レクサスRC Fのホイールにマッチングする社外アルミ
レクサスRC Fはサーキットでも活躍してきたプレミアムスポーツカーで、ベースとなったレクサスRCに対してRC F専用デザインが各所に施されています。なお、RC・RC Fは2025年11月をもって生産終了となり、最終モデルとして200台限定の「RC F“Final Edition”」が設定された経緯があります。RC F“Final Edition”では専用の19インチ鍛造アルミホイール(BBS製)が標準装備されています。街乗りでもひときわ目を引くRC Fが、社外アルミホイールでどのようにカスタム・ドレスアップできるのか見ていきましょう。
レクサスRC F(USC10)のホイール適合サイズと選び方の基本
| ホイールピッチ(P.C.D) | 114.3mm |
|---|---|
| ホール数 | 5H |
| ハブ径 | φ60 |
| ホイールナット | M12(テーパー座/純正は袋ナット) |
| 純正リム径 | 19インチ(前後異径) |
| 純正リム幅 | (F)9J/(R)10J |
| 純正インセット | (F)+50/(R)+41 |
| 純正タイヤサイズ | (F)255/35ZR19 (R)275/35ZR19 |
レクサスRC F(型式USC10)の純正ホイールは前後異径の19インチで、フロントが9J+50、リアが10J+41という攻めた設定になっています。P.C.Dは114.3mm、5穴で、ハブ径はφ60です。ホイールナットはBBSの公式適合表でも明記されているとおりM12仕様で、トヨタ・レクサスの一般的なテーパー60度・袋ナットが使われます。社外アルミに交換する際にナットも社外品を選ぶ場合は、M12のテーパー座タイプかどうかを確認しておくと安心です。
純正サイズからホイールを探す場合、タイヤは「255/35ZR19」(フロント)「275/35ZR19」(リア)が基準になります。RC FはF(フロント)側はリア比でリム幅が狭く、ツライチを意識して大きく外側に張り出させようとするとフェンダーとの干渉が起きやすいため、インセットは純正値の±数mm以内で選ぶケースが多く見られます。また純正には空気圧センサー(TPMS)が標準装備されているため、社外ホイールに組み替える場合はTPMS対応バルブの可否も確認しておくと交換後のトラブルを避けやすくなります。
ベーシックなメッシュホイールの「Le Mans」の頭文字を冠にしたロングセラー BBS LM
BBS LM
ル・マン24時間耐久レースで活躍するBBSレーシングホイールをベースにした BBS LM
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | ダイヤモンドシルバー/シルバーダイヤカット ダイヤモンドブラック/シルバーダイヤカット ゴールド/シルバーダイヤカット ダイヤモンドシルバー/ブラックブライトダイヤカット ダイヤモンドブラック/ブラックブライトダイヤカット ゴールド/ブラックブライトダイヤカット |
| 値段 | 161,060円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | BBS[ホイールメーカー一覧] |
BBS LMは、ル・マン24時間耐久レースで使われてきたBBSレーシングホイールをベースにした鍛造2ピースのロングセラーモデルです。間近で見るとリムとディスクの段差がはっきりと立ち上がり、メッシュスポークの裏側まで光が抜ける独特の透け感が印象に残ります。鍛造ならではのバネ下軽量化はステアリングの初期応答や路面追従性に効きやすく、RC Fが本来持つ電子制御差動装置(TVD)の旋回感をより素直に引き出してくれます。カラーは6色設定で、シルバー系で純正の上品さを保つか、ブラック系でVゴーストフォースのアクセントを締めるか、好みに応じてコーディネートしやすいアフターホイールです。
SUPER GTをルーツにしたスポーティな社外アルミがRC Fの足元を飾る エンケイ レーシング GTC02
ENKEI Racing GTC 02
リムのロゴがワンポイントで目を引く ENKEI Racing GTC 02
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | Hyper Silver Matte Black |
| 値段 | 46,275円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | エンケイ[ホイールメーカー一覧] |
