スペーシア/スペーシアカスタムの内装のデザイン・居住性・使い勝手はどう?グレードごとに紹介
スズキから販売されている軽トールワゴン「スペーシア(Spacia)」と「スペーシアカスタム(Spacia Custom)」の内装を、コックピットやシートインテリア、ラゲッジルームなどに注目して紹介します。
スペーシア/スペーシアカスタムは2013年に初代モデルを発表し、2017年にはフルモデルチェンジを経て2代目へと移り変わりました。2代目スペーシアはマツダにOEM供給し、フレアワゴンが姉妹車として販売されています。
品の良さが感じられるスクエアなフォルムが特徴的なスペーシア・スペーシアカスタムには、女性好みのボディカラーが多くラインナップしています。さらにスライドドアなため小さな子供のいる家庭にぴったりなファミリーカーとしても人気です。今回は外装だけでなく、スペーシアとスペーシアカスタムの内装の特徴についても詳しく見ていきましょう。
SUZUKIスペーシアのコックピット・シートにはブラックやベージュを採用!アクセントカラーの赤がポイント
新型スペーシアの内装には、ハイブリッドXとハイブリッドGそれぞれに異なる内装色・シートデザインが設定されています。
インパネ周りはオフホワイトで、ドアトリムやエアコンルーバーにさりげなく赤をアクセントに加えている点は共通しています。この赤のアクセントカラーがスペーシアの遊び心を表現していて、ドライバーをワクワクさせてくれます。
ハイブリッドXはベージュカラーの明るい内装が特徴
スペーシアのハイブリッドXの場合、内装色はナチュラルなベージュカラーが標準装備となります。開放感のある明るい室内空間を演出でき、乗る人全員がゆったりとくつろげます。
ハイブリッドGは大人のスタイルが楽しめるブラックの内装が特徴
スペーシアのハイブリッドGでは内装色はブラックが設定されます。落ち着きのあるシックなスタイルで大人っぽいデザインです。
新型スペーシアカスタムのコックピット・シートは大人っぽいブラックカラー!グレードごとに本革とファブリックがラインナップ
グローブボックスもブラックで統一されたスペーシアカスタムの内装
スペーシアカスタムの内装色は全グレードがブラックで統一されています。スペーシアのインパネ周りはオフホワイトですが、スペーシアカスタムではピアノブラックとなっています。HYBRID XS TURBO / HYBRID XSにはレザー調のシートが採用されており、サイドには赤のステッチが施されています。
スペーシアカスタムハイブリッドGの柔らかい座り心地のファブリックシート
スペーシアカスタムのHYBRID GSにはファブリックシートが装備されています。レザー調シートとはまた違った風合いですが、こちらも大人っぽくスタイリッシュな内装シートです。
風量調整可能なエアコンルーバーとスリムサーキュレーターで常に快適な室温をキープ!
車内にはオートエアコンが完備され快適に過ごせる
スペーシアとスペーシアカスタムにはそれぞれエアフィルター付きのオートエアコンが標準装備されています。エアコンルーバーはつまみを回せば簡単に風量をコントロールすることが可能です。
スリムサーキュレーター車内の空気を循環
スペーシアのHYBRID X、スペーシアカスタムのHYBRID XSターボとHYBRID XSには、空気を循環させて車内全体の温度を適温に保つスリムサーキュレーターを標準搭載しています。冬場や夏場に起こりがちなフロントとリアの間の温度差を少なくしてくれます。居住性に影響しないようコンパクトな作りとなっているのもポイントです。
スペーシアは充実した内装が魅力で運転席シートヒーターも全車に標準装備する
運転席シートヒーターとリヤヒーターダクトはスペーシアとスペーシアカスタム全車に標準装備されています。助手席シートヒーターはハイブリッドGを除く全車に標準装備となっていて、冷えが気になる秋冬のドライブも暖かく快適に楽しめます。
スペーシアカスタムのHYBRID XSターボにはパドルシフトとクルーズコントロールシステムを標準装備!
