アウディQ3のモデルチェンジ情報:第3世代へ刷新、デザインとデジタル機能が劇的進化
アウディ ジャパンは2026年5月19日、プレミアムコンパクトSUVの「Audi Q3」およびSUVクーペ「Audi Q3 Sportback」をフルモデルチェンジし、同日より全国の正規ディーラーで発売した。日本市場では2020年以来、約6年ぶりとなる今回のモデルチェンジで第3世代へと進化し、デザイン、デジタル機能、効率性のすべてが大幅に強化されている。エクステリアは、ワイド&ローを強調した筋肉質なプロポーションが特徴で、SUVの力強さとクーペの優美さを融合させており、SportbackではAudi Q3より約30mm低いルーフラインによってさらにスポーティなシルエットが強調された。インテリアには、上位モデル譲りの「デジタルステージ」がプレミアムコンパクトセグメントで初採用され、11.9インチのバーチャルコックピットプラスと12.8インチのMMIタッチディスプレイが、視認性と操作性に優れた次世代のデジタル体験を提供する。走行性能面では、48Vマイルドハイブリッドを備えた高効率な1.5L TFSIエンジンと、quattro四輪駆動システムを組み合わせたパワフルな2.0L TFSIエンジンの2種類が用意された。また、アウディのコンパクトSUVとして初めて2バルブ式電子制御ダンピングコントロールサスペンションが導入され、路面状況に応じた緻密な減衰力制御によって、高い応答性と滑らかな乗り心地を両立している。安全性能については、25,600個のマイクロLEDを用いた最新のデジタルマトリクスLEDヘッドライトが、走行状況に応じて配光を能動的に調整するほか、エマージェンシーアシストなど多彩な先進運転支援システムが標準装備された。車両本体価格は、Audi Q3が550万円から、Audi Q3 Sportbackが571万円からとなっている。なお、今回のフルモデルチェンジを記念し、稀少なマットペイントを施した200台限定の「matte edition」や、専用装備を充実させた特別仕様車「launch edition」も同時に発売された。
筋肉質な美しさと先進の光。新型アウディ Q3の劇的進化したエクステリアを詳解
新型アウディQ3シリーズ
アウディ ジャパンから発売された新型「Audi Q3」および「Audi Q3 Sportback」は、デザイン、デジタル機能、効率性のすべてにおいて大幅な進化を遂げた。第3世代へと刷新された今回のモデルは、「SUVの力強さとクーペの優美さを融合させたデザイン」を核としており、ワイド&ローを強調した筋肉質なプロポーションが、プレミアムコンパクトSUVセグメントにおいて圧倒的な存在感を放っている。
彫刻的な造形と力強いSUVのプロポーション
新型アウディQ3シリーズ
フロントマスクには、アウディのSUVアイデンティティである八角形のシングルフレームグリルが中央に大きく構え、ハニカム状のメッシュパターンが奥行きを生み、四つのリングエンブレムを際立たせている。グリル両脇には縦方向に細く刻まれたデイタイムランニングライトが伸び、その下に水平基調のメインヘッドライトユニットが配置され、力強く堂々とした表情を形成している。サイドビューでは、初代quattroを彷彿とさせる張り出したブリスターフェンダーがホイールアーチを力強く縁取り、フロントフェンダーからリヤへ貫くシャープなキャラクターラインがドアパネルに鋭い陰影を落とし、車両全体に躍動感をもたらしている。
2つの異なるボディタイプが用意されており、Aピラーからルーフ後端まで一定の高さを保ち、リヤゲートを垂直に近い角度で立ち上げたSUVスタイルの「Audi Q3」に対し、「Audi Q3 Sportback」はBピラー付近を頂点に後方へ流れるようなルーフラインを描き、リヤエンドへ向かって緩やかに傾斜していく。SportbackのルーフラインはAudi Q3よりも約30mm低く設定されており、空力性能と美学を両立した優美なクーペシルエットを実現している。リヤセクションも面構成がクリアにまとめられ、全幅を一直線に横切る赤いライトストリップが中央のリングエンブレムを貫き、その下に台形のナンバープレートスペースと高めに配されたディフューザーが組み合わされ、クリーンで重心の低い印象を強調している。
先進のライティングテクノロジーと機能美
新型アウディQ3シリーズ
新型Q3のエクステリアを象徴するもう一つの要素が、最新のライティングテクノロジーである。フロントのデジタルマトリクスLEDヘッドライトには25,600個のマイクロLEDが搭載され、ユニット内部には四角いセルが規則的に並ぶデジタル基板のような意匠が広がり、点灯時には鋭く白い光のシグネチャーがグリル横へ伸びる。高精度な配光制御により対向車を眩惑せずに周辺を明るく照らすほか、路面に2本の線を投影して車線中央の走行を助けるオリエンテーションライトなどの先進機能を備える。
