安いステーションワゴンランキング

安いステーションワゴンをランキング 新車購入できる国産車に限定した6車種

安いステーションワゴンランキングを紹介。現在はミニバンやSUVのボディタイプが人気だが不動のファミリーカーとして今でも根強い人気を持つのがステーションワゴン。全長が長く居住性の良さが特徴で、全高が低いため走破性の高さも魅力。国内で購入できる新車価格の安い順にランキング。

安いステーションワゴンをランキング 新車購入できる国産車に限定した6車種

国内で新車購入できる販売価格の安いステーションワゴンをランキング トヨタ・ホンダ・スバル・マツダの6車種をエントリー

安いステーションワゴンを新車販売価格の順番でランキングしました。世界的なSUVブームや国内のミニバンブームもあり、現在国内で販売するワゴンボディを持つ車種は6車種まで減少しています。

日産のウイングロードやトヨタのウィッシュ・イプサムなど、かつて一時代を築いた車種はもうありませんが、今でもシャトルやカローラフィールダー、レヴォーグなど評価の高いステーションワゴンが揃っています。

ステーションワゴンはミニバンの利便性とセダンの走破性の両方を持つボディタイプで、ファミリーカーとしても幅広い世代から支持されています。現在国内で新車購入できるワゴン6車種の安い順ランキングを紹介しますので参考にしてください。

6位 レヴォーグ~ スバルのフラッグシップワゴンに相応しく安全装備などの先進技術を投入したワゴン

スバルレヴォーグ元々は日本専用モデルとした開発したレヴォーグだが今では海外の広い地域でも購入できるステーションワゴンになっている

スバルから販売されているステーションワゴンのレヴォーグは、2014年4月に発売しました。
これまでレガシィツーリングワゴンという名前で販売されていましたが、海外向けにも販売するレガシィはモデルチェンジの度にボディが大型化していて、日本のユーザーが望む5ナンバーモデルを存続するため、日本専用モデルのレヴォーグとして誕生させました。(現在は海外でも販売)

レヴォーグはスバルのフラッグシップワゴンらしく、スバルの持つ技術を惜しみなく投入しています。駆動方式はシンメトリカル4WDを採用、パワートレインはボクサーサウンドを楽しめるスバル伝統の水平対向エンジンです。安全装備の自動運転支援システムのツーリングアシストを既存車種の中でいち早く導入しています。

力強い走りや最先端の安全性を求める方や、高級感や満足感を求める方におすすめなのが、スバルが販売するステーションワゴンのレヴォーグです。

スバル レヴォーグのスペック
全長 4,690mm
全幅 1,780mm
全高 1,490mm
室内長 2,005mm
室内幅 1,490mm
室内高 1,205mm
ホイールベース 2,650mm
エンジン FB16型/FA20型 直列4気筒
車両重量 1,540kg
最高出力 125kW(170ps)/4,800rpm-5,600rpm
最大トルク 250Nm(25.5kgm)/1,800rpm-4,800rpm
JC08モード燃費 16.0km/L
最大乗員数 5名

5位 アテンザワゴン~ 唯一ディーゼルエンジンを搭載するワゴンで走破性やランニングコストを優先する方におすすめ

マツダアテンザワゴンアテンザワゴンは海外ではマツダ6として販売するステーションワゴン

アテンザワゴンはマツダのフラッグシップセダン「アテンザ」から派生したステーションワゴンです。アテンザと同じくインテリアの質感は申し分なく、安全装備のiアクティブセンスも国内外から高く評価されています。

アテンザワゴンの特徴は、他社メーカーにはないディーゼルエンジンを搭載していることです。トヨタや日産やホンダはハイブリッドモデルを広くラインナップしていますが、マツダは独自の技術で開発した「スカイアクティブD」というディーゼルエンジンをラインナップしています。

ディーゼルエンジン特有の低い回転数からの力強いトルク、燃料に軽油を使うためランニングコストも削減したい方などはアテンザワゴンがおすすめです。

マツダ アテンザワゴンのスペック
全長 4,805mm
全幅 1,840mm
全高 1,480mm
室内長 1,930mm
室内幅 1,550mm
室内高 1,170mm
ホイールベース 2,750mm
エンジン PE・PY-VPR型/SH-VPTR型 直列4気筒
車両重量 1,470kg
最高出力 129kW(175ps)/4,500rpm
最大トルク 420Nm(42.8kgm)/2,800rpm
JC08モード燃費 22.2km/L
最大乗員数 5名

4位 プリウスα~ プリウスの派生モデルとして登場しスポーツモデルのGRも設定

トヨタ プリウスαプリウスαはセダンボディを持つプリウスから派生したステーションワゴン

プリウスαはトヨタが販売するステーションワゴンで、ハイブリッドカーの3代目プリウスが2011年12月にマイナーチェンジしたタイミングで派生しました。トヨタのスポーツコンプリートグレード「GR」を設定しているのも特徴です。

国民車とも言えるほど大ヒットしたプリウスの派生モデルなので、登場時は注目を浴びましたが、同じくトヨタで販売するウィッシュやプチバンのシエンタ、ミニバンのノア三兄弟におされ販売数はあまり伸びなかったため、フルモデルチェンジは未だ行われておらず、モデル期間は6年以上になる長寿モデルです。

