レクサスLFAのプロトタイプがニュルブルクリンクで走行!限定モデルの新型LFAを開発中か?
レクサスのスーパーカーであるLFAのテスト車両が2018年にニュルブルクリンクで目撃されました!カモフラージュはフェンダー付近のみになっていて、エクステリアの変更点は最小限にとどまっています。
レクサスLFAは限定500台生産されたスーパーカーで、エンジンはV型10気筒の4,800ccを搭載、最高出力は560PSを発揮します。さらに限定50台で生産された「LFA ニュルブルクリンクパッケージ」も発売されていて、最高出力が570PSにパワーアップしています。
この車両のベースになっているのはどのモデルなのか、今後どのような形で市販化されるのか、レクサスLFAのスペックをおさらいしておきましょう。
レクサスLFA2の後継モデルの可能性があるLEXUS Sport Conceptが2025年8月に公開
LFAやLCの後継モデルの噂があるLEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)
LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)はジャパンモビリティショー2025でも公開
LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)
LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)
LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)
LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)
LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)
LEXUS Sport Concept(レクサス スポーツ コンセプト)
レクサスのスーパーカーLFAの後継車種(2021年に初公開されたエレクトリファイド・スポーツやGR GT3コンセプトがプロトタイプとも言われている)として、パワートレインにハイブリッド(HEV)、またはプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載するLFA2の開発が進められているという噂があります。
LFA2は4.0LのV8ツインターボエンジンとモーターを組み合わせた、総出力912psを発揮するプラグインハイブリッドのほか、2026年にはBEV(エンジンの替わりにモーターで動く100%電気自動車)を追加するハイスペックモデルになる噂も。
駆動方式は先代にあたるLFAを踏襲するFR(フロントエンジンリヤ駆動)のリアトランスアクスルを採用。
販売価格は3,000万円前後を目標に進められているようで、日産GT-RやホンダNSXなどのライバルよりもリーズナブルな価格設定になるようで、限定モデルでない誰でも購入可能なカタログモデルになるのも驚きです。
レクサスのデザインアイコンのスピンドルグリルを採用せず、LFA独自のアイデンティティを引き継ぐようで、デザイン・スペックともに楽しみな新型モデルになりそうです。
LFA2の骨格にはアルミシャシーとカーボンフレームを採用することで高剛性軽量化を実現し、プラットフォームはTNGA思想のGA-Lを採用することで、モーターレースにも参戦できる仕様で発売するという情報もあります。
またLFAの後継モデルとして噂されているモデルとして2025年8月にカリフォルニア州ぺブルビーチでLEXUS Sport Concept(レクサス スポーツコンセプト)を発表。
先進的かつ革新的なスタイルでレクサスの次世代デザインを体現するとして、LFAの後継モデル、LCの後継モデルなど話題になりました。
LEXUS LFR(レクサスLFR)の商標を欧州部門が出願 レクサスLFAの後継モデルの名称になる噂も
レクサスLFAの後継モデルが2026年頃までに発表されるのではないかという噂もあるなか、レクサスの欧州部門が「LEXUS LFR」という商標を出願しました。
レクサスが発売する車種でアルファベット3文字の量産車はLFAしか存在しないことから、LFRがLFAの後継モデルにあたるのではないかという憶測が流れているようです。
LFA後継モデルのパワートレインについて、エンジン+モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)になる、100%電気で走るBEV(ピュアEV)になる、など様々な噂もありますが、両モデルが登場する可能性が高いとのこと。
最も参考になるのが2021年に公開されたエレクトリファイド・スポーツコンセプトで、このモデルはBEVのため電動化の可能性が高く、レクサスが開発するEV専用マニュアルやステアバイワイヤー、DIRECT4も投入するようでレクサスの最新技術を余すところなく投入するモデルになるようです。
レクサスLFAが一部カモフラージュされた姿でテスト中!隠されている場所はフェンダー付近のみ
レクサスLFAのテスト車両が2018年にニュルブルクリンクで目撃されました!カモフラージュされている部分はフェンダー付近のみですが盛り上がっているのが見えるため、オーバーフェンダーを装着するものと予想します。
ベース車両はLFAニュルブルクリンクパッケージと見られ、大型ウィングやフロントリップスポイラーやカナードが装着されていることがその証拠です。
レクサスLFAは限定500台で発売されたことから、マイナーチェンジなどのアップデートは行われないと考えますが、2018年にニュルブルクリンクでテストされている車両は、どのような市販モデルとなるのでしょうか?
