マツダの歴代車種

マツダの歴代車種70種を画像つき解説!車好きを熱狂させた名車が多数

マツダの歴代車種を画像付きで解説。海外のSUV好きにも人気の現行車種をはじめ戦後の経済復興を支えた商用車や小型トラックなどのはたらくクルマ、ロータリーエンジン搭載のスポーツカーなどマツダの名車を紹介。RX-7、カペラ、ルーチェ、ファミリアなど復活してほしい車ばかり!

マツダの歴代車種70種を画像つき解説!車好きを熱狂させた名車が多数

2000年以降のマツダ車種一覧

2000年以降のマツダの車

1990年代の5チャンネル体制で倒産寸前の経営危機に陥ったマツダは、1996年に20年近く提携関係にあった米国フォード・モーターの傘下に入ります。

当初フォード側は「ロータリーエンジンは将来性がない」と開発には消極的でしたが、マツダ側の熱のこもった説明により、最後には理解を示してくれました。このようにして、生まれたのが最後のロータリーエンジン搭載車となったRX-8です。

トリビュート(2000~2011※国内販売2006年まで)

トリビュートのエクステリアトリビュート 初代(2000~2006)国内販売モデル

フォードと共同開発したクロスオーバーSUV。新設計のモノコックフレームに、エンジンは当初フォード製の直4とV6を用意したが、2003年にマツダの2.3L直4エンジンに変更。フォードは姉妹車としてエスケープを販売した。

モデル名 トリビュート
販売期間 2000~2011(国内販売は2006年まで)
特徴 フォードと共同開発したクロスオーバーSUV。新設計モノコックフレーム採用。
エンジン 当初はフォード製直4・V6、2003年からマツダの2.3L直4に変更。
姉妹車 フォードのエスケープ

スピアーノ(2002~2008)

スピアーノのエクステリアスピアーノ HF21S型前期型

スズキ・アルトラパン初代のOEM車。ボディデザインに大きな違いはないが、「ラパン」の特徴であるウサギのエンブレムは存在しない。「5ポイントグリル」と呼ばれるエンブレムを囲む五角形のマツダ車の王道フロントマスクとなっている。

モデル名 スピアーノ
販売期間 2002~2008
特徴 スズキ・アルトラパン初代のOEM車。ボディデザインは類似しつつも、ウサギのエンブレムはなし。
デザイン 「5ポイントグリル」と呼ばれる五角形のエンブレムを囲むフロントマスクが特徴。

RX-8(2003~2012)

RX-8のエクステリアRX-8 SE3P型

RX-8スピリットRのエクステリアRX-8特別仕様車スピリットR

フォード傘下時代「スポーツカーは4ドアが絶対条件」と言われたため、センターピラーのない観音開きのフリースタイルドアを採用し、軽くしようと創意工夫が爆発した車。ロータリーエンジン搭載の最後の市販車だが、マツダはロータリーの開発は続けているとのこと。

モデル名 RX-8
販売期間 2003~2012
特徴 フォード傘下時代に「スポーツカーは4ドアが絶対条件」とされたため、観音開きのフリースタイルドアを採用し軽量化に努めた。
エンジン ロータリーエンジン搭載の最後の市販車。開発は継続中。

アクセラセダン(2003~2019)

アクセラセダンのエクステリア3代目アクセラセダン日本仕様車

ファミリアの後継に位置付けられる世界戦略車。初代からMT設定があり、日本の教習車の約3分の1のシェアを誇っている。2019年5月発売の4代目以降は、海外で使っていた「Mazda3」へ車名を統一。

モデル名 アクセラセダン
販売期間 2003~2019
特徴 ファミリアの後継で世界戦略車。初代からMT設定があり、日本の教習車の約3分の1のシェアを持つ。
名称変更 2019年発売の4代目から海外名称の「Mazda3」に統一。

アクセラスポーツ(2003~2019)

アクセラスポーツのエクステリア3代目アクセラスポーツ初期型

アクセラのハッチバックモデルで欧州で特に人気。ガソリン、クリーンディーゼル、ハイブリッドがラインナップしていた。デメリットは後方視界が悪い、収納が少ない。メリットは積載量が予想以上、運転していて楽しい、とにかくエクステリアがカッコイイ!

車種名 アクセラスポーツ
販売期間 2003~2019年
車種タイプ ハッチバック
主な市場 欧州で特に人気が高い
パワートレイン ガソリン、クリーンディーゼル、ハイブリッド
メリット 積載量が予想以上で、運転が楽しく、スタイリッシュな外観
デメリット 後方視界が悪く、収納スペースが少なめ

ベリーサ(2004~2015)

ベリーサのエクステリアベリーサ DC系 前期型

ベリーサのリヤビューベリーサ DC系 前期型リア

2代目デミオと共通のプラットフォームを持つステーションワゴン。プレミアムなコンパクトカーを狙い、本革シートなど内装オプションが豪華で、静寂性にもこだわって作られた。1度もモデルチェンジなく、最終的にはデミオに統合された。

車種名 ベリーサ
販売期間 2004~2015年
車種タイプ ステーションワゴン(コンパクトカー)
ベース車両 2代目デミオと共通のプラットフォーム
特徴 プレミアム志向の設計で、内装オプションが豪華。本革シートや高い静寂性を備える。
モデルチェンジ フルモデルチェンジは行われず、最終的にデミオに統合された