リヤライトは左右を一直線に結ぶ赤いLEDライトストリップを採用し、両端では縦方向に分割されたブロック状のグラフィックが浮かび上がる。アウディのコンパクトセグメントとして初めて、ロービーム点灯とともにAudi ringsが赤く発光するイルミネーテッド機能を標準装備した。さらに、全モデルにレッドブレーキキャリパーが標準装備され、ホイールスポークの隙間から鮮やかな赤がのぞき、足元のスポーティなアクセントとなっている。空力性能も追求されており、空気抵抗係数(Cd値)は0.30という優れた数値を達成している。
多彩なボディカラーと特別仕様の輝き
新型アウディQ3シリーズ
ボディカラーには、標準色のアルコナホワイトをはじめ、洗練されたメタリックカラーやパールエフェクトが幅広くラインアップされている。深みのあるセージグリーンの個体ではボディサイドに柔らかなハイライトが流れ、面の連続性と彫刻的な造形が際立つ。
- ソリッド:アルコナホワイト
- メタリック:グレイシアホワイト、タンボラグレー(S line不可)、ミトスブラック、プログレッシブレッド、ナバーラブルー、セージグリーン
- パールエフェクト:デイトナグレー(S line必須)
また、今回の発売を記念した特別・限定モデルには、通常はAudi exclusiveでのみ提供される希少なカラーが採用されている。200台限定の「matte edition」には光沢を抑えた重厚な質感のマデイラブラウンメタリックマットが採用され、ボディ全体が艶消しの暗褐色に沈み込み、エンブレム類やドアミラー、ウィンドウフレームをブラックで統一したブラックスタイリングパッケージと組み合わさることで、影に溶け込むような精悍さを際立たせている。さらに特別仕様車「launch edition」には、専用色のアローグレーパールエフェクトが用意されている。
足元を飾るホイールデザイン
ホイールは、advancedモデルに18インチの5アームデザインが標準装備され、ボリューム感のある足元が堂々としたプロポーションを引き立てる。一方、S lineパッケージ装着車では、シルバーの切削面とブラック塗装をコントラストさせた19インチ10スポークエアロデザインホイールが採用され、スポーク間からレッドキャリパーがのぞく構成によって、より精悍でアグレッシブな走りを予感させる外観となっている。
デジタルと上質さが融合。新型アウディ Q3の革新的なインテリア空間
新型アウディQ3シリーズ
アウディ ジャパンから発売された新型「Audi Q3」および「Audi Q3 Sportback」は、インテリアにおいても劇的な進化を遂げた。上位モデル譲りの最新テクノロジーをプレミアムコンパクトセグメントに初めて導入し、「デジタルステージ」と称される先進的な操作環境と、ドライバーを優しく包み込むような上質な素材感を高次元で融合させている。これにより、クラスを超えた快適性と直感的なデジタル体験を乗員に提供している。
「デジタルステージ」がもたらす先進の操作体験
新型Q3のインテリアの核となるのが、プレミアムコンパクトセグメントで初採用された「デジタルステージ」である。これは、11.9インチの「バーチャルコックピットプラス」と12.8インチの「MMIタッチディスプレイ」がシームレスにつながった「MMIパノラマディスプレイ」によって構成されている。
ディスプレイはドライバー側にわずかに角度を持たせた曲面パネルとして一体化され、ステアリング越しに視認するメーター部と、センター寄りに広がるタッチディスプレイが連続した黒いガラス面の中に並ぶ。タッチディスプレイ上にはアイコンが格子状に並び、UIにはモノトーン基調のデザインが採用され、ダッシュボード下端には細く赤いアンビエントライトが水平に走り、左右ドアトリムにも同色のラインが回り込んで、夜間のコックピットに鮮やかな彩りを添える。
ステアリングコラム統合型シフターとゆとりの空間設計
運転席まわりの大きな特徴として、アウディブランドとして初めて採用されたステアリングコラム統合型のシフター(シフトセレクター)が挙げられる。ステアリングコラム右側からは短いシフトレバーが、左側にはターンシグナルとワイパー操作を集約したレバーが伸びており、ステアリングから手を離さずに迅速な操作が行えるようになった。
この革新的なレイアウトにより、従来シフトレバーが配置されていたセンターコンソール上面はフラットなトレイ状のスペースへと姿を変え、その手前には小物入れと操作スイッチ類がまとめられ、すっきりとしたインターフェースが実現されている。ドアトリムからダッシュボードまでを滑らかにつなぐ「ソフトラップ」デザインと相まって、開放感のあるコックピット空間を創出している。
サステナビリティと快適性を両立したシートと室内素材
インテリア素材には、未来を見据えたサステナビリティへの配慮がなされている。標準装備の「パッセージクロス」シートにはリサイクルポリエステルが採用されており、ダークグレーの均質なファブリックがシート全面を覆い、座面と背もたれに段差の少ない面で構成されたフラットな造形がモダンな印象を強めている。