ENKEI Racing GTC02はSUPER GT直系のレーシングDNAを持つ鋳造スポーツホイールで、価格帯は鍛造勢の半分程度に収まる点が魅力です。MAT(Most Advanced Technology)製法による鋳造ホイールはエンケイの代名詞ともいわれ、軽量性と剛性のバランスに優れます。リムフランジ際のロゴが回転時にワンポイントで目を引き、目の前にすると見た目以上にディスク面が薄くシャープな印象を受けます。マットブラックはレッドキャリパーと相性がよく、RC F“Final Edition”の足元のイメージに近いコーディネートが狙えます。
極太の5スポークがリムで大きく落ち込む形状のレーシーな社外アルミ ヨコハマ アドバン レーシング GT ビヨンド
YOKOHAMA ADVAN Racing GT BEYOND
スポーク天面のロゴがスポーティな印象の YOKOHAMA ADVAN Racing GT BEYOND
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | マシニング&レーシングハイパーブラック レーシングチタニウムブラック レーシングコッパーブロンズ レーシングサンドメタリック レーシングホワイト |
| 値段 | 86,790円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ヨコハマ[ホイールメーカー一覧] |
YOKOHAMA ADVAN Racing GT BEYONDは、リム側で大きく落ち込む極太5スポークがパワフルな印象を生む鍛造ホイールです。スポーク天面に3D彫刻されたロゴが回転時にも目立ち、間近で見ると面構成にエッジと曲面が混在する複雑な造形が浮かび上がります。鍛造1ピースでは難しい深いコンケイブ形状を実現しているため、純正対比でディスク面の奥行きが際立ちます。カラーは5色展開で、特にレーシングコッパーブロンズは深い赤系ボディや黒系ボディとの組み合わせで足元の存在感を一段引き上げる選び方ができます。
躍動感のある5×2スポークがクルージングからスポーツ走行までサポート ホットスタッフ トラフィックスター フォージド TSF-02
HOT STUFF TRAFFICSTAR FORGED TSF-02
手作業仕上げの輝きが高級感を出す HOT STUFF TRAFFICSTAR FORGED TSF-02
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | ブラッシュド ブラッシュド&ブラッククリア |
| 値段 | 54,450円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ホットスタッフ[ホイールメーカー一覧] |
HOT STUFF TRAFFICSTAR FORGED TSF-02は、5×2スポークがリムオーバーで配置されたマッシブな鍛造ホイールです。手作業で磨き込まれたブラッシュド面は光の当たり方で表情が変わり、目の前にすると単なるシルバーではなく金属の繊維感が立ち上がってくる印象を受けます。ラグジュアリー寄りのドレスアップを狙うなら無垢のブラッシュド、引き締めたいならブラッククリア仕上げと、ボディカラーや内装カラーとの組み合わせで選び分けると失敗しにくい1本です。
シャープなV字スポークがスタイリッシュな鍛造1ピースホイール レイズ ボルクレーシング G025
RAYS VOLK RACING G025
センターのウェイトレスホールが特徴的な RAYS VOLK RACING G025
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | マットガンブラック/リムエッジDC シャイニングブラックメタル/リムエッジDC |
| 値段 | 87,700円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | レイズ[ホイールメーカー一覧] |
RAYS VOLK RACING G025は、シャープなV字スポークとセンターのウェイトレスホール(軽量化のための肉抜き)が個性を放つ鍛造1ピースホイールです。鍛造1ピースは2ピース構造に比べて構造的にシンプルなぶん高剛性で、サーキット走行を視野に入れるユーザーから一般的に支持されています。RC Fは車重1.7t台と重量級のスポーツクーペのため、バネ下を軽量化することで街乗りでも乗り心地と素直な操舵感を取り戻しやすくなります。カラーはマットガンブラックとシャイニングブラックメタルの2色設定で、いずれもリムエッジのダイヤカットがアクセントとして効きます。
シャープなメインスポークにサブスポークをあしらえたパワフルなデザイン ウェッズ Fゼロ FZ-1
weds F ZERO FZ-1
センターでシェイプされたスポークがスタイリッシュな weds F ZERO FZ-1
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | ブラッシュド ダイヤモンドブラック |
