女性に人気の車

女性に人気のキュートでオシャレな普通車20選|新車・中古それぞれの選び方と注意点

女性から人気の高いキュートでオシャレな普通車をまとめました。シエンタ・フィット・ルーミーなど実用性の高い国産車から、フィアット500・アルファロメオ ミトなど中古でも輝く輸入コンパクトまで、デザイン・燃費・向き不向きを踏まえて詳しく解説しています。

女性に人気のキュートでオシャレな普通車20選

軽自動車はカラフルで乗りやすく可愛い車も多いですが、衝突安全性や高速安定性はやはり普通乗用車に分があります。普通乗用車の中にもスタイリッシュでかっこいい車は数多くありますが、女性らしいキュートでオシャレな一台はなかなか見つけ難いもの。

今回は新車・中古車市場を問わず国内外のクルマを幅広くピックアップしました。ただし、ランキング内には生産終了・販売終了モデルも含まれており、それぞれ本文中に明記しています。中古車で探している方の参考にもなれば幸いです。

スズキ「スイフト」——走りを知る女性から支持されるコンパクト

スイフトの均整の取れたエクステリアはヨーロッパ市場でも評価されている

スズキのコンパクトカー「スイフト」は、無駄をそぎ落としたプロポーショナルな外観がヨーロッパ市場でも高く評価されているモデルです。国産コンパクトカーによく見られる「可愛さ優先」のデザインとは一線を画し、キレのある造形が大人の女性から支持を集めています。

スイフトはタイヤが大きく旋回できる構造を実現して、最小回転半径は4.8mをクリアする運転しやすい車

水冷タイプのクールドEGRシステムを採用したデュアルジェットエンジンを搭載し、熱効率を高めた燃費性能も魅力。WLTCモード燃費21.0km/L(HYBRID RS・2WD)は、月1,000km走行時のガソリン代(レギュラー175円/L換算)で約8,300円に相当し、コンパクトカーとして優秀な水準です。最小回転半径4.8mは5ナンバーサイズの中でもクラストップ級の小回り性能で、狭い駐車場でも取り回しが楽です。実際に運転席に収まってみると、着座位置が低くスポーティな重心感が伝わってきます。「走って楽しい車に乗りたい」という女性には特に刺さる一台です。

HYBRID RS(2WD)主要スペック
全長×全幅×全高 3,855×1,695×1,500mm
室内長×室内幅×室内高 1,910×1,425×1,225mm
ホイールベース 2,450mm
最小回転半径 4.8m
燃費(WLTCモード) 21.0km/L

マツダ「CX-3」——魂動デザインが映えるオシャレSUV

CX-3はスノーフレイクホワイトパールマイカなどのボディカラーを展開

CX-3は「魂動(こどう)デザイン」を採用し、上品かつエレガントな外観が世界各国で評価されているマツダのクロスオーバーSUV。スノーフレイクホワイトパールマイカなど清潔感のあるカラーラインナップが、お洒落を楽しむ女性からの支持を集めています。

CX-3は室内空間も上品で清潔感があって居心地の良さを演出してくれる

インテリアも手抜きがなく、ピュアホワイトの合成皮革にライドブラウンの差し色を組み合わせたシートデザインは、国産コンパクトSUVとしては異例の上質感。ただし全幅1,765mmとボディが大きめで、狭い住宅地や立体駐車場を使うオーナーからは「取り回しが思ったより大変」という声も聞かれます。都市部で毎日使う場合は最小回転半径5.3mという数値もあわせて確認しておくと安心です。

15S(2WD)主要スペック
全長×全幅×全高 4,275×1,765×1,550mm
室内長×室内幅×室内高 1,810×1,435×1,210mm
ホイールベース 2,570mm
最小回転半径 5.3m
燃費(WLTCモード) 17.0km/L

日産「キックス」——e-POWERで静粛性と燃費を両立した環境派SUV

  • キックスはツートンも含めたボディカラーの選択肢が豊富なクルマ
  • キックスのリヤビュー
  • キックスのスペック

「キックス」は、エンジンを発電のみに使い、走行はすべてモーターの力で行う日産独自の「e-POWER」を搭載したコンパクトSUV。2022年のマイナーチェンジで第2世代e-POWERを採用し、加速の滑らかさと静粛性がさらに向上しました。ガソリン車よりも静かで、アクセルひとつで速度コントロールができるワンペダルドライブ感覚は、一度体験すると病みつきになるという声が多いです。