GRスーパースポーツコンセプトのエクステリア 最高出力は1000psにもなる
TOYOTA GAZOO Racingからは、GRスーパースポーツコンセプトと呼ばれるモデルが発表されていて、2018年6月15日に開発に着手したと発表しています。搭載エンジンは排気量2,400ccのV6ツインターボで、ハイブリッドシステム(THS-R)を装備し最高出力は735kW(1,000PS)にもなります。
市販される時期は2026年頃になると示唆されていて、LFAより少ない100~200台限定・価格帯は1億円ほどになると予想します。このGRスーパースポーツコンセプトが、今回ニュルブルクリンクで目撃されたLFAテスト車両に関係すると考えています。
| エンジン種類 | V型6気筒直噴ツインターボ |
|---|---|
| 排気量 | 2,400cc |
| システム最高出力 | 735kW(1,000PS) |
| ハイブリッドシステム | THS-R |
| ホイールサイズ | 18インチ・13J |
| タイヤサイズ | 330/710R18 |
レクサスLFAは2010年から2012年にかけて生産されたレクサスのスーパーカー
LFAは2010年12月から500台限定で販売されたレクサスのスーパーカー 天使の咆哮と呼ばれるエンジンサウンドも魅力
レクサスLFAは2010年12月から生産を開始したスポーツカーで、レクサスのスポーティーカーであるFシリーズの頂点となるモデルです。エンジンはV型10気筒を搭載して排気量は4.8Lあります。最高出力は412kW(560PS)、最大トルクは470Nm(48.9kgm)あり、6速セミオートマのトランスミッションです。
ボディサイズは全長4,505mm・全幅1,895mm・全高1,220mmで、ホイールベースは2,605mmです。サスペンションは前にダブルウィッシュボーン・後ろにはマルチリンクを搭載しています。
生産はトヨタ自動車元町工場のLFA工房で、1日1台のペースで丁寧に作られ2010年12月から2012年12月までの間に500台が生産されています。
限定販売されたLFAの中で特に貴重なのが50台限定のニュルブルクリンクエディションで「LFAの頂点」と言われている
限定50台で生産されたモデルが「LFA ニュルブルクリンクエディション」で、大型ウィングやフロントリップスポイラーやカナードなどを装備して、いたるところにカーボン素材を使い軽量化を図っています。
| 全長 | 4,505mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,895mm |
| 全高 | 1,220mm |
| ホイールベース | 2,605mm |
| エンジン種類 | V型10気筒 |
| エンジン排気量 | 4,800cc |
| 最高出力 | 560PS/8,700rpm |
| 最大トルク | 470Nm/6,800rpm |
レクサス初のスーパーカー LFAのモデルチェンジ変遷
LFAはトヨタが展開する高級ブランド、レクサスが販売する2人乗りのスーパーカーで、2010年から2012年にかけ、限定500台で販売されたモデルです。開発費が膨大になったため、3,800万近い価格でありながらも赤字だったというエピソードを持ちます。そのノウハウはレクサス車に大きな影響を与え、生産終了から年月が経過した今も、レクサスFシリーズの頂点に君臨するモデルとして公式ウェブサイトに掲載されています。正式な車名は「Lexus F Sport Apex」。
レクサスLFA LFA10型/2010年~2012年
2009年10月、第41回東京モーターショーの開幕初日、レクサスLFAの市販仕様車がワールドプレミアされました。正式発表となる以前からモーターショーでのコンセプトカーが話題となっており、膨大な開発費を費やし、ついに世界56ヵ国にて限定500台の販売が決まりました。
日本での割り当ては165台でしたが、最終的には約200台が販売され、2010年4月に抽選によって購入者が決められました。発表当日から予約を受け付けましたが、高額にもかかわらず、販売予定数の2倍の予約があり、予約の締め切りを2か月繰り上げ、最終的には約200台が販売されました。
50台が生産予定の、高性能仕様の「ニュルブルクリンクパッケージ」は、直前まで開発やテスト走行が行われ、2012年初頭からの生産になりました。2012年12月4日には、予定数の500台の生産が完了しています。
試作モデルの中の27台は車検を受け、公道を走行できる状態でトヨタ自動車の拠点に現在でも保管され、それ以外の試作モデルもトヨタ博物館やレクサスギャラリー高輪、ヤマハ・コミュニケーションプラザなどに展示されており、市販型と違ったスタイルを見ることができます。
| レクサスLFAのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| LFA10型 | 2010年~2012年 |
レクサスLFA2プロトタイプはGRスーパースポーツコンセプトの開発車両の可能性が高い

2018年にニュルブルクリンクで目撃されたレクサスLFAニュルブルクリンクエディションのテスト車両は、フェンダーにカモフラージュが施されていて、形からワイドフェンダーになっているのが分かります。
LFAは2012年に生産終了されたモデルで、マイナーチェンジやモデルチェンジの予定はありませんが後継モデルとしてプラグインハイブリッド(PHEV)や電気自動車(BEV)をパワートレインとするLFA2が2026年以降発売の噂も。トヨタからはGRスーパースポーツコンセプトと呼ばれるモデルが2018年6月に開発着手と発表されていて、目撃されたテスト車両がGRスーパースポーツコンセプトの開発車両と推測できます。
GRスーパースポーツコンセプトはLFA2のコンセプトモデルになるという情報もあり、2026年以降の発売に向けてどのような進化を辿るのか期待しましょう。



















