マツダの歴代車種まとめ!国内販売モデルを画像付きで解説
世界で初めてロータリーエンジン搭載量産車の開発に成功し、ル・マン24時間レース総合優勝、世界一売れている2シーターオープンカー「ロードスター」の販売など、輝かしい実績を持つマツダ(MAZDA)。本記事では、マツダが国内で販売してきた歴代車種を画像付きで詳しく紹介します。
経営不振に陥った1990年代には、一度マツダ車に乗ると他社での買い取り価格が大幅に安く、結局マツダディーラーに下取りに出して新たなマツダ車を買う「マツダ地獄」という言葉も生まれました。しかし現在はブランドイメージが大きく回復し、「マツダ車はかっこいい!」とデザイン面での評価が国内外で高まっています。特に海外での評価は顕著で、独自のデザイン哲学が世界的に認められています。
マツダが国内で販売している現行車種一覧
2012年以降の新型車には、マツダは「魂動(こどう)デザイン」という一貫したコンセプトのもとボディデザインを設計しています。また「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ・テクノロジー)」と呼ぶ独自技術を各車に搭載し、燃費性能・走行性能・環境性能を高次元でバランスさせているのが特長です。近年はFRプラットフォームを採用した「ラージ商品群」にも注力しており、プレミアムブランドとしての地位確立を目指しています。
CX-80(2024~)
CX-80はラージ商品群第二弾として2024年10月に国内発売。CX-60をベースにホイールベースを延長した3列シートの大型SUVで、マツダの国内フラッグシップモデルに位置づけられています。2024年度JNCAP(自動車安全性能評価)では最高評価の「ファイブスター賞」を受賞しました。
| 車種名 | CX-80 |
|---|---|
| 発売年 | 2024年~ |
| 特徴 | ラージ商品群第二弾。マツダの国内フラッグシップSUV |
| シート | 3列シート(6人乗り/7人乗り) |
| パワートレイン | 3.3L直6ディーゼル/同マイルドハイブリッド(e-SKYACTIV D)/2.5L PHEVの3種類 |
| 受賞歴 | 2024年度JNCAP「ファイブスター賞」受賞、日本カー・オブ・ザ・イヤー「10ベストカー」選出 |
CX-60(2022~)
CX-60はFRラージ商品群第一弾として2022年に発売。FR(フロントエンジン・リヤ駆動)をベースに直列6気筒エンジンを搭載するなど、マツダが長年温めてきた技術を投入した意欲作です。走行性能だけでなく、織物・本杢・ナッパレザーを採用した質感の高いインテリアも大きな魅力で、プレミアムSUVとしての完成度を高めています。
| 車種名 | CX-60 |
|---|---|
| 発売年 | 2022年~ |
| 特徴 | FRラージ商品群第一弾。FR(フロントエンジン・リヤ駆動)ベースで開発 |
| エンジン | 直列6気筒エンジン搭載。PHEVモデルも設定あり |
| 内装 | 織物・本杢・ナッパレザーなどを採用した高級感のあるインテリア |
| 位置づけ | マツダのSUVラインアップにおけるプレミアムモデル |
MX-30(2020~)
MX-30は観音開きのフリースタイルドアを採用する個性的なコンパクトクロスオーバーで、マツダの新技術を積極的に投入する挑戦的なモデルです。パワートレインはマイルドハイブリッドのほか、EVモデル、さらに2023年にはロータリーエンジンを発電機として活用する独自のEVシステム「e-SKYACTIV R-EV」を搭載したモデルも追加されました。
| 車種名 | MX-30 |
|---|---|
| 発売年 | 2020年~ |
| 特徴 | 観音開きのフリースタイルドアを採用した個性的なコンパクトクロスオーバー |
| パワートレイン | マイルドハイブリッド/EV(ピュアEV)/e-SKYACTIV R-EV(ロータリーEV)の3種類 |
| e-SKYACTIV R-EV | 2023年追加。ロータリーエンジンを発電用に使用するマツダ独自のシリーズPHEVシステム |
CX-30(2019~)