S lineパッケージ装着車には、サイドサポートを高く張り出させ肩部分にヘッドレスト一体型のシルエットを採用したスポーツシートが装備され、マイクロファイバー素材や「S」ロゴ、アガベグレーステッチがスポーティな世界観を強調する。さらに、オプションの「レザーシートパッケージ」を選択することで、レザー素材や「アンビエントライティングプロ」、サステナブル素材の「ダイナミカ」を用いた内装など、より一層上質な空間へとアップグレードすることが可能である。リアシートは座面と背もたれが大ぶりに造形され、中央席にもしっかりとした厚みが確保されており、左右席は外側へ向けて緩やかに傾斜したヘッドレストを備え、後席窓越しに広がる景色を取り込む開放感ある居住空間となっている。
多彩なアレンジを可能にする実用的なリヤセクション
実用性においても抜かりはなく、後部座席には40:20:40の3分割可倒式リヤシートを採用している。このシートは前後スライド調整やリクライニング機能も備えており、乗員の足元スペースと荷室容量を状況に応じて柔軟に調整できる。
ラゲッジスペースは、通常時で488リットルの容量を確保しており、リヤシートをすべて倒すことでAudi Q3では最大1,386リットル、Sportbackでは最大1,289リットルという広大な積載空間が出現する。フラットな床面設計や、足をかざすだけで解錠できるバーチャルペダル機能付きのオートマチックテールゲートが、日常の使い勝手を支えている。
感性を刺激するライティングとプレミアムな響き
室内を彩る演出として、最大30色から選択可能なマルチカラーアンビエントライティングが標準装備されている。さらに、上位の「アンビエントライティングプロ」では、レーザーカットを施したイルミネーテッドドアパネルがアニメーションを伴う光の演出を行い、パーソナライズされた空間を創出する。
音響面では、10個のスピーカーを備える「アウディサウンドシステム」が標準装備されるほか、オプションで「SONOSプレミアムサウンドシステム」を選択できる。このシステムは、サブウーファーを含む12個の高性能スピーカーと総出力420ワットのアンプにより、まるでコンサートホールにいるかのような臨場感溢れるバーチャルサラウンドサウンドを提供し、移動の時間を豊かなものにする。
走りと効率が次元を超えて融合。新型アウディ Q3のダイナミックな走行性能
新型アウディQ3シリーズ
アウディ ジャパンよりフルモデルチェンジして登場した新型「Audi Q3」および「Audi Q3 Sportback」は、走行性能においてもプレミアムコンパクトSUVの枠を超えた進化を遂げた。48Vマイルドハイブリッドを採用した高効率なパワートレインと、アウディのコンパクトSUVとして初採用となる先進のサスペンションテクノロジーを組み合わせることで、街中での扱いやすさと、高速域やワインディングでのスポーティで安定感のある走りを高い次元で両立させている。
効率とパワーを両立した2種類のTFSIパワートレイン
新型Q3シリーズには、それぞれ異なる個性を持つ2種類のパワートレインが用意されている。
「Audi Q3 / Q3 Sportback TFSI 110kW advanced」に搭載される1.5L TFSIエンジンは、最高出力110kW(150PS)、最大トルク250Nmを発揮する。このエンジンには、革新的な48Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)が組み合わされており、走行中にシステムが必要な動力を補うほか、コースティング(慣性走行)時にはエンジンを休止させて燃料消費を抑制する。さらに、低負荷時に4気筒のうち2気筒を休止させるシリンダーオンデマンド(CoD)効率システムも採用され、非常に高い燃費性能と滑らかな加速フィールを実現している。
一方、「Audi Q3 / Q3 Sportback TFSI quattro 150kW advanced」には、最高出力150kW(204PS)、最大トルク320Nmを発生するパワフルな2.0L TFSIエンジンを搭載。これにアウディ独自の4輪駆動システムquattroを組み合わせることで、路面状況を問わず卓越したトラクションと推進力を発揮し、意のままのスポーティなコーナリングと高い走行安定性を提供している。いずれのエンジンも、素早い変速を可能にする7速Sトロニックトランスミッションが標準装備される。
セグメント初導入の2バルブ式電子制御ダンピングサスペンション
新型Q3の乗り心地と応答性を劇的に高めているのが、アウディのプレミアムコンパクトSUVとして初めて導入された2バルブ式電子制御ダンピングコントロールサスペンションである。