キックスのツートンインテリアエディションを選択すれば車内が、女性が好むカフェのようなお洒落な雰囲気となる

ベージュやオレンジタンを大胆に配色する「ツートンインテリアエディション」は、カフェのような温かみのある空間が好きな女性に特に人気。WLTCモード燃費23.0km/Lは、月1,000km走行でガソリン代約7,600円(レギュラー175円/L換算)と経済的です。ただし後席の足元スペースはやや狭めなので、後部座席に人を乗せる機会が多い場合は事前に確認を。

X ツートーンインテリアエディション(2WD)主要スペック
全長×全幅×全高 4,290×1,760×1,605mm
室内長×室内幅×室内高 1,920×1,420×1,250mm
ホイールベース 2,620mm
最小回転半径 5.1m
燃費(WLTCモード) 23.0km/L

スズキ「クロスビー」——アウトドア派女性のライフスタイルにぴったりなSUV

クロスビーはカラフルで明るい印象を受けるボディカラーを数多く展開している

明るくポップなボディカラーを中心に展開する「クロスビー」は、週末は釣りや登山などのアウトドアを楽しみたい女性に人気のスズキのクロスオーバーSUV。全高1,705mmと車高が高く、荷物の積み下ろしがしやすい点もアクティブユーザーに好評です。

クロスビーの室内空間は快適性を重視しているので、友人を連れてドライブする際の会話が弾みやすい

乗車人数やドライブシーンに合わせた複数のシートアレンジも備え、荷室を広げれば自転車やサーフボードなど大きなギアも積み込めます。最小回転半径4.7mの取り回しやすさは、山間の細い道や商業施設の駐車場でも実感できます。一方、4WD仕様の燃費は17.0km/Lとハイブリッドモデルほどではないため、毎日の通勤距離が長い人は維持費もあわせて試算しておくと安心です。

HYBRID MV(フルタイム4WD)主要スペック
全長×全幅×全高 3,760×1,670×1,705mm
室内長×室内幅×室内高 2,175×1,355×1,280mm
ホイールベース 2,435mm
最小回転半径 4.7m
燃費(WLTCモード) 17.0km/L

ダイハツ「Boon(ブーン)」——女性向け収納を充実させた小型ハッチバック(生産終了)

ブーンの丸みを帯びたエクステリア

「Boon(ブーン)」はダイハツが製造していたハッチバックスタイルのコンパクトカーです。丸みを帯びたボディラインの可愛らしさと、登録車としてクラス最安水準の維持費が支持されていましたが、2023年12月に生産終了しています。姉妹車のトヨタ・パッソも同年9月に販売終了しており、現在は中古車でのみ購入可能です。

3代目「Boon(M700S)」はジューシーピンクメタリックなど女性向けのボディカラーを上級グレードにも展開。ディーラーオプションの本革風シートカバーやインテリアパネルセット(マゼンタ/カッパー)でインテリアを好みにカスタマイズできる点が、特に女性オーナーに評価されていました。

ブーンは女性が車内によく持ち込むアイテムを収納するスペースを多数用意している

助手席シートアンダートレイや化粧品ポーチが収まるインパネロングアッパートレイなど、女性ドライバーの「あったらいいな」を形にした収納設計はオーナーから高評価です。中古車で検討する場合、スマートアシスト搭載グレードかどうかを確認することがポイントです。

CILQ(シルク)GパッケージSA43主要スペック
全長×全幅×全高 3,680×1,665×1,525mm
室内長×室内幅×室内高 1,975×1,420×1,270mm
ホイールベース 2,490mm
最小回転半径 4.6m
燃費(WLTCモード) 21.0km/L

トヨタ「シエンタ」——子育てママ世代の「毎日の相棒」として定番のミニバン

シエンタは2列シート車(5人乗り)と3列シート車(7人乗り)を展開している

シエンタは子育て中のママたちから長く支持されてきたトヨタのコンパクトミニバン。2022年のフルモデルチェンジで誕生した3代目(MXP1#G型)は、GA-Bプラットフォームを採用して高剛性化。従来モデルで角張っていたバンパーコーナーに丸みを持たせ、表情が柔らかくなりました。

