ベンツGLEのモデルチェンジ

GLEクラスが2019年のモデルチェンジで48Vマイルドハイブリッド車・PHEVも発売の可能性

GLEクラスのモデルチェンジに関する最新情報。2019年に発売が予定されるメルセデス・ベンツの主力SUVの新型モデルは、次世代プラットフォームMHAを導入する事で3列シート7人乗りモデル設定を可能とします。追加販売される見込みの48Vマイルドハイブリッド車や、PHEVについても紹介します。

GLEクラスが2019年のモデルチェンジで48Vマイルドハイブリッド車・PHEVも発売の可能性

フルモデルチェンジによって誕生する新型「GLE」は3列シート・7人乗りの追加設定を可能とし、48Vマイルドハイブリッド車もラインナップ

メルセデス・ベンツは2018年10月1日に行われた、パリモーターショー2018のプレビューイベント「Meet Mercedes」で、同社の上級クロスオーバーSUVである「GLE」の新型モデルを披露しました。

中古車市場でも人気の高いGLEシリーズの新型モデルの誕生は2019年に予定されています。もともとはMクラスという車名で販売されていた車が、GLEへと名称を変更してから初めて実施するモデルチェンジという事もあって注目を集めています。

今回のフルモデルチェンジによって新型「GLE」は、MHAプラットフォームを採用してホイールベースを伸ばして3列シート7人乗りモデルのオプション設定を可能とします。また、48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するモデルのラインナップも予定しています。その他の新型「GLE」に関する情報を予想も交えて紹介します。

GLEクラスの新型モデルの発売は2019年?ルーツ車である3代目Mクラスの誕生から、およそ8年のタイミングでフルモデルチェンジを行う可能性が高い

メルセデス・ベンツのGLEクラスの新型モデルは、2018年10月4日~10月15日までの期間中に開催されるパリモーターショーにて一般公開されて、欧州・アメリカ市場で2019年初頭に先行発売され
日本市場での発売は同年の後半になると予想します。

W166型・初代GLEクラスは、2011年にデビューした3代目Mクラスが2015年にビッグマイナーチェンジを行った際に車名を変更して誕生した後継モデルです。

2019年に行われる可能性の高いGLEクラスにとっては初めてのフルモデルチェンジは、そのルーツである3代目Mクラスの誕生から数えると約8年のタイミングとなります。

フルモデルチェンジで誕生する新型GLEクラスは新たなデザイン哲学「Sensual Purity(官能的な純粋さ)」を追求しながら空力特性も向上

2019年と予想されるフルモデルチェンジで誕生する新型GLEクラスのエクステリアは、メルセデス・ベンツの新たなデザイン哲学「Sensual Purity(官能的な純粋さ)」を追求しながらも、フロントスポイラー等のエアロパーツを配置して空力特性の向上も目指します。

メルセデス・ベンツ新型GLEのフロントグリルベンツ新型GLEの角形のフロントグリル

フロントビューを象徴する8角形のフロントグリルは、クロームメッキラインをワイド化して、ラグジュアリーSUVに相応しいタフで華やかな印象に仕上げます。

メルセデス・ベンツ新型GLEのヘッドライトメルセデス・ベンツのアイデンティティーを感じるヘッドライト

新型GLEクラスのフロント・リヤに装備するランプは、直線と曲線を大胆に組み合わせたブランドデザインを採用します。

メルセデス・ベンツ新型GLEのルーフレール力強いルーフレールも新型GLEのアピールポイント

アクセサリーの追加をサポートするルーフレールは、新型GLEの躍動感と高級感が内在する雰囲気にマッチしていてスタイリッシュです。

メルセデス・ベンツ新型GLEのサイドビューホイールベースは約80mm延長され後席の居住性も増した

次期GLEクラスのホイールベースは、現行モデルよりも80mmほど拡張されます。同車はそれに伴って、オプションで7人乗り・3列シートの設定も可能として、拡大する大人数で乗れるSUVニーズに対応します。