このシステムは、伸び側と縮み側を独立して制御できる先進的な2バルブ構造を採用しており、ホイールごとに理想的な減衰力を瞬時かつ緻密に算出・調整する。これにより、路面の凹凸を穏やかに受け止めるしなやかな乗り心地と、ダイナミックな走行時の正確なハンドリングを両立した。独立したオイルチャンバー構造と逆止弁の採用によってオイル流路が最適化されており、高い応答性と滑らかさを同時に実現している。
意のままの操縦を支えるプログレッシブステアリングとドライブセレクト
操作性の面では、全モデルにプログレッシブステアリングが標準装備されている。これは、独自の累進的なギア比設定により、低速域や駐車時には少ないステアリング操作で快適な取り回しを可能にし、スポーツ走行時や高速域では安定感のあるダイナミックな操舵感をもたらす技術である。
また、車両の特性を瞬時に切り替えられるアウディドライブセレクトも搭載されている。ドライバーは「ダイナミック」「コンフォート」「エフィシェンシー」「バランス/インディビジュアル」といったモードを選択でき、パワーステアリングのアシスト量やエンジン、ギアチェンジの特性を好みに合わせて調整可能だ。さらに、quattroモデルには、過酷な路面状況に対応する専用の「オフロードプラス」モードも備わっており、あらゆるフィールドで自信を持ったドライビングを愉しむことができる。
進化したデジタル技術が守る。新型アウディ Q3が提示する次世代の安全基準
新型アウディQ3シリーズ
アウディ ジャパンよりフルモデルチェンジして登場した新型「Audi Q3」および「Audi Q3 Sportback」は、安全性能においても劇的な進化を遂げた。25,600個のマイクロLEDを用いた最新のライティングテクノロジーを安全運転の支援に活用するほか、プレミアムコンパクトセグメントの枠を超えた高度な運転支援システム(ADAS)を標準装備している。市街地から高速道路、そして駐車時に至るまで、あらゆるシーンでドライバーの負担を軽減し、乗員を保護する万全の体制を整えている。
高度なセンサーが支える先進の運転支援システム
新型Q3シリーズには、レーダー、カメラ、超音波センサーを駆使した最新の運転支援機能が幅広く搭載されている。高速道路などで車間距離を一定に保ちながら走行車線の中央を維持するアダプティブクルーズアシスト(ACA)は、長距離ドライブの疲労を大幅に軽減する。
また、不測の事態に備える機能も充実している。前方への衝突の危険を検知して警告やブレーキ介入を行うエマージェンシーブレーキアシスト(フロント)は、車両だけでなく歩行者や自転車も検知対象とする。さらに、走行中にドライバーの異常を検知し、反応がない場合に車両を車線内に停止させてハザードランプを点灯するエマージェンシーアシストも全モデルに標準装備された。
交差点や死角への対応も万全だ。見通しの悪い交差点で左右から接近する車両を監視するフロントクロストラフィックアシストや、隣車線の後方から近づく車両を検知して車線変更時の危険を知らせるアウディサイドアシストが、ドライバーの視界をサポートする。さらに、右折時の対向車を監視し、危険を検知すると自動ブレーキを作動させるターンアシストも備わっている。
駐車時のストレスを劇的に軽減するサポート機能
日常の使い勝手を左右する駐停車サポート機能も大幅に強化された。4台のカメラで車両の全周囲を映し出すサラウンドビューカメラに加え、駐車スペースを検知してステアリングやアクセル、ブレーキ操作を自動で行うパークアシストプラスが標準装備されている。
特に注目すべきは、アウディの上位モデルに準ずる新機能の導入だ。一度走行した駐車ルートを最大5件まで保存し、次回から自動で再現するメモリー機能(最長200m対応)や、直前に前進したルートを記録して自動でステアリング操作を行い後退を支援するリバーシングアシストが、狭い場所での取り回しを強力にバックアップする。
降車時の安全性にも配慮されており、停車後にドアを開ける際、後方から接近する車両などとの衝突の危険がある場合に注意を促すエグジットワーニングが全モデルに備わる。また、バックで出庫する際に左右からの接近車両を監視するリヤクロストラフィックアシストも、日常の安全確保に大きく貢献する。
路面を照らすだけではない、安全に寄与する最新ライティングテクノロジー
新型Q3の安全性能を語る上で欠かせないのが、最新のライティング技術である。高精度な配光制御を行うデジタルマトリクスLEDヘッドライトのユニット内部には四角いマイクロLEDセルが格子状に整然と並び、点灯時には個々のセルが独立した光点として浮かび上がる。対向車や先行車を眩惑させることなく周辺を明るく照射するだけでなく、安全運転を支援する新たなコミュニケーション手段としての役割も担う。
具体的な機能として、走行車線に沿って2本の線を路面に投影し、狭い道路などでの車線中央走行を補助するオリエンテーションライトや、車線変更時に方向指示器と連動して車線端を照らすレーンライトが実現した。さらに、外気温が一定温度を下回ると路面に雪の結晶マークを投影して路面凍結の注意を促すワーニングプロジェクションなど、光による先進的な安全支援が行われる。