シエンタはシートバックテーブル等を追加設定すれば家族でのドライブをもっと楽しめる

ハイブリッドG(7人乗り・E-Four)のWLTCモード燃費は25.3km/L。月1,500km走行した場合のガソリン代はレギュラー175円/L換算で約10,400円と、7人乗りクラスとしては破格の低燃費です。両側スライドドアと低いフロア地上高は、チャイルドシートへの乗せ降ろし時に威力を発揮します。「スペックよりも実際に使えるかどうか」を重視するママ世代のオーナーが口を揃えて評価するのが、スマホ連携機能と後席の広さです。

ハイブリッド G(7人乗り/E-Four)主要スペック
全長×全幅×全高 4,260×1,695×1,715mm
室内長×室内幅×室内高 2,545×1,530×1,300mm
ホイールベース 2,750mm
最小回転半径 5.0m
燃費(WLTCモード) 25.3km/L

トヨタ「アクア」——5ナンバートップクラスの低燃費と使い勝手を両立したエコカー

アクアはトヨタの先進のハイブリッド技術が搭載されている女性からの人気の高いエコカー

トヨタのハイブリッド専用コンパクトカー「アクア」は、5ナンバーサイズのクラスでトップレベルの低燃費を誇ります。2021年のフルモデルチェンジで誕生した2代目(MXPK1#型)は、GA-Bプラットフォームを採用してホイールベースをロング化。その分だけラゲッジルームが広がり、バックドアの開口部もワイド化されました。

運転のしやすさを第一に考えて設計されたアクアの室内空間は、落ち着けて居心地が良い

グレードGのWLTCモード燃費33.6km/Lは、月1,000km走行でガソリン代約5,200円(レギュラー175円/L換算)。同クラスのガソリン車と比べると年間で3〜5万円の差が出やすく、維持費を重視する方には説得力のある数字です。Toyota Safety Senseを全グレードに標準装備しており、安全性能も高い水準にあります。買い物用途に使うなら、ラゲッジの使い勝手は実車で確認することをおすすめします。

G(2WD)主要スペック
全長×全幅×全高 4,050×1,695×1,485mm
室内長×室内幅×室内高 1,830×1,425×1,190mm
ホイールベース 2,600mm
最小回転半径 5.2m
燃費(WLTCモード) 33.6km/L

ホンダ「フィット」——女子旅にも映えるツートンカラーグレード「CROSSTAR」

ルーフレールを装着させてドアミラーなどをツートンカラーとするグレード「CROSSTAR」は人気が高い

ホンダの主力コンパクトカー「フィット」は2020年のフルモデルチェンジで4代目へ。BASICやHOMEなど複数のキャラクターモデルを展開していますが、なかでもSUVテイストのツートンカラーを採用した「CROSSTAR(クロスター)」は街乗りでも映えると女性に人気が高いグレードです。

ショールームのような非日常的な雰囲気が伴うフィットの室内空間はドライブを楽しませてくれる

各シートに弾力性のあるパッドを採用し、長時間座っても疲れにくい設計はロングドライブ向きです。実際に座面に触れてみると、ほどよい柔らかさとホールド感のバランスが印象的です。2022年のマイナーチェンジではHonda CONNECTを搭載し、スマホ連携機能も強化。e:HEV CROSSTARのWLTCモード燃費は27.1km/Lで、ファッションと経済性を両立したい方に向いています。

e:HEV CROSSTAR(FF)主要スペック
全長×全幅×全高 4,095×1,725×1,570mm
室内長×室内幅×室内高 1,955×1,445×1,260mm
ホイールベース 2,530mm
最小回転半径 5.0m
燃費(WLTCモード) 27.1km/L

トヨタ「ヤリス」——国産コンパクトの中で屈指の総合力を持つ一台

お洒落な街並みにも映えるヤリスのスタイリッシュなエクステリアは女性達から支持されている

ヤリスはトヨタのコンパクトカーとして初めてTNGAプラットフォームで開発された4代目(KSP210)。使用部品を根本から見直して生まれた設計は、圧倒的な低燃費と高水準の操縦安定性を両立しています。ハイブリッドGグレードのWLTCモード燃費35.4km/Lは、月1,000km走行でガソリン代約4,950円(レギュラー175円/L換算)に相当し、コンパクトカークラスで最高水準です。

ヤリスはボタンを押せば駐車をサポートしてくれるアドバンスト パークシステムを搭載している

「アドバンストパーク」システムはスタートボタンを押すだけで並列・縦列駐車をアシストしてくれます。苦手な駐車が一段階ラクになるこの機能は、駐車に不安を感じるドライバーから特に評価されています。ただし室内長は1,845mmとコンパクトカーの中でも少し狭めなため、後席によく人を乗せるなら事前に確認を。