CX-7(2006~2016※日本国内モデルは2012年終了)

CX-7のエクステリアCX-7 ER3P型

CX-7のリヤビューCX-7 ER3P型 2009年マイナーチェンジ後のリア

スポーツカーとSUV車を融合させたクロスオーバーSUVとして企画。マツダスピードアテンザと同じ2.3L直噴ターボエンジンを搭載し、4WDシステムも共通(FF車もあり)。日本ではヒットしなかったが、北米での人気は非常に高かった。

車種名 CX-7
販売期間 2006~2016年(日本国内モデルは2012年終了)
車種タイプ クロスオーバーSUV
企画コンセプト スポーツカーとSUVの融合
搭載エンジン 2.3L直噴ターボ(マツダスピードアテンザと同型)
駆動方式 4WD(FFモデルも存在)
販売状況 日本では振るわなかったが、北米で高い人気を誇った

ビアンテ(2008~2018)

ビアンテのエクステリアビアンテ 前期型

プレマシーをベースにした8人乗りミニバン。車幅1.7mを超えて室内を広くとったが、最小回転半径5.4mと運転しやすさを意識。不人気というほどではないが、10年間モデルチェンジはせず、CX-8誕生によりマツダはミニバン市場から撤退した。

車種名 ビアンテ
販売期間 2008~2018年
車種タイプ 8人乗りミニバン
ベース車両 プレマシーをベースに開発
特徴 全幅1.7m超の広い室内空間と、最小回転半径5.4mで扱いやすさを両立
モデルチェンジ 10年間フルモデルチェンジなし
市場の動き CX-8登場により、マツダはミニバン市場から撤退

アテンザセダン(2002~2019)/MAZDA6 セダン(2019~2024)

アテンザセダンのエクステリアアテンザセダン 3代目

「走る楽しさ」を追求し、魂動デザインの魅力を表現したフラグシップモデル。2018年6月のマイナーチェンジでフロントグリルを変更。2019年8月に車名をグローバルモデルと同じ「MAZDA6」に改名。

車種名 アテンザセダン(2002~2019)
MAZDA6 セダン(2019~2024)
車種タイプ セダン(マツダのフラグシップモデル)
デザイン特徴 魂動デザインを全面に押し出した、走る楽しさを表現した外観
マイナーチェンジ 2018年6月にフロントグリルなどの意匠を変更
車名変更 2019年8月、グローバル展開に合わせ「MAZDA6」へ名称変更

アテンザワゴン(2002~2019)/MAZDA6 ワゴン(2019~2024)

アテンザワゴンのエクステリアアテンザワゴン3代目

アテンザのステーションワゴン版。セダンよりホイールベースが80mm短く、積載量を増大させているが、機能性以前にスポーティーな見た目がかっこいい。セダン以上に静寂性が高いと語る評論家もいる。2019年8月「MAZDA6」に車名変更。

車種名 アテンザワゴン(2002~2019)
MAZDA6 ワゴン(2019~2024)
車種タイプ ステーションワゴン
ベース車 アテンザセダンのワゴン仕様
ホイールベース セダンより80mm短く設計
特徴 積載性が高く、スタイリッシュなデザインで人気
静粛性 一部評論家からは、セダン以上の静かさと評価される
車名変更 2019年8月、「MAZDA6 ワゴン」に名称変更

CX-8(2017~2023)

CX-8のエクステリアCX-8 XD L Package 4WD

3列シート7人乗りを実現した大型クロスオーバーSUV。ミニバンより乗降性は悪いが、デザイン的にCX-8を選びたいユーザーは多いはず。販売当初はディーゼルエンジンのみだったが、現在はガソリンモデルが追加され、新たな人気車種として定着した。

車種名 CX-8
販売期間 2017~2023年
車種タイプ 3列シートの大型クロスオーバーSUV
乗車定員 最大7人乗り
特徴 ミニバンより乗降性に劣るが、デザイン性の高さで人気を獲得
エンジン構成 販売初期はディーゼルのみだったが、後にガソリンモデルも追加
市場評価 デザイン重視層を中心に人気が定着したモデル

マツダは独自路線を突き進む!今後も「名車」誕生の予感大!

ロードスター、RX-7、RX-8、コスモスポーツ、サバンナ、カペラ、ファミリア、ルーチェ、ユーノスコスモなど、マツダは昔から個性的で美しく、走る喜びを味わえる名車を産みだしてきました。

ですが、自動車好きには愛されているものの、「販売が上手い」とは言えない会社でもありました。1990年代にはそうした状況を変革しようとした結果、かえって深刻な経営危機を招いてしまいます。

フォード傘下で黒字回復し、2015年に資本提携を終了した現在のマツダは、あえてマニアック志向を貫く決心を固めたように見えます。みんなに受ける車を作るのではなく、「車を愛する人が乗りたいと思えるマツダ車を作ろう」とブランド化、ファン獲得の道に振り切りました。その結果、車好きから一般ユーザーにもマツダの魅力が波及して伝わる好循環が生まれています。

現在のマツダは迷いがないので強い。日本車として初めて海外の有名なカーデザイン賞を受賞するなど勢いに乗っており、国内でも存在感を示しています。今後も名車を作り出してくれることを期待できる存在です。