リヤビューについても、左右を一直線に結ぶ赤いLEDライトストリップに加え、アウディのコンパクトセグメントとして初めて、ロービーム点灯とともにAudi ringsが赤く発光するイルミネーテッド機能が標準装備され、夜間の視認性とブランドの存在感を高めている。
万一の際も乗員を包み込む充実の衝突安全機能
衝突時の乗員保護についても、革新的な技術が導入されている。従来のフロント、サイド、ヘッドエアバッグに加え、新たにフロントセンターエアバッグが全モデルに標準装備された。これは運転席と助手席の間に展開するもので、側方衝突時に前席の乗員同士が衝突したり、ドライバーが助手席側へ衝突したりするのを防ぎ、衝撃を可能な限り低減する設計となっている。
このように新型アウディ Q3シリーズは、世代を越えるモデルチェンジによって先進のデジタル機能と緻密な安全設計を融合させ、プレミアムコンパクトSUVとしてトップクラスの安全性能を実現している。
希少なマットカラーが放つ圧倒的な存在感。200台限定の特別モデル「Audi Q3 Sportback matte edition」登場
新型アウディQ3シリーズ
アウディ ジャパンは、プレミアムコンパクトSUV「Audi Q3」シリーズのモデルチェンジを記念し、SUVクーペのSportbackをベースとした限定モデル「Audi Q3 Sportback matte edition」を発売した。このモデルは、通常のアウディ車では選択できない希少なボディカラーや、厳選された内外装のアップグレードが施された、わずか200台のみの特別な一台である。
新型アウディQ3シリーズ
新型アウディQ3シリーズ
新型アウディQ3シリーズ
新型アウディQ3シリーズ
新型アウディQ3シリーズ
新型アウディQ3シリーズ
プレミアム感を際立たせる専用マットペイントとブラックスタイリング
エクステリアの最大の特徴は、セグメントでも極めて稀少な純正マットペイント「マデイラブラウンメタリックマット」を採用した点にある。光を反射しない深い暗褐色がボディ全面を覆い、フードに走るキャラクターラインや張り出したフェンダーの稜線が、艶を抑えた表面の中で微かな陰影として浮かび上がる。このカラーは通常、カスタマイズプログラムの「Audi exclusive」でのみ提供される特別な色彩である。
さらに、精悍さを強調するために「S lineパッケージ」に加え、フロントグリル枠やリヤのリングエンブレム、ウィンドウモールまでを黒で統一した「ダークAudi rings & ブラックスタイリングパッケージ」、そしてプライバシーガラスを装備している。足元には、本限定車専用となるAudi Sport製の20インチアルミホイール(マルチスポークSデザイン ブラックメタリックポリッシュト&スモークド)が組み合わされ、ブラックを基調としたスポークの切削面が鈍く光を反射し、奥にレッドキャリパーがのぞくことで、標準モデルとは一線を画すスポーティで重厚な佇まいを完成させている。
モダン・ラグジュアリーを体現した上質なインテリア空間
室内においても、限定モデルに相応しい贅沢な装備が奢られている。シートには、上質な質感の「レザーシートパッケージ」を採用。ダッシュボード下端とドアトリムには赤いアンビエントラインが水平に走り、ブラックを基調とした室内に鮮烈なアクセントを加える。デコラティブパネルには、ナチュラルアンスラサイトの「アメリカンホワイトウッド」を配し、最新のデジタルコックピットと天然素材の温もりが調和した、モダンなラグジュアリー空間を演出している。
パワフルな2.0L TFSIエンジンとquattroの走行性能
ベース車両には、パワフルな走行性能を誇る「Audi Q3 Sportback TFSI quattro 150kW」が選ばれた。最高出力150kW(204PS)、最大トルク320Nmを発生する2.0L TFSIエンジンに、アウディ伝統の4輪駆動システムquattroを組み合わせ、あらゆる路面状況で安定した力強い走りを実現する。トランスミッションには素早い変速を可能にする7速Sトロニックが採用されている。
「Audi Q3 Sportback matte edition」の車両本体価格は、778万円(税込)となっている。世代をまたぐモデルチェンジという記念すべき節目に用意されたこの限定車は、デザインとクオリティの両面で究極のプレミアムを求める層に向けた、特別な選択肢といえる。
S lineの精悍さを纏った導入記念車。新型アウディ Q3 / Q3 Sportback「launch edition」の特別装備を詳解