CX-5とMAZDA3の中間を埋めるクロスオーバーSUV。理想の運転姿勢を引き出す「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」やマツダ独自の内燃機関「SKYACTIV-X」を採用しています。エクステリアは魂動デザインのもと、「書道の筆遣い」を意識した動きある美しい弧が特長で、コンパクトなボディながら存在感のあるスタイリングを実現しています。
| 車種名 | CX-30 |
|---|---|
| 発売年 | 2019年~ |
| 車種分類 | CX-5とMAZDA3の中間に位置するクロスオーバーSUV |
| 特徴 | 運転姿勢を最適化する「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用 |
| エンジン技術 | マツダ独自の内燃機関「SKYACTIV-X」に対応 |
| デザイン | 魂動デザインを基調に、「書道の筆遣い」を意識した美しい弧を描くエクステリア |
MAZDA3 セダン/ファストバック(2019~)
旧車名アクセラ。2019年5月発売の第4世代より、車名を海外と同じ「MAZDA3」に統一。セダンとファストバック(従来の「ハッチバック」から名称変更)が存在します。「凛とした伸びやかさ」をデザインテーマに掲げ、製造工場との綿密な打ち合わせの末に完成したエクステリアが高く評価されています。パワートレインにはガソリン「e-SKYACTIV G2.0」とクリーンディーゼル「SKYACTIV-D 1.8」を設定、先進安全装備も全車標準装備となっています。
| 車種名 | MAZDA3 セダン / ファストバック |
|---|---|
| 発売年 | 2019年~(第4世代) |
| 旧車名 | アクセラ(海外名称と統一しMAZDA3に変更) |
| ボディバリエーション | セダンとファストバック(ハッチバックから名称変更) |
| デザイン | 「凛とした伸びやかさ」をテーマに、製造現場との連携で完成した洗練されたエクステリア |
| パワートレイン | ガソリン(e-SKYACTIV G2.0)とクリーンディーゼル(SKYACTIV-D 1.8)を設定 |
CX-5(2012~)
マツダを代表するクロスオーバーSUVで、国内外で長年にわたり高い人気を誇るベストセラーモデル。初代登場の2012年以来、世界累計販売台数は450万台以上に達しています。マツダ独自の「SKYACTIV TECHNOLOGY」を初めて全車採用したモデルでもあり、2016年のモデルチェンジでは安全装備をさらに強化。なお、現行の2代目(2017年~)について、3代目へのフルモデルチェンジが2026年に国内発売予定とされています。
| 車種名 | CX-5 |
|---|---|
| 発売年 | 2012年~ |
| 車種分類 | マツダを代表するクロスオーバーSUV。世界累計450万台以上を販売 |
| エンジンラインアップ | ガソリン:2.0L、2.5L、2.5Lターボ / ディーゼル:2.2Lターボ |
| 技術的特徴 | 全車にマツダ独自の「SKYACTIV TECHNOLOGY」を初採用 |
| モデルチェンジ | 2016年に大幅改良。3代目は2026年に国内発売予定 |
CX-3(2015~)
スタイリッシュな外観が人気のコンパクトSUV。「女性におすすめのSUV」として挙げられることが多く、購入者の約4割が女性というデータも存在します。エンジンは2.0Lガソリンと1.8Lディーゼルターボをラインアップ。マイナーチェンジを重ねながら商品力を維持してきたモデルです。
| 車種名 | CX-3 |
|---|---|
| 発売年 | 2015年~ |
| 車種分類 | スタイリッシュなデザインが特徴のコンパクトSUV |
| ユーザー層 | 「女性におすすめのSUV」として人気で、購入者の約4割が女性 |
| エンジンラインアップ | 2.0Lガソリンエンジンと1.8Lディーゼルターボを設定 |
| 商品戦略 | マイナーチェンジを重ねながら仕様を継続的にブラッシュアップ |
デミオ(1996~2019)/ MAZDA2(2019~)