ハイブリッド G主要スペック
全長×全幅×全高 3,940×1,695×1,500mm
室内長×室内幅×室内高 1,845×1,430×1,500mm
ホイールベース 2,550mm
最小回転半径 5.1m
燃費(WLTCモード) 35.4km/L

日産「キューブ」——カスタム自在なインテリアで運転が楽しくなる車(生産終了)

運転しやすいスクエアボディで初めて購入する車に人気のキューブ

日産のトールワゴン型コンパクトカー「キューブ」は、丸みのある愛らしいフォルムと個性的なインテリアが特徴の一台でした。スエード調クロスやクラッシュベロア調のシートに、アクアミントなどのパステルカラーを組み合わせる自由度の高いコーディネートは、「自分だけのクルマ」を持ちたい女性に支持されていました。

ただしキューブは2019年12月に生産終了、2020年3月に販売終了しており、現在は中古車のみ購入可能です。衝突被害軽減ブレーキが未搭載のモデルが多いため、安全装備を重視する方は注意が必要です。中古車で探す場合は走行距離と整備記録の確認を徹底してください。ディーラーオプションの「カラフルどこでもフック」など個性的なアクセサリーが今でも中古市場で見つかることがあり、往年のオーナーには根強い人気があります。

主要スペック(3代目・Z12型)
全長×全幅×全高 3,890×1,695×1,650mm
室内長×室内幅×室内高 1,950×1,395×1,275mm
ホイールベース 2,530mm
最小回転半径 4.6m
燃費(JC08モード) 19.0km/L

フォルクスワーゲン「ビートル」——ポップな色使いと丸いデザインが可愛い輸入コンパクト(生産終了)

フォルクスワーゲンのビートルは、丸いボディラインと丸いヘッドライトが生み出す独特の愛らしさが世界中で長く愛されたモデルです。エクステリア・インテリアともにポップな色使いで、ドイツ車らしい安定感のある走りも備えていました。12色のボディカラーと8色のシートカラーを組み合わせて個性的な一台に仕上げられる自由度の高さが魅力でした。

ただしビートルは2019年に世界生産終了しており、日本市場での新車販売もすでに終了しています。現在は中古車での購入のみとなります。輸入車ならではのアフターパーツも豊富で、中古でも個性的な一台を求める方には選択肢になります。ただし輸入車全般に言える話として、部品供給や整備コストはディーラーに確認しておくことを推奨します。

主要スペック
全長×全幅×全高 4,285×1,815×1,495mm
ホイールベース 2,535mm
最小回転半径 5.0m
燃費(JC08モード) 17.6km/L

スマート「フォーフォー」——世界最小クラスの回転半径で都市部での扱いやすさが抜群(日本販売終了)

ドイツ生まれの街乗りコンパクトカー、スマートの「フォーフォー」はクラス最小の最小回転半径4.1mが最大の個性です。都市部の狭い道路や入り組んだ駐車場が多い日本の環境で、縦列駐車やUターンを楽にこなせる取り回し性は実用的な強みでした。なお、スマートブランドは日本市場での販売体制を大幅に変更しており、購入前にアフターサービスや部品供給の状況を確認することをおすすめします。

都会的な2トーンカラーと、意外なほど広い車内空間が特徴。レインセンサーやオートエアコンなど快適装備も標準で備え、日常使いのシーンを幅広くカバーしていました。中古車での購入を検討する場合は、整備実績のある専門店での購入を選ぶことが長期使用のリスクを減らすポイントになります。

主要スペック
全長×全幅×全高 3,550×1,665×1,545mm
室内長×室内幅×室内高 1,740×1,330×1,200mm
ホイールベース 2,495mm
最小回転半径 4.1m
燃費(JC08モード) 22.3km/L

ジープ「レネゲード」——小動物のような丸いヘッドライトが印象的なコンパクトSUV

ジープが送り出したコンパクトSUV「レネゲード」は、小動物を連想させる丸いヘッドライトが愛らしく、女性に人気の輸入SUVです。本格SUVブランドの技術をシティサイズのボディに凝縮したモデルで、乗り込んだときのアイポイントの高さが生み出す見晴らしの良さは、コンパクトカーとは一味違う運転の楽しさを提供します。