アウディ ジャパンは、プレミアムコンパクトSUV「Audi Q3」シリーズのフルモデルチェンジを記念し、特別な内外装と先進機能を標準装備した特別仕様車「Audi Q3 / Q3 Sportback launch edition」を発売した。このモデルは、1.5L TFSIエンジンを搭載する「advanced」グレードをベースに、通常はオプションとなるデジタルマトリクスLEDヘッドライトやS lineさながらのスポーティな装備を数多く採用しており、新型Q3シリーズの魅力を凝縮した一台となっている。
専用ボディカラーと力強さを強調するコントラストペイント
エクステリアにおける最大の特徴は、特別仕様車ならではの洗練されたカラーバリエーションである。専用色の「アローグレーパールエフェクト」をはじめ、「タンボラグレーメタリック」および「グレイシアホワイトメタリック」の全3色が用意された。
これらのカラーは、ロワーバンパーやホイールアーチ、サイドシルをマットなブラックで塗り分けるコントラストペイントと組み合わされ、ボディ下部を引き締めることでプロポーションをよりダイナミックに演出している。さらに、後席の居住性を高めつつ精悍な印象を与えるプライバシーガラスも標準で装備されている。
足元を彩る専用ホイールと先進のデジタルマトリクスLED
足元には、本モデル専用となるAudi Sport製の19インチアルミホイール(5アームダイナミックデザイン シルクマットグレーポリッシュト)が奢られた。ボディカラーと調和するシルクマットグレーの仕上げが、プレミアムな存在感を高めている。
また、ライティングテクノロジーについても、通常110kWモデルではオプション設定となる最新の「デジタルマトリクスLEDヘッドライト」を標準装備した。これは25,600個のマイクロLEDを用いた高精度な配光制御を可能にするもので、オリエンテーションライトやレーンライトなどの先進的な安全支援機能を提供し、夜間走行の安全性を飛躍的に向上させている。
インプレッサムクロスのスポーツシートによるスポーティな室内
インテリアは、標準モデルよりも一段とスポーティな世界観でまとめられている。シートには、サイドサポートを大きく張り出させ肩部からヘッドレストまでを一体的に造形したスポーツシートを採用し、表皮には質感の高い「インプレッサムクロス」を施している。
このインテリア構成により、S lineパッケージ装着車に匹敵するスポーティな存在感を室内空間にもたらしている。ベース車と同様、11.9インチのバーチャルコックピットプラスと12.8インチのMMIタッチディスプレイを組み合わせた「MMIパノラマディスプレイ」が構築する「デジタルステージ」も備わり、直感的な操作環境と上質な居心地が融合されている。
高効率な1.5L TFSIマイルドハイブリッドと車両価格
パワートレインには、最高出力110kW(150PS)、最大トルク250Nmを発揮する1.5L TFSIガソリン直噴ターボエンジンを搭載している。このエンジンには、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を用いた48Vマイルドハイブリッドシステムと、低負荷時に2気筒を休止させるシリンダーオンデマンド(CoD)が組み合わされており、滑らかな加速フィールと優れた燃費性能を両立している。駆動方式は前輪駆動(FWD)で、トランスミッションには素早い変速を可能にする7速Sトロニックが採用された。
「launch edition」の車両本体価格は、Audi Q3が636万円(税込)、Audi Q3 Sportbackが657万円(税込)となっている。世代を重ねるモデルチェンジを経て磨かれた新型アウディ Q3シリーズのデビューを象徴する、高い機能性とデザイン性を兼ね備えた特別仕様車である。
新型アウディ Q3シリーズの価格と主要諸元
新型アウディQ3シリーズ
アウディ ジャパンから発売された新型「Audi Q3」および「Audi Q3 Sportback」は、効率性に優れた1.5L TFSIエンジンと、パワフルな走行を可能にする2.0L TFSIエンジンの2つのパワートレインを軸にラインアップが構成されている。最新のデジタル技術と洗練されたデザインを纏い、これまでのモデルチェンジで培われたプレミアムコンパクトSUVセグメントにおいて新たな基準を提示している。各モデルの車両本体価格および詳細なスペックは以下の通りである。
車両本体価格一覧
新型Audi Q3シリーズは、ベースとなる「advanced」グレードに加え、導入記念の特別仕様車や台数限定の希少なモデルが用意されている。
| モデル | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | ステアリング | 車両本体価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| Audi Q3 TFSI 110kW advanced | 1.5L 直列4気筒DOHC ターボ (150PS/250Nm) | 7速Sトロニック | FWD | 右 | 5,500,000円 |
