーゼル、プラグインハイブリッドを追加していくことが決定しています。
日本国内では2019年6月19日にMクラスから数えて4代目となる新型GLEクラスが発売されました。旧型のGLEの価格は896万円からでしたが、発売時のラインアップで1番低価格だった「GLE 300 d 4MATIC」でも940万円(消費税10%含む)、約1000万円台のプレミアムSUVとなっています。
全長 | 4,924mm |
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全幅 | 1,947mm |
全高 | 1,772mm |
ホイールベース | 2,995mm |
車両重量 | 2,220kg |
エンジン | 直列6気筒DOHCツインターボエンジン |
排気量 | 2,996cc |
最高出力 | 367PS/5,500~6,100rpm |
最大トルク | 500Nm/1,600~4,000rpm |
駆動方式 | 4WD |
駆動方式 | 9速AT |
乗員定員 | 5人(7人) |
ハンドル設定 | 右 |
新型GLEクラスの内装は高級感に溢れ、ラゲッジルームも広い!
新型GLEは、3代目GLEクラスに比べてホイールベースを80mm延長しており、車内空間がより広くなりました。
内装・インテリアは、ラグジュアリーかつ機能性抜群。「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載し、語りかけるだけで目的地までのナビゲーションや室温調整ができます。マッサージ機能も搭載されており、ドライバーの負担を最小限する工夫に溢れています。
新型GLEのAMGモデルは2020年以降に登場予定
新型GLEクラスのAMGモデルは、2020年以降に登場予定です。
これまで通り3.0リッターV6ツインターボエンジンの43シリーズ、4.0リッター V型8気筒ターボエンジンの63シリーズにプラスして、マイルドハイブリッドの「AMGGLE 53 4MATIC +」が追加されることが決定しています。
GLSクラスはGクラスと並ぶメルセデスのフラグシップSUV
GLSクラスは、7人乗りのプレミアムSUVで、メルセデス社は「ファーストクラスSUV」と銘打っています。以前は「GLクラス」の名前でしたが、フラグシップセダンSクラスに倣い「GLSクラス」へと車名を変更しました。
GLS(旧車名GL)は、本来はGクラスと置き換えるために誕生させたモデルですが、今はそうした話は聞きません。プレミアムで都会派のGLSと本格オフローダーのGクラスと棲み分けし、どちらもメルセデス・ベンツのフラグシップSUVと考えた方が良いでしょう。
新型GLSクラスが2019年4月NYモーターショーで初披露
新型GLS(X167型)クラスは、2019年4月17日のニューヨークモーターショーで初披露されています。ドイツ本国での発売は2019年後半、日本では2020年の見込みです。
新型GLSクラスは、全長5207mm×全幅1956mmと現行型よりもボディサイズを拡大し、ホイールベースも60mmほど延長させています。
最上位グレードでは、4.0LのV8ガソリンツインターボに、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせるメルセデス・ベンツ初の試みを行います。トランスミッションは全モデル9速ATの予定です。
現行型GLSクラス(X166型)は7人がゆったり乗れる最大クラスのSUV
現行型GLSクラスは全長5.1m×全幅1.9mのビックサイズで、7人で乗っても全員が快適にゆったりと過ごせます。他の輸入車メーカーの大型SUVと比較しても、トップクラスの大きさを誇っています。
内装はメルセデス・ベンツが「ファーストクラスSUV」を謳う通り、Sクラスと同等の上質さと洗練されたデザインで、当然「インテリジェントドライブ」など最先端の運転支援機能も付いています。
エントリークラスでも3.0LのV型6気筒ディーゼルターボエンジンで、最高出力は258PS・最大トルクは620Nm、価格は1113万円からです。
全長 | 5,130mm |
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全幅 | 1,935mm |
全高 | 1,850mm |
ホイールベース | 3,075mm |
車両重量 | 2,540kg |
最低地上高 | 200mm |
最小回転半径 | 5.7m |
エンジン | V型6気筒ディーゼルターボ |
排気量 | 2,986cc |
最高出力 | 190kW(258ps)/3,400rpm |
最大トルク | 620Nm(63.2kgm)/1,600~2,400rpm |
駆動方式 | 4WD |
乗員定員 | 7人 |
ハンドル設定 | 右 |
AMG GLS 63 4MATICは高い走行性能と快適性を融合させたモデル
ベンツの最上級SUVである現行型GLSクラスのAMGは、5.5リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は585PS、最大トルクは760Nmとまさに圧巻のスペックを発揮。
ただし、あくまでGLSはラグジュアリーモデルですので、自然な加速でパワーを持て余したような乱暴な走りはしません。
なお、日本での発売は未定ですが、新型GLSの『AMG GLS63』は、4.4リットルV型8気筒と排気量はダウンしていますが、最高出力600PS、最大トルク900Nm、新プラットフォームにより車両重量は100kgほど軽量化される見込みです。
全長 | 5,160mm |
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全幅 | 1,980mm |
全高 | 1,850mm |
ホイールベース | 3,075mm |
車両重量 | 2,610kg |
最低地上高 | 200mm |
最小回転半径 | 5.7m |
エンジン | V型8気筒ツインターボエンジン |
排気量 | 5,461cc |
最高出力 | 585PS/5,500rpm |
最大トルク | 760Nm/1,750~5,250rpm |
駆動方式 | 4WD |
乗員定員 | 5人 |
ハンドル設定 | 左 |
Gクラスは2018年に39年ぶりのフルモデルチェンジをしたベンツ伝統のSUV
Gクラスは、1979年からの歴史を持つメルセデス・ベンツ伝統のSUVです。軍用車両ゲレンデヴァーゲンの民生版として誕生している本格オフローダーで、世界中に愛好家がいます。日本でも芸能人やスポーツ選手の愛車として取り上げられる機会が多い車です。
Gクラスはディーゼルモデル「G350d」を追加設定し、ラインアップを充実中
2018年6月に発売した新型Gクラスは、旧型よりボディサイズを一回り拡大したものの、アルミニウムや超高張力スチールの採用により、室内の拡張と軽量化の両方に成功しています。
フロントに独立懸架ダブルウィッシュボーン、リアにリジッドサスペンションを搭載し、高い悪路走破性を維持したまま、オンロードでの操縦性を大きく向上させています。
日本発売グレードは、G550とAMG G63の2種類でしたが、2019年4月にはディーゼルモデル「G350d」を追加し、ラインアップを拡大しました。
全長 | 4,606mm |
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全幅 | 1,931mm |
全高 | 1,969mm |
ホイールベース | 2,890mm |
エンジン | DOHC直列6気筒ターボエンジン |
排気量 | 2,952cc |
最高出力 | 210kW(286ps)/ 3400-4600rpm |
最大トルク | 600Nm(61.2kgm)/1,200~3,200rpm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 9速AT |
乗員定員 | 5人 |
ハンドル設定 | 右 |
Gクラスの内装はデジタルディスプレイ装備で大きくイメチェン!