全幅1,805mmと国産コンパクトカーよりやや大きめで、最小回転半径も5.5mあります。都心の狭い駐車場では扱いに注意が必要ですが、視界の広さと乗り降りのしやすいシートハイトは、長距離ドライブでの疲労軽減に貢献します。維持費については輸入車全般としてやや割高になりやすい部分を事前に把握しておくと安心です。

主要スペック
全長×全幅×全高 4,255×1,805×1,695mm
ホイールベース 2,570mm
最小回転半径 5.5m
燃費(JC08モード) 15.5km/L

ルノー「カングー」——日本で熱狂的なファンを持つフレンチコンパクトミニバン

フランスのルノーが販売するカングーは、ミニバンタイプのコンパクトカーです。毎年開催される「カングージャンボリー」など独自のファンコミュニティが育つほど、日本での根強い人気を誇っています。フランス車らしい色褪せないエクステリアと、長時間ドライブでも疲れにくい広い室内空間が高く評価されています。

両側スライドドアで狭い場所でも乗り降りしやすく、後部のバックドアも左右に開くバイパーツドア構造のため、荷物の積み降ろしが快適です。日常の買い物からファミリーユースまで幅広く使えますが、全高1,810mmと背が高いため、高さ制限のある機械式駐車場が使えない場合があります。利用する駐車場の高さ制限は購入前に確認を。

主要スペック
全長×全幅×全高 4,280×1,830×1,810mm
ホイールベース 2,700mm

MINI「クロスオーバー」——走りにもデザインにも妥協したくない女性向けプレミアムSUV

BMW傘下のMINIが販売するクロスオーバーは、MINI車種ラインアップの中でも日本での販売台数が特に多い人気モデルです。丸みを帯びたフロントマスクを持ちながら、SUVらしい存在感も兼ね備えています。全グレードにディーゼルエンジンを設定しており、低速からのトルク感は一度味わうと忘れられない力強さです。

洗練されたインテリアと、ドライビングの楽しさを犠牲にしない設計は「女性だから走りは二の次」にしたくない方に向いています。ただし輸入車としての維持費、特に定期点検やタイヤ交換のコストはディーラーに事前確認することをおすすめします。最小回転半径5.4mは国産コンパクトと比べてやや大きめです。

主要スペック
全長×全幅×全高 4,315×1,820×1,595mm
ホイールベース 2,670mm
最小回転半径 5.4m
燃費(JC08モード) 21.2km/L

フィアット「500(チンクエチェント)」——イタリア生まれの個性と、クラシカルな世界観が唯一無二

イタリアのフィアットを代表するコンパクトカー「500(チンクエチェント)」は、丸みのあるコロコロとしたフォルムと前後ピラーの傾斜が生み出す唯一無二のデザインで、イタリア本国のみならず世界中で支持されています。天井が開く500C、SUVタイプの500Xといった派生モデルもあり、ライフスタイルに合わせた選択肢が豊富です。

赤を基調とした洒落たインテリアはクラシカルな非日常感があり、インテリアにこだわる女性から特に評価されています。ただし全幅1,625mmは現代の道路環境でも扱いやすいコンパクトさである半方、後席は狭く実質2人乗りとして使う用途が現実的です。「見た目が好きで毎日2人で乗る通勤・通学向け」には刺さる一台ですが、後席に大人を頻繁に乗せる用途には向きません。

主要スペック
全長×全幅×全高 3,570×1,625×1,515mm
ホイールベース 2,300mm
最小回転半径 4.7m
燃費(JC08モード) 24.0km/L

日産「ノートe-POWER」——充電不要で使えるモーター走行の快適さが燃費重視の女性に人気

  • 3代目ノートのエクステリア
  • 3代目ノートのリヤ

日産の「ノートe-POWER」はガソリンを発電のみに使い、走行はすべてモーターが担うシリーズハイブリッド方式を採用したコンパクトカー。充電設備が不要で使え、モーター走行ならではの滑らかな加速と静粛性は「一度乗ったら戻れない」と語るオーナーも多いです。

3代目(2020年発売)のWLTCモード燃費は37.2km/Lと、コンパクトカークラスでトップレベルの低燃費。月1,000km走行でガソリン代約4,700円(レギュラー175円/L換算)で、維持費を重視する方にとって説得力のある数字です。ワンペダル操作に近いアクセルコントロールは慣れが必要ですが、慣れると疲労が格段に減ると言われています。