4代目(2014年~)はディーゼルエンジンを初採用し、「魂動デザイン」による洗練されたエクステリアが高く評価されました。後部座席はやや狭めながら、手頃な価格帯でコスパの高い1台として人気を集めてきました。2019年9月に車名を「MAZDA2」へ変更し、海外モデルと名称を統一しています。
| 車種名 | デミオ(1996~2019) / MAZDA2(2019~) |
|---|---|
| 世代と特徴 | 4代目(2014年~)で初のディーゼルエンジンを搭載 |
| デザイン | 「魂動デザイン」により、外観の完成度が高く評価されている |
| 後部座席 | スペースはやや狭めで、居住性にやや制限あり |
| 価格帯 | 手頃な価格帯でコストパフォーマンスに優れるコンパクトカー |
| 車名変更 | 2019年9月に「MAZDA2」へ名称を統一 |
ロードスター(1989~)
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マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター -
マツダ ユーノス ロードスター
世界でもっとも多く売れた小型オープンカーとしてギネス世界記録を保持する、マツダを象徴する名車。洗練されたデザインとスポーツカーらしい小型軽量を両立し、車重は1トン未満に抑えています。「人馬一体」のコンセプトのもと、ドライバーが運転する歓びを純粋に味わえる設計思想が初代から一貫して受け継がれています。
| 車種名 | ロードスター(1989~) |
|---|---|
| 特徴 | 世界で最も売れた小型オープンカーとしてギネス世界記録を保持 |
| 設計思想 | 軽量コンパクトで車重1トン未満、「人馬一体」の操縦感覚を追求 |
| デザイン | 洗練された外観とスポーティなプロポーションが魅力 |
| ドライビング体験 | 運転する歓びを直感的に味わえるマツダを代表する名車 |
ロードスターRF(2016~)
「RF」はリトラクタブルファストバックの略で、電動格納式ルーフを装備したモデルです。ソフトトップのロードスターよりも流れるようなシルエットが美しく、「人馬一体」の走りも健在。スポーティグレードのRSが特に人気を集めています。幌を閉じた状態のスタイリッシュなクーペルックで使い、必要に応じてオープンエアを楽しめるのが魅力。大人2名の小旅行であれば十分な積載量も確保しています。
| 車種名 | ロードスターRF(2016~) |
|---|---|
| モデル名の意味 | リトラクタブルファストバック(電動格納式ルーフ)を指す |
| デザイン | ソフトトップモデルより流麗なシルエットが特徴のスタイリッシュな外観 |
| 走行性能 | 「人馬一体」の運転感覚を継承し、スポーティグレードRSが人気 |
| 積載能力 | 大人2名の小旅行に対応可能な積載量を確保 |
フレアクロスオーバー(2013~)
スズキ・ハスラーのOEM車。大ヒットした軽クロスオーバーSUVで、エンブレム以外は外観・内装ともにほぼ共通です。ただし、マツダ版にはハスラーの最廉価グレードやMT車の設定がなく、スズキでのみ選べるボディカラーも存在します。購入の際はハスラーとのグレード・カラー構成の差異を事前に確認することをおすすめします。
| 車種名 | フレアクロスオーバー(2013~) |
|---|---|
| 概要 | スズキ・ハスラーのOEM車で、軽クロスオーバーSUVとして人気 |
| 外観・内装 | エンブレム以外はほぼ共通で、大きな違いはない |
| グレードの違い | マツダにはハスラーの最廉価グレードやMT車の設定はなし |
| ボディカラー | スズキでしか購入できない特別なカラーも存在する |
フレアワゴン(2012~)
スズキ・スペーシアおよびスペーシアカスタムのOEM車。基本的な仕様はほぼ同一ですが、フレアワゴンは衝突軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を全車標準装備している点が異なります。そのため、この装備を選択しなくてもよいスペーシアと比べると最安値が高めに設定されています。安全装備を重視するユーザーには、標準装備のフレアワゴンがむしろ選びやすい選択肢といえます。
| 車種名 | フレアワゴン(2012~) |
|---|---|