モデルチェンジしたGクラスは内装を大きく変更しており、2枚の12.3インチワイドディスプレイはとても先進的な印象で、操作のためのタッチコントロールボタンは、ステアリングにも存在します。
また、メルセデス・ベンツで多くのクラスに採用されているセンターコンソールのタッチパットも完備しています。
メルセデスの運転支援機能「インテリジェントドライブ」も標準装備し、縦列駐車のサポートや適切な車間距離の維持など、ドライバーの負担を軽減してくれる機能が揃っています。
AMG G 63は2000万越えの真のモンスターマシン
「AMG G 63」は、4.0リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載しており、最高出力585PS、最大トルク850Nmを発揮しています。このハイパワーで、0-100km/h加速は4.5秒のまさにモンスターマシン。価格は2000万円を超えています。
全長 | 4,665mm |
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全幅 | 1,985mm |
全高 | 1,975mm |
ホイールベース | 2,890mm |
エンジン | DOHC V型8気筒ツインターボチャージャー付 |
排気量 | 3,982cc |
最高出力 | 430kW(585ps)/ 6000rpm |
最大トルク | 850Nm(86.7kgm)/2,500~3,500rpm |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 9速AT |
乗員定員 | 5人 |
ハンドル設定 | 右/左 |
EQCはベンツ初の電気自動車SUV
EQとは、メルセデス・べンツが新たに立ち上げた電気自動車専門ブランドです。このEQから最初に発売されるのがクロスオーバーSUVの「EQC」です。
EQCはベンツらしい走りが味わえるEV車
ベンツの電気自動車EQCは、GLCと同じくCクラスベースにしていて、生産工場もGLCと同じドイツのブレーメン工場です。全長4,76mm、全幅1884mm、全高1,624mmとGLCよりも全長や全高がやや大きくなっています。
EQCは、床下に80kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載した4WDで、1回の充電での航続距離は400km。そのうえで最高出力は408PS、最大トルクは765N/m、0-100km/h加速は5.1秒と高い走行性能を兼ね備えています。
欧州では71281ユーロ(約880万円)で受注を開始し、2019年7月には日本市場へも導入されました。デビュー記念の特別仕様車「EQC Edition1886」は限定55台で価格は1200万円で、納車は2020年春の見込みです。
【2019年に登場予定】GLBクラスは日本ユーザーにも嬉しい本格SUV
メルセデス・ベンツは、2019年4月の上海国際モーターショーでGLBのコンセプトモデルを世界初公開しました。GLBはGLAとGLCの中間に位置するモデル、セダンでいうBクラスに相当する車という位置づけです。
新型GLBはスクウェアスタイルが特徴で3列7人乗りもあり!
上海モーターショーでワールドプレミアされたコンセプトGLBは、Gクラスのコンパクト版を意識したようなスクエアデザインが特徴です。
ボディサイズは、全長4634mm、全幅1890mm、全高1900mm。全長・全幅はGLCとほぼ同じで、全高は255mm高くなっています。ホイールベース2,829mmで、3列シート7人乗りも可能です。
これまで日本の公道で走らせやすいのはGLAとGLCでしたが、GLBクラスが市販化されれば日本ユーザーの選択肢は大きく広がることになります。
ベンツのSUVはフルモデルチェンジや新型車登場など目が離せない!
世界的なSUVブームを受けて、メルセデス・ベンツは毎年のようにSUVの新型車発売やフルモデルチェンジを実施しています。国内自動車メーカーも含めて、実はメルセデス・ベンツが日本で1番SUVの種類が多いブランドです。
GLAクラスは414万円から、GLCクラスは621万円からの価格設定で、この2車種は日本でも扱いやすいサイズとして人気があります。両車の中間に位置するGLBクラスが発売されれば、ますます「ベンツのSUV」という選択肢を考えるユーザーが増え、注目度が増すでしょう。