世界の自動車メーカー・ブランド

世界の自動車メーカー一覧 欧州・アメリカ・アジアなど25か国のブランドを解説

世界の自動車メーカーをまとめて調べるなら。VWグループ・GMグループなどの傘下関係、各国を代表するブランドの歴史と特徴を国別にわかりやすく整理して紹介しています。

スイスの自動車メーカー・ブランド一覧

ドイツ、フランス、イタリアなどの自動車王国に囲まれているスイス。毎年春に開催されるジュネーヴ・モーターショーは世界5大モーターショーの一つであり、欧州を代表する交通博物館も存在します。

モンテヴェルディ

1967年から1982年に稼働していたスイスの高級車ブランド。1970年代には日本でも輸入販売されていた。F1参戦経験もあり、欧州最大級のスイス交通博物館にも展示車両がある。代表車種は「ハイスピード」シリーズ。

Monteverdi ハイスピード375

ミッドシップスポーツカー モンテヴェルディ・ハイ450SS

ルブラン

スイス・チューリッヒに拠点を持つスーパーカーブランド。ルブラン・キャロラインは0-100km/h加速が約2.6秒という俊足を誇り、公道走行も可能なモデルとして知られる。

Leblanc Caroline GTR

リンスピード

1979年設立のスイスのチューニングデザイナー兼自動車メーカー。ジュネーブモーターショーに出展するコンセプトカーを多数手がけている。スキューバダイビング可能な水陸両用車、ドローン付き自動運転車などのユニークな提案で知られる。

世界初、潜水可能な車SQUBA 2008年のジュネーブモーターショーで公開

ドローンのヘリポート付き自動車ΣTOS

スバッロ

1970年設立のカロッツェリア(ボディのデザインや製造が主な会社)。ジュネーブモーターショーには45回以上出展。創始者フランコ・スバッロ氏は独自の自動車制作学校を創立するなど後進の育成にも熱心に取り組んだ。

SBARRO チャレンジ

スバッロ エスペラESP 9

マイクロモビリティシステム

レトロ可愛い小型電気自動車マイクロリーノを開発・製造するスイス企業。デザインは1950年代の人気車イセッタがモチーフ。家庭用コンセントで充電可能で、欧州都市部での活用を見込んで開発された。

2016年ジュネーブモーターショーで初披露されたMicrolino

ロシアの自動車メーカー・ブランド一覧

日本ではあまり馴染みのないロシア車ですが、「飾り気のない無骨デザインが良い!」とソ連時代の旧車には熱心なマニアも存在します。

アフトヴァース

ロシア最大手の自動車メーカー。自社ブランドは「ラーダ」。元祖SUVともいうべきラーダ・ニーヴァで知られている。1961年にアメリカと国交を断絶(その後正常化)したキューバでは、アメ車旧車とともにソ連時代のラーダ車が多数活躍していた。

ラーダ・グランタ(乗っているのはウラジーミル・プーチン氏)

四輪駆動車として人気のラーダ・ニーヴァ 1977年の発売以来フルモデルチェンジなし 生きた化石とも言われる

ワズ(UAZ)

1941年に設立されたロシアの自動車メーカー。元は軍事車両の製造拠点というロシアらしい歴史を持つ。ソ連時代を思わせる無骨な四輪駆動車や飾り気のないバンやトラックが根強い人気を誇る。

UAZの中型SUVパトリオット

UAZハンター

UAZ-452

ジル(ZIL)

1916年設立、2012年に自動車製造から撤退したロシアの高級車メーカー。政府要人向けのリムジンも手掛けていた。1940年代にはアメリカの高級ブランド・パッカードのプレス型を譲渡され、見た目そっくりの車を製造したことも。

大統領や政府要人が搭乗するZIL-4112R

ガズ(GAZ)

1929年に米国フォードとソビエト連邦の共同会社として前身のNNAZが設立(1932年に現社名に)。フォードAAをベースにしたGAZ-AAなどを製造し、1950年代には中型セダンのヴォルガが庶民の憧れの車となった。