パドルシフトとクルーズコントロールは「スペーシアカスタム ハイブリッドXS」のみの特別装備
スペーシアの中でも特にエネルギッシュな走りが楽しめるスペーシアカスタムのハイブリッドXSターボ。ハイブリッドXSターボだけに標準装備される機能として、パドルシフトとクルーズコントロールシステムがあります。
パドルシフトは本格的なスポーツ走行を体感できるシフト操作機能です。クルーズコントロールシステムでは約45km/h〜100km/hの範囲で設定した速度を維持できるので、高速道路を運転する際にドライバーの疲労感をグッと減らせます。
新型スペーシア/スペーシアカスタムの広いラゲッジルームは自転車の積み下ろしもラクラク行える!
スペーシアとスペーシアカスタムは、地上からテールゲート開口部までの距離が510mmと低床設計となっています。開口部も広いので重量のある大きな荷物でもスムーズに積むことができます。
また、スペーシアのハイブリッドGを除く全てのグレードにはリヤシートスライド機能が付いているので、荷室側のバックドアを開けるだけで積載作業が可能となっています。
スペーシアはシートアレンジでフルフラットも可能
スペーシアもスペーシアカスタムもシートアレンジが多彩で、載せる荷物や乗車人数に応じて様々な使い方ができます。フルフラットにして車内でくつろいだり、車中泊に利用するのもOKです。
スズキの新型スペーシア/スペーシアカスタムは高い安全性能が認められている
スペーシアはヘッドアップディスプレイや全方位モニターを装備して高い安全性を持つ軽自動車
スズキ独自の予防安全技術「スズキ・セーフティ・サポート」を搭載する新型スペーシアと新型スペーシアカスタムは、2017年度のJNCAP予防安全性能アセスメントにおいて最高ランクの「ASV++」を獲得しています。
スズキ・セーフティ・サポートの一部であるヘッドアップディスプレイ・「進入禁止」などの標識認識機能・車両を真上から見下ろすような俯瞰映像を表示する全方位モニター用カメラはメーカーオプションで注文時に装着が可能です。
新型スペーシアとスペーシアカスタムに装着可能なおすすめオプションアイテム・機能は?
6種類のカスタムカラーパネルで車内のイメージを一新
新型スペーシア・スペーシアカスタムのインパネアッパーボックスパネル・インパネカラーパネル・ウィンドースイッチガーニッシュのカスタムパーツは、ライトブルー・ピンク・ブラウン・グリーン・ガンメタ・ネイビーの6色がラインナップしています。自分が描くイメージに合わせて自由に内装のドレスアップが可能です。
ライトカスタムならインパネデカールがおすすめ
カラフルでおしゃれなインパネデカールは全部で6タイプが用意されていて、個性的なインテリアを目指したい方にぴったりのオプションアイテムです。ボディに装着するサイドデカールと合わせてカスタムするのがおすすめです。
シートカバーはアイボリーやデニム、ブラウンにブラックと幅広いデザインが展開しています。素材も革調やファブリックなど様々ですが、ブラックはカスタム用となっています。
フロアマットのラインナップも多彩で、標準仕様とカスタムそれぞれにマッチしたデザインが設定されています。中でもフロアマット(ジュータン)のアンティグレーとサキソニーはそれぞれ抗アレルゲン・抗菌・防臭加工が施されており、車内を清潔に保つことができます。
スペーシアとスペーシアカスタムの内装はおしゃれな上に家族が喜ぶ充実装備が揃っている
スズキの新型スペーシアシリーズの内装は見た目の良さと実用性を兼ね備えていて、競争率の高い軽自動車市場においても一定数売れている理由がよく分かります。安全性能にも力を入れており、スズキ・セーフティ・サポートを標準装備(一部メーカーオプションで装着可)するなど家族全員が安心してドライブを楽しめるファミリーカーとして活躍してくれます。ヘッドクリアランスはどちらも広く確保されているので、身長の高い方が乗車しても十分に余裕があります。
また、スペーシア・スペーシアカスタムともにドレスアップ用のインテリアパーツも豊富に揃っているので、カスタム好きにもおすすめのモデルです。内装をおしゃれに改造すれば、スペーシアとのカーライフがより楽しいものとなるでしょう。