| 値段 | 58,630円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ウェッズ[ホイールメーカー一覧] |
weds F ZERO FZ-1は、メインとサブで太さの異なるスポークがリムオーバーで延びていく構成のスタイリッシュな1ピースモデルです。スポーク本数の少なさは視覚的に大口径ブレーキを目立たせる効果があり、RC F標準の大径アルミモノブロックキャリパーとの相性が良好です。ブラッシュドは光の角度で表情が変わるため、洗車後の写りも華やかになり、ダイヤモンドブラックは精悍さで足元を引き締めるなど、RC Fをよりラグジュアリー寄りに見せるかアグレッシブに見せるかで選び分けられます。
ポリッシュの輝きを放つV字スポークがスタイリッシュな タナベ SSR エグゼキューター EX06R
タナベ SSR EXECUTOR EX06R
奥行き感があり個性的なデザインの タナベ SSR EXECUTOR EX06R
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | GALAXY CLEAR BLACK |
| 値段 | 56,463円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | タナベ[ホイールメーカー一覧] |
タナベ SSR EXECUTOR EX06Rは、なだらかなアールを描くV字スポークがセンターに向かって突き刺さるような独特の造形を持つ社外アルミです。間近で見るとディスク中央のポリッシュ部分が鏡面のように光を反射し、奥行きと立体感が際立ちます。カラーはGALAXY CLEAR BLACK 1色のみとシンプルですが、それゆえ造形の凝り方が際立つ1本で、人とかぶりにくいドレスアップを狙うユーザーに向く選び方ができます。
シャープなメインスポークとサブスポークが織りなすダブルフェイス トレジャーワン マグナーニ MCM
TreasureOne Magnanni MCM
ピアスボルトがブラックカラーによく映える TreasureOne Magnanni MCM
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | ブラック ブラックポリッシュ |
| 値段 | 27,610円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | トレジャーワン[ホイールメーカー一覧] |
TreasureOne Magnanni MCMは、メインとサブのスポークが交差するダブルフェイスデザインで立体感を強調した社外アルミです。価格帯が抑えられているため、純正からの初めての履き替え(ホイールデビュー)にも手が届きやすい1本です。ピアスボルト風の意匠がブラック塗装に映え、ブラックポリッシュではエッジのキレが立ちます。費用対効果の観点では、コストを抑えつつドレスアップ効果をしっかり得たい場面に向くアフターホイールです。
ディープリムのツインスポークが飽きのこない定番のスタイル ワーク ランベック LM7
WORK Lanvec LM7
シンプルデザインなのに力強さを感じる WORK Lanvec LM7
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | GRシルバーカットクリア グリミッドブラック |
| 値段 | 48,675円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ワーク[ホイールメーカー一覧] |
WORK Lanvec LM7は、ディープリムにツインスポーク(V字メッシュ)を組み合わせた2ピース構造のホイールです。複雑すぎないデザインが時代に左右されにくく、長く飽きずに使えるロングセラーモデルとして知られます。WORKのオーダーシステムで色やリムの仕上げが選べる柔軟さもあり、RC F専用の前後異径サイズ(フロント9J/リア10J)にもインセットを指定しながら組み込みやすい点が支持されています。1ピース鍛造ほど軽くはないものの、リム深さによる足元の存在感はクラスを問わずきれいに決まります。
伝統のクロススポークでRC Fの美しくてスポーティな走りをサポートする BBS RE-V7
BBS RE-V7
走行性能にこだわったクロススポーク BBS RE-V7
| リム径 | 19inch |
|---|---|
| カラー | ダイヤモンドシルバー ダイヤモンドブラック ゴールド ブラック |
| 値段 | 118,932円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | BBS[ホイールメーカー一覧] |