メルセデス・ベンツ新型GLEのリヤビューリヤガラスが傾斜したクーペスタイルSUVが増える中でGLEは王道のSUVスタイルを貫く

テールゲートスポイラーやルーフスポイラー等のエアロパーツを設置し、ダックテールスポイラーを大型化して、エアロダイナミクス性能を追求する新型GLEクラスは、空気抵抗係数であるCd値を現行モデルの0.32から0.29に低減させて、同セグメントの最高数値を実現させます。
新型GLEクラスが採用する空気抵抗を最大限に低減できるボディ設計は、燃費性能の向上・風切り音の抑制にも効果的です。

2019年誕生予定の次期GLEクラスは48VマイルドハイブリッドやPHEVもラインナップしてパワートレインをマルチ展開させる見込み

GLEはメルデス・ベンツが長年培ってきた技術を積極的に導入したアウトドア走行を本格的に楽しめるラグジュアリーSUVです。

現行モデルのW166型は、電子制御9速A/TトランスミッションにDOHC V型6気筒ターボエンジンや、DOHC V型8気筒ツインターボエンジンを組み合わせたディーゼル車とガソリン車をラインナップしています。

2019年に誕生予定の新型GLEクラスは、バージョンアップを行ったそれらエンジンに48V電源とISG(インテグレーテッド・スターター・モーター)を組み合わせたマイルドハイブリッド車と、充電設備を搭載させるPHEVもラインナップさせる見込みです。

新型GLEでも発売予定のAMGモデルでは、厳しさを増す燃費規制に応えるために現行モデルよりもダウンサイジングされた4.0Lツインターボチャージャーエンジンを搭載する見込みです。

メルセデス・ベンツからは、PHEVはラインナップさせてはいるもののEV走行時の航続距離は、他車と比較して優位性があるとは言えないのが現状です。次期GLEにPHEVモデルが追加設定された場合には、どれだけ航続距離を伸ばしているのかにも注目が集まります。

新型GLEのインテリアは「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」等のハイテク装備が充実

メルセデス・ベンツ新型GLEのインフォテインメントシステム新型ベンツGLEはMBUXを搭載した最新インフォテインメントシステムを用意

2019年の発売が予想されている次期GLEクラスは、先にモデルチェンジが行われたAクラスが導入した最新インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」のアップデートヴァージョンを搭載します。

MBUXは、AR(拡張現実)ナビゲーションやボイスコントロールに対応し、乗員のジェスチャーや声でマルチな機能を操作する事が可能です。

メルセデス・ベンツ新型GLEのデジタルコックピット2つの12.3型ディスプレイを配置したデジタルコックピット

新型GLEクラスは、ドライバーの正面に配置する2つの12.3インチ高精細ワイドディスプレイを融合させ、デザイン力によってダッシュボード・センターモニター等の水平ラインを強調してデジタルコックピットを完成させます。

メルセデス・ベンツ新型GLEの空調システム空調システム・操作スイッチ

新型GLEが採用する空調システムや操作スイッチは、ラグジュアリーSUVに相応しいスタイリッシュで高級感のある仕上がりです。

メルセデス・ベンツ新型GLEのセンターコンソールボックス開放間のあるデザインを採用するセンターコンソールボックス

運転席と助手席の間に設置するセンターコントロールボックスは、開放感のある先鋭的なデザインを採用して機能性も追求します。

メルセデス・ベンツ新型GLEのステアリングホイールパドルシフトが搭載されているステアリングホイール

次期GLEはステアリングを握ったままでマルチ操作を可能とするパドルシフトを搭載します。

メルセデス・ベンツ新型GLEのセカンドシートマッサージ機能などを搭載する新型GLEのセカンドシート

新型GLEが採用するシートは、マッサージ機能や乗員の微妙な姿勢の変化に合わせてシートクッションと背もたれが動いて適切なサポートシステムを実現させる「ENERGIZING seat Kinetics」を搭載する見込みです。

通常時の荷室容量が825リットルである同車は、リヤシートを倒せば荷室容量を倍以上の最大2055リットルにまで拡げる事ができます。

次期フルモデルチェンジで誕生するGLEは「Road Surface Scan」や「E-Active Control」等の先進技術によって安全性を飛躍

次期フルモデルチェンジで誕生するGLEは、アクテイブ・ステアリング・アシスト等の最新の運転支システム「ADAS」を搭載するだけではなくて、E‐Active ControlやRoad Surface Scanも導入する事によって安全性を飛躍させます。