主要スペック(3代目 e-POWER X)
全長×全幅×全高 4,100×1,695×1,520mm
室内長×室内幅×室内高 2,065×1,390×1,255mm
ホイールベース 2,600mm
最小回転半径 5.2m
燃費(WLTCモード) 37.2km/L

トヨタ「ルーミー」——荷物の多い女性の日常に寄り添うコンパクトトールワゴン

ルーミー

トヨタの「ルーミー」は、5ナンバーサイズに収まるコンパクトな外形でありながら、室内高1,355mmという軽自動車を超える広さを持つコンパクトトールワゴンです。なお、かつて兄弟車として販売されていた「タンク」は2020年9月に生産終了し、ルーミーに統合されています。現在新車で購入できるのはルーミーのみです。

両側スライドドアを標準装備するにもかかわらず、全長3,700mmというコンパクトなボディは取り回しやすく、最小回転半径4.6mは都市部の駐車場でも頼もしいスペックです。室内長2,180mmは荷物が多くなりがちなシーンでも余裕があります。WLTCモード燃費24.6km/Lは同クラスのトールワゴンとして優秀。「軽よりも広くてスライドドアが欲しいが、維持費は抑えたい」という用途にぴったりなモデルです。

主要スペック(ルーミー G)
全長×全幅×全高 3,700×1,670×1,735mm
室内長×室内幅×室内高 2,180×1,480×1,355mm
ホイールベース 2,490mm
最小回転半径 4.6m
燃費(WLTCモード) 24.6km/L

ルノー「キャプチャー」——フランスらしい気品と個性を持つ都会派コンパクトSUV

フランスのルノーが販売するキャプチャーは、2トーンのボディカラーとメッキを多用した個性的なフロントマスクが上品な印象を与える都会派コンパクトSUVです。大径ホイールを履いて適度な迫力も持ち、「可愛いだけじゃない」のが魅力。シートカラーはオレンジとホワイトが設定されており、クールさを好む女性にも対応しています。

先進的な装備と軽快なハンドリングはドライビングを楽しいものにしてくれます。一方で全幅1,780mmと最小回転半径5.5mは、都市部の狭い場所では少し持て余すシーンもあります。輸入車として部品調達や整備費用の水準はあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

主要スペック
全長×全幅×全高 4,125×1,780×1,585mm
ホイールベース 2,605mm
最小回転半径 5.5m
燃費(JC08モード) 17.2km/L

アルファロメオ「ミト」——ハイセンスな女性を虜にするイタリア製スポーツコンパクト(販売終了)

イタリアのアルファロメオが生産していた3ドアハッチバック「ミト」は、艶のある上質な赤が映えるインパクトのあるエクステリアが特徴。車名の「MiTo」はデザインを行ったミラノ(Mi)と生産地のトリノ(To)の頭文字を組み合わせたもので、まさにイタリアそのものが凝縮されたような一台です。日本での販売は2018年10月に終了しており、現在は中古車でのみ入手可能です。

洗練されたシンプルなインテリアは要所にメッキを用いた上品な仕上がり。オプションシートには高級家具やブランドバッグにも採用されているポルトローナ・フラウ製のイタリアンレザーが使われたグレードも存在し、使用素材のレベルは国産コンパクトとは別次元です。メカニック的な観点では、旧型イタリア車全般として電装系や内装の経年劣化に注意が必要で、購入前に専門ショップでの状態確認を強くおすすめします。スポーティな走りとファッション性を両方求める、こだわりの強い女性に今でも人気のモデルです。

主要スペック(ミト スーパー)
全長×全幅×全高 4,070×1,720×1,465mm
ホイールベース 2,510mm
最小回転半径 5.5m
燃費(JC08モード) 14.6km/L

「1番乗りたい自分らしい車」を見つけよう

今回ご紹介した20台の中には、現在も新車で購入できるモデルと、中古車でのみ入手できるモデルが混在しています。購入を検討する際は、新車か中古かに加え、自分の生活エリアや用途(毎日の通勤・子育て・アウトドア・ドライブ趣味)に合わせて絞り込むと選びやすくなります。

輸入車は国産車と比べて「壊れやすい」「維持費が高い」と思われがちですが、現行モデルの信頼性は大幅に向上しています。ただし部品供給や整備ネットワークの広さは国産車が上回るケースが多く、近くにディーラーや専門店があるかどうかも購入の判断材料になります。乗りたい車を中心に据えながら、日常の使い勝手と維持費のバランスを照らし合わせて、長く愛せる一台を見つけてみましょう。