GAZ-AA

GAZ-21ヴォルガ

カマズ(KAMAZ)

1969年設立。トラックやバスを製造するロシア企業。ダカールラリーでも複数の優勝経験を持ち、悪路走破性に定評がある。東欧や中東、中国、北アフリカなどに多数輸出している。

2004年ダカールラリー出場車両

モスクヴィッチ

1947年から2002年まで存在したロシアの自動車メーカー。社名の「モスクヴィッチ」とは「モスクワっ子」を意味し、小型ファミリーカーを中心に製造した。60年代にはわずかだが日本でも輸入販売された記録がある。

モスクヴィッチ407

マルシャ・モーターズ

2007年から2014年まで存在したロシアの自動車メーカー。ロシア出身のレーサーでありTVタレントとしても活躍するニコライ・フォメンコが創業。ロシア初のスーパーカーとなるマルシャB1を開発・製造したが、2014年に撤退した。

マルシャ・B1はロシア(ソ連時代も含めて)初のスーパーカー

一般ユーザー、警察、軍向けに製造したSUV車マルシャ・F2

アフトフラモス

1998年設立。モスクワ政府とフランスのルノーの合弁会社。ルノー・ロガン、ルノー傘下のルーマニア企業ダチアのサンデロなどを製造し、2,300人を雇用している。

ロシア・モスクワのアフトフラモスで生産されるロガン

ウクライナの自動車メーカー・ブランド一覧

ロシアと国境を接するウクライナ。東欧の1国に数えられますが、中欧諸国とも関わりが深い国です。ウクライナの自動車メーカーを紹介します。

ボフダーン

ウクライナの自動車メーカー。看板商品である小型バスのブランドとしても「ボフダーン」を使用。いすゞ・エルフのプラットフォーム提供を受けていた経緯を持つ。

ボフダーンのブランドカラーは黄色!

ルーマニアの自動車メーカー・ブランド一覧

東欧のルーマニアの自動車メーカーといえば、ルノー傘下の「ダチア」が有名です。「ダチア」とはルーマニアの旧称「ダキア」(Dacia)から命名しており、ルーマニアを代表する企業と位置付けられています。

ダチア

ルーマニアの自動車メーカーであり、1966年設立時からルノー車のノックダウン生産をしていた。低価格セダン・ロガンを大ヒットさせてブランドの知名度・注目度を大幅にアップさせた。現在はルノーグループの傘下にある。

2004~2012年に販売された初代ダチア・ロガン

2012年から販売されているダチア・サンデロ

オーストラリアの自動車メーカー・ブランド一覧

オーストラリアの自動車メーカーとしてはホールデンがもっとも知名度が高く、日本の自動車メーカーとも比較的繋がりの深い企業でもありました。2017年10月にホールデンが工場を停止させて以降、国内での自動車生産は行われていません。

ホールデン

1913年に自動車製造を開始したオーストラリアを代表する自動車メーカーであり、米国GMの傘下企業。2017年10月にホールデン社の工場が停止し、豪国内での自動車生産はゼロとなった。現在はGMのブランドポートフォリオから外れている。

スズキ・ジムニーの豪州仕様OEM車ホールデン・ドローバー

シボレー・エピカのOEMホールデン・エピカ

エルフィン

1957年設立。オーストラリアのスポーツカー製造会社として最も古い歴史を持ち、国内レースを中心に活躍した。後にイギリスの企業に買収され、現在オーストラリアでの生産は行っていない。

Elfin MS8 Streamliner

FPV

FPVはフォード・パフォーマンス・ビークルの略称。2002年から2014年までフォード車のチューニングやコンプリートカー販売を行っていた。オーストラリアでもマッスルカー人気は根強く、高出力チューンに一定の需要があった。

フォードが豪州で生産・販売していたファルコンをベースにしたFPV GT