BBS RE-V7は、一目でBBSと分かるクロススポークデザインを持つ鍛造1ピースホイールです。BBS公式のVEHICLE適合表でもRC F(USC10/M12ナット仕様)に対応する車種別ラインナップに掲載されており、安心して選びやすい1本です。クロススポーク特有のリム支持構造は剛性とブレーキ冷却性の両立を狙った設計で、見た目以上に走行性能を意識した造形です。カラーはダイヤモンドシルバー、ダイヤモンドブラック、ゴールド、ブラックの4色から選べ、ボディカラーに合わせてRC Fの足元をよりスポーティに仕立てられます。
RC Fのインチアップ・ツライチ・サイズ選びの実用ポイント
RC Fは純正で前後異径19インチを履く都合上、社外ホイールでも前後でリム幅とインセットを変えて発注するのが一般的です。20インチへのインチアップも選択肢として人気で、純正比でディスク面が広がるぶん見栄えは増しますが、扁平率がさらに下がるためロードノイズや突き上げが増え、ホイール単体価格・タイヤ単体価格ともに跳ね上がる点はあらかじめ織り込んでおきたいところです。実際のオーナーから一般的に聞かれるのは、19インチ純正サイズを維持してタイヤ銘柄でグリップや乗り心地を選び分けるほうが、トータルコストと実走の満足度のバランスを取りやすいという声です。
ツライチを狙ってフロントを外側に出す場合、純正+50からインセット値を小さくしていくことになりますが、フェンダーとの干渉やキャンバー調整が必要になるケースが見られ、車検対応の観点でも余裕を持った数値設定が無難です。社外ホイールに組み替える際は、ハブ径φ60に合うハブリングの併用と、装着後の規定トルクでの本締めも忘れたくないポイントです。
RC F“Final Edition”の専用ホイールと中古市場での選び方
2025年に発売されたRC F“Final Edition”では、BBS製の専用19インチ鍛造アルミホイールが標準装備となり、フロントスポイラー・ルーフ・リアディフューザーなどのカーボンパーツとレッドキャリパーで武装した特別仕様となっています。200台限定での発売だったため、専用ホイール単体を後追いで入手するのはかなり難しい状況です。同様の雰囲気を狙うなら、ここで紹介しているBBS LMやRE-V7など、BBS鍛造系の19インチを選んでレッドキャリパー仕様と合わせるアプローチが現実的です。
中古でRC Fを購入してホイールカスタムを検討する場合、注意したいのが社外ホイール装着車の素性です。サーキット走行歴がある個体は縁石ヒットやエアバルブ周辺の傷が残っているケースがあり、購入前にリム内側まで点検できると安心です。RC Fはハイパワー+重量級のため、純正タイヤサイズで履き替えると4本20万円台に届くケースも珍しくなく、走行距離が伸びるとブレーキローター・パッドの交換費用も嵩む傾向があります。ホイール購入予算と並行してこれらの維持費も見積もっておくと、購入後の運用がぐっと楽になります。
レクサスRC Fのグレード別純正タイヤサイズとホイールサイズ
| RC Fのグレード | ホイールサイズ | タイヤサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| RC F | (F)19インチ×9J(+50) (R)19インチ×10J(+41) |
(F)255/35ZR19 (R)275/35ZR19 |
USC10 |
| RC F “Carbon Exterior package” | (F)19インチ×9J(+50) (R)19インチ×10J(+41) |
(F)255/35ZR19 (R)275/35ZR19 |
USC10 |
| RC F “Performance package” | (F)19インチ×9J(+50) (R)19インチ×10J(+41) |
(F)255/35ZR19 (R)275/35ZR19 |
USC10 |
| RC F “Final Edition”(200台限定/販売終了) | (F)19インチ×9J (R)19インチ×10J(BBS製専用鍛造) |
(F)255/35ZR19 (R)275/35ZR19 |
USC10 |
RC Fは“F”のアイデンティティのさらにその先へ進む存在感
レクサスRC Fは4連エキゾーストマフラーやエアアウトレットを携えた本格スポーツクーペで、サーキットでも走行性能を磨かれてきました。生産は2025年11月で終了し、最終モデルとなったRC F“Final Edition”はBBS製19インチ鍛造ホイールやカーボン製エアロパーツで武装した特別な仕上がりです。今後は中古市場が主戦場となりますが、ここで紹介した社外アルミなら、走りの素性を活かしながら自分好みの足元に仕立て直すことができます。次のオーナーへと受け継がれていく1台ずつのRC Fが、お気に入りのホイールでさらに長く愛されていくことを願ってやみません。


