トヨタの車種統合の対象になり廃止に向けて調整している、2019年以降にフルモデルチェンジするため開発は続いている、など様々な情報があります。

どのような結果でも近い将来に現行プリウスαが変更・消滅する可能性があるため、プリウス顔のステーションワゴンが欲しい方や、スポーツ性の高いワゴンが欲しい方はチェックしておきましょう。

トヨタ プリウスαのスペック
全長 4,630mm
全幅 1,775mm
全高 1,575mm
室内長 1,910mm
室内幅 1,520mm
室内高 1,220mm
ホイールベース 2,780mm
エンジン 2ZR-FXE型 直列4気筒+モーター
車両重量 1,470kg
最高出力 エンジン 73kW(99ps)/5,200rpm:モーター 60kW(82ps)
最大トルク エンジン 142Nm(14.5kgm)/4,800rpm:モーター 207Nm(21.1kgm)
JC08モード燃費 26.2km/L
最大乗員数 7名

3位 ジェイド~ 3列6人乗り仕様のグレードがあるステーションワゴン

ホンダジェイド2018年のマイナーチェンジで待望の5人乗りモデルを追加したジェイド

ホンダのジェイドは背の低い先代オデッセイとストリームの後継車種として登場しました。
販売当時は3列シートモデルのみで、当初は順調な販売台数で推移していましたが、3列シートの長所があだとなり、2列目シートは狭く、3列目シートも狭い器用貧乏な車になり月販目標3,000台に対して販売台数が2桁という時期もありました。

2018年5月のマイナーチェンジで海外展開している2列5人乗り仕様のグレードを追加して販売台数は回復しています。ジェイドは現在でも3列6人乗り仕様車をラインナップしていて、3列シートを採用した新車購入できるステーションワゴンはジェイドとプリウスαだけです。

ホンダ ジェイドのスペック
全長 4,660mm
全幅 1,775mm
全高 1,530mm
室内長 2,200mm
室内幅 1,505mm
室内高 1,230mm
ホイールベース 2,760mm
エンジン L15B型/LEB-H1型 直列4気筒
車両重量 1,430kg
最高出力 110kW(150ps)/5,500rpm
最大トルク 203Nm(20.7kgm)/1,600rpm-5,000rpm
JC08モード燃費 24.2km/L
最大乗員数 6名

2位 シャトル~ 家族でも仕事でも使えるサイズ以上の車内空間が魅力的なワゴン

ホンダシャトル燃費が良く室内も広いステーションワゴンを探している方はシャトルがおすすめ

シャトルは発売当事、「フィットシャトル」という名前で、2007年にホンダが販売するフィットをベースにした派生車種として開発されました。それまで販売していたスカイルーフが特徴的なエアウェイブの後継車種で、2015年に名前を「シャトル」に変更し、新型車として販売しています。

シャトルの他、軽自動車のN-BOXやSUVのヴェゼルなどにも採用するセンタータンクレイアウトは、タンクを床下に置くことで車内を広く使えるホンダ独自の技術で、ボディサイズの以上の室内を確保し、販売数を伸ばしています。

ホンダ シャトルのスペック
全長 4,400mm
全幅 1,695mm
全高 1,545mm
室内長 1,925mm
室内幅 1,450mm
室内高 1,290mm
ホイールベース 2,530mm
エンジン L15B型/LEB-H1型 直列4気筒
車両重量 1,190kg
最高出力 97kW(132ps)/6,600rpm
最大トルク 155Nm(15.8kgm)/4,600rpm
JC08モード燃費 34.4km/L
最大乗員数 5名

1位 カローラフィールダー~ 世界一売れているカローラの派生車種

トヨタ カローラフィールダー最も安いステーションワゴンがトヨタのカローラフィールダー

2019年現在、新車購入できるステーションワゴンで最も安いのがトヨタのカローラフィールダーです。100万円台で購入できるワゴンは「カローラフィールダー」と「シャトル」のみで、安いワゴンを選ぶときはこの2択になります。

カローラフィールダーは1982年に誕生したカローラワゴンが源流で、2002年にカローラフィールダーに車名変更しました。世界一売れているカローラの派生車種らしく、デザインや機能性がしっかり考えられている完成されたワゴンです。

ライバルのシャトルとの価格差は、ベースグレードで113,400円なので大きな差はありません。JC08モード燃費はどちらも34.4km/Lなのでランニングコストも変わらず、どちらを選ぶかは好みの問題かと思います。

トヨタ カローラフィールダーのスペック
全長 4,400mm
全幅 1,695mm
全高 1,470mm
室内長 1,945mm
室内幅 1,430mm
室内高 1,200mm
ホイールベース 2,600mm
エンジン 1NZ-FXE型/2ZR-FAE型 直列4気筒
車両重量 1,110kg
最高出力 76kW(103ps)/6,000rpm
最大トルク 132Nm(13.5kgm)/4,400rpm
JC08モード燃費 34.4km/L
最大乗員数 5名

ステーションワゴンの価格差はそこまでないので試乗して好みの車を見つけよう

ステーションワゴン

安さも大事ですが家族が何人乗るのか、通勤用かレジャー用か、自分の環境から考えるのも大切です。積載性の良さ、車内の広さ、運動性能の高さ、これら全てを備えるステーションワゴンはミニバンやSUVにはない独自の魅力があります。自分にピッタリのステーションワゴンを見つけましょう。