| Audi Q3 TFSI quattro 150kW advanced | 2.0L 直列4気筒DOHC ターボ (204PS/320Nm) | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 6,070,000円 |
| Audi Q3 Sportback TFSI 110kW advanced | 1.5L 直列4気筒DOHC ターボ (150PS/250Nm) | 7速Sトロニック | FWD | 右 | 5,710,000円 |
| Audi Q3 Sportback TFSI quattro 150kW advanced | 2.0L 直列4気筒DOHC ターボ (204PS/320Nm) | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 6,280,000円 |
| Audi Q3 launch edition | 1.5L 直列4気筒DOHC ターボ (150PS/250Nm) | 7速Sトロニック | FWD | 右 | 6,360,000円 |
| Audi Q3 Sportback launch edition | 1.5L 直列4気筒DOHC ターボ (150PS/250Nm) | 7速Sトロニック | FWD | 右 | 6,570,000円 |
| Audi Q3 Sportback matte edition (限定200台) | 2.0L 直列4気筒DOHC ターボ (204PS/320Nm) | 7速Sトロニック | quattro | 右 | 7,780,000円 |
主要諸元表
新型Q3シリーズのボディサイズは全モデル共通の全長4,530mm、全幅1,860mmをベースとしているが、全高についてはSUVタイプのQ3が1,610mmであるのに対し、Sportbackは1,570mmと低く設定されている。
| 諸元項目 | Q3 TFSI 110kW advanced | Q3 TFSI quattro 150kW advanced | Q3 Sportback TFSI 110kW advanced | Q3 Sportback TFSI quattro 150kW advanced |
|---|---|---|---|---|
| 全長 (mm) | 4,530 | 4,530 | 4,530 | 4,530 |
| 全幅 (mm) | 1,860 | 1,860 | 1,860 | 1,860 |
| 全高 (mm) | 1,610 | 1,610 | 1,570 | 1,570 |
| ホイールベース (mm) | 2,680 | 2,680 | 2,680 | 2,680 |
| 車両重量 (kg) | 1,610 | 1,710 | 1,610 | 1,700 |
| 乗車定員 (名) | 5 | 5 | 5 | 5 |
| 総排気量 (cc) | 1,497 | 1,984 | 1,497 | 1,984 |
| 最高出力 [ネット] (kW(PS)/rpm) | 110(150)/5,000-6,000 | 150(204)/4,500-6,000 | 110(150)/5,000-6,000 | 150(204)/4,500-6,000 |
| 最大トルク [ネット] (Nm(kgm)/rpm) | 250(25.5)/1,500-3,500 | 320(32.6)/1,500-4,400 | 250(25.5)/1,500-3,500 | 320(32.6)/1,500-4,400 |
| 燃料消費率 WLTCモード (km/L) | 15.6 | 12.1 | 15.6 | 12.1 |
| 駆動方式 | 前輪駆動 (FWD) | quattro (4WD) | 前輪駆動 (FWD) | quattro (4WD) |
| トランク容量 [VDA値] (L) | 488 | 488 | 488 | 488 |
| 燃料タンク容量 (L) | 58 | 63 | 58 | 63 |
ヘッドライトはハロゲンランプが装着されていますが、市販車モデルではLEDヘッドライトをオプション装備すると考えられます。ロービームやハイビームを自動的に切り替えたり、周りのドライバーに気を配った適切な配光をしてくれる便利なヘッドライトです。
アウディQ3のモデルチェンジ遍歴

Q3はドイツのアウディが販売するプレミアムコンパクトクロスオーバーSUVである。アウディのSUVラインナップの中でも最もコンパクトなクラスに位置し、フォルクスワーゲンのティグアンとはMQBプラットフォームを共有する姉妹車にあたる。2011年の初代登場以来、全世界で累計200万台以上を販売しているアウディのベストセラーモデルのひとつで、これまで複数回のモデルチェンジを経て進化を続けてきた。
アウディQ3 初代/2011年~2018年