オフロード走行中にスタックしてしまった際に効果を発揮する「E‐Active Body Control」は、走行中に発生するエネルギーを有効活用し、エアサスペンションダンパーの各輪を独立制御できるシステムを構築させて、車体を上下に振動させて脱出をサポートします。

同システムには、カーブの侵入部付近では車体をバイクのように内側に傾けてロールを抑える事で安定走行を実現する効果も備わります。

走行時に前方路面をスキャンする「Road Surface Scan」は、あらかじめ走行する路面の起伏状況を把握して、事前に縦揺れを吸収できるシステムを発動してコンフォート特性を向上させます。

次世代SUVのプラットフォーム「MHA(モジュラー・ハイ・アーキテクチャー)」を採用する新型GLEのホイールベースは約80mm拡張

メルセデス・ベンツのクロスオーバーSUV向けの新世代プラットフォーム「MHA(モジュラー・ハイ・アーキテクチャー)」を採用する見込みの新型GLEクラスは、車体の軽量化とボディサイズの拡大を同時に実現させます。

最新のプラットフォームの基で開発される次期GLEクラスのホイールベースは現行モデルよりも80mmほど延長され2,995mmとなります。それに伴って2列目シートの下部スペースは最大で69mm、上部スペースは最大で33mm拡大します。
室内空間が拡充された事で、新型GLEはオプションで3列シート・7人乗りモデルの設定が可能となります。

次期フルモデルチェンジで新型GLEクラスに48VハイブリッドモデルやPHEVモデルが登場すればクラストップレベルの低燃費が実現される可能性が高い

「642型3.0L DOHC V型6気筒ディーゼルターボエンジン」を搭載するGLEの現行モデルの燃費はJC08モード比で12.9km/Lです。

次世代プラットフォームを採用してボディの軽量化を図る次期GLEクラスは、12.9km/Lを超える低燃費を実現すると思われます。

現行モデルではラインナップされていない48Vマイルドハイブリッドモデルや、PHEVモデルが発売されるとなれば、燃費は15km/Lを超えて同クラスのSUVでトップレベルの低燃費を実現する可能性が高いです。

2019年発売予定の新型GLEクラスの価格はライバル車であるBMW「X5」を意識

メルセデス・ベンツの主力車種となったGLEクラスの日本での販売価格は878万円からです。グレードアップした「MBUX」や「E‐Active Control」等の安全装備を充実させる新型モデルの価格は、現行型よりもアップする事が見込まれます。

GLEクラスのライバル車であるBMW X5シリーズの日本での販売価格は920万円からです。2019年に発売が予想される新型GLEの価格は、その値を意識すると思われます。仮に超えるとしても、両車の価格差には大きな開きはないと予想します。
またメルセデス・ベンツは2019年1月に価格改定を行います。GLEも2018年12月31までの販売価格と2019年1月からの販売価格が違うので注意しましょう。

メルセデス・ベンツGLEの2018-2019年の販売価格
GLEのグレード 2018年までの販売価格 2019年からの販売価格
GLE 350 d 4マチック 8,780,000円~ 8,960,000円~
GLE 350 d 4マチック(本革仕様) 9,390,000円~ 9,580,000円~
GLE 350 d 4マチックスポーツ 9,750,000円~ 9,950,000円~
メルセデスAMG GLE 43 4マチック 11,660,000円~ 11,890,000円~
メルセデスAMG GLE 63 S 4マチック 17,590,000円~ 17,940,000円~

GLEクラスのモデルチェンジによって2019年は3列シート7人乗りが可能なミドルクラスのラグジュアリーSUV市場の競争は激化

2019年にフルモデルチェンジを行って誕生予定の次期GLEクラスは、新たなプラットフォームを導入してホイールベースを延長させる事で、3列シート7人乗りを可能とします。その他にも、安全装備やコネクティビリティも充実させる新型GLEクラスは、更なるハイスペックな車へと進化します。

GLEクラスのライバルであるレクサス「RX」やBMW「X5 」からも3列シート・7人乗りモデルはラインナップしています。新型GLEクラスも3列シート設定で7人乗りが可能とするモデルも発売させる事で、ミドルクラスのラグジュアリーSUV市場の競争は激化します。