| 概要 | スズキ・スペーシアおよびスペーシアカスタムのOEM車 |
| 特徴 | 全車に「デュアルカメラブレーキサポート」(衝突軽減ブレーキ)を標準装備 |
| 価格設定 | 安全装備の標準化により、スペーシアより最安値が高めに設定 |
フレア(2012~)
スズキ・ワゴンRのOEM車。マツダではXGとXSの2グレードを展開しており、どちらもマイルドハイブリッドを搭載しています。なお、ワゴンRの最廉価グレードに相当するモデルは設定されていないため、最安値はやや高めです。燃費性能はWLTCモードで約30km/L前後(グレードにより異なる)と、軽自動車として優秀な水準です。
| 車種名 | フレア(2012~) |
|---|---|
| 概要 | スズキ・ワゴンRのOEM車 |
| グレード構成 | マツダはXGとXSの2グレードを展開 |
| パワートレイン | 両グレードともマイルドハイブリッドを搭載し、優れた燃費性能を実現 |
| 価格設定 | ワゴンRの最廉価グレードがないため、最安値はやや高めに設定 |
キャロル(1962~)
初代は1960年代のヒットカー「キャロル360」。軽自動車として初めて実用的な4ドアセダンを実現し、1970年まで生産されました。1989年にスズキ・アルトをベース車に内外装を変更した2代目を販売。4代目以降はエンブレムのみが異なるOEM車として現在も継続販売されている、歴史ある軽自動車ブランドです。
| 車種名 | キャロル(1962~) |
|---|---|
| 初代モデル | キャロル360。軽自動車で初めて実用的な4ドアセダンを実現し、1970年まで生産 |
| 2代目モデル | 1989年にスズキ・アルトをベースに内外装を変更して販売 |
| 4代目以降 | エンブレムのみが異なるOEM車として展開 |
| 特徴 | 1962年から続く歴史あるマツダの軽自動車ブランド |
スクラムワゴン(1989~)
スズキ・エブリイワゴンのOEM車。軽自動車規格のなかでも最大級の積載量と室内空間を誇り、全車ターボエンジンを搭載したパワフルな走りが特徴です。車中泊を含むキャンプや楽器の輸送など趣味の車として根強い人気があり、アウトドア志向のユーザーにも支持されています。
| 車種名 | スクラムワゴン(1989~) |
|---|---|
| 特徴 | 軽自動車規格で最大級の積載量と広い室内空間を持つ |
| エンジン | 全車ターボエンジン搭載で力強い走りを実現 |
| 用途 | キャンプ・車中泊・楽器輸送など趣味の車として人気 |
| OEM元 | スズキ・エブリイワゴンのOEM車 |
ボンゴ(1966~)
小型ワンボックス商用車として爆発的な人気を博したベストセラーカー。「ワンボックスカー」という言葉が広く定着する以前には、同カテゴリの車が「ボンゴ車」と呼ばれるほどの影響力がありました。現行モデルはバンとトラックが中心で、かつてはワゴンも存在しました。日産バネットバンへのOEM提供車でもあります。
| 車種名 | ボンゴ(1966~) |
|---|---|
| 特徴 | 小型ワンボックス商用車として高い人気を誇るベストセラー |
| ワンボックスカーの呼称 | ボンゴの普及により「ワンボックスカー」という言葉が定着 |
| 車種バリエーション | 現行はバンとトラックが中心。かつてはワゴンも存在 |
| OEM | 日産バネットバンへのOEM提供車でもある |
ボンゴブローニイ(1983~2010 / 2019~)
ボンゴの上位車種として登場した大型商用バン。初代・2代目にはバン・ワゴン・トラックがラインアップし、事故処理車や資材運搬車として警察・消防でも活躍しました。2010年に一度販売を終了しましたが、2019年5月にトヨタ・ハイエースのOEM車として「ボンゴブローニイバン」の車名が復活しています。
| 車種名 | ボンゴブローニイ |
|---|---|
| 販売期間 | 1983~2010年 / 2019年~ |
| 車種タイプ | 上級商用車(バン・ワゴン・トラック) |
| 用途 | 事故処理車や資材運搬車として警察・消防などで使用 |
| 再販モデル | 2019年、トヨタ・ハイエースのOEM車として「ボンゴブローニイバン」が復活 |