2011年7月、初代Q3が欧州で販売を開始した。ガソリンエンジンは2.0L直噴ターボの「TFSI」の170PSと211PSの2種類、ディーゼルエンジンの「TDI」はターボを採用していた。
2012年5月、日本市場に「Q3 2.0 TFSI quattro 211PS」と「Q3 2.0 TFSI quattro 170PS」の導入を発表した。
2014年2月、日本市場で限定200台の限定モデル「Q3 S-line Competition」を発売。3月にはトップパフォーマンスモデルの「RS Q3」が日本に投入された。8月には「Q3 1.4 TFSI」を設定。11月、改良モデルを欧州で発表している。
2015年2月、「Q3 color selection – Misano Red」を120台限定で発売した。5月には改良モデルを発売し、FFでは「Q3 1.4 TFSI」と「Q3 1.4 TFSI Sport」、クワトロでは「Q3 2.0 TFSI 180PS」と「Q3 2.0 TFSI 220PS」が用意された。2016年9月には欧州で改良モデルが発表されている。
2017年3月、一部仕様変更が実施され、フロントバンパーに新デザインを採用した。9月には一部仕様変更と、「Q3 2.0 TFSI 220PS」の廃止が行われている。
2018年5月、「Q3 S line competition」を1,250台限定で発売した。
アウディQ3 2代目/2018年~2025年
2018年7月、2代目Q3が欧州で発表された。MQBプラットフォームを継続採用しつつ、ボディサイズの拡大とインテリアの大幅刷新が行われた。2019年7月にはクーペSUVスタイルの「Q3 Sportback」が欧州で発表され、ラインナップが拡充されている。
2020年8月、日本市場で「Q3」「Q3 Sportback」の発売が開始された。「Q3」のグレードは「35 TFSI」「35 TFSI advanced」「35 TFSI S line」「35 TDI quattro advanced」「35 TDI quattro S line」の5グレード、「Q3 Sportback」は「35 TFSI」「35 TFSI S line」「35 TDI quattro S line」の3グレード構成となっていた。
2020年10月、トップパフォーマンスモデルの2代目「RS Q3」および「RS Q3 Sportback」が日本に導入され、同年12月8日に発売された。最高出力400PSを発揮する2.5L直列5気筒TFSIエンジンを搭載し、Q3シリーズの頂点に位置するモデルとして高性能化が図られた。
2022年10月、「RS Q3」の誕生10周年記念車「RS Q3 エディション 10years」を世界限定555台で生産。日本にも割り当てが行われた。
2024年7月、Q3シリーズに洗練された内外装が特徴の限定モデル「Q3 high style」「Q3 Sportback high style」が追加設定されている。
アウディQ3 3代目/2025年~
2025年6月16日、3代目となる新型Q3が欧州で世界初公開された。約7年ぶりとなる今回のモデルチェンジでは、デザイン、デジタル機能、走行性能、効率性のすべてが大幅に刷新された。8月25日にはクーペスタイルの「Q3 Sportback」が発表され、欧州ではQ3が2025年10月、Sportbackが同年11月から販売を開始している。
パワートレインには、1.5L TFSI(150PS)に48Vマイルドハイブリッドを組み合わせたガソリンモデル、2.0L TFSI quattro(204PS/265PS)、2.0L TDI(150PS)のディーゼル、そしてシリーズ初設定となる「Q3 e-hybrid」のプラグインハイブリッドモデルが用意された。PHEVはシステム出力272PSを発揮し、WLTPモードでのEV走行距離は最大119kmに達する。
装備面では、11.9インチのバーチャルコックピットプラスと12.8インチのMMIタッチディスプレイで構成される「デジタルステージ」をプレミアムコンパクトセグメントに初導入。さらに25,600個のマイクロLEDを用いたデジタルマトリクスLEDヘッドライト、ステアリングコラム統合型シフター、AI音声アシスタント「Audi Assistant」などが採用された。
2026年5月19日、アウディ ジャパンが新型「Audi Q3」および「Audi Q3 Sportback」を日本市場で発売。同日、限定200台の「matte edition」と特別仕様車「launch edition」も同時に投入された。
| アウディQ3のモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 | 2011年~2018年 |
| 2代目 | 2018年~2025年 |
| 3代目 | 2025年~(日本は2026年~) |



























